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【供】『心音サイフォン』

1『音仙』:2016/05/14(土) 23:18:56

人は誰しも……本音を隠して生きている。
押し殺された声は、深くへ、深くへ沈んでいく。

・・・・そんな心の水底は、醜くて、とても聴くに堪えないけれど。
ささやくような『才能』の『産声』が、埋もれているかもしれない。
そういう『きれいなもの』だけを抽出することが、私にはできる。

長々と失礼しました私が『音仙』こと『藤原しおん』です。
ここは……キミの『心の声』を『聴いて』あげるための場所です。
さあ、どうぞ。その『椅子』に、お掛けになって……ごゆっくり。

【供与の手順】
#1.行列を見ながらでは、私の心が乱れてしまいます。
    前の方の番が終わるまでは……外で待っていてください。
   (※志願は常に『一人ずつ』受け付けます。よくリロードしてください。)
#2.部屋に入ったら……私の前にある、この椅子に座って下さい。
    そしてどうか、リラックスして、心を開いて。
#3.思うままに、キミの中にある『心の声』を教えてください。  
    それをキーにして、キミの心の奥底を聴いてみましょう。
    【即物的な欲求、深い欲望、切望、悩み】……何でもどうぞ。
#4.ああ……『お名前』と『性別』『年代』は、キミの口から教えて下さいね。
    その方が、ノイズが減りますから……よろしくお願いしますね。
#5.その他、何か言いたいことがあれば言ってくれても構いません。
    もっとも、必ず応えられるとは限りませんけれど……聞くことは出来ます。
#6.ああ……もし私がキミの『特別な才能』を見つけられなくても、
    どうか責めないでください。私のことも。キミ自身のことも。 
#7.もし何も目覚めなかったとしたら? ええ、そうです。
    何事もなく……今まで通りの日常に戻っていいのです。
   (※生存はしますが、一般人PCとしての活動は原則許可しません。
     また、そのPCを用いて再度志願することも、原則許可しません。)

……話が長い? 重要なのは、#1と、#3〜5ですね。

―――――――――――そして、テンプレを用意します。
1.名前
2.性別
3.年代
4.心の声
(5.もしあれば、何か言いたいこと)
―――――――――――――――使わなくてもいいですけど。


・・・他にも気になることが?結構、ではもう少し続けましょうか。
(※質疑、成長などは>>2にて。)

152『音仙』:2017/11/13(月) 08:01:21
>>151

「……………………名前を間違えるくらい、私でも時にはやってしまうことです、エエ」

153有栖川 絢子『ワールド・ウィズアウト・ヒーローズ』:2017/11/20(月) 22:37:08
>>144

「……そう、これが『力』ってことね」

己の耳元まで近づいている『音仙』の『力』。
そして、己の旗の下に集う力。
それら二つを興味深そうに眺めながら
先程までの騒がしい様子から一転、静かにゆっくりと考えをまとめる。


「そう、ね」
「『小人』が良いわ」

「それで『小人』の名前とか、呼び方って決まっているのかしら」

154『音仙』:2017/11/20(月) 22:57:18
>>153(有栖川 絢子『ワールド・ウィズアウト・ヒーローズ』)

「エエ――――彼らはキミにとって有益な力」

「どちらを選ぶにせよ……え、『名前』……ですか?
 イエ、彼ら自身には……名前はまだ、ございません。
 私が知るのは、『ワールド・ウィズアウト・ヒーローズ』の名だけ」

                キィィ

                     ィィィーーーン

「……呼び方も、彼らは知りません。
 呼ばれたことがない、という事でしょう。
 つまり……キミの好きに呼んででもいいのでは?」

「種の名で読んでも通じるはずですし……エエ、
 種とは無関係な名をつけても、彼らはそれを受け入れる。
 何か良いアイディアがあるのでしたら、それもいいでしょう」
 
             「……キミが率いる軍勢ですから、
               そこもキミの好きに出来るわけです」

    ズ
         ズ 
               ズ

「ともあれ――『小人』であれば、それを意識してください。
 そのまま旗を振り続ければ……キミのもとに、徴兵されるはず」

その言葉に従うならば――――自分の足元に現れた、小さな存在を知覚出来る。
その数は三体。ハムスターのような、靴よりも小さな、人型の存在。『レプラコーン』の伝承を思わせる。

―――――――――――――――――――――――――――――

そのさまよう力は――『レプラコーン』を思わせる小人。
身体が小さすぎるためスペック相応に貧弱ではあるが、
旗からある程度遠くまで飛んでいくことができるので、
遠くにあるものや、狭い所のものを見てもらう事が出来る。
器用さも人並みで、悪戯の仕込みなどでもいい仕事をする。
軍勢においては『斥候』としての役割を期待する事が出来る。
この種は『3匹』まで召集する事が可能。

破壊力:E スピード:C   射程距離:B(15m)
持続力:E 精密動作性:C  成長性:A

【補足】
1.半自立型で、操作可能。ダメージフィードバック無し。
  一匹一匹が本体との視聴覚リンクを有している。
2.サイズは、一般的な『ハムスター』並み。
  人型で手足もあるが、1匹で持てるのは箸が限界。
3.耐久力もハムスター程度。気絶しやすさもそれに準拠する。
4.一度に3匹まで召集でき、それぞれに別の操作を与えられる。
5.操作していない間はその場で待機して、
  危険があれば操作なしでも回避行動をとる。

155『音仙』:2017/11/22(水) 01:03:05
力の流れを引き寄せることが出来る旗のスタンド。
成長する事で『使役者のいない超常の力』を『徴兵』し、
その力を自らの軍勢の一員として使役する事が可能になる。

『ワールド・ウィズアウト・ヒーローズ』
破壊力:―  スピード:― 射程距離:E(1m)
持続力:A 精密動作性:―  成長性:A

☆このスタンドは『成長条件』を有する。
現在の成長条件・・・『15万円』を手に入れる事。
軍資金を集める事も、ラスボスとしての手腕。

【基本情報】
1.旗の棒の長さは『150cm』で、布の大きさは『横70cm×縦50cm』ほど。
2.旗の棒のダメージは本体の利き腕にダメージフィードバック。
  鋼鉄以上に頑丈で、『パA』の一撃でも一発なら耐える。
3.旗の布はダメージフィードバックを有さず、破れてもすぐ再生する。デザインは任意。無印でもかまわない。
4.振るう事に重さや困難は感じない。本体以外にとっては鉄製の棒と大布で構成された旗相応の重さがある。
5.旗は射程が2mあるため、手放すことが出来、地面に刺すなども可能。

【力の引き寄せ】
1.旗布に向け、形の無いエネルギーや炎、電気などの『流れ』を引き寄せる事が出来る。
  液体や気体は対象外。この引き寄せるパワーは『D』で、スピードは『C』。
2.実体のないスタンドの動作などの方向を旗の側に捻じ曲げる事も可能だが、
  C以上の破壊力を持つ動作に関しては『動作に干渉する』程度の効果しか見込めない。
3.引き寄せる力は旗を振るうことで発揮され、振るい終えると即座に失われる。
4.引き寄せる力が失われたあとエネルギーがどうなるかは、それの性質次第。
  元の流れに戻るものもあれば、引き寄せられた慣性に従って動くものも有り得る。
5.引き寄せられるのは、基本的に視界に入っており、本体が認識出来るものに限る。
6.動いていないエネルギーを引き寄せる事は出来ない。

【軍勢】
1.『特定の条件』を満たしたとき、旗の紋様(紋様が無ければ旗布自体)が光を帯びる。
  条件は達成ごとに変化するが、常に本体にとって何かしらの『試練』になるもの。
2.この状態で旗を振るうと、『超常的存在』が引き寄せられる。この行為を『徴兵』と称する。
3.この超常的存在はスタンドに近い性質を持ち、なおかつ『使役者』を有さない『さまよう力』と言える存在。
4.旗に引き寄せられたさまよう力は、旗の持ち主である本体を仮初の『使役者』をみなし、その指揮下に入る。
  この、本体の指揮下に入っている『さまよう力』のことをこの詳細では『軍勢』と呼ぶ。
5.軍勢は、本体が旗を振るう事で傍に『召集』し、使役(=操作)出来る。帰って貰うのも任意で可能。
6.召集されていない間は、軍勢はこの世界のどこにも存在しない。通常のスタンドの『未発現状態』に近い。
7.指揮下にあるさまよう力の内、現在同時に『1種』だけを召集できる。(成長次第では増え得る)
8.軍勢のスペックや能力、出来る事はまちまち。共通点として、原則的にダメージフィードバックはない。
9.原則的に、召集に応えるのは毎回『同一人物』である。性格や外見は詳細を逸脱しない範囲で任意。
10.軍勢には種ごとに召集できる数が決まっており、その数まで同時に召集し、使役できる。
11.基準は種によって例外もあるが、『気絶相応』のダメージを受けると倒れ、即座に解除される。
  倒された分だけその種の召集できる数は減るが、『12時間』経つごとに一匹ずつ回復していく。

例:召集出来る数が2匹の種であれば、1匹倒されるとその後12時間の間は1匹しか召集できなくなる。
  2匹倒されるとその種を召集すること自体が出来なくなり、12時間後に1匹だけ召集可能に。
  なお、1匹も倒されていない状況であれば、2匹同時に召集する事も1匹だけ召集する事も出来る。

【軍勢リスト】
#1
『レプラコーン』
破壊力:E スピード:C   射程距離:B(15m)
持続力:E 精密動作性:C  成長性:A

1.半自立型で、操作可能。ダメージフィードバック無し。
  一匹一匹が本体との視聴覚リンクを有している。
2.サイズは、一般的な『ハムスター』並み。
  人型で手足もあるが、1匹で持てるのは箸が限界。
3.耐久力もハムスター程度。気絶しやすさもそれに準拠する。
4.一度に3匹まで召集でき、それぞれに別の操作を与えられる。
5.操作していない間はその場で待機して、
  危険があれば操作なしでも回避行動をとる。

156名無しは星を見ていたい:2017/11/25(土) 17:41:09
1.名前
アンジェリア・マームズベリーだよ。
Angelia Malmsbury。

2.性別
女だよ!

3.年代
15歳だね、一昨日が誕生日!

4.心の声
えっとね、わたしは今年この街に留学してきたの!
パパとママが『マームズベリー家に連なる子女たるもの見聞を深めなさい』って。
私は家のこととかよく分かんないけど……でも、自分が誇れる自分でありたい。
そしてその為に、出来る努力がしたいとは思う。
――思うんだけど、やっぱり知らないところで一人は寂しくて。
あはは。お姉さんのところに来たのも、実はそういう弱音を吐き出したかっただけなのかもね。

5.言いたいこと
関係ないけど、またここに遊びに来てもいい?

157有栖川 絢子『ワールド・ウィズアウト・ヒーローズ』:2017/11/27(月) 19:56:25
>>155
「そう、これが『レプラコーン』ね」

旗を振りながら己の元に集まった『レプラコーン』を見下ろす。
冷めた視線でしばらくの間眺めていたが、

ニッ

「あなたたちはそれぞれ、『X』『Y』『Z』よ」
「全力で私に仕えて頂戴ね!」

          エーックス!
ワーイ!
               ゼーット!

嬉しそうに笑うと『レプラコーン』それぞれに名前を付けた。

「じゃあ、ありがとう」
「私が『ラスボス』に近づいたらまた来るから、よろしくね!」

楽しげにそう言い残し去っていく。

158『音仙』:2017/11/28(火) 01:38:17
>>156(アンジェリア・マームズベリー)

「――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 ここに来てくれる方は、若いのに苦労している方が多くて……
 その、身につまされます。イエ、私も年寄りではないのですが、
 海外……に、その年で。弱音の一つ、吐きたい気持ちも察せます。
 エエ、ですので。遊びに来ていただくのは構いません……もちろん、
 遊びだけではなく……キミの『才能』の事を聞きに来てくださっても」

「そう、才能。『特別な才能』……『スタンド』とも称される『超能力』。
 キミにもそれが眠っていました。そして、エエ。私が目覚めさせました。
 ……『眠れる力』は、眠ったままでは、文字通り『食い物』にされるだけ。
 才能を振るうか、それとも隠し生きるかはお任せします。キミの力ですから。
 ですが目覚めさせ、そして『聴いて』おけば……いざという時のためになる」

「…………その、少し説教臭くなってしまいましたが。心配性でして。
 ええ、いずれにせよ――――キミの才能を、聴いていただきますので」

            キィ
               ィィィィーーーーーン

                   「お話は、是非その後に…………」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

雄羊を思わせる角を有する、人型のスタンド。
野生的な印象はなく、意匠は格式高さを感じさせる。
動作は機敏かつ、精密、そして強力と、極めて高度な域。

反面牧歌的なその能力は――――『羊毛製品』を生み出す事。
温かく、クッションにもなる羊毛製品を身体から生み出し、
それなりに長時間維持する事が出来る。『冬越し』には困らない。

ただ生み出すだけでなく、手でしっかり触れているものに対して、
着せたり、かぶせたり、纏わせたりする形で発現する事も可能である。
本来の用途を越えるような纏わせ方や、即座に害する纏わせ方は不可能。
また人間が支えられないような重量のものを出すためには時間を少し要する。

羊毛製品の定義は広いが、『羊毛がメインで使われている』必要があり、
木造品の飾りに羊毛が使われている程度では能力の範疇には含まれない。

そしてこのスタンドの生み出す羊毛製品は、ただ便利なだけではない。
温かさと柔らかさは『安眠』を齎す――――安静にしている限りは。
その眠りは『1時間』で『1晩』に値し、体力と精神力を回復させてくれる。
戦闘の中ではほぼ役に立たないが、日常生活や、長期戦であれば便利。

『シェパーズ・ディライト』Shepherds Delight
破壊力:B  スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
              アンジェリア・マームズベリー→己の『特別な才能』を聴き、把握。

159『音仙』:2017/11/28(火) 01:43:37
『羊毛製品』を手から生み出す人型。
羊毛製品を纏い、安静にしている人間は安眠できる。

『シェパーズ・ディライト』
破壊力:B  スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.人型。ダメージフィードバックあり。視聴覚リンクなし。
2.手から『羊毛製品』を生み出すことが出来る。基本的に、発現には十分なスペースが必要。
3.破壊力Cの片手で持てる羊毛製品は意識すると同時に出す事が出来る。
4.破壊力Cで両手を使わなければ持てない羊毛製品は『1拍』程の間が必要。
5.破壊力Bでなければ持ち上げられない羊毛製品は『3秒』程の間が必要。
6.連続で発現する場合、発現に要する間とは別に『3秒』ほどインターバルを要する。
※通常時であれば特に問題ないという事だが、戦闘中などは『1レスに1つ』になり得る。
7.同時発現できる数は『4つ』まで。射程はスタンドから『8m』で、持続時間は『6時間』。
8.羊毛製品の定義は、羊毛がメインの製品であること。飾り程度では不可。
9.羊毛製品は、スタンドから『3m』以内かつ視界内であれば任意解除が可能。
10.発現の際、触れている対象に纏わせる、着せる、かぶせるように発現する事も可能。
※ただし、その対象を即座に害するようには発現できず、製品の用途から外れる形も不可。
11.羊毛製品は使用不可能なほどに破壊されたり、汚れたりした場合強制解除される。

【安眠】
1.羊毛製品に身を包んだ状態で『安静』にしていると眠気が訪れ、『1分』ほどで眠りにつく。
2.寝つきは非常に心地よい物で、意識がシャットアウトされたりはせず、徐々に眠くなる。
3.激しい動きをすれば、すぐ眠気は覚める。また、纏った後や眠気が覚めてから『5秒』は眠気は来ない。
4.羊毛製品に身を包んで眠る際、周囲の騒音や、寝床の環境の悪さなどは気にならなくなる。
5.この能力による『1時間』の眠りは、精神的にも肉体的にも『1晩の眠り』に値する。
6.1時間が経過するまでは、羊毛製品を引きはがさない限り自然には目覚めない。
7.羊毛製品を引きはがせば、即座に眠気は去り、目覚める。この場合も、叩き起こされた不快感などは無い。
8.体調不良やスタンド能力の影響など、単なる疲労の範疇を超えるものは眠っても回復するとは限らない。
9.質の良い眠りのため夢見もおおむね良いものになるが、悪夢を防ぐような効果はない。

160名無しは星を見ていたい:2017/11/28(火) 21:45:47
1.名前
 ダニエラ・デル・ソル
  Daniela Del Sol

2.性別
 女性。

3.年代
 19歳。

4.心の声
 アタシはダニエラ!
 留学生としてこの町に来たんだが、来て早々チンピラとトラブルを起こしちゃってね!
 どうも超能力者まがいのチンピラだったらしく、なにやら不思議な力で襲われちまった!
 その場は何とか切り抜けたんだが、今後また襲われるかも、と思うとじっとはしていられない!
 そこで、この町の『ウワサ』を色々漁ってみた所、ここにたどり着いたってワケ!
 アタシは『力』に対抗するための『力』が欲しいんだ!
 アタシの中にそんな『力』があるのなら、是非、お目にかかりたいもんだね!
 このままやられっぱなしじゃ『女がすたる』ってもんだろう?

5.言いたいこと
 ラテン系姐御。鍛えた肢体・太陽のような赤髪・猛牛のタトゥーが特徴的。

161『音仙』:2017/12/01(金) 22:48:07
>>160(ダニエラ・デル・ソル)

「――――はい。聴き終わりました、ありがとう。
 キミの災難、その……下手人である『超能力者まがい』は、
 キミの見立て通り……私がキミに目覚めさせるものと、エエ……
 同じ世界のものです。つまり、キミがこの場所を選んだのは正しい」

「戦いに必要なのは『力』だけではなく――――『思考』。
 そういう意味では、キミには必要なものが足りていますね。
 そう、『力』……スタンドはキミの中にすでに備わっていまし。
 そして『噂』から必要な情報を抽出する事の出来る思考力がある。
 …………『実戦』の中でそれを出来るかは、キミ次第ですが」

「……特別な才能を得た者には『運命』があると言います。
 同じ力の持ち主同士、奇妙に『惹き合う』という運命が。
 ゆえに、ええ、『発端』となったその不届きものとの……
 再会も、有り得る話。勿論『再戦』は運命ではないですが、
 キミが望むのならば……『そうできる』選択肢がキミの手にある」

        「では」

              「お聴きください―――――」

     キィィ

         ィィィィーーーーーーーーン

――――――――――――――――――――――――――――――――

本体の片手に発現される『バックラー』と、
もう片手に現れる『レイピア』のスタンド。
必ずセットで発現する必要がある。

盾の形状は円形で、どこか『太陽』を思わせるもの。
吸い込まれるような真紅が特徴で、軽く、硬い。
レイピアは片手で扱えるサイズで、刺突に長ける。

このスタンドの能力は――レイピアで傷つけたものを、
盾に向かって高速で『突進』させる『猛牛化』である。

能力で猛牛化できるのは『無生物』だけだが、
猛牛化した無生物は全て『スタンド物質』になり、
敵がスタンド使いであろうが問題なく吹っ飛ばせる。

そしてこのスタンドの盾は、猛牛の突撃を確実に逸らし、
勢いはそのままに『別方向』に向かわせる事が可能である。
当然だが、盾による防御を行わなければ自分が直撃を受ける。

『マタドール・デル・エクストリーム』Matador De l'Extreme
破壊力:B  スピード:C 射程距離:E(0.5m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

『猛牛』
破壊力:B スピード:B 射程距離:C(7m)
持続力:D 精密動作性:E 成長性:―

――――――――――――――――――――――――――――――――
            ダニエラ・デル・ソル→己の『特別な才能』を聴き、『把握』

162『音仙』:2017/12/01(金) 22:57:39

盾と剣(レイピア)のセットで発現するスタンド。
剣で傷つけたものを任意で盾に向かって突進させられ、
盾捌きによって突進してきたものを好きな方向に逸らせる。

『マタドール・デル・エクストリーム』
破壊力:B  スピード:C 射程距離:E(0.5m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

『猛牛』
破壊力:B スピード:B 射程距離:C(7m)
持続力:D 精密動作性:E 成長性:―

【能力詳細】
1.盾とレイピアのスタンド。基本的にレイピアが利き腕に発現される。
  これらは二つセットでしか発現出来ず、解除も同時。
  唯一、どちらかが『破壊』された場合は解除まで片方だけで扱える。
2.盾は手に持つタイプ。直径30cmほどで、円形。真紅で、質感は鉄。
3.レイピアは刃渡り80cmで刃の幅は2cm。
  鋭利さは『破壊力B相当』。斬撃より刺突に向いた形状。
4.盾は『破壊力A』の攻撃も数発は耐え、レイピアは『破壊力B』を数発耐える。
  盾が破壊された場合、『一昼夜経過』で再発現可能。レイピアは腕の治療次第。
5.これらを発現しているとき、本体は『破壊力B』相当の腕力を得る。
  そのため、盾や剣を普通に用いる分には疲労などは感じにくい。
6.DFはレイピアが発現した側の『腕骨』。盾にフィードバックはない。
  なお、折れた腕にレイピアは発現できない。一応、持ち替えは可能。
7.盾と剣は『0.5m』の射程を持つため、僅かなら手放したり、持ち替えたりは可能。
8.射程外に出ると、もう一方と共に解除される。再発現までには『一呼吸』程の間が生じる。

【猛牛の刻印】
1.レイピアで目に見える傷をつけた無生物に『刻印』を発現させる事が出来る。
2.刻印は『牛頭のシルエット』のようなデザイン。大きさは直径5cmほど。
3.直径5cmの円が収まらないような小さすぎるものに刻印は刻めない。
4.逆に、『破壊力B』では動かないような重すぎる物にも刻印は刻めない。
5.刻印を刻んでおける数は同時には『3つ』まで。それ以上刻むと古い順に消える。
6.刻印の射程は『7m』で、持続時間は『5分』まで。
7.刻印が刻まれている物体の事を、以後『猛牛』と称する。
8.刻印の個別解除は可能。視界内かつ認識できていれば問題ない。
  ただし後述の『突進』中の猛牛の刻印は解除できない。

【突進】
1.視界内の『猛牛』を、自らの『盾』の中心目がけ、最短距離で突進させられる。
2.突進させられる猛牛は同時に一つだけ。突進中は実体化スタンド物質化し、
  浮遊するような機能を持たないものも、それが最短距離なら浮遊する。
3.突進は『パスBB』相当。常に盾の表面、中心へ向かって飛び続けるが、
  精密動作性が『E』のため、急に盾が動いた場合対応しきれない事がある。
4.猛牛が動きを封じられたり、刻印ごと破壊されると刻印は解除され、突進は止まる。
5.盾で『真向から防いだ』場合、その時点で猛牛は勢いを失い、刻印は消える。
6.盾を用いて突進を防ぐのではなく、盾捌きにより軌道を『逸らす』事も可能。『逸らした』場合、
  猛牛は今度は『逸らした方向』へ直進するようになる。この場合何かに衝突すると刻印は消える。
7.防ぐ、逸らす、いずれの場合でも、成功すれば盾や盾を持つ腕は『猛牛の突進』によっては損傷しない。
8.盾での対処に失敗し、本体に猛牛が直撃した場合も刻印は解除される。

163名無しは星を見ていたい:2017/12/18(月) 11:57:48
『名前』一抹 貞世
『性別』男性
『年代』12
『言いたいこと』
人は誰しも本音を隠している。
それを貴方様は聴いてくださるのですね? 神父様みたい!
私の義父も心の奥底に潜む『痛み』で苦しむ方々を救っているんです。
行く宛のない私を拾ってくださったヒーローですよ!
ちょっとだけカッコイイと思いません? 思いますよね!

『心の声』
しかし、私は怖い。また捨てられるのではないかと。
誰かに必要とされたい。人並みに誰かを助けたい。
私は懺悔室の赦しを願う声を盗み聞きして理解しました。
人間は心の奥底で自分自身が邪悪な存在だと、生きるに値しない生き物だと思っている。
過ちがもたらす『痛み』こそが人類を支配者に押し上げ、しかし、それが膿となって人を停滞させる。
もし、人の『痛み』を支配してしまえるのならば、きっと前に進ませてあげられるはず!
みんなの役に立って愛されたい!
この私の髪も、瞳も、皮膚の色も馬鹿にされない! 私に価値を見出してくれる!
そのはずなんだ、きっと…

164『音仙』:2017/12/25(月) 17:54:53
?>>163(一抹 貞世)

「――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 私が神父であれば、あるいはその『心の声』に、
 何か気の利いた『慰め』をしてやれたのでしょうけど、
 私にできるのは聴く事、そして聴かせることだけ」

「『誰かの役に立ちたい』『愛されたい』『認められたい』」

「私には深く……理解できる感情ですよ。私だって、エエ。
 この役目に見返りを求めるなら、『役に立つ』こと……
 マア、私の『私益』もありますが、他者に役立つことをしたい。
 その気持ちはとても普遍的で……しかし、過ぎれば『危うい』こと」

「御するには、知るのが必要です……キミの『特別な才能』を。
 この町には普通ではない力の持ち主が、それなりにいます。
 キミもその一人……もっとも、力がある以外は、普通の人間。
 価値観の違いこそあれ、心のどこかに……『痛み』がある者は多い」

「……キミがこの力で『ヒーロー』の理想を追うか、
 それとも等身大の生き方をするかはお任せします。
 私も、キミも、神父様も、誰もが『痛み』ある人間……
 不思議な力の有無なんかで、それは変わりませんから。
 力を得たからと言って、誰もがヒーローになる必要はない。
 望む生き方に、少しばかり……『道筋』が増えるだけのこと」

               「では……『お聴きください』」

        キィィィ
             ィィィーーーーーン!

