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ライトノベル総合(2)
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なると
:2023/11/24(金) 08:35:05 ID:CVo7XjhE
◆ブギーポップは呪われる
「ブギーポップシリーズ」の24作目。今回のテーマは「呪い」。一作目「マンティコア事件」の後あたり、(ブギーポップと対峙した)「水乃星透子」の飛び降り自殺後で、主人公「宮下藤花(ブギーポップ)」がまだ深陽高校の2年生の頃の話。
深陽高校に何気ないことで争いが起ったりして、生徒の間で学校に何かの呪いが懸かってるのではと噂が立つ。そこへ、自称「お祓いさん」という「生成亮」と言う生徒や、「炎の魔女」と呼ばれる不良生徒「霧間凪」がその呪いの解明に乗り出す。
さらに、超能力など特殊能力を持つ者を探して処分する巨大組織「統和機構」のエージェント「ギノルタ」「カチューシャ」や世界の敵を狩る死神「ブギーポップ(宮下藤花の別人格)」も頻繁に現れるようになる。呪いをばら撒く黒幕は、次第に生徒達を支配して行くという話でした。
感想:今回は初心に戻った感じで、一作目「ブギーポップは笑わない」みたいに、時系列が「章」ごとに、行ったり来たりして、「ああ、ここでそう繋がるんだ」って、パズルのような面白さはありました。
それから、都市伝説であるはずのブギーポップの正体が、黒幕や主要キャラ達ににすでにバレていて(新キャラ達にもすぐばれた)、主人公はよく普通に学園生活ができるなあって感じ。ここまでばれていたら「統和機構」や頭の良い「末真和子」にばれそうなんだけど、みんな口が堅いのか、運が良いのか、間抜けなのか「統和機構」にはバレなかった感じですね。
「統和機構」の末端の能力者にはバレていた感じだけど、記憶操作して相手を支配する能力者が多いんで、結局そいつも記憶喪失になって運良く知られなかったって感じですか。それにしても、記憶を操作したり心理的操作で相手の行動を支配する能力者ばっかりやなあw逆に、広範囲爆発で殺す「カチューシャ」みたいな分かり易い能力で相手を倒してしまう能力者の方がこの世界では少ない印象ですね。
一作目、二作目を読んだ人にとっては、懐かしい名前が出てくる話でもありました。最初Pこのシリーズは「悪の組織」と思っていた「統和機構」をブギーポップとその仲間達が壊滅する流れかと思ってましたが、「統和機構」にも正義があり、末真和子などが次期「統和機構」のボス候補だったりして、その末真和子が「どこにもたどり着けない」って言ったように、「ブギーポップシリーズ」も終わりがないのが終わりっぽいですねw
それでも、最終巻を出すときは、何らかの決着を付けて、読者を納得させて欲しいですね。自分は「ブギーポップシリーズ」がどこへ向かってダラダラいつまで続くのか、気になる「呪い」に懸けられてるようです(チャンチャン)。
あ、今までの話の中では、今回の話は意外と面白かったです。群像劇の面白さが感じられて。
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