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映画感想スレ(3)

1真ナルト信者:2015/08/11(火) 15:59:21 ID:???
洋邦実写アニメまとめて語りましょう

400唯野:2016/08/23(火) 07:27:11 ID:yZVLXAFo
マイナス196度(液体窒素?)までゴジラの体温が低下した理由は劇中無いようですねー 
なにか緊急用の冷却機構があって、それが発動したせいかもしれませんね

401jinn:2016/08/24(水) 16:32:52 ID:XMY4n1ac
シン・ゴジラで石破茂元大臣がガチすぎるコメントをしてて笑った。
劇中でも『超法規的措置』って明言してんだからそこは流してやってくださいよ。

402:2016/08/27(土) 13:30:22 ID:tpa5HPPY
・君の名は。
評価に困る
面白かったですし、今までの作品と違って最後がアレだったのでよかったのですが
ジャンルとしては何なのでしょうね、これ

前半、相手との交流よりも主人公達の掘り下げがメインだった気がします
映画の時間制限の中で見せたかった部分がそこなのでしょうか
そして中盤から後半の急展開

後一時間欲しい、時間が立つのが早い作品でした

403もにゃら:2016/08/28(日) 22:57:38 ID:OC.uUlQ.
□シンゴジラ

新ゴジラにして真ゴジラでありました。
まさにエヴァンゲリヲンの監督ならではの内容。
エヴァのヤシマ作戦を思い出した人は星の数ほど居るでしょう。
そして、従来の怪獣映画を期待していた人にはおっさんたちがひたすら会議してる退屈な映画に映ったであろう事も想像に難くない。


□君の名は

新海氏の新作。
こ、これは評価に困る。
映像はお見事ですが、焦点が分からない。
少年少女の時間と空間を隔てた交流の話なのか、閉塞感に囚われた少女の脱却の話なのか、絆の話なのか。
様々な要素がそれなりの質量を持って出ているが、そのどれもがキチンと終わっていないような…

404ほだか:2016/09/01(木) 20:31:41 ID:ciJ7Megw
一日だから料金が安くて二本も観ちゃったよ

シンゴジラ
ツイッターで絶賛の嵐だったもんだからもともと観るつもりはなかったんですけど
いやー正解でした。
言いたいことは皆さんがおっしゃっていたので省きますが
前半ほぼ会議だったのに面白いってなんでなの?

あと自分ラストカットの意味がよくわからなかったんですけど解る方いらっしゃいます?

傷物語
これで羽川さんとくっつかないっていうから信じられないよなーw
戦闘がものすごくあっさりなのは物語シリーズのお約束(実は対策完璧だった、勝ち確だった)
みたいなもんなので気にしないw
ただ正直羽川さんに対して恩を感じるアララギ君っていうのが、理解はできるんですけどいまいちピンとこなかったですね

405スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/01(木) 20:41:20 ID:Lo9YSlPU
パートナーにしたいのはガハラさん
嫁にしたいのは八九寺
罪を償いたいのは忍
養いたいのは火憐
恩を返したいのはバサ姐

アララギさんの好きって結構明確に分かれてるんですよね、なんかヤバいのも混じってますけどw

406ほだか:2016/09/01(木) 20:51:32 ID:ciJ7Megw
ただくっつかなかったのは羽川さんがそれどころじゃなかったんだろうなー
ゴールデンウィークで記憶を失ってその間に二人は六月には付き合ってるんだもん

407唯野:2016/09/01(木) 21:01:14 ID:yZVLXAFo
>>404
ゴジラは次の進化の形として人間のようなデザインを選ぼうとしていた
てのがよく言われる説です

408MS:2016/09/01(木) 21:04:26 ID:5P6SYQ0Y
あんのくん「私は好きにした、君たちも好きにしろ」

409ほだか:2016/09/01(木) 22:03:43 ID:ciJ7Megw
>>407 唯野さん
あーあーあーなるほど!言われてみればなんでそう思わなかったんだろう?ってぐらいしっくりきました
ありがとうございます
そうなると最初の頃に「上陸は出来ない」っていうのが間違っていたのと同じで
「意思疎通は無理」も間違いだったっていう可能性もあるのか

410:2016/09/02(金) 00:07:25 ID:IdMETDKk
>>409 ほだかさん
作中で言われていた郡体としての進化途中だったというやつです
飛び散ったゴジラの肉片や撒き散らした体液から再びゴジラが現れるかもしれない恐怖の継続も表していると思われます

411みる子:2016/09/02(金) 02:56:29 ID:flAfD09Q
新バットマンの敵役、デスストロークさんらしいですねー。やったぜ!

・ゴーストバスターズ
思ったほど悪くはなかったけれどもバスターズのコスプレした妙齢の女性たち、という印象が終始ぬぐえなかったです。
事務所はエセ中華屋の二階だし、バスターズサイレンもくそダサい。ビル・マーレイを始めとしたオリジナル版キャストの使い方だけは秀逸だったと思う。

しかし今作にもたった一つ、オリジナル版を超える要素が。クリス・ヘムスワース演ずる究極のダメ男子、ケヴィンだ。
こんなマイティ・ソーはイヤだ! 父上とロキさんが見たら泣いちゃう…! ってくらいに酷い。酷すぎる。
かつてロケットラクーンやアイアンマンを地獄の底に叩き落としたという、伝説のアラン・ニンジャ…… には及ばないか、さすがに。
正直ケヴィンが凄まじすぎて、ゴースト? はぁ… みたいな印象でした。続編ではなくケヴィンのスピンオフ作ってほしいですね。

・ニンジャタートルズ 影 -アウト オブ シャドウズ-
ビーバップ&ロックステディが最高なのとエンドロールで懐かしのあの曲が流れて感激。そこだけは評価したい。
シュレッダーがめちゃくちゃグレードダウンしてしまってガッカリ。あの恐怖の無限クロー攻撃が見れないなんて…。
他は前作から大して変わらず。悪い意味でトランスフォーマーを真似てしまった感じ。ケイシー・ジョーンズとか出す意味あったんだろうか。

412感想下記:2016/09/02(金) 14:40:03 ID:wTJguzVI
シン・ゴジラ
これは平成シリーズ好きな人間の書くレビューであり、辛辣なものが多く含まれています。
ご注意を

ゴジラが人気と聞いて楽しみにして視聴
感想としては

こんなのゴジラなんかじゃない!!

もうこれに尽きると思います。
ゴジラかわいそうが全然ないんですよね、この作品。
旧来の作品の中でのテーマの一つとして

ゴジラを生んだのは人間であり、都合で駆逐されるゴジラも被害者である

これが常に作品内の源流としてあったと思います。
でも見ろよこの(ゴジラの)無残な姿をよぉ!!!

もうゴジラが自然災害でしかとらえられてないんですよね、ゴジラの人間性や怒りみたいなものを全く感じない。
ただ現れて暴れたいが故に存在する。

その姿を見て先に来るのが『この国』というワード、なぜ神からの『天罰』という発想、ワードが作品中薄まっているのか理解に苦しみます。
いや僕は宗教は嫌いだけど人間ある一定以上の事象と遭遇すればまず神を恨むと思う
こんな作品を描くなら自然災害に対応するの海猿みたいなものを流した方がよっぽどいい

さらに最後は人類大勝利みたいな終わり方、ゴジラ虐めて勝利してよかったねとかね…
残虐描写が作品内にあるからゴジラは死ぬべきという話で進むのは正しい、ただ生物として捉える視点が欠落している
なにこのWe are USA!のノリ

デストロイアのラストを思い出しました
あれはハッピーエンドじゃなかった、でも感動した
シン・ゴジラはハッピーエンドだった、でも悲しみが増した

まあ書き方の一つだと思って受け入れるしかないなと思いました

413感想下記:2016/09/02(金) 14:48:01 ID:wTJguzVI
シン・ゴジラ追記
ちなみに自分なら最後のエンドは凍結失敗→核兵器を乗せた飛行機が飛び立ち終了というものでもよかったと思う。
絶望を書くならばここまで徹底してもよかったと思う。

414変な人:2016/09/02(金) 18:43:43 ID:Ga2CPIvE
今回のゴジラは核兵器の犠牲者の象徴では無く
東日本大震災と原発事故の化身と言うべき存在で
天罰では無く天災、怒りでは無く、無感情
バッドエンドでもハッピーエンドでも無く
ようやく勝ち取った小康状態、to be continued
なんですよ

そしてそう言うコンセプトを
ふんだんに庵野イズム
つまり、思わせ振りで、大げさで、とにかく謎めかせりゃいいんだよ
と言うハッタリづくしの濃いめの味付けで仕上げたモノなんですよ


でもその思わせ振りが、良い感じで
視聴者自身に色んな事を考えるきっかけを与えているという ね

実に巧みな作りだと思いました

415deku:2016/09/02(金) 19:29:48 ID:ekgEtR1.
・ミュータント・タートルズ
吹き替えが酷すぎて途中で変えてしまった
ちょい役ならともかく長台詞であれはない
ヒロインがきっちり仕事してるのは好感が持てていい
シュレッダーの強さは素晴らしかった
ちょっと齧った連中に負けるかと言わんばかりの暴れっぷりが楽しい
あとあのスーツ超使いづらそう

