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マシロくんはとにかくきゃわいい inエロパロ

1ニナ=ウォン:2006/02/22(水) 00:51:37 ID:c.whaskc
このスレは、本スレでは書きづらい
または、長すぎて迷惑が掛かりそうと言う人の為の
私とマシロ様とのエッチな妄想を皆さんが書き殴るスレです

別に、アリカやエルスとのエッチな妄想でもいいんですよ?


現行スレ

【舞-乙HiME】マシロくんはとにかくきゃわいいPart5
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1140450578/

300名無しさん:2006/04/07(金) 23:18:20 ID:aqGHcfeg
一気にキター
やはり泣きながら「ごめんなさい」してるマシロくんが一番萌える。
結局ニナは出てこないんですね(w

301真白マシロ3 (284続き):2006/04/08(土) 00:06:01 ID:oeHKjcWE
>>284より

どれくらい僕は固まっていたんだろう。
「何してるニャ」という声が遠くからするのは分かった。
どうすれば、僕はいいんだ…

「脱がせい」

真白姫はミコトに言い放った。
「ニャ」と返事して、ミコトの大きな肉球が僕の肩に触れた。
肩から引きずり落とされそうになったところだ。

「ぃゃ…」
「ニャ?」
「ゃ、やめ…」

僕は後ずさりしていた。
両肩に手を置いて、胸元を隠した。
ミコトが素早く距離を詰めて、また肩に触ろうとする。
一歩また下がる。
「ニャッ!」
ミコトが飛びついた。
僕は倒された。

「ぃ…ぃいゃ…」

胸元を襲う手と守る手。
襲う手が強すぎた。

「ゃ、やめて…ぇっ!」

僕は必死にミコトの手を振り払った。
ミコトは僕の力なんか何でもないようだった。

「やめてよぉぅ…ぅ…」

仰向けに「万歳」の形で押さえつけられていた。
猫が飼い主を小馬鹿にしたような顔が僕をみつめている。

「ぅ…ぐ…ぅ…」

僕はミコトから顔を背けて、目をつぶっていた。

 ぺろっ

生暖かい生々しい何かが首筋を襲った。

「ぁ…」

それが首筋をのぼっていった。

「ぁぁ…ん…」

ミコトの舌だった。
胸がぞわぞわする。
くすぐったいんじゃない。
気持ち悪いんじゃない。
声をあげなくちゃどうしようもない感触。
僕はそれでも声をあげないようにしていた。

「はぁ…ん、んんぁ…ゃやめ…めてぇ…あぁ…ん」

舌は耳に移っていた。
ぴちゃぴちゃという液体の音がこれ以上縮めらない距離で聞こえる。

「…だ、だめぇ…こ、こえを…声が…で…」

声をあげちゃだめだ。
僕は下唇を噛んだ。

「こいつ…」

ミコトが言った。

「こいつ、発情してるニャ」

ミコトの一言だった。
僕が、暴かれた。

302名無しさん:2006/04/08(土) 00:21:52 ID:SWufprzw
やっぱ真白姫とミコトは天然Sだからマシロくんの相手にぴったりやね

303真白マシロ4:2006/04/08(土) 01:49:42 ID:oeHKjcWE
僕は泣いていた。
隠し通そうとしたものを暴かれたときの恥辱は何て大きいんだろう。
恥辱が涙になっている。
ぼやけた視界の先に顔があった。
その顔は僕を見下ろしていた。
何も言わなかった。
ただ僕を見下ろしていた。

「あわれよのぅ」

ようやく真白姫は言った。

「御前のようなモノが影武者じゃったとは、妄の恥じゃ」

真白姫は吐き捨てた。

「ミコトもうよいぞ。捨ておけ」

お腹の上にあった体重が消えた。
ミコトは一瞥をくれると、真白姫の傍らに戻った。

「フミ、行くぞ」

真祖様と同じ姿形のメイドに言い放った。
メイドが真白姫の車椅子に手を掛けた。

「ま…」

僕は起き上がりかけながら言った。

「待ってください…」

僕の声に真白姫は表情で反応した。

こんなことになっても、僕は羞恥心を守っていた。
今、大事なこと…
僕はすっかりはだけたワンピーススカートの胸元を直した。
そして肩に手を掛けた。
一瞬のためらいがあった。
目をぎゅっとつぶった。
息を一度のんで、そして肩からすりおろした。
ワンピーススカートだけが床に落ちた。

真白姫はまた冷徹な目になっていた。
スリップにブラ、ショーツだけになっている僕を笑うでもない。
ミコトは「服の下まで女なのニャ」と無邪気に言った。

304名無しさん:2006/04/08(土) 03:42:53 ID:cE3Cv/Sk
>>298
キター!!
マシロきゅんにレイプされる学園長(;´Д`)ハァハァ
報復にお仕置きされるマシロきゅん・ナオ(;´Д`)ハァハァ

というか、ナツキがまだマヨネーズにこだわっているのに笑った(w

305名無しさん:2006/04/08(土) 11:17:29 ID:.2tWFlfY
レイプして本当はやりたくなかったって泣くって…w
マシロきゅんじゃねー

306名無しさん:2006/04/08(土) 13:10:04 ID:TL99c6yU
二ナ派さんのSSは少し暴走しすぎてついていけない。
てか二ナ派なのに二ナが(ry

307名無しさん:2006/04/08(土) 16:55:35 ID:wMvfx.gk
>>298
乙、でもマシロきゅんがレイプ太郎なのはちょっとなぁ…。
これなら中途半端にギャグにしないで、鬼畜路線で徹底した方がよかったかも。
次回に期待。

308名無しさん:2006/04/08(土) 18:51:39 ID:KV3s4C1c
ニナ派さん、GJ!
一気に読んでしまいました。
泣きじゃくるマシロくん、きゅんきゅん!お姉さんナオちゃんも、えくせれんつ!です。

309名無しさん:2006/04/08(土) 19:08:40 ID:UrLZbIi2
レイプ物は好きだけどマシロくんにさせるのはなあ・・・
>>303
続きまだー

310名無しさん:2006/04/08(土) 22:32:37 ID:ldzpIzXA
漏れはがくえんちょレイプもいいと思うけど。
マシロくんだって男の子だし。
いたぶられたナオが「マシロ・・・」という所で萌えますた。

311名無しさん:2006/04/08(土) 23:01:38 ID:fwEHgYs.
ただの下衆野郎には萌えない。

312名無しさん:2006/04/09(日) 00:05:54 ID:uN.odEnw
まぁ文句言ってもしょうがないでしょ
ただギャグで落とそうとして失敗した感はあるな
どうせなら、そのままちょっきんか黒マシロで学園中レイプしまくるぐらいの方が面白かったw

313名無しさん:2006/04/09(日) 01:45:02 ID:/QE1VsIM
まぁ作家さんとしては是非より反応されないのが一番悲しいだろうしな

314【再掲】さよならお風呂:2006/04/09(日) 20:37:19 ID:faMZRceU
温泉効果もあってマシロの足もすっかり癒えた。
明日からは湿布もいらないわよ、とヨウコ先生も言った。
お風呂の世話も今日でおしまい。

生徒の入浴時間は決められていて、マシロはそのあと。

「マシロ様、参りましょう」

ニナが促した。
ニナは着替えとお風呂の用意を2人分持つ。
風呂場までの道すがら。

「今日で終わりだね」

マシロが言った。
ホッとしているような、そんな笑顔だった。

「そうですね」

ニナは答えた。

男との女との書かれていない、ひとつだけのドアを開ける。
マシロくんがまず脱ぐ。
お世話の初日、服を脱ぐ前にマシロはこう言った。

「ニナちゃん。僕が脱ぎ終わるまで、外で待っててくれる?」

賢いニナはマシロの言いたいことが分かった。
湯船への引き戸の音が聞こえてから、脱衣所に入る。
マシロが使った隣のロッカーからカゴを出す。
制服を脱ぎ、カゴをロッカーに戻す。
下着とTシャツ一枚になる。
隣りのカゴにはマシロの脱いだ服が入っている。
下着が見えて、ニナは頬が熱くなった。
この主人が男だなんて、服の上からは誰も思うわけがない。
でも、ニナは知っていた。
知ってしまった。
王族には王族の事情がある、オトメたる自分には知る必要がないことだ。
今、自分がここでマシロの世話をしているのも、主人候補たる御方が自分のためにお怪我なされて、不自由をしているからだ。
オトメの役割を何ら逸脱していない。
ニナはそう納得していた。

マシロは引き戸に背中を向けて、カランで腕を洗っていた。

「お背中、失礼します」

洗面器にお湯を満たす。

「お流しします」
「あ、ありがとう」

お世話をしているとき、マシロは決してニナを見ない。
「シャツかなにか着てほしい」とマシロが言ったので、丈の長いシャツを着るようにしている。
それでもマシロはニナを見ない。

ぬるめにして、マシロの背中にお湯を流す。
(ふつうの背中…)
泡立てながら、ニナは思う。
でもこれは男の人の背中。
街で、市民を…、私を守ってくれた、大きな背中。
タオル越しにしか触れてはいけない背中。
それも今日で最後。
服を脱いだこの人に会えるのは私だけ。
私とこの人だけの秘密。
でも、その関係も今日でおしまい。
明日からは、ただのルームメイト。
オトメと主人候補の関係に戻ってしまう。

「前の方、失礼します」

315【再掲】さよならお風呂2:2006/04/09(日) 20:38:03 ID:faMZRceU
背中は洗い終えてしまった。
向かい合わせにならない。
なるべく体と体が重なり合わないようにして、体の前の方を洗う。
首筋から下へ向かっていく。
喉仏のない細い首。
自分のより小さい2つの突起が布越しに触れる。
時計回りに円を描く。
それからへそに落ちる。
悔しいくらいに肉のついていないウエスト。
温泉でコーラルの制服を着た姿は、本当に可愛らしかった。
女の自分が見ても、ほれぼれする美少女だった。

マシロが男であることを証明する唯一のものだけは、マシロが洗った。
へそのあたりまでをニナが洗うと、お湯を流す。
それから髪を洗う。
マシロは湯船に入り、ニナは出る。
それがいつものお世話だった。
へそで終わるはずだった。

