したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【ミ】『ギャザリング・ガーデン』其の二

1 『誰かさん』 :2017/09/12(火) 01:53:18



願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃

211 『一斤染めの夢』 :2019/01/02(水) 05:01:44
>>209 (今泉PC)
>>210 (ヨロズPC)

カレン:「プレゼントって言ってもお下がりのお下がりだよ」

「今はまだ着れてるけど、その内女の子の服はぜーんぶタマキにあげないといけなくなっちゃくかも」

不満げに長い黒髪をいじると、白いリボンがそれに合わせて揺れた。

カレン:「アイって人探しができるのかな? 未来なら分かる? あ、本人に聞けば早いかな?」

カレンが小首を傾げた。

カレン:「島の外にはいないよ。断言出来るのは、あの子がこの島を作ったから」

「あの子の持ってる白い本はそういうものなんだ。スタンドを生み出す本」

「だからタマキを見つけて、本をなんとかしないと」

「タマキの安全はこの島で保証しちゃいけないから」

212 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/02(水) 10:54:23
>>209(ヨロズさん)
>>210(GM)

「お下がりのお下がり……そうだったんですねえ」

カレンさん、カワイイ格好が好きなのかな。
そういう趣味の親か、お姉さんがいるのかな?
そもそも男の子? 女の子? どっちでもない?
どっちにしても、今はフツーに似合いそう。

けど、あんまり深く突っ込まないどこ。
なんとなく、嫌そうに見えるし。
今じゃなくていつかの話なんだろうし。

「あは、見せるのは別に良いですけどっ」
「人探しは……得意でもないですよね、先生?」

「あ、先生と私は『物が壊れた』事と」
「……『人が怪我した』事が分かるんですけど」

「分かるのは今、ここで壊れたってことだけ、なんですよね」

タマキさんが今この場で怪我したとか、本が破れたとか、なら分かる。
けどそれが起きたって事は、あんまり良いことじゃない、と思う。

「それに、分かるのは……えーと」
「10m」「かなっ? それくらいの範囲なので」

「フツーに足で探すしかないですね!」
「もちろん、もし反応があったら言いますよ」

とりあえず、動き出すのが良いと思った。
芽足さんが言うように、山の麓の方へ行こう。

213 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/02(水) 13:05:40
>>211(GM)
>>212(今泉さん)
>カレン:「島の外にはいないよ。断言出来るのは、あの子がこの島を作ったから」

 「あの子の持ってる白い本はそういうものなんだ。スタンドを生み出す本」

 「だからタマキを見つけて、本をなんとかしないと」

 「タマキの安全はこの島で保証しちゃいけないから」

>「フツーに足で探すしかないですね!」
「もちろん、もし反応があったら言いますよ」


「承知しました」
「では、我々は早速麓に向かうとして、カレンさんは如何しましょう」

「こちらで上空から探し続けるのであれば、携帯番号など教えて頂いたほうが」
「お互いにとって良いかと思います」

『ボーダー・リーヴァー』(左手)を解除。
バッグからスマートフォンを見せる様に取り出す。

このやり取りが終わったら麓へ向かう。

214 『一斤染めの夢』 :2019/01/02(水) 21:17:33
>>212 (今泉PC)
>>213 (ヨロズPC)

カレン:「物が壊れた時……なぁるほど」

カレンが頷いた。

カレン:「ボクは……もうちょっと飛んでみようかな。島の広がった所をまだ確認できてないんだ」

そう言って自分の着ているワンピースのポケットに手を突っ込んだ。
ずるりと引きずり出したのはたくさんの携帯電話。
ストラップでひとまとめにされ、携帯同士がぶつかり合ってガチャガチャと音が鳴っている。

カレン:「ボク、自分の電話は持っていんだ。こういうのでいいんだよね?」

カレンが恐らくそのたくさんある携帯の内、一つの電話番号を口頭で伝えた。
これで連絡が取れるだろう。

215 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/02(水) 21:44:34
>>213(ヨロズさん)
>>214(GM)

「わーっ、コレクションしてるんですかっ!?」
「いいなあ、私もスマホ、もう一つ欲しいかも」
「片方しか使わなくなりそうだけど」

大量の携帯は、流石に驚いた顔になった。
ともかくマスキングテープで飾ったスマホを出す。
それから電話番号を聞いて、アドレス帳を増やす。

「タマキさん見つけたら電話しますね」
「近くにある物とか」「地名とか? 教えますんで」
「カレンさん、それじゃまた!」

「……さてっ」
「行きましょうか、芽足さん」
「先生は、一旦おしまいでお願いします」

カレンさんが行ったら、動き出そう。
そこは芽足さんもきっと同じ気分じゃないかな。

それととりあえず先生は解除しておくことにする。
傷ついた感覚は、先生を出してなくても分かるし。
もしかしたら、出してるせいで、目立つかもだし。

216 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/02(水) 23:38:34
>>214(GM)
>>215(今泉さん)

「ええ、ありがとうございます」

カレンから教わった番号を自分のスマートフォンに登録する。

「それではいきましょうか、今泉さん」

スマートフォンをバッグにしまい、麓へ向かう。

217 『一斤染めの夢』 :2019/01/04(金) 00:21:02
>>215 (今泉PC)
>>216 (ヨロズPC)

カレン:「コレクションっていうか……あはは……知らない方がいいことってあるよね」

そんなことを言って笑って、カレンがポケットに携帯を突っ込んだ。

カレン:「あ、言い忘れてた。タマキってよく寝ちゃう子なんだ。どこかで昼寝してるかもしれない」

「起こしてもいいけど気をつけて! あの子、癇癪持ちなんだ!」

カレンの傍に小さな地球儀のヴィジョンが浮かび、足が地面から離れる。
そのまま太陽に近づこうと飛び上がり、止まってから前方に進んで行った。

『ワカリマシタ。何カアレバ呼ンデクダサイネ。力ニニナレルカモシレマセンシ』

『コール・イット・ラヴ』が消える。
そして、二人は長い下り坂を降りていった。

■■■■■■

白い塀に囲まれた白い建物。
恐らく住居なのだろう。
建物が増えるにつれて人の数も増えていく。

「あら、こんにちは��」

「元気かい? あ、ビスケット食べる?」

「このパンうちの新商品なんだけど貰ってくれるかい? シキョーヒンってやつさ」

なんというか……人がすごく絡んでくる。
目が合ったら声をかけられるか、頭を下げられるのが常だ。

目の前には人だかりが見える。
塀がなくなった道は商店街のようだ。
聞き込みをしたりや商店を覗いてみるのもいいかもしれない。

218 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/04(金) 02:15:56
>>216(ヨロズさん)
>>217(GM)

