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映画感想スレ(4)
16
:
シャアダム
:2019/01/23(水) 23:11:25 ID:ThfKNmts
◆この世界の片隅に (2016年日本)
絵を書くのが大好きで明るくのんびりとした性格の主人公すずが、戦時中に半強制的に呉市の北條家に嫁ぐことになり、激しい空襲や物資不足での生活難や義姉のいびりに会いながらもそこで逞しく生きる姿を描いたアニメ作品。
感想:もう優勝!色んなアニメを観てきたけど、こんなに悲しくて感動できて素晴らしい作品は無かったって思える(よく考えたら「となりのトトロ」「火垂るの墓」とか他にも結構有るけどw)ぐらい良かった。ブラボー!だわ。
まず、すずさんが可愛い、若いのに仕草がおばあちゃんな所が可愛い、素朴な所が可愛い、トロイけど一生懸命がんばってるところが可愛かった。
そして、戦争の悲惨さ辛さ生活の苦しさがジワジワ伝わってくる表現や演出が素晴らしい。戦争体験の無い自分でも大変だろうなあ苦しいだろうなあって思うぐらい疑似体験させてもらえた。
いかに、今の生活が便利で、贅沢で、無駄遣いしてる、その事が恥ずかしくなるくらい、昔の人は少ない物資をやりくりして大切に扱っていたんだなあって、今の生活を反省させられる。
主人公達の生活を見てると、自分がいかにちっぽけな事で悩んでいるのかってこれまた反省させられるわー。まあ、当時日本が戦争してるのが悪くて、生活苦もそう言った悩みもそれが一番の原因なんだけどね。
とにかく終始、涙が止まらなかったわ(こんなに泣けたのは久々)。
構成としては「ホーホケキョとなりの山田くん」「サザエさん」的な4コマ漫画の連続なのかな、そんな感じがした。あと、戦争でどんどん知り合いが死んでいくところが虚しく悲しかったなあ(兄さんは戦死でお母さんも原爆で死んで、妹は原爆病、幼なじみの海兵さんも戦死したんだろうなあ。あと遊郭のリンさんも)。
そして片手を失う時限爆弾の爆発で晴海ちゃんの死。事前の予告でこのシーンは知ってたけど、それでもショックでしたね。疎開する寸前だったのか。
ラストはてっきり遊郭のリンさんの子供を拾ったのかと思ったが、違うみたいだな。でもあのラストは良かった、主人公を原爆で死んだお母さんと重ねて寄ってくる小さな子供が可哀想すぎて泣いたわ。
いやあ久々に心が洗われる、良いものを見たって感じのアニメでした。自分の中ではアカデミー賞だわ。
某ブラパンがアカデミー候補とか、この映画を見たらちゃんちゃらおかしいわw
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