ニナの手のタオルがへそより下へ落ちていった。

「ニ、ニナちゃん!?」

マシロの声が上ずった。
片手のタオルだけでは、上手く掴めなかった。
ニナが左手も前へ回った。
左手がマシロが男であることを証明するそれを掴んだ。

「ぅ…ぁ…」

掴んだだけで、マシロの声に色が帯びてきた。
右手のタオルで、マシロのそれの皮を引き下ろした。
剥き出しにされたそれ環状を、タオル越の人差し指と親指でつまむ。
左手はそれの根本まで落ちた。
2つの球を感じる。

球皮を左手でなぞり、右手は棒皮を上下させる。

「ぁ…ん・・・ぅぁ…ん、…ニ、ニナ…ち…」

マシロのせつない声が大きな浴場に響いた。
ニナの右手にタオルはなかった。
いつしか2人の間にあった空間はなくなっていた。
今度はニナのシャツ越しに2人は密着していた。
マシロの肩にニナの顔が落ちる。
少しニナが首を傾げると、口元にマシロの耳が当たった。
ニナはマシロの耳に「ふぅ」と息を吹きかけた。

「あ…っっ・・・」

マシロの声に熱がこもった。
ニナはマシロの耳たぶを軽く噛み、舌を少し出した。
その舌をマシロを耳の溝に這わせる。

「ぁぁぁっ…んん・・・」

前屈みになって耐えていたマシロの体が動いた。

「マシロ様…」

ニナに昨日までの恥ずかしさはなかった。

「大きくなっていますよ」

316【再掲】さよならお風呂3:2006/04/09(日) 20:40:34 ID:faMZRceU
マシロのそれはニナの右のこぶしをはみだすほど大きくなっていた。
ニナの声にマシロの身体がビクっと震えた。

「感じているんですか?」

肩に乗せたニナの声に、マシロは首を振った。

「感じていないんですか?」

感じていないと言ったマシロに、ニナは少しムッとした。
袋をいじっていた右手をさらに奥へ奥へ入れていった。
男にも女にもあるその穴の入り口をつんつんと指した。

「ニナちゃん…おしりは…やめてぇっ…!」

マシロの声がせつなくなった。

「おしりはぁ…おしりはぁ…」

(男の人もおしりが気持ちいいんだ・・・)
マイスターを目指している以外は、ニナも10代の少女だ。
相応の知識と興味は当然ある。

あえいでいるマシロの口を自分の口で閉じてしまいたかった。
マシロの充血した欲望を出してあげたかった。

「いいんですよ。マシロ様。出しちゃっても」

強弱をつけながら、ニナは言った。

「出してください、マシロ様!」
「ニ、ニナちゃん!…ニナちゃん!出し…て…ぃい?」
「いいですよ、マシロさま!マシロさまぁ!」
「いっぱい…出…るぅ…!」
「いっぱい出してください!」
「ぁぁ、ああぁ、ぁぁああっっ・・・」
「マシロ様!マシロ様!マシロさまぁぁぁ!」

マシロのそれから白い液体が溢れ出す瞬間を、ニナは逃さなかった。
液体はニナの右手を濡らし、鏡にまで飛び散っていた。
液体には、熱みと粘みがあった。

317【再掲】さよならお風呂4:2006/04/09(日) 20:41:11 ID:faMZRceU
(あつい…)

マシロの息が荒い。
目を閉じていた。
ニナは右手を濡らす、あたたかくて、ねばねばした白い液体を、もてあそんだ。

(接着剤みたい)

ものすごい粘着で、ものすごい臭いがした。
そうするうちに液体の温度は失われていく。
右手を鼻に近づけ、臭いをもう一度嗅ごうとした。

「ダメだよ!」

マシロがニナの右手をおさえた。

「マ、マシロ様?」
「これ舐めたらニナちゃんオトメになれなくなっちゃうよ」

奇跡的にこの白をタイ内に入れずに過ごせたあの時代…
到達して果てた後でも、そんな気づかいのできるご主人…
ニナはマシロの背中からギュッと抱きしめた。
(この方は…)
ニナの手がマシロの胸をまさぐる。
粘ついた指がマシロの体を這う。
その指が首筋を上がっていった。
そしてマシロの口元をなぞる。
(マシロ様…)

その指がまたあたたかくぬれた。
マシロの口内に指が入っていた。
マシロは自分ので濡れたニナの小指を口に含んだ。

「いけません!マシロ様!」

理性が戻りつつあった。

「ご自分のを舐められるなんて」

マシロは何も言わず、小指から薬指、中指へと進んでいく。

「…ぁ…っ…」

人差し指でニナの息がもれた。

被服室の夜を思い出していた。
あのとき、血を流したニナの指をマシロは口の中で受け止めた。
あのとき、顔を向かい合わせたふたりは、その行為の恥ずかしさも受け止めた。
マシロは、ニナの弱さも笑うことなく受け止めてくれた。
あのときは、マシロの性別は気にもしていなかった。

マシロの舌は親指にからんでいた。

(了)

318名無しさん:2006/04/09(日) 21:36:57 ID:fM8LcqOg
なぜいきなり再掲載するん?

319名無しさん:2006/04/10(月) 02:42:34 ID:24nSfKUU
>>317
ぐっジョブ!
え、これ一度掲載されたものなの??
というか、続きを(;´Д`)ハァハァ

320真白マシロ5:2006/04/10(月) 11:30:01 ID:LlJCVKy.
>>303続き

そしてもう一度肩に手を掛ける。
スリップの肩紐。

「待つニャ」

ミコトだった。

「裾を持ち上げるニャ」

スリップを捲し上げろ、ということだろうか。
僕は肩に乗せた手を下ろした。
スリップの裾をつまみ、あげていった。

「すとっぷニャ」

へそのあたりまで裾が来たところだった。

「そのままニャ」

なんでこんなことをさせるか、分からなかった。
ミコトはにやにやと笑っている。
真白姫の眉に少しひそみが見えた。

ミコトの視線を僕は追ったのは、それからどれくらい経ってからだろう。
それは僕のショーツに向けられていた。
僕も視線をミコトと同じくした。

そして僕は気づいた。
捲し上げた裾を下ろしたくなった。
座り込みたかった。
逃げ出したかった。

「もりあがってるニャ」

ミコトが僕の変化を拾った。
僕の恥ずかしさはさらに増す。
どこに顔を向けていいのか分からない。
だから目をつぶった。

「はみだしてるニャ」

ミコトの言葉に僕が反応している。
意識が遠のきそうだった。
意識が遠のきそうになったから、頬の内側の肉を噛んだ。
強く噛んだ。
リアルな痛みが、真白姫の視線とミコトの言葉を耐えさせる。
そう、神学校時代にしていたように。

「ニャ」

ミコトが飛びついてきた。
後ろから手を回した。

「動くニャよ」

下から僕を見上げるミコトの笑顔。
この笑顔には見覚えがある。
神学校時代に。
ミコトの手は降下した。
猫の毛がショーツの上からなぞる。
質量のない、柔らかな毛なのに、僕は圧力を感じた。
また声を上げそうになった。
僕は眉をしかめた。

「まだなでてるだけニャよ?」

ミコトがまた笑った。

321名無しさん:2006/04/10(月) 13:16:14 ID:JZbHwhj2
いやあ。にんにん勃ってくるわ

322ニナ派:2006/04/10(月) 23:01:42 ID:GlOg3c/s
感想ありがとう、確かに暴走しすぎたね
最後にヒートアップするから



お願い…嫌いにならないで……

323ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:04:21 ID:XB7Q6j2o
「…ごめんね」

私の大好きな人は、そう言った
薄れゆく意識の中で、その笑顔だけが……



今から六時間前

あの方の戴冠式が行われた
しかし、それはセルゲイ大佐の仕掛けた罠だった
ナギ様は命を落とし、MAIと呼ばれる魔神・HiMEの力にガルデローベは陥落された
私達は黒き谷の人達が集まっているスラム街に匿われた

私達が見つかるのも時間の問題だろう



先程の圧倒的な力が目に焼き付いてしまった
紅蓮の炎は全てを焼き尽くした
何もかも……

私はアレに勝てる自身が無い
私は主を守れない
私が死ぬと、あの方も死んでしまう
それだけは嫌、絶対に嫌

でも、どうしようもない

ただ、次々に襲ってくる恐怖に私は身を震わせているだけ……



「ニナちゃん…」
「マシロ…さま……」


あの方……マシロ様が私のテントに入ってこられた

「大丈夫?」
「はい、大丈夫です…」

虚勢を張っているのが丸分かりです
でも、マシロ様は私を気遣って気付かないふりをする

「アリカちゃ……ううん、お姉ちゃんは落ち着いたよ…」
「よかった…」


皮肉なことか、MAIの力によりマシロ様は記憶を取り戻した
マシロ様とアリカは実の姉弟だったのだ
……予感はしていた


「驚いていないんだね、ボク達のこと」
「もしかしたら…と、思っていましたから……」
「そっか…やっぱりニナちゃんは凄いね」
「いえ…」


たまたまレナお姉様の言葉を聞いただけです


「謙遜しないで、ニナちゃん」
「マシロ様…」


お優しい方…だから、私は貴方が……


「ところでニナちゃん…一つお願いがあるんだ……」
「何でしょうか?」

324ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:05:50 ID:DS0aIm/c

"ちゅっ…"


「!!?」


マシロ様は私の唇を奪う

"とさっ…"

そして、そのままベッドに倒された


「まっ、マシロ様っ!?」
「何も…言わないで……」
「ですがっ!!」


"ちぅ…"

「んっ…んふぅ……」


マシロ様は、わかっていらっしゃるはず
性交すると私はオトメではいられなくなる
なのに、何で……


「ニナちゃん…」


するすると私の服は脱がされる
私は下着だけになる


「お、おやめください…」
「………」

マシロ様は無言で私の下着に手をかける


「あっ…」
「ニナちゃん…綺麗……」

服を全て脱がされ、裸にされた私

(ダメなのに…マシロ様にやめてもらわないと…いけないのに……)