「カンシャク持ち、ですって芽足さん」
「どうします?」「もし寝てる所を見つけたら」
「起こさずに運んだ方がいいのかな」
「フツーに難しいとは思いますけども」

芽足さんは人を抑えたりできるのかな。
先生はそういうの、あんまりしてくれない。

とにかく今は『商店街』だ!

「あっこんにちは」「フツーに元気です」
「もらっていいんですかっ! いただきますね」
「ビスケットも」「パンも!」

挨拶は返す。それがフツーだ。
もらえるものはもらっておく。
食べるのは今はやめておく。
お腹空いてるわけでもないし。

「にぎやかな町ですね。人が良すぎるってこれかあ」

          キョロ      キョロ

芽足さんに話しかける。
監視カメラとかはない感じらしいけど……
それ以外の『機械』とかはフツーにあるのかな?
電信柱があれば分かりやすいんだけども。
 
「あのーっ、すみません」
「ふもとの……えーっと、海の方に行きたいんですけど」

「この道、まっすぐで良いんですかねっ」

それから一応、通りがかった商店とかで軽く聞いてみよう。
あとから違いました、っていうフウになってもいやだと思う。
こっちから話しかけたらどうなるのかと、店の様子も気になるし。

219 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/04(金) 20:43:16
>>217(GM)
>>218(今泉さん)

「コレクション、ですか」

    ワガドウホウ
「確かに携帯電話はカッコいいですからね」ウィーン
「多岐にわたる仕事も正確ですし」

なぜか得意げに頷きながらタマキに関する注意事項を聞く。

「起こさずに運ぶのは私は得意ではありません」
「カレンさんを呼んだ方が良いと、私は思います」
「ともかく、行きましょうか」

『コール・イット・ラヴ』が消えるのを確認しながら坂を下っていく。


────

「いただきます」ウィーン
「ええ、良好です」シャキーン
「お気づかい感謝します」プシュー

人々に順序良く正確に対応するヨロズ。


「さて、この島が『住民が人が良すぎる』『防犯カメラが必要ない』ということは」モグモグ

「小さな女の子が一人でいたら、気にするはずですよね」
「だから、『タマキさん』の事を尋ねたら」
「『あっさり教えてもらえる』か『例外的な対応をされる』のどちらかだと思います」

住民からもらったパンを食べながら今泉に話しかける。

「ですが、そうですね。まずはいろいろ質問してみましょうか」

今泉について歩き、今泉に質問された住民の様子を伺う。

220 『一斤染めの夢』 :2019/01/04(金) 23:09:19
>>218 (今泉PC)
>>219 (ヨロズPC)

今泉が声をかけたのはクレープ屋だった。
白基調の綺麗な制服の店員。
即ち、ウエイターの女性が二人。
短髪の女性がテキパキと客をさばいていく。
もう片方は調理担当なのか黙々とクレープの生地を焼いていた。
今泉の言葉に答えたのは調理担当の女性だ。
相方とは対照的に長い髪をポニーテールにまとめていた。

ポニー:「いらっしゃい! ってあらら、お客さんじゃない感じかな?」

「海? うんうん、ここの坂をぐーって下りてったら海に着くよ」

「綺麗だよー今の時期ならまだ泳げるかなー」

街の中に電信柱らしきものはない。
ただ文明的な生活をしていそうではある。
一応スマホの地図アプリが起動したからそういう通信が不可能ではないのだろう。
このクレープやが営業できる程度には設備もある。

ポニー:「他になにかあるかな? お姉さんお話聞くよ」

短髪:「バッカお前、トッピングそれじゃねえバカ!」

ポニー:「え? ほんとー? あ、ホントだー。あはは」

短髪:「お前追加の生地は?」

ポニー:「もうあるんだなーこれがー……あ、これいる? どうせ出せないし」

221 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/04(金) 23:34:27
>>219(ヨロズさん)
>>220(GM)

「そうですねえ、例外っていうのは怖いですけど」
「見た感じ『フツー』の人たちに見えますし」
「どんどん聞いても良さそうですね」

芽足さんに返事して、クレープ屋さんと話す。

「あっ、お客さんでもあります!」
「ちょうどクレープ、食べたくって」

甘いものは美味しい。
フツーに好きだ。

「へぇ〜、いいですねえ」
「芽足さん、耐水性とか大丈夫ですよね?」

芽足さんに冗談を言う。
ロボジョークって感じだ。
それにしても。

「あ、そもそも私、水着持ってないやっ」

……『泳げる』?
それ、フツーじゃない気がする。
今って、冬じゃなかったっけ?
ここは日本とは気候も違うってこと?

