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マシロくんはとにかくきゃわいい inエロパロ

399凪白:2006/04/22(土) 03:45:39 ID:OEhanFKg
>>363
ナギさんはキスを終えると、ぎゅっとボクの胸を掴んだ。
「あっ!!」
服の上からボクの乳首をこする。
「んっ……」
「かわいいよ、マシロちゃん」
そのままボクの胸を胸を押すと、ボクをベッドに組敷いてしまった。
「ああん!!」
ボクは声をだしてしまう。押し倒されると直ぐ、
ナギさんはボクのおち○ちんに触れて服の上から露骨にこする。この人……上手い。
「ん、ナギさん……経験あるんですか?」
「僕も王様だからね。童貞じゃかっこがつかないよね♪」
そのまま勃起したボクのおち○ちんを上下にこする。
「どう、ニナより上手いでしょ?」
「はい……気持ちいいです」
ボクはナギさんに愛撫されている内に何だかもうどうでも良くなってきた。
経験のないオトメのみんなよりずっと上手だ。
ボクにはその気はないから初めてこの人に触れられたときはぞっとしたけど、今ももう身を任せても良い気分になっていた。
「あの……」
「何?」
「ボク男の人とするのは初めてなんです」
「大丈夫、任せて」
「んっ……」
ボクとナギさんは再びキスをした。お互いに舌を絡ませあう。
「んんっ!!」
下の着衣を脱がせるとナギさんはボクのおち○ちんを取り出していた。

400凪白:2006/04/22(土) 03:57:00 ID:OEhanFKg
「きれいなおち○ちんだね、まさに汚れなき真白だ」
ナギさんはほうと嘆声を漏らしながらボクのおち○ちんをしごく。
「ああ、ナギさん!!」
「マシロちゃんのここ、気持ちよがってるよ」
ナギさんに指先で刺激されると、ボクのおち○ちんびくびくして先から透明な液が出る。
「舐めて上げるね……」
そう言うと、ナギさんはボクのおち○ちんを口に含んだ。
「あ! は、あああああっ!!」
体がのけぞり声がついて出る。ナギさんの舌はボクのおち○ちんを蕩かすかのように刺激を与えていた。
「す、すごい……」
ボクは激しい愉悦にむせびながら、ナギさんの頭を掴んでいる。
「ああ、んくっ……んああっ……」
押さえられない声がどんどん出る。
アリカちゃんやニナちゃん、エルスちゃんやトモエちゃん、学園長にヨウコさん、
その誰よりも上手い。
「ああ、いいよぉ……もう駄目……駄目……っ!!」
ボクのおち○ちんがどんどん硬直して行くのが分かる。
快楽の絶頂へどんどん昇っていくと、ボクは泣きじゃくっていた。
「あ、イク! イク! あっ、ひああ――――っ!!」
ボクは絶叫しながらナギさんの口にお汁を注ぎ込んでいた。

401名無しさん:2006/04/22(土) 08:39:46 ID:eT.jHFtc
マシロくんよえーw
もう少し抵抗しようよ

402名無しさん:2006/04/22(土) 08:45:45 ID:eT.jHFtc
あと今回マシロくんが攻めてたわけじゃないけどフェラはやっぱマシロくんにやってもらいたいです
まぁ次からそうなっていくのかもわからんけど

403名無しさん:2006/04/22(土) 17:01:06 ID:nmVB0hg2
もっとキスに焦点当てて欲しかったな

404名無しさん:2006/04/23(日) 16:18:29 ID:ls4RGcbQ
真黒姫(漫画版)とマシロ姫(アニメ版)のマシロくん調教対決キボン

405名無しさん:2006/04/25(火) 08:30:03 ID:TcgjPcz2
マシロ姫はいたずらレベルだろうけど魔黒姫は・・・

406ニナ派:2006/04/25(火) 21:20:56 ID:sFza7nqs
ついに完結(`・ω・´;)

407ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:24:32 ID:HTyrf/zo
「君にはガルデローベを出てもらう」
「………はい」

当然のことだ、ボクは禁じられていたことをしたんだ

「ごめんなさい、私が君を実験台にしたから…」
「ヨウコ先生は悪くないです」
「ヨウコはんに免じて、"ちょっきん"だけは堪忍してあげますさかい」
「ありがとうございます」


「マシロちゃん…」
「みんなごめんね」
「マシロ様は、これからどうなさるおつもりですか…?」
「女王に…即位させられるみたい……」
「そんな…」
「でも、お城はすぐそこだし、会いたくなったらすぐにでも会えるよ」
「うぅ〜 マシロさまぁ〜」
「だから、エルスちゃんも泣かないで」


「ナオさん…」
「………」

ナオさんは何も言わずにボクを抱き締めた

「ぁ…ナオ…さ……」
「少しだけ…こうさせて……」




それから、しばらく経ってから、ナオさんは口を開いた


「私…そろそろ卒業なんだ……」
「…そうですね」
「今までは、オトメなんかどうでもいいって思ってた」
「…………」
「でも、今は違う」

ナオさんはボクの瞳を真っすぐ見つめる

「私は…マシロのオトメになりたい……」

"ちゅっ…"

「女王に即位するってこと…聞いてるから……」


ナオさんは…本気だ……
冗談を言うときの顔なんかじゃない


「ボクは偽物の女王ですよ…」
「偽物とか本物とか関係ない…。それに、アリカとだって契約しているじゃない」
「それは……」


「あんたに初めて奪われちゃってるんだから、責任取ってもらわなくっちゃ」
「あぅ……」


"ちゅっ…"

二度目の軽いキスを貰う

「すぐには答えを出せないと思うから、今日は帰る」
「あっ…はい……」
「いい返事待ってるから……」

ナオさんは自分の部屋へと歩きだした

ボクはどうすればいいんだろう…よく考えなくっちゃ……




408ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:25:19 ID:3Bzo0HIs
―一年後―

「全ての民が幸せになれるよう、ボクは頑張ります。だから、これからも国民の皆の力をボクに貸してもらいたい」


大勢の人の前で話すのは苦手だ
何回やっても慣れない


「今日もなんとか…」

「お疲れさま」


「あっ、ナオさん…」


「あんたにとっては上出来じゃない、成長したわね」
「ありがとう」
「っと、公私の区別はちゃんとしなくてはいけないですね」


ナオさんはボクのオトメになった


アリカちゃんはパールなので、もう一年勉強しなくてはいけなく、ニナちゃん達とガルデローベにいます
トリアスは、ニナちゃん・トモエさん・エルスちゃんの三人のようで、アリカちゃんは特例のNO.26でギリギリ進級できたみたい
みんな仲良くしていて、特に問題もなく無事卒業できそうです

もう少し経てば、アリカちゃんもこっちに来れるらしい


それと、ボクは男であることを国民に宣言した
周りからは止められたけど、やはり隠し事があるのは良くないと思ったから、ちゃんと話した
結果は良い方向に持っていけれた、ボク達の政治が民にとって好印象だったからかな?

あと、ボクは女王のままで良いと大臣さん達は口を並べて言う
ボクが男の格好でいると、クーデターを起きるとかもという噂も耳にした


「今日の仕事はこれで、終わりだから…」

ちらりと自室を見る
それに気付いたのか、ナオさんは頬を赤らめる

「…いいですよ」




409ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:26:13 ID:huoKEDWU
「マシロ……」
「ナオさん…」