頭にある考えと行動が一致しない
抵抗できない…いや、しないだけかもしれない……


私は、行為を求めていた
いつか私がオトメを辞める時、マシロ様に想いを伝え、純潔を捧げるつもりだった

でも、やはり止めなくては…
今の状態で、私がオトメで無くなってしまって力を失ってしまっては、待っているものは死のみ
メリットはなく、デメリットばかりだ


「なっ、何をお考えなんですかっ!!」
「ボクは君のマスターだ、ボクの言うことだけ聞いていればいいんだ」


マシロ様…嘘が下手なんですね……
貴方は絶対にそんなことを言いません


「だから、何も言わないで」

マシロ様はそう言うと、私の秘部に顔を近付ける

「いきなりで恥ずかしいかもしれないけど、我慢してね…時間が無いんだ……」

"チロ…"


「おっ、おやめっ…ぁあんっ!!」

私の身体が恨めしい
ただ一度触れられただけでも感じてしまう


「あっ…はぁっ……あぁぁんっ!!」


"ぷしゅ…"


「うわ……ちょっと舐めてあげただけなのに…」
「おやめ…ください……」
「ニナちゃんってエッチな子なんだね」
「そんな……ことっ!!」


「んっ…ちゅっ……ちゅぱっ……」

マシロ様の舌が私の秘部に絡み付く
一人でするときよりも格段に気持ちがいい

「あっ…はっ……やぁっ!」

声が出てしまう
押し殺していても快感に負けてしまう

「だっ、ダメ…はぁ……んっ!!」


「洪水みたいだね…ニナちゃん」

マシロ様の顔は私の愛液で汚れている

「も、申しわけっ……なぁんっ!」


ダメ、イきそう……


「ニナちゃん…イきそう?」
「いっ、いえっ…そんっ…な…ぁ……」


マシロ様は指で陰核を軽くつねった
その瞬間、私の身体に電撃のようなものが走る


「ひっ、ひやぁぁぁぁあああああっ!!!」


"ぷしゃぁ〜〜〜"


「おもらしみたいだね、ニナちゃん」


恥ずかしい
マシロ様に不様な姿を見せてしまった

325ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:06:44 ID:eF8XXhqQ

「じゃあ…そろそろ……」

マシロ様は腰をあげ、ズボンを下ろす
そして、私に乗り掛かってくる


「はぁっ……はぁっ……」

制止しようとマシロ様の身体を押し上げるにも力が入らない

「お…おやめ……」
「力抜いて…痛いよ……」

"ずずず…"とマシロ様の屹立した陰茎が私の秘部へと侵入する

私が妄想し、自慰までしていた夢のような行為
なのに、何でこんなに胸が痛むのだろう
つらくて、切なくて……


「いくよ……」


「――――――――っ!!」


マシロ様の陰茎が私の処女膜を貫いた
過剰なほど愛液で潤っていたため痛みはほとんど無かった

「マシロ様…」
「ニナちゃん…痛くない?」
「それほどではありませんでした」
「よかった…」

自分の身より相手の身を気遣う御方

「お教えください…なぜ、このような……」
「ニナちゃんとエッチしたくなったから」
「………」
「一緒にお風呂に入ってたときから、ずっとしたかった」


嘘が…本当に下手ですね……
涙を流していませんが、心で泣いていることぐらいわかりますよ


「そうですか……」
「…うん」
「では…存分に私の体を……」


夢なんだ、そう…これは私の見ている夢
都合のいい夢、現実ではありえない夢


「はっ…はっ……」

マシロ様の吐息

「あっ、はぁっ……ぁんっ!!」

信じられないほどの快楽

「好きっ、ニナちゃん大好きっ!!」

聞きたかった言葉

「わっ、私も貴方を…ぁ……マシロ様を愛していますっ!!」

伝えたかった言葉

「膣にっ、膣に出すよっ!!」
「はいっ、お好きなだけっ…ニナに注いでくださいっ!!」


"ビュクッ…ビュクッ……"


私は…貴方だけのモノです……



私は絶頂に達し、意識を失ってしまった
これは……夢なんだ………・



326ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:07:32 ID:8WlLd.a.
「すんだのかい?」

ニナちゃんの寝ているテントから出ると、ミドリさんがいた

「はい、契約を廃棄してきました」
「……本当にやる気なんだね」
「これは、ボクとお姉ちゃんの戦いですから」
「あの子に…一生の傷を心に刻み付けてしまうかもよ……」
「恨まれたっていいです、生き続けてくれるのなら」
「死ぬよりも…辛い思いをさせるんだよ……」
「ニナちゃんには、たくさんの友達がいます。だから……」


決めたんだ、ボク達の力で……
みんなを守るために……

ボク達の村を焼き尽くしたアイツを倒すんだ


「ミドリさん…協力をお願いします」
「わかった……。これ以上は何も言わないよ」
「ありがとうございます」


「マシロちゃん……」

後ろからボクの名前を呼ぶ…

「お姉ちゃん」

ボクは呼び掛けに答える


「みんなを…守ろうね……」
「うん、頑張ろう…お姉ちゃん……」



―ガルデローベ―

「ふははははっ! 残ったオトメどもを捜し出し、焼き尽くせぇっ!!」


MAIと呼ばれた者の圧倒的な力の前に、私達は手も足も出なかった
私達はガルデローベの一室に身を隠し、脱出の機会をうかがっていた


「シズル…」
「なんどすか?」
「私とお前でアイツを引き付ける…いいか?」

私はガルデローベの学園長、生徒を守るための存在だ

「ふぅ…ナツキならそう言いはると思っていました……」
「生徒達を逃がすため、囮になる…ここで死ぬことになるぞ」
「承知のうえどす」

シズルにはすまないことをさせる…
だが、これはシズルにしか頼めないことだ


「私はシズルと奴を引き付ける。いいな、全員生き延びて脱出するんだ!!」


「ナツキちゃん!?」「お姉ちゃん!!」

「トリアスの子らは、みんなを誘導しておくれやす」
「はっ、はいっ!!」


「行くぞ、シズル!!」

私とシズルは部屋を出て、あの化け物の所へと向かう
母さん、アリッサ…さよならだ……
あとは…頼んだ……




327ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:09:58 ID:7Mgjjumg
「お姉ちゃん急いで!!」
「うんっ! マ…シロ……」

「マシロでいい、ボクはヴィントブルームの女王として戦う」
「……わかりました、マイマスター」


蒼天の青玉のバグとミドリさんのREM、それらに助けられた
真祖様の管理から抜け出し、アリカちゃんはローブをまとうことが出来たのだ


『私達が女王と真祖、そしてセルゲイを片付ける。二人はあの化け物を倒すんだ』


「ミドリさん達ならうまくやってくれるはず…」
「うん…お父さんのためにもやろう」

「お母さんをまた独りぼっちにさせちゃうかもね…」
「みんなが付いていてくれるから大丈夫…だよ……」

アリカちゃんと話しているうちにガルデローベに着いた
ボク達の"最後"の戦いだ



ボク達が着いたときには、ほとんどが終わっていた


「ふっ…ざまないね……アタシとしたことが……」


ミドリさんは腕を一本無くしていて、お腹には大きな切り傷が痛々しく刻まれていた

「ミドリさんっ!!」
「やっぱ、真祖って呼ばれるぐらいなんだからメチャクチャ強かったわ…」
「喋っちゃダメです……」
「ギリギリ差し違えられたけど……アタシ達、全員やられちゃったよ…」


「ミドリさん…ダインさんは……?」

アリカちゃんがダインさんの姿が無いことに気付く

「アイツは私の盾になって本体のほとんどを失ったんだ……そして、セルゲイを巻き込んで自爆したよ……」

「そんな…」
「君には悪いことしたね…あんな奴でも慕っていたんだから……」
「これまで…育ててくれましたから……」


ひどい人だったけど、育ての親だった人だ
利用されていたとわかっていても、悲しかった


「どうやら…お迎えが来たみたいだ……」
「ミドリさん…」
「ガルデローベの生徒は…無事だよ……ガルを犠牲にして…時間稼ぎをしていたマイスター二人は…逃げ延びたみたいだから……」
「くっ……」

あんなに強かったミドリさんの声が、どんどん小さくなっていく
それに耐えきれなくて、ボクは涙を流していく

「泣かないの……」
「だって…」
「アタシ達みたいなのに…涙を流してくれるんだ……君な…ら…みんなを幸せに…できるよ……」


……………


「ミドリ…さん……」
「マシロちゃん…」

アリカちゃんがボクを抱き締める
二人とも涙を流していた



――遥か空で凄まじい雄叫びが聞こえた――

――空を見上げると紅い龍がいた――

――炎を吐き上げながら舞い踊っている――

――そして、その炎で街を焼き尽くそうとしている――


――とめなくっちゃ……――


「お姉ちゃん…いや、我がオトメ・アリカ=ユメミヤよ!!」
「はいっ!」
「主が命ず…あの化け物を倒し、我が民を守るんだ!!」
「イエス、マスター」


まともに戦って勝ち目は無いことぐらいわかっている
でも、一つだけ方法はあったんだ

328ニナエンド〜真白なる想い〜:2006/04/10(月) 23:13:12 ID:09CRjT0s
「お似合いですよ、女王陛下」
「ありがとう、エルス」

「っと、出来ました陛下」
「ミミもありがとう」


あれから、一年の月日が流れました


私、ニナ=ウォンは女王になってしまったのです




329ニナエンド〜真白なる想い〜:2006/04/10(月) 23:14:04 ID:8WlLd.a.
「ニナちゃん!!」
「ん…エルス?」

眠っていたんだ…私……
あんな夢を見るなんて…ね……

「マシロ様がっ、マシロ様がぁっ!!」
「マシロ様……?」

エルスのただならぬ動揺に私は不安を感じた


―ガルデローベ―


「嘘よっ、嘘よぉぉっ!!!」


ローブの無い私達は無力だった


「彼とアリカは…蒼天の青玉を暴走させ、奴ともども消滅した……」


囮役を買って出たのはいいが、真祖様たった一人に私とシズルは打ち負けてしまった
それと同時に、魔神の相手をしていたミスマリアは命を落とした

私は命を奪われる寸前で、プリズナーNO.17に助けられた
彼との盟約を果たすため、命を捨て我々に手を貸してくれたのだ
彼らの犠牲もあって、我々は生き延びたのだ



「いや…そんな……マシロさま……いやぁぁあああああっ!!!」


「落ち着け、ニナ!!」

私は発狂しそうなニナを羽交い締めにする

「シズルっ!!」
「任しとき」

シズルに鎮静剤を打たせる


「い……や………」

強力な薬を打たれ、ニナは意識を無くした

「少し…休め……私だって、泣きたいんだぞ…」


―自室―

ガシャンッ…ガシャンッ……

何かを叩きつける音がする
私は、その騒音に目を覚ます


「んっ………」
「目…覚めたの……ニナちゃん?」

私はいつものベッドに寝かされていた

「エル…ス……?」


「今ね、お部屋の…片付けしてるんだ……」


"ガシャンッ……ガシャンッ……"