「他だと」「えーと、『小さい女の子』見ませんでした?」
「これこれこういう見た目なんですけど……」

タマキさんの見た目を教えて、聞いてみる。
知ってたら話が早いけど、まあフツーに知らないかも。

「わ! いただいてもいいんですかっ」
「……あ」「芽足さん、これいります?」

「芽足さんがいるなら私、新しく好きな味買いますけどっ」
「私はそっちでも嬉しいんで、どっちでもどうぞ!」

クレープは貰うけど、芽足さんも欲しいかもしれない。
もし欲しそうならあげちゃって、自分の分は自分で買っちゃおう!
いらなそうとか、芽足さんこそ何か別の味が欲しそうなら、これは私が食べちゃえ。

222 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/04(金) 23:52:05
>>220(GM)
>>221(今泉さん)
>「へぇ〜、いいですねえ」
 「芽足さん、耐水性とか大丈夫ですよね?」

「ええ、勿論」
「耐水性は『我々』にとって長い間、課題ではありましたが」
「それも今や昔、です」ウィーン

回答するヨロズ。

今泉が店員と会話している間に店内に視線を走らせるヨロズ。
パソコン、或いは固定電話の様な通信機器を探しているようだ。

「クレープは、結構です。先程パンを頂きましたので」
「どうぞ、今泉さん」

「ところで、店員さん」
「あなたたちはいつからこちらにいらっしゃるのですか」

今泉の質問とは別に、ヨロズも店員に問う。

223 『一斤染めの夢』 :2019/01/05(土) 00:57:30
>>221 (今泉PC)
>>222 (ヨロズPC)

ポニー:「たい……すい……? 人、ん?」

そんな風に小首を傾げてから、今泉の手に向かってクレープを差し出した。
トッピング間違えで売れない品物。
リンゴのソースにシナモンパウダー。
それからちょっぴりのホイップクリームを添えた一品。
甘い香りがほのかに漂う。

ポニー:「小さい女の子……うーん、見たことあるかもだけど、見かけるところバラバラだしなぁ」

「ランちゃんなんか知ってる?」

短髪:「ん? あぁ、商店街とか海とかでたまに見かけるよな。他人の家の子か?」

ポニー:「ややや。あの子、駅から来たんじゃないの?」

短髪:「駅? お前それ本気で言ってんの? あ、いらっしゃーせー」

ポニー:「ホントホント。信じられないけど、話してるの聞いたもん。はい、イチゴとチョコソースのクレープでーす」

店内を確認するヨロズ。
壁に固定電話の受話器が掛けられているのは見える。
パソコンは見つからない。
電話での注文も受け付けているのだろう。

ポニー:「え? いつからって、いつから? 生まれた時から、だけど?」

224 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/05(土) 01:30:37
>>222(ヨロズさん)
>>223(GM)

「流石、最新鋭ですねえ」

冗談っぽく、返事しておく。

「駅? フツーじゃないんです?」
「私、この辺はあまり詳しくなくって」

ここが島なら、駅なんてある理由が分からない。
だからフツーじゃないんだろうけど、一応聞こう。

ここの出身じゃないってバレそうだけど。
まあ、それは道を聞いた時点でバレてるよね。

「それじゃあ遠慮なく!」
「ありがとうございますっ」

とりあえず、クレープを受け取って。

「いただきまーす」

        ムシャムシャ

食べてみるのだ。

味は、フツーなのかな?
においはアップルパイみたいで美味しそうだ。

「芽足さん、じゃあこのまま海行きますかっ?」

海でも見かけるみたいだし、それが良い気はする。

225 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/05(土) 13:25:41
>>223(GM)
>>224(今泉さん)

「……」

店内の固定電話を見るヨロズ。

(会話の傍受が手掛かりにならない事も無いですが……)

『ボーダー・リーヴァー』での『潜伏』を断念し、店員に向き直る。


「……『駅』、ですか」ギュインッ
「もう少し詳しく教えて頂けますか」


新しく現れた単語『駅』に反応する。
『駅』に関しての更なる情報を得ようとしている。


>「芽足さん、じゃあこのまま海行きますかっ?」

「ええ」
「このまま、特に優先すべき行き先がなければ行きましょう」

肯定する。

226 『一斤染めの夢』 :2019/01/05(土) 21:31:44
>>224 (今泉PC)
>>225 (ヨロズPC)

ポニー:「フツーじゃない? え? あ、外からの人なんだ。そうでしょ? たまに居るよね、そういう人。うんうん」

勝手に納得したように頷いている。
外からの人。
そう彼女は言ったがその様子は前までと変わらない。
特に驚くでもなく、特別な感情を抱く様子はなく。
物珍しいものでは無いらしい。

ポニー:「えっと、駅の話だったよね? この島には駅がないの……島だしね」

「でもね、本当はあるかもってみんな思ってる。私もあの子も、ね」

存在しない駅。
しかし、住人はその存在を信じている。
短髪のウエイターの手が一瞬止まり、視線がこちらに向けられる。
小さく頷き、ポニーテールの女性の言うことを肯定したあと、視線を外してまた仕事に戻る。

ポニー:「だからその女の子が駅から来たって話を聞いて、びっくりしちゃった。だってそれってお城から来ましたって言われてるみたいで、現実感ないなーって」

「けど本当だったら凄いよね! 皆探してるんだよ、駅。いろんな人が探して手がかりがあるのかないのかって駅から来たんだよ!?」

だんだん興奮してきた。

ポニー:「駅がある方がフツーじゃないんだよー! でもその駅から来たってすごくなーい!?」

このままだと長引くかもしれない。
切り上げて海に向かうのもいいだろう。
何か聞きたいことがあるなら聞くのもいい。
もちろん、駅についてでも。

227 『一斤染めの夢』 :2019/01/05(土) 21:37:13
>>226

「あ、お代はいらないよー」

クレープのことらしい。
柔らかい甘みが今泉の口の中に広がる。
あっさりとしたリンゴソースには細かく切られたリンゴの身が入っており、シャリシャリしている。
シナモンの香りと共に食欲を大きくしてくれるスパイスだ。
滑らかな口当たりのホイップクリームは主張し過ぎずクレープの味に変化をもたらしてくれていた。

228 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/05(土) 22:39:00
>>225(ヨロズさん)
>>226-227(GM)

「あ、わかりますっ?」
「私も外から来たんだと、思うんです」

外と中って関係なのかは分からないけど。
とりあえず、言って問題はないみたいだ。

「そうですね……すごいと思います」
「無いはずのものがあるなんて」
「とっても、フツーじゃなくって」

「駅なんて、あったらすぐ分かりそうですしねえ」
「誰も見つけられない駅から来た……うーん」

この人たちも、外に出たいのかな。
駅を見つけたら、私たちも帰れるのかな。

「あっ、タダでいいんですかっ!?」
「ありがとうございます! 美味しいですね〜これ」

           ムシャムシャリ

クレープはフツーに美味しい。
味覚があってよかった。

「それじゃあ、私たちはとりあえず海に行ってみますね!」
「もし後でここに戻ってきたら、またお話聞かせてくださいっ」

駅についていろいろ聞いてもいい。
手掛かりにはならなくても、噂とかを聞いてもいい。

けど、タマキさんは駅から来たんだ。
だからタマキさんを見つければ、駅についてもわかる気がする。
これで『タマキさんを探す』のと『ここから出る』のは一つになったんだ。