公では、女王とオトメの主従関係
私では、立場が逆転している恋人関係


「んっ…はぁっ…」「ちゅっ……ぁっ…」

舌を絡め合う濃厚なキス


「上手になったわね…」
「ナオさんほどでは無いです」

「約束事」
「あっ……」
「忘れてないわよね」
「敬語と"お姉ちゃん"禁止」
「よろしい」


ボク達は公私の区別をはっきり付けるため約束事を決めた

ボクは一応ナオさんのご主人様なので、少なくとも二人きりのときは敬語は使わない
それと、"お姉ちゃん"禁止
ナオさんが絶対やめなさいって言うからやめた


「マシロの…もうカチカチだよ……」
「ナオさんの格好を見てたら、我慢できないよ」
「エッチなんだから…いやらしいことばっかり考えてちゃ駄目よ」


ナオさんのマイスターの正装はアルタイ特製のノースリーブのドレス
地球時代の「ちゃいなどれす」というものを元にしたらしい

服の性質上、体のラインがくっきりでていて凄くセクシーだ

「ドレス…脱がすわよ……」

基本的に城の中ではドレスを着用している
脱がすには少々手間が掛かる

「あんたが女ならこのままでもいいけど、男だからね」

背中のファスナーを外してもらう

「さすがに調子狂うわ」


するすると脱がされてしまう
ナオさんは器用だな…


「これも邪魔」

ショーツも脱がされ、丸裸にされてしまった

「服を全部脱がしても、あんたはホントに男っぽくないわよね。女の子みたい」
「そう言われても…」


「逞しいのはここだけ…」

ナオさんはボクをベッドに座らせたあと、膝をつきボクのおちんちんを咥えた


「んっ…ちゅっ……ちゅる……」


ボクの表情を上目遣いで見る

「ぁ………」

目が合うとお互いに逸らしてしまう


「あむ…ん……ちゅっ……ちゅく……んっ、ふぅ……」
「ナオさん…かわいい……」

ボクが髪を撫でるとナオさんは嬉しそうにする
鼻息がお腹に当たってこそばゆい


「ちゅぱ……ん…んふぅ……ぢゅっ…ぢゃっぷ……」
「ナオさん…」

ナオさんは一度口を離して、指で上下にしごく

「はぁっ……気持ちいい?」
「凄くいい…」
「まだ我慢できる?」
「うん」
「じゃあ、私も頑張らないとね………あっ……ぁん……」

ナオさんはおちんちんを愛しげに舐める
ナオさんの頬はボクの汁で汚れてしまっている

「ん…はん……んっ……ふ……んむ…」

"ぬちゅ…ぬちゅ……"といやらしい音が部屋に響く

「カリ…イイでしよ……」
「う、うん……」
「根元も…綺麗にしてあげるね……」

ナオさんは腕をボクの腰に回して、顔を密着させる
体全体を使っての奉仕に、ボクは…

「んふぅ…ちゅく…ちゅく…ちゅぷ…ん…はぁっ……」
「あっ、ナオさん…イッちゃ……」
「あっ、んっ…ぢゅっぷ…んちゅ…ちゅっ…まひろっ…まひろっ……!!」


"ドクンッ…ドクンッ……"

410ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:27:04 ID:cRZg5LAk
密着しているナオさんの口に、一滴も零さず精液を流し込む

"コクン…コクン……"

ナオさんは、その精液を飲み干す
喉が鳴る音が聞こえてくる

「いっぱい…出したね……」

ナオさんは足をもじもじさせながら言う

「ナオさん?」
「な、なによ……?」

ボクは座っているナオさんの後ろに回り込み、ナオさんの大事なところをショーツごしになぞる

「ぁんっ……」
「やっぱり、ぐちゅぐちゅだ……」
「そんなこと……」
「ボクのを舐めてるだけで興奮しちゃったんだ…」
「ばっ、馬鹿……」
「挿れて欲しいの?」

少し意地悪に聞く

「………うん」

ナオさんは素直というか正直だから、あんまり効果は無いんだけどね


ナオさんのショーツを脱がす
完全には脱がさず膝の辺りに引っ掛けとく

ナオさんをベッドに寝かせてて、お尻を突き出してもらう

「いいよ…」
「うん…いくね……」

服のスリットが深いので着たままでも簡単に挿れることができる
"ズズズ……"と、ボクのおちんちんはナオさんのあそこに侵入していく
先っぽが奥に進むたび、ナオさんの口から喘ぎ声が漏れる

"コツンッ…"

ボクのおちんちんがナオさんの一番奥に当たった音


「全部…入ったよ……」
「早く動いて…」
「…うん」

"ぢゅっぷ…ぢゅぷ……"と淫猥な音が響く
ナオさんのあそこからは、洪水のようにエッチな汁が溢れている

「あっ…はぁっ……あっ、はぁあんっ…!!」
「ナオさんっ…ナオさんっ……!」
「もっと…もっとぉ……!」

ボクはナオさんの片足を持ち上げ、抱き抱える
さっきよりも更に体を密着させた

「それ……イイっ! もっと深く突いてっ!!」
「ちゅっ…ちぅ……」

ボクは持ち上げたナオさんの太ももにキスマークを付ける

「あっ、あぁっ…あっ、あぁんっ……」

少し勢いを緩める

「気持ちいいよ…マシロ……お腹の中をマシロが暴れてて、すごく気持ちいい……」
「じゃあ、もっと気持ち良くなろっか…」


"ちゅぷぷ……"

ボクはおちんちんをナオさんから抜いた

「えっ!? 抜いちゃ嫌っ!!」

ナオさんは涙目でボクに懇願する

「抜いちゃ…駄目ぇっ!」

411ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:28:21 ID:3Bzo0HIs
ちょっとだけ、貴石を悪用しちゃおう

「汝の力を――――――解放する」

ボクはナオさんの耳に付いているピアスにキスをする

「ローブを展開して」
「まっ、マテリアライズっ!!」


まばゆい光に包まれて、ナオさんはローブを展開した
痛みを共有するのだから快感も共有できる

「あっ…ナオさんのローブってスパッツタイプじゃなかったね……」

護身用にミユさんから貰っていた、アンチマテリアライズナイフを持ってくる

「動かないで…」
「ぁん…マシロ……」

ナオさんのおっぱいとあそこの周りをナイフで切り取る
このナイフは高次物質化能力を無効化させる力があるんだ

「ごめんね、待たせちゃって…」
「はやく…はやくぅ!!」

ナオさんを仰向けにして、ボクはナオさんに乗っかかる
お互いの顔が近くにある体位


"じゅぷり…"とエッチな水音がする


「ひっ、ひやゃぁあぁぁあああっ!!」
「すっ、すごい……」

ボクがおちんちんを挿れると、ナオさんは背中を弓なりにして悶えた


"ぷしゃぁ〜〜〜"


ナオさんのあそこから、大量の汁が飛び散る

「だ、大丈夫…?」
「はぁっ…はぁっ………イッちゃった…」
「ちょっと休もっか?」
「……ううん…まだ、マシロはイッてないでしょ」
「でも…」
「もっと気持ち良くなろ……」

"ちゅっ…"

キスを引き金に、ボクは再び腰を動かした

「あんっ……あはっ、んっ……やぁんっ!!」
「ナオさんの中の…ひだひだが絡み付いてくる……」
「あっ、はっ…マシロのっ、マシロのおちんちん好きぃっ!!」
「ナオさんっ!!」
「マシロっ…大好きぃっ!!」


ナオさんはボクの腰に足を絡み付ける

「もっと、もっと突いてぇっ!!」

ナオさんのあそこをめちゃくちゃに突く
その勢いでナオさんのエッチな汁が飛び散り、ベッドが汚れる

「イクっ、イキそうっ!!」
「ナオさん、ボクもっ!!」
「イこっ? 一緒にイこっ!!」
「うんっ、一緒にっ!!」

快感の共鳴
ボクにも、ナオさんにも電撃のようなものが走る

「あっ、あっ!! ああぁぁああぁぁぁっ!!」
「出るっ、出ちゃうよぉっ!!」


"ドクンッ…ドクンッ……"

二人分の絶頂を受けボクもナオさんもグッタリする
ボクはナオさんの胸に倒れこむ


「はぁっ……はぁっ………」

"トクンッ…トクンッ……"

「マシロの…まだ出てる……」
「ナオさん…」

余韻に浸りながらボク達は繋がったまま眠りについた




412ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:30:26 ID:At2WdPXU
「ガルデローベの卒業式も終わったし、アリカちゃんも今日中には来るって」
「ふーん」

ナオさんは不機嫌そうだ
アリカちゃんがボクに使えることによって、二人きりの時間が減るのが気に食わないみたい



「マシロちゃーん!!」

茶髪の長く綺麗な髪の女の子が手を振って、こっちに走ってくる

「あっ、アリカちゃん!!」

ボクも手を振り返す
後ろからナオさんの舌打ちが聞こえたような気がした

「卒業おめでとう。式には行けなくて悪いとは思ったけど…」
「別に気にしてないよ」
「ありがとう、部屋は用意してあるから荷物を置きにいこうか」
「うんっ!!」


ボクがガルデローベを離れてから結構経った
それで、アリカちゃんも少し大人になりました
性格も少し落ち着き、顔つきも変わった

それに……

「なぁに、マシロちゃん?」

ボクの瞳を覗き込むように見つめる
しかし、ボクの目線は少し下……アリカちゃんのおっぱいに行ってしまっていた
ボリュームが格段に上がって歩くたびにぷるぷる振れている
エルスちゃんほどでは無いけど、シズルさんよりもありそうだ