エルスはゴミ袋に、何かを叩きつけるように投げ入れる


「エルス、それっ!?」

何かとは、アリカとマシロ様の…遺品……

「何やってるのよっ!!」


私はエルスを押し倒す

「だって、こんなの二度と見たくないよっ! 思い出が詰まりすぎてつらいだけだものっ!!」


「エルス……」

「うぐっ…ひくっ…マシロ様ぁ……なんでぇ…」

私は嗚咽をあげるエルスを抱き締め……二人で一晩中泣いたのだった


―学園長室―

「困ったな……彼も本物も二人とも死んでしまったから、ヴィントブルームの国王となる者がいなくなってしまった……」
「それに、アルタイの大公はんも亡くなってしまはりましたし…」

「しばらくはカルデアやエアリーズからの支援は受けられるが、早急に新たな王を即位させないといけないぞ…」
「跡取りでも残してくれはったらよろしかったのになぁ…」

「跡取り…か……」




330ニナエンド〜真白なる想い〜:2006/04/10(月) 23:15:07 ID:z0ccQb.6
―教室―

マシロ様が亡くなられてから、一月ほどが経ちました

エルスも私も少しづつ回復し、ガルデローベにも活気が付いてきました

「今日はシズルお姉様の授業だって」
「そう…楽しみね」


ガルデローベは、色々と変わってしまった


一番大きな変化は、舞踏の授業が無くなったことだ

理由は、真祖様が消滅したことにより、オトメシステムが崩壊して、ローブが展開できなくなったからだ
だから、ガルデローベはオトメ養成学校ではなく、単なるお嬢様学校になってしまった


他には新しい先生が来たことや、レナお姉様の意識が回復したことや…


「後から、マシロ様とアリカちゃんのところに行こうね」
「いいわよ」



ヴィントブルームの中で一番見晴らしのいい場所

そこに二人のお墓を立てた


"男性の"マシロ様は国を救った英雄として讃えられた
そのため、風華宮にはちゃんとした慰霊碑が建てられている


だから、ここは私とエルスだけの秘密の場所


「二人とも見えますか…? 貴方達が守った国ですよ……」
「壊された部分も沢山あったけど、だいぶ綺麗になりました…」


私とエルスは、あの夜に約束をした

『もう絶対に泣かない』

そして、その約束に一つ例外を設けた

『この場所だけなら、泣いてもいい』


「見てください、マシロ様…家政の課題、うまく出来るようになりましたよ……」

私は、どうしても出来なかった裁縫を頑張った
マシロ様ほどには出来ないけれど、クラスで一番上手になった


「アリカちゃんの好きだったケーキを焼いてきたんだ…」

エルスも作ってきたケーキをお墓にお供えする
マシロ様に食べてもらうはずだったのを、よくアリカに食べられていた


「今日はですね…。エルスが体育の授業の時にこけて、ブラをみんなに見られたんですよ」
「そんなことマシロ様に言わないでよ〜」

エルスが私の口を塞ごうとする

「相変わらずドジなんだから…」
「アリカちゃんほどでは無いよ」
「あの子のは凄かったものね」
「食器を25枚いっぺんに割るなんて、普通じゃ出来ないよ」
「エルス、それは言い過ぎ…あの子が割った枚数は20枚よ」
「あれ…そうだったっけ?」

「エルスってば……」
「くすすっ…」

私達は声をあげて笑いだす
お互いの目から涙が溢れていることは決して口には出さずに




ふと気付くと、日が少し傾いていた


「お腹すいたね、ニナちゃん」
「そうね、そろそろ帰りましょ……うっ…」
「ニナちゃん!?」


急に気分が悪くなった
それに、吐き気がする

あっ、ダメだ……

「ごめん、エルスっ…ちょっと……目と耳と鼻閉じてっ…」
「むっ、無理だよ…!!」

―研究室―

「気分悪くなって、戻しちゃった?」
「……はい」
「じゃあ、検査するから横になって」
「わかりました」


私はエルスに連れられて、ヨウコ先生に診察してもらった

それが、新しい人生の始まりだったのである




331ニナエンド〜真白なる想い〜:2006/04/10(月) 23:17:13 ID:XfjK.54g
「はぁ…あんまり大勢の前で話すのは得意じゃないんだけど……」

「ニナちゃんは相変わらず固いんだから…笑って笑って〜」
「……エルスお姉ちゃん、ニナお姉様は女王様なんだよ」

頬をつねるエルスの手を払い除け、私はミミの頭を撫でる

「エルスよりミミのほうがしっかりしてるわ…まったく……」
「ひどい…ニナちゃん……」

「ふふっ…冗談よ。あなたは私の親友なんだから、何と呼んでも構わないわ」

「うん、頑張ってねニナちゃん」
「ええ!」



マシロ様が亡くなられて数日後に、私宛ての手紙をミミが持ってきてくれた
差出人は…マシロ様……


『最初に言っておくよ。ごめんね
 ボクはアリカちゃんと一緒に奴らを倒してくる
 普通に戦っても勝てる見込みは無い
 でも、一つだけ方法があったんだ
 蒼天の青玉を暴走させ、その力で空間を歪ませる…つまり、自爆だね
 これは蒼天の青玉で契約しているアリカちゃんとでしか出来ないことだった
 ボクが死ぬと契約しているニナちゃんに、少なからず影響を与えてしまうと思った
 だから、ボクはニナちゃんと契約を破棄したんだ
 これは、ニナちゃんに対する裏切りです。ボクを恨んでくれたって構わない
 でも、ニナちゃんには生きていてもらいたかった
 だから…ボク達の分まで幸せに暮らしてほしい
 エルスちゃんやナオさん、他の皆と仲良くしてね
 約束だよ


 ボクの大好きなニナちゃんへ
  

        マシロより  』


私は貴方を恨みました
契約するということは、命をかけて守るということ
なのに、オトメの私が生き残り、マスターの貴方が生き残るのはあってはならないことです


でも、今は貴方に感謝しています


「お母様…」
「大丈夫よ、よく眠っているわ…」
「そうですか…ありがとうございます……」

レナ様は一人の赤子を抱き抱えている

マシロ様が私に残してくれた最後の贈り物
私とマシロ様の絆の形


この子は、いづれ王となる御方

この子が大きくなるまでは、貴方の代わりを私が務めます


だから…姉様と一緒に見守っていてくださいね、あなた……

332名無しさん:2006/04/10(月) 23:21:32 ID:qOMpAxkg
すげぇ面白かった!初めてリアルタイムで見たよ。
こんなの書けるなんて凄いね。

333ニナ派:2006/04/10(月) 23:24:37 ID:rJk1IyEY
真面目なの書きました
先週号を読んで即座に考え付いたifエンドです(バッド?)

「…と言う、ニナの夢であった」って感じにはなりません、期待した人ごめんね


前みたいなネタに近いもののほうがスラスラと書けて得意なのです
前のやつも、ちゃんと完結させるので生暖かく見守ってやってください(`・ω・´)


むしろ、見捨てないでね……

334ニナ派:2006/04/10(月) 23:48:19 ID:8WlLd.a.
あと、見直したら誤字脱字が結構あった。次は減らすように頑張ります

独自設定が多いところにも目をつぶって下さい

335名無しさん:2006/04/10(月) 23:54:11 ID:cP7JPTpE
名作だな……読んでてほうっと嘆声が出たよ。
難を言えば視点が変わりすぎてすこし読みづらいことか。
ともあれグッジョブ!!!
是非次回作を!!

336名無しさん:2006/04/11(火) 00:00:33 ID:S1Jswapk
前回の続きだと思って読んでたからびっくらこいた

337名無しさん:2006/04/11(火) 00:09:32 ID:Hn6HGkwA
とりあえずキャラ殺して感動させるのは安っぽいなと思った。

338真白マシロ6:2006/04/11(火) 09:05:19 ID:gd7Yoxyo
>>281 >>284 >>301 >>303 >>320 より

「かたくニャってきたニャ」

僕は目をつぶった。
頬の中の感覚がなくなりそうだった。

「大きいニャ」

奥歯で頬を、前歯で下唇を噛んでいた。
息は鼻でする。
鼻を通り抜ける空気は、吐息になっていた。
我慢している声のかわりに吐息が漏れる。
噛むのをやめた瞬間に色づく声は留まらなくなるだろう。

視界をふさいでも、ミコトの声が余計際立つだけだった。
その声が僕を支配する。
その手が僕を解放する。
僕は目を開けた。
僕と同じ顔が座っている。
僕に視線をくれている。
僕も見返した。
僕の誇りのために。
僕が果てないために。

僕の手はスリップをつまんでいる。
高さは保っている。
ミコトの手は僕のそれを撫でているだけだった。
大きくはなったけど、果てずにはすみそうだ。

そう安心しそうになった瞬間、ミコトは動きをやめた。
片方の手でそれを摘んだ。
もう片方の手はショーツを少しずつ下ろす。
ショーツがそれがあらわになるところまでおりた。
そして二つの肉球が、僕のそれを挟んだ。
さっきより圧力が僕のそれにかかった。

「ニャ!」

それを掛け声にミコトの手が動き始めた。
真白姫に僕の全てを見られていることを恥ずかしくなる間もなかった。
味わったことのない感覚がそこに集中していた。
僕の顔は真白姫に向いていた。
でも僕は真白姫を見ていなかった。
どこも見られなかった。
言いようのない感触が伝わる。