229 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/05(土) 23:38:14
>>226-227(GM)
>>228(今泉さん)

「……なるほど。外からの人、たまに居るのですね」

頷きながら言葉を反芻するヨロズ。

「そして、あるかもしれない『駅』」
「どうして『あるかも』と思っているのでしょう」
「無い物を『あるかも』、と」

店員に問いかける。

「今は、簡単に答えていただければ結構です」
「詳しい話はまた、後ほど伺いに来るかもしれません」

「まずは海を、見てきます」

今泉がクレープを食べ終わるのを待ちながら、
スマートフォンを開いて地図アプリを開く。
この島に来た時の位置から動いているかどうか確認しようとする。

「では、ありがとうございました」
「行きましょう、今泉さん」

海へ向かう。

230 『一斤染めの夢』 :2019/01/06(日) 01:45:35
>>228 (今泉PC)
>>229 (ヨロズPC)

ポニー:「?」

「だって、あるかもしれないから。というか、なんとなくだけど駅って多分どこかにあるんじゃないかって思ってる」

そういう概念らしい。
雲の向こうに天空の城があると信じている、という感覚とは違う。
本気で思っている。
フィクションの中の存在ではなく、現実の存在として駅を認めながらも、見たことは無い。
見たことがないからない、ないと言われてるからない、じゃなく、見たことがないからあるかもしれないという感覚。
いや、本当はもっと別の理由があるのかもしれないが、そういう感じだった。

ポニー:「はーい、行ってらっしゃいー!」

笑顔で手を振って見送ってくれた。
仕事の手を休めないまま、二人が見えなくなるまでり

■■■

海に着いた。
太陽が暖かい。
空気の寒さをカバーしてあまりある暖かみ。
それは不自然なものでは無いが、それでも泳ぐのに適しているかは謎だ。
海は透き通るように青い。
宝石を水に溶かしたようである。

「……」

黒く長い髪。
しかし、カレンとは違い髪には何もつけていない。
いや、というか体格から違う。
高校生くらいの体。

「……」

浜風を受けながら髪を撫でる。
白い肌。
波打ち際に立って、足首あたりまで波を受けている。
そして、特に目を引くのは彼女の右手に握られた『ショットガン』
明らかな異物。
それはスタンドなのだと質感で理解出来た。

231 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/06(日) 01:59:28
>>230

「なんだかおとぎ話みたいですねっ」

ジュブナイルっていうのかな。
この島自体がそんな感じだ。
本が作った島だから?

そして私達は海に着いた。

「うわーっ、綺麗な海ですね!」
「それに、なんだろ。あったかい」
「テレビで見た『沖縄』みたい」「あ、いや」
「どうせなら『ハワイ』の方がお得ですかね!」

などと芽足さんに冗談を言っていた。
そうしたら、知らない人がいた。
私達と同じくらいの年に見える。
なんだか、綺麗な人な気がするかな。

「……あのーっ、すみませーん」

それで、あれはスタンドだと思う。
先生を出すか迷う。
けど、出してもあんまり意味ないか。

「私達」「人、探してるんですけど」
「ここで『小さい女の子』見かけませんでしたかーっ!」

とりあえず……いきなり驚かせたら撃たれたりするかも。
駅とか、外とか、銃とかには触れず、それ以外で聞きたい事を聞く。

232 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/06(日) 13:40:28
>>230(GM)
>>231(今泉さん)

>「だって、あるかもしれないから。というか、なんとなくだけど駅って多分どこかにあるんじゃないかって思ってる」

「ふむ……そうですか」

店員の目を見据えながら、応えるヨロズ。
それ以上追求することなく、海へ向かおうとする。

道中、スマートフォンを取り出して地図アプリを起動する。
この島に来た時に示された位置から移動しているか確認しようとする。


────

「ええ、綺麗で『いい海』ですね。理想的な『海』に近い」
「冷たさや厳しさよりも、温かさや美しさが全面に現れている」

明るい様子の今泉と言葉をかわしながら
他の島が見えないか、周囲を見渡そうとするが

「……」

『ショットガン』を握った少女を確認すれば
少し腰を落とし、身構える。
右手は身体の横、指先をピンと伸ばし
左手はバッグの中でスマートフォンを持つ。

今泉の問いかけに付け加える。
「私は『ヨロズ』と申します」
「あなたのお名前を教えて頂いてもよろしいですか?」

相手の返答を待つ。

233 『一斤染めの夢』 :2019/01/06(日) 20:02:51
>>231 (今泉PC)
>>232 (ヨロズPC)

スマートフォンの地図アプリに表示される座標は、やはり安定しない。
星見駅の近くにいる事実だけは変わらない。
星見駅の周囲から逸脱しない程度のブレが起きている。
現在位置を表す地図はやはり瞬間移動するように飛んでは消えてを繰り返す。

■■■

「あら、何かしら」

「そゆなに身構えられるとこちらも緊張してしまうわね。それとも、どこか体の具合が悪いのかしら」

女性が振り返る。
鋭い目。
薄く笑み、落ち着いた雰囲気のある人だった。

「私は小鍛治明(こかじあきら)」

「ヨロズさんと、貴方は?」

今泉に声を投げかけた。

「それと小さい女の子……見た気もするけど。どうだったかしら、思い出す必要があるわね」

そういった所で、着信音が鳴る。
出どころは小鍛治明だ。

「……出てもいいかしら?」

234 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/06(日) 21:42:31
>>232(ヨロズさん)
>>233(GM)