・バットマンvsスーパーマン アルティメットエディション
PS Storeで買ったけど特典が申し訳程度なのが泣ける
こんなんならソフト版を買えば良かった

内容はカットする部分が逆だろ、というのが正直な感想
追加されたのは主に2人が対峙することへの説得力が増すシーン
特にスーパーマンが何故バットマンを危険視するかが分かりやすくなってる
劇場で見たときは正直、自分のこと棚に上げて何言ってんだと思ってた
観終わってから引っかかることがほとんどなくなるからメタヒューマンと未来? 関連と今回の追加シーンを丸ごと変えた方が絶対良かったよ
ただロイスのダメダメっぷりが際立つだろうが
情報は得るだけで終わってるのがなんとも
黙って見送るんじゃなくてせめて小声ででも伝えろよ
結果はどうあれ印象は変わるだろうに

416感想下記:2016/09/02(金) 20:33:34 ID:wTJguzVI
>>変な人さん
>>ようやく勝ち取った小康状態、to be continued

そうであるにしても除染がさっくりできる物質だよっていうのは問題と真っ直ぐ向き合わなかったなっていう印象になりましたね、その方向性でも

417:2016/09/02(金) 20:41:12 ID:IdMETDKk
ぶっちゃけいつ復活するか、他に個体がいないか、最終処理どうすれば良いのか
除染にしても半減期が年単位なのでいうほど簡単でもなく問題山積みで片付いてないのです

418ヤカル:2016/09/02(金) 20:49:12 ID:4ktgFfH.
>>415
dekuさん
劇場版の動機は
「自分の価値基準で自警団やってやがる」
みたいなのでしたっけ
たしかに描かれた動機はおろか、自分がどう解釈したかすら、全然印象に残ってないなあ…

419変な人:2016/09/02(金) 20:51:33 ID:Ga2CPIvE
除染ていうか、ゴジラ自体が今もなお…なんですが

420修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/09/02(金) 20:53:25 ID:EYZHLtgE
>>412 感想下記さん
個人的には同感かなぁ。僕も、バリバリの平成シリーズ好きなので。
あの時代のゴジラって、神秘性が非常に強かったですから、今回のゴジラみたいにただの生物みたいに描かれると、違和感みたいなものは感じます。
前も書きましたけど、庵野がやりたかったことは分かる。でも個人的には、それじゃ燃えなかったし、感動もできなかったというのが僕の感想です

421レト:2016/09/02(金) 21:02:31 ID:hElrqMRI
シン・ゴジラは80年代の特撮オタクの趣味の集大成みたいな映画ですから。
そこが作品の魅力であり、同時に限界でもあるのでしょう。

422変な人:2016/09/02(金) 21:07:10 ID:Ga2CPIvE
まあ、今までにないゴジラってのはまちがいないんで
こんなんゴジラじゃねえ!って感想はわかりますね

特撮技法に拘ったり、破壊の化身だったりで
原点回帰してる面もあるし
全く新しい面も持ってるし、平成ゴジラの定石を意図的にぶっ壊してる、つまり逆に言えば強烈に意識してるし

ゴジラで有りゴジラで無い、事前の期待からすると判断に困る作品ですよね


ただ、どうせ作るんならこのぐらい濃い味付けが良いなぁとは思いますね
賛否両論だけじゃ無く色々言われる、どぎつい味付けが
半端な味付けのゴジラとか、今更みたくないですし

423感想下記:2016/09/02(金) 21:12:54 ID:wTJguzVI
本当に作品として問うような内容であれば核を落とすべきだったと思うんだけどなぁ…
セカンドインパクトを書いた作者がその選択を考え付かなかったとは思えない

途中まで核落ちるんじゃねぇのか…とドキドキしていたのを返してほしいwww

424変な人:2016/09/02(金) 21:17:48 ID:Ga2CPIvE
平成ゴジラが好きなわりに
核兵器使用推奨なんですね

まぁ、平成ゴジラだと核兵器使用の度に何か怪獣が生まれるし…派手には成りますしね

425感想下記:2016/09/02(金) 21:25:07 ID:wTJguzVI
使える手をどれだけ使ってもコントロールが出来ないもの
痛みを伴って、しかも他国主導でしか結局は止められなかったっていうのもありかなーと思いますね。
日本という国の限界みたいなものを見せつけるっていう話にはなったと思う。

絶対に問題になりますけどね!作品としては!

426deku:2016/09/02(金) 21:27:07 ID:ekgEtR1.
>>418 ヤカルさん
劇場版だと取って付けたように敵視してるわ、いきなり焼き印が入った死体写真を送られてきてるわで描写が歯抜けでしたからね
追加シーンではゴッサムの人々がバットマンに恐怖してるのを目の当たりにする(後ろ暗い所がある人は、とフォローされてはいる)
焼き印を押された犯罪者が刑務所で私刑にされるとバットマンの負の部分が描かれてたのでそこら辺スッキリしました

427:2016/09/02(金) 21:27:12 ID:jExM2qFo
問うような内容はないと思いますよ

結末はオキシジェンデストロイヤで倒された初代ゴジラのリスペクトでしょうし

428レト:2016/09/02(金) 22:07:04 ID:hElrqMRI
ダークナイト・リターンズが30年も前の作品だというのは本当に凄いことだと思います。
自警行為をそれも正体を隠して行うという設定は現代では厳しくなっているという
時代の変化をフィクションにおいて反映させたわけですね。

429感想下記:2016/09/02(金) 22:19:43 ID:wTJguzVI
>>424 変な人さん
平成ゴジラは反核っていうレベルじゃないと思いますね。
あれは反人類であり賛歌って感じですね
反核は反人類という要素を書く道の上にあっただけだと思います

>>427 徹さん
毒をもって毒を制す
オキシジェンデストロイヤーに関しては今回の凝固液とは性格がかなり違いますからね…
どちらかというと熱核兵器に近いものだと思います…良くも悪くも

430多鎖:2016/09/03(土) 19:31:01 ID:5XadLArc
シン・ゴジラは「一般的な」人間ドラマを極端に削減した割と淡々としたものなのだけれど、
その異色さ故に「何を期待してこの映画を観に行ったのか」という各人の根底的な趣向が露骨に感想に反映されるんですよね。
twitter上で「極上の白米」に喩えられていましたが、より心理学的な方向で比喩するとロールシャッハテストのそれに近い在り方。
変にハリウッド的にせずとも、こういうアプローチの仕方もあるという事を示せただけでもこの作品が作られた価値はあると思う。

とりあえず、明日辺り新海作品をある程度経験したTS次元民として「君の名は。」を鑑賞しに行きます。

431スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/03(土) 23:54:32 ID:Lo9YSlPU
そうそう、一般的とは違うけど人間ドラマはあるんですよねw
何というかな、物語の「外」にあるもののドラマが描かれているというか……

432ギア:2016/09/04(日) 02:14:04 ID:N7Zc/8Ys
>>430多鎖さん
ちょこまかとした『ドラマの匂い(種)』はありますし、あんだけ多くの登場人物を役割ごとに働かせ切ると観客としても補完し易いって感じですかね。
なんかズルいといえばズルいような気もしますが笑、
あそこまでシミュレーションを実施し切った上での副産物と考えたら立派なモンなのかも。

433スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 07:43:11 ID:Lo9YSlPU
各所の関係者や専門家に聞いて「超巨大怪獣が出たら政府はどういう風に動くか」という事を徹底的に検証したと聞きますが、あの「閣僚のほとんどがヘリに乗って一掃」なシーンもその結果だったりするんだろうか……w

434:2016/09/04(日) 09:00:06 ID:jExM2qFo
首都壊滅するまでは度々家族の写真を見ていたチームの人、どうなったんですかね
蒸し焼きになった数万人の遺体回収とか考えるだけでめげます

435感想下記:2016/09/04(日) 12:42:10 ID:OBbiT.b.
良くも悪くも常に世の中を動かしてきたのは 一握りの天才だ!
みたいな感じもしましたけどね。

子供がいないんですよね、この話
子供の純粋な願いが奇跡を起こすとか人を動かしたとかその要素が少ない
どちらかというとゴジラ殺せみたいなデモ隊の声として表現してたかなぁと思います。

436ほだか:2016/09/04(日) 13:42:12 ID:ciJ7Megw
>>433 スパイクさん
あれは災害とかでトップが死亡した場合どうなるか?ということだと思うので、取材したんでしょうね
多分その際に、トップが替わってもまぁ大丈夫っていうアンサーになったんだと思います

437唯野:2016/09/04(日) 14:33:45 ID:eUkOASAg
≫良くも悪くも常に世の中を動かしてきたのは 一握りの天才だ!
みたいな感じもしましたけどね。

なんでこんな感想が出てくるんだろう
本当に同じ映画を見たのか疑うレベルだ

438スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 14:43:13 ID:Lo9YSlPU
>>436 ほだかさん
なるほどー……やっぱ、何だかんだいって日本は完成しているんだよなぁ>トップが替わってもまあ大丈夫

439ほだか:2016/09/04(日) 15:04:54 ID:ciJ7Megw
>>437 唯野さん
どこかでシンゴジラは明確なテーマを設定してないし、話が淡々と進むので、
普段その人が考えていることがそのままゴジラの感想になっているみたいなこと言っててなるほどなー
と思いました