ボクの視線に気付いたのか
アリカちゃんは胸を隠すように腕を交差させて

「マシロちゃんのエッチ……」

顔を赤らめながら、そう言った
その顔が可愛くて、少しドキドキする


「…………」


「いたっ!!」

そんなやりとりをしていると、急にお尻をつねられた

「どうしたの、マシロちゃん?」
「うっ、ううん…なんでもない……」

反対側を向くとナオさんは怒っていました


ナオさんが久しぶりに本気で怒っているので、これ以上余計なことをアリカちゃんとは話さないことにしよう




―風華宮―

「マシロ様、お客様です…」

侍女の一人がボクに報告にくる

「うん、通して」
「かしこまりました」


扉が開くと、そこには………


「マシロ様っ!!」「マシロ様ぁっー!!」

「ニナちゃんに、エルスちゃん!?」


来客、それはボクのよく知っている人達だった


「今日から私達もお世話をさせてくださいね」

「ニナちゃんって、確かナギ大公の……」
「はい、そうですよ」
「なら、何で……」
「ナギ様の最初のご指示は『マシロちゃんのハートを奪ってきて』ということですから」
「はっ、はは………」


あの人なに考えてるんだろ……


「淋しかったですよ、マシロ様ぁ〜」
「エルスちゃんは…何で?」
「マシロ様以外のオトメにはなりたくなかってので」
「まさか…」
「マイスターの誘いを全部断りました♪」


この子って子は……


「あ、あんた達ねぇ……」
「ごきげんよう、ナオお姉様」
「今日からは好き勝手させませんからね」
「む〜 私だってマシロちゃんのオトメなんだから!!」



母さん、今日からまた一段と騒がしくなりそうです

413ニナ派:2006/04/25(火) 21:41:26 ID:3Bzo0HIs
やっと終わりました。やたら長かったですね
ナオ寄りハッピーエンドです


―言い訳の時間―
・最初は、ナオの位置にくるのはナツキだった
 ナツキを仲間にすると、シズルもついてきて厄介だからやめた
・ナオの惚れた弱みとやらをやりたかった

・エロ保健医ヨウコ先生がやりたかった
・自信が付きすぎて、DQN気味になったマシロくんがやりたかった
・マシロくん"を"輪姦したかった



☆マテリアライズエッチが一番したかった☆



とにかく長々とありがとうございました><


>性格が全然ちげー
うん、だんだん狂い始めてたのはわかってた
傾いたコップからは水は零れ続ける。でも、注ぎ直せばいいさ
次は頑張るね、なるべく一話完結にする

414名無しさん:2006/04/25(火) 22:15:14 ID:zwm7b7IM
完結乙
でも俺は前回のエンドの方が好きだ。個人的にはギャグとかコメディ期待してるわ

415名無しさん:2006/04/26(水) 01:34:01 ID:Cs9SHCfc
うーん、今回はちょっと推敲不足かな。誤字多すぎ。
展開にひねりもないし、あっさりし過ぎ。
話に凝らないならもっとじっくりナオとのセックスを描写して欲しかった。
せっかくの「お姉ちゃん」を禁じてにしたのも頂けない。
次回に期待します。

416名無しさん:2006/04/26(水) 14:42:10 ID:Qu2U17IY
おお〜っ、いつの間にかニナ派さんきてた〜!

暴走気味なのも良いけど、こういったオーソドックスなのもイケテマスよ!
何はともあれ、ゴチです!!

417名無しさん:2006/04/26(水) 19:06:51 ID:HeuMBAFs
長編を完結するだけでも立派
他の職人さん達も短編でいいから投稿して欲しいぜ

418名無しさん:2006/04/26(水) 23:13:26 ID:mVT6OnbA
トモミー×マシロきゅんSSはどうなったのかの…

419名無しさん:2006/04/27(木) 00:06:51 ID:lqUZ4v0I
ところでこのニナ派氏のSSは時系列どうなってんの?
ヨウコ先生とHした後、ナオとしてしまった後の話で、
学園長をレイプするのはパラレルということ?
前に書いたマシロくんが死ぬやつはそれ自体で独立した話?

420名無しさん:2006/04/28(金) 00:20:43 ID:GfAZGPZo
ヨウコ先生とエッチして、その後ナオとやってナツキをレイプ。
そして、学園中のオナペット化して終了。
死ぬ話しはまた別の独立したSS。

421名無しさん:2006/04/28(金) 00:32:20 ID:OJjWwxlI
>>420
じゃ最近のナオとのハッピーEDの奴はどの続き?それとも独立?

422名無しさん:2006/04/28(金) 00:35:37 ID:h.0YtD86
二ナ派さんは少し調子こきすぎ

423名無しさん:2006/04/28(金) 01:16:53 ID:5Ax8mhXc
だが、それがいい


隔離板だから、人があまりこない
その状況で頑張って盛り上げてるんだよ

文が少々粗くて内容がぶっ飛んではいるが、かなり速筆なのはイイね

424名無しさん:2006/04/28(金) 01:25:23 ID:AZukA4lM
内容よりもキャラが違いすぎて
マシロきゅんの名前借りてるだけの別キャラになってるのが微妙だが
まぁ、ここはほとんどこの人の投降でもってるようなものだし

425名無しさん:2006/04/28(金) 03:22:58 ID:9ylzpBvM
>>422-423
そう言う荒れるような事は言うべきじゃないと思う。

>>424
漏れはキャラ壊しはそんなに気にならないけど。
言われているほど壊れていない。
人称・語調・思考・行動ともにマシロくんらしくて違和感が無い。
誤字も多くの場合目立つものはない。
内容に関しては好みだろうが決していわゆる色物ではない。
まあ、前回のは文が稚拙だし内容も物足りなかったが。

とにかく漏れはファン。

426名無しさん:2006/04/28(金) 08:06:06 ID:HTyQXDzc
>>355-356
俺はこの人が時々本スレに投下するほのぼの作品が好き

427名無しさん:2006/04/28(金) 15:34:59 ID:d8rwOoxA
>>425
俺は語調はともかく、思考行動が違和感ありまくり。

428名無しさん:2006/04/30(日) 10:47:47 ID:1msKDP9c
マシロくんの思考行動パターンなんて人と同じ数だけあるのさ

429名無しさん:2006/04/30(日) 15:13:12 ID:kejYxQmQ
スール同伴のお茶会に、シズル御姉様のお部屋係として付き添わされるマシロ君。
無論出席しているのは姉妹そろってガチ百合の乙-HiMEで…

ちなみに他のお供はトモエとミーヤ。

430名無しさん:2006/04/30(日) 19:41:14 ID:eo1vt29M
意味分らん

431名無しさん:2006/05/02(火) 13:04:43 ID:.5EXyZE.
桃太郎まだカナ

432名無しさん:2006/05/04(木) 13:03:32 ID:ApNh0u7g
止まっちゃったね(´・ω・`)

433名無しさん:2006/05/04(木) 13:20:58 ID:MeeCplSg
俺に文章力があればなあ

434名無しさん:2006/05/05(金) 01:27:43 ID:j4wts7eo
>>433
試しに書いて見れば?案外才能があるかもよ。
文章力より妄想力が肝心の場合もあるし、書いているうちに技量はある程度向上する。
まあ、辛口に批評してやるよw

435名無しさん:2006/05/07(日) 00:16:07 ID:rWggh7Q.
ミコト×マシロくんの続きは・・・

436名無しさん:2006/05/09(火) 22:14:00 ID:SKP07iDE
ほしゅ

437名無しさん:2006/05/10(水) 04:23:15 ID:RX0sFIJc
ニナ派氏さんまだー?