銃を持ってるんだし警戒はすると思う。
けどそうだ、こっちが見えてるのは分からないんだ。

「私は今泉 未来(いまいずみ みらい)です」
「思い出すまでフツーに待ちますよ!」
「海って、ちょっと久しぶりだし」

海が久しぶり、っていうのは私が外から来たから。
この『島』なら、それはフツーじゃないと思う。
だって、こんなに街と海が近いんだから。

……電話の音。
私のじゃない。

「お電話ですか? どーぞどーぞ!」
「私は……砂の城でも作っておきますねっ」

座り込んで、砂を集め始める。
待てる、ってことが分かりやすいと思う。

「あっ、芽足さんも一緒に作ります?」
「何か別のことのがいいかな」「水遊びとか」

235 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/06(日) 23:01:07
>>233(GM)
>>234(今泉さん)

ヨロズはスマートフォンの反応に変化は無い事を知る。

「手掛かりは、まだ少ないですね」
「……タマキさんを探せば解決、するといいのですが」


───

「調子は悪くありません、ええ」
「電話、どうぞ」

注意深く『小鍛治明』を見ながら言葉を返す。

(『ボーダー・リーヴァー』で彼女のスマートフォンに『潜伏』すれば)
(今後の行動で優位には立てるかもしれない)
(通話中の隙を狙えば、高確率で成功するだろう)
(しかし、その行動が原因で明確に『敵対』する可能性も、あり得る)

結局、そのままの体勢で彼女を見ていたが──

「ええ、砂の城、作りましょうか」

スマートフォンをバッグにしまい、左手をフリーに。
顔を小鍛冶に向けたまま腰を落として、左手で砂を集める。
その動きは人間としては少しだけ不自然で、何となくロボットぽかったかもしれない

236 『一斤染めの夢』 :2019/01/07(月) 00:01:24
>>234 (今泉PC)
>>235 (ヨロズPC)

「そう、申し訳ないわね」

「……そ。貴方たちはそういう人なのね。いい事よ。親切も警戒も」

そう言って通話を開始する。
依然、右手にはショットガン。
何を思っているのかは分からない。
ただ、解除はされなかったという事実がある。

「もしもし、ええ、相も変わらず変な島よ」

「それにしても昨日はごめんなさいね、急に電話をしてしまって」

「ふふ、声が聞きたかったからなんていうのは、もっと親しい女の子に言ってあげなさいな」

にこやかな雰囲気だ。
リラックスしている。

「ええ、来て欲しいのよ。正直困ってるわ。もう九日目だし」

「円山さん? ……そう、分かったわ」

通話終了。

「……ごめんなさいね、お待たせして」

「ええっと女の子の話よね?」

「何度か見た事があるわ。街中を駆け回ったり、どこかで昼寝をしていたりしてたから印象に残ってるわ」

「ええっと海小屋のあたりかしら……案内するわ」

237 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/07(月) 00:28:44
>>235(ヨロズさん)
>>236(GM)

「そこもうちょっと砂盛りません?」
「屋根の形を整えたいというか」
 
       バサバサ

砂の形を整えてたら、電話が切れた。

「……あ、お電話終わりましたっ?」

九日目。
私達よりずっと長い。
でも、それだけ長い事生きてるんだ。
汚れてたり、突かれてたり、充電切れてたりもしない。

「いえいえ、大丈夫ですよ」
「友達との電話ってフツーに大事ですし」

「それで、そう、女の子なんです」

知らないかも、と思ってたけど。

「えっ!? ほんとですか! 是非案内お願いします」

「見つかると良いんですけど」
「他に手掛かりも、少ないですしねえ」
「海小屋でかき氷でも食べてたらいいな、タマキさん」

芽足さんに声を掛けつつ、小鍜治さんに着いていく。
海小屋もあるんだ。ビーチボールとか売ってないかな? そんな場合でもないか。

238 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/08(火) 00:42:39
>>236(GM)
>>237(今泉さん)

「こんな、感じでしょうか」

砂の城を見ずに作りながら(勿論あまり出来は良くない)
小鍛冶の言葉を聞きとる。

通話が終われば、今度は今泉と小鍛冶のやり取りを無言で聞く。


「……案内していただけるのであれば、助かります」

話を聞き終えれば、小さく頷いて同行する。

239 『一斤染めの夢』 :2019/01/08(火) 03:23:13
>>237 (今泉PC)
>>238 (ヨロズPC)

砂の城の建設。
通常の城では考えられないスパンでの建築は小さなサイズと砂浜という材料が潤沢である環境あってこそだ。

「思うのだけれど、普通はこの時期にも海小屋ってやっているものなのかしらね」

「シーズンオフですもの、人が来ないからやらないのが普通じゃなくて?」

「……ここで普通ということが通じるのかは知らないけど」

手の中からショットガンが消える。
波打ち際の方まで小鍛治が歩いていく。
裸足のまま二人に近づき、方向転換。
向かう先には木造の建物があった。
あれが海小屋なのだろう。
隣には寂れたレンガ造りの建物だ。

「いるといいわね」

240 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/08(火) 03:41:50
>>238
>>239

「どうなんでしょうね」「開いてたらいいなあ」
「町の人が、海開きしてるみたいに言ってましたし」

              ざっ…
 
        ざっ…

「ここはフツーじゃなさそうですし」

スニーカーで砂浜を歩いていく。
帰ったらちゃんと洗わないとだ。

「あ、お城はこのままにしときましょう!」
「良い感じになりましたねえ」

砂の城を背にして、海小屋へ。
あれは壊れたら先生でも直せなさそうだ。
壊れるまでが砂の城、なのかもしれないけど。

「ここですか〜。フツーの海小屋ですね」
「横は……物置とかかな」

「それじゃ、行きますか芽足さんっ」
「小鍜治さん、案内ありがとうございました!」

とりあえず海小屋の様子を見てみる。
何か売ってても、タマキさんがいるか見てからかな。

何も無さそうなら、横の建物も見る事になるかも?

