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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

596『赤に 紅に 朱に 丹に舞え』:2017/07/29(土) 18:02:13
>>595

 貴方の眼前で舞う、血の雫。初めて見る世界で、初めてテレビなどの模造でなく
人から産まれた紅蓮の小さな花びらに目を一瞬奪われ、そして一撃に対し喜びの声を上げる。

「重い、軽いは関係ない。アルカラ お前が一撃を私に与えたのは確か。
そして、『能力』を掛けた。これは嘘でない事を私は知ってる。だが、私に対し
そう教えると言う事は、逆にお前の選択を狭める事になる。もっとも沈黙も正答でなし
 『能力』は怖いさ。だが、それ以上に私は私自身の強さがそれを超えると自負している」

 タッ!  ……。

貴方は、左へ。ベリルとスタンドの掲げた腕と真逆の方向に跳ぶ。スタンドも無事貴方の傍に戻せた。
横には太く逞しいジャングルの樹が聳える。いざとなれば、これも盾として使えるだろう。
それに対し冷ややかで獲物を狙う冷徹な光を絶やす事なく対戦者は見送る。追撃する様子はない。

 「お前は考えている。いま、自分の行動が本当に正しいかを。
……私は自分が『優位』である事を把握してる。ヒントだ……
私はほぼ物心ついた頃からスタンドを発現してる。謂わば生まれつきに近い。
 そして訓練もしてきた賜物でね。破壊する行為や繊細な動作を抜きにすれば
スタンドを壁なりに透過させる術を覚えてるんだよ。
 …………さて、助言はここまでくれば十分だな?
改めて言う。私は『正々堂々』と闘う術しかない。このスタイルしかない。
 お前と邂逅した瞬間、その時から闘いは始まっている。
 私の、私の全てを……真正面から踏み越えてみろっ アルカラ……!」

   ギャンゥ……ッ!

彼女のスタンド、シンプリ―・レッドが威嚇するように両拳を打ち付け。付いてる
腕輪は、その衝撃が伝播して鉄の音が響く。そして、ファイティングポーズを取る。

 「次の攻撃に移ろう……。
 ――お前は次に私に仕掛ける気はないな?」

 再度、ベリルは『質問』をしてきた……。考えれば可笑しな内容だ。
殴ったり、踏み込んだりしない。だが、その目は真剣で貴方の次の行動をしっかり確かめようとしている。

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