―――――――――――――――――――――――――――――――

十字架の意匠を各部に持つ、人型のスタンド。
極めて高度な精密性と、かなりのパワーを備え、
近接戦闘に優れる反面『応用性』に欠けており、
強大な敵に挑むのであれば『創意工夫』は必要。

このスタンドの手は、触れた生き物の『悪感情』を和らげる。
それにより触れている限り精神を安定させることが可能だが、
根本治療には向かない。トラウマを消したり、洗脳も不可能。
あくまで表層的な感情を鎮める『鎮静剤』的な効果である。

それでも論拠ある『説得』『交渉』の際に能力を併用すれば、
不信感を和らげて多少は『上手くいきやすい』ようにできる。
信じ込ませる効力はないため、内容や状況で大きく左右され、
明らかに論拠の無い説得は『不安』が無かろうが一蹴されかねない。

上記は能力ではなく、スタンドのヴィジョンが有する特性。
能力を無効化されるとしても、この特性は無効化されないが、
―――このスタンドは、その特性を有さない攻撃部位を持つ。

このスタンドの両手の甲から伸びる『刃』は、
あらゆる存在への斬撃に一切の『苦痛』を伴わない。
対象の肉を裂こうが骨を断とうが痛み一つ与える事はない。

それもまた『慈悲』の一側面であると言えるかもしれないが、
当然切断される自分の身体を見た者が不安や恐怖を感じる事はある。

『インダルジェンス』indulgentia
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――
                 一抹 貞世→己の『特別な才能』を聴き、把握。

165『音仙』:2017/12/25(月) 17:57:56

手で触れた者の悪感情を、触れている限り『鎮静』する。
また手の甲から『刃』を伸ばし、『苦痛を伴わない』斬撃が可能。

『インダルジェンス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.手で触れた生物の『悪感情を落ち着かせる』ヴィジョン特性を有する。
3.焦り、不安、緊張、苛立ちといった『悪感情』に類するものを軽減する。
  どこからどこまでが『悪感情』かは、一般的な常識の範疇。
(★判定側が『悪感情』だと判定できるものに限られる)
4.軽減の度合いは相手の精神・性格次第でもあるが、好転は確定。
  多くの場合『指定した悪感情』は、振れている限りは和らげられる。
5.触り続ければ効果は持続し、手を離せば潮が引くように解除される。
6.明確に差し迫った危険への、正常な危機感を損なわせるほどの効果はない。
7.恐怖心や緊張、不安から危険への対処が遅れるのを防ぐことは出来る。
8.表層的な感情を和らげるだけで、根本から消すわけではない。
  →原因が残っているなら手を離せば再発し得る。
9.好感情を植え付けるわけでもない。
  不信感は緩和出来るが、無条件の信用はさせられない。
10.どういった悪感情を緩和するのかは、ある程度指定できる。
  判定者がいる場合、『悪感情』の種類を明記する事を推奨する。
(★明記が無い、判定者が指定を理解出来ない場合、『悪感情全般』を対象とする。
  あらゆる悪感情に効果があるが、本体の意図しない悪感情も緩和されかねない)
11.なお、鎮静効果に依存性などは無い。非常にクリーン。

【慈悲の刃】
1.このスタンドは、両手の甲から刃を伸ばす事ができる。
  伸び方は真っ直ぐ伸ばした腕と平行する形。片腕のみの展開も可能。
2.刃の長さは『15cm』まで伸縮可能。幅は手首程度。厚さは包丁並み。
  硬さは鋼鉄並み。切れ味は『パB』相当。両刃。伸ばしても重みなどは無い。
3.刃の伸縮は『パスBC』で行われる。伸ばしながら刺す・切る事も可能。
4.刃のダメージフィードバックは、完全に折れた場合のみ前腕の骨に来る。
5.この刃による攻撃は、対象の苦痛や、斬られた(刺された)感覚を伴わない。
6.機械などでも、切り付けた傷に対する『感知』機能が働かない。
7.出血や、肉体の損傷はする。あくまでも感覚がないだけ。
  また視認や切り付ける音など触覚・痛覚以外の感覚では感知できる。
8.刃の展開中も上記のヴィジョン特性は持続するが、刃部分に『沈静効果』はない。
9.切り傷が完治するまで苦痛はない。
  ただし傷口の痛覚が消えているわけではない。
  切り付けた傷に苦痛がないだけで、その部位を殴られるなどすれば痛い。
10.すでに苦痛を感じている部位(負傷部位など)を切り離す事で、
   痛みの原因を身体から取り除く『切除手術』のような事が可能。
   苦痛を感じない性質はメスにも適するが、当然出血や部位喪失は相応に危険。

166名無しは星を見ていたい:2018/01/02(火) 15:32:19

1.ゲルトルート九十九
2.女性
3.26
4.自分は観察している。周囲の人、物、事象。
自分との関わり、他者との関わりの中で起きる変化。
後は変化の結果で生まれる破壊と創造……常に遠くから見つめてる。
まるで機を待つ狙撃手みたいに。
未来は分からない。深い霧の中を見つめるように。ないものを見ることは出来ない。
だけど自分は……子供の頃から思ってる。
世の中は繰り返してるのかもしれないってこと。いわゆるデジャヴをよく起こすんだ。
どう思う。自分の事、どこかで見たことある気がしない? 自分はここに来たことがある気がする。
気のせいかもしれない。しかしもしかしたら何かに囚われているのかもしれない。
固定概念。でなければ誰かからの攻撃。よもすれば自分の中のナニカに。
その答えを探してる。自分は一度きりの自分なのか。繰り返した自分なのか。
このデジャヴが終わらない限り自分は死にきれない。
だからここに来たんだよ、しおんちゃん。

自分は観察している。周囲の人、物、事象。
敵がいるなら狙い撃ち、いないなら自分とその他を見比べるために……常に遠くから見つめている。
この悪魔じみた問題を解決する銀の弾丸が欲しい。

167『音仙』:2018/01/08(月) 04:54:46
>>166(ゲルトルート九十九)

「はい、聴き終わりました――――ありがとう。
 残念ながら……私は『万能』の能力者ではありません。
 よって、キミの中に聴こえたこの『特別な才能』が、
 銀の弾丸に相応しい物かどうかは……その、分かりません。
 ですが、『繰り返す現象』……その一点においてこの才能は、
 私が見たどんなスタンド使いよりも『突出』しているものです」

「――――名は、『ラスト・ワルツ・リフレイン』。
 触れたものの『状態』を『無限ループ』させるこの才能は……
 幸いか、キミ自身を、そして人の意識を術中にはめる事は出来ませんから、
 お聴きしたキミの経験の全てが、この才能によるとは言い切れませんが……
 せっかくの才能……無関係と言い切るのは、どこかその、早計にも感じます」

「いずれにせよ、『ループ』はキミの武器となりました……これが、
 謎を解くカギか、はたまたカギの在り処を示す地図か……
 どのように向き合うかは、お任せします。エエ……キミの好きなように」

          キィィィィーーーーーーーーーーーーーーー ン ・・・

―――――――――――――――――――――――――――――――

スマートなフォルムの人型のスタンド。
各部に複雑な『渦』のような意匠を有している。
持続力に大きな難があるが、それ以外は並み以上。

手で触れた物に『状態変化の無限ループ』を刻印する能力。
刻印から『5秒』経過すると能力は『起動』する。

――その瞬間、対象となった物の状態は『刻印時』に戻る。
それに終わらず、『起動時』までの『5秒間』に起きた、
物理的な状態の変化を――解除の瞬間まで『繰り返し続ける』。
5秒間の変化が再現され、刻印時の状態に戻り、また再現が始まり、
刻印時の状態に戻り、再現が始まり――――これが常に繰り返される。

すなわち一度与えた変化を何度も繰り返すという用法だけでなく、
ループ中に新たに与えられた変化は『繰り返し』に含まれないため、
上書きするように遮断される――――『守り』にも用いる事が出来る。
ただし意識は引き継がれ、気絶などが引き起こされれば即座にループは停止。
その時点での状態変化が残ったままになるため、完璧な守りにはなり得ない。

ループ中に追加で与えられたダメージも刻印時に戻れば消え、
次以降のループには引き継がれない。とはいえ意識は引き継がれ、
気絶や失神などは起こり得るし――――『魂』はループで元には戻らない。

つまり、一撃で死ぬような攻撃を受けてしまった場合や、
意識を手放してしまった場合、復元されるのは身体だけ。
また、ループが繰り返されても常に意識や記憶は持ち越される。
物理的な変化だけがループごとにリセットされ繰り返されるという事。

なお、能力対象に出来る数は『3つ』まで。本体は能力対象に出来ない。

『ラスト・ワルツ・リフレイン』The Last Waltz Refrain
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:E 精密位置性:A 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――
     ゲルトルート九十九→己の『特別な才能』を聴き、把握。

168『音仙』:2018/01/08(月) 04:55:16

触れた対象の状態変化を『無限ループ』させ、
最初の5秒間に与えられた変化を繰り返させる。
生物も対象にできるが、『意識』や『魂』はループしない。

『ラスト・ワルツ・リフレイン』
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:E 精密位置性:A 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。視聴覚リンクとダメージフィードバックを有する。
2.手で触れた物体を『ループ状態』に出来る。効果は後述。
3.最大で『軽自動車』ほど、最小で『消しゴム』程が効果対象になる。
4.同時に能力対象に出来る物体の数は『3つ』まで。
5.他者のスタンドも『基本的には』能力対象に出来る。ただし解除権は奪えない。
6.能力射程は『10m』ほど。持続時間は『1分』まで。超えれば強制解除。
7.能力対象にした物の位置の把握などは不可能。
8.能力の任意解除は位置を認識している場合のみ、意識するだけで可能。
9.本体、およびこのスタンド自身を能力対象にする事は不可能。その他の生物は可能。

【ループ状態】
1.本体以外の生物・無生物への『接触』で『刻印』され、その『5秒後』に『起動』する。
2.対象は刻印から起動までの5秒間(最初の5秒)に起きた『状態の変化』を無限にループする。
3.『最初の5秒』の状態変化を記録し、その5秒間の再現を行い、再現終了後に再び再現が始まる。
  ループ中に新たな状態変化を受けても、次のループに入ればそれは引き継がれず、消えている。
4.何らかの外的要因によって状態が変化した場合も、対象単体で状態の変化を再現出来る。 
5.状態変化とは破損、傷、よごれ、燃焼、通電、濡れ、腐食、能力の付与などの変化を指す。
  生物の場合の意識、記憶、感覚などの内的な物、また位置、動作など『動き』の変化は含まれない。
6.解除された場合、対象は能力対象から外れ、重力や慣性に従って解除時の状態で動きを終える。
7.先述の通り、ループしても『魂』と『意識』は戻らない。また、対生物では気絶した時点で解除される。
  よってループ中に気絶や死亡など意識を喪失する事態が発生してしまった場合、それらが元に戻る事はない。

169名無しは星を見ていたい:2018/01/08(月) 11:13:41
1.名前 宗方征爾(むなかたせいじ)
2.性別 男
3.年代 44歳

4.心の声

  俺は人を殺した。

  だが、警察から追われて此処に駆け込んできたという訳じゃない。
  既に逮捕はされた後だ。
  自首して有罪判決を受けて、刑務所で二十年ほど服役した。
  出所したのが少し前になる。
  
  二十年以上昔の話だ。
  俺には愛した女がいたが、ある日彼女は一人の男に命を奪われた。
  そして、彼女を殺した男を俺は殺した。
  復讐と思ってもらって構わない。
  事実その通りだ。

  復讐を終えた今の俺の心には、彼女が生きていた時に感じていた穏やかな安らぎも、
  怒りと憎しみに駆り立てられて殺意に燃えていた頃の激情もなくなった。
  あるのは、大きな虚無感だけだ。
  愛する者も、憎むべき相手も、今はいない。
  生きる目的がなくなったと言い換えてもいいだろう。

  いっそ死のうかとも考えたが、自害することは自分が犯した罪から逃げることになる。
  復讐したこと自体を後悔してはいない。
  だが、罪であることに変わりはない以上、俺はそれを背負って生きるべきだと考えている。

  しかし、生きていることに空虚さを感じていることも、また事実だ。
  俺が此処に来たのは、それを埋めてくれる何かを求めていたからなのかもしれない。

170『音仙』:2018/01/13(土) 07:23:49
>>169(宗方征爾)

「はい――――聴き終わりました。ありがとう。
 キミの人生について、私が今更何かを助言したり……
 慰めの言葉を吐いたりしても、それは意味のない事。
 つまり、キミの心を埋めるのは……私の言葉ではない。
 もちろん、その、お望みでしたら言葉を弄しますが……
 きっとキミが求めているのは、新しい『可能性』でしょう。
 ……新たな目的を見つけるには、新しい『道具』が大事なもの」

「この『特別な才能』は、キミの激情……今は消えた炎の、
 いわば残火。そのころから『眠っていた』……名は『アヴィーチー』。
 無間地獄という名は……今のキミを表すに適するものかは、分かりませんし……
 能力も、今のキミには狂暴すぎるかもしれませんが、エエ、『使い道』はあるでしょう」

「あるいは、才能……『スタンド』を得る事で見える、世界のもう一つの顔こそが、
 キミの新しい生きる目的に、繋がるのでは……これは私の願望かも、しれませんが。
 生きる人がこの町に素晴らしい『音』を溢れさせる。……キミにもぜひ、生きて欲しい」

          キィィィーーーーーーーーン ・ ・ ・

                 「…………では、行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
        宗方征爾(むなかたせいじ)→自らの『特別な才能』を聴き、把握。

『ノコギリザメ』の意匠の右腕を持った人型のスタンド。
飾りだけに終わらず、ノコギリは武器として用いる事が可能。
0m〜1mの範囲で伸び縮みし、柔軟に取り回す事が出来る。

このスタンドの真価は――――敵から『損害』を受けた時に始まる。
即ち、『損害のシャークトレード(悪徳交換)』を能力とするスタンド。

右腕はスタンドから分離し、『自動操縦』のノコギリザメに変化。
ノコギリザメは損害を与えてきた相手の『匂い』を追尾し、
敵を追い詰め、『受けた損害以上』の損害を敵に与えるまで暴れまわる。

ただしノコギリザメは知能が低く、匂いを誤魔化されてしまったり、
言葉で騙されてしまったりと、妨害されれば追尾に失敗する可能性がある。
移動精度も低く、障害物が多い場合などは小回りの利く相手に撒かれかねない。

また、ノコギリザメは追尾中損害内容をつぶやきながら移動するため、
自分が受けた損害を無関係なスタンド使いにも知られてしまう可能性もある。
よって万能ではないが、その分追尾速度と破壊力は『圧倒的』な域にある。

『アヴィーチー』Avicii
破壊力:B スピード :C 射程 :E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

『ノコギリザメ』
破壊力:A スピード :B 射程 :A(100m)
持続力:A 精密動作性:E 成長性:C

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
宗方征爾(むなかたせいじ)→自らの『特別な才能』を聴き、把握。

171『音仙』:2018/01/13(土) 07:24:15

☆概要☆
『ノコギリザメ』の意匠の右腕を持った人型スタンド。
なんらかの相手による傷害(損害)をスイッチに、右腕を自動操縦スタンドの『ノコギリザメ』として分離することができる。
分離した『ノコギリザメ』は『シャークトレード』(悪徳交換)を強制し、等価以上の傷害(損害)を相手に与えるまで暴れまわる。

『アヴィーチー』(人型)
破壊力:B スピード :C 射程 :E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

『ノコギリザメ』
破壊力:A スピード :B 射程 :A(100m)
持続力:A 精密動作性:E 成長性:C

☆基本☆
1.『ノコギリザメ』の意匠の右腕を持った人型スタンド。
2.右手の手甲部から、先端が丸型で両刃の『ノコギリ』が生えている。
3.人型状態では『ノコギリ』は任意で伸び縮みできる。長さは0〜1m。伸縮のスペックは『パスBC』。
4.本体との視聴覚のリンクはない。
5.右腕以外は本体へのダメージフィードバックを持つ。
6.右腕に本体へのダメージフィードバックはない。
7.右腕は完全破壊されても10分ほどで完全再生する。ただし、『ノコギリザメ』の存在中は再生しない。
8.右腕が戻っていない状態で解除は出来ない。必ず追尾を終了させる必要がある。

☆ノコギリザメ☆
1.人型スタンドの右腕を分離することで生まれる自動操縦スタンド。
2.発動と同時に口吻の『ノコギリ』は、高速で回転を始める。破壊力:Aはこの『回転ノコギリ』によるもの。
3.非常に低知能だが、自我を持っている。(例:シアーハートアタック)
4.目が悪く、匂いによって相手を認識する。痛覚はない。聴覚もない(聞く耳を持たない)
5.その特性上、『知能』や『視覚』や『匂い』の面で騙されることがある。
6.ただし『ノコギリザメ』は己の嗅覚を信頼しているため、嗅覚以外への騙しの効果は安定しない。
7.『シャークトレード』(悪徳交換)の強制が能力。詳細や条件などは以下。
8.分離から後述の『追尾』の開始までには、『一呼吸』程、匂いの探知に要する間が存在する。
 よって敵の目の前で切り離した場合でも、『即座に引き裂く』ような状態になる事はない。
9.分離できるのは発動条件を満たした場合のみ。

☆発動条件
1.何らかの相手により、本体もしくは本体の所持品が傷害や損害を受けた際に発動できる。
2.ダメージフィードバックの関係上、このスタンド自身の傷も本体の傷と認識される。
3.基本的には物理的な損害が条件だが、金銭的な損害も発動条件として含まれる。
4.本体が傷害(損害)を受けたことを認識することがスイッチなので、ある程度、過去の事象に対しても発動可能。
 例:家に帰ったら花瓶が割れていた。
   →花瓶が割れたのは過去だが、本体が認識したのは家に帰った時なので発動可能。
   →匂いに基づいた追尾を始める。
    (ただし、低知能であるので、必ずしも犯人に行きつくとは限らない。
     特に嗅覚への誤魔化し、誘導などを疑う事はほとんど『出来ない』レベル)

☆追尾条件☆
1.傷つけた相手に対し、等価以上の傷をつけようと、追尾する。
2.追尾中のスピードは時速60km(スピード:B)ほど。小回りはあまり効かない。(精密動作性:E)
3.警察犬並の嗅覚によって追尾する。その追尾は一直線であり、暴走的。
4.傷害(損害)の内容を呟きながら追尾する。このつぶやきはスタンド音声。

☆終了条件☆
1.傷つけた相手に対し、等価以上の傷をつけることで追尾は終了する。
 精密動作性:Eなので、少しやりすぎてしまうことがある。
2.傷つけた相手が等価以上の傷や価値あるものを差し出すことで追尾は終了する。
 なお、これらの価値の判断は本体ではなく、『ノコギリザメ』が判断する。
3.本体の意思による解除で追尾は終了する。
4.追尾が終了した『ノコギリザメ』は一直線かつ暴走的に本体の元へと戻る。
5.完全に破壊される、または動けない状態が5秒続くといった理由で強制解除されると、終了する。
6.完全破壊や消滅といった要因を除く強制解除の場合、『4〜5秒』もすれば右腕は再発現する。

☆ロール上の注意点☆
1.『ノコギリザメ』は自動操縦かつ低知能の自我があるので、判断に困った場合はGMもしくは第三者に判断を委ねること。

172名無しは星を見ていたい:2018/01/13(土) 16:26:24
>>170

男は椅子にかけたまま、自らの傍らに発現したスタンドに目をやった。
冷めたような表情を変えないまま両目を見開き、そのヴィジョンを目視する。
数瞬の後、再び藤原に視線を戻し、おもむろに口を開く

「率直な感想を言わせてもらえば、かなり驚かされた。
 今となっては燃え残りのカスすら残っていない俺の中に、まだこんな強烈なものが眠っていたとはな」

「いや、むしろ必然と呼ぶべきか。
 この『凶悪さ』――こいつは、俺が犯した罪の象徴かもしれない。
 それを魂に刻んで生きろという意味だと、俺は受け取った」

不意に、スタンドが右腕を上げる。
掲げられた『ノコギリ』の両刃が鈍い輝きを放つ。
やがて『ノコギリ』は縮み、鞘に収まるように手甲の内部に消えていった。

「曖昧な言い方だが、一つの踏ん切りがついたような心持ちだ。
 世話になった」

淡々とした口調で語り終えると、男は椅子から立ち上がった。
同時に、スタンドヴィジョンが霧のように掻き消える。
そして、確かな足取りで男は部屋を出て行った。

(供与に感謝する。
 そして身勝手な頼みで真に申し訳ないが、苗字を『宗像』に変更する許可を頂きたい)

173『音仙』:2018/01/13(土) 18:17:14
>>172

「私見では……と。前置きますが」

           フゥ  ・ ・ ・

「特別な才能、スタンドの力は……
 強烈な体験で芽生えるとも言いますから。 
 芽生えと目覚めの時期がズレてしまうと、
 そのような……ギャップも、ままある事です」

             コト

白い陶器のマグが木の机に置かれた。
彼女の吐く息は……一仕事を終えた感慨か、
注がれたインスタントココアの味に安堵するものか。

「必ずしもそれを、今のキミの心の『鏡』と、
 受け取る必要は……その、無いのでしょうけれど、
 キミがそれを望むなら、それが正しい意味でしょうし」

「私にはとてもとても……エエ、止めるなどとは」

『音仙』はそこまで話し終えて、目を閉じた。
髪に隠れてはいたが、所作でそれが分かった。

「…………そう」

不意に沈黙が訪れたが……
熱帯魚が水音でそれを破るよりは、
彼女がゆっくりと口を開く方が早かった。

「何か……分からない事があれば、……ここへ。
 君が望む『答え』を与えられるとは言いませんが、
 新しい……鍵を渡す事は、出来るかもしれませんから」

               「では、行ってらっしゃい」

椅子に座ったままで、声も大きくはないが、
その言葉は奇妙に見通すような響きがあった。
仙人や神ではなく、行きつけの喫茶の老店主のような。

いずれにせよ、その真意はうかがい知れないまま、部屋は閉じる。

174『音仙』:2018/02/04(日) 00:39:47
             
             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――
1.スタンドコンテストの実施に伴い、
  供与に割けるキャパシティが一時的に低下するため、
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

2.例外として『新規PL』の志願は受け付けます。
  これは『活動出来るPC』が一人もいないPLを指します。
  所有するPCがいても、活動がなければ問題ありません。
  ただし、スタコン期間内に供与できる可能性は高くありません。
――――――――――――――――――――――――――――

175名無しは星を見ていたい:2018/02/14(水) 23:20:29
1.塞川 唯 (サイカワ ユイ)
2.女
3.24
4.
なにもかもすべて、
がらがらと崩れて、
ばらばらに壊れてしまえばいい。

176『音仙』:2018/02/18(日) 23:45:18
>>175(塞川 唯)

「――――――――『聴き終わり』ました。ありがとう。
 強烈な破壊願望、イエ、終末願望と言うべきでしょうか?
 言葉で表せないその音色……相当に、深いものをお持ちのようで。
 あるいは『名演』ですか……どちらにせよ、キミには『才能』がありました」

「もっとも、その。何もせずにすべてが壊れる……そんな、ね?
 都合のいい『才能』は、この世に、数えられる程もないでしょうが、
 キミの『特別な才能』も……破壊には向いている部類、と言えるでしょう。
 ただ、キミのソレは『壊したい』というより……『壊れて欲しい』。
 つまり、『キミ自身が何かを壊す』事に長けている、というわけではない」

「……『クリスタライズド・ディスペア』、と……そういう『名前』ですが、
 彼らはガラス細工の鳥。そして体を擦りつけた物を、『ガラス』に変える。
 そして、自らの身を賭しての『特攻』は、より手早く犠牲者を『ガラス像』に。
 …………ああ、イエ、聴いて、見て頂いた方が、キミのためにもなるでしょうか」