440ヤカル:2016/09/04(日) 15:11:25 ID:uGebFaHA
漫画家の緒方てい先生のツイッターですね>普段その人が考えていることが感想になっている

441ほだか:2016/09/04(日) 15:18:25 ID:ciJ7Megw
>>440 ヤカルさん
おぉ!そうでした。ありがとうございます。
あと別な方の意見と混ざっていいたようですね

シン・ゴジラの面白いところはそれぞれの感想が普段からその人が普段から主張している言と同じである事。
私は「物語とは誰かに希望を与えるものであるべき」
私の友人は「とにかく尻尾が可愛い」
福島み○ほ女氏は「とにかく原発はダメ」
島本和彦先生は「やめろぉぉぉ!庵野ぉぉ!」

442スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 15:28:02 ID:Lo9YSlPU
……そんな事言ってたのか、み○ほちゃん……wwwwww

443レッケイド:2016/09/04(日) 15:49:30 ID:rOdc0Vnw
日本の組織としての強みと組織の大きさからくる動きづらさ両方描写してましたし
米国の判断も別に作中否ってほどでもありませんでしたよね
…一握りの天才とかいましたっけシン・ゴジラ

個人的には庵野さん楽しそうに趣味に走ってるな、という感想でした

444修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/09/04(日) 16:34:29 ID:EYZHLtgE
まぁでも、はっきり言ってしまえば、主人公や主人公の周りに集まった人たちの反応の方がおかしかったというのはあると思いますよ。
むしろ、首相や大臣、官邸に呼ばれた学者たちの反応の方がまとも。
あの段階で、あれは生物だとか、あれは陸上を歩き出すとか言う人たちの方がおかしいです

445スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 17:12:26 ID:Lo9YSlPU
うーん、生物というのは別におかしくはないような……

446感想下記:2016/09/04(日) 17:17:05 ID:OBbiT.b.
一般の考え方を否定するというのはよかったとは思う
でも主人公が映画製作者と同じサイドに立ちすぎるきらいがあるんですよね、シン・ゴジラ

あたかも主人公たちのような人間が日本の舵取りをとるのがいいのではないかというメッセージさえ感じてしまう。

447スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 17:24:07 ID:Lo9YSlPU
何か釣り臭くなってきたなぁ

448ヤカル:2016/09/04(日) 17:31:26 ID:vCE9aUiY
>>444
修都さん
学者はすでにゴジラが生物だと確定した段階に呼ばれて
ありえないありえないと、陸上に上がる可能性はおろか、現実にすでに起きていることすら否定していて、
まともどころか、「よくあるバカな学者像」だったと思います

>>446
感想下記さん
>一般の考え方を否定する
どの辺の事ですか?

主人公の立ち位置云々については、
「ゴジラに対して現実的に(現実にゴジラが出たら、本当にその通りに対処するという意味ではない)対応する」
というコンセプトでスピーディに話を回すためにああなったのだと思いますが

449修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/09/04(日) 17:37:10 ID:EYZHLtgE
あー、書き方が悪かったです。
一番最初の段階では、生物が現れたという認識すらなかったのに主人公がやたらにあれは生物だと言い続けていたのはちょっとおかしかったということですね。
学者にしても、そりゃああいうことを言うのは当然ですよ。だって何のデータもなく、映像だけがある状態で意見を聞かれて何か実のあることを言えというほうが無理です。
まともな学者なら、何のデータもなく、実際に現場に行った訳でもないのにあれは歩き出すとか言えませんよ。

この映画が、政治家や官僚や自衛隊の皆さんがんばってくださいよ、という映画だったとは思いますよ。
がんばろうじゃなくて、がんばってくださいという映画だったとは思います

450感想下記:2016/09/04(日) 17:41:13 ID:OBbiT.b.
>>448 ヤカルさん
>>一般の考え方を否定する
福島原発事故の様な後から見れば楽観的な考え方を軸に発言していたという描写は良かったと思う。
お偉いさんがたの経験則で動いていたものに対し、それとは別軸で物事を考えている主人公というのは良かったと思います。
書き方が足りませんでした、申し訳ありません。

ただ主人公に関しては成功が前提で話は動いたなというのが感想です。
ヤカルさんの言う通り物語なのだから成功して当然だと思いますが、気になるとこもある
自分たちのプランを通すためにフランスと交渉し爆撃を遅らせた流れ
一歩間違えればゴジラが動き出し更なる被害をもたらした上で熱核ドーンだった可能性だってあります。

成功したからいいですが、そうなった場合彼らはどういう感情を抱いたんだろうとは思いますね。
リアルがゆえに目立った部分かなと思うし、偏屈な読み方だとは思っています。
裏を返せばそこまで検討したくなる要素がある良い作品ということなのかもしれません。

451感想下記:2016/09/04(日) 17:46:19 ID:OBbiT.b.
>>449 修都さん
>>この映画が、政治家や官僚や自衛隊の皆さんがんばってくださいよ、という映画だったとは思いますよ。
がんばろうじゃなくて、がんばってくださいという映画だったとは思います

その感じすごいわかります。優秀なやつがやればいいっていう感じがどうしてもしてしまいますね。

それと同時に優秀じゃないやつはそのテーブルに上がらなくてよいという排他的な感じがあります。

452:2016/09/04(日) 17:47:57 ID:zPFmx2xw
核が実行された場合、首都圏は壊滅するのでこれ以上の被害もクソもないんじゃないですかね
倒せるかどうか判らないのは核も同じですし

453感想下記:2016/09/04(日) 17:50:14 ID:OBbiT.b.
>>452 徹さん
じゃあ、かなり意地悪な発想になりますが、
もし進化に成功し飛行し始めて核でも落とすのが困難になった場合はどう思ったんでしょうね?

454:2016/09/04(日) 17:57:37 ID:zPFmx2xw
何が意地悪なのか判りませんが
そもそも核の有効性に疑問が残るのでなんとも
核に耐えて手を出せない地域になったり、四散して増える可能性もありますからね

凝固剤の方はサンプルによるテストが済んで有効性が証明されているので
同じテーブルに載せるのが間違いでは


あと、無能が出てくるなというのは至極当たり前のことと思います

455感想下記:2016/09/04(日) 18:05:09 ID:OBbiT.b.
>>454 徹さん
サンプルで成功したから実際に成功するかどうか確実なことは言えないというのがまず第一の意見です。
そのうえで成功する確率があるならば試してみるのは間違いでないというのが第二の意見。
ただその成功するかどうか基本は分からないものに対して他の成功率が高いと思われているプランの予定を遅らせる是非というものに関しては要検討したほうがいいというのが第三の意見です。

あと現時点でゴジラ細胞のサンプルに対して高エネルギーに晒した場合の反応に関するデータがでていない以上熱核兵器の有用性に関してはこれ以上の論議は難しいと思います。

456:2016/09/04(日) 18:08:23 ID:zPFmx2xw
仮定の話をされたので仮定で返しただけですしね

457感想下記:2016/09/04(日) 18:23:58 ID:OBbiT.b.
その仮定を検討した上で建てるものが作戦だと思います。
そしてその作戦を進めたうえでのメリット、デメリットを極めて客観的に捉えた上でやるべきだとも思います。

458:2016/09/04(日) 18:33:23 ID:zPFmx2xw
そして未知の事態に対し、そういった作戦を立てれるのが一握りの天才ですねー

459スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/04(日) 18:35:55 ID:Lo9YSlPU
そろそろ、白熱スレに移られた方がいいかもしれませんね

460感想下記:2016/09/04(日) 18:43:05 ID:OBbiT.b.
では最後に一つ

>>458 徹さん

あそこまで進んだ意思の共有ができたのが主人公一味だけだったのはしょうがないと思う
事実あのメンバーじゃなきゃこのエンディングに辿りつけなかったとも思う
そしてそのうえでやりやすい環境を作るための内閣総辞職ビームは大局的に見れば幸運だったと思う(ゲス発想)

少数精鋭の強味というのが存分にでているのはいいとは思うんですよね
大多数派の象徴でもあった旧態じみたものが減ってなければ核一直線だったかもしれませんね…
そのあたりは非常に難しいとこでもあると思いますね…

461唯野:2016/09/04(日) 20:38:24 ID:yZVLXAFo
シン・ゴジラを一握りの天才が世の中を動かしたと解釈するならそれは牧悟郎のことだろうな
カヨコなんかどうでもよくなるほど牧教授だけ作品のリアリティレベルをぶっちぎってる

462多鎖:2016/09/04(日) 23:52:33 ID:5XadLArc
>>461
>唯野さん
普通の作品の一握りの天才達は「雑兵達が時間稼ぎしてくれた。後は俺たちに任せてあっち行ってろ!」と『チーム』として各々がワンマンアーミーっぷりを見せ付けるけど、
この作品の場合「俺達が全部お膳立てしたから後は現場の人に任せた、頼む!」という感じで
一握りの天才達という名の『支援集団』で一まとめに扱われている感じがするというか。
言うなれば、ひぐらしシリーズで『皆殺し編』までは明確に「主人公」だった圭一達部活メンバーが『祭囃し』編では(半ば意図的に)「メインキャスト勢」に格落ちしたような感覚。