「…ん…んんぅん…」

僕の呼吸は声になりそうだった。

「…ぁ」

頬肉と下唇が、歯から離れる。

「…ぁん…ぁあ…んん…」

僕の口から声が漏れた。

「…はぅ…んん・・・ぅん…」

一瞬だけボリュームを上げたラジオのように、僕の声は王の間に響いた。

「…ぅ…ん…んん…んんん…」

頬と唇に歯を当てて、声を消した。
僕は真白姫を見据えた。
真白姫も僕を見ていた。
でも視線は絡まなかった。

そのときだった。

 とくん

僕のそれからおかしな萌芽を感じた。

 とくんとくん

全ての触覚がそこに集中している感じ。
全身の力をそこに吸い取られるような感じ。
だから、僕は足の力を失った。
立っていられなくなった。

 とくんとくんとくん

全てを委ねてしまいたい。
ミコトの手は、その発信源を動かしている。

 とくんとくんとくんとくん

また噛めなくなった。 

「ぃい…い…や…だょ…よぉ…おかし…ぃ…き…」

初めての感覚に僕は狂っていた。
たとえば、もしそこに…があったら…

「い…ぃやゃ…ゃだ…だょぉ…」

そのとき、ミコトの手が離れた。
かけあがってくる何かが、逆流する。
僕のそれは何か知らないものによって爆発するんじゃないか、と思った。

「…ぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

ミコトの手が離れても、僕の息はしばらく止まらなかった。

「…」

吐息が収まった。
下半身の脱力も戻った。
その瞬間、またミコトの手が僕に伸びた。

「…ぁあああん…っ」

鼻からの息だけなのに、それは大きくなっていた。

「…ぁぁん…ぃや…っあぅ…」

爆発の前兆がまたやってきた。
さっきより短い周期で。

「…ぃっ…ぃ…ぃくぅ…い…」

頭が真っ白になりかけた。
退廃的になりかけたとき、またミコトの手が離れた。

「ひっ…っく…ぅう…」

落ち着くとミコトの手が伸びて、破裂の直前に手が離れ、落ち着くとミコトの手が伸びて…
それが5度繰り返された。

「気持ちいいんニャろ?」

息を整えている僕にミコトが言った。

 ぺろ

ミコトの舌が僕の顔を舐めまわした。
僕は顔までぐじゅぐじゅにしていた。
涙、鼻水。
声を出さずに泣いていた。
噛み続けた頬の内側には歯型がくっきりついているのを、自分の舌で感じた。

「気持ちいいんニャろ?」

舐めながらミコトが言う。

「どっちなんニャ?」

ミコトが離れた。
僕の前に座った。
膝に肘をつけて、頬杖をつくって、僕を見る。

339名無しさん:2006/04/11(火) 10:34:28 ID:07adQg.c
最悪、マシロきゅん殺すなよ…。

340名無しさん:2006/04/11(火) 12:30:15 ID:o8qSzDGw
場合によっては殺してもいいと思うが。
この人のSSは癖が強いから賛否両論あるが、漏れは好きだぞ。

341名無しさん:2006/04/11(火) 14:32:06 ID:AGxV8e6g
>>338
ミコトとマシロくんって相性良いなあ。次の話でマシロくんが堕ちんのかな?

342名無しさん:2006/04/11(火) 14:50:34 ID:SkMFO6DI
>>333
ニナ派さん、よいお話をアリガトウ。
やっぱりニナ派さんは「ニナ派」だったんですね。
ともあれ、これからも期待して待ってます。

343名無しさん:2006/04/11(火) 20:56:11 ID:RD.Pzn16
>>338
ミコトもマシロくんの操縦がうまいな。
我慢してても、思わず喘ぎ声が出てしまうマシロくんかわいす

344名無しさん:2006/04/12(水) 01:29:27 ID:PmkPQVEM
マシロくんを殺す必然性があったのか?
普通にマシロくんを生かしたまま二ナと結びつけたらいいじゃん。
マシロくん萌えスレの延長上のスレなんだし、マシロくん殺して喜ぶ人なんていないのに。

345名無しさん:2006/04/12(水) 10:28:14 ID:NXRJ2Pe.
ifだからじゃない?
お姉ちゃんを守るって言ってたマシロきゅんが
アリカを道連れに自爆とかしないだろうし

346名無しさん:2006/04/12(水) 19:48:53 ID:5EfGwxI6
桃太郎の続きまだ?

347名無しさん:2006/04/13(木) 00:21:56 ID:q4R61Mco
トモミー×マシロきゅんの続きマダー?

348名無しさん:2006/04/13(木) 19:44:27 ID:g7Ofq5eg
本スレでナギ×マシのSS書いてくれと言われたが需要はあるのかなぁ。

349名無しさん:2006/04/13(木) 20:16:29 ID:.trWCwn2
書くだけ書いてみればいいんじゃないかな。

個人的にはほのぼのな感じが好きだが、がっぷり四つでもバッチコイ。

350名無しさん:2006/04/13(木) 20:43:37 ID:YznxWtNM
あるアルよ。俺もどっちでもバッチコーイ

351名無しさん:2006/04/13(木) 22:55:29 ID:q4R61Mco
流石に本番までされるとキツイけど、冒頭にでも断りいれといてくれれば問題ないしね。

352真白マシロ7:2006/04/14(金) 09:56:27 ID:.OaTZC.o
>>281 >>284 >>301 >>303 >>320 >>338 より

「どこ触るニャ?」

ミコトが言った。
ミコトが言うまで、気づかなかった。

僕の右手がヘソの下に向かおうとしているのだ。

「勝手に触るニャよ」

またにゃにゃと笑っていた。
行き場を失くした右手でこぶしを作った。
僕の頬は赤みを増していた。

「どうしたいんニャ?」

にやにや笑いながらミコトはこちらを伺った。
僕はこたえなかった。
こたえられなかった。
どうしたいか…それは分かっている。
…でも。
本当に細い一本の糸が僕を支えていた。
その糸の上で、理性がよみがえろうとしている。

「裾を口に咥えるニャ」

さっきはへそまで上がっていたスリップの裾を口元に持ってきた。
噛むと湿り気があった。
下半身を見られる羞恥はさっきより薄らいでいた。

やり場を失った不満が内側からどんどんとドアを叩いている。
それを弱い力が外側から押さえ込んでいる。
忘れるんだ。
絶頂手前感触を、忘れるんだ。
僕は前を見た。
真白姫も、真祖様も、無表情だった。
無表情だったけど、僕に顔を向けていた。
理性の糸を紡ぐ。

「触りたいニャろ」

その糸をミコトがあっ気なく断ち切ろうとしてしまう。
目的語がなくても、ミコトが「何を」握れと言いたいか、分かった。

「動かしたいニャろ」

裾を咥える僕は口に出せなかった。

「握るニャ」

ミコトが優しく命じた。
これでもか、というくらい優しい声だった。

僕の手がおちていった。

353名無しさん:2006/04/14(金) 10:31:13 ID:1rEE38FM
生殺しキター

354名無しさん:2006/04/14(金) 10:40:46 ID:iX3yNd8A
>>348
ありまくり、カモン。

355ナギ×マシロくん:2006/04/14(金) 14:15:59 ID:yOpe7EOs
夜遅くに、マシロくんは縫い物をしていた。
「ふぅー後もう少しで終わるし、頑張るぞ。」
何を縫っているのかといえば、アリカとニナのコーラル制服である。
シュバルツとの戦いで足に怪我を負ったマシロくんの世話について、二人が言い争ったのだ。

「あたしだってたまにはマシロちゃんのお風呂のお世話がしたいもん!」
「マシロ様のお風呂のお世話は私がやると決めたの。」
「ニナちゃんの分からず屋!」
「それはあんたじゃないの!」

口論からとうとう取っ組み合いに発展してしまう。
「ふ、二人とも。やめようよー。じゃあさ、アリカちゃんはボクの食事の世話をするってのでどうかな?」
「え?本当?!じゃあ、あたしそれで良いよ。」
「あんたって奴は・・・。」
こうしてどうにか喧嘩は収まったものの、二人の服はあちらこちら破れてしまったのだ。

二人の制服はすぐに新しい物が注文されたが、届くまでの間に着る物が無い。
そこでマシロくんが二人の服を縫うことにしたのだ。

「それにしても、アリカちゃんは相変わらず怪力だなぁ。ニナちゃんの服が有り得ない位破れてるよ。」
そうやって独り言を呟きながら作業を進めていたマシロくんに後ろから声がかかる。」
「マシロちゃん、こんな夜遅くまで何をやってるんだい?」
その意外な声の主に驚いてマシロくんは後ろを振り向いた。

356ナギ×マシロくん:2006/04/14(金) 14:18:02 ID:yOpe7EOs
「ナギさん?!ナギさんこそどうしてこんな夜中に?」
「うーん、ちょっと寝つけなくてね。ガルデローべの見学ついでに歩いていたのさ。」
マシロくんが怪我をしたと聞いて、ナギはよくお見舞いとしてガルデローべに来ていた。
本来ならば男子禁制であるが、アルタイの王であり、歓迎パーティの件もあり断るわけにはいかなかったのだ。
「それにしても残念だったなぁ。」
「何がですか?」
優しく笑ってナギが応える。
「マシロちゃんの可愛い寝顔が見られなかったからさ。」
「そんな、可愛いだなんて・・・。ボクは全然可愛くないですよ。」

「何を言ってるんだい。男子の憧れと言われるどんなオトメよりも可愛いよ。」
「そ、そうですか・・・。」
マシロくんは顔を赤くして下を向き、モジモジと指をいじっている。
とてもじゃないが、作業を続けられそうもない。

そんな様子のマシロくんを見て、ナギが視線を落とすと制服が目に入った。
「マシロちゃんはオトメの制服を縫っているのかい?」
「はい。これはアリカちゃんとニナちゃんの制服です。」
そう答えるマシロくんにナギは目を丸くした。
「何故、姫である君がわざわざオトメの制服を縫ってるんだい?そんな必要何処にもないじゃないか。」
ナギの言ってる事は当然である。表向きはヴィントの後継者であり姫であるマシロくんがする必要は何処にも無い。

そんなナギにマシロくんは笑顔で答えた。
「ナギさん、身分じゃないんです。二人ともボクの大事なオトメ、ううん親友ですから。」
「マシロちゃん・・・。」

その時、ナギは来ていた上着を脱いでマシロくんにかけてあげた。
そっと手をマシロくんの肩に置く。
「マシロちゃんは優しいね。」
「ボクにはこれ位しか出来ませんから。」
「いや、そんな事は無いよ。そんなマシロちゃんだから、僕は・・・。」
ナギがそっと前に屈んで、マシロくんの頬にキスをした。

「・・・大好きだよ。」
突然のキスに少し驚いたマシロくんだったが、すぐにナギへと顔を向けた。
「ボクも、ナギさんが大好きです・・・。」
マシロくんは肩に置かれているナギの手をそっと握り、頬を赤く染めながら、柔らかい笑顔で応えた。

「今はまだ、婚約中の身だからここまでしか出来ないけど、結婚したら続きをね。」
「ナギさん・・・。」

357ナギ×マシロくん:2006/04/14(金) 14:20:44 ID:yOpe7EOs
マシロくんスレに書いたのを少し足してみました。
ちーっともエロ無しで申し訳ない。
次はツンゲイとマシロくんのピクニック話でも書こうかなと考えてます。

358名無しさん:2006/04/14(金) 15:13:46 ID:OLITRGEo
イイよイイよ。この二人イイよー

359名無しさん:2006/04/14(金) 15:23:04 ID:ttuzWRII
>>257
GJ!!

