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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

136『きらきら星を追え!』:2016/07/04(月) 22:19:47
>>135(すみません、PCの修理の為にレス遅れました)

「うん、案内するよ。けど、おいらも余り『A通路』の場所を隅々まで
歩き回ってるって訳じゃないんだ。だから、そんなに頼りになるって
訳じゃないけど、精一杯巨人の手伝いをするよ」

「うんっ! 大丈夫、怖いものが出てくる事はないと思うわ」

 ラポポとロポポの言葉が肩で唱えられつつ、貴方は『A通路』の扉を開いた。

 
 ―キィー

 ……視界にまず飛び込んできたのは、壁 白い壁だ。
そして左右を見渡すと10メートル程度の間隔で、『扉』があるのが
確認出来た。それは貴方が背にしてる白い壁、そして向こう端の壁も
同様に双方が合わさらない形で扉が置かれてるのが目に出来た。
 そして100メートル程先には左右とも突き当りにT字路の道がある。
貴方から見て左側の通路奥には『過去←  →この先整備中』
右側の通路奥には『倉庫←  →人間用娯楽向け』
……と、大きく壁に書かれてるのが見えた。

 床はと言えばタイルと言った感じで、材質は大理石のような石で出来て堅い。
天井には等間隔で周囲が暗くならないように蛍光灯が設置されており、工場
と言うよりは何処か研究所的な雰囲気が周囲を満たしてるように見えた。

 そして、人気はない……貴方と、貴方の肩にいる小人を除き通路側には
小人や普通の人間が出歩いてる様子は見えない。

 「今日は静かなもんだよ。けど、何時もなら僕ら以外の仲間も行きかったりしてるよ
そう言う時は、本当に巨人の足場もないぐらいに通路でいっぱい皆が駆けまわるんだ」

「えっとね……巨人さんから見て、直ぐ左側の扉が『グルメ』の部屋、直ぐ右側が『山脈』。
そして左斜めが『魔法』ね……右斜めのお部屋は、私、入った事ないの……御免ね」

 貴方の耳へ、二人はそう声を掛ける。

ロポポの言葉は、色々と貴方に対し興味と想像を掻き立てる語句であるかも知れない。
だが、今までの体験を顧みると。山脈は、文字通り小人達からすれば巨大な
山のジオラマが設置された部屋である事は想像に難くない。
 『グルメ』に関しては恐らくながら『金平糖』の生成の核心に触れそうな予感がする。
そして『魔法』に関しては、まだ色々と想像の範疇にしかならない。だが貴方が
一歩を踏み出せば、自ずとその答えの中に踏み込める筈だ。


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