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【代理スレ】ウイングマン連載中 ドリムノート2冊目

2112/6:2010/04/09(金) 20:57:54 ID:XHK9NTEs
…観客席には、もう誰もいなくなり、スタッフも舞美の人気を改めて実感する。
審査員は別室で審査するため、スタッフの誘導に従いその場を離れようとする。
「おい、大崎さんを起こして連れて来てくれ、頼んだぞ」
「そ そんな〜」
責任者は若手スタッフに大崎を押し付け、自分もその場を離れる。
…その頃、舞美はレモンがどうなったのか、少し不安になっていたのだった。
「さぁ、舞美ちゃん サイン会よ」


一方、レモンは予想外の大ダメージを受けつつも、気合で立ち上がっていた。
がんばれレモン!お前には健太や弘紫が陰ながら応援しているぞッ!
「くっそ〜〜 負けねーぞ、オレは歌うんだ…… ん?」
ステージを見ると、その前には(まだ寝ている)大崎が残っていた。

『やったぁ! 大崎さんがいてくれりゃ充分だ! 大崎さん、沢口麗紋 歌いに来ました!!』

大喜びでステージへ駆け出すレモン! その声に舞美もレモンが戻ってきた事に喜ぶ!
「……あの人、あの時の…」
外へ出る観客の最後列の少女が振り返る。その少女はさっきレモンの歌声を聴いた少女だった。

その頃、舞台袖では責任者がレモン再襲来に驚いていた!
「あのガキ! まだこんな所にいたのか!! また大崎さんを怒らせちまう!
 ――くそ! とっつかまえてやる!」
レモンを捕獲しようと駆け出す責任者だが、ふと名案が浮かび足を止める。
「ん 待てよ… あれだけ言ってもノコノコ出てきた奴だ
 外に出しても安心できんな ――だったら、徹底的に歌えなくしてやった方が…」

ステージに飛び乗るレモン。
「行くぜ、とうちゃん!」
いざレモンが歌おうとすると、突如頭上から大音量のBGMが鳴り響いた!! これはもう『騒音』だ!


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