438凪白:2006/05/12(金) 03:42:17 ID:d6YUnY/w
>>400
「あっ……ああ……」
ボクは涙目になって荒く息をついていた。
イッたばかりのおち○ちんからはまだ残り汁が出ているはずだが、ナギさんは放してくれない。
そのまま口の中でボクのものをちゅうちゅう吸っている。
「あん……っ」
「うん……美味しかった♪」
口を離すと、ザーメンをすべて飲み込んだらしいナギさんがにかと笑った。
すると、ふと気づいて床に敷かれているコートを手に取る。
「これ……まだ着てててくれたんだね」
「はい……」
ナギさんが手に取っているのは、あのとき彼がボクにかぶせてくれた漆黒のコートだ。
「どうしてこんな汚れた物を? 今の君は、いくらでも上等な召し物が着れるだろうに」
「それは、ナギさんのだからです」
ボクはナギさんを見つめて言った。
「ボクがニセモノだと分かった時も、ナギさんはボクを責めずにこれを着せてくれた。
だからボク決めたんです。王になったときも、これを着て、死んだナギさんの分まで生きて、ナギさんの意思を受け継いでいこうって」
「マシロちゃん……」
ナギさんが顔を近づけてくる。ボクたちはもう一度口付けした。
「はっ……」
口付けが終わると、ナギさんがまたボクの体をまさぐり始める。
胸板を指先で撫でて乳首をいじったり、股をこすっておち○ちんに触れたりする。
やがてナギさんの指がボクのお尻の穴に触れた。
指先でほぐしながら、優しく肛門を刺激する。
「んっ……ナギさん……」
「入れるよ」
指先は肛門をいじくりまわし、その内浅く指を挿入してくる。
排泄孔をいじられる感触にボクはぞくぞくする。
頃合を見計らって、ナギさんがチャックを下ろした。
勃起した自分のおち○ちんの切っ先を肛門にあてがう。
「ナギさん……来て、ボクを犯して!」
「マシロちゃん!」
ナギさんのおち○ちんがボクのお尻に入って行った。

439名無しさん:2006/05/12(金) 08:07:46 ID:jSLxHG1A
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
前半は良かったけど後半でマシロくんが受け入れ早過ぎなのが違和感

440名無しさん:2006/05/15(月) 03:14:16 ID:jSt1h/jA
ニナ派氏まだあ??

441名無しさん:2006/05/18(木) 08:48:33 ID:uxCew0Yk
まだあ??

442名無しさん:2006/05/20(土) 01:04:51 ID:4JNr30Wg
荷奈派師裳度津手戸意、間地句他美例田、

443名無しさん:2006/05/20(土) 19:20:07 ID:nFIK/MGA
熱狂的なニナ派ファンがいるようですね

444凪白:2006/05/20(土) 22:23:01 ID:EohLwGYM
>>438
「んはぁ!!」
ボクは頤を反らせ、呻き声を上げてしまう。
ナギさんのおち○ちんがボクのお尻に入って来る。
一気に突きこんだ亀頭が直腸に潜り込み、やがて残りもゆっくり部分も減り込んでいく。
「んっ……」
「全部入ったよ、マシロちゃん」
ナギさんの顔が横たわるボクの目の前にある。
優しい顔でボクの頬を撫でてくれる。
「ナギさんの、熱いよ……」
「マシロちゃんはおち○ちんを入れられるのは初めて?」
「はい、バイブならありますけど、生は……」
ボクは恥ずかしくて俯きながら答えた。
「そうか」と笑うと、ナギさんは中でおち○ちんをちょっどずつ動かし始める。
「痛かったら言ってね」
「はい、でもナギさんのならボク我慢します」
もう一度キスを交わしながら、ボクたちはまぐわった。
ナギさんが腰をスライドさせ、ぬちゃぬちゃという音がする。
「ああ、はあっ……」
お尻の穴を責められる時の、あの何とも言えないもどかしさには、ボクは慣れない。
お尻がひりひりして、圧迫癌がする。きっと女の子はエッチの時こんな感じなんだろう。
ボクはただ夢中でナギさんの唾液を吸っていた。
「マシロちゃんの、こんなになってるよ?」
ナギさんがボクのおち○ちんを掴んだ。
もうおち○ちんはすっかり硬くなっている。
「んはぁ!」
ナギさんに亀頭を擦られて、ボクは切ない声が出てしまう。
「お尻弄られて勃起させてるんだ。マシロちゃんったらエッチな体してるんだね♪」
「そんな……」
「じゃどうしてこんなに硬くなってるの?」
「はあっ!」
ナギさんがボクのをしごき始める。
ボクはお尻とおち○ちんを同時に責められる感覚に狂いそうだった。
「ああ、ナギさん……ナギさん、いいよお」
「ん、マシロちゃん……」
ナギさんも苦しそうな顔をしだした。
ボクのお尻で感じてくれているみたいだ。直腸の中でナギさんのがぴくぴく痙攣しているのが分かる。
そして、ボクももう限界だった。
「ナギサン、ボク……ボク!」
「いいよマシロちゃん、一杯出すからね!」
ナギさんは叫ぶや一気に突きを加速させた。
限界が来てボクの頭は真っ白になる。そのまま射精してボクは気絶した。
「ああ――――っ!!」

「ん……ナギさん」
うっすらと目を開けると、薄暗い夕日の黄昏がレースのカーテンを通して光を投げかけていた。
ボクは天蓋付きのベッドに横たわり、コートを身に纏ったまま寝入っていたのだ。
「ナギ……さん」
きゅっと彼の匂いが染み込んだ漆黒の布地を握り締める。
こんなものを着ていたからか、夢を見てしまった。彼の夢を。
調べてみると夢精していた。ボクはまだ……ナギさんが好きなんだ。もう、いない人なのに。

(初めまして、ボクのお嫁さん)

(惚れ直したよ、マシロちゃん)

(正式に結婚を申し込みに来たよ)

(どうしてだろうね……)

走馬灯のように浮かぶ彼の顔。どれもとても煌いていて、ただただ眩しかった。
ナギさん。初めて会った時から……。
「ボク、立派な王様になれたかな……」
ボクは震える体を抱きしめながら、段々湿っていく黒の布地を見つめていた。

(終わり)

445名無しさん:2006/05/21(日) 18:55:36 ID:4Hbjowj.
本スレもそうだけど相手が男キャラの方が純愛多いのはどうなのw

446ニナ派:2006/05/21(日) 19:10:59 ID:sDTqrnok
ノ^8d´゚ω゚`ノ8

447がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:12:42 ID:NFHbiybQ
「けほっ…けほっ……風邪…ひいちゃったかも……」

頭がズキズキする、悪寒もするし、吐き気もする

「ダメだ…ヨウコ先生のところへ行こう……」

足元がおぼつかない
ヨウコ先生のところまで行けるかな…?
こういうときに限って、アリカちゃん達はいないんだよなぁ…


「うわ…目の前がぐるぐるする……」

あれ…天井があんなとこに……
壁が迫ってくる…や……




448がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:13:29 ID:Y1aw9YvA
「ふぅ…最近は面倒なことばっかりだな……」

マシロ姫の影武者を預かってから、休める暇もない
コーラルの生徒どころかパールの生徒まではしゃいでいる
その上、シュバルツの襲撃だ
なかなかうまくはいかないものだな…

「んっ…? あそこに倒れているのは……マシロ姫!?」

床に倒れている少女……もとい、少年を抱き抱える

「すごい熱じゃないか…君は何をしているんだ!!」
「よ、ヨウコ…せんせ…のとこ……」
「無茶をするな…馬鹿者……」

私の部屋のほうが近いな、仕方あるまい

「とりあえず、私の部屋に連れていく。わかったな?」
「はぁっ…はい……」


―学園長室―

マシロ姫をベッドに寝かせて
タオルを濡らし、おでこに乗せる

「私の部屋で休んでいろ。そんな体で出歩くことが間違っている」
「ごめん…なさい……」
「主任から薬をもらってくる、勝手に動かないことだ」
「あっ……」


私にも仕事がある。さっさと薬を飲ませて寝てもらわなければならないな



449がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:14:10 ID:BaQHNKPU
「けほっ…けほっ……おかえりなさい…」
「すまない、時間をとった」

薬を飲ませるためには、何か食事を取らさなければならないな

「何か食べたいものはあるか?」
「なんでもいいです…」


一番返答として貰いたくは無かった言葉だ
冷蔵庫にリンゴは無かったから、おかゆでも作るか


「おかゆでいいか?」
「は…はい……」

私が作ることが出来る数少ない料理
自慢ではないが、ガルデローベ在席時は、家政学の実技は万年最下位だったんだぞ




「ほら、口を開けろ」

力作(?)のおかゆをマシロ姫に食べさせる

「あっ、あ〜ん……っ!? けほっ…けほっ…」

しかし、熱さのあまり吐き出してしまった

「すまない…熱かったか……?」

溢してしまったご飯を指で拭ってやる
久しく看病などしていなかったから、気付かなかったな

「ふっー…ふっー…」

スプーンでおかゆをすくい、息を吹き掛け、おかゆを冷ます

「ほら…今度は食べられるだろう」
「あ〜……もぐも……けほっ…けほっ……」


再び吐き出してしまう、飲み込む力もないのか…
くそっ…仕方ない、これはノーカウントだぞ!!

450がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:14:53 ID:NFHbiybQ
「ふっー…ふっー……」

息を吹き掛けおかゆを冷まし、口に入れて細かく砕く

「いっ…いくぞ……」


私はマシロ姫に口付けをして、舌でおかゆを流し込んだ
いわゆる口移しと言う行為だ


「…んっ……どうだ……?」
「もぐもぐ…こくん……」

良かった…これなら大丈夫か……
これは看病なんだ、アリッサにもやってやったんだ
決して、男相手のファーストキスではないんだからな


「ふっー…ふっー…」


再び、口移しをする
口移しの回数を重ねるたびに、私の体温も上がってくる
おかゆを流し込む際に舌が絡み合う

女の子みたいな姿なのだが、こいつは男なんだ
気にしなければいいものの妙に意識してしまう
男と舌を絡め合っている…

くっ…私は何を考えているんだ……

そんなことを考えているうちに、お椀は空になった


錠剤を飲ませ(これも口移しでだが…)一段落ついた


「薬も飲んだし、今は寝たほうがいい。今日一日は私のベッドを貸してやる」
「はい…」
「さて、私は仕事が残っている。部屋にはいるから、何かあったら呼ぶんだぞ」

451がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:15:42 ID:BaQHNKPU
そう言って、ベッドから離れようとする

しかし、弱々しい力で腕を掴まれた


「やだ…」

「いっちゃ…やだ……」

「ボクを…一人に……しないで…がくえん…ちょ……」

「おねがい…」


マシロ姫は目尻に涙を浮かべ、私に懇願する
そんな目で見られては、何も言い返せないではないか

「ふぅ…わかった……。私はここにいる」
「ありがと…ございます……」

やはり、病気になると自分一人だけでは不安になるものなのだな

「君はあまえんぼうだな」
「そうかも…しれません……」
「目を閉じろ、もう寝るんだ…」
「はい……」




「すぅ…すぅ……」
「やっと、寝付いたか…」

私はマシロ姫が寝付くまでずっと手を握ってやった
小さくて雪のような綺麗な肌をした手
女の子でも、ここまで綺麗な手をしているのは稀だ


……私はこの子が本当に男なのか気になってしまった

「何を考えているんだ私は…」

視線が下半身にいってしまう
確かめるにはあそこを見るのが一番早い


ズボンにテントが出来ている

オトメであり、処女である私、少しぐらいは知識はあるが

「………何故、勃起しているのだ?」

性的興奮を感じているのか?
よくわからない


「………何か問題があるのかも知れんな。確かめてみるか」

452がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:16:31 ID:nt7nXaO.
マシロ姫が変な病気にかかっていてはいけないと、自分で自分を肯定する


ズルズルとパンツごとズボンを下げると、勢い良くマシロ姫の一物が跳ね上がった


「ふっ…少し皮が被っているな」


考えていたよりも、少し大きめだったが、まだまだ子供らしさが残っていた


「特には異常は無いようだが…」

まじまじと見つめながら、手でいじってみる

「あ…」

マシロ姫の口から声が漏れる
ちょっと可愛かったので、もう少しいじってみることにする


「これならどうだ…?」

手でマシロ姫の一物を包み込み、上下にこすってみる

「う…ぁ……」

マシロ姫は身をよじって、喘ぎ声をあげる


「本当に…女の子みたいだな……」


自分の股間が熱くなっていることに気付く
ショーツの中に手を差し込み、状態を確認する


"くちゅ…"


割れ目に潤いを感じる

右手をマシロ姫の一物に、左手を自分の割れ目に添える

びくびくと波打つマシロ姫の一物を感じながら、私は左手で割れ目をこする

「んっ…ぁ……」

私は声を押し殺しながら自慰を始めた
自慰はしないほうなのだが、ストレスが溜まっていたせいか、無意識に指が動いてしまう

「くっ……んっ……」

一度始めてしまうと、止まらなくなってしまう
さらなる快感へと上り詰めるだけだ

「あっ…はぁ……」

"くちゅ…ぐぢゅ…ちゅ……"

水音が激しくなっていく

もう止まらない

手のひら全体を使って快感を貪る

そして、最後は敏感になった陰核を指でつねる


「……んっ!!」


"ぷしゅ……"


声を押し殺していても、絶頂に達したときは大きな声を出してしまった
それに、ご無沙汰だったから、すぐに達してしまったな…

453がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:17:21 ID:BaQHNKPU
「はぁっ…はぁっ……」


床に飛び散った愛液を眺める


「病人相手に…しかも、こんな子供に何をしているんだ…私は……」


自己嫌悪


しかし、頭が完全にのぼせ上がっている
気が付くと、私は服を脱いでいて胸を曝け出していた

「実験だ…これはただの実験なんだからな……」

某生徒から没収した、いやらしい漫画に載せてあった行為を実践してみる


学生時代に比べたら、カップが3つほど上がったバスト
それなりに自慢できる胸でマシロ姫の一物を挟み込んだ

「本当にこれで、気持ち良くなるのだろうか?」

両手で包み込み、ゆさゆさと上下に揺らす

「ぅ…ぁ……」

マシロ姫は、また喘ぎ声を漏らす
どうやら、気持ち良いようだ

「先から汁が出てきたな…そのままイクんだ……」

気分が良くなった私は、勢いを付けて胸を上下に揺らす
マシロ姫の一物と擦れ、いやらしい水音を奏でる

「んっ…ゃぁ……」


"ビュク…ビュッ!!"


「きゃっ!?」

マシロ姫の一物から白濁液が放出され、私の顔にかかる

「胸でされると…気持ちがいい……と、な」




454がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:18:05 ID:BaQHNKPU
シャワーを浴び、髪を乾かす
シャワーの噴出口を使い、二度目の自慰をしたことは棚にあげることにしよう


「流されやすい性格は直さなければならないな…」

と、再び自己嫌悪


風呂上がりの牛乳を飲むために冷蔵庫を開ける
日頃の努力は必ず実るものだ


「学園長」
「誰だっ!?」

後ろからの呼び掛けに、つい大声を出してしまう

「しーっ」
「なんだ、主任か…」

声の主は、ヨウコだった

「マシロ姫の様子はどうかしら?」
「心配ない、ぐっすり眠っている」
「そう…わかったわ。一応明日、診察はさせてもらうから」
「よろしく頼む」
「じゃあ、私はここで失礼します」
「すまないな、手数をかけさせて」


ヨウコは、背を向け部屋を出ようとする

「一つ言い忘れたわ」

ヨウコは振り向き、口元に冷ややかな笑みを浮かべた

「特定酵素が体内に混入したら、ナノマシンは崩壊するってこと忘れてないわよね?」
「ぶっ!!」


ヨウコの不意の指摘に、私は牛乳を吹き出した


「そっ、そんなことぐらいわかっている!!」
「ふぅ〜ん、ならいいけど」


ヨウコは鼻歌を歌いながら、部屋を出ていった


見られていたな、確実に………
興味本位でも軽率な行為は取らないほうが良いみたいだ…


ベッドに戻り、マシロ姫の様子を見る
少し寒いようだ、震えている

まあ、私が悪いのだが…
下半身を長い間晒さしていたからな…

もぞもぞと、ベッドに自分も潜り込む
マシロ姫を引き寄せ、暖める
アリッサみたいな存在だと思えば良いんだ


「あったかいな…お母さんって……」


マシロ姫が何か囁いたが、聞かなかったことにしておこう…

私も目を閉じ、休むとしよう

455がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:18:55 ID:.4Z5WK0w
―翌日・研究室―