          キ
             ィィィ ――――――ン

「…………その」

「使い方はお任せしますが……その、この部屋では、試さないでくださいね。
 内装も気に入っていますし……エエ、私もまだまだ、キズモノになりたくもない。
 もっとも……外に出たところで、多くの物は、者は、私と同じ考えでしょうから」

              「…………どうか、お気をつけて、ね」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ガラス細工の『鳥』のようなヴィジョンのスタンド。
サイズは『ソフトボール大』で、高速で空中を飛び回る。
反面、パワーは貧弱そのもの。柔らかい部位を爪や嘴で狙ったとしても、
致命傷には不十分で――そもそも、その戦術は能力との相性もよくない。

群体型で、同時に『3体』まで発現・操作させられる。
一日に発現させられる最大の数は『10体』――――
このスタンドは『特攻』が武器の一つのため、『残弾』でもある。

5体目以降からは破壊されるたびに『心臓』に痛みが走り、
最終的に10体全てが破壊されたり、消滅させられたりすると、
本体の『心臓』にダメージフィードバックが発生し、まず死亡する。
壊されても『意味』はあるが、見た目通り脆いため扱いには注意が必要。
とはいえ頭部の『核』を破壊されない限りは、『破壊』とはみなされない。

このスタンドが物体に体を『擦りつける』と、
そこには必ず『ガラスの羽毛』が植えつけられる。
この羽は、対象の『ガラス化』を引き起こす。
ガラス化したものはガラスのように透き通り、
そして極めて脆くなる。ゆえに、簡単に砕ける。

ただ、生物の『脳』や『臓器』をガラス化させても、
機能には影響しないため、それだけで即死はしないし、
ガラスよりももろいものにとっては『補強』にもなり得る。

ガラス化するのは羽が植えつけられた部分だけであり、
分厚いものについては裏側まで到達しない事もあり得る。
具体的には『ソフトボール大』以上の厚さには浸透しない。

そうした場合、『特攻』による『ガラス化』が有用。
このスタンドが粉々になり、頭部内部の『核』に何かが触れた場合、
それは無条件で完全に『ガラス化』する。サイズや射程の限界はあるが、
自動車ほどまでなら丸々ガラス化する事が出来、必殺の武器になり得る。

『クリスタライズド・ディスペア』Crystalized Despair
破壊力:E スピード:B 射程距離:B(12m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
               塞川 唯 (サイカワ ユイ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

177『音仙』:2018/02/18(日) 23:46:49
ガラス細工の鳥のスタンド。群体型。
身体を擦りつけた物にガラスの羽を植え付け、『ガラス化』させる。
また、頭部に核があり、破壊されるなどで露出したこれに触れた物は、
大きな物、分厚い物などであっても一気に『ガラス化』されてしまう。

『クリスタライズド・ディスペア』
破壊力:E スピード:B 射程距離:B(12m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.ソフトボール大の『ガラス細工の鳥』のヴィジョン。
2.群体型。3体まで同時発現が可能。総数は『10体』。
3.強度は『ガラス』程度。破壊された場合、一日経てば再び最大まで回復させられる。
4.それぞれの個体にダメージフィードバックは無い。視聴覚はある。
5.頭部が破壊された場合、強制解除される。強制解除された場合その分発現数が減る。
  逆に、頭部以外が全て破壊されても強制解除はされない。ただし羽も脚も無いと全く動けない。
  任意解除した場合は再発現できるが、一日経過するまでは損傷が残っている。
6.5体目〜9体目が破壊された時、本体の心臓に痛みが走る。
  無視できないほどではないが、『少し思考が止まってしまう』程度であり、隙になり得る。
7.10体目が破壊された時点で、心臓にダメージフィードバックし、破壊される。
8.2体、3体の同時操作も混乱せずに可能だが、本体も同時に動くのは困難。
  動きが『精D』になる。精度を保ったまま操作するなら、『1体』に絞る必要あり。
9.地面を歩かせる場合は『スC』になる。
  また、空中であれ物に身体を擦りつけながらの移動はワンランク遅くなる。
10.パワーは低いが、爪や嘴などが鋭利なので、速度を乗せれば柔らかい物は傷つけられる。

【ガラス化】
1.スタンドヴィジョンを能動的に『擦り付ける』ことで、そこに『ガラスの羽』を植え付ける。
2.ガラスの羽が植えつけられた部分は、『ソフトボール大』程度の厚さまで『ガラス化』する。
  それ以上に分厚いものの場合、途中までがガラス化し、内部構造が外から見えるようになる。
  植え付けてからガラス化までには『1瞬』の間があるため、『即座に除去する』なら免れる。
3.ガラス化したものはガラスのように透け通り、またガラスの強度になる。熱への耐性なども同じ。
4.ガラス化しても機能は失われない。生物の場合意識、痛覚、触覚等も残るし、身体も動かせる。
5.ただし、強度や質感に依存した機能は失われる。柔軟性、手触りなどがこの範疇。
6.ガラス化出来る数は制限が無く、また、生物も無生物も対象に出来る。
7.ガラス化の任意解除は、本体や鳥の視界にそれが入っているなら可能。
8.ガラス化したものが自重で崩れたりはしないし、自分が発する熱で溶けるなどもない。
9.対応する鳥が破壊され、解除されても、ガラス化は解除されない。
  本体が気絶するか、発現している全個体の解除時には解除される。
10.能力射程は本体から『30m』で、持続時間は『5分』。これを超えると即座に解除される。
11.ガラス化が解除されても、ガラスの時についた傷などは残る。

【特攻】
1.このスタンドの頭部には核がある。頭部を破壊されないと強制解除されないのはこのため。
2.このスタンドから『能動的』に『固いもの』にぶつかることで頭が砕けた場合、
  ぶつかったものに『核』を触れさせることが出来る。これを『特攻』とする。
  なお、受動的に(相手の動きありきで)ぶつけた場合、核は砕け散り『特攻』は成立しない。
3.『特攻』の成功時、ぶつかられたものは一瞬で全体が『ガラス化』する。この場合、『分厚さ』は関係ない。
4.ぶつかられたものが持っている物や乗っている物はガラス化しないが、着ている、纏っている物はする。
5.『特攻』によっても、一般的な『自動車』よりも大きなものをガラス化させる事は出来ない。
6.また、砕けるのが前提条件であり、柔らかいものにぶつかっても特攻は成立しない事が多い。
  そのため、生物を『特攻』でガラス化したいならば敵の反撃や、部位の見極めが前提となる。
7.特攻の場合ガラス化するのは『もの単位』であり、小さなものに特攻してもガラス化するのはそのものだけ。
  周囲が巻き込まれてガラス化したりはしない。また、あまりに大きすぎるものの一部だけをガラス化したりも出来ない。
8.大きすぎるものに固定されたものやはめ込まれたもの(建物の『戸』など)は、独立した『もの』としてガラス化させられる。

178塞川 唯『クリスタライズド・ディスペア』:2018/02/20(火) 23:21:07
>>176
「ふうん、サイノー……才能ね。
そんなものがわたしにあるなんて、思ってもみなかったな。
『クリスタライズド・ディスペア』。こんなものが」

溜息をつき、目の高さに上げた手に、
『クリスタライズド・ディスペア』……硝子の鳥の『スタンド』を発現したのは、
長身の女だ。髪型も、服装も、左右不揃いの不安な恰好をしている。

「死ぬまで抱え込むべきこの感情に、
一つのカタチ……形を与えてくれたのは、どうもありがとう。
わたしの『スタンド』と向き合うことで、
わたしはわたしの感情を昇華して、幸せになれるかもしれない」

『硝子の鳥』のヴィジョンを眺めながら話し、
手を振って『スタンド』を消す。

「あるいは、その逆かも。
でも、それは誰も変わらないな。あなたも。
ひとの心を聴く才能………それに付き合って生きていくのは、
もしかすると、凄く不幸かもしれない……なんて、
まあ、わたしが言うまでもないだろうけど」

ギィ、と椅子を軋ませて立ち上がり、
軽く手を振り、頼りない足取りで部屋を出ていった。

179『音仙』:2018/02/21(水) 05:41:54
>>178

「――――『スタンド使い』は存外、多い。
 『特別』ではありますが……『全能』ではない。
 ですから、その、キミの抱えるものを……
 その力が必ず『何とかしてくれる』とは限りませんが、
 今までにない経験……『出会い』『交流し』時には『戦う』?」

「……他の『特別な才能』の持ち主達の存在が、
 スタンド使いを変える事は、よくあります。
 エエ……良くも悪くも、キミの考え通りに……ね」

女は微笑し硝子細工を見ていたが、
それが解除されると静かに俯いた。

「……私は、きっと『不幸』ではない。
 今そう思えているのは、この力のおかげか、
 それとも……単に朝食が好みの味だったからか」

それから改めて顔を上げた。
微笑はそのままだった。
何を暗示するというでもない、年の近い女の自然な笑みだ。

「道に迷ったら……また、ここに来て……くれても、いいです。
 私も、その。話し相手は……多いに越したことはないですし、
 キミの『力』の事であれば、最良の『相談役』を自負できます、ええ」

         ギィ…

                  「では、いずれ…………」

背中に細い声を受けながら、『塞川』は部屋を出た。
来る前と同じ町並だったが、今は『見えなかったもの』を知っている。

                    ――――ようこそ『星見町』へ。

――――――――――――――――――――――――――――――
☆完全な新規の方の場合、wikiの一読をお勧めします。
 ルール、世界観、用語、他のキャラクターなどが記載されており、
 活動の一助になるかと思います。強制はしませんが、もしよければ。
ttp://wikiwiki.jp/stand0wiki0/?FrontPage

★板経験者の方の場合でも、世界観理解のため一読をおすすめします。
☆不明点などあれば質問スレ、チャットなどで対応しております。お気軽に。
★いずれにせよ、ようこそ星見板へ。今後ともよろしくお願いいたします。

180名無しは星を見ていたい:2018/02/23(金) 18:42:05
1.美作くるみ
2.女
3.二十台半ば
4.
こう見えても私、昔アイドルやってた時があったのよ。
始まりは、国民的美少女コンテストの準優勝。
大手の芸能事務所と契約して、大型新人として華々しくデビューしたわ。
自分で言うのもなんだけど、結構人気あったのよ。
デビュー直後からメディアからも注目されて、応援してくれるファンも日増しに増えていった。
最盛期には、大きな会場で派手なイベントをやることも珍しくなかったし……。

まあ、そんなのは最初の内だけだったわ。
別にスキャンダルが流出したってわけじゃないんだけどね。
しばらくして、新しいアイドルがデビューしたのよ。
期待の超大型新人!ってキャッチコピー付きで。
その子の人気に押されて、私の存在感もどんどん薄くなって、最後にはひっそりと引退することになったの。
それで、私の短いアイドル人生はおしまい。

今は、この街のラジオ局でディスクジョッキーやってるわ。
最初は華やかな世界への未練もあったけど、今は自分の新しい生き方に満足してる。
ただ、昔のことを全然気にしてないかっていうと、そうでもなくて……。
今でも、たまに、あの頃を思い出すことがあるのよね。
ステージの上で眩しく輝いていた時のことを。
大げさな言い方かもしれないけど、過去の栄光を完全に忘れてしまうって難しいことだから、ね。

181『音仙』:2018/02/27(火) 22:40:31
>>180(美作くるみ)

「――――聴き終わりました。ありがとう。
 過去を捨てる事は……私達には難しいのでしょう、エエ。
 私も、忘れられない……栄光という程じゃないですけど、
 青春時代、というか……輝かしい記憶という物はありますから、
 キミほどではないにせよ、思い出す事はあります。今でも……」

「『今を生きろ』というのは簡単ですし、私も……そう言う事もありますが、
 『過去に生きる』のも、時には悪いものではないと……そう考えています」

「…………ここでは『未来』の話をしましょう。
 キミの、ね。『特別な才能』を得た、今日からの話を……
 名は、『プラン9・チャンネル7』……『栄光時代』の残滓か、
 その憧憬か、あるいは……キミの『今』が紡いだものなのか、
 いずれにせよ、キミの中にあった……キミの使う力です。
 キミの本質、と言うわけでは、ないですが……一部ではある」
 
         キィィィィ  ン

                 「応援していますよ」

「……………私は『音』を愛していますから。キミの選んだ舞台がどこであれ、
 ……エエ、『音仙』としてだけではなく、藤原しおんとして……ねえ、美作さん」

――――――――――――――――――――――――――――――――
機械の『こまどり』のようなヴィジョンのスタンド。
手のひらサイズで、マイクとスピーカーを備えている。
常に本体の肩に止まっている『象徴ヴィジョン』に近い。

ヴィジョンに備えるマイクで本体の声を受け取り、
周辺に存在する音響機器から出力する事が出来る。
音楽プレーヤーやラジオに限らずパソコンやスマホ、
その他『音を発する機構を持つ機械』は全て対象になる。

能力は――――出力側の機器の『ファン』化。
発動するのは、出力している声が本体の声の時のみ。
出力を続けている機器は本体の『ファン』として意志を持ち、
その機器が持っている『価値あるもの』を本体へと『貢ぐ』。

具体的には、『記憶』や『情報』。
パソコンであれば保存されているデータを、
ラジカセならばどんな内容の音声を流したか、
カーナビならばどういった地域をナビしたかなど、
ある程度近い過去の『運用の記憶』を本体に横流しする。

またカメラや音声認識機能を持つ物はリアルタイムで情報を取得し、
それを本体に貢ぐ、という事も可能。例えば『携帯電話』がこれに当たる。

ただし、元が機械であるファンは基本的には『自制的』で、
勝手に情報をべらべらと教えてくれる、というわけではない。
必要な情報を引き出したいならば言葉でお願いする必要がある。

また、情報は常に『言葉』で伝えられるため画像などの入手には不向きで、
長すぎる文書を入手するなども時間を要する。言語化しやすい情報が適所。

『プラン9・チャンネル7』Plan 9 Channel 7
破壊力:― スピード:― 射程距離:A(120m)
持続力:B 精密動作性:― 成長性:B
―――――――――――――――――――――――――――――――――
                    美作くるみ→己の『特別な才能』を聴き、把握。

182『音仙』:2018/02/27(火) 22:41:45
本体の声を収音し、音響機器から出力する。
出力に使用した機器は本体の『ファン』になり、『情報』を貢ぐ。

『プラン9・チャンネル7』
破壊力:― スピード:― 射程距離:A(120m)
持続力:B 精密動作性:― 成長性:B

【基本情報】
1.こまどりに似た機械的なヴィジョン。背部にマイク、口にスピーカーを備える。
2.ヴィジョンに能力は有するが、象徴ヴィジョンに近い。
  肩から離れず、ダメージフィードバックや視聴覚リンクはない。
3.背中のマイクは、本体の声のみを拾う。どれ程周囲がうるさくても問題ない。
4.拾った声は、本体から半径『120m』に存在する『音響機器』からリアルタイムで出力できる。
5.出力先に選べるのは、本体が存在を一度でも確認し、位置を『認識』している物に限る。
  移動し続けている機器の場合、『どこを移動しているのか』を把握しておく必要がある。
6.音声を出力する機能を持つ機械であれば、音響機器と認定される。
  叩けば音が出るなど、物理的な方法で音を鳴らす(楽器のように)のは範疇外。
7.ラジカセや音楽プレーヤーに限らず、スマホ、パソコン、音声案内(ナビ)機器なども含まれる。
8.同時に出力先に選ぶことが出来る機器は現在『2つ』まで。切り替えは思考するだけで行える。

【ファン化】
1.本体の声を出力した機器は、条件を満たせば本体の『ファン』になる。
2.ファンにするには、その機器での出力を『5秒』以上続ける必要がある。息継ぎなどは許される。
3.本体の声の出力が『5分』途絶えた機器のファン化は全て解除される。
4.ファン化の射程も、出力の射程と同じ『本体から120m』。
5.ファンにしておける機器の数や、持続時間に制限はない。上述の条件を満たさない限りは続く。
  出力を取りやめた機器についても、5分経過するか本体がスタンドを解除しない限りファンのまま。
6.ファンにした機器は、ファンである間に限られる疑似的な『自立した意思』と、
  カメラを備えるなら『視覚』、音声入力・認識などを備えるなら『聴覚』を有するようになる。
7.ただし、意思疎通が可能なのは後述する『貢がせる』過程での本体とのみ。勝手に話し出したりはしない。
8.この能力で機器が得る視覚、聴覚は、スタンドを捉える事が可能。
9.ファン化は任意解除が可能。再度ファンにするなら、再度出力から行う必要がある。

【貢がせる】
1.本体が機器に『ねだる』ことで、機器が持つ価値あるもの――
  すなわち、その機器の『情報・記憶』を本体に貢がせる事が出来る。
2.ねだる方法は、意中の『ファン』化した機器を出力対象にし、
  機器に対して『欲しい情報』を語りかけるように出力すること。
3.この能力で得られる情報には3通りある。
  A:(付与できた場合)付与された視聴覚で捉えたリアルタイムの情報。
  B:(保存域がある場合)機器の中にあるデータ、履歴、利用情報などの保存された過去の記録。
    ユーザーが参照できない領域でも、『保存されているデータ』であるなら貢がせる事が出来る。
  C:その機器の『過去3日間』の使用記録。例えばラジカセなら『どんな曲を流したか』等。
    あくまでどのように使用されたか、という話で、使用者の素性などを知る事は出来ない。
4.機器が貢いだ情報は言語化され、スタンド音声としてスタンド側の『スピーカー』から出力される。
  途中で中断する事は出来ないが、先述したように『ファン化』を解除すれば強制的に中断させられる。
5.言語化する都合上、言葉で説明しづらい画像・映像や、長すぎる文章などの入手には時間と理解力を要する。
6.ファンにした機器に『声』が設定されているなら、その声で出力される。
  されていないなら、本体の声をもとにした機械的な『音声読み上げ』風。
7.ねだった情報を持っていないファン、および指名されていないファンは何も言わない。
  また、ねだった情報を出し渋ったりする事もない。『情報を貢がせる』事が能力である。
8.複数のファンがねだった情報を所有し、しかも指名しなかった場合、
  全員が同時にしゃべりだすためやや混線するが、聴きとる事は出来る。
9.貢いでくれる情報は、本体の指示次第。言い方次第では不要な情報しか貢いでくれない事もある。
  欲しい情報がなんであるか、および、どの機器に貢いでほしいのか明確に伝える必要がある。
  フワフワした内容の指示では、望み通りの情報を貢いでくれるとは限らないという事。
※これは、指示を読んだ上でGMが『どんな情報を渡すのが妥当か』を判断する必要があるため。
 よってGMの判断を必要としない場スレであれば、フワフワした指示で情報を得ても構わない。

183名無しは星を見ていたい:2018/03/03(土) 12:42:02
1.火野一稀
2.女性
3.17
4.
アタシは自分の目が好きだ。
……アタシの目はな、縦に筋が入ったみてェに左右で色が違うんだよ。
ガキの頃に事故でな、なったんだよ。
だがこれがいいんだよこれが。周りにゃいねぇアタシの目だ。

アタシはいわゆる不良のレッテルを貼られてる。
別にいい。アタシはアタシの思うようにする。生きたいように生きる。
そういう目で見られるのは覚悟の上だからな。
ムカつくことも理不尽なこともこの目をバカにされることもあった。

昔はアタシのやることに誰かが何言うかなんて考えたこともあったよ。
だけどそれが何になるんだ?
この目はこれからもオンリーワンで変わらねェ。
なのに持ち主のアタシが細けェこと気にすんのか? そんなのつまんねェだろ?
この目でアタシは変身したんだ。そうだろ?

だが最近この目の調子が悪りィ。
視力に問題はねェはずなのに歪んで見えたりブレて見えたり、変なものが見えるようになった。
一体どういうことだ?

184『音仙』:2018/03/06(火) 17:31:38
>>183(火野一稀)

「――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 己を愛し、貫くというのは……案外、大変なことです。
 己の嘘偽りのない『本質』というのは……時には悍ましいから。
 ……それが出来るキミを、私は羨ましいと思っている。
 エエ、本心から、ね。心を聴く私が嘘を吐くのは、
 なんだか……あまり、フェアじゃない気がするじゃないですか。
 いえ、嘘を全くつかない人間か、というと、その、そうでもないですけど」

「ともあれ……キミには特別な才能がありますから、それが、
 キミの目に悪影響を……と、考えるのが自然でしょう。
 目に直接関係のない『才能』であっても、あり得る事例です。
 そう……『スタンド能力』は『見えない物』を見えるようにする力」

「キミの『才能』も……『目を疑う』光景は必至。
 名前は、エエ……『ザイセルフ』と、そう言うそうです。
 どうぞお聴きください。キミにとっての新たな『オンリーワン』を」

         キ
            ィィィィィィーーーーーー
                        ン

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

しなやかなフォルムの纏うタイプのスタンド。
本体の瞳と同じように縦に左右別れた色をしており、
その上で各部に金細工のようなラインが走っている。

能力は、手で触れた平面を『鏡』に変える事。
鏡になった平面は鏡の性質――『反射』や『強度』、
質感など様々な面が鏡そのものになり、曇る事も無い。
紙なども極薄のガラス板に出来ると考えれば、
武器として扱う事も不可能ではないが本質は別にある。

奇妙な事に、このスタンドを纏っている状態で鏡を見ると、
自分自身の姿は『ネガポジ反転』したかのような色合いに見え、
また自分自身が傷ついたり着替えたりしても、発現時の姿を保つ。

そして――『鏡に映る自分自身の瞳』を覗き込むと、
鏡の中の自分自身と『入れ替わる』事が可能である。
入れ替わった後は本体の意思は『そちら』へと移行し、
その代わりに元の肉体は、鏡に映る存在へと交代する。

この『鏡の中の自分』が受けた変化も『本来の自分』には反映されず、
この状態で鏡に映るのは『入れ替わった瞬間』の『本来の自分』である。
再度瞳を覗き込めば元の肉体へと『再度入れ替わる』ことが可能であり、
その後『鏡の中の自分』は『再度入れ替わった時点』の姿で鏡に映り続ける。

『ザイセルフ』Thyself
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                         火野一稀→己の『特別な才能』を聴き、把握。

185『音仙』:2018/03/06(火) 17:34:54

纏うタイプのスタンド。触れた平面を鏡にする。
発現中鏡に映る自分は『ネガポジ反転』した色合いになり、
その瞳を覗き込むとそれと入れ替わり、『反転』した体で行動できる。
反転した自分と元の自分の、肉体的な変化はリンクしていない。

『ザイセルフ』Thyself
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。動作速度が向上する。
2.手で触れた『平面』を『鏡』にする事が出来る。
3.鏡になった平面は強度、質感、反射の性質などが『鏡』そのものになる。
4.この能力によって変化した鏡は、自然に『曇る』事が無い。汚れはする。
5.最大で『2m×2m』までを鏡に出来る。平面の一部だけを鏡にする事も可能。
6.同時に鏡に出来る平面の数は『6つ』まで。射程は『20m』。持続時間は『1時間』。
7.任意解除は視界に入っていれば可能。強制は射程外、スタンドごとの解除、気絶等で引き起こされる。
8.あくまで鏡になるのは平面だけで、『段ボール』より分厚いものの場合表層だけが鏡になる。
9.また、鏡としての機能を果たさないほど粉砕されれば解除される。

【鏡の中の自分】
1.このスタンドの発現中、鏡面に映る自分の姿は『ネガポジ反転』したものになる。
2.また、服の汚れや負傷、その他このスタンドを発現してから起きた、
  肉体や衣服に起きたもろもろの変化が、鏡に映る自分に反映されない。
3.この『鏡の中の自分自身』(以後『反転体』)の瞳を覗き込むと、
  『現実の自分自身』(以後『素体』)はその瞬間鏡に飲み込まれる。
4.飲み込まれた直後『反転体』が鏡から現実世界に現れ、本体の意識はそちらへと移行する。
  反転体の肉体や衣服は鏡に映っていた通りのもので、『素体』のそれを引き継がない。
5.反転体では、今までとは逆に『鏡に飲み込まれた瞬間の姿』の『素体』が鏡に映るようになる。
  現実に出ている『反転体』に起きた肉体的な変化が、鏡の中の『素体』に反映されないのも同じ。
6.元に戻りたい場合は『反転体』で鏡の中の素体の瞳を覗き込めばよい。
  またはスタンドを解除する(される)と、その場で強制的に『素体』に戻る。
7.『素体』『反転体』共に精神は本体の物のため、精神疲労や、精神系の能力は反映される。
8.能力の性質上『素体』が無事を保てるなら『反転体』の肉体は損壊しても問題はないが、
  精神は本体の物であり、気絶すれば強制解除される(=気絶したまま素体に戻る)し、
  仮に死亡すれば中に入っている『本体の精神』も死ぬ。そのため『絶対に安全』とは言えない。
9.鏡が破壊されたからと言って、鏡の中にある側の身体に何か影響が出たりはしない。
10.素体と反転体の入れ替わりは『一瞬』で行われ、『現実世界にどちらもいない瞬間』は生じない。

