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ライトノベル総合(2)

83なると:2024/07/05(金) 10:13:18 ID:CVo7XjhE
◆情景の殺人者

森博嗣のXXシリーズ(探偵「小川令子」とその所員「加部谷恵美」、親友のジャーナリスト「雨宮純」、知り合いの探偵「鷹知祐一朗」が活躍するシリーズ)の第3弾。
鷹知の紹介で、同棲する恋人の福森(芸能人)の浮気調査を、同じ芸能人の草元から依頼された主人公達は、雪が降る寒空の中、調査、尾行を開始する。しかし調査初日に、
依頼人の草元が何者かに殺されてしまう。スッキリしない主人公(小川、加部谷)はその後も好奇心なのか義憤なのか、調査を続けていくというミステリー。

感想:加部谷と雨宮そして小川のトリオの掛け合いが面白かった(名古屋弁で味があった)。刑事の牛山との淡いロマンスや謎の資産家の横やり、とぼけた感じで活躍する鷹知の行動も面白かった。
内容はというと、一番の疑問は、プロローグが誰の体験なんだろうって事でした。元映画監督の栂原恵悟の体験だとばかり思っていたが、奥さんの沙保里の体験なのか、でも映像に興味があったのでやっぱり恵悟なのか、でも最後まで読むと、沙保里っぽい気もする。でもどこにも看護学校に行ったって書いてないし。
映像・演劇に興味あったけど、看護学校に行ったのかな。二人とも幼少の時に同じような体験をしたのだろうか?
解釈が難しいというより、殺人の動機がよく分からなかったが、自分がスッキリするために定期的に殺人をした(殺人現場を観察したいというオナニー)らしい。ただ、操られていた男達はなんのメリットがあるんだろうか?女王様の魅力に洗脳されただけ?その辺がイマイチよく分からなかったかな。

でも、探偵の仕事の調査中の台詞の掛け合いや行動や思いは面白い、そんなシリーズですね。


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