翌日、ボクの熱はすっかり冷めていた
昨日の記憶がほとんど無かったため、朝起きたときは何で学園長室にいたのかわからなかった


「診察した結果…溜まり過ぎね……」
「溜まりすぎ…ですか?」
「ねぇ、前はいつオナニーした?」
「おっ、オナっ…!? ……こっちに来てからは一度も…」
「年頃の男の子が女の花園に投げ込まれたものねぇ…体調崩すのは当たり前ってことかしら」
「は、はぁ……」


ボクが困惑していると、急にヨウコ先生はボクのおちんちんを触る


「したくなったら、いつでもいらっしゃい…。私がお相手するわ……」
「なっ!?」
「それとも、学園長のおっぱいが好みかしら…? ふふっ…」
「がっ、学園長の…!? 違いますっ! 胸の谷間なんて全然見てません!!」
「それじゃあ、見てるって言ってるようなものよ」
「あっ…うぅ……」


ヨウコ先生の口車に乗せられた
ヨウコ先生もだけど、あんな服着てたら視線がいっちゃうよ…


「ねっ、学園長?」
「うっ、うるさい! 私は仕事があるんだ、失礼させてもらう!!」


顔を真っ赤にして学園長は研究室を出ていく
そんなに嫌だったのかな…

「後で学園長にお礼言わなきゃダメよ、学園長が君を看病してくれていたんだから」
「そうだったんですか…わかりました……」

「風邪の特効薬も処方してくれたしね」
「えっ…? それって何の事ですか?」
「ふふっ…秘密よ……」


ヨウコ先生の意味深な言葉に悩まされる
でも、少しだけ学園長のぬくもりを感じた


「学園長って優しい人ですよね」

「そうね。怒っていることが多いけど、根は優しいわよ」
(少々、年下趣味があるみたいだけどね…)


昨日のことはよく覚えてないけど、学園長はボクに優しくしてくれたんだと思う
ボクは少しだけ学園長の近くにいけたような気がしました

456ニナ派:2006/05/21(日) 19:23:19 ID:JFlhcup6
ノ^8dヽ´ω`ノ8 リアル生活が忙しかったです

速筆だけが取り柄だったのに、ダメですな(´・ω・`)

今回は、書き方を変えてみました
あと、ナツキは欲求不満で溜まりまくってたと解釈してください



おまけ

―昨夜のアリカ達―

「ロン、四暗刻よ。迂闊ね、ニナ」
「なっ、ナオお姉さま!?」
「はい、エルスちゃん脱がしてー」
「役満だから残りの服全部だね」
「くっ、くやしい……!」

脱衣麻雀をしていました

457名無しさん:2006/05/21(日) 23:28:26 ID:2lEP0l0k
久しぶり。やっぱ甘えるマシロくんは良い
次回は麻雀編?

458名無しさん:2006/05/22(月) 03:06:08 ID:xn1komA2
ナツキスキーの俺としてはここは良スレだ

459名無しさん:2006/05/22(月) 05:20:33 ID:MqgNJkuM
GJ
ニナ派師。今回も楽しく読めました。
多少展開に強引さを感じる所もありましたが、その分細部が妙にリアルなため、
全体としては反って生々しく感じます。

読んでいて思ったんですが、ひょっとしてニナ派師って女性ですか??

460名無しさん:2006/05/22(月) 13:25:04 ID:866hh13U
女性でないとなかなか気づかないような描写もあるし、そうかもね。

>ひょっとしてニナ派師って女性ですか??

461オトメは象さんに恋してる:2006/05/22(月) 16:01:21 ID:/1PUkLbs
あのお風呂の一件以来、何かというとあの可愛らしい小象さんのことを考えてしまう。
マシロ様もやっぱり胸で小象さんを挟んで差し上げたりしたら喜ぶのだろうか?
Hな漫画とかであるみたいに本当に象さんから出るミルクは美味しいのだろうか?
そんな風に悩んでいる私を見てナオお姉さまはこう言ったのだ。
「そんなに気になるなら、試してみればいいじゃない。あんたもバカねぇ」
目から鱗だった。何で今でそんな簡単なことを思いつかなかったんだろう。
そうとわかれば善は急げだ。私は睡眠薬と象さんカバーをナオお姉さまからもらった。
何でもこの象さんカバーはガルデローべ特製らしい。
ナオお姉さま曰く
「マイスターのババァ共も何だかんだいって男と交わりたくてしょうがないのよ。結局のところあいつらも女だからね。」だそうだ。
何でお姉さまがそんなのを持っていたのかは知らないけど、おかげで何も支障はなかった。
勉強するからと言ってアリカちゃん、二ナちゃん、マシロ様には先に寝てもらった。
3人が寝たのを確認してから、3人ともにあの睡眠薬を注射する。
これで安心。小さい寝息を立てて幸せそうに眠っているマシロ様を見て、私のパンツはもう湿りきっていた。
「ふふ、マシロ様。今からたっぷり象さんを可愛がって差し上げますね。」
そうつぶやくと、私はマシロ様のパジャマのズボンとパンツを一気に脱がした。

462名無しさん:2006/05/22(月) 19:58:07 ID:866hh13U
パンツ脱いで待ってますね。

463名無しさん:2006/05/24(水) 01:10:15 ID:F6yaxr16
二七派師臥書意田、魔氏魯君斗奈緒物臥、復読魅田意、
二七派師余、見手意田羅書意手句螺葉意、御願死磨負、葉亜葉亜(;´Д`)ハァハァ

464ニナ派:2006/05/24(水) 01:45:43 ID:346AplcI
>>459-460
ノ^8d´゚ω゚`ノ8 それはない
原液女子高生と名乗っておきます><

>>463
速筆だけが売り物だった、ニナ派もリアルには勝てません
いつになるかわかりませんが、また書いてみたいと思っています(`・ω・´)

とりあえず、当て字はやめぃ
読みづらくて、頭がチカチカする(ヽ´ω`)ぉ

465名無しさん:2006/05/24(水) 02:31:45 ID:CUREvA9I
>>464
そうでしたか。女性の性感や心理の描写がリアルのなのでてっきりそうかと思ったんですが。
変な事聞いて失礼しました。

466名無しさん:2006/05/24(水) 23:13:59 ID:FlJneKrw
>>461
続き、期待してるよ。

467名無しさん:2006/05/26(金) 18:11:55 ID:EsLBSTxk
まだかな〜

468名無しさん:2006/05/27(土) 01:19:34 ID:mbTAcfTE
真白君絵巣絵巣葉未駄可、待地草臥礼太疎、
二七派師裳、絵魯酢之人裳、其他裳、早句書意手呉、盲待手菜意、
漏礼之地無報葉便便駄(;´Д`)ハァハァ葉亜葉亜、早句真白分汚……

469(;´Д`)ハァハァ正則漢文:2006/05/27(土) 23:50:11 ID:FIuGPoNc
何世有大才之多也、二七派師其一也、朕以之為其上、
何則、属文修辞、無如之也、且其察心理機敏也明、綴白文勒語彙也神、当至矣、
比与余小才子、如孺子、但拝跪而已矣、
嗚呼、彼若真為現役女子高生、甚欲、以余所有満彼所無、何何(;´Д`)ハァハァ

470オトメは象さんに恋してる:2006/05/28(日) 20:48:25 ID:VAeO0wW.
パンツを脱がすと、そこには夢にまで見たあの小象さんが。
とうとうこの時が来た…マシロ様の象さんを目の前にし、私の心臓はバクバク音を立てています。
もう我慢ができなくなった私は急いで上着のボタンを外し、パジャマを脱ぎ捨てます。
「ふふ、マシロ様…たっぷり気持ちよくなって下さいね。」そう呟くと私は自分の胸にマシロ様の象さんを挟み込みます。
マシロ様の象さんは見事に私の胸の中にうずくまってしましました。本当小さくて可愛い♪
男の人の象さんって柔らかくてこんなに暖かいんだ。そんな事を考えながらも私は胸を丁寧に手でも揉みしだきます。
ゆっくりと円を描くようにその行為を私は続けます。
胸の中でマシロ様の象さんがどんどん大きくなってゆくのにつれて、私の乳首もどんどん硬くなってゆきました。
元々胸が感じやすいこともあって、私もどんどん息が荒くなっていきます。
もう私の股間はビショビショです。
「はぁあぁ…象さんこんなに硬くなってる…マシロ様も気持ちいいんですね。」
私が夢中になってパイズリに耽ってるうちにマシロ様の象さんはカチコチになっていました。
今では先っぽが少し私の胸の中から顔を出しています。
硬くなった象さんが胸に擦れて快感も倍になってきました。
「もうダメっ…」ラストスパートとばかりに私は激しく手を動かします。
「あぁんマシロ様ぁ…私の女王様っ…大好き!」
私は絶頂に達し、股間からは愛液が洪水のごとくあふれ出ていました。
その刹那、マシロ様の象さんが弓なりになったかと思うと熱い液体がどっと溢れ出て来ました。
たちまち私の胸は象さんのミルクでいっぱいになってしまいました。
「これがマシロ様のミルク…ちょっと臭いなぁ。でも…」

471名無しさん:2006/05/30(火) 16:00:34 ID:EgcQZ3yc
>>470
続き、続き!