☆『鏡の中の自分』の補足:
要するに発現時に鏡に映る『スペアの身体』を用意出来る能力。
スペアの身体は『スタンド発現時』の本体の状態を元に作られる。
その後、『鏡に移る自分の瞳』を見ればスペアの身体と実際の身体を入れ替えられる。
本来の身体とスペアの身体とは負傷などを共有しないが『精神』は共用であり、
たとえスペアの身体に入っていようが『気絶』や『死亡』の影響は通常通り受ける。
このスペアの身体を『反転体』と称し、それは本来の身体(素体)とネガポジ反転した配色である。

186美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2018/03/13(火) 20:51:24
>>181

自分の肩に止まる機械仕掛けの小鳥を見て、軽く頬を緩ませる。

「へえ、なかなか可愛いじゃない。
 これが私の中で眠っていた才能ってわけね。
 『プラン9・チャンネル7』――気に入ったわ」

「……応援ありがとう。
 華やかなステージに立ってなくったって、応援してくれる人ってどこかにいるものよね
 私はリスナーに応援のメッセージを送ることは多いけど、
 自分が応援されたのって、考えてみたら何だか久しぶりな感じ」

「私の中には確かに昔を忘れられない気持ちもあるけど、今の仕事も好きなのよ。
 そういう意味では、引退して良かったのかもしれないとも思ってる。
 そうじゃなければ新しい生き方を見つけられることはなかったと思うから」

「上手く言えないけど、ここに来て良かった。
 なんとなく、ちょっとスッキリした気がするわ。
 お蔭様で、また明日から頑張れそう」

出口に向かいかけて、ふと立ち止まり、振り返って名刺入れを取り出す。

「――そうそう、忘れるところだった。
 私の名刺、ここに置かせてもらうわ。
 毎週の月曜から金曜、17:00〜18:00にオンエアしてるから、よろしくね」

名刺には番組の概要と共に、番組名の下に『パーソナリティ:美作くるみ』の名前があった。

187『音仙』:2018/03/14(水) 04:08:04
>>186

いつの間にか――藤原しおんの背後には、
音響機器でくみ上げられた『樹』が聳えていた。
これが彼女の『特別な才能』の形なのだろう。

「可愛らしいだけではなく――
 したたかな側面も秘めている。
 『スタンド』とは得てしてそういうものです。
 きっと、キミの役に立つ事でしょう……」

      「……あ。どうも、これはこれは」

         ス…

膝掛の上に置いていた手を伸ばし、名刺を受け取った。
長い前髪から覗く目、口角の上がった口は喜色を示す。

「あ、オンエアの時間は……ね。知っているんです。
 でも、名刺は嬉しい。ええ、キミのファンとしてね」

「……それでは、また。いつでもいらしてください。
 気の利いた話は、その、得意ではないですけれど」

                   ギィィ
  
                        バ タン

188名無しは星を見ていたい:2018/04/11(水) 12:53:58
1.猿渡 楓
2.男
3.17歳
4.ガキの頃、普段家にいないオヤジが見せてくれる映画が楽しみだった。
オヤジなりの家族サービスってやつだったんだろうね。
特に好きだったのはアクション映画。
スタイリッシュなアクションが体を鍛える良さみたいなのを教えてくれた。
でもオヤジは西部劇が好きだった。
西部劇からはアウトローの生き方とヒリつく銃の闘い。
ボクはそれがよくわかんなかったけど、銃への憧れってのは理解できた。
……無差別に人を殺したいんじゃない。そういうのできる性格じゃないし。
ただ生きてるとやらなきゃいけない時ってのがあるから。
ボクにとってはそれが今だから。
ボクも引き金を引きたい。

189『音仙』:2018/04/15(日) 11:50:42
>>188(猿渡 楓)

「――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 西部劇……映画は良いものです。私もけっこう見るんですが、
 まあ、語れるほどではないんですが……作り物ではあれ、
 銀幕の中で生きる人の『心の音』が聞こえてくるような、
 そんな傑作は……人生にも影響を与える物。いえもちろん娯楽ですし、
 私もいつも人生がどうとかこうとか考えて見ているわけではないのですが」

「マア、ともかく……キミの心の音、その奥底の『特別な才能』については、
 キミの過去……あるいは憧憬、『西部劇』からかなり影響を受けたのでしょう。
 キミ自身を象徴するというよりは、キミが思い描く『力』の形として、ね」

「ああ、まずは聴かせるべきですね……耳を澄ませて」

          キィィィーーーーーーン

「さて、聴こえましたように……『ウェスタン・ホワイトキッド』というこの才能。
 現代は『決闘』で何かを勝ち取るには不便な時代ですが、キミが考えている通り、
 『闘争』の時はあります。銃口を向けたい、撃ち破りたい、そんな障害もあります。
 特別な才能を得た以上、今まで以上に……そう感じるときは、来るでしょう。
 軽々しく撃鉄を起こす事はおすすめしませんが、『持っている』事は重要ですよね」

             「……では、行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

西部開拓時代を思わせる拳銃と、『タンブルウィード』のスタンド。
セットで発現されるが、タンブルウィードが破壊されても拳銃は消えない。

本体は『西部劇のガンマン』とは言えずとも十分な腕前を得るが、
それ以外に特別な能力は無く、拳銃のみでは純粋な射撃のみが可能。

特異な能力を有するのは、同時に発現するタンブルウィード。
操作の際、動きに追随するかのように強い『風』が吹く。
とはいえ帽子が飛ぶ程度の強さで、これ自体に攻撃力は乏しい。

ただし――望むならば、この風は拳銃弾の軌道に干渉する。
即ち着弾を曲げることも、速める事も、遅らせる事も可能となり、
単なる射撃を超えた、変幻自在の『銃撃戦』を可能とする。

『ウェスタン・ホワイトキッド』Western White Kid
破壊力:B  スピード:B 射程距離:C(10m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:B

『タンブルウィード』
破壊力:D  スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:E 精密動作性:D 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                猿渡 楓→己の『特別な才能』を聴き、把握。

190『音仙』:2018/04/15(日) 11:51:01
シンプルな拳銃と、タンブルウィードのスタンド。
タンブルウィードが動けば風が吹く。
そして拳銃の弾丸を風に乗せ、弾道に干渉できる。

『ウェスタン・ホワイト・キッド』
破壊力:B  スピード:B 射程距離:C(10m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:B

『タンブルウィード』
破壊力:D  スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:E 精密動作性:D 成長性:B

【基本情報】
1.回転式拳銃とタンブルウィードのスタンド。
2.タンブルウィードにダメージフィードバックはない。拳銃は利き手にフィードバック。
3.拳銃の装弾数は6発。シリンダーを外す動作の後『一呼吸』で再装填が完了する。
4.拳銃そのものの射程は1mほど。手放しても発現持続は可能。解除時は触れる必要あり。
5.拳銃はパBの全力の一撃でヒビが入り、二度で完全に崩壊する強度。
6.一発撃つごとに撃鉄を起こす必要がある(シングルアクション) 所要時間は一拍。
7.いわゆる『ファニング』による速射は可能。ただし二発目以降の精密性は一段階低下する。
8.リロードを行うと、着弾済みの弾丸は解除される。
9.10m以上離れた的に対しての精密性は1ランク低下する。
10.解除されると、タンブルウィードも消える。また弾丸もすべて消える。

【タンブルウィード】
1.大きさはビーチボール大。発現は同時には一つだけ。転がらせる操作が可能。
2.強度は草の塊相応で、破壊は容易。破壊されてから再発現までには『1分』が必要。
3.転がる際、転がる方向に向けて風が吹く。
4.風の強さはパスDD相当。『風の強い日』程度。
  音で言えば『ビュオオオオ』。『ゴオオオオオ』には至らない。
  帽子などが飛んだりはするが、身体を倒されたりは基本的にない。
5.風は『本体から半径10m』以内にのみ吹く。無関係な風はこの空間に影響しない。
6.移動と風が吹くのは同時。このため『風が吹いて動いている』ようにも見える。
7.方向転換や停止の際には『一呼吸』程度のラグが生じる。連続で風向きを変えるのは困難。
8.解除されても拳銃は消えない。吹かせていた風は跡形もなく消える。

【風と射撃】
1.拳銃の弾は、タンブルウィードの起こす風の影響を任意選択出来る。
2.まず風の影響を全く受けずに射撃する事が可能(通常射撃)
3.逆に風の影響を過剰に受け、弾丸を風に流す事が可能。
  風に流した弾丸はスペックが変化する。4〜6はその例とする。
  2および3のどちらを選ぶかは、引き金を引く際に決定できる。デフォルトは2。
4.弾丸と風の進行方向が同じ場合、弾丸は『速度が一段階』または『射程が10m』上昇。
5.弾丸と風の進行方向が逆の場合、『破壊力と速度が一段階低下』。一応『手加減』等に有効。
6.弾丸に対して風の方向が『上下』『横』の場合、『速度が一段階低下』した『曲がる弾丸』。
  曲げられる軌道は『風向き通り』かつ『射程に収まる範囲』。また、発射後の『3m』は必ず直進する。
7.弾丸と風の方向一致は曖昧なレベルで構わない。厳密である必要はない。
  (具体的に言うなら北、北東、東、南東、南、南西、西、北西の『八方』程度でいい)
8.よって『上下』に向けて放つ弾丸は『風と同じ(逆)方向』になる事はありえない。
  また何らかの理由で『一致しているか判定できない』場合は『通常射撃』として扱う。
9.途中で風が止んだ場合、弾丸は即座に『通常射撃のスペック』に戻る。
  また風向きが切り替わった場合は、切り替わった後の風向きに相応のスペックとなる。

191名無しは星を見ていたい:2018/04/22(日) 19:38:46
1.杉夜 京氏(すぎや きょうし)
2.男
3.26歳
4.
――とにかくイライラするんだよ。
 いや、出始めにこんな事言うのもどうかと思うんだけどよ
正真正銘、マジでイライラするんだよ、息つきも億劫な程にな。
 それと言うのもさ。物心ついた時から、俺の家の祖父母がさ
もう、アレさ。認知症 かなり末期でさ、そうなると人間って
4歳児か5歳児ぐらいと同じなのよ。世話するのは親と俺さ。
 物心ついた時から、自分の親の親の下の世話。学校から帰ったら
直ぐにそれのルーチンワーク。父親も嫌気が差したんだろうな
俺が小学の時に居なくなったし、施設に入れる考えのないような
奴等だから。もうそっから俺の記憶の大半は介護さ。
中学高校の青春なんぞ無かったし、大学なんぞ夢のまた夢
資格だけは幾つかとったけどな、金稼ぐのには必要だったから。
 けど、俺は色々と人より特殊だからか何時もバイト先じゃ何かと
付き合い下手で責められるし。ようやく老衰でくたばって自由に
なったと思いきや、今度は俺の母親か認知だよ 笑えるだろ?
 今日だって此処に来れたのは、ヘルパー雇って少々出来たちょっとの
空き時間だぜ。帰ったら、直ぐに俺の事わかってない親の世話さ。

あぁ、とにかくイライラする。けどよ、暴れる先だって無いんだよ
ぶち切れたくてもよ、ぶち切れねぇんだ。

192『音仙』:2018/04/26(木) 22:29:05
>>191(杉夜 京氏)

「――――聴き終わりました、ありがとう。
 私はカウンセラーではないので、その。
 キミの境遇を緩和したり……解消したり、
 そういう……助言とか、手助けは出来ません。
 月並みな慰めの言葉くらいなら吐けますが、
 そんなものは……あまり、意味がないでしょう?
 いえ、もちろんお望みであれば少しはサービスしますが」
 
「本当に出来る事と言えば、『才能』を『目覚めさせる』こと。
 キミにも眠れる才能がありましたが、役に立つかどうか、
 あるいは……『どう役立てるのか』は、キミの考えに任せます。
 アテなく暴れるには少々、行き過ぎた力ではありますが……
 『スタンド使い』という特別な才能は、人生を否応なしに変えるもの」

              キィィィ

「名は『ドッグ・イート・ドッグ』」

                   ィィィィイイイイイイイイン

「万物の翼をへし折り『墜落』の連鎖を引き起こす……
 私からの『皮肉』とは、どうか受け取らないでください、ネ」

―――――――――――――――――――――――――――――

真っ黒に煤けた機械仕掛けの人型。
触れた物体の『飛行』を禁止する能力。
このスタンドの拳で殴打されたものは、
地面(床)から離れる行動の一切を制限される。
またこの能力は『撃墜』された物質に触れる事によって『伝播』する。

『ドッグ・イート・ドッグ』 Dog Eat Dog
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(能力射程:C)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――
    杉夜 京氏(すぎや きょうし)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

193『音仙』:2018/04/26(木) 22:30:18
真っ黒に煤けた機械仕掛けの人型。
触れた物体の『飛行』を禁止する能力。
このスタンドの拳で殴打されたものは、
地面(床)から離れる行動の一切を制限される。
またこの能力は『撃墜』された物質に触れる事によって『伝播』する。

『ドッグ・イート・ドッグ』 Dog Eat Dog
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(能力射程:C)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

◆『ドッグ・イート・ドッグ』詳細

・『ドッグ・イート・ドッグ』(以後『DED』と表記)は人型。
 全身が真っ黒に煤けた機械仕掛けの容貌。
 
・『DED』の射程距離は『2m』。
 ダメージ・フィードバックあり、五感を共用しない、
 典型的な『近距離パワー型』スタンド。

・『DED』が『全力』で殴打した物体は、生物・非生物問わず、
 『ジャンプ』などの『地面から離れる行動』の一切を制限される。

◆『撃墜』※
(※『DED』の殴打による行動制限を『撃墜』と表記)

・対象に『撃墜』を施すには『DED』による『全力』の殴打が必要。
 『撃墜』の対象は生物・非生物・スタンドは問わない。
 『撃墜』を施せる最小サイズは小石程で、最大サイズは2tトラック程。
 能力射程距離は『50m』。射程から出る事で解除される。

・同時に『撃墜』を施せる最大数は『3つ』。
 解除は一瞬で行えるが個別の解除は不可能。全て同時に解除される。

・『撃墜』は本体に行使する事が可能である。

・『撃墜』を施された物体は、一瞬でも床から離れる行動を行えなくなる(『飛行』と表記)。
  『撃墜』の強制力は非常に強力であり、受動的・能動的問わず物体が『飛行』する寸前に、
  まるでその場に『溶接』されてるかのように接地面が離れなくなる。  

・『飛行』とはその全面が地面と一瞬でも離れる行動の事を指し示す。
 よって、ある程度の速度なら『走る』などの行動も可能。

・既に『飛行』している物体に『撃墜』を施した場合、対象は慣性を失いその場で『ストン』と落ちる。
 また『撃墜』された生物が『投擲』などで『飛行』を行った場合も、
 投擲物はその手を離れた瞬間にその場に落ちる。
 飛行物を『撃墜』する際のパス精は『なしCC』。

・『アドバルーン』や『つり革』などワイヤーや鉄棒などで結果的に床に固定されているものに、
 『撃墜』を行使するのは不可能である。(取り外す必要がある)

・また『撃墜』化現象は『伝播』する性質を持っており、『撃墜』化したものに触れた物体も『撃墜』を施される。
 更にその『伝播』した物体に触れた物体にも『撃墜』化が伝播してゆき、『50m』の射程内に広がっていく。
 この性質は本体にも制御する事が不可能であり、また『伝播』する場合に限り最大行使数は『∞』となる。

194名無しは星を見ていたい:2018/06/10(日) 18:51:48
1.白銀 透
2.女性
3.18
4.白銀透。私は何者なんだろう。
今まで私は私の最善を尽くして来た。
人を幸せにするために振舞ってきた。人の笑顔に救われる。
だけど本当の私とは何かと考えてしまう。私はみんなの思うほどの人間ではないのかもしれない。
いや、そんなことを考えている時間はない。強くなくてはならない。正しくあらないといけない。
そう思って生きてきた。
……私は我を通した気になって誰かの我を通してきただけなのかもしれない。
今、私自身と向き合いたい。
だが自分との会話は難しい。だから貴方の所まで歩いてきた。正真正銘、自分のためにだ。
挨拶が遅れて申し訳ない、初めまして藤原しおんさん。
私は白銀透。よろしく頼む。
5.特技、合気道

195『音仙』:2018/06/17(日) 00:07:11
>>194(白銀 透)

「はい、聴き終わりました―――ありがとう。
 その、『己自信と向き合う』という事は、とても……難しいです。
 私の力で心を聴いて、それをそのままキミに伝えたとしても、
 それは……『私が解釈し、再編集したキミ』でしか、ない。
 心は音楽……聴き手次第で、その解釈は異なるもの、だと。
 私はそう考えていますから。エエ……キミの望みは叶えられない。
 もちろん、キミの本質を私が決めつけて良いなら別ですけど……
 その。私としても、そこまで……ね。キミの運命を、背尾えませんし」

           キィィィーーーーーーーーーーーン ・・・

「ああ、そして、キミの心の奥底に眠っていた才能……聴こえましたか?
 これも、ええ、キミの本質を『証明』するものではないですよ。
 名は『ハーモニー・リメインズ』……シンプルな、『統一』の力ですが、
 『他人本位さ』か、『合気』に由来する調和か、『最善』を目指す心か、
 キミの何を表すものなのか、全てなのか、あるいは何も表してはいないのか、
 それを私が決めるのも……キミに、今ここで決めろと言うのも酷な話でしょう?」

          「……なんにせよ、私は……『誰かの為』と『自分の為』は、
           矛盾しているようで……両立できるものだと思いますから。
             ……その、『どちらかである』事にこだわらなくても、とは」

――――――――――――――――――――――――――――――――
  
人型のスタンド。透き通るように真っ白。
スペックに関しては極めて平凡。

その能力は、集団の性能を一定の基準に『統一』させる事。
手で触れたものを『群』とし、それに含まれる誰かを基準に、
群に含まれる全員の特定のスペックを基準のそれと同一にする。

剛力・高速・器用なものを基準とする事で群の全員を強化する事も、
逆に非力・鈍足・不器用なものを基準として全員を弱体化する事も可能。
もちろんそう都合よく尖ったスペックのものは存在しないだろうが、
スペックが存在するなら無生物であっても『群』および基準に出来る。

このスタンドについては常に『群』に含まれており、
省く事は出来ない。また、このスタンドを基準にも出来ない。

本体については初期状態では群に含まれてはおらず、
群に加えること、および群から省く事に何ら制限はない。
『18歳の女性』レベルの基準として設定する事も可能である。

『ハーモニー・リメインズ』The Harmony Remains 
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――
                    白銀 透→己の『特別な才能』を聴き、把握。

196『音仙』:2018/06/17(日) 00:29:51

人型のスタンド。触れたものを『群』にする。
群全員の特定のスペックを、基準となる対象の物に統一出来る。
このスタンドは常に能力対象に含まれ、基準に選ぶ事は出来ない。

『ハーモニー・リメインズ』
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.手で触れたものを能力対象(以後『群』と呼称)に出来る。対象に外見的変化などは無い。
3.このスタンド自身は、常時『群』に含まれている。群化の解除も出来ない。
  本体は初期状態では含まれておらず、群化に関しても特に制限なし。
4.能力発動の際は、『群』のうち1人を『基準』として定め、
  そのスペックの内『破壊力』『スピード』『精密動作性』『持続力』から一つ選ぶ。
  選んだ時点で『統一』が発動する。なお、このスタンド自身は基準には出来ない。
5.基準とする対象およびスペックの選択は、『10秒に1度』切り替えが可能。
6.無生物は原則対象に出来ない。
  動力を有するなど、『スペックを人間の手に依存しない』なら可能。
7.基準にする相手の全く把握していないスペックを選ぶ事は出来ない。
  よって、全てのスペックを知らない相手(未知のスタンドなど)は基準に出来ない。
8.同時に能力対象にしておける対象の数は『3』。このスタンドが常時一枠を食うため実質『2』。
9.能力射程はスタンドから『8m』で、持続時間は『3分』。『群』化の任意解除は可能。
10.『本体の手で動かすタイプの器具型のスタンドのスピード』など、
  実際は動かないスタンドに便宜的に割り振られたスペックは基準に選べない。
  (実態が不明瞭である場合は、判定者が判断する)

【統一】
1.発動中、『群』全体の指定したスペックが、基準となる対象のスペックと同値に統一される。
  (破壊力を選択し、基準のそれがCなら、能力対象全員の破壊力が『C』になる。)
2.このスタンドの能力は本体とスタンドでフィードバックしない。
  スタンドを能力対象にしたいならば、スタンドの側に触れる必要がある。
3.統一により変動したスペックに耐えられず対象が自壊するという事は無い。
4.ただしスペックを扱いきれずに自滅してしまう可能性は排除できない。
  例えば、人間のスピードが『A』になった場合などは非常な危険が伴う。
  動く分には問題ないのだが壁への衝突や障害物による転倒は交通事故級。
  また、ブレーキを有さない超高速の物がそうであるように『急に止まる』等も困難。
5.群の中で対象となるスペックを持たない者については特に何も変化はない。
6.統一自体に射程や持続時間はなく、基準とした者が群である限りは持続する。

197名無しは星を見ていたい:2018/07/04(水) 18:26:54
1.太刀川 叶
2.女
3.27
4.
言葉の刃って言葉があるやろ
ならうちはさしずめ言葉の辻斬りやな
突然現れて心の中に言葉を差し込んで、刺し込んで、仕留める
嘘をつく。偽る。欺く。詐欺をするんがうちの仕事
うちは切り取ったで。言葉の刃で
金。物。人。必要なもんは全て
騙して得たもんを別んとこに転がして膨れ上がらせる
やけど、まだ足りん。まだまだ欲しい。もっと切り取る刃が欲しい
日本刀みたいな切れ味の言葉をもっと吐き出さんと……もっと稼がんとあかんのや

……言うとくけど、通報はせん方がええ
逃げ道は確認してるけど、そうやのうてな
純粋にこっちもそれなりの手段打たなあかんなるからやねんけど……

198『音仙』:2018/07/07(土) 22:10:00
>>197(太刀川)

「はい、『聴き終わり』ました――――ありがとう。
 あの、ええと。べつに詐欺くらいで通報したりは……ああ。
 私が被害にあってでもいない限りは、しませんから……
 そこは、安心してください。対価を求めたりもしませんよ。
 慈善事業でも、ないですが……『目覚める』事に意味があるので」

「とはいえ…………『今から金を騙し取ります』と宣言した人間に、
 わざわざ騙しの道具を与えるというのも……どうなんでしょうね。
 与えた道具の使い道には、その、私も文句などは言えませんけど……
 私、その。『悪人の心は刺激的で好き』とか、そういうのはなくて……
 それはデスメタルはジャケットがグロいから好き、みたいな話じゃないですか」

「……話が長いですか? それとも、通報しないというのが胡散臭い?
 人を騙す者は、まあ、だいたい誰より人を疑ってかかる物ですが……」

               キィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイン

「少なくとも……キミに『特別な才能』があった事は、事実ですよ。
 ええ、名前は『スマザード』……まさしく、言葉から生まれる刃。
 扱いは難しいですが、『今以上』を求めるならきっと役に立つでしょう。
 キミは『名刀』から……『妖刀』『魔剣』の類に、なったという事です」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

空中に浮遊する『タチウオ』のようなスタンド。
長さは『50cm』ほどで自由に操作する事ができ、
その背ビレは刃状で鋭利。操作の精度は低いが性能は高い。
ただし耐久力は魚並であり、人並みの力でも直撃を受ければ危険。

このスタンドの特徴は――――『発現方法』。

本体が設定した『言葉』を発した人間の口から飛び出すように現れ、
この条件を満たして発現したならば同時に複数存在する事が出来る。

自身から発現する事も可能であり、最低でも一匹は保証されるが、
自分自身が『言葉』を発するという事は『設定』を推測される事に繋がる。
また、一度定めた設定は『3分』経過するまでは変更できない。

飛び出す際に対象の喉を切り裂く事はないが、発声能力に干渉し、
発現に用いられた『言葉』を発する事を出来なくしてしまう。
無理やり発しようとしても周囲の人間はそれを知覚出来ず、
喉に激痛が走り、なにもいいことはないので、結局発せない。
これにより1人の人間に『同じ言葉』で複数回発現させるのは不可能。

なお設定できる『言葉』は『3文字以上』の『単語』に限るが、
その文字列を連続して発したならばニュアンスなどは関係ない。

『スマザード』Smothered
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(30m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                           太刀川 叶→己の『特別な才能』を聴き、把握。

199『音仙』:2018/07/07(土) 22:10:23
本体が設定した特定の単語を発した者の口から這い出る太刀魚。
背びれは極めて鋭利。発現条件ゆえに高いスペックと長射程を併せ持つ。

