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映画感想スレ(4)
24
:
シャアダム
:2019/02/11(月) 17:16:50 ID:ThfKNmts
◆地上最大のショウ(原題:The Greatest Show on Earth=地上で最も偉大なショウ)1952年アメリカ
サーカス公演監督のブラッドが率いる大サーカス団の人間関係の悲喜こもごも&観てるだけで楽しくなる本物のサーカスショーの数々そして、人間関係のもつれから起こる数々のトラブルや感動を描いたサーカス団物語でした。
当時アカデミー賞受賞理由が不明とか書かれていたらしいけど、充分に「アカデミー賞」を取れる感動作品でした。
まず、本物を使ったサーカスショーの数々の凄さ、サーカスを興行するために、たった二日間観客を楽しませるために、どれだけの人びとが働き苦労しているのか、その規模に感動しました。凄く大きなテントを立てたり、無数の動物たちを飼育したり、芸を磨いたり競ったり、設備管理もしたり、鉄道で移動する際も工事現場みたいで凄く大変なんだなあって知らない世界を覗けて感動しました。
そして、ストーリーも良い!ブラッド(サーカスの鬼)・セバスチャン(陽気で女たらしでトラブルメーカーの空中ブランコスター)・エンジェル(象使いでブラッドに気があるホリーの親しい友達)・ホリー(最初はブラッドの恋人だったが、空中ブランコでセバスチャンにライバル心を抱き、やがて彼に恋するようになる)の恋の4角関係が斬新で面白かった。最後はこの4人はああなるのか(結末は書きませんw)。
サイドストーリーとして、殺人犯で警察に追われサーカス団に紛れ込んだ元医者でピエロのバトンズやエンジェルに片思いしてる象使い&ボディガード(?)のクラウスの嫉妬、クラウスをそそのかして悪巧みを企むテキ屋のジミー。調子に乗って次々にトラブルを巻き起こす・人気空中ブランコスター・セバスチャンと彼に主役を奪われて無茶な演技をする空中ブランコ芸人のホリーとの確執など、観客を飽きさせない演出と構成や脚本も凄い映画だと思いました。
特にラスト近くの大事故で、警察に捕まると分かっていても正体をばらすようなことをして、ブラッドを助けるバトンズに感涙でしたね。いやああの大事故でこのサーカス団も一巻の終わりかと思ったら(誰だってもうお終いだと思うよなあ)・・これ以上は観て下さいって言いたい!
もう一つ、本物のサーカス団を使っただけはあり、数々のショーの素晴らしいことこの上ない、まるで「オリンピック開会式のイベント」を観てるかのようにゴージャス&エキサイティング&音楽もウキウキする曲のメドレーでした。(この映画の影響なんじゃ無いかなあ、最近の開会式の過剰な演出は)。
あと、思ったのが体操やフィギュアスケートの衣装って、元々はサーカス団の着る衣装だったのでは?1952年当時のサーカス衣装(67年前だよ)なのに、今のスポーツ選手の衣装と変わりませんでしたから。
最近似たような「ミュージカルのサーカス団の映画」が絶賛されているみたいですが、自分は断然こちらですねwミュージカルにしなくても充分面白かったです、さすがアカデミー賞受賞作品、観る前は2時間32分は長すぎるよ!って思っていたんですが、全然飽きさせないストーリー構成で苦痛では無かったです。
あとは、公演ごとに主な観客が違っているのも観ていて楽しかったですね。そして女装させられた子供が大人にヒモで吊されてクルクル空中でかなりしく舞わされて(サーカス芸のひとつ)、痛くないのか辛くないのかなあって思って見てました(幼児虐待すれすれやん)w数々の動物達の芸もすごかったですね。
何遍も観たくなる作品でした。
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