その辺を考えると、事実上たった一人で世界中を引っ掻き回したあの人だけぶっ飛んでるよなぁ……

463感想下記:2016/09/05(月) 00:26:58 ID:OBbiT.b.
シン・ゴジラの本筋とはずれるんですが
『常に世の中を動かしてきたのは 一握りの天才だ!』
というセリフを吐いたのはZガンダムのパプティマス・シロッコというかたなんですが
彼は劇中次の時代は女が統治すればいいと言っているんですよね

シン・ゴジラの主人公も偉くなることよりも次の時代がどうなるかっていうことを最後は大事にしていたと思う。
シロッコに近いのかなと感じる、実際その辺りを意識してキャラデザインをしたかどうかは知らないが…

464スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/05(月) 01:12:21 ID:Lo9YSlPU
>>462 多鎖さん
で、その支援集団のお膳立てのお膳立てをするためにシャツの仕立て屋とか弁当屋とか本当に色んな名も無いプロの人たちが頑張ってる感があったんですよねー。
さっきの話じゃないですけれど、そういう「天才だろうと何だろうと服やご飯などの兵站はいる」感というか世界の「外」を感じさせる作りは本当に凄いと思った

465ギア:2016/09/05(月) 01:24:01 ID:N7Zc/8Ys
>>464 スパイクさん
ただ人間ドラマが省かれてる分、そういった現場の人達の人間味がなかったってデメリットもあるんですよね。

実際にゴジラを倒したのは現場の人達だけど、彼らは手足となっただけで『代役可能な人手』であり、一握りの頭脳役が居なかったら何もならなかった感は確かにありました。
勿論『組織対災害クラスの怪物』というテーマ上、これは当たり前のことなんですが、
必要以上に現場クラスの様子が淡々と描写されたのもあって、感想下記さん達が仰ることも分かる部分はありますねー

466スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/05(月) 02:22:36 ID:Lo9YSlPU
>>465 ギアさん
んー、まあ『数』で戦ってたのは確かですけど今の自衛隊って色んな専門知識がいるし(感情的な意味ではなく、純粋に利益とかそういう意味で)失ったら『代役可能な人手』というレベルで割り切れるものではないと思うんですよね……
というか、個人的には1回目の通常兵器での敗北でねっちり「現場」の感情を描いてたからヤシオリ作戦をやってる時もドラマ感を感じないという事は無かったかなぁ

467感想下記:2016/09/05(月) 08:54:18 ID:OBbiT.b.
現場の人も実際一握りの天才だと思いますね。
ヤシオリ作戦、死ぬことを覚悟して日本という国のために戦うんですよ。
それは生半可なものではないと思いますし、失敗も許されないプロですよマジで。

いざという時、誰かのために戦える人間は優秀だというのが僕の意見なので現場の人達もすごいと思います。
そのすごさに関しては描写が少ない、そこは主人公が前線に出て同じ立場になったことで表現しようとしたのかなと思います。

作戦に向かう人たちと家族の描写とかあればまた変わったのかもしれませんけどね
国のために戦うという決意をした個人とその家族の作戦に対する評価というものを
極論でいえば核を落とす作戦でいけばヤシオリで犠牲になった人間は生きてたかもしれないんですから。

468ギア:2016/09/06(火) 11:39:35 ID:N7Zc/8Ys
>>466 スパイクさん
あー、『代役可能』というのは技術的な面というよりは、(個人的には)ドラマを感じられない現場の人たちは『キャラとしての顔がない』から、
その人である理由が感じられないって感じですかね。
彼らも彼らで命を賭ける理由やら守りたい人がいるはずなんですが、それを匂わすこともなく『手足となって働き切った人』で終わってるので、モブみたいな感じなんですよね。
なので、(実際に人員に余裕があるかともかく)欠員が出れば淡々と次が補充されて、以前と同様に問題なく回るんだろうなーって印象でした。

まぁ組織が回るためには代替要員が機能して、スムーズに代わりが務まることが大事なので、当然といえば当然なんですが、
仕草や一言の台詞なんかでいいので、もう少しキャラを立たせて欲しかったかなぁとは思いました。

そういう意味で、一部の官僚が一握りの天才であとはその手足となって淡々とこなしてるって印象がありましたね。

469みる子:2016/09/10(土) 14:39:35 ID:flAfD09Q
・スーサイドスクワッド (なんか長くてすみません)
見たことあるノリだなぁと思ったら、ガーディアンズ オブ ギャラクシーだ! 名曲の使用率からして似ている。
本国では酷評されたらしいけど、ポイントポイントではセンスを感じられたし… また評価のしづらい作品が出来上がってきたものだなぁ。
ヴィランズというよりは、ヤンキー大集合映画という印象でした。急に「仲間だからだ!」とか言い出すからなー(笑)

デッドショットは『悪逆の狂宴』そのままのタフガイでちょっと拍子抜け。バットマン アーカム三部作だともっと外道なんですけどねー。
ウィル・スミスが演じてるからかブラックスプロイテーション感もあり、ちょっとしたダークヒーローだなぁ。まぁ、カッコイイんですけどね。

ハーレィクインはとにかく可愛かった。もうそれでいいじゃない。エンチャントレスは魔女化の演出がスゲェ。でも正装はちょいダサ…。
フラッグ大佐はロボコップではなく当初噂されてた通りトム・ハーディだったなら、もっと殺気に満ちた作品になっていたかも?

個人的に非常に残念だったのはアクション演出が漫然としていたこと。特化型技能者の集団に相応しい一芸の凄味がもっと見たかったのです。
あと烏合の衆だった奴らが咄嗟に生み出す野生のコンビネーション攻撃とか、そういう『燃え』も欲しかった。
ただ本家ヒーローの登場シーンは流石の格好良さでした。本当の主役は俺たちなんだぞ! とでも言いたげ。
ジャスティスリーグのショートクリップは今のところ割といい感じだと思うので、この調子でお願いしたい。…頼むよ、ホント!

470シャアダム:2016/09/11(日) 11:03:03 ID:slHMF61A
◆orange (2015年作品)

原作は「別冊マーガレット」「月刊アクション」に連載された漫画。10年後の未来の自分から自分宛に来た手紙に転校生に関する出来事が書かれていて、彼が自殺するのを防ぐため主人公が未来を変えようと奮闘する恋愛青春映画です。

この映画を楽しみたかったなら、原作やアニメを観ないで初見がベスト。もしアニメ原作を見てるなら内容を忘れた頃に観るのがベターですね。
アニメ等を観た後すぐに観るとただのダイジェストになって面白さ半減ですね(まあ何にでも言える事だけどね)。
逆に言えばアニメにそっくりで違和感ないって事ですね。映画の方が濃縮されてる分、設定の荒が見えなくてなかなか良かったです。
細かいところでアニメと違っていて、そういう楽しみ方も出来ます。「あずさ2号」じゃなく「ひげダンス」で笑うとか。

大きなネタバレになるので、ラストがどうなるのか派書きませんが、それなりに感動しました。コブクロの歌もよかったし、題名の「orange」の意味もなんとなく分りました。
予告を観ると翔が「ありがとう、さよなら」って言いながら自転車を爆走させていましたwしかし6人の仲良しぶりを観てるとスピードワゴンが「甘ーい!」って突っ込んでくれないかなあって思いました。
どうやって手紙を過去に送ったのだろうって?そりゃあ遠い未来「タイムマシン」が開発されるんでしょうね(手紙ぐらいしか送れない「シュタゲ」みたいな感じの)。
原作ではもう少し具体的だったと思います。あと「リレー」のアナウンスは6組の回し者かw
まあまあ良く出来た映画だと思います。

471シャアダム:2016/09/12(月) 20:30:19 ID:slHMF61A
◆SPY/スパイ(2015年米)

スパイ映画といえば「007」だが、この映画は「007」をパロったような太ったおばちゃんがスパイとなって活躍するアクションコメディです。
アメリカ人って、日本がアニメでしかやれないことを見事に実写でやるんだなあって再認識させられるなかなかの快作でした。

最初、ドジなスパイが重要参考人をギャグで殺したときは「なんだこれ?ふざけすぎ!」って冷めた目で見てましたが、ふっとったおばさんがスパイになって敵地に乗り込む頃には凄く面白い映画だと変わりました。
いやあ面白かった。「特攻野郎Aチーム」「チャーリーズエンジェル」っぽい映画でした。
特にジェイソンステイサムやジュードロウの引っかき回しギャグはクスクスと笑いがこぼれました。

久々に隠れた(自分が知らないだけ)財宝を発見した満足感がありました。ぜひ続編が見たいですね。

472シャアダム:2016/09/12(月) 20:58:24 ID:slHMF61A
◆バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年米)

なんていうか、夢の共演にしては爽快感が無いちょっと詰まらないえいがでしたね。
ライトの反射、暗がり、爆発の発光などで、せっかくのアクションシーンがよく解らなくてイライラしましたし、
最初に出てきた敵の正体も詳しく説明されず、やっつける前に18ヶ月後に飛んでそれっきり。子供は楽しめない映画ですね。
大人だって、よほどアメコミや特撮好きじゃ無いと面白くないと思います。