『スマザード』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(30m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:B

【基本情報】
1.まず『設定』を行う必要がある。『設定』は『三文字以上の単語』を宣言する事である。
  文字数は十文字までの範囲で自由だが、現時点では長ければ強いというわけではない。
2.宣言内容は『メール欄』もしくは『暗号スレ』または『判定者にのみ伝える』ことで、
  このPCのPLと中立の判定者以外が知り得ない状況にしておくことを『推奨』する。 
  ミッションGMに知らせるかどうかは任意だが、GMから要求された場合は原則従う事。
3.『設定』を行ったこと自体は必ずレス中で明記する事。後出しは『無効』となる。
4.もし『暗号スレ』等を用いた場合、設定した『言葉』を誰かが発したなら、
  このPCの本体が暗号を開示した上で、このスタンドの『発現』を可能とする。
5.設定できるのは意味を成す三文字以上の単語のみ。また、固有名詞も選択できる。
6.発言と単語で『文字列』が一致したなら、その発言のニュアンスは問わない。
7.『言葉を発する』の定義は『台詞』にその言葉が含まれることである。
  思考や効果音、PLの連絡、および地の文は一人称視点でも定義に含まれない。
8.スタンドを発現できるのは対象が設定した単語を発したレスの『返レス時』に限る。
9.射程内の『設定』の言葉が発されても、本体が聴いていなかった場合は発現できない。
  耳で直に聞く必要はなく、スタンドが有する聴覚でも可。拡声器などを介しても可。
  また、『録音』などリアルタイムではない形で聞いた場合や射程外の場合は発現不可。
10.一度設定した単語は、『3分間』または本体以外の誰かが発してしまうまで変更できない。

【発現】
1.誰かが設定した単語を発言し、本体が発現を選んだなら、対象の口から前方に飛び出すように発現する。
  この『飛び出す』動きにより、タチウオが操作可能になる地点は対象から『1m』ほど離れる。
2.発現をヴィジョンでつかむなどで阻止する事は出来ない(口から出終わるまで相互に干渉不可能)
  また、操作は口から出てから可能。発現開始から操作可能までは『一呼吸』ほどラグがある。
3.発現時、対象には設定した単語を再度自発的に発せないようにする。
  発しようとしても発せず、更に喉に裂くような痛みが走る。
  これはそのタチウオが破壊、射程外などで解除されれば治る。
4.操作のパワーは高いが、魚に出来ないような動きは基本的に出来ない。
  口に咥えさせる、身体に載せる等で小さな物であれば運搬する事は可能。
5.ヴィジョンは、本体と視聴覚のリンクを有する。ただし視界の精度は悪く、『白黒テレビ』に近い。
6.同時発現可能数は『7体』まで。射程は『本体から30m』で、浮遊は『3m』まで。
  同時操作も7体まで可能だが、7体を超えて同時操作する場合精密動作性は『E』になる。
7.ヴィジョンは50cmほどでタチウオに酷似し、耐久もタチウオ相当で貧弱。
  上部に存在する背ヒレが『太刀』のように鋭利で、これを武器とする。
8.任意解除はいつでも可能。一般的な『魚』が死ぬほどのダメージや射程外等でも強制解除される。
9.ダメージフィードバックは本体の『指』に来る。利き手ではない側の小指→親指、その後利き手の小指と薬指。

200名無しは星を見ていたい:2018/07/20(金) 23:16:08
1.稲崎充希(イナザキ ミツキ)
2.女
3.20代
4.己の不幸を他人や世間様のせいにする人間が嫌いだ。
世の中に不満があるなら、己が変わるべきなのだ。
世間はお前達のお母さんじゃあないんだ。
そりゃあ私にだって気にくわない人間なんているが、そんな連中に構ってる暇はない。
霹靂ーー私は稲妻の如く、派手に、己が道を突き進んでいきたい。

201名無しは星を見ていたい:2018/07/21(土) 08:23:21
ageておきます

202『音仙』:2018/07/24(火) 23:59:31
>>200(稲崎充希)

「はい、聴き終わりました―――――ありがとう。
 自己責任論……といえば聞こえは悪いですけど、
 何かを『人のせい』にする事は自分を省みる機会を捨てる事。
 失敗を人や環境のせいにし続ける人間は、何度もそれを繰り返す。
 まあ、本当に人や環境のせい、と言う場合も大いにあり得ますし、
 ……なんでもかんでも『自分のせい』とするのも、考え物ですけど、ね」

     キィイイイイイイイイイイイイイイイイイン ・・・

「長話より……キミがここに来た『意味』を。
 もう見えるでしょうか……キミの手に現れたヴィジョンが」

「名は『ショッカー・イン・グルームタウン』……『守りに入る』には向いていませんが、
 攻撃と治癒――二側面を持つこの『双剣』も、キミの信念の表れでしょうか。
 まあ、特に関係ないかもしれないですけど……『道を切り開く』には見合う力でしょう」

              「それじゃあ……行ってらっしゃい」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体の両手に現れる『一つがいの双剣』のヴィジョン。
刃渡りは50cmほどで、片手で扱える長さと軽さ。
発現中は後述する能力が専用の形で自動発動しており、
肉体の力量が目に見えて補正される反面、疲労するのが早い。

能力は――――電流による『肉体操作』。

特に意識しなければ見た目通りの形状の刀剣に過ぎないが、
意識した上で刃が肌に触れると電流状になって潜り込み、
その部位にスタンドによる『電気療法』を施すことが可能。

電気療法は『疲労軽減』『鎮痛』といった自己治癒を助けるものに加え、
リハビリテーションの現場での『電気刺激』による動作の誘発のように、
電気で筋肉を刺激する事によって一時的だが高速の『肉体操作』が可能。

その速度は明らかに『人体の限界』を超えており、連続使用は出来ないが、
半端な猛獣ですら対応できない速度での踏み込みや攻撃を可能とし、
また敵に用いる事で意図しない動作を、高速でさせてしまう事も出来る。

本体に常時かかっている筋力の増強という形での補正は、
現在のところ『電気療法』として他者に施す事は不可能。

『ショッカー・イン・グルームタウン』Shocker In Gloomtown
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:B
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                 稲崎充希(イナザキ ミツキ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

203『音仙』:2018/07/25(水) 00:00:05

双剣のスタンド。斬撃時に刀身を電流状に変化させ、
その電流による『電気療法』を施すことが可能である。

『ショッカー・イン・グルームタウン』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.ヴィジョンは剣。片刃。刃渡り50cm。両手に発現される『二刀流』。
2.刀身の強度は破壊力Bの打撃を2〜3発まともに受ければ砕け散るくらい。
3.切れ味は、人間の肉はすんなり断てるが骨は力を入れないと断ち切れない程度。
4.意識して刃を通す場合、刃が『電流状』になり切り傷がつかない。
  この電流状態は『刃が肌から離れる』と即座に終わり、元の刀身となる。
  すなわち『斬る瞬間』以外で電流状の刃を保持する事などは原則不可能。
5.電流の状態で人体の部位に刃を通す事で、『電気療法』が可能である。
6.スタンドの発現中、本体の破壊力は『B』になるが、やや疲労が早い。
7.具体的には持続力D相当。どの程度の運動が出来るかはコンディション次第。
8.刀身のダメージフィードバックは『腕の骨』だが、完全破壊まではフィードバックしない。

【電気療法】
1.刃を部位に通す事でその部位の疲労を癒し、痛みを抑える形で用いる。
2.だいたい『1分』継続して刃を通せば、その部位の疲労が全回復する。
3.それより短い時間であれば、『10秒』につき『1分休憩』程度。
  これは最後まで治療をやり切った、という事に大きな効果があるため。
4.鎮痛は刃を通している限り持続し、刃を離せば緩やかに痛みが再発する、
  ただし、時間経過で痛みが治まっているのが自然ならば、再発もしない。
5.精神的な疲労や痛みなど、肉体に原因のないそれらは抑えられない。
  このスタンドの使用による疲労は、肉体の酷使による部分もあるため抑えられる。
6.それ以外の電気療法も『不可能ではない』が、現状『気休め』程度の効果しかない。
  (効果が主張されている物としては怪我の治癒速度向上、肩凝りの解消、ツボ刺激など)
7.本体に使用する場合、刃を通している間は身体能力への補正が消え、持続力も戻る。
8.刃を手放して突き刺したままにしておく、という事も射程内であれば可能。
  電流状ではあるが深く刺しておけば勝手に抜けたりはしない。
  ただし射程が短いため、これはほとんどの場合自分自身に用いる専用。

【電気療法・肉体操作】
1.電気療法にはもう一つ種類がある。これは対象の1部位に一日一度までしか使えない。
2.治療を施した部位に、スピードが『A』まで向上した『一動作』を行わせる。
3.動作は長くても『一呼吸』で収まる範囲。複数の動作を組み合わせて一動作とは出来ない。
4.能力を同じ部位に重ね掛けする事はできないが、違う部位に同時に掛けることは可能。
5.部位に刃を通したうえでこの療法を用いる事を意識する必要があるため、誤発動などはない。
6.使用した部位に筋肉痛等の影響は表れない。速くなった動きで『自壊』するなどもない。
7.どういった動作をするかは常に本体が決める。他者に用いた場合も、その動作を本体が決める。
8.スタンドは肉体ではないため、この能力は行使できない。
9.こちらに関しては、本体に使用しても身体能力の補正は消えない。

204名無しは星を見ていたい:2018/08/02(木) 00:33:10
1.紫藤 伊吹
2.男性
3.21
4.破滅願望があるんだ。時々色んな事を投げ捨てたり、殴りつけたい気持ちになるよ。
 結局終わるんだからって、色々な事が無意味に思えて、友達と笑い合った後に無意味だって心が冷えるんだ。
 もうそういう病気だと考えてるけど……破滅ってなんなんだろうね。
 僕は燃え上がって灰になるんじゃなくて、氷みたいに凍って動かなくなることだと思ってる。
 ……ぬくもりが欲しいわけじゃないんだ。だけど、この心が少しでも前向きになればいいなって。
5.あ、最近暑いけど先生は大丈夫? 体、気を付けてね。

205『音仙』:2018/08/07(火) 23:43:09
>>204(紫藤 伊吹)

「――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 その、私は……カウンセラーではないですし、それに、
 教師でもない……アーティストでも。先生は、ね、よしてください。
 ええと、暑さは……大丈夫です、あまり外に出ませんので……ね。
 破滅とは…………なんでしょうね、単に死ぬことでしょうか?
 居場所がなくなる事か、ああ、楽しみを見いだせなくなることか、
 あるいは…………『世界から切り離されてしまう』事でしょうか。
 肉体でも、社会でも、感覚でも……『永遠の孤独』は、ね。嫌ですね」

             キィィィーーーーーン

「……『ウィンタリング』」

「キミの中に存在した特別な才能はある種の『隔絶した世界』を作りますが、
 そこは……過酷でありながら、キミ自身の手で『救い』を作り出すことが出来る。
 それに侵入を拒むこともない……破滅させるだけの才能ではない、という事でしょう。
 もちろん、その、解釈は……キミがすることであって、私は『与える』だけですから」

               「……この力の使い方も、キミの自由ですよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

白く厚く柔らかい毛皮を持つ『獣人』のようなスタンド。
能力は半径『5m』圏内に『雪』を巻き起こす事。
この雪は常にスタンドの5m圏内を包み、積雪もする。
気温で溶ける所も含めて通常の雪と特に変わりはないが、
スタンドを解除した場合には全て跡形も無く解除される。

雪の空間は常に気温『-10℃』を保っており、
本体もまた、この極寒に常にさらされ続けてしまう。
通常の暖房器具等による温度変化は通用せず、
そのため、実際の持続力以上に『長続き』はしない。

能力はそこで終わりではなく、真価はその先にある。
それは、この空間を耐え凌ぐ『暖房器具』を作成すること。
この暖房器具は吹雪の空間の中にのみ存在し、外には持ち出せない。
更に外から見ても器具は存在しないかのように見え、入るまで気づけない。

『ウィンタリング』Wintering
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:D
――――――――――――――――――――――――――――――――――
            紫藤 伊吹→己の『特別な才能』を聴き、把握。

206『音仙』:2018/08/07(火) 23:44:02

周囲に雪を降らせる人型スタンド。
雪の空間でのみはたらく『暖房器具』を作り出す。

『ウィンタリング』
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。毛皮に覆われているが、性能面での影響はない。
2.スタンドの周辺半径5mは常に『雪』が降る。屋内では天井付近から降る。
3.雪は視界を塞がない程度のペースで降り、気温や体温で溶けるなど性質は普通。
4.雪はスタンドを解除した場合のみ、自動的に全て消える。距離や時間では消えない。
5.雪の降り続いている5mの空間内は『-10℃』の気温を保つ。本体もこの気温を感じる。
6.この気温は通常の暖房器具では変えられない。周囲が燃え盛っていても『気温は』-10℃。
7.ただし置かれている物の温度が変わったりはしないため、熱いものに『触れて』暖を取る事は出来る。

【防寒具】
1.このスタンドは暖房器具を発現する事が可能。電気が無くても問題無く機能する。
2.同時に発現できるのは3つまで。射程は『雪の降る空間』に限られるためスタンドから5m。
3.暖房器具に『防寒着』は含まれない。あくまで『温度を上げて暖めるもの』が範疇。
  逆にその範疇であれば『懐炉』『湯たんぽ』などの小さなものも発現する事が可能。
4.『こたつ』『ホットカーペット』『エアコン』など設置する暖房器具は床、壁などに『触れて』発現する。
  触れた箇所を中心に発現され、スペースがなければ発現自体が不可能。
5.手から発現する事が出来るのは、『懐炉』等の小さな(パDで持てる)暖房器具に限られる。
6.『床暖房』『掘りごたつ』『厚い壁』など、『器具』ではなく『工法』の域になる物は発現できない。
7.暖房として機能しない状態になるまで破壊された器具は解除される。
8.雪が降っている空間の『外』にいる者には、暖房器具を視認に限らず認識する事が不可能。
9.この能力で生み出した暖房器具に限り、雪の降る空間を『暖める』事が可能。

207名無しは星を見ていたい:2018/08/29(水) 13:29:30
1.泉井 千代(わくい ちよ)
2.女性
3.23
4.私は機械が好きなんです。
 もっと、より厳密に言うなら、ロボットと呼ばれる、自律して何かを行う機械が好きなんです。
 ある時は動物を、ある時は人を模して作られたそれらは、人は神に近付こうとしているという事を主張している様に思うのです。
 私は神になりたい訳ではないですが、人類の発展の象徴として私はその被造物を見て貰い、作っていき…
 そして、その中でも究極のロボットを、私が作ったのだと、そう言って認められたいからこそ工学者になったんです。
 だからこそ、どんな人でももっと機械やロボットを作れて、そして楽しめるような。そうなれたらって思います。

208『音仙』:2018/09/03(月) 01:58:35
>>207(泉井 千代)

「――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。 
 ねえ、『特別な才能』と『人類の発展』とは……相性が悪いと思いませんか?
 なぜかって、特別な才能は……次の世代に受け継げはしませんから……
 それは『突出した個』の到達点が上がっただけで、『人類』は変わっていない。
 誰もが理解出来ない独自の手法で真実に辿り着いても、『答え合わせ』が出来ない」

             「……本当に、悲しい事ですよ。ええ」

「まあキミが、それに賛同するかどうかは私の口出しできることではないですが、
 キミの中に眠っていた特別な才能は『ロボットを作る能力』ではないですし、
 ……あるいは『ロボット作りの楽しさと手法を伝える能力』でもありませんでした」

              キィ

                   ィィィーーーーーン

「そういったものは、キミ自身23年の『努力』と『ひらめき』で形作られた、
 きっと『特別ではない』……けれど、とても大切な能力で叶える夢なのでしょう」

「迂遠になりましたが、キミの特別な才能は――――『機械に命を与える』もの。
 神というには、少しばかり『融通が効かない』ですが……名は、『メトロポリス』。
 何かの役に立ててくれるなら……あるいは望まずとも役立つ日も来るかも、しれません」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  
近未来的な『サイボーグ』を思わせる人型のスタンド。
非常にシンプルだが、どこか人間味のあるデザインが特徴。

生物を『生体電池』にして、『機械』に充電させる能力。
このスタンドが手で触れた生物は『生きる電池』に変化する。
外見上等は特に何も変わらないが、『機械』に触れた時、
己の『生命力』をエネルギーとしてその機械に充填してしまう。

この生命力の充填はありとあらゆるエネルギーの代替となり、
たとえば電源に接続されていない物や『バッテリー』が無い物、
何が動力なのか分からない物まで含めてどんな機械をも動かせるが、
生命力を失えば人間は急速に疲弊し、延々と続ければ死の危険がある。

機械に触れれば無条件で充填は始まり、離すまでは解除されない。
薄い手袋や一般的な衣服程度では貫通して充填が行われるため、
よほど厳重な防護服でも着ない限り、機械に触れ続ける事は死を意味する。
反面、電源に接続しておく必要がある物は触れ続けなければ動かし続けられない。
任意解除は可能なため、本体が用いる分には都合のいいだけの利用が可能。

ちなみに、機械が動くのは――――『いのち』が与えられているから。
人のために作られた道具である彼らは黙して己の役割を遂行するが、
乱暴な扱いを受けた時、『誤作動』を引き起こす事でささやかに抵抗する。

『メトロポリス』Metropolis
破壊力:C スピード:A 射程距離:E(2m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                    泉井 千代(わくい ちよ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

209『音仙』:2018/09/03(月) 02:05:47

人型のヴィジョン。手で触れた生物は『生体電池』になり、
動力を要する『機械』に触れると己の生命力を分け与えてしまう。
生命力を分け与えられた機械は本来の動力とは無関係に動作し、
その間に仮に乱暴な扱いを受けると『誤作動』を起こして反撃する。

『メトロポリス』
破壊力:C スピード:A 射程距離:E(2m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.手で触れた生命体は『生体電池』状態となる。
  この状態の同時発動は『生命体3体』まで。能力射程15m。任意解除は自由。
3.生体電池が『動力』を必要とする機械に触れると、その機械に己の生命力を分け与えてしまう。
4.生命力の分け与えは強制。機械に触れたその瞬間から開始する。通常の服程度の厚みは貫通する。
5.機械に触れている間『全力疾走』するのに近い疲労が対象に発生する。
6.走れないような疲労状態でもこの疲労は起こり続け、長引けば『気絶』や『過労死』も有り得る。
7.機械を手放したとしても即座に疲労が消えるわけではない。自然回復を待つ必要がある。
  ただし筋肉等が損傷しているわけではない『宙に浮いた疲労』のため、やや回復は速い傾向がある。

【機械】
1.生命力を分け与えられている限り、機械は本来の動力の有無にかかわらず常に起動し続ける。
2.充電池やバッテリーなどエネルギーを貯めて、留めておく機能を持つ機械を除けば、
  生体電池が触れていなくなった瞬間にその動きを止めてしまう(慣性や惰性は通常通り)
  留めておく機能があれば、通常の『起動しながらの充電』と同等のペースで充電されていく。
3.生体電池によって、あるいは生体電池から充填したエネルギーによって動く機械は、
  元の動力とは無関係に動くが――――これはかりそめの『いのち』を与えられているため。
4.勝手な動きをする事はなく、ただ与えられたいのちで起動し続け、操作に応え、己の役目を全うする。
5.だが唯一、いのちを与えられた機械が乱暴に扱われた時、その機械は必ず『誤作動』を引き起こす。
6.誤作動はその機械で現実に起こり得る物から選ばれ、乱暴に扱ったものを傷つけるか、妨害する。
  (どのような誤作動が起きるかは、原則的にそのミッションやバトルの判定者が決める)
7.乱暴に扱う、の定義は、機械の用途そのもの以外の理由で機械にダメージを与える事。
  用途に沿っていても、明らかに不要な力の込め方などをすれば『誤作動』を引き起こす。
8.唯一、本体である泉井が『生命力』を分け与えて、かつ『泉井以外』による乱暴な扱いでの場合、
  このスタンドといのちを与えられた機械の間に繋がりが生まれ、『誤作動』の種類を任意で選択出来る。
9.なお、生体電池から離れて動きを止めても『一呼吸』ほどの間は『いのち』は残っている。
  ただしこの状態で乱暴に扱われても、『起動していなくても起きる誤作動』以外は起こせない。

210泉井 千代『メトロポリス』:2018/09/03(月) 21:33:16
「『メトロポリス』…機械に命を与える能力、か。」
現れたそのサイボーグのような人型のヴィジョンと見つめあう。
その後、メトロポリスの手を取り、メトロポリスを消して藤原しおんの方へ向き直る。

「うん、実に私好みだ。命を与えるのだし、そのうち機械が物を言ってくれたりするのかな。」
「被造物から見た時の創造者(わたしたち)がどう見えているのか、気になるしね。」
そう言って頭を下げる。顔を上げたとき、その顔に浮かべていたのは笑顔だった。
しかし…ただの笑顔ではない。
例えるなら『子供が新しい玩具を手に入れた』かのような、無邪気で楽しみであるというのがありありと伝わる笑顔だ。

「じゃあ、失礼するね。何か機械が壊れたりしたら言ってくれ、普通の機械もある程度は直せるよ。」
そして、後ろ手に手を振りながら楽しげに出て行った。

211名無しは星を見ていたい:2018/09/07(金) 01:45:15
1.降神 志一
2.男
3.21
4.たまにだけど、凄いパワーを感じることがあるんだ……
 それは僕、というか人間のものじゃない気がする。
 地球とか霊とかそういう目に見えないけど大きな力。
 燃えるようなそのパワーが僕を変えてくれる。
 そんな経験があるんだ……もしも本当にそんなパワーがあるのなら
 僕は強い僕になりたい。成り上がりたいんだ。
 昔憧れたヒーローや大統領みたいになりたい。
5.職業:フリーター/タレント志望/VTuber

212『音仙』:2018/09/07(金) 03:29:59
>>210(泉井 千代『メトロポリス』)

「お気に召したようで何より――――
 なにせ、キミの中にあったものですから、
 好きになれるならなるに越したことはない」

        ニコ

「その、私から見ても……『絵になって』ますよ」

音響機器で組んだ『樹木』のようなスタンドを背に、
藤原しおんは『メトロポリス』と泉井に笑みを向けた。

「機械、ですか。そうですね、
 ラジオの調子が最近……
 少し良くないようなので、
 不味そうならお呼びします」

          「それでは……お気をつけて」

                  「…………次の方」

――そしてこの部屋には新たに、、『降神』が足を踏み入れた。

(★>>211の供与の判定はもうしばらくお待ちくださいませ)

213『音仙』:2018/09/15(土) 16:32:08
>>211(降神 志一)

「…………………………あっ、すみません、聴き終わってます」

          「ええと」

「地球や霊ではなく……キミや、人間の物でもない……
 あるいは、キミの『向上心』や……『他力』への期待、
 そうしたものから生まれたのかもしれませんけれど……
 燃えるような力、エエ、そうですね、間違ってません。
 そして成りあがって行くことも出来ますし、キミは強くなる。
 ……キミの『プラガーシュ』は間違いなく、そういう存在です」

            「…………」

「今キミに出来る事は、手のひらから放射される『エネルギー』。
 武器にも、移動……姿勢制御にも使える、ささやかな能力です。
 特撮やアメコミにこういうヒーローがいそうじゃないですか?
 その、別にアメコミに詳しいというわけではないんですが……」

      「……ええと、その」

            キィィ
               ィィィーーーーーーーーーーーーーーン

「…………その、彼らは『半自立』タイプで、『ロボット』ではないので。
 キミのこれから次第では、目的を変えてくれることもあるかもしれません。
 …………強く生きてくださいね、幸いにして、その、『可能性』は無限ですから」

             「あと、その、私が目覚めさせたわけじゃないので……
               そこは、ご容赦くださいね。私はキミに教えただけ……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
君のスタンドの名は『プラガーシュ』……『最初の灯』を意味する言葉だ。

『プラガーシュ』は本体の身体に住む3体の小人型スタンド。

本体を『宇宙ロケット』に改造していく能力を持つ。

そして……すでに君を改造してしまっていた。

『第一の改造』は腕部の『姿勢制御用サブブースター』。
掌からスタンドエネルギーを噴出できる。
全体重を支えるほどのパワーは無いが、
跳躍力を強めたり、空中で姿勢を変える程度のことはできるだろう。

このスタンドが君の旅路の『灯』となることを祈っている……。

『プラガーシュ』
破壊力:E スピード:C  射程距離:C(9m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:A
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
            降神 志一→『改造』は既に始まっている。

214『音仙』:2018/09/15(土) 16:39:25

本体の身体に住む3体の小人型スタンド。
本体をどんどん宇宙ロケットへと改造していく。
それを止める事は出来ず、やがては『宇宙』へ旅立つ。

『プラガーシュ』
破壊力:E スピード:C  射程距離:C(9m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:A

☆改造状況
『第一の改造』
腕部:『姿勢制御用サブブースター』
破壊力:D スピード:B  射程距離:E
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.本体の身体に住む3体の小人型のスタンド。半自律型。DFなし。
2.睡眠中など本体の意識がないうちは、勝手に自律行動を行う。
3.本体の意識があるうちは、半自立型のためある程度操作可能。
  この場合は体の外に出して行動を取らせる事も出来る。
  その際は身体の任意の位置から『宇宙服』のようなものを着込んで現れる。
  浮遊して動く事が可能だがパワーが極めて低く、物を運んだりは困難。
  ヴィジョンが破壊されれば、再発現は次に本体が意識を手放すまで不可能。
  なお、現段階では、体外での活動時間は『5分』が限度である。
4.『体内に侵入してくる存在』などには3体で協力して反撃を行う。
5.解除は可能だが、本体の意識が途絶えると勝手に体内に再発現される。
6.本体をロケットと化し、自分たちを『宇宙』に打ち上げることを至上として行動する。
  このため、現段階ではそれに反するような操作は受け付けない。例えば『自傷』等は不可能。
7.そのために、どこからともなく材料を集め、本体を勝手に改造していく。
8.明確な改造スケジュールなどは無いが、本体が改造した部位をある程度使うのは条件。
  これは前例のないプロジェクトゆえに『機能テスト』の結果を見ながら改造を進めているため。

【第一の改造】 腕部:『姿勢制御用サブブースター』
1.本体の両腕の肘から先を『小型のブースター』として改造した。実体化スタンド。
2.掌からスタンドエネルギーを噴出することができ、その反作用を受けることができる。
3.破壊力Dであり、全体重を支えるほどのパワーは無い。簡単な空中制動ができる程度。
4.噴出するスタンドエネルギーの射程は1m程度。
5.炎のような熱を帯びており攻撃にも使えるが、燃え移ったりはしない。
6.また、使うほど体力を消耗していく。これは『ランニング』程度の疲労感。

【今後の改造予定】
・燃料庫
・管制装置
・回収装置
・防護装置
・メインブースター
・デブリ除去装置
・船外探索用ケーブル
 etc...

