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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

577『赤に 紅に 朱に 丹に舞え』:2017/07/21(金) 21:48:06
>>576

 「気合負けすんじゃねぇぜ、アルカラ!!
おめぇーは俺の一押し!! このアリーナの伝説の一陣として派手に飾らせて貰うからな!
 俺がちゃんとおめーを拾い上げたって事をちゃんとインタビューで入れてくれよ!!」

 拾い上げたも何も、参戦者の代理を大声で探し求めてただけだが。調子の良い金さんの
イメージとして、今の貴方を勝手に何処ぞから拾い上げ熟練の戦士としてアリーナに
今宵出したと言う感じのドラマが勝手に彼の中で出来上がってる感じだ。
 勿論、そんな出鱈目を告げるも告げないも貴方の自由である。

ガチャ


    「……んっ、来たね」

 黒い天幕が張られている。照明のスタンドと、闘技場で参戦紹介の為に
流すのだろうカメラが置かれており、その撮影をするであろう目深い帽子を
被ったスタッフが二人ほど居る。話しかけても仕事に集中してる為に何の反応もなさそうだ。
 中央に、二つスチール製の座布団が引かれた椅子が置かれており。一つは空いていて
もう片方には、女性が足を組んで雑誌のようなものに目を通し座っていた。

 「……ふーん、女の子 ね。随分若そうだけど、ちゃんと詳細を聞いてるのかな」

朱いタックカラーコートに、ヨークシャテリアの刺繍が描かれたジーンズを着こなす
褐色の女性だ。年齢は二十代前半といった所だろう 貴方の姿を上から下まで見下ろす。

「まっ、世間話なんてしてる時間もないしね。私は、ベリル・ストック 
此処(アリーナ)の中位ランカー。あんたの相手
 べらべら色々と話して、勝手に聞いたりもするけど。間違ってたら否定して
で、合ってるようなら黙認する感じでOK?」
 彼女は前置きをしつつ、貴方に話し始める。

「私の経歴とか、もうそっちのサポーターが色々と話してると思うしね。
何で、あんたがアリーナで戦おうと思ったのか。そして、この戦いに対しての
抱負とかも聞かせて貰う感じで。
 私からも何か聞きたい事があるなら何でもどーぞ。
まぁ、デリケートな話や体重とかはNGでね」

 最後は、軽く冗談めかし笑いつつ話を区切る。
和やかな雰囲気だが、忘れてはならない。彼女は朗らかに
話しかけているが、貴方が倒すべき相手であり それでいて対戦相手だ。


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