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映画感想スレ(4)

46シャアダム:2019/04/28(日) 05:26:56 ID:ThfKNmts
◆ウォールフラワー(原題: The Perks of Being a Wallflower=社会的に相手にされず孤立した人が元気を取り戻すまで)2012年アメリカ

友人を自殺で失い、その他の過去のトラウマから幻覚を見るようになった情緒不安定の主人公が、高校入学から最初の一年間に起こる様々のことを綴った青春ストーリー。
高校で鬱になっていた一年生の主人公はとある出来事から4年生のゲイのパトリックとその義理の妹サムと仲良くなる。彼らははみ出し者グループで「ロッキーホラーショー」(ゲイ映画)という映画原作の演劇を劇場で披露していた。
彼らと親しくなるうちに幻覚も心の不安定さも落ち着いていたが、恋心を抱いていたサムに恋人がいると知って、再び精神的に不安定になる。サムが好きなのに他の娘と恋人になってしまい、自分の気持ちに正直になるべきか悩み、最悪の形でパトリック達と仲違いして再び孤立してしまう。
そんな、ちょっと痛々しい高校生活を描いた青春映画でした。

感想:難しい映画でした。内容は分かりやすいのだが、裏読みが非常に難しい、主人公やパトリック達の言動の繊細な機微(心情)を読み取ることが奥が深そうで難しかった。ゲイといえば「ロッキーホラーショー」「デビットボウィなどのグラムロック」っていう単純でやっつけ仕事のような設定には笑ってしまったが。
主人公の隠された過去が凄く分かりにくかったが、友人の自殺よりもこっちが原因だったかって驚きはありました。あと、謎の友人への手紙って心の中のフレンドなのか実在するペンフレンドなのかは謎。「無限を感じる」とか時々ドキッとするいい台詞があるのは大変良かった。いやあまさに傷だらけの青春やなあ〜って懐かしい感じで見てましたw
時に傷つき時に素晴らしいことが起こる毎日がそれの繰り返し、それが多感な十代の青春だよねって思いました。しかし、アメリカの高校って荒れてるなあw簡単に悪口を言ったり殴ったり教科書を破ったり堂々と虐めがあったり、こんな高校誰だって行きたくねーよ(しかも4年間)w

あと、謎の曲は「デビットボウィ」の「ヒーローズ」だったんだね。歌詞で不思議に思ったのは「誰でもヒーローになれる、一日だけだけど」って部分・・たった一日だけかい!(ツッコミ)でも意味深だなあ。ゲイの友達を持ってきたのは複雑な青春を描こうとした意図が見え見えでちょっと露骨で嫌だったけど、全体的にはいい青春映画でした。
あの二人はたぶん、高校ではすれ違ったけど、同じ大学に行って結ばれるんじゃないかなって希望的ハッピーエンドで良い終わり方でした。一回観ただけじゃ多分理解できてない部分があると思う、そんな少し切ないそして謎の感動のある映画でした。


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