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不良サラリーマンのビジネスメモ

379はすぴー:2023/06/01(木) 07:51:41
「ダイソー」の創業精神は「石門哲学」

5月23日の産経新聞に矢野博丈氏が
「100円の男」の哲学で投稿されてました。
100円ショップ「ダイソー」の創業者です。
参考になりましたので、要約します。
*****
大学卒業してから5年ほどで9回の転職を
重ねた末、100円ショップ「ダイソー」
の原点となる矢野商店(後に大創産業」を
創業したのが昭和47年の事である。
偶然通りかかった公民館に大勢の人が集まって
いるのを見た。
覗くと、移動販売の店であった。
大阪の問屋で商品を詰めるだけ積んで各地を
転々としながら売り歩く「サーキット商売」。
荒物や鍋、やかんがどんどん売れているのを
見てその業者の親方に弟子入りし独立した。

全ての商品を100円で売り始めたのは
ほんの偶然の事だった。
自宅から30分ほどの空き地で露店を開く
予定だったその日、天気予報は終日雨だったが、
10時ごとから晴れてきた。
前日、チラシをまいていたこともあり仕方なく
現地に行くと、既にお客様が大勢集まっていた。

お客様が一斉に降ろした荷物を勝手に開けては、
「これいくら?」と迫ってくる。
商品は数百種類あるので、値札を張る余裕もない。
「全部100円!」
思わず口にいていた。
商品が飛ぶように売れたのは言うまでもない。

値段を張る苦労から解放される安堵感もあり
その後も100円均一で売るようにした。
原価98円の商品でも100円で売り続けると
お客様の反応が変わった。
「これも100円?」「本当に100円なの?」
ダイソーがここまで大きくなれたのは
「儲けようとか大きくしようとか」考えず、
会社がつぶれなければいい。そういう姿勢が
要因かもしれません。

商売というのは、商品に対してお客様が
持つ価値観と値段が合致して生まれる。
お客様の価値観を上回る儲けをしよう
とした時点で逆に儲からなくなるものだ。
*****

「100均」で儲けは少なかったで
しょうに、儲けに目がいくことなく、
お客様の反応への気づきと実行力が
すごいですね。
お客様第一、薄利多売そして誠実。
石田梅岩の説いた「石門哲学」です。


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