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不良サラリーマンのビジネスメモ

384はすぴー:2023/11/16(木) 09:43:23
スカイツリーのモデルは「法隆寺」
*****
塔としては世界一の高さを誇る
スカイツリーには、
・世界最速クラス時速36kmで
 展望デッキまで行ける高速エレベーター(東芝製)
・2000台の照明器具を搭載。
 フルカラーの演出を可能にした
 照明・時間制御技術(パナソニック)
など、日本企業の
最先端技術を駆使して作られています。

そんなスカイツリーですが、
建築するのに最大の難関になったのが…「地震対策」
日本での地震の発生件数は…
・世界中で起こる地震の10%以上を占める
・日本での地震の発生件数は年間1,500回以上(2019年度の記録)
・マグニチュード6以上の地震発生回数は世界の17.9%
と世界有数の「地震国」です。

スカイツリーの建築時には、大地震に耐えられるかどうかが
大きな課題となりました。
この手本にしたのは
今より1400年以上前の技術…

世界最古の木造建築として現代まで残る
「法隆寺 五重塔」の技術が使われていました。
五重塔の建立以来、
日本ではマグニチュード7.0クラスの地震が
40回以上起きていますが、
高さ32mにおよぶ五重塔は
一度も倒れることなく現代まで残っています。

そこには、
・塔の幅を上層へいくほど狭く 軽い設計にすることで、
 各階の庇(ひさし)の重量の違いから
 ずれて振動するようになり、塔全体の揺れを打ち消しあう。
・塔の中心部にある「心柱(しんばしら)」を地面から
 数センチ浮かして立てることで、
 心柱が塔の揺れを抑える方向に働く。
など、地震の揺れを軽減するための
緻密な設計がありました。

1400年以上前の飛鳥時代の技術を応用して
作られたのがスカイツリーであり、
世界一の高さを誇る塔が完成したのです。
飛鳥時代に、高い建築技術をもった
職人や設計士がいたとは驚くべきことです…

ですが、
実は、この五重塔が作られた飛鳥時代は
建築技術だけでなく、あらゆる技術や思想・芸術が
発展し現代日本の基盤になっています。
「この飛鳥・天平時代は文化的にみても 芸術的にみても、
 思想的にみても、世界最高の水準を達成しています。
 例えば、仏像・仏画群。これは世界最高峰の芸術的達成
 といえるでしょう。

 また、法隆寺の建築は
 非常に技術的にも高度なものを達成しています。
 さらには『万葉集』をみても文学的な表現の豊かさは、
 群を抜いたものがあります。

 それから、聖徳太子の十七条憲法が達成した思想水準の高さ、
 おそらくいずれをとっても世界最高の水準を達成しており、
 現代もそれを凌駕するものを見出すことができません」
*****
と述べられています。
確かに、聖徳太子の業績を見ると、
建築だけではなく、そのすごさが分かります。
神仏習合は、今も世界で争っている宗教戦争を無くし、
十七条の憲法は、明治憲法の第一条「万機公論に徹すべし」
と言う自由主義の根幹を述べているし、
冠位十二階は、実力主義の世界を描いてます。
外交で活躍した小野妹子は最高位に列せられています。
日本人は誇るべき多くの先賢を持っていますね。


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