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【記】『スタンド記録スレッド』

1名無しさん:2016/01/18(月) 02:20:28
板に登場した『スタンド』を記録するスレです。
PC(スタンド使い)はスタンド使い登録スレでお願いします。

108『音仙』:2019/01/12(土) 00:14:23

本体の拳に纏う『グローブ』のようなヴィジョン。
グローブは本体の腕の動作精度を飛躍的に向上させ、
またハンドスピードに限り、速度も超人の域になる。
パンチの動作であれ踏み込みなどには作用せず、
あくまで『手の動き』に限られるのが特徴である。

拳を握った際の外見は『ハチの巣』のようにも見え、
事実、その能力は『ハチ』を使役する事である。

意識して拳を素早く動かせば、『ハチ』が飛び出す。
ミツバチのような見た目で、攻撃力等は存在しないが、
本体が指示した物へ飛び、その『価格』を『蜜』にして奪う。
1匹につき奪える最大は『1万円分』で、量に換算すると『1000g』程。
より細かな額を調整して奪う事も可能で、レートは『10g100円』である。

蜜をハチが蓄えたまま、巣であるグローブに帰還すると、
グローブの中に『価格の蜜』が蓄積され、自由に出せるようになる。

蜜の出し方は『液体』と『固体』の二通りがあり、
液体の場合は水鉄砲のようにも扱え、目潰しなどの小技にもなる。
固体の場合は握りしめる動作と共に手の内に発現され、
最大で片手で握れるサイズの『蜜の結晶』として発現出来る。
ある程度の硬さはあるので飛び道具に出来なくもないし、運びやすい。
なお、奪った価格はしばらくすれば元に戻るが、それで蜜が消えたりはしない。

『ノーマニー・ノーハニー』No Money No Honey
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B 成長性:D

『ハチ』
破壊力:E スピード:B 射程距離:B(20m)
持続力:E 精密動作性:D 成長性:―

109『刺青師』:2019/01/19(土) 22:25:44
『骸骨』を思わせる『人型』のヴィジョン・・・・
『空中』に『ブランコ』を作るのが、『彼』の能力だ。

『ブランコ』は』『板』『鎖』『主軸』の順に『発現』する。
『板』はスタンドと接触する位置にのみ現れ、
そこから『鎖』が勢いよく伸長後、狙った『空中』に『主軸』を作り、固定する。
『ブランコ』は必ず静止状態で現れるが、
『発現』途中で『固形物』と重なれば『解除』されてしまう。

『ブランコ』は実体化しており、パーツは全て鉄と同性質。
『主軸』は二つの球からなるが、その『間隔』は常に『板』の幅と同じだ。
『ブランコ』の最大数は二つまで。
操作出来るわけではないが『解除』は自由・・・・
両方の『鎖』が切れた時も『ブランコ』は解除されるな。


さあ――『彫り上がった』。
大空を自由に、漕ぎ抜けたまえ・・・・


『クールボーン・スウィング・トループ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:A 成長性:C

110『刺青師』:2019/01/19(土) 22:26:30
闘争への飽くなく『挑戦心』、そして伝統への『誇り』・・・・
君の『力』にそれらが反映されるのは、当然の結果だった。
・・・・無事、『目覚めた』ようだな。

一対の『剣』と『盾』・・・・それが君の得た『力』だ。
『剣』は肉厚な片刃の西洋剣。
『盾』の表面には、大きな『紋章』が印されている。
この『盾』で受けた攻撃を、『剣』で返す。
言葉にするとごく単純だが・・・・それが君の『力』の能力だ。

『盾』の外枠に収まる攻撃であれば、
この『盾』は何でも吸収し、『紋章』に変える。
例えば、発射された弾丸を吸い込めば、
紋章には新たに『弾丸の紋章』が刻まれる。
『盾』に全体が入らない攻撃――例えばハンマーの一撃などは、
その『衝撃』のみ、『紋章』として保管出来るようだ。
その数・・・・最大で『12個』まで。

そして、『剣』で『盾』に軽く触れれば、
これらの『紋章』は『剣』の柄に移すことが出来る。
移せるのは最大で『2つ』までだが、
『剣』による攻撃に合わせ、任意のタイミングで『反射』する――
上記の例で言えば、『剣』の突きから銃弾を放ったり、
斬撃の威力をハンマーのそれに換えたりすることが可能だ。
飛び道具は飛び道具として、近接攻撃なら同じ間合いで、
ともに『反射』させられると思えば、わかりやすい。

・・・・ここまでなら至極、単純な能力だが。
特筆すべき、二つの特徴について補足しておこう。

一つは、『盾』が他の『力』や能力すら受け止め、
『吸収・反射』してのけるということ。
二つは、柄に移した『2つの紋章』を同時に使うことで、
その過程と効果を複合することが出来るという点だ。
――上記の例なら、『ハンマーの威力を持つ弾丸』といった具合に。

数多の戦場を目指すなら、どちらも極めて『有用』のはずだが・・・・
それを決めるのは、あくまで君自身だな。


さあ――『彫り上がった』。
『誇り』を賭けて、挑むがいい・・・・

『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:C
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

111『刺青師』:2019/01/19(土) 22:31:08
『卑怯』という概念は人間特有のものだ。
ある種のルールに従う人間のみの、と言ってもいい。
人の人足りえるために必要な概念ではあるが、
いざ争いとなれば、獣が人に勝るのが『現実』だ・・・・
そして、毒蛇や狼を『卑怯』呼ばわりする人間はいない。
・・・・君の得た『力』に、そんなことを考えさせられた。

全部で『22匹』・・・・
『げっ歯類』を思わせる、小柄で可愛らしい『彼ら』。
『群体型』と呼ばれる、複数のヴィジョンを持つ『力』だ。
その性質は『卑怯』の具現化とも言える。

『彼ら』の最大の特徴は、『観られる』ことで『解除』されることだ。
君以外の誰であれ、『観られた』瞬間に『彼ら』は消える。
必然、活動は物陰や闇、或いは何かの内側に限られ、
正面から戦うなどという選択肢は『ありえない』。

『彼ら』の次の特徴は、その『歯』だ。
『無生物』であれば、鉄でも鋼でも『チーズ』のように齧り取る。
『トゥーンアニメ』顔負けの速度で、柱を切り倒すことも出来る。
環境を破壊し、罠にかけることを至上とする。

『彼ら』の最後の特徴は、齧った対象を飲み込み『貯蔵』することだ。
『解除』された際、それらは『微粒子』『霧状』となり『拡散』する。
一匹の量は知れているが、数が多ければ十分に『脅威』となる。
『目潰し』『毒ガス』『騙まし討ち』・・・・まさに『卑怯』の王道だ。

だが・・・・君にはその『意味』が理解出来るはず。
──『彼ら』の名は『エトセトラ』。
胸を張り、愛情を尽くすといい・・・・『彼ら』も応えるだろう。


さあ──『彫り上がった』。
小さくとも鋭い、『牙』を研げ・・・・

『エトセトラ』
破壊力:D スピード:B 射程距離:B
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

112☆第二回『志願』→『供与』コンテスト/『供与』の部:2019/01/31(木) 23:31:53

『神』を憎みながら『人』と交わる『超常』を、
誰かが『悪魔』と呼び、この国では『まつろわぬ者』と称された。
例えば、『土蜘蛛』、『八岐大蛇』、――――この町に囁かれる『伝説』とは。

『神秘の池』から汲み上げた『水』によって、
発生した『曇り』から這い出るように、『鵺』は発現する。

本体を悩ませる『謎』から『鵺』を在らしめる。
『謎』になぞらえた意思持たぬ『異形』である以外、
その『姿形』や『能力』は千差万別である。

『鵺』は『本体』の命令に従う一方で、
『謎』が解き明かされないよう、密かに『反目』する。
それは『行動の失敗』や『能力の解除』などで起きうるが、
行動自体で『真相』に至らぬよう、立ち回るだけの『知能』を有する。

本体は『鵺』を解放し、『討伐』することによって、
『謎』の真相を解き明かせるが、その『討伐』は困難。
『鵺』の『凶悪さ』は『謎』の『難易度』に匹敵するからである。

『ヴィルドジャルタ』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:なし
持続力:なし 精密動作性:なし 成長性:∞

113☆第二回『志願』→『供与』コンテスト/『供与』の部:2019/01/31(木) 23:32:23

人間そっくりの見た目をした『愚かなモブ』、および『殺戮機構』のスタンド能力。

能力を発動すると、本体と同じひとつの空間(建物や部屋、広場など指定可能)全体が能力の対象に入り、
周囲の本体以外の人間の視界が数秒暗転する。
本体はその間に『愚かなモブ』『殺戮機械』を配置位置を決め、これらは瞬時に配置できる。
『愚かなモブ』がひとり死ぬたびに、能力は再発動可能となる。


『愚かなモブ』は、誰かの指令、命令、呼びかけを『必ず』守ることはしない
例えば愚かなモブは仲良くしろと言われれば錯乱し小競り合いを始める。


また『愚かなモブ』は、『殺戮機構』で『必ず』一撃死する。
例えば、暗転ののち場に置かれた、紙切れ一つに書いてある誰が書いたのかすら分からない命令を読み、
愚かなモブは結果それを守らずに殺戮機構でしぬ。

現在利用可能な殺戮機構は
『セントリーガン(後方に視界がない)』
『見えてる地雷』
『おもむろに置いてあるナイフ』
の三つ。

能力の成長により配置物の種類や配置数、機能がアップデートする。

『ホワイト・ワイルドネス』
破壊力:- スピード:- 射程距離:A(ただし発動時の空間に影響される)
持続力:A 精密動作性:- 成長性:A

114鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』:2019/02/01(金) 02:57:48

『神秘の池』の『求心力』が何処から来るのか。
『鳥舟学文』の抱いた『謎』から在らしめられた『鵺』。

錠剤ほどの大きさをした、『ミルメコレオ』のヴィジョン。
無音であれば気付ける、蚊の鳴くような『呻き声』を発している。

『呻き声』の届く範囲において、『給水』を禁じる能力。
『薄壁』の一枚でも隔てれば『音』は届かず、広い空間でも『5m』が限界。

『体内』に触れた『水』は瞬く間に『揮発』し、喉を潤すことも敵わない。
『水』はあくまでも『真水』に限られる。

ヴィジョンを飲み込ませることで、『一人』にのみ能力を集中できる。
その時には『飲用』を可能とする、あらゆる『液体』が能力対象となるが、
個別に選択することは不可能。一切の『水分補給』が許されない。

ダメージフィードバックは本体の『喉ちんこ』に位置し、
破壊されれば『炎症』を引き起こす。全治三日相当。

『ヴィルドジャルタ・パーツ・オブ・ユービュラ』
破壊力:E スピード:E 射程距離:B
持続力:A 精密動作性:E 成長性:E

115『スリル!』:2019/03/18(月) 23:50:50
能力は『人馬一体』。
正しく言うならば、『スピード』を乗りこなす能力。

『高速』である程、ヴィジョンの『精度』は高まり、
それは『運転技術』にも応用される。

―――――『超高速』であれば、
人知を超えた『分子レベル』での『技巧』を発揮し、
新鮮な『遺体』との縫合による『死者蘇生』さえ成し得ると、
『吉仲』は『チャオ』に告げ、『凶行』に駆らせていた。

無論、それが『真実』かどうかは、やって見ないと解らない。

『ファブ・カトル』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:速度次第 成長性:E

116『スリル!』:2019/03/18(月) 23:51:11
車体に憑依する『ボディペイント』のヴィジョン。
『概念』として存在する『加速世界』へと入門し、
『現実世界』に『加速のヴィジョン』を発現させる。

『加速のヴィジョン』は車体と同一の動きを取り、
自身より明らかに『低速』の物体からは『干渉』されず、
『加速世界』に足を踏み入れた物体にのみ、その影響を受ける。
(※あくまでも『移動速度』であり、『動作速度』は含まれない。)

『140km/h』に到達した『現実世界』の物体は、
『加速世界』に『加速のヴィジョン』を発現させる。
物体と同一の動きを取り、その『知覚』は『加速世界』に移行する。

『死』の直前、『加速世界』へと入門した『本体』は、
『走馬灯』の流れる『体感時間』で『魂』が固定されており、
自身が『高速』で移動する間、『死』に向かう時間が引き延ばされている。

『ユービック』
破壊力:なし スピード:B 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:D 成長性:完成

117『スリル!』:2019/03/18(月) 23:51:25

『チューブ』や『管』で構築された人型のヴィジョン。
身体の一部を解きほぐし、『極細』のチューブとして、
その射程距離を伸ばすことができる。

射程内の『バイタルサイン』を『聞き取る』能力。
『バイタルサイン』は『魂』が醸し出す『息吹』そのもの。
周囲に存在する『生命体』の数や大きさを、
一人ひとりの『脈動音』の大小によって『把握』できる。

『カクテルパーティー効果』の増幅により、
過去に聞いた『異常』と同質の『脈動音』であれば、
群衆の中であっても、その位置を『正確』に聞き取れる。

また、『心音』を直接『聞き取る』ことを条件に、
『嘘』、『緊張』、『好意』、『確信』などの『心理』の変化さえ、
『バイタルサイン』の範疇であれば完璧に理解できる。

無論、『吉仲』の『真意』もまた、彼女は完全に『理解』していた。

『ロンドン・コーリング』
破壊力:D スピード:D 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:A 成長性:D

118『音仙』:2019/04/30(火) 02:16:43

どこか機械的な外見の人型のスタンド。
各部に『糸車』か『車輪』を思わせる意匠を有する。

右手で触れたものを『糸状』にしながら分解し、
それをヴィジョンの内部に蓄えておく事が出来る。
蓄えられる量は『自転車一台』ほどにもなり、
十分な準備さえできるのであれば『切らす』事は無い。

糸に変えながら分解する都合触れた途端にとはいかず、
破壊目的であればやや時間のかかる能力ではあるが、
蓄えた『糸』を扱う事こそがこのスタンドの『本領』である。

『糸』は、左手の指や掌から勢いよく『放出』したり、
掌に触れている物にミシンの如く高速で『刺繍』を施したり、
複数の物に同時に物に触れていれば『縫合』する事も出来る。

