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ライトノベル総合(2)

74なると:2023/10/30(月) 04:55:57 ID:CVo7XjhE
◆真夜中の全ての光(下)
ヴァーチャル空間で楽しむ施設「パンドラ」で、閉じ込められて自分の肉体に戻れなくなった「英一」と再会した主人公「彰」は、彼を救うため、その事故を隠蔽しようとする「研究所」と対決することになる後編でした。
「英一」の精神が何故ヴァーチャル空間から戻れなくなったかは、自分で読んで欲しいかな(想像すると結構怖い)。
と言うことで、読み終わるまでに結構かかってしまった訳は、途中で読む意欲を無くしてしまったからかな。最後まで読むといい話だったって思うのだが、途中までは、ずっと主人公の心の傷をあれこれ悩んだり、人工人格「シーニュ」とのふれ合いによって、少しずつ癒やされていくのがずっと続いて、これが最後まで続くのはしんどいな〜って思ってしまって、意欲が失せたからかなあ。
でも最後まで読むと、シーニュとの触れ合いが、とてもいい感じな感動を与えてくれました。例えるなら、感情のないはずのアンドロイドが、感情に目覚め始める「僕の妻は感情がない」や「ビートレス」みたいな感じかな。

アクションシーンやハラハラするサスペンスは無いんだけど、こういう事件が起きたら、こうするだろうなあってリアルさがありましたね。
でも、この先「英一」が本当に現実世界に戻れるのか、やっぱ駄目じゃな言うかって一抹の不安が残る終わり方だったなあ(自分はね)。

凄く面白い、ワクワクするって小説じゃ無いから、しっとりとした物語が好きな人向けかなあ。でもたまにはこういう小説もいいもんだとは思いました。


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