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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

292『そらの異邦』:2016/10/03(月) 23:44:32
>>291

蛇喰はエイリアンの周囲の誰にも気づかれない声に返答しつつ
相手の精度を考察する。

 先ほど、ホレーの動きで攻撃を回避した時は右太腿に当たった
だが直撃ではなかった。精度はC(人並み)だ。

 そして、貴方は野球で既に走塁されたランナーがベースへと走り込む
ように勢いよく前に出て   ――槍を突き出す!

 ザシュッ!!

『読み』はどうやら当たったようだ。飛び込んで攻撃してくる相手に
普通の人間ならば屈んだ状態でも目視していれば横に避けるなりするだろうが
敵はどうやら普通でなかったようだ。回避する事なく人形のようにクロスボウの
次弾を装填するのに留まっていた敵は、貴方の槍に首と胴体の中間部分に穂先が突き刺さる。


  ―グゥ――zノンッ        バシュバシュバシュッッ!

『ドラゴノート』で怪力を得てる今の貴方。普通の人間なら槍を握った腕力だけて
人一人を持ち上げるのは到底不可能だが、今の怪力なら造作もない。

 後列三人のクロスボウ前に全ての行程が完了出来るかは賭けに近かったが
見事に貴方は成功させ持ち上げ、その刹那に槍のハヤニエとなった敵の体に
ナイフが突き刺さる三つの物音が生えた。

 『うおーーーー! 相棒っ やったぜぇ! 無謀と思えたが、全ては
この策を成す為の行動、だったって訳だな!
 残る奴らも、その強靭な槍で全部ぶっ飛ばしちまえ!』

 エイリアンは、悲嘆に先ほどまで駆られてたのが嘘のように
喜色の声での応援を貴方の頭へと響かせる。

 後列の三人は、仲間であったであろう相手が敵に刺され盾に
されたのに関わらず、一切の動揺なく懐から次のクロスボウの矢を
取り出して番えようとしている。残る前列の二人も同様だ。不気味な程に
貴方が人間を刺した事に動揺がない……。とりま、既に貴方の槍の
射程圏内でもある……猶予はないが、このまま次の攻撃にも移れるだろう。


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