生物やスタンド、不定形物は分解の対象自体に出来ないが、
他はどんなに硬いものも柔らかい物も糸として取り込み、扱える。
そして糸はこのスタンドから離れて少し経てば、元の物体の性質を取り戻す。

『エラッタ・スティグマ』Errata Stigmata
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

119『音仙』:2019/04/30(火) 02:17:39

人型のスタンド。意匠は『フクロウ』を思わせる。
超高速の動きと、過敏なほどの『超聴覚』が武器。

能力は――――『音』を狩る事。

このスタンドの手は『音核』をつかみ取ってしまう事が出来る。
音核は『音を発する機能』を持つ物体であれば必ず存在し、
つかみ取るかどうかについてはこのスタンドの手による接触時に任意。

取った音核は放置の他に『握りつぶす』か『飲みこむ』かを選べ、
握りつぶした場合は一定時間、その対象は音を発する事が出来ない。
飲みこんだ場合は、それに加え、『このスタンドがその音を獲得する』。

『モノディ』Monody
破壊力:C スピード:A 射程距離:D(4m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

120『音仙』:2019/04/30(火) 02:17:56

どこか『タイル』を思わせる装甲に覆われた人型スタンド。
それなりに丁寧な動きができ、その他のスペックも不足はない。

能力は、『敷き物』を敷き詰める事。
地面、空間問わず、手で触れ『払う』ような動作で敷くことが可能。
デザインや種類は自由自在だが、必ず表面は赤く、裏面は緑になる。
壁に敷いたり、縦に敷いたりは出来ないが、その発現速度は『一瞬』で、
悪路の補強にも、敵の進路を阻むのにも、『空中の足場』にもなり得る。

敷き物の赤い『表面』は踏まれる用途に耐えるためか、
重さや衝撃を和らげて受け止め、反対側への伝達を防ぐ。
衝撃については大人の打撃まではほとんど無力化し、
それ以上のものでも『重機』の一撃でもなければ軽減する。
重さについては分かり易く『半分程度』軽減といったところ。

ただし、緑色の『裏面』からの攻撃や荷重には致命的に弱く、
一撃で破れてしまう上にそれらを『倍増』させて反対側に伝えるため、
もし上に立っているときに下から突き上げられるなどすると極めて危険。

最後に――――このスタンドが触れることで、表裏は即座に入れ替わる。

『ノーバディ・アンダースタンド』Nobody Understands
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

121『音仙』:2019/04/30(火) 02:18:19

一人用サイズの『ベッド』のような見た目のスタンド。
頭側には『獣の顔』があり、四隅の脚は毛皮に覆われている。
四足獣を思わせる見た目通りに自由に操作する事ができ、
またベッドを思わせる見た目通り、人間が上に寝転がれる。
基本的には高い精密動作性と、見た目に反した素早さが武器。

このスタンドの使命は搭乗者、つまり眠るものの安眠を守る事。
どれほど激しく動いても上に寝ている人間はそれを感じないし、
ありとあらゆる『寝具』を発現して『ベッドメイク』が可能。
特にマットレスの素材や枕の種類などは極めて精密に調整出来る。

ただし寝具はベッドであるこのスタンドから大きく離して使う物ではなく、
射程が長いわけでもなければ、このスタンドが操れるというわけでもない。

最も特異なのは、このスタンドは本体が寝ていても行動できる点。
このスタンドの上で寝ている場合に限るが完全自動操縦に移行し、
ヴィジョンに天蓋のようなものが現れて本体を外界から遮断。
眠りを妨げるものを排除するべく、自発的な行動を開始する。
この自動操縦中はスペックが極めて攻撃的・暴力的なものになり、
眠りを妨害すれば味方にでも攻撃してしまうなど危険性が高まる。

この状態の解除条件は『本体の起床』か、『天蓋が開け放たれる事』。
前者を能動的に満たすなら、目覚まし時計を置いておくのが確実な手段。
後者については本体が自発的には行えないため、仲間の協力が必要。

なお、特に眠りを邪魔するものがないのであれば、非常におとなしい。

『オールナイト・トレイン』Allnight Train
破壊力:C(A) スピード:B   射程距離:E(1m)
持続力:A   精密動作性:B(D) 成長性:E

122『音仙』:2019/04/30(火) 02:18:44

いわゆる『鎖鎌』のヴィジョンを持つスタンド。
鎖の先は『ハート形』に見える分銅で、鎖は伸縮自在。
この武器の扱いにのみ、怪物のような力と速度を与える。

鎖を最も縮めた状態はただの鎌だが、最長は極めて長く、8mにもなる。
当然扱いの難しい武器ではあるが、少なくとも修練した達人並に『扱える』。

能力は――分銅の命中箇所に『同じ分銅』を取り付けること。
そしてこのスタンドに元から着いている分銅と新たに取り付けたそれらは、
いつでも『切り替える』事が可能。切り替えを選べば即座に鎖が繋ぎ直される。

取り付けた分銅は単なる『スペア』ではなく、鎖につながれていない時は『錘』である。
付着している対象に『重圧』を与える効果があり、重さは『本体と離れる程強くなる』。
逆に接近すれば重さは減じ、本体に触れれば消える。また本体と交流している間は重みが無くなる。

『リプレイサブル・パーツ』Replaceable Parts
破壊力:B スピード:B 射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:E

123『音仙』:2019/04/30(火) 02:19:01

ミイラ男を思わせる、スマートな体型の人型スタンド。
指先は赤熱したような外見だが、触れて熱い訳ではない。

能力は――――『分煙』すること。
指先から噴き出る煙を全体に浴びせる事で、
対象は色を失い『セピアカラー』に変化する。

この状態を分煙されていると定義し、
されていないものから正しく認識されなくなる。
見た目は黒ずんだ塊に見え、言葉ははっきりと聞こえず、
文字などで表現しても、その上から炭を擦り付けたように読解不可能になる。

唯一、電波などを介在し行う間接的なやり取りではこの状態は緩和され、
また分煙されたもの同士は色のセピア化以外何の影響もなく交流できる。

『ブラックシープ・シンドローム』Black Sheep Syndrome
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:E

124『音仙』:2019/04/30(火) 02:19:23

四足歩行のオオカミのようなヴィジョンのスタンド。
嗅覚が鋭く、また見た目通りに『牙』と『爪』を持つ。
また、長い射程に比して平均的なスペックを有しているが、
当然ながら人型スタンドとは違い『物を持つ』などは不可能。
口で咥えれば無理ではないが、武器を自ら封じることになる。

能力は――――『マーキング』。

すなわち『このスタンドの匂い』を染み付かせること。
口から出る『唾液』か、肉球から分泌する『汗』を付着させる、
あるいは生物相手等なら何らかの手段で『取り込ませる』ことで、
その物体にはこのスタンドだけが感知できる匂いが染み付く。
取り込ませた場合は、染み付くどころか対象自体が匂いを帯びる。
唾液と汗では匂いが異なり、これによりマーキングを区別できる。

このスタンドは、匂いを辿り『マーキング』元まで高速移動できる。
その間は操作する必要はなく半ば『自動操縦』に近いが、
制御できないのではなく『操作すること自体は可能』であり、
減速をさせたり、追跡を中断・再開することも自由自在に可能。
ただし追跡に無関係な寄り道については、移動速度は通常通りになる。

なお、汗と唾液が接触すると『反応』を引き起こし、
このスタンドでなくても即座に把握できる異常な『悪臭』になる。
それぞれを取り込んだ物体同士の接触でもこれは発生し、
これによってさらに容易な追跡が可能となるだけでなく、
状況や相手の立場によっては『社会攻撃』を可能とする。

『スヌーピィ・トラック』Snoopy Track
破壊力:C スピード:C(B)射程距離:B(50m)
持続力:B 精密動作性:C   成長性:D

125『金融永久機関カーバンクル』:2019/04/30(火) 02:20:27

【何でも屋】『マナビ』のスタンド。
銃口を二つ持つ、狙撃銃のヴィジョン。

その能力は――『麻酔銃』。

肉体か精神の機能に作用する麻酔を生成し、弾丸状に形成。
極めて遠距離まで、高速で射出する事が出来る。

作用として抑制する機能はそれなりの精度で設定でき、
痛覚のみを麻痺させたりといった芸当も可能である。

難点は威力が低く、殺傷には不向きである点。。
および、極めてシビアな『弾数制限』の存在であり、
無駄撃ちはほとんど許されない。狙撃には本体の腕が必須。

『ペインキラー』Painkiller
破壊力:E スピード:B 射程距離:A(200m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

126『金融永久機関カーバンクル』:2019/04/30(火) 02:20:58

【スティングレー】『オリオット・グレイ』のスタンド。
本体の全身に纏われる流線型のシルエットを持つスーツと、
愛用のスケボーと一体化して発現する『エイ』のようなヴィジョン。

エイの持つ刃になった両ヒレや尾と、高い精度、速度を用いて戦う。
特に尾は地面を強く突く事による急な方向転換などにも用いられる。

その能力は――『液上滑走』。

通常状態でも歩行よりはるかに速い動きが出来るが、
僅かでも濡れた箇所なら『超高速』で移動する事が可能。
無加速の状態から一気に最高速になる事すらできてしまう。

当然本体はその速度に適応でき、状況把握にも困らない。
また、壁や天井であっても濡れてさえいるなら滑走でき、
その際に重力で本体が振り落とされてしまうという事もない。

転倒や衝突などの事故は大惨事を生みかねないのだが、
スティングレーは己の技術である程度それをカバーしている。
反面、スケボーの技術でどうにもできないなら、どうにもできない。

『ゼロフリクション』Zero Friction
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

127『金融永久機関カーバンクル』:2019/04/30(火) 02:21:18

【忍者】『縁隈 真燕』のスタンド。
本体の手に発現される『クナイ』のヴィジョン。
扱う際の手の速度を向上させる。複数本の発現が可能。

その能力は――『ただ乗り』。

これを『影』に突き立てる事で、その持ち主の内部に『潜行』する。
拒否は『不可能』だが、潜行された側に即座に悪影響はない。

本体は対象内部の異次元空間に潜伏した状態になり、
任意のタイミングで対象の表面に『窓』を開け、外に手等を出せる。

対象の体に大穴が開こうが、本体より小さかろうが、
能力さえ発動してしまえば基本的に追い出される事は無い。
ただし、開けた『窓』に何かを入れられると回避は不可能。

本体の脚で動き回り『人込み』にて奇襲を行うのが本質だが、
アリーナなどとの戦闘で脚を喪い、義足になってからは、
現在のように移動型のスタンド使いと組むスタイルになった。

『ハイジャック』Hijack
破壊力:C スピード:B 射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C

128『金融永久機関カーバンクル』:2019/04/30(火) 02:22:03

【負の何でも屋】『藍嵐』のスタンド。
直径1kmほどの、スタンドとしては巨大な、
しかし雲としては小さい『雨雲』のヴィジョン。

本体の上空に常時発現しており、任意解除が不可能。
そしてスタンドが展開した範囲内に激しい雨をもたらす。

その能力は――『豪雨ゲリラ』。

スタンドの『豪雨』が遮るものなく直接降りしきる場所であればどこへでも
本体を瞬間移動させることができる。雨を遮るものがある場所は常に対象外。

そして、完全に雨を遮るものの下に本体が入っている間のみ、
このスタンドは解除される――――ほんの一瞬遮った程度でも。
つまり傘を差せば収まるという事だが、レインコートでは収まらない。

本体の逃避的で『無責任』な性格から芽生えたスタンドで、
このスタンドそのものに明確な攻撃能力は存在しない。

また、雨の降る範囲の状況を把握出来るわけでもないので、
視界外への転移は可能だが極めて危険な事態を招きかねず、
上述した性格もあって事実上『視界内の降雨圏』のみが転移範囲。

『アンダー・ザ・ブルー・アンブレラ』Under the Blue umbrella
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:なし  成長性:E

(作成:矢鴨PL)

129『金融永久機関カーバンクル』:2019/04/30(火) 02:22:24

【エクリプス構成員】『五十嵐 宙』のスタンド。
蟲の天使を思わせるヴィジョン。
ラッパのような形状の器具を手に持っており、
これを武器として使用する反面、素の腕力は弱い。。

その能力は――『炸裂する泡』。

ラッパに息を吹き込むと、『シャボン玉』が噴き出す。
これは『空気』から形成された物であり、
風が吹けば戻ってきてしまうほど『軽い』。
何かに命中すると『爆竹』程度の殺傷力を発揮する。

真価はラッパの先端を何らかの『固体』に突き刺した場合。
この状態で息を吹き込むと、その固体の内部に泡が発生する。
この泡は空気ではなく、突き刺した固体を用いて形成される。
内部発生した泡は自然には炸裂せず、激しい動きや任意で起爆する。

なお、薄い物の場合は、ラッパを刺した面の逆から泡が噴き出る。
この場合についても突き刺した物から形成された泡が噴き出るため、
金属板などを介して攻撃を行えば『鉄の泡』の弾幕を張るなど危険な攻撃を行える。

『エフェメラル』Ephemeral
破壊力:E スピード:B 射程距離:C(8m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C

130『金融永久機関カーバンクル』:2019/04/30(火) 02:22:43

【金融永久機関】『カーバンクル』のスタンド。
デッサンの崩れた『人間の顔』のようなヴィジョン。
耳の代わりに『蝶』のような羽が生えており、これで移動する。

その能力は――『きらきらしたもの』の増殖。
人間の尺度で言い換えれば、おおむね『鉱物』の増殖である。

スタンドから迫り出す口吻部で『抉り取る』ように鉱物を捕食。
それを内部で際限なく複製して、『大量生産』してしまう事が可能。

それ以上の詳細は明らかになっていない。

金の価値を理解しない猫であるからこそ芽生えたスタンドであり、
金の価値を理解しない猫であるからこそ、気まぐれにしか使ってくれない。
唯一、『五十嵐』の一味だけはこの猫を手懐けていたようだった。

『スウィート・ドリーム・マシン』Sweet Dream Machine
破壊力:E スピード:C 射程距離:A(200m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:B

131『アポなし泥棒御用なり』:2019/06/16(日) 21:44:53
『ファクシミリ』によってスタンドパワーを『送信』し、
受信先にある『紙』と一体化して発現するスタンド。

