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ライトノベル総合

908まほろ:2017/12/04(月) 02:01:35 ID:gVk8kjHE
◆ウォーター&ビスケットのテーマ1 <コンビニを巡る戦争>

簡単に言えば、異世界なのか架空現実なのか分からないゲームのような世界<架見崎町>に迷い込んだ主人公達が、同じ巻き込まれた人間同士で能力を使って陣取り合戦をする物語です。
もちろん痛みを伴って死にますが、死んでも現実世界に戻るだけで、合戦範囲も街の中だけ、全領土を我が物にすれば勝利で好きなものを何でも一つ貰える。
細かいルールが多くて、全部書くととてつもない量になるので書けませんが、結構複雑で分かりにくく、ルールに穴がありそうです。大体の人は「チーム」を組んで戦います。
主人公は弱国のチームの一員となって、隣国と戦う事になります。そして、参加者は主催者に何らかの理由(主人公はいい事をした功績が認められて)で選ばれた者らしいです。

さて、感想ですが、いかにも架空現実バトルロイヤルTVゲームっぽくて、自分の嫌いなジャンル感じで、感動も心に残るものも得るもの無いですが、ゲーム実況を眺めてる感覚で読めばそれなりに面白かったです。
臆病で頭が切れる主人公を活躍させて凄い奴に見せかけるために、都合の良い設定を作った感じがして、少しわざとらしいと感じますが、別の意味でよくこういう細かいゲーム設定を作れるなあってゲームクリエイターとしては凄いと感心しました。

でも、殺し合いが嫌なら、さっさと負けるのが良いんじゃない?ってどこか冷めて読んじゃいますね。ただ、死んだら元の世界でまた暮らせるというのが嘘だと疑うなら、簡単には死ねませんし、死ぬのはやっぱり怖いでしょう。だから、真剣にバトルロイヤルをするってのなら分かりますけど。
やたら、人生哲学(厨二哲学かな)っぽいのが出てくるのはやっぱり「ブギーポップ」っぽいです。
まだ、一巻目なので、主人公の戦いが始まったばかり、これからどうなっていくのか、この世界が一体何のためにあるのか、主催者の正体は?友の裏切りは?弱小チームの行方は?
一巻目はまだ何もわからいまま唐突に終わりましたので、もやもやするので、機会があったら二巻目も読みたいと思います(TVゲームのような小説はあまり好きではないけど)。




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