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ライトノベル総合(2)
82
:
なると
:2024/03/28(木) 12:23:05 ID:CVo7XjhE
◆流星のソード
浅見光彦VS天地龍之介シリーズ第二弾。北海道の小樽に取材に来た「浅見光彦」と北海道旅行にきていた「天地龍之介」は「榎本武揚」が隕石から作らせた「流星刀」を取材・観光しようとした神社で、殺人事件と出会う。
その前の晩、海岸沿いで「流星刀」に関して調べていた探偵「山田」も何ものかに殺され、二つの事件には関連性があるような遺留品があった。
再び二人の名探偵が協力してこの事件の謎に挑んでいくミステリー。
ロックマンとか架空の武器が好きそうな厨二心を刺激する題名だが、そういうヒーローやRPGの話じゃないのでwなんというか、二人の名探偵を同じくらい格好良く推理させてるので、展開がまどろこしくて、こいつらが活躍するために事件が起っているって感が否めないのだが、まあまあ綺麗にストーリーが纏まって、まあまあ面白かったかな?
疑問符が付くのは、やはり均等に活躍させるので、作品の味が薄くなると言うか、色んなヒーローを同じくらい活躍させねばならない「アベンジャーズ」の大味さが、一人一人のキャラの魅力を薄めていて、トリックや推理自体は面白いのに、勿体ないって感じですね。あと、二人が互いを天才だとか褒め合うのが気持ち悪いかなあ。
でも、殺人のトリックとか、流星刀にまつわる秘話、刀鍛冶一族の隠された秘密、石川啄木や榎本武揚についてのウンチクとかは面白かったです。
あと、犯人が情状酌量の余地が少しあったのも良かったかな。ただ、推理の途中で「ピアノ」とか「葉が隠した」とか、1行30文字だからそう見えた・思ったとか、ちょっと人間業じゃない推理や強引さが惜しいかなあ(超天才だからしかたないかw)。
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