触れた物体を『ファクシミリ』に変える。
『ファクシミリ』に内包されている『紙』は、
別の『ファクシミリ』へと『送信』される。

『ファクシミリ』は『紙』を内包してなければ利用出来ないが、
ヴィジョン自体が『紙』としての性質を持つため、
『接触中』であれば、あらゆる物体を『ファクシミリ』に出来る。

『ファクシミリ』は『市内局番』でなければ受送信が出来ず、
事実上の『射程距離』となる。

『スロウダイヴ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:C 成長性:E

132『異邦人』:2019/11/12(火) 21:31:55
不知火 琥珀のスタンド……『ポスティルヨネン』。

漆黒の甲殻をまとったかのような騎士型のスタンド。

彼が持つ毒の名は……『二酸化炭素』、
『ドライアイス』でできた『白い槍』を持つ。

『白い槍』は、その『長さ』を消費することで、
『二酸化炭素』の『昇華』・『噴射』が行える。

『ポスティルヨネン』Postiljonen
破壊力:C スピード :C 射程 :C(10m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

133『音仙』:2019/11/13(水) 21:18:51

円柱をイメージしたような人型スタンド。
殴ったものを『360度回転』させる能力。

殴られたものは物理的中心、または本体が設定した軸を中心に、回転する。
能力範囲に収まらない大きい物体、もしくは本体が範囲を小さく設定した場合、
回転扉のように一部だけが対象となる。

本体、このスタンドはいつでも任意で自らの体を『360度回転』させることが可能。

『ウィアー・ローリング・オン』We're Rolling On
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

134『音仙』:2019/11/13(水) 21:19:22

繊細そうな人型スタンド。
手元からあらゆる『スプレー』を出すのが能力。

『スプレー』は『実体化スタンド物質』。
市販されているものならば『スプレー』の種類は問わない。
一度に出せる『スプレー』は『七』。

『レインボウ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:C

135『音仙』:2019/11/13(水) 21:19:43

赤と青が散りばめられた、人型のスタンド。
高いパワーと精度、並の速度で格闘戦をこなせる。
能力は――『打撃』のダメージを半分こされること。

このスタンドで触れたあらゆる物体に、
ヴィジョンを一部だけ憑依させてしまえる。
憑依対象に与えられた打撃のダメージは、
『半分』が部位を通し本体にフィードバックし、
対象には『もう半分』のダメージだけしか残らない。

『打撃』の定義は広く、手で殴りつけるだけでなく、
足蹴にする、物で叩きつける、指での打鍵等も含まれる。

そして、部位からフィードバックするダメージを意識して集中すれば、
『対象のどの部分が、何で、どう打たれたのか』把握する事が可能。
その精度は高く、相手が振るう凶器の大体の材質を把握する事も、
打鍵されたキーから、タイピングされた文字列が何であるか把握する事も可能。

『デビルズ・アコンプリス』Devil's Accomplice
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B

136『音仙』:2019/11/13(水) 21:19:58

ステンドグラスのような意匠を持つ人型のスタンド。
本体の体を反映しているかのように、『右腕は存在しない』。
折りたたまれた右腕のような意匠は背に存在するが、飾り。
『能力』に関しても多大な『欠点』を併せ持っているが、
多くの近距離型が到達しえない、圧倒的なスペックでそれを補う。

――――『閉所でのみ発現できる』能力。

このスタンドは『箱の中』『ロッカーの中』『缶の中』など、
密封、ないし隙間の極小な『閉ざされた空間』の中でのみ、発現できる。
本体もそこにいるのであれば、このスタンドは傍に現れるし、
本体がいなくても、閉所であれば発現されることが可能である。
ただし本体のいない閉所に発現する場合は、その外壁に触れる必要があり、
またその場合はスペックも低下してしまうが、それでも『比較的』強力ではある。

発現中は閉所を構成する壁や天井などの仕切りは全て、
見た目だけだがステンドグラスのような意匠と化し、極めて荘厳。
また、このスタンドは閉所に合わせてそのサイズを縮小でき、
例えばだが小さな『お菓子の箱』の中にでも発現できる。

いずれにせよ、『閉所ではなくなった』瞬間にスタンドは解除されるが、
このスタンド自身の手で閉所の壁を打ち破ることも、解除と引き換えだが可能。

『ミ・パライソ』Mi paraiso
破壊力:B(C) スピード:A(B)  射程距離:0.2m(10m)
持続力:E 精密動作性:A(B) 成長性:E

※()内は『本体がいない閉所』に発現した場合。

137『音仙』:2019/11/13(水) 21:20:13

リードと一体化した、『光の紐』のスタンド。
先端は小さな手のような形状になっている。
リード無しでも発現自体は出来るのだが、
実体を損なうため、能力の大部分は失われる。

自由自在に操作でき、『第五の足』あるいは、
『第一の手』として駆使する事が可能であり、
一般小型犬の域を超えた行動の幅を実現するが、
能力の本質はその先――『手をつなぐ』事にある。

紐の先端と手を繋いだ人間と『融合』し、
犬人一体の『纏うタイプ』と化す能力。
本体は『耳』『尻尾』を備えるスーツに姿を変え、
犬の嗅覚や犬語の理解を装着対象に授けるほか、
光の紐は繋いだ側の手に巻きつき、これも操作が可能。

装着者がスタンド使いでなければ強制的に装着することができ、
肉体を対象の意を汲み取らずに操作することさえできるが、
拒む意思がある場合、操作のスペックは通常の人間にも劣り、
とてもではないが『社会戦』を演じる事には向いていない。
どころか人間の真似をするだけでも一苦労。真価は、受容の中にある。

『ワン・フォー・ホープ』One For Hope
破壊力:C スピード:B   射程距離:リードの長さ次第
持続力:A 精密動作性:D〜B 成長性:D

138『音仙』:2019/11/13(水) 21:20:25

白磁を思わせる純白の人型スタンド。
能力そのものの攻撃性は高くないが、神速の動作を有する。

手で撫でた『表面』の『図柄』を記録し、触れた所に『印刷』する能力。
ヴィジョンそのものの平凡な精密動作性に比し、印刷の精度は高い。

また印刷を行う際、その表面をきわめて『フラット』にする効果があり、
これは印刷を解除するまで持続し、解除と同時に元の『凹凸』を取り戻す。

固体の表面に限らず、『液体』や『気体』への印刷も可能で、
その場合、対象が流動すればプリントは崩壊してしまうのだが、
空気の自然な流れ程度では崩壊しないよう、微弱ながら固定効果がある。

――――なお、『精神図の印刷』は、現在は使用不可能。

『ソルトフラット・エピック』Salt Flat Epic
破壊力:C スピード:A 射程距離:D(5m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

139『音仙』:2019/11/13(水) 21:20:58

『手首』から先が切り落とされたかのように存在しない、人型のスタンド。
物を『掴んで』『引き寄せる』能力。

念じることで、『手首』の断面の直線状にある物を『掴んだ』状態で『手』が出現する。
この状態の『手』は『掴む』以外の行動が取れず、『手を離す』ことで消滅する。
『生物』は掴めず、『掴む』物は本体が視認できている必要がある。
一度掴んだ後は、射程から出るか能力を解除するまでは『掴み』続ける。

そして、『手首』と『手』は任意のタイミングでで『引き寄せ合う』。
掴んでいる物が本体より軽ければそのまま『手』の方が、
逆ならば『手首』……つまりスタンドと本体の方が、
同じぐらいならば双方が磁石のように『引き寄せられて』いくだろう。
くっついたあとも強固なパワーで引き合い続けるが、当然『手を離す』ことで『手』は消える。

『ウェイティング・フォー・ラブ』Waiting for Love
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(能力射程:10m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B
(『引き寄せる』力はスタンドのスペックに準ずる)

140『音仙』:2019/11/13(水) 21:21:09

本体の背中にべったりと張り付くように隠れているスタンド。
性質上、本体は首を180度回しでもしないとこのスタンドを視認できない。
他人からのみ見えるそのヴィジョンは――――『女性的な幽鬼』を思わせる。

能力は、『釘を刺す』こと。

本体が『見つめた』相手に、このスタンドは『釘』を投げつける。
釘は本体が見つめている限り対象を『追尾』し、見つける箇所を打ち抜く。
途中で目をそらしたり、他の物に目移りすればその分の釘は追尾を失い慣性で飛ぶが、
同じものを見つめ続ける限りは、見つめている箇所が変わっても問題なく、
常に『今見つめている箇所』に向けてリアルタイムで追尾が行われる。

釘が突き刺さった対象は、本体に『見られる』のを『忌避』するようになる。
具体的には、視線を浴びると気温への感覚が狂い、加速する『寒気』に襲われる。
視線から逃れれば即座に温度感覚は戻るが、無抵抗で浴び続ければ『凍死』の可能性すらある。

このスタンドは『完全自立型』だが、本体が意識すれば『釘を投げさせない』事は可能。
本体自身には『見つめ続けた場所に自分の背後から釘が飛んでいくスタンド』に感じられ、
さながら『呪い』のようだが――――『彼女』は誰よりも本体に忠実で、尽くしてくれる。

『ミュオソティス』Myosotis
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(背後のみ)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C

141『音仙』:2019/11/13(水) 21:21:26

手に発現する『カード』のスタンド。
五枚存在し、四枚はハート、クラブ、ダイヤ、スペード。
そして残りの一枚はジョーカーの図柄を持ち、全て実体化している。

このカードの表面を意識して翳すと、カードは兵士に変化する。
兵士は対応するカードの『図柄』が刻まれた白い鎧を着ており、
これも実体化していて、同時に二体までを変化させておける。
兵士は本体の意思のままに操作可能で、群体型のような挙動を見せる。

そしてこのカードの裏面を上にして物体の表面に置く、
壁に貼り付けるなどすると、カードはそこに固定され、
それに他人が触れると、『図柄』の無い『黒い兵士』に変化する。

この黒い兵士の性能に特に通常の兵士と違いはないが、
変化元となったカードの『図柄』を言い当てられると、
その瞬間に、無条件で強制解除されてカードに戻ってしまう。

だが、仮に図柄の予想が『間違っていた』なら、
兵士の体に変化元の『図柄』が浮かび上がり、
通常の兵士に比べ、強化された状態へ変化する。

強化の内容は『図柄』によって異なるが、
いずれも超人的なスペックが付与され、
また『ハート』の場合は射程距離が延長される。

なお、五枚目のカードは『ジョーカー』。
これのみ表を翳しても何も起きないが、
裏面を仕掛けた場合は他と同じ黒い兵士になり、
二体の発現制限とは別枠で発現し続けられる特性、
またダメージフィードバックを有さない特性を持つ。

ジョーカーに対する図柄の言い当てを間違えられた時、
浮かび上がる図柄は『任意の図柄』を選ぶことができるが、
それに伴うパワーアップは発生しない。仮初の嘘でしかない。

『オルタネイティヴ4』Alternative 4
破壊力:C(B) スピード:C(B)  射程距離:C(B)
持続力:E 精密動作性:C(B) 成長性:C

142『音仙』:2019/11/13(水) 21:21:38

人型のスタンド。生々しく肉体的だが、頭部と両手のみ機械的。
スペックもそれなりに高度だが、能力は『情報』に適する。
反面、その両立のためか射程、持続力など他の点は劣悪。

掌で触れた『記録メディア』のデータを抜き出して保存し、
その状態で他の物に触れる事で『流し込む』ことが出来る。
その際、データは対象とスタンドの腕の間を通る光の流れのように可視化される。

メディアではない物に流し込むことも試みる事は出来るが、
データは消えてしまううえ、対象には内部からダメージが及び、
与えられるダメージもスタンドの破壊力に劣るため単純な意味は薄い。

そして――――最大の特色は、『脳』という原初の『記録メディア』の存在。
他人の脳については魂からの許可なくしては抜き取りは出来ないが、
自分自身の脳からであれば気軽に記憶や想像を記録データを抜き出すことができ、
イメージの伝達に言葉を介する事なく、『自分の認識そのまま』伝える事が出来る。

また、発動には頭に触れる事になるため基本的にはそのまま打撃を打ち込む方が早いが、
大量のデータを流し込めば一時的に相手の処理能力をパンクさせられる可能性もある。
確実性は低いが、この手段を用いれば相手に特定の嗜好を強く印象付ける事も不可能ではない。

『ミッショナリー・マリー』Missionary Mary
破壊力:B スピード:C  射程距離:E(1m)
持続力:E 精密動作性:B 成長性:E

143『音仙』:2019/11/13(水) 21:21:50

各部が草花で飾られた、女性的な人型のスタンド。
半自立型で原則的には操作に従って動いてくれるが、
本体も固く契る『禁忌』――即ち益無き狩りに手は貸さない。
無生物への攻撃には特に躊躇しないが、生物への攻撃には理由を求める。
とはいえ、自然とそうした価値観に生きる本体であるからこそ、
高潔な意志を持つ『彼女』が素直に操作されてくれるのだろう。

その能力は、ありとあらゆる『狩猟道具』をその手に発現する事。
銃器は勿論、各種の罠や網など、『日本の法によって禁じられていない道具』なら自在。
性能は現実のそれに即し、『本体』以外の人間にそれを貸し与えたりはできず、
本体に貸し与える際にも、彼女自身の対生物攻撃時と同じく『理由』を必ず求める。

そしてこのスタンドが発現した狩猟道具で『仕留めた』生物などは、
即座に『毛皮』『食肉』など、『加工後』の状態に変化させる事ができる。
元のサイズを超えさせたり、他の材料を混ぜた加工品にしたりはできず、
直接に狩りの役に立つわけではないが、狩猟の『成果』を体現する能力である。

『アタランテ・オーバーチュア』Atalanta Overture
破壊力:C スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C

144『音仙』:2019/11/13(水) 21:22:00

水晶のごとき両目を持つ、人型のスタンド。
このスタンドの視界は物体の『外気温との温度差』を『色』として捉えており、
この温度視の本体への共有は常時ではなく、必要な時にのみ得られる。

本体の職業柄か『人間観察』は特に得意とする分野であり、
対象の『ストレス』に伴う微細な体温上昇さえ、察する事が可能。
これによりどんな話題・状況にストレスを感じるかを把握することで、
いわゆる『コールド・リーディング』を効率的に進行できる。

本質となる能力も当然、『温度』に関わる。
このスタンドが『見ながら触れた』ところに、『水晶』を生やせる。
水晶の『色』は、スタンドが見て触れた部分の『温度の色』と全く同じであり、
どのような状況でも、その色を保つ――即ち温度変化を起こさない。