現在の最優先改造→『燃料庫』

本体=宇宙ロケットが経験した苦難次第で、小人たちは必要とする改造の優先度を変える。
また、極めて重要な事態に遭遇した場合などについては、予定外の改造を加える可能性もある。

215名無しは星を見ていたい:2018/09/24(月) 21:36:50
1.芽足 萬 (ちだり よろず)
2.女
3.16歳
4.
信じられないかもしれませんが、私、実は『ロボット』なんです。

人が言っている事を理解するのに、少し時間がかかるし
人間の感情とか、いわゆる『空気』とか、読むのが苦手なんです。

けれども身体は頑丈ですし、何より一番大切な物を持ってます。

それは『正義の心』です。
あるべき物のあるべき姿を、通すべき道理を、守るべき物を
         インプットされて
私はしっかりと『 理  解 し て 』イマス。
しかしこの街で『正義』を体現するには『心』だけでは足りないようです。
ですから、『力』を望みます。

216『音仙』:2018/09/30(日) 22:04:21
>>215(芽足 萬)

「――――――――――――はい、ありがとう。
 聴き終わりましたよ。キミの正体を……私が明かすのは、
 望んでいないでしょうし、『野暮』な話にもなるでしょう。
 私は目覚めさせるもの……キミの中に眠る『戦闘機能』を、ね」

            キィ
                ィィーーン

「現代っ子、というものでしょうか……近頃『こういう系統』が多い。
 いえ、まあ、私もまだまだ現代の若者ですが……『機械系統』というか、
 マア、私もそういう見た目の能力ですがね。そもそも『多い』のでしょうね」
 
      「……まあ、それはさておき」

「『ボーダー・リーヴァー』……シンプルな能力ですが、
 幸いにしてこの社会であれば『使い道』は多彩でしょう。
 レーザーが出る銃ですとか、ビームソードで切り合うとかより、
 もっと身近で、かつ心を躍らせる未来の戦闘風景は……『情報戦』。
 サイバー・パンクには現代はまだ早いですが、一足先に、貴女だけに」

               「……さあ、『力』は目覚めました。
                 あとはキミの『心』にお任せしますとも」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体の両手の人差し指の先が『開く』ようにして射出される、
近未来的な『コード』を思わせるヴィジョンのスタンド。

先端からスタンドエネルギーを流し込むことにより、
突き刺した機械を手を遣わずとも操作する事が可能で、
操作方法を知らなくても直感的に把握する事が出来る。
ただしあくまで操作であり、この時点では情報を解析したりは出来ず、
機能そのものを知らない場合は直感でも操作方法を捉える事は出来ない。

一応、無生物であれば機械でなくても突き刺す事ができ、
コードの『巻き取り』を利用する事でロープのようにも使える。

この能力の本質は――――『スパイウェア』を侵入させること。
コードを突き刺した機械には、引き抜いた後もスタンドエネルギーが残る。
これは操作の際に用いていたエネルギーの余剰分なのだが、
これの残留中は機械への操作や入力をリアルタイムで把握でき、
秘されたデータの在り処やパスワード、その他の秘密を取得出来る。

また、エネルギーを人型スタンドとして発現させ、行動させられる。
機械を操作させ細工を加える事も、周辺の何かを攻撃させる事も可能だが、
その発現時間は機械にコードを突き刺していた時間と変わらない程度。
人型が消失する、または破壊されるなどすれば、エネルギーはその時点で0になる。

『ボーダー・リーヴァー』Border Reiver
破壊力:C スピード:B  射程距離:C(9m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                    芽足 萬 (ちだり よろず)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

217『音仙』:2018/09/30(日) 22:08:30

指先から伸びるコードが刺さった機械などを操作できる。
操作後、対象の内部にスタンドエネルギーが残留し、
それを介して対象にその後行われた操作や入力を傍受できる。

『ボーダー・リーヴァー』
破壊力:C スピード:B  射程距離:C(9m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.本体の両手の人差し指から伸びる『コード』。両手のそれらは同時に伸ばせる。
2.破損状況は対応する指にダメージフィードバックする。
3.無生物にのみ先端の端子が刺さり、固定される。固定の強さはパC。任意で取り外し可能。
4.生物には特別な事は起きず、ただ当たるだけ。
5.伸長・巻き取りは『パス精CBC』。
6.引っ張りや摩擦には強い耐性(破壊力Bでも耐える)がある。
  また紐状なのでたわみがあれば打撃にも強い。ただし切断には弱い(破壊力Dでも危険)
7.コードの長さは『9m』。最大まで伸ばすと突っ張るような感覚が指にある。

【操作】
1.コードが突き刺さった無生物に機能があれば、それを操作出来る。
2.何に刺さったか分からない状態では操作不可能。
3.対象の操作方法は、直観的に『説明書を読んで分かる範囲』まで分かる。
4.専門的な技術、体質を要するような操作や、パスワードの開錠などは不可能。
5.また、機能の存在自体を知らなければ、その操作方法は分からない。

【潜伏】
1.このスタンドで操作した機械にはスタンドエネルギーが残留する。
2.この状態で機械に対して行われた操作、入力等は全て本体がリアルタイムに把握出来る。
3.任意のタイミングで、機械の傍にエネルギーを人型スタンドとして発現させられる。
  発現を行えば、リアルタイム把握は不可能になる。任意解除は出来るが残留状態に戻す事は出来ない。
4.この人型スタンドは機械の側から0.5m以上離れられないが、操作は自在。
5.視聴覚リンクを有し、ダメージフィードバックは無い。
  ただし非常にもろく、パCの打撃で部位が霧散する。
  頭部や胴体などクリティカルな部位が霧散すると消失する。
6.スペックはパス精CBC。ヴィジョンの維持時間はコードを繋いでいた時間に等しい。
7.スタンドエネルギーは常に最新から『2つ』の接続先にのみ残留する。射程『30m』。持続時間『1時間』。
8.同時に2体のヴィジョンを出す事は出来ない。常に1体のみ。
9.ヴィジョンの維持が切れる、または撃破されれば、残留していたエネルギーも切れる。任意解除も可能。

218『音仙』:2018/10/02(火) 03:21:53
>>217(訂正)
スペックの表記が誤記で一貫していないため統一します。
ご迷惑をおかけしますが、こちらの詳細でお願いします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

指先から伸びるコードが刺さった機械などを操作できる。
操作後、対象の内部にスタンドエネルギーが残留し、
それを介して対象にその後行われた操作や入力を傍受できる。

『ボーダー・リーヴァー』
破壊力:C スピード:B  射程距離:C(9m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.本体の両手の人差し指から伸びる『コード』。両手のそれらは同時に伸ばせる。
2.破損状況は対応する指にダメージフィードバックする。
3.無生物にのみ先端の端子が刺さり、固定される。固定の強さはパC。任意で取り外し可能。
4.生物には特別な事は起きず、ただ当たるだけ。
5.伸長・巻き取りは『パスCB』。精密動作性は本体相応。
6.引っ張りや摩擦には強い耐性(破壊力Bでも耐える)がある。
  また紐状なのでたわみがあれば打撃にも強い。ただし切断には弱い(破壊力Dでも危険)
7.コードの長さは『9m』。最大まで伸ばすと突っ張るような感覚が指にある。

【操作】
1.コードが突き刺さった無生物に機能があれば、それを操作出来る。
2.何に刺さったか分からない状態では操作不可能。
3.対象の操作方法は、直観的に『説明書を読んで分かる範囲』まで分かる。
4.専門的な技術、体質を要するような操作や、パスワードの開錠などは不可能。
5.また、機能の存在自体を知らなければ、その操作方法は分からない。

【潜伏】
1.このスタンドで操作した機械にはスタンドエネルギーが残留する。
2.この状態で機械に対して行われた操作、入力等は全て本体がリアルタイムに把握出来る。
3.任意のタイミングで、機械の傍にエネルギーを人型スタンドとして発現させられる。
  発現を行えば、リアルタイム把握は不可能になる。任意解除は出来るが残留状態に戻す事は出来ない。
4.この人型スタンドは機械の側から0.5m以上離れられないが、操作は自在。
5.視聴覚リンクを有し、ダメージフィードバックは無い。
  ただし非常にもろく、パCの打撃で部位が霧散する。
  頭部や胴体などクリティカルな部位が霧散すると消失する。
6.スペックはパス精CBB。ヴィジョンの維持時間はコードを繋いでいた時間に等しい。
7.スタンドエネルギーは常に最新から『2つ』の接続先にのみ残留する。射程『30m』。持続時間『1時間』。
8.同時に2体のヴィジョンを出す事は出来ない。常に1体のみ。
9.ヴィジョンの維持が切れる、または撃破されれば、残留していたエネルギーも切れる。任意解除も可能。

219名無しは星を見ていたい:2018/10/08(月) 17:35:44
1.城井 達己
2.男
3.17歳
4.
『意志と責任のバランスを取るように』と、そんなことばかり母さんは言っていたように思う。
直接そう表現されたことは無かったけれど、俺がうんと小さい頃から、
母さんが怖い目をして言うのは決まってそんなことだった。

だから俺はこれまで、きちんと、とは言わないまでも、
それなりに言いつけを守って来れたと思う。
過ぎた事は望まない。自分の始末は自分で付ける。

そうやって責任を取り続けている間に、 とうとうバランスが崩れちゃったんだよな。
責任の方に天秤が、傾いちゃったんだよな。
強く望むものがなにも、無くなっちゃったんだよな。

だから俺はもう一度取り戻さなきゃいけないと思うんだ。
これは自分の手には負えないんじゃないか、とんでもないことになってしまうんじゃないか、
そう思えるような何かを。

そこに責任を乗っけて行くのが、多分俺の人生って奴になるんだと思う。

220『音仙』:2018/10/13(土) 23:14:32
>>219(城井 達己)

「―――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 ……人生は人の思うまま。キミの心の音の積み重ね。
 心の底からなにかを『しなければいけない』と思うなら、
 それは本当に、『しなければいけない』のでしょう。
 まあ、別に、キミの人生がどうなるかって話なので、
 しないならしないで人生は続いていくんでしょうけど……」

「……ええと」

「『サクリファイス・セオリー』……キミの力の名です。
 それ自体がはたして『とんでもないこと』なのか、
 それとも…………『それ』に近付くための力なのかは、
 キミの考え次第ですが、どちらにせよまずは、知る事から」

             キィィィィーーーーーーーーーーーーーーン

「無限の力ではありませんが……
 責任を取る時を考えれば、それが良いのでしょう。
 逆側に天秤を倒してしまわないよう、お気をつけて……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

傾いた天秤の紋章が刻まれた人型のスタンド。
近距離パワー型で、高度なスペックを有する。
反面搦め手には欠け、能力は強大ながらリスクを秘める。

その能力とは――――『無責任』な存在の『責任』を背負いこむ事。
この場合の責任とは『痛み』や『苦しみ』であり、
それを持たない無責任な存在とは『無生物』の事を指す。

なんらかの無生物にこのスタンドが触れる事で、
その物体が受けるはずの『ダメージ』は、
全てこのスタンドの本体が背負い込む事が可能になる。

単体では無生物を我が身を差し出して攻撃から守るだけだが、
この能力には続きがある――――それは『責任』に伴う『力』。

このスタンドは責任を背負っている全ての無生物に対しいつでも、
それに『意志』――――このスタンドの分身を伴わせる事が出来る。

当然増えれば増える程背負っている弱点も増えてしまう上に、
無生物たちは動く事すら出来ず、解除にも多少なりとも手間がいる。
絶大な力を発揮すればするほど、それは絶大な責任として収束する。

『サクリファイス・セオリー』Sacrifice Theory
破壊力:B スピード:B  射程距離:E
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――
                       城井 達己→己の『特別な才能』を聴き、把握。

221『音仙』:2018/10/13(土) 23:17:48

触れた無生物の傍に分身を作り出すことが出来るが、
その無生物が受けるダメージを本体が肩代わりしてしまう。

『サクリファイス・セオリー』
破壊力:B スピード:B  射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.触れた『無生物』に対し、『責任を背負う』状態になる事が可能。
3.同時に発動できる限度は最新『4つ』まで。5つ目に発動すると最も古い物は解除。
4.能力射程は『30m』。持続時間は『1時間』ほど。
5.責任を背負っている無生物が受けたダメージは、このスタンドの本体が代わりに受ける事になる。
6.あくまで肩代わりするのはダメージ。それを伴わない変化などまでは責任を取れない。
7.ダメージに無生物の材質は関係ない。『豆腐』も『鉄塊』も、同じスペックの一撃では同じダメージを受ける。
8.一度背負った責任は、再度物体触れ直す事、射程外、および背負っている全責任を放棄する事でしか解除できない。
9.本体の身体より大きな無生物の『責任を背負う』事は出来ない。

【分身】
1.責任を背負っている無生物から1m以内に、このスタンドの分身を作り出せる。
2.分身を作り出せるのは、対象を直接視認している場合に限る。また発現できる位置も視界内。
3.分身はダメージフィードバックと視聴覚リンクを有し、このスタンドとは独立して操作できる。
4.同時に発現できる分身の数には制限はない。
5.ただし同時に複数の分身を操作するにあたり、何か特殊な感覚の強化などは無い。
  このスタンドそのものと同じ動作をさせるなら問題ないが、別々の動作を全力で行わせるのは困難。
6.このスタンドと異なる動作をしているとき、分身は精密動作性が1段階低下する。
  また、違う動作をする分身が他にいれば更に1段階低下する。『E』を下回る事はない。

222名無しは星を見ていたい:2018/10/23(火) 01:57:23
1.来生 克己
2.男性
3.22
4.心の声
 人は死の『重さ』に耐えられないし、その影響力から逃れる術を持たない。
 軽い人は重い人の死に振り回された挙句、酷い場合は潰れてしまう。
 事故物件とか見晴らしの良い道路で死人が相次ぐのも『重さ』の影響なんじゃないか、って。
 その恐ろしさを身を以て体験する内に見出した持論ですが。
 家族、親戚、友人が死に絶え私だけが生き残ってしまった。
 この不幸が『才能』と呼ぶべきものか自分でさえ分からない。
 マクドゥーガル博士曰く、魂の重さは21グラム。
 こんな僕の魂にも、21グラムの重さに見合う『きれいなもの』が存在するなら…

223『音仙』:2018/10/30(火) 13:42:39
>>222(来生 克己)

「―――――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 キミの才能、『ディープ6』がキミを生かしたのではなく、
 キミ自身が……『死者』と……どこか、訣別出来る意志を、
 あるいは背負い歩き続けられる強さを持っているから生きられた。
 私はそう思います……なにせ、キミの才能は美しくも、とても残酷」

           キィィィーーーーーーーーーーーーーーーーン

「生きる事を助ける力ではなく…………死の安寧を、
 あるいは死の冒涜を司る力……なかなか珍しいですが、
 キミのものです。キミが望むように使えばいい……
 もちろん、相応の『重み』はありますが、それもまたキミのもの」

           「…………どうか、自重で沈みませんように」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。ぼろ布を纏っており、両袖から『水』が出る。
服の袖口や裾の破れ方は、どことなく『クラゲの触手』を思わせる。

ありとあらゆる『死体』にその『水』を掛ける事により、
その死体はこの世界から綺麗さっぱりと『消失』する。
代わりのように、その骸に等しい嵩の『魂の淀み』がその場に溢れ出す。

どれほど清く正しく生きた者でも、本能に生きる獣でも、
このスタンドが水を掛けた死体からはその『淀み』が生まれる。
淀みは『黒い靄』のような姿であり、物理的な干渉を受け付けない。

例外は何かの『信仰』に基づき、『儀礼的』な『葬儀』が済んだ死体。
もしくは『食肉』をはじめ、何か別の命の役に立つため『加工』された死体。
そうした死体は、このスタンドの能力を受け付けず、何も起こらない。

生物はそれが『危険』であると見ただけで理解できる。
それは動くものを無差別で引き寄せ、自らの中に引きずり込もうとする。
引きずり込まれたものは、淀みに呑み込まれるかのように『消失』してしまう。

その一連の行為を終えれば、『淀み』もまたきれいさっぱり『消失』する。
もしかすると、『あちら側』へ何かを持って行きたいだけなのかもしれない。

『ディープ6』Deep Six
破壊力:D スピード:B  射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:D

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                来生 克己→己の『特別な才能』を聴き、把握。

224『音仙』:2018/10/30(火) 13:52:30

死体に水をかけ、入り込んだ物を『消滅』させる黒い靄に変える。
なにかを消し飛ばした黒い靄は、それ自身も同じように消滅する。

『ディープ6』
破壊力:D スピード:B  射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.両手の袖は清浄な水が出る。勢いは『パスDD』で、軽くひねった蛇口程度。
  至近距離から浴びせれば多少の牽制程度にはなるが、痛みなどは与えられない。
3.水を出さない事も当然可能。出さない事によるリスクなどは無い。
4.水は清浄(混ざりものがなく無毒)以外に特性や個性はない。ただの水。
5.水を出す量に限界は無いが、出しっぱなしでいるとだんだん喉が渇いて来る。
6.この水を『死体』に掛ける事で、能力が発動する。

【水葬】
1.死体の定義は『死んだ動物の肉体』であり、欠損度等は関係ないが、
  大きさが過剰に減っている場合は後述する『引き寄せる力』に影響する。
2.食肉など、『なにかの目的のために利用された死体』は『死体』ではない。
3.何らかの信仰に由来する葬儀を行った死体も、能力対象外。
4.水は全体の半分程度〜それ以上を濡らす量が必要である。
5.発動条件を満たした場合、死体はその場から消失する。

【淀み】
1.死体があった場所に、死体と同じサイズの黒い靄のようなものが出現する。
  物理的な干渉は受けず、空間に固定されるような形で、動かしたりは出来ない。
2.この靄は『パワーE〜A』で、半径5m以内の『動くもの』を引き寄せる。
3.引き寄せる力に拮抗し、踏みとどまり続ければ動くものと認定されず引き寄せは終わる。
4.引き寄せる力があってはじめて動き始めたものがもしあれば、それは動くものとは認定されない。
5.靄の引き寄せる力は、元の死体の重さに依存。『死体を動かすのに必要なパワー』と同じになる。
  (虫などはE,小動物がD,人間や大型犬がC,牛や馬などがB,ゾウ・キリンなどがA,といった具合)
6.同時に靄にしておけるのは『4つ』の死体まで。それ以上は『出来ない』。
7.靄の個別解除は不可能。何かを『消滅』させて消す必要がある。もしくは『スタンドごと』解除すれば全て消える。
8.本体およびこのスタンドは、『引き寄せる力』を無視して行動する事も出来る。無視しない事も出来る。
9.靄の射程はスタンドから『20m』。持続時間は『5分』ほど。

【消滅】
1.『靄の中に全体が完全に収まり込んでしまった』動くものは、靄に取り込まれて『消滅』する。
2.逆に、小さい靄に入り込んで『靄の半分以上を満たした』動くものも、靄に収まる部分が『消滅』する。
3.生物は直感的に『靄は危険である』と把握できる。これは『本能』に近いが、反射的に体が動いたりはしない。
4.上記のような条件を満たして何かを消滅させた靄は、それ自身も消滅する。
  ただし『靄に対して小さすぎる物』――人間に対する『カプセル剤』ほどの比率の場合、消滅しない。
  例えば、引き寄せ中に『砂粒』などを取り込んだからといって消滅する事はない。

225名無しは星を見ていたい:2018/11/01(木) 07:26:50
1.大袖徹
2.男
3.26歳
4.
『一人では無理でも、皆で力を合わせればなんだって出来る』。
よく言われることだし、その通りだなとも思う。
学校でも言われたし、社会人になってからも。家族も友達も「その通りだ」って言う。
たとえば、背を伸ばしても届かないところにあるものが欲しいとして、道具もないとして、
二人いたら、肩車とかおぶったりとか、何でもいい。そうすれば取れる。力を合わせれば。
確かにそうだ。本当にそうか? 俺は頼まれたら肩を貸したし、踏み台にもなった。
でも誰も、俺を上にあげて、欲しいものを取らせてくれたことは無い。
力を合わせるためには、そういう、下のやつが必要なんだろうなと思う。
口のウマいやつは、「縁の下の力持ちだ」とか言って自分が上に行ってしまう。
俺がなにかでウマいことやれても、「あとは任せとけ」ってなもんで掻っ攫ってしまう。
自分がそういう役回りで、世の中がうまくいって、周りの人が気分よくやれるなら別にいい。
ただ思うだけだ。『みんなで力を合わせれば』。くそくらえだ。

226『音仙』:2018/11/09(金) 05:44:49
>>225(大袖徹)

「―――――――――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 少し時間がかかりましたが……『グレイテスト・リワード』。
 キミの才能の名です……その性質は、『協力』への唾棄とも、
 あるいは……本質を捉えているとも、言えるかもしれませんが。
 マア、解釈はキミ次第なので……好きなように、向き合うと良いでしょう。
 少なくとも、使い道はあるはずですから……みんなで力を合わせずとも、
 あるいは、その、気が変わって……力を合わせてみよう、と思ったとしても」

      キィ

        ィィィーーーーーーーーーーーーーーーン

「才能はキミを裏切りません、期待が全て叶うとは……限りませんけど」

「あるいは呪いのように、キミの終わりまで、共にあり続けるでしょう。
 ……もしかするとそれこそが、最高の『協力者』なのかもしれません、ネ」

                     「それでは……お気をつけて」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どこか『ハゲタカ』を思わせる頭を持つ人型のスタンド。
細身でパワーには欠けるが、速度と精度に長けており、
射程距離と能力を活かした『小細工』を得意とする。

手で触れた棒状・柱状のものに『枷』を取り付ける事が出来る。
枷はそれだけでは単なる鉄の輪で、重りにしかならない。
対象に出来る太さは最大で電信柱程度、最小では『小指』程度まで。

この枷が取り付けられたもの同士が明確に接触した瞬間、
両者の枷の間には『透明な鎖』が生み出され、接続される。
この鎖は強度に欠け、人を長くつなぎとめるには向いていない。

枷は常に『順位付け』されており、上位の枷をつけたものは、
鎖を介して下位のものへ、形の無いなにかを『押しつけ』られる。

形が無い物の例としては――『痛み』『疲労感』など、自覚出来る『感覚』。
または、客観的にその実在を証明できる『五感で得た情報』や『データ記録』。
あるいは内包・または帯びている炎や電流、空気などの不定形の存在も含まれ、
最後に、『明確な形を伴わない』物に限るが、スタンドの影響なども含まれる。