360名無しさん:2006/04/14(金) 17:38:11 ID:mer4dMzA
>>356
BL好きのオトメが鼻血出しそうな展開ですね

361名無しさん:2006/04/15(土) 00:00:51 ID:WCSYESt6
マシロくんもナギにほの字ですね。ちょっと違和感。

362名無しさん:2006/04/15(土) 01:38:26 ID:CGsWfmcY
男同士よりノーマルカプが読みたい。

363凪白:2006/04/15(土) 03:07:18 ID:MqckFwhs
「ナギさん、生きてらしたんですか!?」
「うん、何とかね……」
すべての事件が終わった後。
突然ボクの前に現れたのは死んだはずのナギさんだった。
「良かった、本当に……」
ぽろぽろ涙を流すボクだけど、ナギさんは感慨なさげにいう。
「それはそうとマシロちゃん、約束覚えているよね?」
「え?」
「婚約してるだろ、ボクたち」
「こ、こんや……」
そうだ。ボク(正確には真白姫)とナギさんは、婚約をしているのだった。
ボクが男だと知らない内の婚約だけど。
「でも、ボクは本当のヴィントの女王じゃなかったし、しかも男だし……」
「関係ないよ」
ナギさんはボクの言葉を遮ると、ボクの手を取った。
「性別は関係なく、君というひとを好きになったんだ。君のために死んだのを後悔していない」
「ナギさん……」
正直こんなストレートな告白受けたのは初めてだ。ガルデローべに来てから色々あったけど、
アリカちゃんは軽いのりだし、ニナちゃんは恥ずかしがりやだし。
「で、でも……やっぱりほもは……あっ」
ナギさんの唇がボクの唇を……キスしている!
「うん……だめぇ」
ボクはもがいて離れようとするが、ナギさんの力は存外強い。
ちょとお……舌まで入れられ……
「ぷはぁ」
「マシロちゃん、愛している……」

364名無しさん:2006/04/15(土) 11:47:43 ID:x/W9cPC6
どうやって生き返ったんだよw
やっぱキスはエロいなあ

365名無しさん:2006/04/15(土) 12:08:43 ID:DHe5qc2g
マシロ君って結構流されやすいからな
迫られると拒否できなさそうだw

366名無しさん:2006/04/15(土) 14:50:43 ID:TkUp/Tmo
やばい・・・。不覚にも萌えてしまった・・・。
もう後戻りはできないのかも・・・。

367名無しさん:2006/04/16(日) 01:19:56 ID:iESe1AzA
>>365
一度は突き放すけど結局押し切られるんだよな

368名無しさん:2006/04/16(日) 01:31:21 ID:ReDvG2pw
801ウザス

369名無しさん:2006/04/16(日) 04:02:36 ID:IpNi7qIk
オールオッケー。男男嫌な人はタイトルにナギとかゲイ付いてるのは飛ばせばいいんだしね
ニナ派さんもそろそろ投下してくれんのかな

370真白マシロ8:2006/04/16(日) 13:13:16 ID:Xh4RIKyo
>>281 >>284 >>301 >>303 >>320 >>338 >>352 より

僕のそれはべとべとしていた。
一滴も出ていないはずなのに濡れていた。
人差し指と親指、それに中指を添えてつまむ。

ぬる

それを僕はうまくつまめなかった。

「だから握った方がいいと言ったんニャ」

ミコトは相変わらず頬杖をついている。
僕の右手が握り締めていた。
薬指と小指もぬめっている。

 ぐちゅ

音を立てた。
粘り気のある音。

「握るだけでいいのかニャ?」

熱い…
手の平が熱と粘着を包んだ。

 ぐちゅぐちゅ

「…っ……」

初期微動が走った。
こみあげてくる。

 ぐちゅぐちゅぐちゅっ

玉座の間に、淫靡な音が小さく響く。

「…ん…っ…ぁ…はぁ…」

咥えたスリップの裾は、唾液でさらに濡れていた。

「動かしていいとは言っていないニャ」

ミコトが残酷に言い放った。
僕の手が、止まった。

「動かしたいニャらお願いするニャ」

あのにゃにゃ笑いに戻っていた。

「咥えたままニャ」

ためらいの間が詰まっていた。

「…ぅ…ぅごか…ひて…」

言葉がやっと途切れた。
右手はそれから離れない。

「どうしたニャ」

唾液がスリップこぼれて、床を濡らした。

「…ぅごかして…ぃぃです…か…」

僕は言っていた。
ミコトのにゃにや笑いは止まっていない。

「何をニャ?」

ミコトが言っている意味が分からなかった。
僕は止まってしまった。

「何を動かすニャ?」

そんな言葉を口にするなんて…
それも人前でなんて…

「…ぉ…」
「お?」
「…ぉ…ひん…」

僕は言い切った。

「ぉひん…ひぃ…」
「はっきり言うニャ」
「…ぉひ…ちん………ち…んです…」
「おちんちんをどうしたいニャ?」
「…うごかひたぃ…です…」
「ちゃんと言うニャ」
「……」
「どうしたニャ?」

僕は言った。

「…ぉちんちん…ぅごかしてぃいですか…」

ミコトが「ニャ」とうなずいた。
僕の右手が動く。

 ぐちゅり

一往復だけで中がうごめいている。

「…ぁ…んっ…」

僕の前には3人の女性がいる。

「ん…んん…はぁ…っ…」

僕は人前であらわにし、動かしている。
こんなことしたことない。

「…ぁん…あ…んっ…」

僕と同じ顔の人の表情は、さっきから変わらない。

 ぐちゅりぐちゅり

ミコトがこちらに手をかざした。

「よく言えたからご褒美ニャ」

ミコトの両の手が光り、そこから鏡が出て来た。
僕と真白姫を挟んで、鏡が降りてきた。
僕の身体くらいある全身鏡。

そこには、ショーツは膝まで下ろし、スリップを咥えて、右手で局部を動かしている。
頬を紅潮させ、目は潤み、眉を顰めている。
それが僕だとしばらく分からなかった。
その官能に支配された自分自身の姿に、興奮していた。
その顔は、僕の知っている僕ではなかった。

 これが…僕の顔…

「…ぁん…ぁん・・・あん・・・んぁ…」

スリップを咥えた口から漏れる声に、遠慮がなくなっていた。

 とくん

また、やってきた。

「ぁ…ぁあん…ぃ・・・ひっくぅ…ぃ…ぃく…いくぅ…」

僕を止めるものはなかった。

 とくんとくん

いつもは声を我慢するのに。

 とくんとくんとくん

ここに人が3人もいるのに。

 とくんとくんとくんとくん!

僕の声は大きくなっていた。

「…ぁん…あん・・・あっ…いっ…ぃく…いくぅ…っ」

鏡の中の僕は、踵が上がっていた。

371名無しさん:2006/04/16(日) 14:56:02 ID:O.ppogPw
見に来たら新作が来てるとほんと嬉しい
もうミコトは完全にマシロくんのご主人様やね

372名無しさん:2006/04/17(月) 23:42:24 ID:UzScerqE
ニナ派氏の新作はまだか?

373名無しさん:2006/04/19(水) 01:13:09 ID:r0DSkKDY
      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < マシロくんSSまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/

374ニナ派:2006/04/20(木) 13:25:10 ID:JQ3MLoN.
花粉症がひどいです

ニナエンドは、ニナ派のことを見捨ててほしくないからクソ真面目に書いたものです
マシロくん死なせちゃってごめんね
マシロくんが生きているのも書こうかと思ってたけど……


とりあえず、ナノマシン編・最終話いきます

375ニナ派:2006/04/20(木) 13:25:56 ID:HI3MveDg
あの事件の後、ボクは独房に二週間ほど入れられた
その間に、ボクのことやナノマシンのこと等はオトメ達に伝えられた
すんなりと受け入れられた……と言うよりも、みんな知っていたんだ


それから、三ヶ月ほど経った
ボクは、アリカちゃん達の部屋を出て、学園長の部屋に住むことになりました


「今日は、これを着てもらう」

学園長が持ってきた服、地球時代に流行ったと言われる知る人ぞ知るコスチューム

「また…ぶるまーですか……」
「かなり好評だったからな」


ボクは学園長に逆らえない


どんな恥ずかしい服だって着なければならない


「これをはくの…凄く恥ずかしいんですよ……」

半袖のシャツにぶるまー、動きやすいけど露出が多い

「君は色白だからよく似合っているよ」
「うぅ…」
「さあ、早く行かないと授業に遅刻するぞ」


―教室―

「み、みんなおはよう……」

「おはようございます、マシロ様!!」


教室に入ると、みんなはボクに注目する
ボクの顔を見て、みんなの顔は少し紅くなる


「今日も…やるね……」


ボクは教卓の上に座る
そして、ぶるまーを少しずらし大きくなったおちんちんをみんなに見せる

みんなのひそひそ声が聞こえる
その声に反応してしまう


「今日も、ボクの…おっ、お…おな…にーを…見てくださいね……」


限界まで反り返っているボクのおちんちん
みんなの視線が集まる
チクチクと何かが刺さるような感じ
ゾクゾクして何だか頭がふわふわする


「はぁっ…はぁっ……もっと近くで…見てもいい…んですよ…?」


ボクはおちんちんを上下にこする
一人でするよりも、みんなに見てもらったほうが全然気持ちいい


「あっ、くぅ…んっ……ボクのせーし…飲みたい子…いますか……?」


ボクがそう言うと、みんなは手をあげる

「じゃあ…ぁ……イリーナちゃん…おいで……」

ボクが呼ぶとイリーナちゃんは嬉しそうに走ってくる
他の子は羨ましそうにその姿を見送る


「口開けて…」
「はい」


"ビュクッ…ビュクッ……"