温度変化を伴うようなあらゆる環境、攻撃、干渉は完全に無効化される。
反面、水晶とほぼ同じ温度を持つ物による干渉には非常に弱く、
鉱物とは思えないほど簡単に崩れてしまい、手折るのすら容易である。

『ミスティカル・ガイド』Mystical Guide
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(2m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

145『音仙』:2019/11/13(水) 21:22:25

体が『プラスチック爆弾』で構成された人型スタンド。
『像』は人型を基本としているが、『手』で加工することで粘土状に自由な形状を取ることができる。
『手』で加工した部分のみ『起爆』が可能となる。

『ボブモ』BOBMO
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:A

146『音仙』:2019/11/13(水) 21:22:39

本体が『格納される』タイプの人型スタンド。操作は自由に可能。
ヴィジョンは『人間の女性』に類似し、実体化もしている。
発現した瞬間、本体はこのスタンドの『頭部』に格納される。
ヴィジョンにダメージフィードバックは存在しないのだが、
頭を狙った攻撃は『鳥』というひ弱さもあって致命傷になり得る。

背中に生えた『羽衣』と、腕を覆う『羽毛』、両足の先が『蹴爪』になっている点、
および羽衣から『インコっぽい匂い』がする点など、『人間らしさ』には若干欠けている。
あくまで本体を格納するためだけの存在で、内部構造までは再現されておらず、
触れた・見たときの質感は完全に生き物だが、実情としては精巧な『人形』に近い。

備わった羽衣や羽毛は飛行には使えないが、『滑空』程度なら緩やかに可能であり、
飛行中にスタンドを発現し飛行能力を失っても、これである程度まで軟着陸できる。

このスタンドの武器は――――『翻訳』と『再現』。

発現中の本体は、己の思考を普段の『鳥語』だけでなく『人間語』で発話することができ、
人間とも自然に会話できるが――――あえて『鳥語で人間の言葉を真似して発話する』という、
オウムらしい『再現』行為を行うことも可能で、これがこのスタンドの『能力』のキーとなる。

他人の言葉を『再現』すると、このスタンドの『外見』も言葉を発した人物を『再現』する。
羽毛や羽衣、蹴爪なども消えていき、完全なる『人間の姿』に擬態する事が可能。
一言だけの再現ではすぐに『外見』は元に戻ってしまうが、会話の中に『再現』を織り込み、
継続して再現し続けることが出来れば、その人物の姿を無制限にまねし続けることが出来る。
当然、再現する単語を選ばなければ『不自然』な会話が生まれ、正体は露見しかねない。

『ハロー・ストレンジャー』Hello, Stranger
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(格納)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

147『植物園』:2019/11/15(金) 19:47:28

『勇気』を抜き取って叩き込む能力。
『勇気』を抜き取られた者は『臆病』になる。
『勇気』を叩き込まれた者は『無謀』になる。

『ライオンハート』Lionheart
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C

◆基本情報◆
・雌ライオンの頭部を持つ、女性的なシルエットの人型スタンド。
・全身が短い体毛に覆われており、
 先端に房状の毛が集まった尻尾が生えている。
・尻尾の長さは1mで、柔軟に動かすことが可能。
・視聴覚リンクとダメージフィードバックを有する。
・本体を含む生物に触れることで『勇気』を抜き取ることができる。

◆勇気◆
・触れた相手から抜き取れるスタンド物質。
・このスタンドだけが干渉可能だが、
 本来の持ち主が触れると即座に元の生物に吸収される。
・テニスボール程度の大きさで、感触も似ている。
・同時に抜き取っておける数は『二つ』まで。
・握ったまま殴ることで、対象に叩き込むことができる。
・『勇気』を抜き取られた者は『臆病』になり、
 叩き込まれた者は『無謀』になる。
・『臆病』と『無謀』の持続時間は、いずれも『二分間』。
・放置していた場合も『二分』で消え、自動的に元の対象に戻る。

◆臆病◆
・『勇気』を抜き取られた者が陥る状態。
・『臆病』になった者は『及び腰』になり、
 『積極的な行動』の際に『心の準備』が要るようになる。
・『積極的な行動』の定義は、
 回避・防御・逃れるための抵抗以外の『能動的な攻撃』など。
・『心の準備』に要する時間は『一秒』程度。
・『臆病』になった者は神経が研ぎ澄まされ、
 平時では気付かない些細な点に気付けるようになる。

◆無謀◆
・『勇気』を叩き込まれた者に齎される状態。
・『無謀』になった者は『性急』になり、
 『消極的な行動』を行う際に『躊躇い』が生じる。
・『消極的な行動』の定義は、
 回避・防御・一時的な退避などの『受動的な行動』。
・『躊躇い』の時間は『一瞬』程度。
・『無謀』になった者は気が大きくなるため、
 脅かすような行動に対して平時よりも怯みにくくなる。

148『音仙』:2020/03/18(水) 11:35:01

人型のスタンド。両肩に『白百合』を象った紋章が刻まれている。
神速と手にした武器により、白兵戦では無類の強さを誇る。
ただし破壊力は一般的な範疇に収まるため、力負けは喫しえる。

武器――――今は、手に『警棒』を持っているのがこのスタンドの特徴。
伸縮式の警棒は収納時で20cmほど、伸長すれば55cmになり、
そのリーチは素手の相手との戦いにおいては圧倒的な優位性を誇る。

能力は『道』を描くこと。すなわち『警棒』の先端にて光の線を描き、
それに触れた物を『線の端』まで、このスタンドに等しい速度で進ませる。
この能力による移動に『破壊力』は存在せず、接触事故などは起こりえない。

強力な能力ではあるが、描ける線はスタンドの射程に等しい『2m』
手が届かないような遠くにまで攻撃を仕掛けたり、追いやったりはできない。

『ライトパス』 Right Path
破壊力:C スピード:A 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:D

149『音仙』:2020/03/18(水) 11:35:25

薄墨色の纏うタイプのスタンド。
高い身体能力を有する反面、搦手には欠ける。
その能力も、単体で敵を倒す事には向いていない。

能力は『抱きしめる』ことで『力』を分け与えること。
腕力、速度、精密性と全方位に優れるこのスタンドは、
自らの手によって理不尽な『悪』を阻み打ち倒すだけではなく、
己より弱き者にそれを分け与える事で、対象を悪から守る。
逆に、己より強い存在を抱き締めればその力を奪い取ってしまう。

なお、己より弱い点と強い点を併せ持つ対象に対しては、
どちらを選択するかは任意。ただし奪いながら与える事は不可能。
また、いずれの場合も力の受け渡しを伴う抱擁については、
どれほど強く行おうが肉体へのダメージは一切発生しない。

『デミリタライズド・ゾーン』 Demilitarized Zone
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C

150『音仙』:2020/03/18(水) 11:35:40

人型のスタンド。類稀な神速を持つが、能力とは両立できない。
ヴィジョンには『交差点標識』を思わせる意匠が刻まれている。
その能力は――――『手による干渉』に限り、『世界線を束ねる』事。

例えば――――このスタンドが『殴りたい』相手が手の届く範囲にA〜Cの三人がいるとする。
まずどの人物を殴るかを決め、その上で拳を振るう事になるのだが、それを決める前は、
『対象Aを殴る世界線』と『対象BやCを殴る世界線』の可能性が両立している状態と言える。
そこで『対象Aを殴る』事を選ぶと、『BやCは殴れない』。『世界線』が1つに選ばれたからである。

だがこのスタンドは『対象Aを殴る世界線』を選びながら、『BやCを殴る世界線』も同時に選び取り、束ねる。
束ねられた複数の世界線が重なる事で、このスタンド自体が動いて『対象A』へと行う殴打に合わせて、
視えざる手の形をした『干渉するエネルギー』が発生し、『対象B』や『対象C』に対しても同時に殴打が行われる。

そうしてすべての対象への同時殴打が終わった瞬間、『このスタンド自体がAではなくBやCを殴っていた事に出来る』。
そうすると、このスタンドは『Aを殴り終えた姿勢』から、一切のタイムラグを生じさせず『BやCを殴り終えた姿勢』に変わる。
干渉するエネルギーとこのスタンドの殴打の威力は変わらないため、同時に殴られた側のA・B・Cの被害は特に変わらず、
自他共にこのスタンドが『Aを殴っていたはず』な事を間違いなく覚えているし、また『Aを殴った結果負った傷等』は消えない。
基本的にこのスタンドの姿勢以外の何かが変わるわけではないが、『一度選んだ世界線を後から転換する』事に近い能力である。

『ジャンクション001』Junction 001
破壊力:C スピード:A 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

151<削除>:<削除>
<削除>

152<削除>:<削除>
<削除>

153<削除>:<削除>
<削除>

154『セクションX』:2020/05/27(水) 21:33:49
サビついた『日本刀』の像のスタンド。
対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
他者に『サビ』を押し付ける度に切れ味が上がっていく。

『シャビ・トーレス』Xavi Torres
破壊力:C〜A スピード:B※      射程距離:E
持続力:A   精密動作性:本体次第  成長性:E
※本体の移動スピードはC

155『セクションX』:2020/05/27(水) 21:36:34
男の像と女の像を持った二面性のスタンド。
本体は二重人格者であり、本体とスタンドで男女の人格に分かれている。
彼らは『本体(男)とスタンド(女)』、『スタンド(男)と本体(女)』の2つの状態を持つ。

『キサンドリア』(男) Xandria code.XY
破壊力:A スピード:C  射程距離:C
持続力:C 精密動作性:C 成長性:E
 
『キサンドリア』(女) Xandria code.XX
破壊力:C スピード:A  射程距離:C
持続力:C 精密動作性:C 成長性:E

156『セクションX』:2020/05/27(水) 21:39:09
全身が『金銭』で構成された人型の像のスタンド。
その手は『課金制』であり、『課金額』の札束で構成される。
その札束でビンタした対象の『金銭感覚』を喪失させる能力を持つ。

『ゼニア』Xenia
破壊力:C スピード:B 射程距離:C
持続力:E 精密動作性:A 成長性:E

157『音仙』:2020/05/28(木) 02:57:24

実体のない、『チェーンソーの駆動音』のスタンド。
発現と同時に『鳴り響き始める』――――音だけが。
本体の手に持ったもの全てが『チェーンソー』に変わる能力。

チェーンソーへの変化は『形状』の変化を伴わず、
持った物の『表面』に『見えないソーチェーン』が発生する。
形状などは無関係で、例えば『ボール』『紐』などにも適応でき、
また、本来のチェーンソーで言うところの『本体』部分は存在しない。
強いて言えば『本体自身』がそれであり、『エンジン』の役目も己の精神力で果たす。

なお、『自分自身』を掴めば自身を『チェーンソー』にも出来る。
生物には自分自身にのみ可能で、現状では『掴んだ部位』のみに適応される。
例えば腕の付け根を掴めば、その腕全体はチェーンソーになるが他の部位はならない。

『チェーンソー・ロマンス』Chainsaw Romance
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:E 精密動作性:― 成長性:C

158『音仙』:2020/05/28(木) 02:57:38

男性的、かつ『和風』な人型のスタンド。
半自立で、どことなく『時代劇』を思わせる性格。
勧善懲悪を掲げ、峻厳だが情深さを秘める。
少女である本体以上に成熟した部分もあり、
本体にはどこか子分――『妹分』に対するように接する。

江戸期に実在した『捕具』を発現する能力。
ただし『銃器』については一律で発現不可。
発現した捕具と高い破壊力を武器とするが、
このスタンドには、もう一つの『特色』がある。

彼が『大捕物』とも呼ぶそれは、味方への『捕具』の『配備』。
彼自身の手ではなく、射程内にいる人間の手に直接発現される。
それは実質的に『その人間がスタンドを発現したようなもの』であり、
対象は捕具の発現中、スタンドの視認や、スタンド会話が可能になる。

ただし、半自立した彼の意志により、『悪党』には捕具は渡せない。

『エド・サンズ』Edo Sanz
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

159『音仙』:2020/05/28(木) 02:57:55

かなり小柄で、機械的な人型のスタンド。
背に備わった小さな羽型のパーツが示すように、
最高で『5m』程の『浮遊移動』を可能とする。
パワーには劣るが、長射程と能力で敵を翻弄する。

その能力は『無生物』に触れることで発動され、
対象に『引き出し収納』を作成する事が出来る。
引き出しの大きさはそれなりに幅広く調整が効き、
また奥行きについては無生物のサイズを無視し、
薄い壁に奥行き『1m』ほどの引き出しを作る事も可能。
これによって無生物の『機能』が失われる事はないが、
内部が大きく『空洞化』するため、概ね『軽くなる』。

そしてこのスタンドが引き出しの中に入る事で、
他の場所に作った引き出し内へと転移する事が出来る。
その際には、手に持った物のみ一緒に転移する。

『ベイカント・ロット』The Vacant Lot
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(50m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

160『音仙』:2020/05/28(木) 02:58:08

『ミニボート』のような船のスタンド。
本体が陸上にいると、浮遊して動く。
この船の上には、『人型の存在』が一人乗っている。
『彼』は手に『銛』を持っており、自立した意思を持つ。

『彼』はラッコ愛好家で、ラッコの話ばかりする。
船に備わったラジオで世間の情報を集めており、
ある程度なら世間話にも興じてくれる事もある。
一切の操作が出来ない完全自動操縦型で、
普段は船で本体の周囲をぐるぐると旋回する。

――――それは、『彼』が『ラッコ』を見るためだ。
彼からラッコが見えない位置に移動することは、
彼自身や船が敵に襲われて逃げる時くらいしかありえない。

そして……本体が『石』で何かを叩いて見せると、
彼は船を止めて付近の水面に銛を突き立てて、
どんな水面からでも『海洋生物の死体』を獲る。
そして本体目掛け、その『死体』を投げてくれる。

もし仮に彼自身やボートが襲われた場合は、好戦性を欠く。
基本的に回避や防御に努め、反撃はやむを得ない場合のみ。

そして意外にも、ラッコが何かに襲われても助けには入らない。
弁えている、という事なのか、自分の身が優先という事なのか、
それについてもし『彼』に聞いても、お茶を濁されてしまうようだ。

『ハッピー・スタッフ』Happy Stuff
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(20m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D
※陸での移動速度は『C』