241 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/09(水) 00:00:20
>>239(GM)
>>240(今泉さん)

『警戒』を緩めるヨロズ。
小さく息を吐き、手に着いた砂を払い、言葉を発する。

「さあ、どうでしょう、か」
「暖かくて綺麗な水場があると」
「何故か『人間』は泳ぎたくなるらしい、ですし」ギュインッ

上半身をぶらさずに真っ直ぐに立ち上がって見せると
『ショットガン』が『消えた』事もあってか、
少しリラックスした様子で言う。

「案内、感謝します」
「あなたの目的が何かは知りませんが」
「双方にとっていい結果が待っている事を望みます」

そう言いながら見据えた先には木造の海小屋とレンガ造りの建物。
カレンの探し人は、そして今泉とヨロズの帰還方法は
この先で待っているのだろうか。

242 『一斤染めの夢』 :2019/01/10(木) 00:16:55
>>240 (今泉PC)
>>241 (ヨロズPC)

「一応海小屋もやってるみたいよ」

「海の水は暖かかったし……さむさとはふつりあいなほどに」

海小屋は営業中らしい。
砂の城を背にし、歩き出す。
形あるものはいつか崩れる。
先生は傷つくものを認識できても、天珠を全うするものは分からない。
もしかしたら、崩れる砂の城は破壊ではなく、ひとつの終着なのかもしれない。

「私の目的? ここから出ることよ。もう出る方法というか目処のようなものもたってきてるし」

「それじゃあ頑張ってね」

海小屋の窓から中をのぞくと、カウンターの中に店員らしき男性。
扉の前には休憩中の看板が立っている。
レンガの建物の方は高い位置に窓があってのぞけそうにない。
どちらの扉も鍵はかかってなさそうだ。

243 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/10(木) 01:06:26
>>241(ヨロズさん)
>>242(GM)

「あは、芽足さん『人間』に詳しいですねっ」
「確かに、泳ぎたくなってきたかも」

芽足さんに冗談言ってたら、海小屋は開いてた。
それに……レンガの建物も。

「とりあえず、行ってみましょうか!」

「手分けとかします?」「うーん、でも」
「フツーに一緒に行った方が安全かな」
「タマキさんが暴れ出した場合とかに」

建物が二つでこっちは二人。
先生も入れたら、三人だけど。
でも、わざわざ分かれる事も無いよね。

「海小屋は店員さんしかいない、ですねえ」

窓から見た感じ海小屋にはいなさそうだ。
それなら、後で良いんじゃないかな。
先に店員さんに話を聞くのはアリかもしれないけど。

「それにしても……」「『出る方法』、ですか」

小鍛治さんの言ってる事も気になる。
あとで聞いてみたいけど、教えてくれるかな。

「タマキさんを見つけたら、私達もきっと分かりますよねっ!」

そういうわけで、芽足さんが止めないならレンガの建物に近付く。
そしてほんの少しだけドアを開けて、中の様子を見てみる。

「……お邪魔しまーす」

                 ソロォォ〜〜〜〜〜・・・

244 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/10(木) 23:15:09
>>242(GM)
>>243(今泉さん)

>「私の目的? ここから出ることよ。もう出る方法というか目処のようなものもたってきてるし」

「……そう、ですか」
「私も脱出は望んでいますが、その前にやる事がありますので」

淡々と告げ、小鍛冶と別れる。


「ええ、詳しいですよ」

「『人間』と良い関係を築くことは」
 ロボット
「 我々 にとってとても重要なことですから」

今泉の言葉に答えながら、建物へと進んでいく。

「出る方法とタマキさんを探すことは『繋がっている』と考えます」
「ただ、そうでなくとも、私はタマキさんを、カレンさんの元に連れ戻します」
「そう、したいので」

手についた砂を払い
真っ直ぐに建造物を見ながら、告げるヨロズ。


「そう、ですね」
「二人で行動し続けた方が、良いと思います」
 ・・・・
「少しだけですが、私にも『物理的制圧力』がありますので」
「一緒に居た方が、安心かと」

両腕を指先までピンと伸ばしながら
今泉の背後から、煉瓦の建物の中をのぞこうとする。

245 『一斤染めの夢』 :2019/01/11(金) 01:44:18
>>243 (今泉PC)
>>244 (ヨロズPC)

「そう、私にはその子たちのことは分からないけど」

「大切なことね」

「頑張ってね、お嬢さんとロボットさん」

そう言って小鍛治明は笑った。

レンガの建物に鍵はかかっていない。
ゆっくりと開く扉。
太陽が窓から光を投げ込んでいる。
整備されていない内部。
奥にはたくさんの木箱が積まれて、いくつかの山が出来ていた。
その一つの中に誰か乗っている人がいた。
それはカレンの言っていたタマキの特徴に合致していた。

?:「……」

木箱の上で横になり、体を丸めて寝ているらしい。

246 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/11(金) 02:06:04
>>244(ヨロズさん)
>>245(GM)

「ええ、頑張ってみます」「それじゃあまたっ」

小鍛治さんに別れを告げた。
帰りに会うかもしれないけど。

「私達も良い関係を築きましょうね」
「明日お弁当一緒に食べません?」

今までそこまで仲良しでもなかった。
けど、こういうのはいい機会なのかも。
明日帰れてるのは、信じたいことだ。

「あはっ」「私も、そう思いますよ」
「困ってる人を助けたいのは、フツーですもんね」
「人間でも、ロボットでも……ねっ」

そして……私はドアの中を覗く。

「……私も先生も『制圧』とかは苦手ですので」
「あ、私が叩いたり蹴ったりは出来るけど」

先生は、まだ出さなくっていい。

「芽足さん、いざという時はお願いします」「……あっ」

『修理』はいくらでもする。
それが先生の能力だから、フツーだけど。

「……!」

        しーっ

口元に手を当てて、静かにのサイン。
あれ、どう見てもタマキさんだよね。
寝てる。起こしたらまずいんだよね。

「……どうします、芽足さん」
「とりあえず、『カレンさん』呼びます?」

自分達で起こすのは、ちょっと不安だ。
スマートフォンを出す。ついでにマナーモードにしておく。

247 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/13(日) 01:24:56
>>245(GM)
>>246(今泉さん)