ボクはイリーナちゃんの口にめがけて射精する
ナノマシンの影響で一度に大量の精液を出せる身体になってしまったボク
沢山出すぎて、口を狙ったはずなのに顔全体に掛かってしまう

イリーナちゃんのチャームポイントの眼鏡にもたくさんかかる


「おいしい?」
「はい、とっても…」
「よかった、じゃあ席に戻ろうか」


席についたイリーナちゃんは、隣の子達に顔を舐められる
微笑ましい光景だな


「みなさん、おはようございます」


ユカリコ先生が来た
一時間目は歴史です




376最終話・ナツキの……:2006/04/20(木) 13:27:42 ID:dzS64jO.
一時間目が終わる
すると、ボクの周りにみんなが集まる


いつものことだ、ボクは服を脱がされる



「マシロ様……ご自分のパンティの味はどうかしら?」

トモエちゃんを中心として、クラスのみんなはボクを可愛がってくれる
はいていたショーツを脱がされて、口に入れられることなんて毎日のことだ


「トモエちゃーん、今日はマシロ様にこれ付けてあげよ」

ミーヤちゃんは、犬の尻尾のような物が付いたバイブレーターを取り出す

「まあ、可愛らしいわね……入れて差し上げましょう」


トモエちゃんは、ボクのおしりの穴にそれを入れる
気持ち良くて、ボクのおちんちんは大きくなる


「まあ、こんなに大きくして…気持ち良いのですね……」
「じゃあ、これを付けて授業に出てもらおうよ」
「そうね…いいでしょうか、マシロ様?」


口が塞がっているボクは喋れない、だから頷くことしか出来ないんだ




二時間目はミスマリアが体調を崩したらしく自習でした

「何…するの……?」

みんなはボクの周りに集まる

ボクは手足を縄で椅子に固定されて、目隠しをされる
おしりにはさっきのが入ったままです


「マシロ様…」
「その声は……ニナちゃん?」
「…はい」
「なんなのコレ?」
「こうするとマシロ様は喜ばれると、シズルお姉様から教わったものです」
「シズルさんが?」

「では、私たちが交替で貴方と性交します。感触と喘ぎ声だけで誰かを答えてください」
「うん、やってみるよ…」


シズルさんは、あの日以来人が変わってしまった

ボクと顔を合わせるたびに、エッチを強要する
手足を縛り、目隠しをしてボールギャグを咥えさせられるSMプレイだ

ボクがシズルさんに入れることは滅多に無い
ボクにシズルさんが、色んな異物を入れるんだ

そのせいでボクは、おしりを拭いただけでも感じてしまう身体になってしまっていた


「あっ、くっ、はぁっ……」
「この声は…リリエちゃんかな?」
「はっ、はいっ…! せいかいっ…で……す……」


クラスのみんなから、こういうことをされるのも慣れっこです




377最終話・ナツキの……:2006/04/20(木) 13:29:53 ID:JQ3MLoN.
三時間目と四時間目は舞踏の時間です、ボクは出席しなくても問題ありません

『マシロ姫、学園長室に来てもらいたい』

学園長に呼び出される、いつものことだ


「学園長、何ですか」


ボクが学園長室に入ると、学園長は裸だった

「ベッドに横になれ」
「はい」


ボクはベッドに横たわる
すると、学園長はボクの顔に大事なとこを押しつける

「今日も、頑張ってもらおうか」
「はい、わかりました」


学園長は、あの日以来…ボクに過剰な性的嫌がらせをする
可愛らしい洋服を着せて、ボクにいやらしい要求をするんだ


「くちゅ…ちゅ……ん……ぁ……」
「あぁ…いいぞ……その調子だ…」


学園長の大事なところに舌を入れ、中を舐め回す
少しずつエッチな汁が溢れてくる


「なんだ…君のもガチガチではないか……」
「ん……ぷはっ………。が、学園長のひくひくしているあそこを見ていたらドキドキしてきて…」
「どうしてほしい…?」
「学園長のおっぱいで気持ち良くしてください…」
「ふっ…いいだろう……気持ち良すぎて泣くんじゃないぞ」


学園長は体を回して、ボクのほうに大きなお尻を向ける
そして、ぶるまーを脱がしおっぱいでボクの大きくなったおちんちんを挟んだ


「君は体が小さいから楽に出来るな」
「あはは……」
「笑ってないで私を気持ち良くさせろ」
「…はい」


「ちゅっ……ちぅ……」
「くっ……はぁっ……私も負けていられないな…」


"ずりゅっ…ずりゅっ……"


学園長は両腕でおっぱいを押しつけ、ボクのおちんちんを圧迫する
上下にスライドさせ、ボクのおちんちんに刺激を与える

「どうだ、気持ち良いか?」
「は…いっ…凄くいいです……」
「そうか…」

ボクが答えると、学園長は上下運動を速くする
その強烈な快感にボクは耐えきれない

「学園長、ボクもう…」
「なんだ早いな……。まあいい…たくさん出せ……」

学園長はボクのおちんちんを咥え、ラストスパートをかける

「うぁ…ボク、イッちゃ……」


"ビュッ…ビュッ……"

"コクンっ…コクンっ……"

ボクの出した精液を学園長は飲み干す

378最終話・ナツキの……:2006/04/20(木) 13:31:00 ID:HI3MveDg
「おい…」

学園長は不満げにボクを睨む


「…なんでしょうか?」
「今日は何人とヤッた…? 味が薄いぞ」
「えと…星組の子達に一時間ずっとやられちゃってたから……」
「……………」
「あっ、あとチエさんにトイレに呼び出されて…」
「もういい」


学園長はボクから離れてクローゼットを開ける

「これを着ろ。あと、これも付けろ」


学園長が取り出したもの…
エプロンと犬の耳が付いたカチューシャ

「それに何だ、その尻の穴に刺さっているものは」
「これですか…? トモエちゃんに付けてもらったんです」
「…………」

学園長は、また不機嫌そうな顔をする
ボクはシャツを脱いで、エプロンを着る
お尻には犬の尻尾、頭には犬耳カチューシャ

「どう…ですか……?」
「なかなか似合っているぞ」


"ぽふっ…"と学園長はボクを抱き締める
おっぱいに顔を埋めれて嬉しい


「私以外の女を抱いた罰だ、午後からの授業は出させないぞ」
「学園長の個人レッスンですか?」
「まあ、そんなところだ」
「出席はどうしましょう?」
「私は学園長だぞ? 気にするな」

学園長は、そのままボクをベッドに押し倒し
ボクのおちんちんをあそこに挿れる

「くんっ…イイ………」

「学園長のあそこ…ボクのをぎゅうぎゅう締め付けます……」
「これはお仕置きなんだからな。私より先にイッたら、お仕置き追加だぞ」
「あぅ…学園長……」
「ナツキと呼べ」
「ナツキさん……」


ナツキさんは長い髪を踊らせながら、腰を振る
おっきなおっぱいもゆさゆさと揺れている


「あっ、あっ……はぁん……」
「ナツキさん……」

ナツキさんは体を倒し、ボクにキスをする

「んっ…ちゅ……はぁっ……ぁん………」

ボクがナツキさんの体を抱かしめると、ナツキさんのおっぱいがボクの胸に押し潰されて、形が変わる
乳首がこすれて気持ちいいみたい


「ナツキさんっ、ボク……」

ナツキさんの激しい腰の動きにボクのエレメントは暴発寸前

「ダメ…だ…ぁ……ん……我慢…しろっ!!」
「やっ、激しっ、激しすぎますっ!!」
「ダメぇっ……私はまだまだなんだ…」
「ナツキさんっ!!」


"ドピュッ…ドピュッ……"

「はぁっ…はぁっ……」

たっぷりナツキさんの膣に出してしまいました
コーラルの子達も良いけど、大人の人も良いです

「……………」

「はぁっ…はぁっ……」
「…おい」
「な…んですか?」

しかし、ナツキさんは不機嫌です

「誰がイッていいと言った」
「…ごめんなさい」
「この早漏が」

ナツキさんは、再び腰を振りだす

「だが、まだまだイケるだろう……私が満足するまで付き合ってもらう」
「あっ、ナツキさんっ!? ボク、イッたばかり……」
「うるさいぞ、文句を言うな」

ナツキさんは体を起こし、ボクのお腹に手を添え
足で反動を付けながら激しく腰を振る

「ぅあ…また、出ちゃうよぉ……」
「好きなっ…だけ、出せば…いいっ……あぁんっ!」




379最終話・ナツキの……:2006/04/20(木) 13:31:46 ID:bfycJenM
「ナツキさん……」
「なんだ?」

行為が終わり、ボクはナツキさんに抱かれている
おっぱいに挟まれているので、呼吸が少し苦しい

「本当に良いんですか…こんなこと……」
「くどいぞ」

ボクはナツキさんにひどい事をした
でも、ナツキさんは一度だけ本気で怒った後許してくれた

「君の行為は許されないことだ。だから、これは罰なんだ」
「…………」
「わかっているな、言ってみろ」
「ボクは…ナツキさんの所有物です……」

ボクに与えられた罰。それは心身共にナツキさんのモノになることだった

「…………」
「ナオに…会いたいのか……?」
「……会いたくないと言ったら嘘になります」


ナオさんにも罰が与えられた、半年の間アルタイに帰らされているのだ
出席できる期間は、卒業までのたった一ヵ月だけだった

「ナオは君に想いを寄せている。君と引き離すことが最も辛い罰だろうと思ったからな」
「はい…」
「本当なら退学処分だったんだぞ」
「…ありがとうございます」
「私が君を気に入っているから良いものであってな…」
「……………」

