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ジャンプ感想(2011年25号)

21plto:2011/05/30(月) 11:12:36 ID:.ezUFaY2
<ぬらりひょんの孫> 山ン本「魔王」転生の記念&神回。
「小物」から「魔王」への流れが見事! 黒田坊の「劣化コピー」しか創作出来なかった山ン本が、なぜ「魔王」に転生できたのか。
これは「情念」の差だろう。黒田坊の誕生理由で読み取れるように、「強い妖怪」には心の底から搾り出した「人の濃厚な情念」が必要。
今までの山ン本は、安全圏で創作しているにすぎなかった。「情念」が足りない。代償も足りなかった。

今回は違う。奴良鯉伴に追い詰められ、崖っぷちの焦り、希望、疑念、生への執着、死への恐怖などなど「情念」を溜め込み
仕上げに、野望を潰した奴良鯉伴への「恨み」をぶちまける。息も絶え絶え、憎悪を塗りこめ塗りこめ、血文字で百回目の怪談創作。
これだけ臭い立つような怨憎を抱いて死ねば、あんな醜悪かつ凶悪な妖怪に転生したのも納得だ。

あと、扉絵の「山ン本の夢」が決め手だったと思う。良い顔してるでしょ? このために毎日地道にやってきたわけですよ、山ン本は。
人間の身で「畏」を集め神や仏になろうと、桁違いの欲を脂肪に溜め込みながらコツコツと。
それを奴良鯉伴に「一瞬」で潰された。その口惜しさ、恨みの大きさは無限大…もう「魔王」になるしかないよね!

まぁ、このあと奴良鯉伴率いる奴良組に「負け続け」、結局、現代では地獄にこもって「ズルズル…おのれ、今度は脇腹を潰された…ハァハァ」
と「情けない」状態に陥ってるわけですがw それでも「魔王」の暴れまわる姿を見たい。山ン本の敗北は確定事項なんだけど、
今回の山ン本の転生話は、それを忘れさせるだけの「凄み」があった。晴明(笑)の全裸登場とは「畏」が違いすぎる。

<ENIGMA【エニグマ】> 今回から「っ」抜き。しかし、好きな人もおられるので、そういう人には「見える」ようにしてあります。
キジマの行動。謎だ。その目的は、しげるに「才能」を自覚させ、自在に使えるようにすることかな !
その「才能」。スミオの未来を予知。予知はスミオの「夢日記」では。まさか「夢日記=しげるの愛の『スミオ日記』」? 我妻由乃か、しげる !

・「夢日記」の特徴
稚拙な絵。幼児が書き散らしたような字。一人称は「ぼく」。スミオの母についての予知が「ぼくの知っている〜女の人」だった。
予知内容は、スミオ自身のものだけでなく、母親から無関係な他人の未来まで広範囲。

・しげるの内に潜む、幼女しげるの予知の特徴
夢日記と同じ形式。平仮名。一人称は「わたし」。「この未来がこないように伝えるの」としげるに指示。(今まで、スミオの日記帳に伝えていた?)
現状、予知内容はスミオ限定。

…ボーイッシュな幼女しげるの「一人称」が「ぼく」だったら、確定だったんだがなぁ。ちょろちょろ、噛み合わない部分があるのだ !
他にも、スミオの母親が言っていた「あんた(スミオ)の中に怪物がいる」も引っかかる。幼女しげるが怪物ってのは、違和感ありすぎる。
ところで、「あなたは、まだ私じゃない」=「あなた(現在のしげる)は、まだ私(スミオが死んでしまった未来のしげる)じゃない」ってことなのかな?


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