161『音仙』:2020/06/02(火) 01:51:09

成長した小石川は――――『二振り目の刃』を有する。
元々の『スーサイド・ライフ』との同時発現しての二刀流も可能だが、
スタンドエネルギーが分散するためか、速度については常人並になる。

その刃は、一振り目、元々の刃と違い自身を容易く斬る機能は無い。
特別な能力が発揮されるのは、『他の生命体』を斬り付けたとき。
どれだけ刺しても斬りつけても血は出ず、痛みもなく、刃を離せば元通り。
そしてこの性質を以って対象の『部位』を『切断』することで、能力は発動する。
その斬撃で『切断』に成功すると、切り離した部分を小石川が『操作』出来る。

能力を解除する際、切り離されていた部位は崩れて消え、
切断面から切り離す前と等しい、元通りの部位が生えてくる。

――――即ち、『スーサイド・ライフ』の能力を『他者』に使用できる。
死を伴わぬ『自刃』の対となるのは、敵さえも傷付けず御する『不殺』の刃。

名は、『ビー・ハート』。

『スーサイド・ライフ』Suicide Life
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C→D

『ビー・ハート』Be Hurt.
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

162『セクションX』:2020/06/02(火) 23:54:09
シロナガスクジラと全身鎧を繋ぎ合わせたような巨躯のスタンド。
その口はある意味での光なき暗黒空間、『超深海層』に通じる。
その口に入ったものは深海の超水圧に圧壊し、
その口からは超高圧の水流や深海生物、深海堆積物が吐き出される。

『エクサーツ』 Xcerts
破壊力:A スピード :D 射程 :E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:E

163『火はなくとも煙る』:2020/06/12(金) 06:54:18

【スタンド能力の開示】

遠隔自動操縦型。人型。接触発動。

西洋風の顔立ちをした、『絶世の美少年』のヴィジョン。
宗教絵画に描かれるような、神秘的で幻想的な外見。
美しさと若さを兼ね備えており、絶えず自己陶酔的な表情を浮かべている。
所作がいちいち気障ったらしく、なんとなく鼻につく感じもする。

彼は、自分の外見があまりに美しいので、ギリシャ神話に登場する『ナルキッソス(※)』だと思い込んでいる。
すなわち、『自分に酔っている』。そして、同じように『自分に酔っている』と思しき人間を見つけると、

「もしかして水面や鏡に映った自分自身の虚像なのでは?」

と勘違いして、愛撫などを迫ってくる。
彼に勘違いされた状態で愛撫(接触)を受けると、本当に「写し鏡」のように、その『酔い』まで移ってしまう。
その後、自分以外の人間にはあんまり興味がないので、愛撫を終えたらさっさと消える。
『自分に酔っている』、と判断されてしまう基準は――――『自分語り』。

『自分』を『語る』……すなわち、自身に対して肯定的な発言を『口にする』ほど、対象は『自分に酔う』ことになる。

具体的には、「私には〇〇できる」だとか「僕は××だと知ってるよ」だとか「俺は△△な人間だぜ」といった、
自分の能力・性格・知識などについて自信に満ちた言葉、肯定的な自己言及は、すべて『自分語り』と認識されてしまう。

発言者の意図は関係ないので、実際には自信を伴っていない発言や、誰かの質問に答えただけでもアウト。
その機微が分からないのは、彼自身も『酔っている』から、なのかもしれない。

『アルコホリック・フェイス・ミッション』

破壊力:E スピード:A 射程距離:A
持続力:B 精密動作性:B 成長性:E

(※『ナルシスト』の語源となり、水面に映った自分自身に恋をして、口づけしようとして溺れ死んだ美少年。諸説あり。)

164『迫真 -Reality- 』:2020/06/12(金) 21:06:53
ヴィジョンで接触した『二点』により、『描円』を行う。
『支点』からはヴィジョンを固定する『杭』が突き出し、
もう一点を『一周』させることで、超高速の『描円』が行われる。

ヴィジョンを『コンパス』にするスタンド能力だが、
本体は解りやすさを犠牲にし、頑なに『描円』と言い続けている。

『ア・パーフェクト・サークル』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:C 成長性:A

165『迫真 -Reality- 』:2020/06/12(金) 21:07:23
痩せこけた『濡れ女』のヴィジョン。
触れた物体の『可能性』を断つ。

『木材』や『粘土』のように、
『形状』や『性質』が変動する物質であれば、
『可能性』はエネルギーの『奔流』となって『破砕』する。

歪なスタンド能力ではあるが、
『夢』から生まれた『力』であればそういうものだと、
本体は納得した上で『噛ませ犬』を演じている。

『キリング・オフィーリア』
破壊力:C スピード:A 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:B 成長性:E

166『迫真 -Reality- 』:2020/06/12(金) 21:07:37
騎馬兵を模した『埴輪』のヴィジョン。
髪の毛を移植した人間を『損害』から守る。

あくまでも『肉体的』な欠損、損傷に限られる。
『アリーナ』の黒服が一般人でありながら、
危険な任務に挑む時は、このスタンドの能力下にある。

『ザ・フラテリス』と『被保険者』はスタンドエネルギーで繋がっており、
ヴィジョンが破壊されてしまえば、毛根ごと『意識』を奪われる。

『ザ・フラテリス』
破壊力:D スピード:D 射程距離:C
持続力:B 精密動作性:D 成長性:C

167『迫真 -Reality- 』:2020/06/12(金) 21:07:51
皮膚を剥がれた人型のヴィジョン。
自らの『感覚』を焼き付ける。

一度見たモノは、視界を外れても見逃さず。
一度聞いた声は、雑音の中でも正確に聞き分ける。
『痛み』を受けた部位に、それを上回る『圧迫』を焼き付け、
『ゲートコントロール』による疑似的な『無痛化』を得意とする。

近距離戦では強力無比なスタンド能力ではあるが、
人よりも優れた『視聴覚』は『低周波音』に過敏な反応をし、
重度の不安に苛まれた本体を、『森田』は容易く洗脳してのけた。

『サーカ・サヴァイヴ』
破壊力:B スピード:A 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

168『迫真 -Reality- 』:2020/06/12(金) 21:08:04
全13体の『オオコウモリ』のヴィジョン。
ヴィジョンは『超音波』を発し、エコロケーションの感覚を有する。

ヴィジョンは触れた『音源』の『スピーカー』となって潜行し、
『音源』から発される『音』を『超音波』に変える。

圧縮された『音』は『衝撃波』となって周囲を襲い、
その威力は『音量』に比例する。

『ダーティ・プロジェクターズ』
破壊力:D スピード:B 射程距離:B
持続力:D 精密動作性:D 成長性:E

169『迫真 -Reality- 』:2020/06/12(金) 21:08:25
----------------------------------------------
本体の周囲に『オクタゴン』を展開する。

『グリズリー・ベア』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:? 精密動作性:? 成長性:?
----------------------------------------------

左手首から『極針』の突き出した人型のヴィジョン。

『デ・ラ・ソウル』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:? 精密動作性:? 成長性:?
----------------------------------------------

その能力は不明。

『スパイロ・ジャイラ』
破壊力:C スピード:C 射程距離:C
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C
----------------------------------------------

170『音仙』:2020/06/13(土) 17:13:32

礼服を着たような姿の人型のスタンド。
『胡蝶蘭ブーケ』を象った異形の頭部を有する。

能力は――――『祝花』で飾ること。
花束(ブーケ)やフラワースタンド(スタンド花)の形で、
祝いの場には欠かせない『花』を手から作りだす。

これらの花に生物が触れると、花が生物の体表へ『繁茂』。
花に触れた部位は、即座にその花に埋め尽くされてしまう。
放っておくぶんにはその部位以上に広がることは無いのだが、
その体に生えた花もスタンドが作り出した花と同じ効果を持ち、
うかつに他の部位に触ってしまえば、そこに伝播してしまう。

これにより全ての部位を覆うと花は対象の意識を奪い、
その生物を象った草花の塊、『トピアリー』のように変化させてしまう。
唯一の例外として、本体のみは意識を喪失せずトピアリーになれる。

『ミザリー・フィースト・デイ』Misery Feast Day
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

171『音仙』:2020/06/13(土) 17:15:15

男性的な体格を持つ、人型のスタンド。
黒いハートマークが両肘に存在する。
精度に劣るが、パワーとスピードに長ける。

殴った地面に木製の黒い『円柱』を作り出す能力。
それによって立てた『四つの柱』の間の『足場』を、
今にも落ちそうな『吊り橋』に変えてしまう。

橋に穴が開いたりして、仮に橋の下に落ちたら、
『何も無い空間』を落ち続け、事実上死ぬも同じ。
ただし二階以上の床を吊り橋化した場合など、
『そこから落ちた下に、また足場がある』場合は、
仮に落ちても、単にその『下の足場』に落下するだけで終わる。

『フォーリング・マニック』Falling Manic
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(2m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:C

172『せんせいのかくしごと』:2020/06/14(日) 21:43:04
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  禍福は糾える縄の如し。呪いも祝いも笑うが勝ち

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

戦隊ヒーローのような『お面』のヴィジョン。
『能力発動』時のみヴィジョンが現れる。

指定した場所で、本体の知っている『遊びの名前』を
口にした者の顔を『福笑い』にするのが能力。
『福笑い』になった相手に対し、本体の手の動きにあわせ、
自由に『顔のパーツ』を入れ替える事が可能。

入れ替える際には対象の顔の前に、
一対の本体と同じサイズの『小さな手』が浮かび、
その手が本体の手の動きと連動し、『パーツ』を入れ替える。
この『手』はヴィジョンというより能力の『象徴』に近く、
他スタンドによるものを含む、あらゆる物理的干渉を『透過』する。

入れ替え時間はおよそ『10秒』で、その時間が終わった後、
『顔のパーツ』は入れ替わった位置で『固定』される。
この際、顔のパーツがその機能を失う事はない。
(目や鼻や口がどの位置にこようが、見たり嗅いだり喋ったり出来るという事)
『固定』は一時間ほどで解除される。

『ディッシュ(笑)』 Dishwalla
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:E(能力はA)
持続力:D 精密動作性:なし 成長性:A

・スタンド名の読み方は『ディッシュワラ』(スタンド名検索時に引っ掛かるように記載)。
 好きな戦隊モノのキャラクターから、事件後に本体が名付けた。
・(笑)にネットスラング的な悪意を感じない世代。
・能力下に入った者の大よその位置のみ本体は把握出来るが、
 肝心な『対象の顔』を把握する事が出来ない。
・また自分が何らかの方法で『視認している者』に能力施行は不可能。
 本体と対象との『距離』こそが『福笑い』における『目隠し』の役割を果たしている。

173『新手のスタンド使い』:2020/06/28(日) 07:23:20
スタンドの名は―――『シカゴ』。
その『右拳』は、リボルバー式拳銃の『シリンダー』が埋め込まれたようなデザインをしている。
『能力』もそのデザインから想像される通りの単純なものだ。
・・・・・・『拳から銃弾を撃ち出す能力』。
撃ち出される『銃弾』は『破壊不可能』であり、装填数は『6発』。
『弾丸の補充』は『出来ない』ので、その行く先を見失う事がないようにな・・・・・・・・。

『シカゴ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:D 成長性:A

174『セクションX』:2020/06/28(日) 07:31:21
本体の神経と一体化したスタンド。
本体の神経を強化・操作・体外に引き出す能力。
特に神経電流の高速化や電撃を得意とする。

『イグジビット』 Xzibit
破壊力:C スピード :B 射程距離:C(最大:10m前後)
持続力:A 精密動作性:B 成長性 :E

175『セクションX』:2020/06/28(日) 07:32:14
13匹の銀色の甲虫のビジョン。
その本質は『汚い爆弾』。
様々な形で『死の灰』を撒き散らす能力を持つ。

『ザスター』 Xasthur
破壊力:D スピード :B 射程距離:C
持続力:D 精密動作性:C 成長性 :E

176『音仙』:2020/06/28(日) 22:04:09

人型のスタンド。ロボット風の外見。
作業服を思わせる衣服を着ており、
上下合わせて『6つ』のポケットを有する。

このスタンドの武器は…………『銃』。
各ポケットに一個ずつ仕舞い込んだそれを扱い、
結果的に『人型』と『銃の射程』を両立する。

ただし、この銃は『不良品』。
二度目に引き金を引くと弾が出てこなくなり、
数秒経過や、衝撃があると『爆発』してしまう。
とはいえ彼の着る作業服は加工がなされており、
銃によるダメージは、ある程度だが遮断される。

なお、彼は『製造工場』の『検品担当者』。
本体によってこちらの世界に呼び出される際、
『不良品』としてラインから弾かれた製品を、
秘密裏にポケットに入れ持ち出しているようだ。
つまり自我があるはずだが、今のところ本体の操作で動く。

『メカロマニア』Mechalomania
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

『銃』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(10m)

177『音仙』:2020/06/28(日) 22:04:41

『大型ネコ科動物』の『氷像』のような動物型のヴィジョン。
その見た目通りネコ科と思えないほど『動きが遅い』が、
勢いを伴わずとも敵を裂く鋭利な爪牙と破壊力を持つ。

能力は『視認』で発動し、『氷』の中に無生物を『閉じ込め』、
そこに閉じ込めてられている限り『時の流れ』も『凍結』する。
氷は触れば冷たく、まさに氷塊相応には『強固』だが、
意志を伴った『生物』が触れると即座に氷は解けてしまう。
このため生物を幽閉する事は『気絶』させなければ不可能。
自分から動くことのない無生物には完全な『牢獄』である。

そして――――氷像を思わせるヴィジョンを持つこのスタンドもまた、
条件を満たした時のみ『氷』が解け、白い『ヒョウ』のヴィジョンを表し、
『神速』で接敵してその勢いのままに『一撃』を叩き込んだ後、元の状態へ戻る。

その条件は、『他の氷が解ける瞬間』をこのスタンドが視認する事。
自ら『餌』を用意し、誰かがおびき寄せられるのを待ち、『狩る』。

『ヘパティカ』Hepatica
破壊力:B   スピード:D(A) 射程距離:C(9m)
持続力:B 精密動作性:C     成長性:C

178『ファム・ファタール』:2020/06/29(月) 01:14:24
『孤独』、『不安』、貴方を取り囲む漠然とした『悲観』……。
その最中に、希望を見出せる『ポジティブ』さこそ、貴方の強さでしょう。
残念ながら、『愛玩犬』のように穏やかな『力』でこそありませんが、
貴方の抱いた『混濁』を払う一助に、なるやも知れません――――