反面、『喜怒哀楽』など、感情や思考は個々人の主観でしかなく、能力の対象外。
また、受け取ることが出来ない押しつけ、例えばただの柱に感覚を押し付けたりは出来ないが、
機械のメモリー内の映像データを視覚と記憶力を持つ生物に送るなど、多少の融通は効く。

なお、自分とこのスタンドに枷はつけられない。

『グレイテスト・リワード』The Greatest Reward
破壊力:D スピード:B  射程距離:D(5m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                           大袖徹→己の『特別な才能』を聴き、把握。

227『音仙』:2018/11/09(金) 05:50:42

触れたものに枷を取り付け、枷が付いたもの同士が触れ合うと鎖で繋ぐ。
枷には序列があり、高い側は低い側へ鎖を介して『形の無いもの』を押し付けられる。

『グレイテスト・リワード』
破壊力:D スピード:B  射程距離:D(5m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.手で触れた棒状のもの、最大で『電信柱』、最小で『小指』程度の対象に、
  それをぴったりと囲むようなサイズの鉄の『枷』を取り付ける事が出来る。
3.枷の最大設置数は『4個』で、射程は『15m』。
4.枷は鉄並みの強度と、相応の重量を有する。
5.枷の重さだけで崩壊するようなものは対象に取れない。
6.枷を取り付けたものが破壊されるなど、対象から取り外れた場合は解除される。
7.任意解除も可能。視界内に収めている必要がある。
8.本体、およびこのスタンドには枷は取り付けられない。

【鎖】
1.枷を付けた対象同士が接触すると、両者の枷の間に『透明の鎖』が現れる。
2.鎖の長さは、『1m・2m・3m』の内接続に必要な最低限の長さ発現。
  強度は『破壊力C』でも数発で壊せる程度で、B以上なら原則一撃で済む。
  『破壊力D』であっても、固い物で連打するなどすれば破壊は可能である。
3.枷と枷の間に3mより長い距離がある場合、鎖を発現する事自体が出来ない。
4.鎖はちぎれると解除される。ちぎれない分には、破損しても解除はない。
5.本体およびこのスタンドに枷を付ける事は、現状では出来ない。
6.一つの枷とつなぐことが出来る鎖は1本だけ。現状で、三つ以上の枷は鎖でつなげない。
7.鎖の任意解除も、視界に入っているものであればいつでも可能。

228『音仙』:2018/11/09(金) 05:50:52

【序列と押しつけ・前半】
1.本体の意志で、取り付けた枷の間に『序列』を設定できる。
  デフォルトでは『最初に取り付けたもの』が最高位。
  変更はいつでもできるが、変更に関わる枷全てが視界内にある必要がある。
  (1位のものを4位にするなら、現在1位と4位である枷両方の視認が必要)
2.高い序列の枷ほど『輝き』を帯び、低いほど『錆びた』ような色合いになる。性能は特に変わらない。
3.鎖で繋がっている間、その二者の内で序列が高い枷をつけている側は、
  内包する・または帯びている『形のないもの』を、低い側に押し付ける事が可能。
4.鎖で繋がった序列が高い側が生物であればこのルールを直感的に把握して使用できる。
5.無生物なら、このスタンドがその枷に手で触れる事で、自由に押しつけを起動する事が出来る。
  生物の枷については、押しつけの権利は対象にあり、このスタンドが触れても勝手には起動出来ない。
6.共有ではなく押しつけのため、押し付けたものは序列が高い側には存在しなくなる。
  ただし『電信柱』内の『電気』など、すぐに再度満ちるものなら際限なく押し付け続けられる。
7.形のないものは、鎖の中をホースを流れる流体のように通って、枷を介して押し付けられる。
  鎖は内部を通る形の無いものによって破壊されたり、何らかの変化を受けたりはしない。
8.具体的には炎や電気、空気など不定形物は枷まで到達するとそこから放射され、感覚系などは枷から内部に流れ込む。
  スタンド能力についてはケースバイケース。ほとんどの場合、枷に到達すると下位のものにその作用が移転する。
9.押しつけの速度は、何を押し付けるとしても『スピードC』。途中で鎖が消えれば中断され、元の持ち主へ逆流する。

【序列と押しつけ・後半】
1.例としては、『炎』『電流』『気体』(液体は不可)などの不定形のものや、
  本人が明確に知覚している『感覚』および『その瞬間の五感情報』などの感覚系、
  そして何らかのスタンド能力で受けている『外見上の形が無い変化』が『押しつけ可能』。
2.『客観的に知覚出来ないもの』『実存が証明できないもの』『権利と機能』は押し付ける事が出来ない。
  (生体電流や第六感、感情・思考・意思、『魂』、スタンド操作権・人権等、あらゆる身体機能)
3.形状、機能、生命の有無などで、『低い側にそもそも受容の余地がない』なら、押しつけは不可能。
  ただし機械の『録音データ』を人間の『聴覚』に押し付ける(映像を視覚に、でも可)など、
  ある程度適合する余地があるのであれば、『受け入れ側が自壊しない範囲』で押しつけ可能。
4.『形の無いもの』だけが対象であり、痛覚の大本となる負傷や、疲労感の原因である筋肉疲労等は残る。
   同じように『その瞬間瞬間の五感情報』は押し付けられるが、『五感そのもの』は押し付けられない。
5.スタンド能力の影響については、それが『物質』や『外見の変化』を伴わないなら押し付けられる。
  (例:『人型生物の身体を10kg重くする錘』が取り付けられているなら押し付けられない。
     『人型生物の身体を10kg重くする能力』がかかっているだけなら、それは押し付けられる。
      ただし『無生物』や『人型でない生物』など、条件を満たしていない=受容の余地がない相手には押し付けられない)

229名無しは星を見ていたい:2018/11/24(土) 01:39:51
1.天白 真尋
2.男
3.18
4.糸って、不思議ですよね。
ワイヤーとかピアノ線とか細いものだったら物が切れますし。
でも丈夫で引っ張ってもすぐにちぎれなかったり。
蜘蛛の糸なんて綺麗で不思議な糸ですよね。
蜘蛛の巣ってすごく綺麗な形をしてますし。

後は……運命の赤い糸とか裏で糸を引くとか、そういう言葉があって、人の世界によく馴染んでるのかもしれないですね。
強くてしなやかで丈夫な糸。
それがあれば色んなことが出来ると思いませんか?
人を繋ぐ糸とか、そういうのが見えたら、僕が裏で糸を結んだり切ったり、僕の糸を飛ばしたりして、綺麗な蜘蛛の巣を作るのに。
そんな不思議な僕だけの糸があればいいのになぁ……

230『音仙』:2018/12/01(土) 09:50:43
>>229(天白 真尋)

「――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 極めて特異な才能……ええ、まさしくキミだけの『糸』と呼んで、
 差し支えはないのではないでしょうか、この『アルビノ・ホリデイ』は」

「マア、『単分子繊維』とか、『赤い糸』とか、
 そういう……『糸そのもの』の異能ではなく」

       キィ
         ィィィ

                ィィーーーーーーーーーーーン

「…………張り巡らせた網の間を飛び、暗躍する。『糸蜘蛛』ですけどね」

「扱いが容易い類の力ではないですし……その『暗躍』は能力だけでなく、
 キミの発想や行動力、それに知恵も大いに必要にはなるでしょう。
 フィクションの『糸使い』が、たいてい技巧派として描かれ……
 そうではないものは、『噛ませ犬』になりがちな、その宿命通りに、ね」

              「…………それでは、行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

美しくも見える、純白の『蜘蛛』のスタンド。
本体の全身に浮かぶ『蜘蛛の巣』の上のみ移動できる。
このスタンドは口から糸を弾丸のように放つことが出来る。

着弾点に生まれる『蜘蛛の巣』に触れた、または直撃した人間の頭上には、
空間に描かれるかのように、着弾点に似た円形の『蜘蛛の巣』が現れる。
そこには対象の個性、本質、好み等に応じた『虫』が捕われている。

この虫の位置は常にスタンドを通して把握する事が可能であり、
これにより、対象の居場所は見えない場所でもリアルタイムで把握できる。

そして―――このスタンドは巣から他の巣へ飛ぶように移動できる。
その状態から蜘蛛の巣に捕われている虫を『喰らう』ことで、
その人間の意識をごく短時間だが『乗っ取る』事が可能である。

希少な能力だが、乗っ取りの最中は本体の肉体が停止し、
また乗っ取った人間のスタンドを使用・解除したりは出来ない。
最大限活用するなら『策略』か『仲間』は必須。

『アルビノ・ホリデイ』Albino Holiday
破壊力:E(C) スピード:B(B) 射程距離:B(30m)
持続力:C   精密動作性:C(C)  成長性:D

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
               天白 真尋→己の『特別な才能』を聴き、把握。

231『音仙』:2018/12/01(土) 09:58:11

糸の弾丸を吐き出す蜘蛛。
弾丸は着弾点に『蜘蛛の巣模様』を作り出し、
生物が触れるとその頭上にも蜘蛛の巣模様を生じさせる。

生物の頭上の蜘蛛の巣には何らかの『虫』が捕われており、
このスタンドでそれを喰らう事で短時間対象の意識を乗っ取る。

『アルビノ・ホリデイ』
破壊力:E(C) スピード:B(B) 射程距離:B(30m)
持続力:C   精密動作性:C(C)  成長性:D

【基本情報】
1.本体の体表上に発現する蜘蛛のスタンド。大きさ『てのひら』ほど。
  ダメージフィードバックは『利き手』全体に来る。視聴覚リンクあり。
2.発現中、本体の全身に『蜘蛛の巣』のような模様が浮かぶ。一般人にも見える。
3.模様は体表の最も表側に浮かぶ。衣服を着ているなら、服の上には浮かぶが素肌には浮かばない。
4.蜘蛛の口吻部から、『拳銃弾』に似た『糸の弾丸』を放てる。
  連射は出来ず、『深呼吸1回』程の間は必要。パス精CBC。有効射程『8m』。
5.着弾点を中心に直径30cmほどの『蜘蛛の巣模様』が広がる。特に粘性などは無い。
  模様が原形をとどめないほど着弾点が破壊されれば、その時点で模様はかき消える。
6.このスタンドは、本体の体表、着弾点、および生物の頭上に現れる『蜘蛛の巣模様』の上しか動けない。
  模様の上以外の場所に接地すると、このスタンドは強制解除される。その時は模様もすべて消える。
7.本体の体表や生物の頭上のもの含め、このスタンドは『蜘蛛の巣』と『蜘蛛の巣』の間をジャンプできる。
  最大距離は『1m』までで、ジャンプ中に糸の弾丸を撃つ事も可能だが、空中で動き回ったりは出来ない。
8.同時に残して置ける蜘蛛の巣模様は『5つ』まで。それを超えると古い順に消えていく。射程は本体から『50m』。

【捕虫と乗っ取り】
1.生物に命中した場合、着弾点でなくその頭上の空間に、同じく直径30cmの『蜘蛛の巣模様』が広がる。
  生物が、無生物に広がる蜘蛛の巣に触れた場合も、無生物の模様が消えた上で同様の状態になる。
2.頭上の蜘蛛の巣模様には『虫』が必ず捕われている。虫の種類、デザインは対象次第。
  基本的に干渉できない存在で、攻撃などはすり抜ける。このスタンドは虫の位置を常に把握出来る。
  (虫の種は対象がPCであればそのPL、NPCならGMが決定する。決定権を放棄した場合このスタンドの本体が決める)
3.この『頭上の巣』へとジャンプすれば、捕獲されている虫を捕食する事が出来る。
  捕食は虫の種を問わず巣への到達から『5秒』かかる。
  虫が抵抗する事はないが、蜘蛛が追い払われれば失敗する。
4.虫を完全に食いつくす事で、一時的にその生物の意識を乗っ取り、肉体を操作する事が出来る。
5.乗っ取りはこのスタンドの本体の精神を対象の精神に上書きするような形。
  乗っ取りの最中は対象の意識は消えており、抵抗される事や混じり合う事は基本的に無い。
  そのため、その状態で精神に悪影響を及ぼすような行動をすれば、それに苦しむのは100%自分。
  仮に自殺などすれば『肉体も死ぬ』ので対象を殺せるが、『精神も死ぬ』ので自分も死ぬ。
6.対象の操作中、本体自身の肉体は動かせない。また、蜘蛛の操作もできなくなる(対象の頭上の巣で留まる)
7.意識を乗っ取る(本体の意識で上書きする)都合上、対象のスタンド能力を使用する事は出来ない。
8.乗っ取りから『10秒』で対象の蜘蛛の巣がはじけ飛び、蜘蛛は『1m以内』の巣へジャンプする。巣がなければ強制解除。
  その瞬間消えていた対象の意識は復活し、本体の意識も自分の肉体に戻るが、互いに『眠りから目覚めた』ような感覚が残る。
9.同じ相手を再度乗っ取るなら改めて捕食が必要。

232名無しは星を見ていたい:2018/12/26(水) 07:45:45
1.鉄 夕立(くろがね ゆうだち)
2.男
3.17
4.人生は、幸福へと向かうためにある。そう以前読んだ本に書かれていた。
  でも自分は、将来の夢はまだ持てていない。お金持ちになりたいとか、そういう目標もない。
  部活には真剣に打ち込んでいるけれど、人と競うのは苦手で、あと一歩のところで勝利に繋がらない。

  そんな自分にも、最近本当にやりたいことができた。自分の大切な人たちの、あるいはその人たちの
  大切なものを守りたい。自分の幸福が分からなくても、そういった人たちの
  人並みな幸せを守る─────オレはそのための『盾』になりたい、です。

233『音仙』:2018/12/29(土) 01:41:25
>>232(鉄 夕立(くろがね ゆうだち))

「――――――はい、聴き終わりました。
 ありがとう……ええ、とても『素直』で『素晴らしい』声です。
 まあ、突き詰めはしませんが……キミのような『願い』は、
 多くの人間が秘めながら……こうして、『行動』に移せはしない。
 あるいはいざとなって移そうとしても、その時に力が無く、果たせない」

         キィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

「『シヴァルリー』」

「キミの才能の名前ですよ。噛みそうな名前ですけど……ええ。
 意味するところは他を守る者であり、同時に……『武』を担う者。
 危険から人を守るためには、誰かがそれを『引き受ける』必要があるのは、
 ……悲劇ではありますが、どうしようもない事実として、時に立ちはだかる」

「その時、キミが壁を切り開く事を望むなら……この力はきっと、役に立つ」

                  「……それでは、行ってらっしゃい」

―――――――――――――――――――――――――――――――――

騎士を思わせる、スマートな人型のスタンド。
破壊力と精密性を両立し、速度も平均的な物を備える。

視界に捉えた『刃』の殺傷力を奪って『なまくら』にし、
どれ程の達人でも何一つ断つことが出来なくしてしまう。

奪う際には刃から、その刃と形状を同じくする『殺傷力の刃』が飛び出し、
このスタンドに切っ先を向けて飛来。それを吸収し蓄えるまでが一つの過程。

刃の定義は広く、『人を傷つけられる』程度の切れ味があるか、
あるいは『実際に切り傷をつけた』『切断した』のを見れば、
刃として認識し、『殺傷力』を奪ってしまう事は可能である。

蓄えている殺傷力は、いつでも元々の『刃』の形で、
このスタンドの手から発現して自由に扱う事が出来る。
あまりスタンドから離れると解除されるが、投擲や手渡しも可能。
殺傷力の刃を解除すれば、奪った時とは逆に、元の刃に向けて殺傷力が飛ぶ。

『シヴァルリー』Chivalry
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――――
          鉄 夕立(くろがね ゆうだち)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

234<削除>:<削除>
<削除>

235『音仙』:2018/12/29(土) 02:15:27
視認した『刃』から殺傷力を奪い、なまくらにする。
奪った殺傷力は、その『刃』の形を成して手に発現出来る。

奪う際にも殺傷力が刃の形を成してこのスタンドに飛来し、それを吸収する。
その飛来経路に無生物があっても透過し、生物がいれば容赦なく切り裂く。

『シヴァルリー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B

【基本情報】
1.人型。本体とのダメージフィードバックを有する。また、視覚のみ有する。
2.このスタンドの視界内に存在する『刃』から、『殺傷力』を奪う事ができる。
3.刃の定義は『パワーD相当以上の鋭さ』を持つ刃物であることか、
  実際に何かに『切り傷』を付けた、または『切断』『両断』したのを見ること。
4.つまり『紙』や『手刀』などは刃物でないため通常は刃ではないが、
  後者の条件を満たしたことを視認すれば、その瞬間から刃物扱いできる。
5.殺傷力を奪われた刃物は、何に命中してもダメージを与えられない(パワー:なし 相当になる)
6.同時に刃の殺傷力を奪っておけるのは『4つ』まで。持続時間は『10分』で、能力射程は『20m』。
7.一度殺傷力を奪い、解除して殺傷力が戻った刃から再度奪うには『1分』のクールタイムが必要。
8.スタンドそのものが解除された場合、蓄えていた殺傷力は霧散し、『一呼吸後』に刃の殺傷力が回復する。

【殺傷力を奪う過程】
1.奪った殺傷力は、幽体のように刃から抜け出し、
  その刃の形でこのスタンドに切っ先を向けて飛来する(パスBC)
2.途中にある無生物は透過し、生物には命中する。このスタンドに触れると吸収される。
  壊される、生物の体に阻まれるなどすれば霧散し、一呼吸後に刃の殺傷力が回復する。
3.能力の任意解除は可能。解除した瞬間、奪っていた殺傷力は刃に戻っていく。
4.戻っていく際も、幽体のようにスタンドから抜け出して、
  刃に切っ先を向けて飛び(パスBC)、刃に触れれば吸収される。
5.無生物は透過すること、そして生物には通常通り当たるのも同じ。
  途中で阻まれれば霧散し、一呼吸後に刃の殺傷力が回復するのも同じ。
6.刃から飛び出した、または刃に戻ろうとしている時の殺傷力は、『パC』の全力打撃で霧散させられる。
7.霧散した場合の刃の殺傷力回復は、飛来の過程が無い。

【手で扱う際の殺傷力の刃】
1.奪っている殺傷力は、このスタンドの中に蓄えられており、いつでも内容を把握出来る。
2.奪っている殺傷力を元々の『刃』の形で、このスタンドの手に発現し、扱う事が出来る。
  ただし確実に手で持つものでない(例えば刃が着いた靴など)場合、該当する部位に現れる。
3.同時に発現できる刃は『2つ』まで。視認していれば任意解除可能。
4.この殺傷力の刃は『スタンド体』で、一般人には見えず、干渉もされない。
5.投擲したり、人に渡したりもできる。この場合の射程は『4m』。超えると霧散する。
6.刃に『スタンド能力』など特異な効果がある場合、それは殺傷力の刃にも備わっている。
7.なお、無生物を透過する効果はない。『扱う』為に形を強く与えているのが原因と思われる。
8.手で扱っている際の殺傷力の刃の強度は、元となった刃に準拠する。

236鉄 夕立『シヴァルリー』:2018/12/30(日) 01:53:25
>>233

椅子から降りて正座し、己の膝に手を置いて深く頭を下げる。

「お手伝い頂き、ありがとうございました」
「─────『シヴァルリー』」

頷き、その名前を呼んだ。そして姿を確認すると、ヴィジョンを消失させる。

「なるほど」「『バ』、ではなくて『ヴァ』、なので上の歯を下唇に付けるのが正しいのですね」
「噛まないように、慣れるまで練習させて頂きます」

> 「危険から人を守るためには、誰かがそれを『引き受ける』必要があるのは、
> ……悲劇ではありますが、どうしようもない事実として、時に立ちはだかる」

「・・・・・『引き受ける』ことなど、大切な人が傷付けられる悲劇に比べれば、いくらでも」
「ですが」「・・・壁を、切り開く・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

己が手を見つめ、そして目を閉じ深呼吸をする。そして再度深く頭を下げると、立ち上がった。

「いずれ、この恩は必ず返します」「何かオレにできることがありましたら、仰って下さい」
「ありがとうございました」

そうして外へと出ていった。
ちなみに藤原しおんとは、最初から最後まで何故か一度も目を合わせなかった。

237『音仙』:2018/12/30(日) 02:03:02
>>236

「言いづらければ、シバルリーでも。
 別にかまいませんよ……エエ。
 キミの心の声が、正しい名を知るなら、
 その力はキミのものです。どんなときでも」

「でも、『ヴァ』の方が『良い』です。好みですけど、ネ」

          クス…

椅子に座った灰色の髪の女は、
ヘッドホンを手で弄びながら語る。

その背後には、『音響機器』を組んだ樹が聳える。
これが、鉄にとっての『騎士』と同じ存在なのだろう。

「…………」

「『力』の遣い方は、『自由』です。
 一生使わないまま、終えても良い。
 守る事だけに、使って行っても良い。
 誰もが『勇者』である義務なんてない」

「選択肢がある事は、『残酷』ですが……
 選択肢の存在を知らずに終わるより、
 きっとたくさんの音を奏でる生き方になる」

その表情から感情はうかがい知れないが、
少なくとも愉悦や、上位者の無関心ではない。

「…………その言葉は、ええ、ぜひ覚えておきます。
 けれどキミは、忘れても良い……『そのとき』が来ても」

     「ねえ……好きに、生きていれば、良いんです」

外に出る扉を潜れば――――新しい世界が、鉄を待つ。

238名無しは星を見ていたい:2019/01/04(金) 01:14:06
1.花城 知切(はなしろ ちぎり)
2.男
3.27
4.金が欲しい。
  欲しいものがあるっていうよりは、欲しいものが出来た時のために金が欲しい。
  自分が本当は何が欲しいのか分かんねーからとにかく金を得たい。
  そのために飛び込んだ格闘の世界。
  拳一つで成り上がり、円もドルも稼いできた。
  だが、まだ足りない。
  もっともっと、肘の高さを追い越すくらい札束を積み上げるんだぜ。

239『音仙』:2019/01/09(水) 23:16:13
>>238(花城 知切)

「――――――はい、聴き終わりました。ええ、ありがとう。
 金銭への執着……多かれ少なかれ誰でも富は欲しいですけど、
 キミのそれは人一倍のようで……そのために鍛えられた体、技。
 心も、十分に追いついていたようです……キミには『才能』があった」

「格闘家らしい……ええと、戦いの能力でありながら、
 リングの上でただ只管に『殴り合う』だけではないこの力。
 もちろん、格闘家だってテレビバラエティに出たりしますし、
 その、詳しくはないですが……グッズで儲けたりもするんでしょうし、
 格闘家であるからこその『強かさ』も、関わっているのかもしれませんが」

「ともかく」

        キィィィーーーーーーン

            「『ノーハニー・ノーマニー』。
             もうキミの物なので……あとはご自由に。
             稼ぐ道具になるかは、知りませんけど……
美味しい思いは、出来るのではないでしょうか?」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体の拳に纏う『グローブ』のようなヴィジョン。
グローブは本体の腕の動作精度を飛躍的に向上させ、
またハンドスピードに限り、速度も超人の域になる。
パンチの動作であれ踏み込みなどには作用せず、
あくまで『手の動き』に限られるのが特徴である。

拳を握った際の外見は『ハチの巣』のようにも見え、
事実、その能力は『ハチ』を使役する事である。

意識して拳を素早く動かせば、『ハチ』が飛び出す。
ミツバチのような見た目で、攻撃力等は存在しないが、
本体が指示した物へ飛び、その『価格』を『蜜』にして奪う。
1匹につき奪える最大は『1万円分』で、量に換算すると『1000g』程。
より細かな額を調整して奪う事も可能で、レートは『10g100円』である。

蜜をハチが蓄えたまま、巣であるグローブに帰還すると、
グローブの中に『価格の蜜』が蓄積され、自由に出せるようになる。

蜜の出し方は『液体』と『固体』の二通りがあり、
液体の場合は水鉄砲のようにも扱え、目潰しなどの小技にもなる。
固体の場合は握りしめる動作と共に手の内に発現され、
最大で片手で握れるサイズの『蜜の結晶』として発現出来る。
ある程度の硬さはあるので飛び道具に出来なくもないし、運びやすい。
なお、奪った価格はしばらくすれば元に戻るが、それで蜜が消えたりはしない。

『ノーマニー・ノーハニー』No Money No Honey
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B 成長性:D

『ハチ』
破壊力:E スピード:B 射程距離:B(20m)
持続力:E 精密動作性:D 成長性:―

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
               花城 知切(はなしろ ちぎり)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

240『音仙』:2019/01/09(水) 23:19:40

手に纏うグローブのスタンド。ハチの巣のようなデザイン。
拳を振るうとハチが飛び出し、ハチは指示した物の『価格』を奪う。
奪った価格は『蜜』として蓄えられ、グローブから放出できる。