「ええ、フツーです」
「それでも、『困っている人を助けたいのはフツー』と」
「言える貴方を、私は好ましく思います」

小さな笑みを今泉に向けて応える。


「……」

そして建物の中に、『タマキさん』は居た。
聞いていた特徴とは合致しているが、
『白い本』を持っているか確認する為に凝視する。

「そうですね、カレンさんを呼んでみましょうか」

小さな声で答えると、建物の中を見ながら三歩後退し、
スマートフォンを取り出して、カレンに電話をかける。

248 『一斤染めの夢』 :2019/01/13(日) 02:35:39
>>246 (今泉PC)
>>247 (ヨロズPC)

普通。
それを通すのは普通でありながら時に難しい。

タマキ:「……んん、カレン……」

箱の上で寝返りを打つ。
落ちそうになるが、ギリギリのところで持ちこたえている。
服の一部が膨らんでいる。
上着の中に本を入れているらしい。
本の形が浮き上がっている。

カレン:「はいはーい。タマキ見つかった? 今どこ? すぐ行くよ」

249 <削除> :<削除>
<削除>

250 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/13(日) 03:17:20
>>247(ヨロズさん)
>>248(GM)

「あはは、そうですかねえ」

「でも」

だって私は、フツーにしてるだけだから。
それがフツーだと思うから、それをするんだ。

「芽足さんがそう言ってくれるなら」
「それは」「うんっ」「フツーに嬉しいですねっ!」

フツーの事をして、みんなと、フツーに楽しく生きるんだ。

「……あはっ」

嬉しいって気持ちで、絶対間違いない。

「外で『合図』とかしてた方がいいんですかね」
「お〜〜い、って大きく手を振るとかかな」

カレンさんへの電話は芽足さんに任せて、
私はタマキさんの様子を見ておくことにする。

「カレンさんが空から見やすいように……あ」

そしたら。落ちかけてるし。

「そんな場合じゃ、なさそうですねこれ!」

タマキさん……落ちたら流石に大変な事になるよね?
私もベッドから落ちて起きたら痛くて、多分嫌な気持ちだと思うし。

「先生、タマキさんが今にも落ちて怪我しそうなんですけど」
「落ちそうになったら支えてあげる、とか出来ますかっ!?」

どうせ危ないなら先生に出てもらっておく。
能力とは関係ないけど、お願い出来たりしないかな。

あと、もちろん声は抑えてるし、それが原因で起きたりはしないようにする。

251 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/13(日) 21:53:48
>>248(GM)
>>250(今泉さん)

>カレン:「はいはーい。タマキ見つかった? 今どこ? すぐ行くよ」


「海小屋の隣にあるレンガ造りの建物です」
「お願い、します。これで解りますか?」

短く答えながら、今度は前方に足を進める。

「この距離では、無理です」
「直接、受け止めるしかありません」


マイクから口を離すと、スマートフォンを渡しながら今泉に小声で告げる。

「近づきます」

足音に注意はしながらも速足でタマキさんに近づく。
なにかあればすぐに、『ボーダー・リーヴァー』を『起動』出来るよう、
右手を前に突き出しながら。

252 『一斤染めの夢』 :2019/01/14(月) 00:54:56
>>250 (今泉PC)
>>251 (ヨロズPC)

カレン:「オッケー。ジェット機ぐらいのスピードで向かう」

電話口から風を切る音が強くなって伝わる。
そして速足で近づくヨロズ。

『コレハ……』

現れる『コール・イット・ラヴ』

『私モ、行キマショウ』

先生は先生だ。
生徒の頼みを無下にはしない。
本体であろうとなかろうと、先生は優しい。
タマキとヨロズの距離が約1mといったところで、彼女の体が傾いた。
落ちる。
高すぎることはないが、それでも落ちることに変わりはない。

253 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/14(月) 13:47:58
>>119(ヨロズさん)
>>120(GM)

「先生流石っ! 戻ったらすぐ宿題やります!」
「あと予習と復習も」「国語も後回しにしないし」

先生は自分で動いて治すことが能力。
私が勝手に動かしたり、そういうのは出来ない。
でも『先生』として必要なお願いは聞いてくれる。
分かってはいたけど、ありがたいと思った。

「この距離からじゃそれこそ……」
「私が割って入っても邪魔になりますよねえ」

「芽足さん、先生っ、お願いします……!」

先生は速くて、きれいな動きをする。
きっとタマキさんを優しく受け止めてくれる。

「私は」

じゃあ、私は何をするの?ってことになる。
フツーに考えて何もしないのはありえない。

「外にいます」

でも、『何も出来ない』なら無理にやる事はない。
走っても投げても叫んでもフツーに意味がない。
外に出て、扉を手で押さえ開けっぱなしにしておく。

「先生は私が見てなくても、先生ですけどっ」
「私が寝ちゃったりしたら帰っちゃいますもんね!」

タマキさんの寝起きがどんなものかは知らない。
けど、いきなり『攻撃』してくるかもしれない。
その攻撃は『眠らせる』ようなものかもしれない。

先生だけなら……きっと、避けられると思う。
けど私がそれに当たって気絶したら先生は消える。
だから二人にお任せして、外にいるのが正解だ。
もちろん10mを超えちゃいそうならやめておく。
その場合、建物の中からドアを開きっぱなしにする。

254 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/16(水) 01:09:51
>>250
>>251
「この距離ならばなんとかなる、ですかね」
「『先生』、よろしくお願いします」

「『ボーダー・リーヴァー』」
パカァッ
ドバシュゥッ

ヨロズの右人差し指が真っ二つに割れ、中からコードが射出される。
狙うはタマキの衣服。

「『巻き取り』」

無事に刺さったのであれば、巻き取りながら右腕を引く。

「私では、優しく受け止められないかもしれませんので」

コードで引っ張って、タマキを導く先は『先生』だ。

255 『一斤染めの夢』 :2019/01/16(水) 04:34:40
>>253 (今泉PC)