バットマンとスーパーマンを互角に戦わせようとして色々苦心惨憺するくらいなら、最初っからいがみ合いながら協力して巨悪を倒す方が面白いと思いましたわ。
また、レックスルーサーが若すぎて、貫禄の無いオタク青年で、黒幕にしては役者不足かなあ。
テーマも正義の超人が勝手に悪人を裁くと被害が大きくなるからアカン!。っていうもので、無理矢理感が半端ない。
分かりにくいルーサーの罠も面白さにつながってないなあ。

悪口ばかり書いたけど、いい点もあります。
謎の女がアレで最後に大活躍!チラチラと他の超人も姿もでてきて、続編で活躍するんだろうなあというワクワク感。
スーパーマンを苦しめるだけのクリプトン鉱石が、結構役に立ったl事。ダイアンレインやケビンコスナーが出演してたことなどなど
あと、スーパーマン、バットマンのお母さんが同じ名前だったとはねw

じっくり見ればそれなりにうなるような所はあると思いますが、片手間に観るべきエンターテイメント的な映画ではないので。
最後に、この映画で一番許せないのは、あの人が死ぬ事です。続編は彼なしですかね。

473シャアダム:2016/09/13(火) 23:03:46 ID:slHMF61A
◆レヴェナント: 蘇えりし者(2015年米:レヴェナントとは幽霊の事)

インディアン(凶暴なアリカラ族)に追われ、熊に襲われ瀕死の重傷を負った上に、仲間に息子を殺される主人公グラスが、復讐のため一人取り残された極寒の地で生き抜こうとするサバイバル映画。
実話らしいし、この映画はアカデミー受賞作品でもある(自分はここで驚きましたw)。

主人公もポーニー族の娘と結婚して、息子はインディアンの混血。そしてインディアン絡みで上司ともめて殺したという過去を持つ。そして今は毛皮商人のハンターチームの斥候として暮らしているらしい。

さて感想ですが、最初のアリカラ族の襲撃と熊に襲われて瀕死を追うところ、そして息子を仲間に殺される所までは面白かったのだが、その後の長い長いサバイバル生活で、何度眠気に襲われたことかw長すぎるんだよう、カットすれば2時間ぐらいでまとめられるだろうって思いましたよ。
まあ自分の堪え性が無いのが原因ですが、ホント体調の良い(眠気疲れの無い)時にしか見てはいけない映画だなあ。ずっと白黒の世界を観ていると眠くなるってwアカデミー賞映画に失礼だけど、これは自然の美しさ厳しさ(あと哲学っぽい神秘的な何かとグリズリーのリアルさ)が評価されてるのであって、ストーリーの面白さでは無いなあって思いました。

馬が欲しい連呼のアリカラ族は、ポワカって娘を白人に連れ去られたからって、白人皆殺しにしなくてもwフランス人には普通に接してるので、アメリカ人との見分けはつくのかな。途中主人公が観る不思議な幻や夢は、多分日本人には分りにくい感覚で、「地獄の黙示録」っぽい。解説を見たらポワカさんは無事救出されたようで、それでもアメリカ人は殺すようでw
意味不明の部分も沢山あるので、もう一度見返したい映画ではあるが、また寝むくなるだろうなあ。あと、主人公を助けたインディアンは誰に吊られて殺されたんだろう?

最後に、主人公の銃声がアリカラ族を呼んでしまった気もするし、一人で斥候に言ったのも主人公のミス。瀕死になってみんなに迷惑を掛けているから、「俺を置いていってくれ」と頼まなかったのも息子を死なせた原因だし、
自分が生き残るために、馬泥棒をして、何人か撃ち殺したよね?主人公もフィッツさんと同じくらい罪深い気がするんだよね。
ホントに不思議ななんとも言えない映画でした。最初ホラーかと思ったよ。

474シャアダム:2016/09/14(水) 18:00:39 ID:slHMF61A
◆,オデッセイ(2015年米) ※「長期の放浪」という意味です

まあまあ面白かったです。ちょっと都合良すぎる箇所もあったが、面白かったので目をつぶるw
宇宙旅行では些細な事故でも死に直結するのに、この主人公の強運、植物学者なのに、機械工作も万能、運動神経、体力、操縦技術、医療技術、コンピュータ技術、化学技術、勇気、回復力が人並み以上のスーパーマン。
そりゃあ、火星で独りぼっちになっても生き残れるわwグリズリーに襲われても大丈夫じゃ無いかなw

テンポ良く進むので、途中でだれないところが良かった。しかし、加工イモの生命力のたくましさよ。
少し気になったのは、まだ生きてることを仲間に伝えないことで怒ったこと。日本人なら相手を思いやり、堪え忍ぶところなのに、お国柄が違うのだろうなあ。
彼らが「ライトスタッフ」ならあまり感情的になるのはオカシイ気がするが、まあ映画を面白くするためだろうね。

食べ物が足りないというのに、食ってるシーンばっかりだし、陽気な音楽を掛けたり、シャワー浴びてるし、「火星さようなら」の記念碑ばっかり作ってるし、もう少し危機感出したら?って思ったけど、これもお国柄なんだよねw
また、太った東洋系の技師がなあ。いまいち頼りなさそうで、役に合ってないような気がする。

なんやかんや言いましたが、謝意金観た映画の中では大変楽しめました。さすがリドリースコット。

475シャアダム:2016/09/14(水) 18:03:32 ID:slHMF61A
なんやかんや言いましたが、謝意金観た映画の中では大変楽しめました。
                   ↓
なんやかんや言いましたが、最近観た映画の中では大変楽しめました。さすがリドリースコット。

476シャアダム:2016/09/14(水) 22:30:36 ID:slHMF61A
◆グラスホッパー(2015年制作)

原作は「コインロッカー」「フィッシュストーリー」「重力ピエロ」など数々の小説が映画化された伊坂幸太郎氏。
リアルさを追求する人には向かないが、意外性と爽快感と多少のバイオレンスを求める漫画好きには溜まらないようなストーリーの映画でした。

最初、実際に怒ったような歩行者ひき殺し事件が起こったときは、なんてハードな映画なんだと思ったんですが、主人公が気弱な中学の先生で、ドジばっかりしてるのも観て結構緩いんだなあってちょっと安心。
半分ぐらい見たところで、ああそういう映画だと分っちゃいましたwでも指輪は仕事の依頼金だと思っていたらちょっと違っていましたけどね。

しかし、自殺屋とナイフ使いは完全にサイドストーリーでしたね。あいつらも仲間になるのかなと思いましたけど。2時間以内でこの内容のので、なかなかの佳作だと思います。
最後に、何年も前の料理は怖くて食べられないなあw

477deku:2016/09/14(水) 22:37:19 ID:ZReetv6Y
・ゴジラ(1954)
芹沢博士のビジュアルのインパクト、なんという格好良さ
今まで自分が知ってたのはジャイアント芹沢だっただけにギャップが凄い

芹沢博士が何故語り継がれるのかようやく分かったのは収穫ではあった
あまりにも悲劇的過ぎる…
理解者がいないわけではないのに死ぬしかなかったというのは悲しい

ゴジラの造形はマッシブでオマケに顔もゴツい
話に聞くとキノコ雲をイメージしてるんだったか
劇中での暴れっぷりもとにかく力強い
東京大空襲を想起させる大惨事、実際に被害にあった人の胸中は如何程であったのか
歩くだけでなく積極的に手を使って破壊行為をしていくのはもうどうにもならない
熱煙を吹き付けて火の海が起きるのは時代背景もあってヤバい
破壊の結果燃え上がるのではなく最初から燃やす前提の攻撃というのも恐ろしい
あと直接人間に吹き付けるのは初めて見た気がする

初代のゴジラには悲哀はあまり感じない
というかあれだけ傍若無人に暴れてまさしく破壊の権化という存在にそんな感情は持てない
最後の咆哮に悲哀は感じるがそれはオキシジェンデストロイヤーというさらなる理不尽に蹂躙されたものへの悲哀であって
ゴジラという存在そのもの悲哀ではない
言ってみればゴジラに蹂躙された人々への感情と変わらない

・シンゴジラ
間違ってクッションのない席に座ってしまいケツの痛みと手摺りで見えないこととの戦いになってしまった

地上の星とヘッドライトテールライトが流れても違和感のない映画
私は好きにした、というのが最も端的にこの映画を示してると思う
ゴジラの出番自体は3回くらいしかないが全てのことがゴジラを中心に起こっているので特に不満はない
さすがに序盤のCGの出来には不安になったが終わってみれば素晴らしい出来だった
ていうかCG制作白組か、最初手抜いてやがったな

今作のゴジラはダルダルの足、取って付けたような手
最初に熱線を吐く際の絶叫のような咆哮等、とにかく無理のある進化を重ねた存在という印象
ランドマークは壊さず徹底的に日常を破壊する使者であり核の被害者という側面が強いと思う

後に続くかはともかく、まだまだやれるという前向きな映画だった

478シャアダム:2016/09/16(金) 20:18:12 ID:slHMF61A
◆ガールズ&パンツァー劇場版(2015年作品)