『ノーマニー・ノーハニー』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B 成長性:D

『ハチ』
破壊力:E スピード:B 射程距離:B(20m)
持続力:E 精密動作性:D 成長性:―

【基本情報】
1.グローブ型のスタンド。腕のスピードと精度を『B』にする。
2.オープンフィンガーグローブであり、五指は使用可能。
3.ハチの巣を思わせる外見で、握りこぶしを作った際の見た目は特に酷似する。
4.意識した上で『スB』で拳を振るうと、グローブから『ハチ』が飛び出す。同時に出しておけるのは『3匹』まで。
5.見た目はやや大きめのミツバチ風で、本体が指定(口に出す必要はない)したものへと飛んでいく。
  耐久性はミツバチ相応で、攻撃を回避などはするが動作は単調。ダメージフィードバックは無い。
6.指定した対象にハチが到着すると、その『価格』を奪い取り、『蜜』として蓄える。
  量としては『100円』で『蜜10g』が基準。それより細かく奪う事は出来ない。
  逆にマックスは『10000円』で『蜜1kg』。1度の到着でこれ以上奪う事は出来ない。
  『1000円』までは一瞬で奪えるが、それ以上になると1000円ごとに『だいたい1秒』かかる。
7.蜜を蓄えたハチは一目散に出てきたグローブに戻る。
  これにより、グローブに『蜜』が蓄積される。
  なお、蓄えた蜜の量でハチのスペックが変わったりはしない。
  (まともに動けなくなってしまうような量の蜜を蓄えたりはしないのだ)
8.奪った価格は『だいたい30分後』には回復する。それで蜜が消えたりはしない。
9.価格は『性能』とは別で、壁や宝石などが価格相応に脆くなったりはしないが、
  誰の目にも価格が失われたことがわかる。機械等で判定しても、奪われた後の額になる。
10.同じ対象から複数のハチが価値を奪う事も可能だが、限度以上には奪えない。
11.奪うのはあくまで『価値』ではなく、『価格』。
  その辺にある石など、『価格がない』ものから価格を奪う事は出来ない。
  生物からも、それがペットなどで商品価値を持たない限りは、価格を奪えない。
  また、『サービス』など、目に見える形が無いものの価格を奪う事も出来ない。

【蜜の利用】
1.グローブに蓄えている蜜は、『液体』か『固体』として放出する事が出来る。
2.放出した蜜も、10gにつき100円の価格を有する。これも『見たら誰でもわかる』。
3.液体として放出する場合、グローブの任意の位置から放出可能。最低で『10g』単位での消費になる。
  勢いはスペックの範囲で調整でき、パスCBなら水鉄砲のように放てるし、低くすれば滲むように出せる。
4.個体として放出する場合、一呼吸ほどの『拳を握る動作』で手のひらに『蜜結晶』が生まれる。
5.蜜結晶は『ビー玉程』〜『野球ボール程』サイズ。
6.蜜の消費量と作れる結晶の相関はだいたい以下の通り。重さは『消費量』に等しい。
  蜜で出来ているが、べたついたりはせず、質感や強度としては『溶けていない飴玉』に近い。
  『破壊力C』の連打で壊せるし、硬い物を使うなどすれば一撃で壊す事も出来る。
  『10g』・・・ビー玉ほど。
  『100g』・・・ピンポン玉ほど。
  『1000g』・・・野球ボールほど。
7.いずれの場合も、蜜の性質は本物の蜂蜜に近く、特殊な効果などはないが『高級感がある上品な甘さ』。
8.蓄えている蜜、放出した蜜含めて、任意解除は可能。ただし食べるなどで消費した後の蜜は解除できない。

241『音仙』:2019/01/09(水) 23:21:48
>>239(続き)

             「……あっ」

    「……その」

「……今、私は『ノーハニー・ノーマニー』と言いました。
 言ってしまいましたが……これは、『反対』ですね。
 正しくは『ノーマニー・ノーハニー』なので……その、
 私の二の舞にはならないように、お気をつけくださいね」

                  「……エエ、すみません」

242名無しは星を見ていたい:2019/01/20(日) 20:05:06
1.【名前】空織 清次(くおり きよつぐ)
2.【性別】男
3.【年代】30代
4.【心の声】一年前に事故で娘を失った。すべてわたしの不注意が招いた結果だった。
 それが原因で妻との関係も破綻し、振り払えぬ過去を脱ぎ捨てるようにこの街に越してきた。

 昔から服を縫ったり織ったりするのが好きで、妻と娘の三人で暮らしていた街では
 『剥鯨』という名前の小さな仕立て屋を二人で営んでいた。
 剥製と鯨、どちらもわたしたち夫婦が好んだものだった。
 家族で過ごした日々は慌ただしかったけれど穏やかで繊細な幸福に満ちていた。
 その思い出も、娘を失ったあの瞬間のドス黒い記憶に押し流されて泡のように消えつつある。
 いまのわたしは空っぽだ。魂を取り除かれた無臭の死骸。
 臓物の代わりにアルコールを詰め込んだ哀れな剥製に、わたし自身が変わりつつある……。

 できればこの街で、人生への情熱をもういちど取り戻せたらと思っている。
 小さいけれど実直な仕立て屋をこの街で開いて、悩める人々にふさわしい服飾を供する、
 あの喜びの中でもういちど生きていたい……。

243『音仙』:2019/01/25(金) 01:29:59
>>242(空織 清次)

「――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 人は『あやまち』を犯すもの……エエ。誰もがそうですが、
 キミのように大きなあやまちを犯した人の心の音は、
 実に濁っていて……とてもとても、聴くに堪えないものになりやすい」

          「ですが」

「その中で抑圧されている『声』は、得てして『特別な才能』を生む。
 ……キミがこれを『変わらないあの頃』の象徴として受け止めるか、
 それとも『これから』の道しるべとして受け止めるかは、お任せします」

         キィィィイイイイイイーーーーーーーーーーーーーーーー

                          ン ・・・


「『エラッタ・スティグマ』。キミの才能です……キミの好きに使うといい」

            「あ、その、もちろん『節度』はありますケド、ね」

――――――――――――――――――――――――――――――――

どこか機械的な外見の人型のスタンド。
各部に『糸車』か『車輪』を思わせる意匠を有する。

右手で触れたものを『糸状』にしながら分解し、
それをヴィジョンの内部に蓄えておく事が出来る。
蓄えられる量は『自転車一台』ほどにもなり、
十分な準備さえできるのであれば『切らす』事は無い。

糸に変えながら分解する都合触れた途端にとはいかず、
破壊目的であればやや時間のかかる能力ではあるが、
蓄えた『糸』を扱う事こそがこのスタンドの『本領』である。

『糸』は、左手の指や掌から勢いよく『放出』したり、
掌に触れている物にミシンの如く高速で『刺繍』を施したり、
複数の物に同時に物に触れていれば『縫合』する事も出来る。

生物やスタンド、不定形物は分解の対象自体に出来ないが、
他はどんなに硬いものも柔らかい物も糸として取り込み、扱える。
そして糸はこのスタンドから離れて少し経てば、元の物体の性質を取り戻す。
?
『エラッタ・スティグマ』Errata Stigmata
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――
          空織 清次(くおり きよつぐ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

244『音仙』:2019/01/25(金) 01:34:00

右手で触れている無生物を糸状に分解し、ヴィジョンに蓄積。
左手から放出する、触れている部分を『縫う』などに用いられる。
なお、この糸はスタンドから離れて少し経てば元の物体の性質を取り戻す。

『エラッタ・スティグマ』
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。視聴覚リンクとダメージフィードバックを有する。
2.右手で触れている物を、触れている部分を中心に、
  『スピードC』で分解していくことが出来る。
3.触れてから分解が始まるまでは『1呼吸』ほどの間がある。
4.ただし、触れ続けて分解できるのは一般的な『自転車』程度まで。 
  それより大きい物は触れた部分を中心に、その範囲のみが分解される。
5.分解できるのは無生物、かつ形がある物。条件さえ合っていれば硬さなどは無関係。
6.分解する際、対象は『糸』状になって右手から吸い込まれ、糸として蓄積される。
  蓄積されている糸は見た目などには反映されず、解除した場合その場に全て散らばる。
7.糸は体積にして『自転車一台』程度までを蓄積しておける。
8.これ以上蓄積できない、という状態では分解自体が行えなくなる。
  つまり分解と蓄積はワンセット。
9.蓄積されている糸は、大まかに分解した物体ごとで分けられている。
  後述の放出や縫込みの際、どの糸を使用するかは選択する事が可能だが、
  糸を切り替える際は必ず『1呼吸』ほど、糸を出せない時間が生じてしまう。

【糸の放出・縫込み】
1.左手の指先、および手のひらから、蓄積している『糸』を出す事が出来る。
2.元の素材が何であれ、このスタンドから離れるまでは『糸』としての性質を保つ。
  このスタンドから『1m』以上離れ、一呼吸ほど経つと『元になった物体』の性質を取り戻す。
3.出し方は放出と縫込みがあり、自由に選択する事が出来る。
4.放出は『パス精CCA』で、手を向けている先へと放射される。
5.放出中は自由なタイミングで途切れさせる事が出来るが、
  特に意識しないのであれば糸切れまで、1本の繋がった糸として放出され続ける。
6.縫込みは『左手で触れている部分』に、『ス精CA』で『ミシン』のように『糸』を縫い込んでいく。
  ただしこれについては『パCでは針が刺さりすらしない』ような固すぎる物には施す事が出来ない。
7.触れている部分については、同時に全部分を縫い込める。手の平で触れれば『手形』を刺繍する事も可能。
8.縫込み方は自由。美しい『刺繍』を施す事も出来るし、荒々しく縫う事も出来る。
9.左手で二つの、かつ重なっている物に触れた場合、その二つを無理やり『縫合』する事も可能である。

245名無しは星を見ていたい:2019/01/25(金) 17:26:18
1.名前 成田 静也(なりた しずなり)
2.性別 男
3.年代 15歳
4.何故かは知らないが音に過敏で小さいときはよく耳を塞ぐ事が多かったんだ。
今はまあマシになったが無駄にデカい音をぶちまける奴はムカついちまって
「少しでいい静かにしてくれ!」って思いを我慢してたてんだが
環境が変わったせいかそろそろ限界だ、何とかしたいんだ

246『音仙』:2019/01/30(水) 01:01:33
>>245(成田 静也)

「…………はい、聴き終わりました。ありがとう。
 音の専門家である私に、まさにうってつけの話ですね。
 いえ、その、別にキミの聴覚を弄ったりは出来ないですし……
 何か解決策があるのかというと……それは私ではなく、キミの『才能』なのですが」

            キ ィィィーーーーーーーーーーン   ・・・

「……………才能の名前は、『モノディ』。
 類い稀なほどのスピードで音を狩りとり、あるいは己のものにする……
 言葉にすれば単純な能力ですが、エエ……使い道はそれなりにある、かと」

「……その、同じ『音』のスタンド使いとして、少しシンパシーを感じますね。
 まあ、キミのは『無音』で……私のは『集音』という違いはありますが、
 それでも、ネ。音にまつわるスタンドは、そう多くはないので……エエ。
 何かお困りごとがあれば……いつでも、ここに来てくださいね。お茶くらいは出すので」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。意匠は『フクロウ』を思わせる。
超高速の動きと、過敏なほどの『超聴覚』が武器。

能力は――――『音』を狩る事。

このスタンドの手は『音核』をつかみ取ってしまう事が出来る。
音核は『音を発する機能』を持つ物体であれば必ず存在し、
つかみ取るかどうかについてはこのスタンドの手による接触時に任意。

取った音核は放置の他に『握りつぶす』か『飲みこむ』かを選べ、
握りつぶした場合は一定時間、その対象は音を発する事が出来ない。
飲みこんだ場合は、それに加え、『このスタンドがその音を獲得する』。

『モノディ』Monody
破壊力:C スピード:A 射程距離:D(4m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                       成田 静也→己の『特別な才能』を聴き、把握。

247『音仙』:2019/01/30(水) 01:03:11
手で触れた対象の『音核』を抜き出す。
対象が発する音は全てその核から鳴り響く。

核を握り潰せば、対象は数分間『発音能力』を失う。
核を飲み込めば、短時間『発音能力』を奪い取れる。

『モノディ』
破壊力:C スピード:A 射程距離:D(4m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.ダメージフィードバックと聴覚リンクを有する。聴覚は『精B』相当。
  物音に敏感で遠くの物音や小さな音も逃さないが、大きすぎる音には弱い。
2.今音を発している、または過去『1分』以内に発したのを確認したものに対し、
  このスタンドが手で接触すると、対象の『音核』を抜き取れる。
  ただの石など、『衝突音』や『破砕音』しか発せない物は能力対象にならない。
3.音核は、対象が発する音(※後述)の『発生源』である。ピンポン玉に似たサイズ。
  このスタンドの手でのみ干渉でき、手放している間はその空間から動かない象徴ヴィジョン。
  また、音核を抜かれた対象自身が触れれば、即座に対象の中に戻る。
4.原則一つの物体には一つだが、スタンド使いならスタンドは『別枠』。
  スタンドの音核には、スタンド会話や能力関係で発する音が含まれる。
5.スタンドの音核は、ヴィジョンに触れなければ取ることができない。
  本体と一体化している場合、本体に触れた際にどちらの核を取るか選択出来る。
6.核を抜き取った段階で、対象が発する音が対象からではなく、全て核から発生するようになる。
7.核を抜き取れる対象のサイズは『ピンポン玉』〜『軽自動車』程度。
  そこから外れるものについては、そもそも能力対象に出来ない。
8.核は抜き取ってから『約4分』、またはこのスタンドから『10m』離れると消え、対象の中に戻る。
9.後述の飲みこんだものも併せて、抜き取っておける核は『4つ』までになっている。
10.握りつぶした核については、このカウントには含まれない。

【音核の扱い】
1.核を『握りつぶす』ことで、対象は音を発せなくなる。踏み潰したりは出来ない。
2.この場合も潰してから『約4分』後には対象の中に核が再生し、音も元通りになる。
3.核をスタンドの口から『飲みこんだ』場合は握り潰した場合の効果に加え、
  対象が発せる音を、このスタンドから自由に発せるようになる。
4.人間の『骨が折れる音』や機械の『バグった音』など、『自然には発せない』音は発せない。
5.元がスタンド音声でない限り、一般人にも普通に聞こえる。
6.複数の核を飲んでいれば、それら全ての音を発し分けられる。同時に発する事も可能。
7.飲みこんでから『約1分』経てば核は消化され、対象の中に核が再生。音も元通りになる。

(※)
この能力でいう音には、風切り音、衝突音、靴音、ボタンを押す音、楽器の演奏など、他の物と干渉して鳴る音も含む。
ただし機器のボタンを操作した事で再生される『音楽』や殴られた人間の『悲鳴』といったリアクションなどは、含まれない。

つまり『対象自身が意図して発した音』と、『対象が何かに接触・干渉する事で生じる音』は含まれるが、
『対象が何かに接触・干渉した結果、受けた側が新しく鳴らす音』は含まれないということ。

248『音仙』:2019/01/30(水) 04:28:03
手で触れた対象の『音核』を抜き出す。
対象が発する音は全てその核から鳴り響く。

核を握り潰せば、対象は数分間『発音能力』を失う。
核を飲み込めば、短時間『発音能力』を奪い取れる。

『モノディ』
破壊力:C スピード:A 射程距離:D(4m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.ダメージフィードバックと聴覚リンクを有する。聴覚は『精B』相当。
  物音に敏感で遠くの物音や小さな音も逃さないが、大きすぎる音には弱い。
2.今音を発している、または過去『1分』以内に発したのを確認したものに対し、
  このスタンドが手で接触すると、対象の『音核』を抜き取れる。
  ただの石など、『衝突音』や『破砕音』しか発せない物は能力対象にならない。
3.音核は、対象が発する音(※後述)の『発生源』である。ピンポン玉に似たサイズ。
  このスタンドの手でのみ干渉でき、手放している間はその空間から動かない象徴ヴィジョン。
  また、音核を抜かれた対象自身が触れれば、即座に対象の中に戻る。
4.原則一つの物体には一つだが、スタンド使いならスタンドは『別枠』。
  スタンドの音核には、スタンド会話や能力関係で発する音が含まれる。
5.スタンドの音核は、ヴィジョンに触れなければ取ることができない。
  本体と一体化している場合、本体に触れた際にどちらの核を取るか選択出来る。
6.核を抜き取った段階で、対象が発する音が対象からではなく、全て核から発生するようになる。
7.核を抜き取れる対象のサイズは『ピンポン玉』〜『軽自動車』程度。
  そこから外れるものについては、そもそも能力対象に出来ない。
8.核は抜き取ってから『約4分』、またはこのスタンドから『10m』離れると消え、対象の中に戻る。
9.後述の飲みこんだものも併せて、抜き取っておける核は『4つ』までになっている。
10.握りつぶした核については、このカウントには含まれない。

【音核の扱い】
1.核を『握りつぶす』ことで、対象は音を発せなくなる。踏み潰したりは出来ない。
2.この場合も潰してから『約4分』後には対象の中に核が再生し、音も元通りになる。
3.核をスタンドの口から『飲みこんだ』場合は握り潰した場合の効果に加え、
  対象が発せる音を、このスタンドから自由に発せるようになる。
4.人間の『骨が折れる音』や機械の『バグった音』など、『自然には発せない』音は発せない。
5.元がスタンド音声でない限り、一般人にも普通に聞こえる。
6.複数の核を飲んでいれば、それら全ての音を発し分けられる。同時に発する事も可能。
7.飲みこんでから『約1分』経てば核は消化され、対象の中に核が再生。音も元通りになる。

(※)
この能力でいう音には、風切り音、衝突音、靴音、ボタンを押す音、楽器の演奏など、対象が他の物と干渉して鳴る音も含む。
ただし『対象が機器のボタンを操作した事で再生される音楽』や、『対象に殴られた人間の悲鳴』といったリアクションなどは含まれない。

つまり『対象自身が意図して発した音』と、『対象が何かに接触・干渉する事で生じる音』は含まれるが、
『対象が何かに接触・干渉した結果、受けた側が新しく鳴らす音』は含まれないということ。

249名無しは星を見ていたい:2019/02/02(土) 22:35:04
1.矢貫 湊
2.男
3.29歳
4.
『あいつらよりはマシ』だ。
 
いい大学出てる癖にロクな仕事に就けなかったあいつより、
学歴なんか無くても何度職場を変えても、
最後に正規雇用の身分にありつけた俺の方が『マシ』だ。
 
俺よりずっと歳食ってる癖に、
後輩に威張り散らすしか能の無いあいつよりも、
日々を慎ましやかに生きてる俺の方がずっと『マシ』だ。
 
資格試験に何度も挑戦してるあいつよりも、
子育てに失敗したあいつよりも、
舌先三寸で世の中渡ってるあいつよりも、
俺の方が、俺の方が、俺の方がずっと『マシ』だ。
 
上を見たって仕方無いのに、下を見たらキリが無い。
それでも較べないとやっていけなくて、
結局俺は俺自身が何なのか考えたこともなくて。
 
こんなことを語って聴かせてる俺は、
一体、何よりマシな何なんだよ。

ああ、もう、畜生。
何一つ伝えられない俺に、何があるっていうんだよ。畜生。

250『音仙』:2019/02/07(木) 21:35:00
>>249(矢貫 湊)

「―――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 キミの心そのものは、『唯一』ではあっても『特別』ではありませんが、
 それでもキミには『ありました』。運なのか、遺伝なのか、環境なのか、
 それとも……キミの心の奥底に燻ぶる、キミ自身知らない激情によるもの、か」

           キィ

             ィィィィーーーーーーーーーーー ン

「『ノーバディ・アンダースタンド』……」

「特別な才能……『スタンド能力』の世界には明確な『上下』は無く、
 この力は、まぎれもなく『キミだけのもの』……比較するまでもなく」

     「そこに可能性を見出すか……それとも更なる『迷い』の種になるか、
      私には保証できませんから……使い方も付き合い方も、キミに任せますよ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

どこか『タイル』を思わせる装甲に覆われた人型スタンド。
それなりに丁寧な動きができ、その他のスペックも不足はない。

能力は、『敷き物』を敷き詰める事。
地面、空間問わず、手で触れ『払う』ような動作で敷くことが可能。
デザインや種類は自由自在だが、必ず表面は赤く、裏面は緑になる。
壁に敷いたり、縦に敷いたりは出来ないが、その発現速度は『一瞬』で、
悪路の補強にも、敵の進路を阻むのにも、『空中の足場』にもなり得る。

敷き物の赤い『表面』は踏まれる用途に耐えるためか、
重さや衝撃を和らげて受け止め、反対側への伝達を防ぐ。
衝撃については大人の打撃まではほとんど無力化し、
それ以上のものでも『重機』の一撃でもなければ軽減する。
重さについては分かり易く『半分程度』軽減といったところ。

ただし、緑色の『裏面』からの攻撃や荷重には致命的に弱く、
一撃で破れてしまう上にそれらを『倍増』させて反対側に伝えるため、
もし上に立っているときに下から突き上げられるなどすると極めて危険。

最後に――――このスタンドが触れることで、表裏は即座に入れ替わる。

『ノーバディ・アンダースタンド』Nobody Understands
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
                        矢貫 湊→己の『特別な才能』を聴き、把握。

251『音仙』:2019/02/07(木) 21:37:39
表が赤、裏が緑の敷き物を発現できる。
赤面は衝撃や加重に強いが緑面は度を越して弱く、
それどころかそれらを倍増させて反対側に通してしまう。
このスタンドが敷き物に触れれば、いつでも表裏を逆転させる事が可能。

『ノーバディ・アンダースタンド』
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージと視聴覚のリンクを有する。
2.空間または床・地面を手で払う動作で、敷き物を『瞬時』に発現できる。
  壁や天井には発現出来ないし、『敷いた状態』以外での発現も出来ない。
  例えば空間に敷くとしても、地面に垂直に『立てる』ような形(縦)では発現出来ない。
3.破壊力Cで持ち上がらない物が置かれた場所には、発現出来ない。
  破壊力Cで持ち上がる物の場合は、敷き物はそれの下に潜るように敷かれる。
4.空間に敷く場合、『パスCC』で障害物を押しのけながら発現。
  この破壊力で押しのけられない物がある場合、そこには発現できない。
5.手で払った箇所を、敷き物のどの部分にするかは任意。ただし位置次第では自分も押しのけられる。
6.破壊力Cでは持ち上げられない重さ、サイズの敷き物は発現出来ない。また、サイズは現実に存在する範囲。
7.同時に設置できる敷き物は『3枚』まで。射程は『スタンドから30m』。
8.ござ、ホットカーペット、ランチョンマットなども発現出来る。
  定義は『床に敷いて、上に人が乗るためのものか』どうか。
9.ホットカーペットの起動など、敷き物の機能は電源など無しで作動させられる。
  ただし遠隔起動などが出来るわけではなく、操作は直接行う必要がある。
10.敷き物の面積の半分以上が汚れる、破れるなどすると、解除される。切れ端などは即座に解除。
  なお、任意解除は視認していれば可能。
11.空間に敷いた場合も床に敷いた場合も、『高さを変える』ような動かし方は出来ない。
   横に滑らせる事が出来るが、高さだけは『パC』で固定されており、無理に動かそうとすると破れかねない。

【レッド】
1.敷き物の表面は赤、裏面は緑で、このデザインは変えられない。
2.敷き物にスタンドの手で触れると、いつでも表裏の色を入れ替えられる。
  カーペットが裏返しになるのではなく、色とその性質が裏表逆になる、というだけ。
3.赤い表面は衝撃や荷重に強く、反対側の床や空間にそれらを通さない。
4.具体的には『破壊力C』までの衝撃をほとんど『無い(破壊力E相当)』かのように遮断する。
5.これによってか、空間に敷いた赤い敷き物の上は何の問題もなく歩ける。沈んだりもしない。
6.破壊力Bについては、『破壊力C相当』にまでは弱められる。Aには効果無し。
7.仮に表面から敷き物が破れても、その一撃だけは弱められる。
8.加重は一律『半分』にまで軽減する。100kgの人間が乗っても『50kg』分しか伝わらない。

【グリーン】
1.逆に緑の裏面は、極めて衝撃や荷重に弱く、反対側に倍増して伝える。
2.裏面から破壊力D以上で攻撃される、または『約10kg』以上の加重がなされると、一発で穴が空く。
3.そして裏面から表面へ突き破る攻撃の破壊力をワンランク上に引き上げる。重さの場合単純に『倍』になる。
4.破壊力Eは攻撃とみなされず、穴も開かないし倍増もしない。
  ただし仮に破壊力Eで穴を開ける方法があるなら、その時は『D』に上昇する。
5.倍増は持続せず、裏面を突き破った攻撃や動作が収束すれば、即座に元に戻る。
  重さの場合、突き破った物が接地するなど、何らかの理由で勢いを失うまで続く。


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