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死亡者たちの酒場 二杯目

458もふもふーな名無しさん:2009/11/12(木) 21:26:58 ID:bZwnoSyg
アシュラマン「ええい! 早く避難をするんだモッチーよ!
       カヲルの決意を無駄にする訳にはいかん!!」
モッチー「嫌だッチ……ハルヒに二度も死んで欲しくないんだッチー!!」
ゼル「……お前たちは先に行け」
ウォーズマン「ゼル!? 一体何を……」
ゼル「これだ……」
ズーマ「それは……意識をダイブさせる機械か」
ゼル「俺がこれを使ってハルヒの意識を引き上げてやる
   お前たちは一刻も早く安全地帯に避難を」
ガルル「……俺は残ろう。無防備状態のお前を守る役は任せろ」
ゼル「……すまない、ガルル」


カチッ、ウォォーーーーーン……


ゼル「ここは……無限の暗闇か……あれは!」
ハルヒ「……」
ゼル「ハルヒ、俺だ! 分かるか!?」
ハルヒ「ゼル……アンタこんなところまで何しに来たのよ」
ゼル「決まってるだろう……お前を呼び起こすためだ!」
ハルヒ「嫌よ! キョンがいらない人間だなんて、そんな風にアイツが切り捨てられる世界になんて、戻りたくない!」
ゼル「だからと言って、あんな偽りに生きていて良い訳無いだろう!
   このままではこの死者スレは……!!」
ハルヒ「知らない! そんなこと!」
ゼル「ッ!!!」
ハルヒ「痛い! 何するのよゼル!」
ゼル「良く聞け……!!」
ハルヒ「え……」
ゼル「お前が現実を否定したいのは、キョンが向こうでみじめな生き様を晒してるからだろう
   それは痛いほど分かる……あの殺し合いの苦しさ、ここにいる人間で分からない奴なんていない……」
ハルヒ「……」
ゼル「だが! お前が現実から逃げて何になるというんだ!
   お前がいなければ、本当にこの世界から、キョンを受け入れる事が出来る人間が消え去ってしまうんだぞ!
   今のあいつの居場所は、お前の元にしか無い。お前はキョンの居場所を奪おうと言うのか!!」
ハルヒ「っえ……」
ゼル「……カヲルはこう言ってた
   『シンジの死の原因を作った砂ぼうずは許せないが、制裁を加えた後には、砂ぼうずに限らず、全ての死者を受け入れる』と……
   あいつの現実は、あいつ一人で戦ってる訳じゃない。フェイトがなのはやヴィヴィオを気に掛けている姿を見れば分かるだろう……!!」
ハルヒ「それ、は……」
ゼル「それに、冬樹やナーガはキョンを許していない……
   ヤツらからキョンを庇ってやれるのはお前だけだろう?
   このままでは、お前も、死者スレを守るために、カヲルに滅ぼされてしまうかもしれない
   死者スレの中でも、モッチーやみくるがお前に必死に呼びかけている……みんな、お前を待ってるんだ……」
ハルヒ「……ごめん、ゼル。でも、どうしても……」
ゼル「……だったら、こう考えればいい
   『ケリュケイオンに文句を言うためにあっちに帰る』と」
ハルヒ「……分かったわ。こんなところでグジグジしてるのは、確かに私じゃないわね」
ゼル「ハルヒ……」
ハルヒ「なんて言ってみんなに謝るか、どんな顔してキョンを迎えるか、それを考えなきゃね
    先に行ってるわよ、ゼル」
ゼル「あぁ……!」


古泉「覚悟してください! イデの巨神……!!」
ガキィィィン!!
古泉「何……!?」
アスカ「ATフィールド展開!
    やらせないわよ、この化け物……!!
    ハルヒの妄想の産物なんて、ホントの化け物よ……!!」
カヲル「弐号機か。ありがたいよ」
アスカ「このピンポン玉の相手は任せて、アンタはそこらのでくのぼうを頼んだわよ!」
カヲル「あぁ!
    行くよ……ミサイル、全方位、全弾発射!!」


【EVA弐号機 出撃確認】




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