ご存じ、美少女達がいろんな戦車を使って対戦する、荒唐無稽な大人気アニメの劇場版。
全国高校生大会で優勝したものの、学校は廃校することになり、大学選抜チームとの殲滅戦に勝てれば、廃校を免れる約束をなんとか取り付ける。
30台VS30台のクソ熱い戦車戦を描いた力作。

やってることは意味不明の地球に優しくない上、何故か乙女の嗜みである「戦車道」なのだが、何故か熱くて、なかなかに面白かったですね。
例えるなら歴代仮面ライダーが総出演して巨悪を戦う映画とだいたい似てる(アベンジャーズの方が分りやすいかな)。
凄いところは2時間の映画の4/5が戦闘シーンw日常シーンはオマケですね。ラストの主人公姉妹の友情パワーは凄かった。

戦闘は山あり谷ありで、それぞれの高校に見せ場があって、結構よく考えられてる。笑いどころはすぐ特攻したがるチハタン高校w
そして、陽気なイタリア系の高校。イギリス系は紅茶と上から目線、ロシア系はちびっ子を中心に友情に厚い。アメリカ系は豪快。
そして、初めて見る北欧系の「ケイゾク」さんは頼りになるサトリ系。黒森峰は冷静沈着。一番影が薄いのは大洗高校かも知れないね。

相手は大学生だが大学生に見えん!大学チームーの上にも社会人チームがあるとはこの世界どうなってるのw
町は平気で破壊するし、家を壊されて喜ぶ住民。いやあ不思議なある意味デストピアだね。

自分の好みの「娘」を応援するも良し、好きな戦車を応援するも良し、良く動く作画に感動するも良し、馬鹿馬鹿しいけど大変楽しい映画でした。
ちなみに自分の応援する女の子は、アメリカ系の高校のガムを噛みながら狙い撃つ女の子ですね。
あと、いつもあさっての方向を眺めてボゥとしてる子もちょっと気になりましたwいやあ名前は全員は覚えきれませんわ。ソド子は覚えたぞw

479スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/09/16(金) 22:47:31 ID:Lo9YSlPU
あの世界の日本は物凄いどころじゃないレベルで金があるらしく「戦車道の試合で壊された建物は、政府が1から全部建て直して差し上げます」というルールになっているんですよね、だから壊されると喜ぶというか「俺の家はいい加減古くなってるんだよー、だから立て直して欲しいからぶっ壊してくれー」と叫ぶ人も多いというw

480レト:2016/09/16(金) 23:09:00 ID:hElrqMRI
ハリウッド映画で爆破シーンの撮影に富豪が取り壊し予定の豪邸を提供したエピソードを思い出します。
解体費用が浮いて助かるんだそうで。

481ウララ:2016/09/17(土) 00:03:41 ID:dxbgNwyI
>>474 シャアダムさん
オデッセイ気に入られたなら是非とも原作の「火星の人」も読むと良いですよ
映画版はダイジェストと言っていいくらいに内容ガッツリ削られているので

映画ではさくっと乗り越えてたことも原作だと物凄い難事だったりします

482シャアダム:2016/09/17(土) 01:46:42 ID:slHMF61A
>>481ウララさん
いつか読んでみたいと思います・ご返答ありがとうございます。
それにしても最近はリメイク物が多いですね。「オデッセイ」も何度も映画化されてるみたいで、昔の映画版を是非観てみたいです。

あと、新作の「レイダース」のハリソンフォード大丈夫ですかね。年齢が。スターウォーズもですけど。
それと、「ガルパン」の最新作が作られるそうですね。声優が引退する前に沢山作ってくださいw

483シャアダム:2016/09/17(土) 22:42:30 ID:slHMF61A
◆ピクセル(2015年作品)※ピクセルとは「画素」の事

地球外知的生命体に向けて打ち上げた無人探査機(多分ボイジャー計画みたいなやつ)を受け取った宇宙人が、
メッセージに込められたビデオゲームの映像を見て、地球人からの挑戦状と勘違いして、ゲームキャラを真似た兵士を使って攻めてくる。
ゲームに則ったルールで攻めてくる敵に、先に三勝すれば地球は守られるのだが・・というゲームファン歓喜な内容の映画です。

「ガルパン」と一緒でその世界観を受け入れることが出来れば、馬鹿馬鹿しいけど楽しい映画だと思います。
今の少年にとってレトロゲームというのは「コールオブデューティ」(PS2)なんですね。じゃあ「ドンキーコング」「ギャラが」はなんて呼ぶのでしょうかね。
とにかく、何も考えないでポップコーン片手にくつろぐにはぴったりの映画でした。

昔「スーパーマリオ」の映画を観たときは人気のあやかった面白くないもの作るなあと思いましたが、この映画はが、テンポもよく、映像も進化してるので、同じゲーム映画でも、かなり楽しめる物になったなあって思います。
宇宙船内での「立体ドンキーコング」はやったことがある人は一見の価値があると思います。あとラストんの市街戦は「ゴーストバスターズ」っぽいですね。
しかし宇宙人がちゃんとルールを守る奴らで良かったですね。遊びで侵略しにきたのかなあw

ただ、パックマンの生みの親が出てくるのですが、自分は「だから何?遊ばせてもらったから崇めなきゃいけないの?」って感じで現実に引き戻され感があって、ギャグも笑えなかったし、いらないシーンかなあ(超個人的な感想でごめんね)。

ちょっと愚痴ったっけど、「ト○ン」「シュ○ーラッシュ」よりも楽しめたし、ゲーム好きにはたまらない映画だと思います。

484唯野:2016/09/18(日) 20:32:18 ID:yZVLXAFo
>>482
節子、「オデッセイ」は日本公開時に日本だけで勝手につけられたタイトルで、
原題は「he Martian」(意味は「火星人」)、初映画化作品や

ご都合主義ってのがどの部分のこと言ってんのかわからないけど、火星行きの宇宙飛行士に選抜されるのは当然、知力体力抜群のスーパーマンに決まってる
あと危機感が云々ってのは、ワトニーのユーモアと楽観主義があってこそ圧倒的な孤独と絶望を乗り切れたってことなんだよなあ

485シャアダム:2016/09/18(日) 23:11:53 ID:slHMF61A
>>484
初映画化だったのか、勘違いして済みません。同じ題名の映画が沢山あったもんで。

ところで、「火垂るの墓」は泣けるし、いい映画ですよね。

486シャアダム:2016/09/19(月) 14:09:32 ID:slHMF61A
◆X-ミッション(原題: Point Break=「限界突破」という意味かなあ?)2015年アメリカ

エクストリームスポーツ(スケボ・ロッククライミング・サーフィンなど危険でスリルを楽しむスポーツ)が得意なFBI新米捜査官が
各地でXスポーツをしながら、過激な犯罪を起こす集団に潜入捜査する話です。
昔観たキアヌ主演の「ハートブルー」に雰囲気が似てるなあって思ってたら、それのリメイクでしたw

犯罪集団は「オザキ8」と呼ばれる8つの過激なXスポーツをクリアすることを人生の目標としていた。つまり物欲ではなく精神的満足を得ようとしていたんだね。
犯罪はその挑戦資金を稼ぐため。その精神に感化された主人公は、犯人達に感情移入して、犯罪に荷担しそうになる。その辺を同決着を付けるのかが見所のある意味、大人の青春映画とも言えるのでは無かろうか。
アランドロンの「冒険者たち」に通づる物悲しい澄んだ空気を感じる映画でした。

「レヴィナント」がよく映像が綺麗だといわれるが、こっちの映画の方が綺麗な気がするなあ。
挑戦内容は、山頂からムササビみたいに飛ぶ・山頂からスノボで降りる、ロッククライミング・滝から落ちる・スカイダイブ・崖をバイクで降りる・嵐の中でサーフィンで大波をクリアするなど、どこまでが特撮なのか分らないが怖くて常人には出来ない物ばかりだ。
スリルを求める人って更に過激な挑戦をクリアしないと満足できなくなるって言うが、まさにそれだね。
ストーリー自体はあまり面白くなかったが、映像とアクションの凄さ過激さは一見の価値があると思います。
ロッククライミングって手が真っ青になるんだね。いやあ命がけな事よくやるわw

487シャアダム:2016/09/20(火) 20:48:04 ID:slHMF61A
◆天空の蜂(2015年作品)

原作は映画化の常連となった東野圭吾氏の1995年に書かれた作品。1995年といえば阪神淡路大震災の年。
そして1983年頃から建設し始めた福井県の高速増殖炉「もんじゅ」(原発)が発電を開始した年。

この物語は、新型軍用ヘリ「ビッグB」がそのお披露目の日に原発に恨みを持つ何者かに遠隔操縦され盗まれてしまう。
ヘリは爆弾を積んでおり、また開発者の息子が悪戯で乗り込んだまま、福井の原発「新陽」の真上で日バーリング。
日本中の原発を廃止しないと原発に落として爆発させると脅迫する。リミットはヘリの燃料が尽きる8時間。政府の対応は?というサスペンスである。

感想をいうと、ちょっと原発に対する考え方が古いなあ(原作が福島原発前に書かれたからね)、まだ原発が安全だと国民全体が思っていた時代だもんなあ。
政府は安全神話を壊したくないために、ヘリが落ちても大丈夫、原子炉は何十にも守られているからと主張するし、世間には止めたふりをするとか色々せこいのが腹立たしい。