しなやかで機械的な人型のヴィジョン、貴方の隣に立つ者……。
その両肘に埋まった『回転機構』は、前腕を『ドリル』のように回転させます。
単純な格闘でも役立つかも知れませんが、これはあくまでも『機構』に過ぎません。
ヴィジョンによる『回転』を込めた殴打、スタンドの真価はそれによって発揮されます。

『缶コーヒー』、『ウォーターサーバー』、『貯水槽』……。
『液体』を『貯蔵』する物体を『殴打』した時、その『前腕』は物体の奥底へと『潜行』し、
高速回転する『前腕』によって『液体』を掻き回し、『遠心分離』を引き起こします。
つまり、物体内に貯蔵された『液体』を高速で循環させ、一気に『噴出』させるのです。
その際、物体から露出した『右腕』自体が『ノズル』となり、液体を放つ助けになるでしょう。

この『回転』により、『液体』自体を更に『分離』させる……。
即ち、カフェオレから『牛乳』だけを分離し、泥水から『真水』を汲み出すのも、
このスタンドにとっては容易いこと。――――もしも、『飲用』にするのでしたら、
『水流』の加減は必要になりますが、……いずれにせよ、覚えておいてくださいね。

スタンドの名は、『モーネガルム』。
――――『夢』に沿えなかった貴方への、お詫び代わりの『贈り名』です……。

『モーネガルム』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:D 成長性:B

179『ファム・ファタール』:2020/06/29(月) 01:14:43
貴方が『十一歳』の時に施された『脳腫瘍』の手術、
摘出されたのは、小さな『眼球』だったのを、覚えていますか……?
夜の街で、時折追ってしまう、『妹』の面影に思いを馳せ、
――――貴方に眠る『獣性』を誤魔化すのは、今日まででしょう……。

赤々しく波打つ、一振りの『フランベルジュ』……。
軽やかかつ精緻な『斬撃』を与える一方、
『切断力』に乏しく、『骨』を断つには及ばない刃――――
しかし、この力が『守り』に優れたモノであると、すぐに解るはずです。
                              . .
傷付けた物体に『血』を通わせる、それが『貴方』のスタンド能力。
刃から滴る『血液』は物体に浸透し、その表層に『血管』を張り巡らせます。
そして、物体の『内奥』へと発現する『心臓』の『脈動』によって、
『血液』は循環していくでしょう。――――その機能は主に『二つ』。

一つ、『赤血球』は物体に『エネルギー』を与えます。
『酸素』、『栄養』、『電気』、『ガソリン』、必要とするなら『命』も問わず、
他の『補給源』がなくとも、『血液』のみで稼働を可能と致します……。

そして、『血小板』は『治療』のために。
あくまでも『表面』に付いた『傷』に限られますが、
例外として、『血管』や『心臓』であれば、同時に治療されるでしょう。
それは即ち、『機械』であるところの『電線』や『給油タンク』にも適応されます。

二つの『血液』が循環している間ならば、
貴方は余程の『重症』でなければ、闘い続けられるはず。
……無論、今までの貴方は『闘い』にこそ無縁だったでしょうが、
その『力』に目覚めた以上、それも敵わないでしょう……。

『アモン・デュール』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

180『三界輪廻と終わる世界』Feat.『悪霊の名は――――』:2020/06/30(火) 23:54:37
 マダラメ ルンバ           グレート・ディベート
『 班 目 倫 巴 』のスタンド、『 誇 大 口 論 』

『ぬるま湯』と共に発現する『湯煙』のスタンド。

湯煙に触れた『凶器』を『付け焼刃』に変える。
『付け焼刃』を振るった時、その『精度』は大きく下がり、
一度でも命中すれば、ボロボロに『朽ちて』、破壊される。

また、『取って付けた』ような『言動』や、
身に付いていない『知識』や『技能』をひけらかした時、
肉体の『内側』から現れる『付け焼刃』が、表現者自身を『切り裂く』。

これは本体にとって有用であり、自身が『意図』して使った場合、
肉体から発現される『刃』自体が『武器』となる。

尚、『夢』で得た『武器』や『技能』は当然ながら、
使用者に身に付いておらず、『付け焼刃』として認識される。
――――最も、それは『気迫』が籠らなければ、の話だが。

『グレート・ディベート』
破壊力:B スピード:B  射程距離:D
持続力:E 精密動作性:D 成長性:E

181『三界輪廻と終わる世界』Feat.『悪霊の名は――――』:2020/06/30(火) 23:55:34
 カンバラ マスミ           イノセンス ・ フェイデッド
『 神 原 真 純 』のスタンド、『 色 褪 せ た 潔 白 』。

ある種の生物は『必須元素』の摂取が困難な状況下において、
近似する『毒物』の吸収によって、それを代替する傾向を持つ。
『GFAJ-1』と呼ばれる『細菌』は、『DNA』内の『リン化合物』でさえ、
生物にとって有毒な『ヒ素』の吸収によって『代替』する。

本体の『DNA』と一体化して発現する、『微生物』のヴィジョン。
あらゆる『毒物』を分解し、『ヒ素化合物』へと再結合する。
スタンド能力によって形成された『ヒ素』は『即効性』が高く、
『生物』が吸い込めば、即座に『中毒症状』を引き起こす。

本体の『DNA』との融合によって、他者にこの特性を『移植』させることで、
『バシリスク』を従え、『班目倫巴』に『ヒ素』への耐性を付けていた。
故に、本体の『DNA』は『解毒剤』と成り得る。

『イノセンス・フェイデッド』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:なし 成長性:E

182『三界輪廻と終わる世界』Feat.『悪霊の名は――――』:2020/06/30(火) 23:55:56
 ニイヅカ ヒデオ          グッドナイト ・ キッス
『 新 塚 英 夫 』のスタンド、『 別 れ の 接 吻 』

重装騎士の『安楽死』に用いられた、
『ミゼリコルデ』を象る『ダガーナイフ』のヴィジョン。

その切っ先を突き付けた『騎兵』は例外なく『停止』し、
手ずからの『介錯』をした『騎兵』から『スピード』を簒奪する。
奪い取った『スピード』は『宝石』を象り、『柄部』に装飾される。

ヴィジョンを握った本体の『スピード』や『手数』に発揮され、
『切り返し』や『引き抜き』さえも『見えない刃』として追撃が起きる。

また、一瞬であれば『突撃』によって、
『本体』もろとも移動する『重装突撃』の再現を可能とする。
『手数』を増やしての『一斉突撃』は『轢殺』にも匹敵するが、
『急停止』などで『失速』すれば、『宝石』は破壊される。

本体の運転する『トラック』は、本来であれば『夢世界』には持ち込めないが、
前オーナーがの『轢殺事故』によって『罪科』に穢れており、特別に持ち込めた。

『トラック』による『轢殺』の再現は、『一路一帯』を蹂躙する『突破力』を秘めていたが、
この世界にいる誰も『トラック』を運転できなかったため、あえなく『お蔵入り』となった。

『グッドナイト・キッス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:C 成長性:E

183『三界輪廻と終わる世界』Feat.『悪霊の名は――――』:2020/06/30(火) 23:56:11
  タカ サン         アウェイク
『????』のスタンド、『 覚 醒 』。

電極や回路が剥き出しになった『電気椅子』のヴィジョン。
本体が座したまま『浮遊』する他、触れた『椅子』と一体化して発現も可能。

『電流』を浴びた人間に『洗脳』を施す。
『洗脳』された人間の表層には『電子回路』が走り、
身体の各部には『電極』が突き出す、異様な外見となる。

『洗脳』でありながら、『魅了』や『掌握』には全く適さず、
その真意は『  』を焼き付けることにある。

『アウェイク』
破壊力:C スピード:C 射程距離:D
持続力:A 精密動作性:D 成長性:E

184『角獣拡充群隊トライコーン』:2020/07/16(木) 03:33:50

         ホンドウ ゲンマ
【トライコーン】『本堂 弦真』のスタンド。
無数の角を生やした獣人型のヴィジョン。

『打ち負かした』生物に触れ、頭に『角』を生やす能力。
角が生えた生物は『暴力性』が上がり、また『怪力』を手にする。
この時点では『暴力欲求』の『解放』と言うほうが近く、
そもそも暴力性を持たない人間には、ほとんど効果がない。

二本目の角を生やす事もでき、その場合さらに『速度』を手にするが、
暴力性は『凶暴化』の域に達し、人格に問わず『暴力への躊躇』を失う。

そして本体のみが有する三本目の角は、
角の持ち主を『服従』させる『群れの長』の証。
『角の持ち主』達が彼に対して多かれ少なかれ『逆らわない』のは、
この『三本目の角』による部分が大きく、カリスマ性などではない。

能力を考えれば本体も『暴力性』を相当に強化されているのだが、
彼は度を越した『臆病者』であり、『暴力』の中に『理性』を保っていた。

なお、このスタンドは本体との『同時行動』が可能であり、
しきりに上げる『鳴き声』や、本体が時折『口頭指示』をしていた点から、
最低でも『半自立型』相応の『自我』があったのではないかと思われる。

もしかすると、本体に従いはするがより強い自我があった可能性もあり、
その場合、『彼』の『無数の角』が示すのは、『三本角』である『ゲンマ』との――――

『グル・グル・ワヘグル』Guru Guru Waheguru
破壊力:B スピード:B 射程距離:D
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A

185『It's dirty works』:2020/07/18(土) 00:39:17
『漫画』から発現する『火の鳥』のヴィジョン。
おおよそ5〜6羽ほどの『群れ』で発現される。

『トレース』を『焼却』する能力。
発現した『漫画』と同じ『構図』を『第六感』で探知し、
『火の鳥』は『トレース』を追って飛翔する。

『トレース』を『3m以内』に収めた時点で、
『火の鳥』は激しく炎上し、『トレース』目掛けて突っ込み、
着弾した『原稿』は跡形もなく『焼却』されるだろう。

あくまでも『構図』自体を対象とするため、
コマ同士を切り合わせた『コラージュ』や、
下書きだけであっても、『追尾』の対象となる。

本体は『トレース』の才能に長けており、
無意識ながらも『構図』を真似ていることに気付いていた。
強烈な『自罰感情』を源にしたスタンド能力。

『バーニング・エアラインズ』
破壊力:E スピード:B 射程距離:A
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

186『ファム・ファタール』:2020/09/22(火) 21:44:19
この身が『虚』にあるからかも知れませんが、
『空想』が現実を侵食し、……そして、『現実』に動かされること、
それに憂いを覚える貴方の気持ち、少しだけ理解できます……。

スタンドの名は『ソラリス』。
旅人のように纏われた『マント』に隠し持つのは『小瓶』、
――――それが湛えるのは、『エーテル』と呼ばれる『秘薬』。

かつてはアリストテレスが『天体』を構成する物質と提唱し、
後々、物理学の台頭によって『光』を媒介する物質として称され、
そのどちらも『否定』された、……今となっては空想の産物でしかありません。

『小瓶』から零れた『エーテル』は揮発し、それを『スクリーン』にするかのように、
『エーテル』が生み出すのは『幻』、……触れることは敵いません。
しかし、その精度は本物と『瓜二つ』。見破ることは出来ないでしょう――――

但し、『幻』を生み出すには強い『イメージ』を必要とします。
存在と矛盾するようですが、『空想の産物』を生み出すことは出来ません……。
貴方の『視界』に映ったモノのみを、エーテルは『幻』として映し出す。

そして、『ソラリス』はその『幻』に本物のように『干渉』できる。
『本』の幻を紐解けば、貴方が見たことのない本であっても、
その内容を把握できる。なにぜ、本物と『瓜二つ』ですからね……。

この能力は『エーテル』を浴びた物体であっても、同様ではありますが、
強い『揮発性』を有する『エーテル』は、乾くまでに時間を要しません……。
貴方がいかなる『武器』を生み出したとしても、仕留めるまでの時間は、
多くは残されていないでしょう。それだけは、どうぞお気を付けください。

その『空想』は『小瓶』に収まるモノではないのでしょう。
――――『イメージ』さえ出来れば、あるいは『視認』でなくとも……。

『ソラリス』
破壊力:C スピード:A 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

187『フーダニット!』:2020/10/03(土) 00:30:27
『上』から『下』に『養分』を落とすスタンド
本体が持つ『点滴台』と一体化した『親機』と無数の『子機』で構成される

『子機』は『遠隔自動操縦型』の性質を持つ
手のひらに乗る程度の大きさでカツオノエボシに似た外見をしている
『本体よりも上の位置』に存在する生物に群がり、『養分』を奪う能力

射程距離内において、本体よりも高い位置であればどこにでも群れが出現する
殴打や斬撃などの単純なダメージはすべて吸収され、『子機』を傷つける事はできない
『養分』は本体からの相対高度が高いほどに急速に吸われていく
奪った『養分』は自動的に『親機』へと転送される

『親機』は『器具型』の性質を持つ
点滴台と一体化して実体化している、見た目は人間の頭大のカツオノエボシのような外見をしている
また、点滴棒はスタンド化の際に木の枝のような外見に変化する
袋状の頭部から一本の細い『緒』が伸びており、先端には鋭い『針』がついている
『針』を刺した対象と『養分をやり取りする能力』を持つ
すなわち、『D・D』よりも『上』の相手から『養分』を奪い、『下』の相手に『養分』を送る

『養分』を流された対象は急激にパンプアップし、パスBBで動く超人となる
『親機』が『養分』を吸い取る時、『子機』と比べて急速に養分を吸う事が出来る

『ドリップ・ドロップ』
破壊力:E スピード:B 射程距離:B
持続力:A 精密動作性:C 成長性:E

188『VS.ガンシューターVCT』:2021/02/18(木) 23:49:12
ガンシューティングゲーム『デッドクライシス4』のガンコンを基に実体化する拳銃のスタンド
射程距離内に『ゾンビ』を発生させ、撃ち殺す事で『炸裂』させる能力