472ナオさんといっしょ♪:2006/05/31(水) 00:17:36 ID:jgaI7IgA
最近クラスの女の子達の会話でよく『ソロ舞闘』という単語が聞こえてくる。
「昨日ソロ舞闘しすぎて疲れちゃったぁ。」とか「宿題してたらソロ舞闘する時間無かったんだ…」とか言ってるのだ。
不思議に思って「ねぇねぇ、さっきから言ってる『ソロ舞闘』って何なの?」って聞いてもみんな揃って口を濁してしまう。
う〜ん、一体『ソロ舞闘』って何なんだろぉ。気になるなぁ。
そんな事を考えながら廊下を歩いていると、向こうの方にナオさんの姿が見えた。
「そうだ、ナオさんに聞いてみよ。ナオさんならきっと教えてくれるよね♪」
二ナちゃんのお姉さまでもあるナオさんには最近よくお世話になっているのだ。
初対面こそあまり好ましいものではなかったものの、基本的には何だかんだいってナオさんは優しくて頼りにあるお姉さんだ。
そんなナオさんのことをボクはいつの間にか好きになっていた。
「ナオさ〜ん。」と叫びながらボクはナオさんの元へ駆け寄った。
「な、あんた何大声だしてんのよ!恥ずかしいじゃない!」
「ごめんなさい…ナオさんに聞きたいことがあったもんでつい…」
「あぁ、もういいわ。私も悪かったからそんな顔しない。で、聞きたいことって何?」
「あの…『ソロ舞闘』って何なんですか?教えてください!」
「…ハァ?」
困惑するナオさんにボクは詳しく事情を伝えます。
「ふ〜ん、そういうこと。わかったわ、私が教えてあげる。でも、そうね今すぐって訳にはいかないわ。
夜になったら私の部屋にいらっしゃい。その時ちゃんと教えてあげる。」
「え、今じゃダメなんですか?それにナオさんの部屋にあがりこんだりしたら悪いです。」
「硬いこと言わないの。とにかく夜になったら来るのよ?いい?」
「は、はい!」
と言うわけで、ボクはその夜ナオさんの部屋に行くことになったのでした。

473名無しさん:2006/05/31(水) 00:35:44 ID:jgaI7IgA
暴走エルスSSの続きを書こうと思ったんだけど、本スレのナオマシ妄想を読んだらそっちを書きたくなった。
ただでさえ続き書くの遅いのに、二つ目まで書き出して大丈夫なのか俺…

474名無しさん:2006/05/31(水) 12:49:15 ID:H0Uvw4Qo
>>473
期待シテマス!!

475ノ^8dヽ´ω`ノ8ニナ派:2006/06/01(木) 17:29:24 ID:xaxXfWuI
今週の話があまりにも素晴らしかったので蛇足保管

476醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:32:25 ID:h90lI/ck
「はっ! 似合ってるじゃねーか!!」
「相変わらず、可愛いねぇ…マシロ"ちゃん"」

今日もボクはトイレに連れ込まれる
教室で髪を引っ張られ、ちょっとでも嫌がると殴られる
今日だって、顔に六回、お腹に七回も殴られ、蹴られた
鏡に映った自分の顔は赤く腫れ、少し鼻血が出ていた

「可愛すぎて、ついいじめたくなっちまうなぁ!!」

肩を掴まれ、トイレの床に叩きつけられる
カツラの長い髪が床に広がる

「…気分はどうだい? お・ひ・め・さ・ま♪」

「っ……」


頭を強く打ち、意識が飛びそうになる
飛んでしまったらどれだけ楽だろうか


「何とか言えよ、オラァッ!!」


"バシャーンッ"とトイレの水を掛けられる
ボクが何も言わないから、腹が立ったんだろう


「……………」


"ガンッ…!"と頭に強い衝撃を感じ
同時に頬を通じ、歯に痛みを感じた

「だから、何か言えっつってんだよ!!」

ああ、踏み付けられたのか
だから、痛いんだ


「……………」


もう何もかも、どうだっていいんだ

477醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:33:03 ID:QQZarDmw
アリカちゃんの笑顔

ニナちゃんの優しさ

エルスちゃんの温かさ



お母さんのぬくもり



こんなの最初からなかったんだ


涙が溢れてくる


―アリカちゃんとニナちゃんとの出会い―
―アリカちゃんとエルスちゃんの舞闘―
―ガルデローベでの生活―
―ガルデローベを逃げ出したこと―
―シュバルツとの戦い―
―ニナちゃんと契約したこと―
―エルスちゃんのこと―
―お母さんとの再会―
―ラドさんの死―
―アリカちゃんとの契約―
―タクミさんとの舞闘―
―本物のマシロ姫―
―ナギさんがボクを庇って死んでしまったこと―
―ニナちゃんとの本当の意味での契約―
―HiMEとの戦闘―
―お母さんの死―
―アリカちゃんの紅のローブ―
―勝利を誓い合った、あの場所―



全部全部夢の中の虚像だったんだ

あははっ…馬鹿みたいだな……

どーせ、ボクは…ただのクズなんだから、そんな漫画の主人公みたいなことありえないよね……

478醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:34:31 ID:xaxXfWuI
「おい、こいつ泣いてねぇか!?」
「マジかよ、情けねぇなぁ〜」

俯せになっていた体を無理矢理起こされる
水を掛けられたので、髪は顔にひっついていて
破られた制服からは、肌が見えていた

ボクの顔を見たとたん、そいつの顔は少し歪む


「マジで女みたいな奴だな……おい…」
「あぁ…」


一人は、ズボンのファスナーを下ろし始めた
その中からどす黒いおちんちんが出てきた


「舐めろ」


おちんちんでボクの頬を叩きながら言う

「…………」

ボクは無言を突き通した
すると、そいつはボクの鼻を摘む
呼吸が出来なくなり、口を開けると無理矢理おちんちんを捻り込まれた


「んっ…んんっ……!!」
「噛んだら殺すからな」


ボクの口いっぱいに、匂いが広がる

頭を掴まれ、喉深くまで押し込まれる
むせる余裕もくれない、呼吸も出来ない

ボクは、ただの道具にしか見られていないからだ

ボクの口が気持ちいいのか、腰を動かす速度があがっていく


"ゴプッ…"と大量に精液を流し込まれる


「かはっ…! …うぇっ…けほっ…けほっ……」

喉深くに射精され、むせてしまう

「けほっ…けほっ……はぁっ…はぁっ……」


「何、吐き出してんだよ!!」

肩で呼吸をしているボクを蹴り飛ばす
壁に叩きつけられ、背中に激痛が走る


「おい、代われ」


最初は二人だけだったのに、周りには十人ぐらいの人に囲まれていた
ボクがしゃぶらされている間にもう一人が仲間を呼んできたらしい


「俺のも舐めろや」


もう…どうでもいいや……

言われたとおりに突き出されたおちんちんを咥えた
左右にある他の奴のおちんちんは、両手でこする
おしりがムズムズする、いじられてるんだ


「んっ…ちゅっ……ちゅぱっ……ん………」


笑い声が聞こえるけど、気にならない

「尻あげろ」

腰を持ち上げられ、犬みたいな体勢にさせられる


おしりに、何かを当てられ……捻り込まれた


「ん゙―――――っ!!」

腰を掴まれ、めちゃくちゃに腸におちんちんを突き刺される
痛みの中に快感が沸き上がってきて、ボクのおちんちんも大きくなっていく

横目をやると、他の奴らは自分でおちんちんをこすっていた


"ビュクッ…""どぷっ…""ドピュっ…"…………


体中に精液をかけられる

絶頂に達した奴はボクから離れ、次の奴がボクのお尻と口におちんちんを突き刺す


何度も何度も腸や喉に精液を流し込まれる
顔や髪や背中にも沢山かけられる

479醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:35:13 ID:j.vy96T6
気付いたら、日が落ちていた

ボクの周りには精液の水溜まり
制服は破られ原型をとどめていなくて、下着も便器の中に投げ込まれていた

お尻の穴もガバガバに広がっていて、ドロドロとあいつらが出した精液が漏れている


明日も…されるんだろうな……


まぁ、いいや


どーせ、ボクなんか………

480醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:37:53 ID:rEtw.hnY






『"どーせ"なんて言っちゃダメだよ!!』

481ノ^8dヽ´ω`ノ8ニナ派:2006/06/01(木) 17:41:53 ID:HrFxafkU
たまには厄いのもいいと思って


変われると思った気持ちが打ち砕かれるのって、見ていて最高です…よね?

