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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2
43
:
『手に汗握る』
:2016/02/09(火) 23:09:22
>>42
【眼鏡の男】「『イカサマ』ァ? 『イカサマ』ですって?」
【眼鏡の男】「バカを言って貰っちゃあ困ります! なにせ貴女……証拠が無いのですからね。
もちろん疑うのは自由ですが……」
額の汗を拭いつつ、緊張をほぐすようにコップの水に口をつける『眼鏡の男』。
明らかに『動揺』しているが……それでもこいつから『真の勝利』をもぎ取るなら、決定的な『イカサマの証拠』を突き付けてやる必要があるだろう。
指先から『ウェイト・アンティル・ダーク』の指を発現し、『牡丹』はこっそりとカードを『書き換える』……
プラスチック製のカードに、質感を完全に再現した『蝋』を塗り込んで『クローバーのQ』を『ダイヤのQ』に『書き換えた』。
そのままカードを山札に戻し、よく混ぜてから男に渡す。
男はおしぼりで手を拭って汗を落としてから山札を受け取り、シャッフルを始める。
シャッ
シャッ
【眼鏡の男】「まっ、『イカサマ』の証拠なんてどこからも見つからないと――――」
―――ピタッ
――――そのシャッフルの手が、『止まった』。
男の表情が硬直する。が、それも一瞬だ。すぐにシャッフルが再開された。
【眼鏡の男】「――――思いますがね、ええ……」
シャッ
シャッ
シャッ
シャッ
シャッ
シャッ
……随分念入りにシャッフルしている。
何度も、何度も、やり過ぎなんじゃないかってぐらい念入りだ。
トントン
それでしばらく混ぜてから……男は『牡丹』に山札を差し出した。カットしてカードを引け、ということだろう。
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