拳銃の銃口からは赤外線レーザーに似た性質を持つ『不可視光線』が常に出続けている
『ゾンビ』達は出現した直後は『非アクティブ』状態で人を襲う事はないが
『不可視光線』に暴露する事で『アクティブ』状態となり、最も近くの『人間』を襲うようになる
それは本体も例外ではない
『ゾンビ』は最大で5体まで出現させることが出来る
(余談だが、初期の『デッドクライシス』は筐体性能の関係から画面上にゾンビを5体までしか描出できなかった)

『ゾンビ』に対して、『銃撃』を行う事で『ゾンビを炸裂』させる事が出来る
『爆発』は『デッドクライシス』のエフェクトを再現するように行われ、
ゲーム内で実装されている範囲内(通常弾・ショットガン・グレネードランチャー・焼夷弾)で自由自在である

ただし、この能力はあくまでも『ゾンビを撃つゲーム』の再現である
ゾンビ以外の人間を撃つたびにブザーが鳴り、『3回』撃つと『Game over』として3日間スタンドの発現が出来なくなる

実際のゲーム内では『ゾンビ』以外にもボスキャラとなる『大型クリーチャー』がいるが
現在の『VCT』の能力ではまだそれらを再現する事は出来ない

『デッドエンド・ストリート』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

『ゾンビ』
破壊力:C スピード:D 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:D 成長性:なし

189『赤目』:2021/04/08(木) 11:22:55
『目覚めた』……
アンタの『スタンド』……『人型』だが、黒光りする金属的なボディには
『ピストン』や『ファン』、『気筒』などを具している。
『能力は』……殴ったものに『エンジンを埋め込む』。
 
『エンジン』は『自動車用ガソリンエンジン』に似るが、『燃料』や『バッテリー』
の必要は無く……本体の意思で『起動・停止』『加速・減速』の操作が可能。
また、仕組みは不明だが『回転方向』も自由らしい。
『プロペラ』?『車輪』?
無ェよ…そんなモン……
その代わり……『エンジン』から突き出た『シャフト』は、その『高速回転』自体を
武器としても使えるが……挿し込んだモノをパーツとして『結合』出来る。
つまり……『ないものは、自分で付けりゃいい』。
スタンドの名は、『ズーマ』。
 
『ズーマ』 Zooma
パワー:A    スピード:C 射程距離:E(能力射程:10m)
持続力:B 精密動作性:B   成長性:B

190『ファム・ファタール』:2021/04/09(金) 01:48:02
『病巣』として摘出され、離れ離れになった『兄妹』は、
今この時、『再会』を果たしました……。

――――いいえ、貴方が気付かなかっただけなのでしょう。
ずっとずっと、彼女は貴方の『背』に抱き着き、その身を預け、
この日を心待ちにしていました……。貴方の『躰』を得ることを……。

『アモン・デュール』の『血液』も『心臓』も、元を辿れば彼女のモノ。
故に、貴方自身に『心臓』が宿り、『血液』が巡り始める時には、
貴方には彼女が『憑依』し、――――隠された『力』が目覚めましょう。

『アモン・デュール・リバース』、それもまた一振りの剣であり、
寒々しい程の『白』に染まった、肉厚の『クレイモア』のヴィジョン……。
『切断力』に優れ、骨ごと『両断』する剛剣に巡るのは、
純白の『血液』であり、全てを溶かし抉る『白血球』なのです――――

刀身に触れた『万物』は『強酸』を浴びたように溶け爛れ、
その『硬度』の一切を無視し、真っ二つに切り裂くことでしょう。
唯一の例外は、起源を同一とする『アモン・デュール』の『血液』のみ……。
能力によって『血』が通った物体であれば、その刃を通しません――――

能力の正体に気付き、『ジークフリード』のように血を浴びる者もいるでしょうが、
『傷』を塞ぐ『血小板』の効果により、貴方の傷は瞬く間に塞がれましょう……。
そして、『赤血球』による無尽蔵の体力が合わされば、逃げ続けることは許されず、
単純な『パワーゲーム』であれば、貴方の右に出るものはいないでしょう――――

『憑依』の持続時間である『一分間』を過ぎれば、
貴方も『アモン・デュール』も元の姿を取り戻しますが、
――――お忘れなきよう、貴方達は喰らい合って生きてきた……。

この血の『運命』は何処へ至るのか、……今は唯、見守りましょう……。

『アモン・デュール・リバース』
破壊力:A スピード:C 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:D 成長性:E

191『ファム・ファタール』:2021/04/09(金) 01:48:45
『子供』扱いされれば、貴方は気を悪くするかも知れませんが、
『子供』の抱く純粋な『心』は時として、計り知れぬ『エネルギー』となります……。
『理性』によって象られ、『秩序』によって縛られる『心』だからこそ、
その枷のない『純心』は……例え『俗的』であろうとも光り輝くのでしょう……。

指先に乗る程の小さな『ゲンジボタル』こそが、貴方のヴィジョン……。
ヴィジョンを『心の形』と称することもありますが、貴方には当てはまりません。
何故なら、その『光』を浴びた時に現れる『像』こそが、貴方の思い描く姿……。
そう、『子供』である貴方に相応しい、――――『大人』になるスタンド能力。

――――光を浴びた後、貴方は貴方の抱く『理想像』へと『成長』を遂げます。
エネルギッシュな体格、紳士的な風格、全ては貴方の思うがままに。
余計なお世話かも知れませんが……『着衣』に関しても心配はありません。
『名札』は『免許証』に、ポケットのお菓子は『タバコ』に、お小遣い帳は『預金通帳』に、
補助輪付きの自転車は『オートバイ』に変わる、全ては貴方の『理想』のままに……。

そして、この『力』は貴方の大いなる『野望』を叶える一助にもなるでしょう。
『女性』と共に『光』を浴びた時、――――貴方は『女性』の望む『男性』へと『成長』する。
『体格』や『風貌』に限らず、『地位』や『技能』に到るまで、全ては乙女の『望み』のままに……。
何よりも、女性の『理想像』である貴方は、女性の『望み』を察する『洞察力』に加え、
それを叶える為であれば、『人』を超えた力さえ発揮できるのです……。

己に奉仕する『理想像』を前に、心をときめかせない『女性』はそういないでしょう。
ですが、同じ女性として『忠告』させて頂くならば、『女心と秋の空』とは良く言ったもの……。
『理想』に反する行動を貴方が取った時、『女性』の関心は薄れ、有体に言えば『幻滅』するでしょう。
『幻滅』は『理想像』にも反映され、その身には大きく『亀裂』が走り、三度の『幻滅』で『破壊』されます……。
『理想的』であるが故に、『玉に瑕』とは目立つもの。――――どうぞ、お気を付けて……。

貴方の『力』を行使すれば、私の『理想像』も見えるのでしょう。
……しかし、残念ながら『子供』だと知られた『女性』に対しては、
貴方に対して『理想』を投影できません。……無論、『子供』であっても構わないという、
心の清らかな女性であれば別ですが。――――私はまだ、その『境地』には至っていないのですね。

『タキシードムーン』
破壊力:E スピード:D 射程距離:A(50m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:A

192『ファム・ファタール』:2021/04/09(金) 01:48:59
『スタンド』は時として、本体自身にも『影響』を及ぼします……。
指が『吸盤』に変化する方や、頬に『穴』を開けてしまう方から、
実際に『病魔』として、自身に仇成す『力』もあるでしょう。
貴方も同じ……最も、これは『進化』と呼ぶべきでしょうか……。

『ハスカー・ドゥ』、貴方の『背中』にしがみ付く『タガメ』のスタンド……。
堅牢な『甲羅』と『ハサミ』、特に『ハサミ』は腕力も勿論のこと、
『木材』や『プラスチック』であれば、容易く『切断』できることでしょう。
しかし、その『力』を知れば、『牛刀で鶏を割く』ものだと、理解できるはずです……。

その『カマ』で切り裂いた『骨』を『風船』に変える。
奇怪な組み合わせとは思うでしょうが、それも貴方の『体質』が招いた業……。
僅かな『切り傷』であっても、『カマ』で傷付けた『骨』には『切り口』が生まれ、
貴方が唇を重ね、『吹き込む』ことで『膨張』する……。

空気が抜ければ萎み、パンパンになれば容易く『破裂』する。
最早、その『機能』を語る必要は乏しいと思いますが、――――例外が一つ。
貴方の『骨』さえも『風船』に変わり、……貴方の『息吹』が『空洞』に宿るからでしょうか?
その『骨』の強度は常人を遥かに上回り、貴方の望むがままに躍動できるでしょう。

ですが、その原理は『風船』であることをお忘れなく。
貴方が『呼吸』を漏らせば、『風船』は容易く萎み、元の『虚弱』な肉体へと戻ります。
『ガス』や『粉塵』、連戦による『疲弊』、『呼吸』を乱す物は数多く存在しますので、
夢から醒めた後は、今までと同じくらい、生きるのにも『注意』が必要です。

最も、『ハスカー・ドゥ』が貴方の脇腹に突き刺す『脚肢』は、
単なる『固定』のみならず、貴方の『肺』を強化する『ボンベ』の役割も果たします……。
その肺活量は『数倍』。『風船』を膨らますのにも、役には立つことでしょう。

『ハスカー・ドゥ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:D 成長性:B

193『ファム・ファタール』:2021/04/09(金) 01:49:56
『カレー』とは……『支配』と『統率』を司る『料理』……。
スパイスの前身である『薬学』は王朝に栄光をもたらし、
『大航海時代』において、貴族の『栄華』を香り付ける『財宝』となり、
――――『現代』でも尚、『カレー』を冠した『料理』はその主菜を問わず、
『うどん』であろうと『炒飯』であろうと、その『スパイス』によって『支配』する……。

貴方の愛車である『キッチンカー』と共に発現する、
『象』のスタンドの名は『アレクシスオンファイア』――――。
胴体に『キッチン』をそのまま埋め込んだ『巨躯』の通り、
その『突進力』と『長鼻』の振るうパワーは、『重機』の如く……。

『長鼻』に見合った尋常ざる『肺活量』、その『吸気』は、
ガンジスのせせらぎにも似た『微風』と共に、『匂い』だけを吸い込む……。
完全なる『無香』の空間において、貴方の作り出す『カレー』の匂いは、
晴天に映えるタージマハルのように、苛烈な『存在感』を与えるでしょう。

そして、『アレクシオンザファイア』の『両肺』に溜め込まれた『匂い』の中から、
まるで『スパイス』を調合するかのように、望みの『匂い』のみを抽出し、
『キッチン』に置かれた『カレー鍋』の中に、『匂い』を宿すこともできるでしょう。
この点は、『伝統』を守る過程で磨かれた、貴方の『技術』と『嗅覚』がモノを言うでしょうが……。

『匂い』とは、『五感』の中で最も『主観』に左右される『感覚』……。
『夢』や『幻』に最も近い『入口』と言っても、過言ではないのでしょう。

私の元から旅立った方々、その行き先は余りにも遠い……。
貴方の望む『夢』もまた、心に生きる『幻』なのでしょうか――――

『アレクシスオンファイア』
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(能力射程:B)
持続力:B 精密動作性:D 成長性:B

194『ファム・ファタール』:2021/04/12(月) 22:54:38
見える景色が『道』を示すとは限りません……。
それは貴方の『夢』に限らず、『現実』でも同じこと……。
貴方が訪れるまで、この『世界』は霧に包まれておりました……。
人の『意思』こそが『世界』を形作るのは、『夢』でも『現実』でも――――

その『不条理』に歯向かうためでしょうか……。
貴方の傍に立つスタンド、力に劣る彼女の手に携えられた『和弓』は、
風さえ貫く『一射』を放つ。――――ですが、それは『技量』にあらず。
大切なのは『矢』。貴方が産み出す『矢』は、『想い』の中から現れます……。

『手紙』や『看板』、『標識』や『ハンドサイン』――――
その手で触れた『メッセージ』から抜き出された『矢』は、謂わば『矢文』……。
『矢』を番えた時、僅かに『引かれる』ような感覚が伝わったのであれば、
眼前に見定めた『標的』こそが『宛先』であると、容易に解ることでしょう。

その『精度』は『メッセージ』の宛先に左右され、
想い人への『ラブレター』であれば、『風』さえも容易く利用し、
まるで『ブーメラン』のような『曲射』さえも可能とする……。
そして、『命中』した時にこそ、『矢文』の真価が発揮されます。

『矢文』に込められた『メッセージ』は『命中』した時に解き放たれ、
先程の例を用いるのであれば、いかなる『鈍感』であっても、
その『恋心』を理解するのは容易いでしょう……。
『鏃』が肉を穿つ痛みを覚えながら、ですが――――

無論、貴方の『直筆』であっても『矢文』は現れますが、
時折、あるのです。使い手自身の場合、『力』を容易く扱えない時が……。
貴方の『メッセージ』に『切実さ』がなければ、『矢』は生まれないでしょう。
そう、その胸に収めた『辞表』と同じくらい、……その『心』のままに……。

とはいえ、その『メッセージ』を射出することはお勧めしません。
『矢』とは、一度放てば決して手元には戻っては来ないもの……。
もう少し、考えてみてはいかがでしょうか――――

『イカルス・ライン』
破壊力:D スピード:D 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

『弓』
破壊力:B スピード:B        .射程距離:B(50m)
持続力:D 精密動作性:宛先次第 成長性:C

195『音仙』:2021/04/16(金) 03:09:05

作業用の『手袋』を両手につけた、人型のスタンド。
驚くほどに『精度』に優れる……『手だけ』だが。
それ以外のスペックについては凡庸だが、悪くはない。

このスタンドの『本質』を秘めるのは、着けている『手袋』の方。
先述した『手』の精密動作性の高さもこの手袋による『補正』であり、
人並みの手さばきを超精度に、また人並み以下でも人並みまで向上させる。
手袋のみ実体化しており、フリーサイズなので、取り外せば誰でも装着可能。

能力は、『手に職を憑ける』こと。
即ち『人型存在』の会得している様々な『技能』を『手袋』にコピーし、
その状態で着けた者に、コピー元と遜色ない『プロの技』を発揮させる……『手だけ』。