『イイ心ガケデスヨ。ユックリナラ、国語モ問題ナク、解ケルハズデス』

今泉はヨロズと先生に対応を任せて扉へと向かう。
扉に手がかかり、それを開いた瞬間。

カレン:「よっ……と」

何かが外から降ってきた。
砂浜の砂が少し浮き上がり、扉の向こうにカレンがいた。

>>254 (ヨロズPC)

『承知シマシタ』

『ボーダー・リーヴァー』が伸びる。
素早く精密なそれはタマキの服に刺さり、巻き取りを開始する。
引っ張られるように動くタマキを『コール・イット・ラヴ』が受け止めた。
どちらも人間離れした挙動が可能であったが故に、タマキの落下は驚くほど安全に実行された。

>>ALL

カレン:「タマキ……! やっと会えた……!」

思わずカレンの顔から笑みが零れた。
嬉しそうに『コール・イット・ラヴ』に抱かれたタマキに駆け寄る。

タマキ:「……ん」

ゆっくりとタマキの目が開く。
それと同時に扉の前に人影が現れる。
今泉にはそれが誰だか分かった。

「……」

小鍛治明だ。
近くには和服を着た少年と、作務衣の女性がいる。
その二人は今泉たちの記憶にはない人物である。

256 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/16(水) 22:37:26
>>254(ヨロズさん)
>>255(GM)

「わぁーっすごいですっ、芽足さん、先生!」
「約束はフツーにちゃんと守ります」
「今日は国語からやります!」「ほんと、ですよ」

先生たちが頑張ってくれた。
それに、ちょうどカレンさんも来たみたいだ。

「……カレンさんっ」

感動の再会、ってやつなんだろうな。
私のことじゃないけど、きっと私も感動だ。

「いや〜、よかったですねえ」
「お二人が再会できて」

それを扉の前で見守っていたら、人が来た。
小鍛治さん……と、誰だろう? 外の知り合い?
それとも、この町に住んでる人? 謎だ。
ドアの傍に戻って、話しかけてみることにする。

「えーっと、はじめまして」
「ですよねっ」「小鍛治さん以外のお二人は!」

3人の目当てはタマキさんの本、なのかな。
それともこの建物自体に何か用があるのかな。

「小鍛治さん、案内ありがとうございました」
「おかげで探してた人が見つかりましたよ〜」

「それで」
「みなさんもこの建物に用事ですか?」

乱暴な人たちじゃないとは思う。
小鍛治さんが、そういう感じに見えないし。

けど一応気はつけておこうと思った。
もしもの事があったら、一番近くにいるのは私だ。

257 ヨロズ『ボーダー・リーヴァー』 :2019/01/18(金) 00:04:38
>>255(GM)
>>256(今泉さん)

「先生、ご協力感謝します」

カレンを『先生』が無事にキャッチしたのを見届ければ
『ボーダー・リーヴァー』を解除して、入口の方へ振り返る。

カレンが到着すれば、再会の様子を笑顔で見ていたが

     ギュインッ

入口に人影が見えれば表情を戻し、
部屋内と、各々の様子を一瞥する。

タマキの場所を知っていた彼女が
このタイミングで来るということは──

「ひょっとして、あなたはカレンさんを探していたのですか」
「『小鍛冶』さん」

問う。

258 『一斤染めの夢』 :2019/01/18(金) 00:51:14
>>256 (今泉PC)

カレン:「ホントによかった。ありがとう」

弾んだ声が返ってくる。

少年:「鈴元涼ぉ言いますぅ」

作務衣:「鈴元家お手伝い、円山です」

そういう円山の手には線の繋がれていない黒電話。
それが彼女の右手の上に乗っていた。
攻撃的な雰囲気は三人にはない。

>>257 (ヨロズPC)

『ドウイタシマシテ』

『コール・イット・ラヴ』が小さく頭を下げた。

タマキ:「カレ……ン……」

カレン:「ボクだよタマキ。探したよ、とっても探したんだ」

徐々に意識が覚醒していくタマキ。
カレンはそれに対して笑みを浮かべて話しかけている。

明:「そうね、そこの子を探してたの。ここに迷い込んで、最初に見つけたスタンド使いよ。何か知ってるのかと思ってね」

「……もし私が何か良くないことを企んでるのだと思っているのなら、大間違いよ」

259 『一斤染めの夢』 :2019/01/18(金) 01:05:22
>>ALL

カレン:「タマキ、一緒に帰ろう」

タマキ:「……なの」

カレン:「え?」

タマキ:「嫌、なの……!」

その言葉にカレンはショックを受けたようだった。
静止、その表現が正しいリアクション。
言葉の意味が理解できないという感じで、だけどどこかそれに納得しているようでもあった。

タマキ:「カレンはまた、私を駅に連れて行くのだわ」

カレン:「な、なに言って……そんな……」

タマキ:「神様に誓えないのだわ。カレンは絶対に、絶対に……!」

するりとタマキが『コール・イット・ラヴ』の腕からするりと抜ける。
着地の勢いで服の間からずり落ちてきた本を掴む。
真っ白い白紙の本。
そこに『Sleeping On The Sidewalk』の文字が浮かぶ。

タマキ:「私は駅になんか行かないのだわ! 私はどこにも行かない! こんな島だって……こんな島にだって……ホントは……!」

空間が歪む。
CGを被せたように倉庫内の風景と何か別の風景が混ざり合っている。
倉庫内から別の建物内に変化し、また元に戻る。
ぐにゃりと倉庫の壁が歪み、そこから別の何かが見えた。
大きな看板だ。
そこに書かれた文字は―――星見駅

タマキ:「嫌! 嫌! 嫌!」

倉庫の壁に向かってタマキが走り出す。
変化していく空間。
今泉の側に存在するはずの扉が見える。
世界そのものが歪んでいる。

260 今泉『コール・イット・ラヴ』 :2019/01/18(金) 02:50:54
>>259(GM)

質問その①
私の側にあるはずの『扉』はなくなっているんでしょうか?
もしくは、見えなくなっているのでしょうか?
それとも、見えているけど、別の壁にも出ているのでしょうか?

質問その②
タマキさんが走っていく先の壁に『扉』が出てきたんでしょうか?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら



掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板