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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

1名無しは星を見ていたい:2016/01/31(日) 23:55:26
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

427『〇〇〇をしよう!』:2017/04/09(日) 19:44:52
>>425(常原)

貴方、『常原』は傍らに可愛らしい人形のような姿である『ドリーム・ウィーバー』を
発現させ、裁縫にも使用出来るハサミを携帯する。
 制止した事で、意図が伝わった事を理解したのか。浮遊する小さなガラス玉の
スタンドは少し貴方に離れ机の死角に潜り込んでいく、偵察するのだろう。
 それと同時で、後ろから複数の足音が聞こえる。他のメンバーだ。

 アリゼ「ったく、罠があって大怪我しても自業自得だぞ。
……てか、すんごぃ似合わないヴィジョンが見えるんだけど……え? え??」

小さく罵りつつ、彼女を先導にして他のスタンド使い達も他の場所に視線を向けて
周囲に警戒を帯びながら中に入ってくる。
 強烈な貴方のインパクトとスタンドの像の印象が合致しなかったのか、彼女は
何度も往復して、貴方とドリーム・ウィーパーを見直し、凝視した。

>>426(小石川)

 >あなたのお名前を教えていただけませんか?
 貴方『小石川』は、微笑みつつ人当たりの良い態度で接する。
最初、鋼の男は言葉を発さなかった。沈黙は長く、貴方は自分の質問が
黙殺されたと思うかも知れない長い間の後。
          「――『アイアン・セイヴィアー 』」
 そう、ぽつりと。感情をのせない無機質な声で述べた。
人の名、と言うよりは自分の使用するスタンドの名前であろう。
 だが、そう告げる雰囲気は。何と表現すれば良いか分からずも
二の句を継がせない静かな迫力が彼にはあった。

 ……貴方は、スタンドで眼球を摘出させ背後の守りにする。
後ろには、『アイアン・セイヴィアー』が控え。背後に意識を集中させ
貴方と最低限のマナーを守る距離を空けつつ立つ。
 豪雨が外の視界と音を妨げる以外で家屋の外側で異常は今のところない。
帽子で顔を隠し、中へと入っていく。小林とヤジが前方に見え、軽く
貴方に視線を向けるも、すぐ他の場所に意識を注ぐ。

 『アイアン・セイヴィアー』が中に入って来るのが確認出来る。
彼は慎重な態度を崩さず、鋭い視線でドアの前に立ち左右を確認し
そして、完全に体が入ると同時に……

             ――バタンッッ

 ドアが、完全に……誰かの手を借りず勝手に閉じた。

428『〇〇〇をしよう!』:2017/04/09(日) 20:03:40
>>425-426

――バタンッ!!    ――ドンッッ!!
扉の強めに閉まる音、それと強い打撃音。
 
 天羽「!? きゃっ  ぇ、今のって後ろの……」

アリゼ「ちっ、あんの野郎でかい音出して何を……いやっ!」

 常原が何か反応する前に、アリゼは舌打ちと共に出入り口に駆ける。

アルキス「……あの奥の奴の仕業か?」

ベティ「十中八九な。最大に阿呆か……あとは最悪に手に負えない使い手だろうさ
この人数のスタンド使い相手に。閉じ込めて殺(や)り合おうってんだからね……」

それと同時でアルキスとベティが常原と同じ立ち位置に移動する。
 彼らは、どうやら扉が閉めた行動が奥にいる敵? によって行われたと
瞬時に察して前衛に立って戦う気である事が伺えた。
 
小石川が目にしたのは、扉が閉まると同時に『アイアン・セイヴィアー』が
反射的に扉に対し、短長靴で鋭いキックを見合う場面だった。
 ――ドンッ。  ――グンッ……ッ!!!
 「………………っ」
 『アイアン・セイヴィアー』が、その無表情な顔の眉間を僅かに片方下げて
貴方に近い場所に勢いで後退する。それに入れ替わるように、アリゼが現れる。
 「ちっ、幽閉しようってか。ピンク・クリー……」
 そう、彼女がスライム状のスタンドを鍵穴向けて伸ばそうとした矢先。
アイアン・セイヴィアーは片手でその行動を制した。
 アリゼ「何だよっ!?」
セイヴィアー「……無駄だ。……『反射』する」
 
 その言葉に、アリゼは何? と小さく呟いたあとスタンドを下げた。
小石川には、アイアン・セイヴィアーが何事もないように傍目は見えつつも
軽く腹部に、その手を当てたのが見て取れた。
 扉に対して攻撃、何かすれば『自分に反ってくる』……。


         ―――ふふふ……来たわね。

その時、背後の奥より全員が耳にした。女性の声だ……そんなに若くもないが
年老いてもない。愉悦を含んだ声である。

429『〇〇〇をしよう!』:2017/04/09(日) 20:15:51
>>425-426

  
        ――ゴ ゴ ゴ ゴ
           ゴ ゴ ゴ ゴ・・・

 ?「……よく、これ程の大多数で来てくれたわねぇ……嬉しいわぁ。
私の能力で、スタンドを広範囲に飛ばし他のスタンド使い達の注意を惹く。
 そのお陰、こんなに蜘蛛の巣にかかるように皆さん来てくれた。
 ふ、ふふふふふっ。
思い通りに物事が進むのって、こんなに素晴らしい事なのねぇ……!」

 謎の女だ。フードで顔を隠した女性は常原から見て軽く歩いてきて
4、5メートル程の距離のある場所までゆったり歩いてくる。
 スタンドを発現してる様子はない。だが、まるで貴方達の敵意や警戒にも
意を介してないようで、堂々とした空気を身に纏っている。

 ベティ「……ほぅ、全部あんたの思い通りってわけ?
そりゃあ、こちとら面白くない話だね」
アルキス「余裕そうだな。既に能力を作動していると言うわけか?」

 前衛の二人は、スタンドを未だ出さない。ヴィジョンが無いと言うよりは
相手の出方から直ぐ移れる自信と、敵に手札を見せない意図からだ。

 アイアン・セイヴィアーやアリゼも前へ進んでいく。どちらも
スタンドを構えてる。天羽は狼狽えつつ小石川達最後尾に距離を置く。
 小林達は、ヤジのほうは懐からスリングショットらしきものを出している。

 全員が、全員。次の彼女(敵)の動きに注視して警戒している……!
この一触即発な事態は、次の何かしらの種火で大きくこの状況が動くであろう。


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