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【個】『学生寮 清月館』
768
:
七篠 譲葉『リルトランク』
:2021/09/20(月) 07:58:08
>>764
「はい、よろしくお願いします」
「実は小石川さんにお手伝いを頼んだの、私なんです。
お手伝いいただけるなら本当に心強いです…! ありがとうございます」
今泉が鉄に見せてるなにかは名簿だろうか。
今泉が『この人たち』と複数形で呼んでいるのを聞いて、七篠はかなり広範に呼びかけられているのかもしれないと思ったようだ。
>>765
「『タダヒト派』という派閥もあって、そこは『治安維持機構』みたいなところ…。
鉄さんの言う通りなら、あそこの…『最中派』?とは正反対みたいなところですね。
それなら安心できそうです」
そう、鉄に返してから七篠は小声で、考え込むようにつぶやく。
「前に会った緒方さんは『大企業』みたいなものって言ってたし…
『アリーナ』ってそれぞれ全然違う…?」
七篠は以前、『アリーナ』からの依頼で犬を探したことがある。
当時は『アリーナ』に派閥があると知らず疑問に至らなかったが、何派の『アリーナ』だったのか改めて疑問に思ったようだ。
>>766
「そういえば…さっきは聞き逃しちゃいましたけど…。
氷山さんは『かき氷』になったのに『さんずさん』が動き回ってるんですか…?
スタンドって、本体がいなくても動けるんです?」
七篠は暴れようとする一抹を強く抱きしめたまま問いかける。
中学一年生と高校二年生。15cmほど身長が違う上に『サネカズラの枝』2本で拘束されている。
たとえ暴れようとある程度は押さえつけられるはずだ。
「……一抹くん、暴れ足りないのはわかりましたから…。
深呼吸して、落ち着いてください。
『クリスマス』の準備をしてるのが嫌なんですね?」
「少なくとも私は(今は)『クリスマス』の準備をしていません。
今日は一抹くんが血で汚して壊したのをどうにかするためにシーツとかを買いに出かけていました。
今だって『冬』の枝は出してません。これは『オジロ』の時に使った薬草の枝です」
「大丈夫ですから…落ち着いて…」
七篠が『クリスマス』に向けてあまり動いていないのは本当だ。
関や小石川に相談し、小石川と合流し『アロマディフューザー』の調達に同行した。
だが、その後は寝床の確保のため、部屋を片付け、血痕と傷をどうしようかと頭を悩ませていたのだ。
>>767
七篠は邪魔にならないように「たまたまハズレだっただけなんですね…」とだけ返して通話を終えるのを待った。
そして、一抹の軟禁先が確定したのを聞いてほっとしたような顔をする。
「ありがとうございます…。
これでひとまず大丈夫…ですね」
「一抹くんが氷山さんみたいに『夏の風物詩』になる前に移動しちゃいたいです」
七篠はそう言うとはっとしたように周囲を見渡す。
『かき氷』が溶けてしまっていないだろうか…。
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