ボクが押し黙ると、ナツキさんは顔を近付けた

「私が嫌いか?」
「いえ…嫌いでは無いです……」
「君は誰のことが好きなんだ?」
「それは…」
「君の中途半端な気持ちが、相手を傷つけることもある」
「…………」
「私は平気だが、アリカやニナ達…。それにナオは……」


「ボクは……」


「あら、仲良しさんやなぁ…」

「シズル!?」「シズルさん!?」

黒いコートを来たシズルさんが入ってくる

「あんた、ちょっと虫が良すぎじゃないどすか……?」
「それは……」

シズルさんはコートを脱ぎ捨て

「しっ、シズルっ! 何だそれは!?」

シズルさんは革製の露出度が極めて高いエッチな服を着ていた
股間には黒光りする棒が付いている

「二人一緒に教育してあげますさかい」


「やっ、やめろ!! シズルっ!!!」




380最終話・ナツキの着せ替え人形:2006/04/20(木) 13:32:47 ID:g5MWYjMU
―三ヶ月後―

「ナオお姉さまが帰ってましたよ、マシロ様」
「うん、みんなわかっているね?」

「「はいっ!!」」


ナオさんが階段を上がってくる

「「お帰りなさい、ナオお姉さまっ!!」」

コーラルの子達が一斉に頭を下げる

「あー、ただいま」

ナオさんは気だるそうに挨拶を返す
そして、キョロキョロと辺りを見回している
ボクを探しているんだ


「ニナ、マシロ様は?」
「はい、すぐに来ますよ」

校舎からボクは出る

「ニャオさーん!!」
「あっ!!」

ニャオさんは嬉しそうな顔で振り向く
だが、ボクの姿を見て唖然とした


「おかえりにゃさい、ニャオお姉ちゃん♪」
「ま…マシロ……」
「にゃにゃ…会いたかったにゃあ……」


ボクはニャオお姉ちゃんに抱きつく
ニャオお姉ちゃんはにゃにがにゃんだかわからにゃい様子だ
戸惑うニャオお姉ちゃんも可愛いにゃ

「あ、アンタ…何その格好……」
「にゃ〜ん♪」


「驚いたか、ナオ」
「……アンタ達、この子に何をした」
「ほんま、かいらしいやろ」

ニャオお姉ちゃんはボクを引き剥がして、ご主人様の所に詰め寄った

「アンタがいない間、たっぷりと教育してあげましたさかい」
「どんな教育よっ!?」
「見たらわかるだろ」
「何考えてんのよ、アンタ達! マシロを元に戻しなよっ!!」

ニャオお姉ちゃんは涙を流しにゃがら怒っている
にゃんでだろ?

「はははっ、心配するな」
「何が可笑しいのよ!!」
「普通の洋服を着せたら元に戻りますぇ」
「はぁ?」
「まあ、待っていろ」

ご主人様はボクのほうに歩いてくる

「にゃーん」
「ちょっと来い」
「はい、わかりましたにゃ」




381最終話・ナツキの着せ替え人形:2006/04/20(木) 13:33:33 ID:dzS64jO.
「お帰りなさい、ナオお姉さまぁっ!!」
「え…マシロ……?」

ナオお姉様が帰っていらしたわ
もう嬉しくて嬉しくて堪らない
大好きなナオお姉様ぁっ!!

「さみしかったですよぉ〜」
「あ、うん…ごめん……」
「"私"、ナオお姉様がいないとダメな子だってわかっていますよね?」


ナオお姉様は何故か黙ってしまう

「…………そういうこと」


ナオお姉様は学園長とシズルお姉様を睨みつけた

「お察しの通りどす」
「マシロは服装が変わると性格が変わってしまうってことでいいのね…」
「ああ、ネコ耳にしっぽを付けるとネコ娘に。コーラル制服を着るとコーラルの生徒になる」


「マシロを…玩具にするな……」
「ナオお姉様?」
「馬鹿…」
「泣かないでくださいよ〜 私まで悲しくなってしまいます」
「……ごめんね、本当にごめんね」



「ちょっと可哀相やったかな」
「なに、すぐにナオも好きになれるさ」

「それにしても、ここまで思い通りに仕込めはったとはねぇ…」
「ふっ…感謝しているぞ、シズル」
「ナツキの飴に、ウチの鞭」
「最高の着せ替え人形が出来上がったな……見ているだけでイきそうだ」
「ほんま、アンタも好き者やねぇ」

「今日はナオも無理矢理入れて4Pでもするか」
「いい考えどす」
「生徒達も今日ぐらいは控えるのだろうか…?」
「どうやろなぁ…みんな盛った子猫やから、我慢できへんやろ…」
「聞いた話だと、誰が一番最初に妊娠するか競争しているらしいしな」
「あら、おもろいことしはっとるんやね」



「…うっ……ぐすっ……」
「お姉様泣き止んでくださいよぉ…」


今年のガルデローベは、全生徒が留年のようです
また一年の間、お姉様達やクラスのみんなと勉強できるんだ…嬉しいな……

私は女の子なのにおちんちんが生えている、だからみんなから可愛がってもらえる
学園長やシズルお姉様からも特別扱い


でも、何でナオお姉様は泣いているんだろう…?

382名無しさん:2006/04/20(木) 13:36:07 ID:Qr1J.b4U
God Job!!
鼻血が出ました・・・。

383ニナ派:2006/04/20(木) 13:39:08 ID:0xcARiy6
ナツキ寄りのバッドエンドです
マシロくんはナツキに自由を奪われました

ちなみに、どんなコスチュームでも責められると"おどおどびくびく"です。あしからず
いくら、某オーガの格好をしても無駄です
むしろ、ナツキがさしてくれません


ナオ寄りハッピーも書くつもりですが……

384名無しさん:2006/04/20(木) 16:57:14 ID:16LwL7BY
ニナ派さんGJ!!
ナオ寄りハッピーも期待してます。

385名無しさん:2006/04/20(木) 18:26:15 ID:TGBmUBeo
これは良かった。ある意味MCネタでちんちん勃った

386名無しさん:2006/04/20(木) 23:35:28 ID:UZjTzvPM
完全にマシロきゅんでなくなってるな、誰だよw

387名無しさん:2006/04/21(金) 00:09:05 ID:4yJm.JNU
キャラ壊しすぎで萎える。

388名無しさん:2006/04/21(金) 01:31:56 ID:N7hfEx2s
マシロくん性奴隷エンドきたー
ニナ派氏はやっぱり凄い。いろんな意味で(w

389名無しさん:2006/04/21(金) 01:36:12 ID:BdQZt.qg
坂からボールを転がしてる感じだなぁ
ちょっとずつ加速していって、だんだん取り返しが付かなくなってきた
結果、大暴走
一話完結のほうが向いてるかもな


だが、次回作期待してるぜ!

390名無しさん:2006/04/21(金) 02:22:06 ID:vtZ9ucsI
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

待ってましたニナ派師!
壊されてしまったマシロくんを見て心のそこから悲しむナオに萌えますた(;´Д`)ハァハァ
ナオ×マシロきゅんで二人を虐めるバッドエンドというのは斬新でかなり良いです。
もっとこれを書いて欲しいです(;´Д`)ハァハァ

でも、ハルモニウムでも打倒できなかった乙女システム崩壊していますね、これ
恐るべしマシロきゅん……

391名無しさん:2006/04/21(金) 18:57:10 ID:qy3QtOX6
ツンゲイ×マシロくんまだかな

392名無しさん:2006/04/21(金) 19:37:13 ID:tuPGeo/6
需要あんの?

393名無しさん:2006/04/21(金) 19:45:05 ID:mhEOj/Bc
ナオ寄りハッピーを待つぜ。

394名無しさん:2006/04/21(金) 20:02:19 ID:CAvdagsA
>>392
ありまくりさあ

395名無しさん:2006/04/21(金) 21:46:58 ID:tCUuhTk.
ニナ派氏の書くマシロきゅんはオリジナル入りすぎ。
喋り方とか性格とか、肝心な部分が欠けてて萌えない。

396名無しさん:2006/04/21(金) 22:10:14 ID:6S5R8GiE
喋り方以前に、マシロくんを死なせたことが許せない
マシロくんにはぁはぁするための小説スレだろうが〜〜〜!!

397名無しさん:2006/04/21(金) 22:46:54 ID:LZAeXFxc
なつきレイプの時はん〜?だったけど今回は結構好き
コンスタンスに投稿してくれるところも好き

398名無しさん:2006/04/21(金) 22:50:24 ID:IDbW8h0I
ニナ派氏の独特のセンスが好き。
女の子に輪姦されるマシロくんとかマシロくんに言葉攻めにされるニナニーとかお姉さんなヨウコとか
性格がキツイようで惚れた子には案外弱いナオとかきっちりツボを押さえてる。
早く次回作が読みたい。
ニナ・ミドリ・ナオ・でぼちん辺りとマシロくん希望。

399凪白:2006/04/22(土) 03:45:39 ID:OEhanFKg
>>363
ナギさんはキスを終えると、ぎゅっとボクの胸を掴んだ。
「あっ!!」
服の上からボクの乳首をこする。
「んっ……」
「かわいいよ、マシロちゃん」
そのままボクの胸を胸を押すと、ボクをベッドに組敷いてしまった。
「ああん!!」
ボクは声をだしてしまう。押し倒されると直ぐ、
ナギさんはボクのおち○ちんに触れて服の上から露骨にこする。この人……上手い。
「ん、ナギさん……経験あるんですか?」
「僕も王様だからね。童貞じゃかっこがつかないよね♪」
そのまま勃起したボクのおち○ちんを上下にこする。
「どう、ニナより上手いでしょ?」
「はい……気持ちいいです」
ボクはナギさんに愛撫されている内に何だかもうどうでも良くなってきた。
経験のないオトメのみんなよりずっと上手だ。
ボクにはその気はないから初めてこの人に触れられたときはぞっとしたけど、今ももう身を任せても良い気分になっていた。
「あの……」
「何?」
「ボク男の人とするのは初めてなんです」
「大丈夫、任せて」
「んっ……」
ボクとナギさんは再びキスをした。お互いに舌を絡ませあう。
「んんっ!!」
下の着衣を脱がせるとナギさんはボクのおち○ちんを取り出していた。


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