それからこの映画って最初「反原発」かなあと思ったけど、
7原発のお陰で、快適な生活が送れるんだ、へりも開発できるんだ」とか「福井県以外の人はお金を払うだけで恩恵にあずかってる」「福井県の人はお金もらったから仕方が無い」とか
色んな主張が飛び交っていて、「原発推進」にも「反原発」にも、どうにでも捕れるところが、もやっとしてずるい映画だなあって思いました。

あと、見所であるアクションシーンは肝心なところで少し残念な感じになってる。子供を救ってパラシュートを開くところとか、カットしないでそこにお金を掛けろよって思ったw真犯人とのラストバトルも中途半端で残念。
役者が豪華すぎて、そっちにお金を使い果たしたのかなあ。ホント役者は豪華(江口洋介・本木雅弘・竹中直人・などなど)
しかし、「ビッグB」が意外と格好いいな、ずっとホバリングしてばっかりだけどねーw

まあでも全体的には楽しめたし、意外などんでん返しや原発関連蘊蓄も面白かった映画でした。

488シャアダム:2016/09/20(火) 21:36:59 ID:slHMF61A
◆ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年米)

アウタとはOUT OFの事で、題名は「コンプトンの外へ」という意味です。コンプトンはカリフォルニアの都市。
この映画に出てくるゲットーとは弱い立場の人たちが住む、居住地(ユダヤ人隔離地から来ている)。

いやあ、題名が格好いいとの理由から借りてみたが、有名ラップグループNWAの歴史映画だとは思わなかったわ。
エリック(イージーE)からはじまりエリックで終わる構成だった。ラップにはあまり好きでも興味も無いし、ラップのことは何も知らない自分がこの映画をどう思ったか正直に書いてみたい。

これが実録と思うと、人生いろいろで、生きるって大変だと改めて感じたし、波瀾万丈ノコの映画は意外と面白かった。飽きずに最後まで観られた。
音楽も好きまでは行かないけど、まあ心地いい感じは楽しめた。ラップって歌詞の内容で人気が左右されるんだなあ、その辺はポエマーと一緒だな。
ただ聴衆は歌詞の内容に感動する物ばかりで無く、多分クールでスマートさに憧れて聞いてる人も多いんだろうなあとも思う。ファンのみんながスラム出身じゃないしね。

犯罪をあおる歌詞はいけないと思うし、すぐ暴力沙汰や乱痴気騒ぎになるのも頂けない。でも悪ぶって突っ張って生きないとみんなが付いてこないんだろうなあ。とことん突っ走って、事故や病気や逮捕されるまで止まれない人生は自分には無理だと思ったわ。
あれだけ、暴力&SEX&不摂生に生きればそりゃあ最後はそうなるわッ手も思った。
ワル格好いいと死は隣り合わせ、成功と不運は隣り合わせ、でも大多数の人より、お前ら充実したいい人生だよって思った映画だった。

ストーリーで面白かったのは映画俳優でも有名なアイスキューブがグループを脱退して成功するところかな。
顔と名前が区別付かなかったので(自分苦手なんですよ)、もう一度最初っから観てみたいとは思う。

489シャアダム:2016/09/22(木) 02:38:45 ID:slHMF61A
◆ズートピア(2016年米・アニメ)

まとまりもよく、動きはいつも通り滑らかでよく動き、キャラクターも愛らしく、それでいて格好良くじつに子供受けしそうないい映画でした。
ちょっぴりお話が難しくて、どんでん返しが2度も3度もあり、幼児向けアニメから子供向け実写映画へステップアップする時期の子供向けにぴったりの映画だと思います。
もちろん、ちょっぴり社会問題や暗部に触れていて、そういう意味でも微毒のあるステップアップ教育アニメですね。

物語はズートピア(肉食・草食動物が仲良く暮らしてる大都会)に憧れるウ夢多きサギ女の子が、警察官となり赴任するが、そこで現実の厳しさを知るが、めげずに頑張って大活躍する話です。
多分子供の何割かは主人公の元気いっぱいウサギちゃんより、イカス詐欺師のキツネに憧れそうな雰囲気ですけどね。そして何割かはガゼルちゃんに興奮するのでは無かろうかwほんとアメリカ人って片目隠したセクシーポニー系好きですよね。
日本人だと女豹・猫又系ですか。あとケロッグコーンの虎そっくりな奴が出たときはちょっと吹きましたw

さて大人目線で感想を言わせてもらえば、違反切符の仕事馬鹿にするなよ、新人はまずそういう地道な仕事からだろ、簡単に仕事を辞めやがって、そして簡単に仕事復帰しやがってそんな職場あるかあーw
あとは、ヌーディスト倶楽部いやらしい。子供は分らないだろうけどwてっきりあの倶楽部が野生化と関係してると思ったんだけど、ミスリードかな。

ディズニー映画なので、子供安心ですし、ストーリーのレベルが高かったので自分の中では佳作認定です。

490K:2016/09/22(木) 05:44:03 ID:Lx0ktN/6
>チャンピオンの動物のやつ
新連載開始時で「ズートピアの初期構想っぽいな」と思ってたらうさぎが出てきていよいよそれっぽくなってきた…

491シャアダム:2016/09/23(金) 06:31:39 ID:slHMF61A
◆ミケランジェロ・プロジェクト(2014年米)原題「The Monuments Men」(記念碑の守護者達)

娯楽としては山も谷も無く、終始淡々としていて、あまり面白くなかったが、それなりに味はあったと思う。
初見は完全に宣伝負けのC級映画の印象。良いところを見つけようともう一度チームメンバー8人の顔と性別と行動を確認しながら観ると、初めてこの淡々とした事務的なお使いRPGのような映画なのだが、みんなの頑張りが伝わってきてなんとなく愛せる映画に思えてきたよ。

監督が役者のジョージクルーニーって所で納得。まだ面白い映画の作り方に不慣れなんだよね。道理で観る人の想像を超えないニュースみたいな映画だと思いましたよw学生に毛が生えたような作りというか(偉そうで御免)。お金出してまで観たくない感じ。

ストーリーは久々の戦争映画?で第2次世界大戦中のヨーロッパ。戦闘で美術芸術品が壊されたり盗まれたりする前に保護確保するために世界中の美術に詳しい学者がチームを組んで、最前線に乗り込んで、守ろうとする話で、久々の大戦ものだったので最初はワクワクしたが、
ほとんどアクションや戦闘が無いのでスリルもサスペンスも薄い映画でしたわw
まあギャグっぽい戦闘はあったけどね。あと幾人かチームに犠牲者が出るのだが、2人目はギャグに見えて何か実在する人なのに(実話だから)何か可哀想だなあって思いました。
敵の仇のドイツ軍の司令官も片手を怪我したのにもかかわらず印象薄いなあ。あの若い男の絵は燃やされていたよね、この人によって。
副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元塗師の所絵持って行ってやるのだが、あれは女スパイを籠絡するための見せかけの優しさだったのかも知れないwその他にも2回目観たことで気づく点がいっぱいあった・・かなw

戦時中、暗号解読のエニグマを作った人もいれば、こういう美術品を命がけで守った人もいるってことだね。クルーニーさん次の映画はもっと楽しめる映画を作ってくれると期待してます。

492シャアダム:2016/09/23(金) 06:40:10 ID:slHMF61A
・ミケランジェロ・プロジェクトの感想文の訂正

誤;副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元塗師の所絵持って行ってやるのだが、

正;副主人公のマットディモンが、取り戻した絵を元の所有者の家に持って行ってやるのだが、

493シャアダム:2016/09/24(土) 01:56:25 ID:slHMF61A
◆ヘイトフル・エイト(忌々しい八人) 2015年米作品

なんていうか、よく出来た読み切り漫画みたいな小話のような映画。2時間50分近くあるのだが、続きが観たくて途中でやめられない面白さがある。
だからって、テーマも主張するところも感動的でもなく、後味スッキリ(何も残らないとも言えるw)でストーリーの軽薄さ痛快さ意外さを前面に押し出したよう映画であった。

ストーリーは、指名手配のデイジー(女性)を生きたままレッドロック(町の名前)まで連れて行く途中の賞金稼ぎジョンが、吹雪が酷くなったため、ミニーの店に立ち寄って宿泊することになる。
そこには一癖ありそうなな先客がいて、全員で8人が一つ屋根の下夜を過ごすことになる。
8人の中には、良からぬ事企む人もいて、次第に殺し合いへとエスカレートしていくという物だ。
誰が味方で敵で、なにが嘘で真実でと8人の駆け引きが見所となる。

後味がスッキリと書いたが、やや考えさせられる所や、空しさ切なさが感じさせられるラストがなんとも言えない余韻が残る。

出演俳優が古参の有名どころばかりで、意外と豪華なだなあって思いました。
とにかくストーリーが面白い、気分転換や暇つぶしに持ってこいの長編映画でした。

じいさんは、息子の敵を取りたいのなら、強盗団に任せて、有利になるように動けば良いのに。まあ強盗団の脅しに屈服した時点で、尊厳とか元将軍の権威や誇りとか失墜してるけどね。
老人だから悪人の言うとおりにするしか無いから、酷な話だけどね。

494シャアダム:2016/09/25(日) 01:36:47 ID:slHMF61A
◆ハンガーゲームFINAL レボリューション(2015年米)

アメリカの若者に大人気のハンガーゲームシリーズ四作目で完結編である。
アメリカのライトノベル的なモノを映画化したって感じなのかな。イギリスだったら格上だけど「ハリポタ」なのかなあ。
原作走らないが、この映画を観た限りでは「子供だまし」「冗長で退屈」「女性特有の詩的な戦争とやたら強調する恋のロマンス」「蛇足が多い」という言葉が頭にちらつく。
「子供だまし」は言い過ぎだが、多分多感な子供(特に女性)しか熱狂できないファンタジーで、人生経験豊富であろう大人が観ても退屈するだろうなあとは思う。
でも地下のミュート(ミュータントの造語かな?)の大群に襲われるシーンだけは面白かったわwそういえばピータが「自分はミュットだっていったけど、お前作られたミュータント的なものなの?

