したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

140『きらきら星を追え!』:2016/07/07(木) 19:01:37
>>139
 貴方は非が自分にあると考え丁重な詫びと共にコルボへ金平糖に不思議な
味付けをする様の閲覧を願う。
 だが、然しながら。この工場が部屋の区切りごとに人間が見れる造りがあり
尚且つ常に人の出入り可能に開放されてるドアを考えれば…だ。
 コルボ自身が『非』の範疇に据えられる立場なのかも知れない。
「ほぅ ほぅ!我らが技術の結晶であり、小人の術の極みとも言えし
金平糖へと我らが施す魔術の様を見たいとっ!! それは感激だっ!」
 芝居かかった口調でコルボは髭を撫でつつ高らかに声を上げる。周囲の
小人達は、眉を顰めその壇上にいる役者を見る。言葉こそ喜んでるように見えるが
それが皮肉であり、如何にも意地の悪い顔つきに変わったコルボを見ればこその反応だ。
 
 「ふむ、其方はどうやらゴーストが正式に招いた者ではないな。
だが、然様 然様……我ことコルボはひじょーに寛大なるコックの王なのである。
 そうだな……うむっ このコルボは決めたぞ!」

 ビシッ。

 「――其方、その手に嵌められてる指輪! ソレを私に献上すると
言うのであれば、金平糖への秘儀をお披露目しようではないかっ!」

 ギョッと、コルボの周りに居る小人達は貴方の心を代弁するかのように
驚きを浮かべコルボを注視する。恐らくながら、このコルボと言うのがいま
要求したのは、もしかすれば、正しく巨人が小人と付き合うのには
『度が過ぎる真似』をしたのかも知れない。そうでなくも、貴方にとって大切な指輪である。

「或いは……そうだなっ! このコルボを吃驚させるような余興を
見せてくれると言うのであればっ。金平糖への魔法のような味付けを
見せてくれようではないかっ。へッ へッ へッ! どうだっ、良い条件ではないか?」

 コックの王と言うのを名乗る、不届きな小人のコルボ。彼は貴方へと
最も命の次に大切であろう『指輪』を差し出せと。事情を知らないまでも
貴方が一番傷つく真似をしてきた。
 そして、それをしたくないのであれば吃驚させるショーを見せろとまで言ってくる。
これは、一度この傲慢をまん丸なお腹に詰め込んだ小人を少し懲らしめて
やる必要があるかも知れない。無論、あまりに暴力的な真似は他の小人の
巨人に対する心象を悪化させる事になるだろう……。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板