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ライトノベル総合(2)
58
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なると
:2023/05/13(土) 04:15:24 ID:CVo7XjhE
◆怨毒草紙
長野の善光寺付近にある東按寺の持仏堂を曳いて移転した直後の台風の夜、東按寺の庭師が怪異に襲われ、心臓発作で変死する。その死体には首にノコギリで挽いたような傷と、地面に生首の絵が描かれていた。
その日から、色んな怪異の目撃情報が相次ぎ、原因調査を「怪異を祓う」陰温羅流の導師「仙龍」が社長の「鐘鋳建設」に依頼が来る。そして主人公「春菜」は仙龍のために協力を願い出る。よろず建物因縁帳シリーズ帳第7弾。
今回も怖くて面白かった。ただ、「仙龍」好き好き主人公の部分は少女漫画っぽかったかな。架空のお寺「東按寺」が実際にありそうな詳しい歴史設定やめいwどこまでが本当で嘘かわからなくなる。今回は長野市のど真ん中「善光寺」周辺が舞台。
毎度、都合よく「怨霊お祓いチーム」が集まりますなあ。広告代理店の仕事や曳き屋関係の用語、寺社や神社用語、建物の専門用語とか勉強になります(いちいち調べるのが、読むのが中断されて辛いけど)。建物用語は「建築探偵桜井京介の事件簿 シリーズ」で結構詳しくなったと思ったけど、使わないと忘れちまってまた調べるの繰り返しw
今回の怪異は死体専門絵師に殺された恨みや絵師の抑えきれない欲望が凝り固まって煙のような鬼になったって事でいいのかな。それが、筆や冊子に宿っていたって事ですね。小林教授をはじめ博識の方が多くいて怪異の謎が解明して行く所もこの小説の見所ですね。あと3冊で春菜は仙龍の宿命を取り払うことができるのか。次巻も楽しみですねえ。
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