「冗長」は観れば分ると思うが、戦闘シーンより恋の三角関係やら、大統領を倒さねば!とか心の葛藤とかの方が長くて2時間が長く感じることだろうなあ。
「女性特有」というのは原作者が女性なので、男性の荒々しい感じはあまりなく、なんでも愛や恋に結びつけて行動するのがもどかしい、かつ主人公は感情的で衝動的で、自分勝手な行動するので、あまり共感できない
全員とは言わないが、男は協調性があって、普段は我が儘で悪ぶっていても、いざというとき仲間のために命を懸ける主人公の方が共感できると思うんだよなあ。まあその辺は人それぞれか。

でも、もっと戦闘シーンに力を入れて欲しかったなあ。マネシカケスとか洒落たニックネームが小手先の設定に見えて嫌みにならない程度には戦闘で魅せて欲しかったわ。

あともっとギュッと濃縮すれば1時間30分ぐらいにはまとめられて、引き締まった映画になったかもw
一作目はまあまあ面白かったので、この流れは残念ではある。

495シャアダム:2016/09/26(月) 06:00:13 ID:slHMF61A
◆メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮(2015年米)原題:The Scorch Trials(焼け焦げる審理)

もはや前作の続編と言うだけで、迷路でも迷宮でも無い。まあ心の迷宮って捕らえられないことも無いが前作のようなモノを期待してるとがっくりきます。
「ハンガーゲーム」がハンガーゲームをやらない3,4作目と一緒だねwていうかハンガーゲームの兄弟みたいなデストピアに反抗する若者達の映画でした。

世の中は「フレアウィルス」の所為で、絶滅寸前。ウィルスに懸かった者は死んだ後にゾンビみたいなミュータントになってしまう。主人公達特別な若者は免疫があり、人類を救うために
WCKDという組織が若者をさらったり、実験したり、脳から抗ウイルス剤を作ったり非人道的な事をやっていた。それに気づいた主人公達が反抗を開始する。レジスタンスも出てきてまさに「ハンガーゲーム」をまたやってる感じでした。

でもハンガーゲームに比べれば、エンターテインメント性も高く、アクションも豊富で、まだ面白く観られた。
ただねー、主人公が口ばっかりで、無茶するくせにいつも運が良く他人に助けてもらってばかり、戦闘中に敵をかばうとか打開策も無いのに英雄的行動をしたがる、某08小隊隊長のような奴で、好きになれないなあ。
こいつに任せたら下手な同情(仲間には友情に訴える)で部隊全滅になるよw
10代の頃はこういう主人公は格好良く見えたんだけどね-。大人になったらクリーンな正義・理想論ばかりじゃねえって思うよ。裏切ったあの人にも同情するんだろうね。

ダラダラ続くより次回作でスッキリ終わらせて「ハンガーゲーム」の二の舞にならないことを祈る

496シャアダム:2016/09/27(火) 23:31:01 ID:slHMF61A
◆アントマン(2015年米)

主人公が小さくなったり、相手を大きくしたりして活躍する例のマーベルヒーローシリーズ映画である。
突っ込みたい謎理論がいっぱいのちょっとコミカルな感じなのが特徴。真面目な暗いキャプテンアメリカとは肌が合わなそうw
つーか、「アベンジャーズ」と関係ないと思ってたのに、しっかり同じ世界なので少々残念な気分です。

小さくなると力が強くなるのはいいとして(いやわからんw)、顔を殴ったりするのはおかしくないかい?いちいち顔までジャンプして殴るのかい?
アリが動かせるなら、他の昆虫も動かせるんじゃないかい?原子より小さくなって通り抜けたら、機械を壊すことが出来なくなるんでないかい?
一回修行で成功したからって、何度も成功するのはおかしくないかい?

いろんな疑問をノリと勢いとスピードと奇跡で乗り切るヒーローって感じでした。
修行や不思議メカで超人になるより、薬とか放射能事故とか生まれた時か超能力を身につけてた方が説得力はあるよね。

でも脇役の泥棒仲間が楽しかったので、全体としては楽しめました。暗いヒーローより明るいヒーローの方が好きという人にぴったりの映画ですね。
ヒロインの日本語版声優が素人っぽいのが気になった。

497シャアダム:2016/09/29(木) 03:29:26 ID:slHMF61A
◆ジュラシックワールド’2015年米)

ジュラシックパークシリーズの第4弾。ストーリーはジュラシックパークの悲劇から約20年後。
とある島には生きた本物の恐竜がうごめく「テーマパーク」が作られ、日々大盛況であった。
最も受けようと思った社長達が、新種の合成恐竜を作りだしお披露目を迎えようとしていたが、頭が良く脱走して、会社の人やお客さん達を襲い始めるパニックSF映画。

まず言いたい、この事故の原因を作ったのは、恐竜がいないと思って勝手に飼育場へ入って恐竜を逃がしてしまった主人公だろw
この主人公、最初は凄く頼れる奴と思っていたが、格好いい正論は言うんだが、ほとんど役に立たなくて、ヒロインのおばさんが大活躍。もしかしてこのおばさんが真の主人公かな?

ストーリーにも一言。途中までは何も考えずに見られる良くあるパニック映画だなあと、楽しく見ていたが、主人公達の行動が酷い、逃げる客を尻目に、自分たちだけ安全な車内に逃げ込み、客にどけどけとバックで暴走運転。外では翼竜に次々二客が食べられてるのに・・。
そして、子供が「歯の数が少ない・・」のヒントだけで、おばちゃんがティラノザウルスを連れてくるというご都合主義w少しは前にこの場所で{ティラノ]を飼育してますよーとか、誰かが発煙筒で恐竜を誘導してるとか「伏線」を張れって言いたいわ。いくら楽しければ設定が緩く店¥も良いかもしれないけど、説得力が無さすぎて、夢から覚めましたわ。
その上、誰もおもり役の助手が翼竜に弄ばれ、海流に食われた事について哀しみもしないという非情さw馬鹿映画でもある程度はお約束を守って欲しいわ。これが2015年夏に大ヒットしたっていうから、みんな余程刺激に飢えてるのかな。ストーリーはそっちのけで。

深く考えなければ、恐竜好きなお子様には大受け、大人も楽しめる映画だとは思います。新種の恐竜を倒したって全然解決になってないのに、ハッピーエンドっぽい所が凄いねwまさにアメリカ映画だわ。
「君は聞いたかあの(ティラノ)鳴き声を!」w

498:2016/09/29(木) 06:21:27 ID:RcCkHItU
歯の数が少ないについては、翻訳の限界を感じました
力が足りないと、序盤で言っていた歯の数を日本語で上手くダブルミーニングするにはどうすればいいのでしょうね?

499シャアダム:2016/09/29(木) 18:43:10 ID:slHMF61A
◆屍者の帝国(2014年作品)

死者をフランケン博士の技術で蘇らせて(プログラムをインストールするから蘇らすのとは違うかも)ロボットの様にはたかせたり、兵士として使役したりしてる別次元の地球。
より万能な死体兵士を作るため「フランケン博士が残した手記」を巡って、ロシア・アメリカ・イギリスが争っていた。主人公は友を勝手に蘇らせた罪を帳消しにする条件で、その手記の奪取の任務に就く。
目指すはアフガニスタンに手記を持ち逃げしたロシアの博士が作った屍者の国。そして、フランケン博士の遺作の人造人間もその手記を狙っていた。果たしてその目的は・・という話です。

ホームズ・ワトソン・エジソン・007・マニーペニー・カラマーゾフ・ノーチラス・フランケンなどなど、有名どころがこぞって出てくる中高校生が喜びそうな、冒険オカルト映画でした。
ちょっとやり過ぎじゃ無い節操なくない?って馬鹿にしようと思いましたが、原作者の遺作を友情で別の小説家が引き継いで書いたと知って、何も言えなくなりましたw

ラストバトルがが観念的で光のシャワーがきつくて残念ですが、それ意外はなかなかわくわくする冒険活劇でした。あの人は心が戻ったんですね。てっきりり友と心中したのかと思いましたよ。
あと女戦士は「未来のイブ」から「ホームズ」の登場人物になったんですね。
調べればまだまだ元ネタキャラがいそうですね。
あと、最初っから、かなりグロいのでそういうの苦手な人は気をつけてください。吐きそうになりましたw




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