コピーの手段は、技能を持つ対象自身にこの手袋を着けてもらうこと。
頼み込むか、騙して着けさせるか、あるいは『精度向上』の対価とするか。

いずれにせよコピーが完了すると、手袋に『ロゴマーク』が浮かぶ。
スペースの問題から、現在浮かべておけるロゴマークは『二つまで』。

――――なお、このスタンドの言う『技能』には、
他のスタンドの『手を起点にする能力』も含まれる。

『モンキー・ビジネス』Monkey Business
破壊力:C スピード:C    射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:A(C) 成長性:B
※『手袋無し』の場合、また手以外の部位の精密動作性は『C』

196『音仙』:2021/04/16(金) 03:09:30

本体と一体化したスタンド。
脈々と受け継がれてきた『血』の中に宿り、
普段は特定のヴィジョンを表出させない。
発現している間は本体の身体能力を高め、
速度に長けたアクロバティックな高速動作を得意とする。
反面、スタミナの消耗については激しい。

本体の身体に出血を伴う傷口が生まれたとき、
このスタンドは『血の龍』として姿を表せる。
この龍は傷口と繋がっている限り自由に操作することが可能であり、
傷口の大きさ次第でサイズが、出血の勢い次第で破壊力増す性質を持つ。

龍は本体の『血』そのものであり、生物の体についた『傷』に触れさせる事で、
強制的に『輸血』を行う事も可能。血は血液型に関わらず、対象に『適合』する。
よって拒絶反応を目的には出来ないが、純粋な善意での輸血には、極めて有用。

これは単なる利他では無く、血は相手の体内でもしばらくスタンドパワーを残し、
対象の身体の現在のコンディションを分析、本体へとリアルタイムで伝える。
受けている傷病の原因や名称を知る、将来の疾患を予測するなどは不可能だが、
負傷の程度の把握、現状における隠れた傷病、隠れている疲労を見出すなどは『容易』。
それを『弱点』として突くか、それともあくまで善を貫くのかは、本体次第である。

『チーロン』chilong
破壊力:D〜B スピード:B 射程距離:D
持続力:D  精密動作性:C  成長性:B

197『音仙』:2021/04/16(金) 03:09:56

自然界の『土』と一体化して発現するスタンド。
色や質感は土に依存するが、西洋の小人のような姿。
丸めてソフトボールほどの土で『一体』となり、
最大では同時に『四体』まで発現しておける。
一日に発現できる個体数に限界などは存在せず、
はっきりしたダメージフィードバックも無いなど、
他のスタンドを凌駕する圧倒的な継戦能力を持つ。

反面土で形成されているため耐久性は低く、
また、単体でのパワーや精度についても劣悪。
また『破壊』されると『赤黒い汚泥』に変化し、
この状態のものは『土』としては見なされないため、
屋内など土が限られる状況では如何に補給するかがカギ。

――――と、シンプルな群体型スタンドなのだが、特例がある。

本体が住む『山』の土を用いた時、土は『小人』では無く『犬』の姿を取る。
山犬は人型ではないため利便性にやや欠けるが『破壊力』に秀でているほか、
これが破壊されたことで『汚泥』生まれた瞬間、空中に突如『大岩』が発現し、
一直線に、そして勢いよく落下。汚泥に着弾し圧し潰した後、跡形も無く消滅する。

そして潰された『汚泥』は、元の『山の土』に戻っている。
この岩は実体化したスタンド物質で、意匠はどこか『獣の前足』を思わせる。
通常の土では発生しないこれらの過程が『このスタンドの能力』なのかは、不明。

『マウンテン・ライフ・ワーシップ』Mountain life Worship
破壊力:D(C) スピード:C  射程距離:B(20m)
持続力:A   精密動作性:D  成長性:C

『大岩』
破壊力:A スピード:C 精密動作性:E

198『音仙』:2021/04/16(金) 03:10:35

黒い帽子や外套のような意匠を含んでおり、
帽子の鍔、服の裾や袖などはボロボロにほつれ、
黒い煙のような質感となって揺らめいている。
発現している間、肉体の動作精度を向上させる。

能力は『恐怖』……即ち『闇』との『同化』。
よって能力の発動には『闇』が必要になるが、
必ずしも完全なる夜闇である必要はなく、
具体的には『本が読めない』程度の暗さが必要。
発動すればヴィジョンを纏った姿が闇に消え、
外から視認も干渉もされない状態へと移行する。

闇の中では高速で動き回る事ができ、
また、幽体のように浮遊しての移動も可能。
体の一部だけに限ればあえて実体を取り戻させ、
通常通り干渉可能な状態にも出来るため、
逃げ隠れだけではなく、攻撃にも転じられる。

また、溶けた闇に繋がる暗所であれば、
どんなに狭いところにでも入り込める。
これによって多くの敵から逃れられ、
あるいは敵の秘密を探る事にも長けるが、
光などで『闇』が消えれば強制解除される。

――――端的に言えば『闇の中で幽体化する能力』。

あくまで『戦闘』に長けた能力ではないのは、
恐怖に対して『闘争』ではなく『逃避』を選ぶ、
本体の慎重な精神性に由来する物と考えられる。

『ナハトワハト』De Nachtwacht
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

199『音仙』:2021/04/16(金) 03:10:53

人型のスタンド。
襤褸をマントのように纏ったロボットを思わせる風貌で、
精度と射程をバランスよく備え、一方で持続力はやや劣る。

両掌に『エアダスター』の如き『噴射口』を備え、『風』を噴射出来る。
直線上に噴射する事に加えて、その場に『風の渦』を滞留させる事も可能。
飛び道具とするには威力不足だが、牽制や、油断した相手を崩す一手にはなる。

そして通常の『エアダスター』が風力による掃除器具であるのに対し、
このスタンドの生み出す風は、あらゆる『ゴミ』を武器に変える。
すなわち、風を浴びせたゴミを、質量を無視して『風に乗せる』能力。

サイズの限界こそあるが、『空き缶』であろうが『鉄の塊』であろうが。
そして――――自ら『社会のゴミ』と定義する、『本体自身』をも乗せて飛ばす。

『ダストデビル・ドライヴ』Dust Devil Drive
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:A

200『音仙』:2021/04/16(金) 03:11:24

『頭』を用いた『球技』を得意とする人型スタンド。
『頭』は取り外すことができ、『頭』を『ボール』代わりに、あらゆる『球技』をこなす。
『頭』には視聴覚共有があり、実在する『球技用ボール』の範囲で可変かつ再生可能。

『ゼブラヘッド』Zebrahead
破壊力:C スピード :C 射程 :C(A)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:C
※()内は『頭部』

201『音仙』:2021/04/16(金) 03:11:48

本体の頭に乗る『雲を纏った冠』と、
本体の手に現れる『ステッキ』のスタンド。
発現中は身体能力が補正され、大人並みの腕力や、
人間の域を凌駕する『スピード』を本体に付与する。

その手の『ステッキ』で触れた無生物に、
『浮遊』を引き起こして『雲』で覆う能力。
雲の大きさは物体を覆っても余裕がある程で、
浮遊する高さについては微調整が出来る。

雲の性質は現実の空に浮かぶそれに近く、
実体化こそしていてもほとんどただの『白い霧』に等しいが、
スタンドを纏った本体は自由に触れ、乗って上を渡れる。

最後に――この時に『雲』を纏った物体が、
特定の条件に当てはまっている場合について、
雲から『気象』を発生させる事が可能となる。

現在適用できる条件は、『氷点下の物体』。
引き起こされる気象は、直下への継続的な『降雪』である。

『ステインド・スカイ』Stained Sky
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

202『音仙』:2021/04/16(金) 03:12:04

纏うタイプのスタンド。
濃淡様々な『青い光のライン』で構成されており、
本体を衣服や持ち物ごと覆うような形で発現する。
このため、見た目に大きな変化は起こらない。
発現中、本体は常人を凌駕する『破壊力』を得られる。

空間に、己自身の『肖像』――即ち『外見』を焼き付ける能力。
そして『肖像』の己と『目を合わせる』か、『触れる』事で、
肖像の『外見』を現在の自分自身に『転写』し、上書きする。
これにより、瞬時に『持ち物』を手に発現する事や、
己の『外見』に表れている範囲での負傷を打ち消す事が出来る。

能力で焼きつけ、転写できるのはあくまでも『外見』のみに限られるため、
目に見えない要素、記憶や知性、外見変化を伴わない負傷等もそのままだが、
目に見えない中で唯一、『魂』については焼き付けられている。

――ゆえに肖像の転写を行った時、本体の人格は、
焼き付けた時に表出していた側の人格へと『切り替わる』。

『サイアノタイプ』Cyanotype
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

203『音仙』:2021/04/16(金) 03:12:25

人型のスタンド。
夜空を思わせるジェットブラックのボディに、
ネオンの如く光る管が縦横無尽に走っている。
全てにおいて高度なスペックを有するのだが、
その性質から、『無敵』の能力とは言い難い。

このスタンドは、常に『僅か』に妥協する。
格下を刈り取る内には何も問題は無いが、
同等のスペックを有する相手と競うと、
妥協するこのスタンドは必ず『負け』てしまう。

そして全身を通る管は『指先』を終点としており、
そこから、『光る水』が流れ出させる事が可能。
水は発泡して芳しい葡萄のような香りを持ち、
さながらシャンパンのような味わいだが、
酩酊とはまた異なる失調を、摂取した者に齎す。

――――即ち、『妥協体質』になること。
対象はこのスタンド同様に『全力を出しきれず』、
格下には負けずとも同格に劣る状態になる。

このスタンドは『妥協を知る』ゆえに、
妥協度も一定を下回ることはないのだが、
他の存在は摂取する度に妥協を繰り返してしまい、
最終的には『格下』だった相手に並び、抜かされる。

なお生物がこれを摂取した場合については、
それを楽しんだ『味覚』『嗅覚』『性格』にも影響し、
精度が下がって微細な異和を感じられなくなるほか、
どこかで『妥協をしてしまう』性格になる傾向がある。

『ドゥルセ・ネクタル』Dulce Nectar
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(1.8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

204『音仙』:2021/04/16(金) 03:12:52

人型のヴィジョンを有するスタンド。
仄かな光を帯びた『葉』が折り重なった外套を纏う。
手脚は『枝』のようで、総じて『樹木の精』を思わせる。
非力だが速度は並程度、そして精度は圧倒的に高い。

手で触れた『植物』や『植物製の製品』から、
一本の『常緑広葉樹』の枝を生やし、伸ばす能力。
発動時に一度触れさえすればあとは手を離してもよく、
生え伸びる勢いはスタンド自身の動作を凌駕し、
視認さえしていれば勢いの調整も可能なので、
刺突や不意打ち、太い枝による足場の創出にも使える。

また、枝の性質は、実在するそれに準拠する。
『柚子』などは果実や花をつける事も可能で、
品質は十分に市場に並べられる域にあり、
また、枝からもいでもしばらくは持続もする。

そして何よりのこのスタンドの特質は、
周囲『5m』に一本でも『枝』が存在するとき、
このスタンドがダメージを受けた瞬間に、
スタンドヴィジョンを一瞬にして枯らし、崩壊させ、
代わりに、『枝』をスタンドヴィジョンに変化させられる。
これにより、受けるハズだったダメージは無かった事となる。
反面、使用のたびに生やせる枝の数が一定時間減ってしまう。

『リルトランク』Lil Trunk
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:A

205『音仙』:2021/04/16(金) 03:13:12

大柄な人型ロボットのスタンド――『ヘヴィハーツ』。
古い工業用機械の如き、無骨でインダストリアルな外見。
大柄さや見た目の印象通りの絶大な破壊力を持つが、
動きは大雑把で洗練されていない――そんな『ロボットスーツ』である。
そう、これは『人型』ではあるが、単体で動かせるものではない。

スタンド内部には『もう一体の人型』――『ロングナイツ』が存在し、
乗り込んだその存在をもって、『ヘヴィハーツ』を操作している。
いつでも『ヘヴィハーツ』の外に出させ、こちらを操作する事も可能。

『ロングナイツ』は機械化された昆虫人間ような外見で、掌に乗るサイズ。
パワーは見た目通りに控えめだが、高い精密動作性と長射程を誇っており、
両手足に『吸着力』があり、手の大きさが足りないものでも持ち上げられる。
天井にぶらさがる、壁を這い上がるなどといった、トリッキーな移動方法も自在。

『ロングナイツ』を外に出した後も、残された『ヘヴィハーツ』は解除はされない。
本体に追従する以外の操作は不可能となるため、そのままでは無意味だが、
これに本体や、本体の許可した人型スタンドが触れると、対象が『乗り込む』事が可能。

『ヘヴィハーツ』のスペックは搭乗者に左右はされないままで、
自由に動かし、何より、スーツ越しに己の『能力』も使用出来る。
これは『ロングナイツ』の搭乗時=デフォルトについても同様。
手足に『吸着力』を生じさせられるが、『高い精度』は発揮できない。

なお、このスタンドは『別のスタンドが2体』いるのではなく、
『2体で1体のスタンド』――――変則的な群体型と言える。

『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』Long Nights and Heavy Hearts
破壊力:A(D) スピード:C   射程距離:D(B)
持続力:B   精密動作性:D(A) 成長性:B

206『音仙』:2021/04/16(金) 03:13:39

全身に『アナログメーター』がデザインされた人型スタンド。

触れた物体に『圧力レバー』を設置する能力を持つ。
『圧力レバー』を操作することで、物体内部の『圧力』をコントロール出来る。

『シルバーダスト』Silver Dust
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

207『音仙』:2021/04/16(金) 03:14:23

『成長』した『シヴァルリー』は、新たな『戦い方』を有する。

奪っている『殺傷力』が『2つ以上』ある時に発動できる『第二の能力』。
それらを1つに『統合』し、『研ぎ澄ます』事で、一本の『刀』を形成する。

刀に特別な能力は存在せず、統合した分の『蓄積枠』も使ったままだが、
統合した数に応じた『切れ味』と『刃渡り』を有しており、
2つで『脇差』、3つで『太刀』、4つで『野太刀』に相当する。
『4つの殺傷力』を『二振りの脇差』にすることも、可能。
雑多な殺傷力を、『使い勝手』に優れた『武器』に変えられる強みがある。

その『刀』そのものに先天的な名は無いが、
『統合』の性質は、『セッション』とも称される。

『シヴァルリー』Chivalry
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B→C

『シヴァルリー・セッション』Chivalry Session
破壊力:C〜A スピード:―  射程距離:D(4m)
持続力:B  精密動作性:―   成長性:―


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