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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

569『赤に 紅に 朱に 丹に舞え』:2017/07/18(火) 08:48:46
>>568

貴方は、金一に対し解りやすい呼称をつける。だが当の金さんは其れに
不平不満を唱えたり照れる様子もない。彼の眼中は目先の追われる時間と動こうとしてるマネーに囚われている。

「近接型がわかんねーのか? よし、つまり。あんたはトーシロ(素人)って事はよくわかった!
時間ねーから簡潔に言うが、スタンドには大まかに自分の傍で動かすのと、んでもって一畳程度の
広さを動かせる奴と、パワー低いが遠距離で動かせるタイプがあんのよっ。
って、此処は保育園か? 進研ゼミナールか?? 何でんな初歩的な事を言わなくちゃならねーのよ!
 まぁ、つまりだ。えーと、明日の美しいで明日美、だな? よし、闘技場のリンクネームは
『トゥモロー・ビューティー』でいくぞ。えっ? 別のが良いか?? とにかく時間がねーんだ時間が!
くそくそくそっ!! 俺だって信用があれば、こんな面倒くさい手間のルート使わねーよっ。
他の上の奴らは、何処でもドア使う見て―にビューっと直ぐに受付まで行けるんだぜ? 不公平だろ!!」

挙動不審と言って良い程に、体を揺すりつつ。かなり苛立った調子でエレベーターのボタンを出鱈目に押してる。
然しながら、それは無意味な行動ではないようだ。規則的にボタンを押した後、彼は閉と開のボタンを同時に押す。
キィン、とエレベーターは閉まり。一階から地下一階、二階、三階……本来ない階層へと段々降りていく。
 そこで、フーーッと彼は大きく息をつく。どうやら、その手順が『アリーナ』への行き方のようだ。
僅かに、冷静になった顔立ちで金一こと金さんは貴方に顔を向ける。声も多少だが落ち着いた。

「……ベリル・ストック。通称、奴の事を幾らか知ってる奴はベティって呼んでるが……気をつける事が二つ。
あいつは、エクリプスが未だ活きの良い時。襲撃・尋問チームとして活動もしていた。
 闘技場の成績は、全体的に言って並みって所だが。スタンドバトルで数字の成績なんてものは全く当てに
ならねーって事を覚えておけ。下位の奴らでも、時々とんでもねーホープが出てくるのが『アリーナ』さ。
んで、最後に一つ。……あいつは『嘘を見抜ける』
 もうな、これが根幹って言っても良い。奴の闘いのスタイルの全て、と言ってもな。
これ以上言ったら、マジで俺が首を切られるから何も言えないが。頼むから勝ってくれよー嬢ちゃん。
いや、勝てなくても善戦、試合が盛り上がるように闘ってくれ。瞬殺とかされたら
俺のサポーター人生はお先真っ暗だ。今日のバトルに、かなり人生の片足ぐらい捨てる覚悟で挑んでるのよ」

 あとは、闘技場では基本武器の持ち込みは禁止だが日用品は幾らかOKだったし……試合前に
何かしらコスチュームを用意するか? それともそのまま??
 あ、入場曲は何にする? ロッ〇ーのテーマ曲でいいか…………

 と、金さんは矢継ぎ早に。貴方の答えを聞く前に闘技場の簡素なルールや試合前の下準備について
怒涛の勢いで聞いてくる。


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