482名無しさん:2006/06/01(木) 20:51:54 ID:VRXBBxMc
最近また職人さんが活動し始めたようで何よりだ。

483名無しさん:2006/06/02(金) 09:37:48 ID:PX5YNKLM
マシロくんのおしりは広がりませんよ><

484名無しさん:2006/06/02(金) 13:35:48 ID:jQAGhLn.
私見では今回は今一。
マシロきゅんの絶望の深さをもっと徹底的にえぐって欲しかった。
ニナ派氏特有のエゲツなさが出ていない。
精神的に苦しめるのなら性的虐待はいらないと思う。

>変われると思った気持ちが打ち砕かれるのって、見ていて最高です…よね?

これはその通りだが、原作で示されたその絶望感を上手く活かせていない。
もしレイプするならレイプ描写に徹底してひたすら輪姦して欲しかった。

後、一箇所名詞の与格で他動詞の直接目的語となっている統語上のミスの箇所がある。

485名無しさん:2006/06/04(日) 19:50:29 ID:S2Geevyw
続きまだー?

486名無しさん:2006/06/04(日) 21:05:18 ID:jJtSMvSg
文章から絵を想像すると興奮するなぁ。GJ!
原作と同人とここのSSで毎日マシロくんライフを満・喫♪

487名無しさん:2006/06/04(日) 21:27:01 ID:1/CTkTDE
ナオマシSSマダー?

488名無しさん:2006/06/07(水) 04:55:38 ID:jHPU6SJY
ナオマシ(マシナオ)SSが好かった。
特にナオが蟻にむごたらしく拷問されるシーンが萌えた(;´Д`)ハァハァ
その後お互いを思いやり合っているマシナオに萌えた(;´Д`)ハァハァ
最期バッドエンドに終わって壊れてしまったマシロくんのために心から涙を流すナオが萌えた(;´Д`)ハァハァ

もっとナオとマシロくんを虐めるナオマシ話を書いて欲しい。

489名無しさん:2006/06/09(金) 00:50:21 ID:ioGhz7E2
マシロくんがマグロ、マシロ(アニメ)、真白(理事長・漫画)・真白(理事長・アニメ)、真白(理事長・ゲーム)に
よってたかって輪姦されるのが見てみたい(;´Д`)ハァハァ

名付けて『マシロふぁっく』

マグロ「粗末なち○ぽよのぉ……ほれ、立たせてみよ」
マシロ(アニメ)『わらわが奉仕してやっておるのに立たぬと申すか!』
真白(漫画)『かわいいぱおーんですね、私が舐めてあげましょうか?』
真白(アニメ)『みなさん、お尻をいじってあげると立つかも知れませんよ?』

誰か書いてくれ(;´Д`)ハァハァ

490名無しさん:2006/06/09(金) 01:00:58 ID:aVJCzy4o
その熱いパワーでお前自身が書いてくれ(;´Д`)ハァハァ

491マシロふぁっく:2006/06/10(土) 01:48:23 ID:HCsRfQt6
マグロ「しかし、粗末なち○ぽよの。皮を被っておるわ」
真白(漫画)「まあ、かわいいじゃありませんか」
マシロ(アニメ)「仮性包茎とは惨めよのー」
真白(アニメ)「あまり言い過ぎるとトラウマでEDになってしまいますよ

マシロきゅん「うう、見ないで……離してぇ」
(真っ裸に剥かれた上に荒縄で拘束されている)

492名無しさん:2006/06/11(日) 11:22:51 ID:kfZ2iVDU
大人・子供両モードの変身プレイが可能な真白さま(アニメ)
チョコバナナプレイと白兎を駆使する技巧派理事ちょ(漫画)
逆にマシロ君にフォローされるヘタレSマシロ姫(アニメ)
ワルゲイ直伝の拷問テクで徹底的に調教する魔黒姫(漫画)

でもって、笑顔でヤバイ大人の玩具ドッサリ持ってくる二三さん。

493名無しさん:2006/06/13(火) 18:33:54 ID:2modLQgk
続きまだー?

494マシロふぁっく:2006/06/14(水) 06:00:18 ID:j.qlWimw
二三「真白さま方、お道具お持ちして参りましたよ〜」

(見るからにごっつい器具がずらり)

マシロきゅん「Σ……!」
マシロ姫「ほう、中々」
水晶の姫「趣がありますねぇ」
理事長「これなんか面白そうですよ?」
マグロ「ふむ、ア○ル拡張か」

マシロきゅん「ふぇ……ん……やめて……」
水晶の姫「では、入れましょうか」
マシロ姫「わらわにやらせよ!」
マグロ「急くなよ。じわじわと……」
理事長「あ、二三さんチョコバナナ食べます?」

マシロきゅん「ひぐっ……くぅん!」

(アナルに異物が挿入されていく)

マシロ姫「すごいぞ、どんどん食い込んでいくぞ」
水晶の姫「お尻がめくれていますね」
理事長「ゆっくり入れましょう。痔になっちゃいますよ」
マグロ「そんな事は構わぬ。これ、二三よ。乗馬鞭を取れ!」

495名無しさん:2006/06/14(水) 19:52:57 ID:XFZBotuM
シンプルだけどこういうの好き

496名無しさん:2006/06/14(水) 21:50:19 ID:c.c3MhuY
過酷なプレイ後でも、理事ちょのホワイトラビットで記憶以外はすぐに元通り。

497名無しさん:2006/06/16(金) 16:25:10 ID:OgSoTpVA
実は真黒姫とは双子の兄妹であり、真実王家の人間であったマシロくん。
しかも、実の両親がMAITATE!

強力な燃料の投下で、ここも新たな展開が期待できると思うのだが。
(特にニナ派氏に期待)

498名無しさん:2006/06/17(土) 00:55:20 ID:gt1OG3Z6
髪の毛の色とかは関係ないんだな
茶×茶=薄紫…

499義母と実母:2006/06/17(土) 16:03:00 ID:i1L0x7sw
魔力を持った娘をまっとうに育てる為、そして万が一それが叶わなかった時の
為に、愛する息子を泣く泣くかつて王のオトメだったレナに預けるタテ王夫妻。

だが、どうしても愛しい息子のことが心配で、年に一度お忍びで辺境のガレリア
まで様子を見に来るマイ王妃。

年々マシロ王子は健やかに、そして愛らしく育っていく。

レナも実娘アリカに劣らぬ愛情を王子に抱いていた。

しかし王子が成長していくにつれて息子に対する愛情とは異なった想いを、彼に
対して抱くようになっていく。

男といえば老人しかいない辺境の地で、夫に先立たれ若く美しい肉体をもてあます
未亡人は、いつしか年端もいかぬ王子に対して、情欲のこもった視線を注ぐように
なっていた。

>>誰も書いてくれないのでセルフサービスで書きます。アドバイスとか頂けると
有難いのですが。というか、こういうのは需要があるんでしょうか。

500名無しさん:2006/06/17(土) 19:59:47 ID:nONlZZww
アリカの故郷消滅の真相は痴情のもつれですか
一人息子を御賞味された怒りのあまりMAIに先祖返り…

501名無しさん:2006/06/17(土) 21:24:11 ID:uFwljxwE
俺としてはエロよりもマシロくんがレナママンに「おねーちゃんがボクのアイスとったー」
とかな話のほうが好きかな

502名無しさん:2006/06/18(日) 13:12:07 ID:MZBExEB.
アリカが頬張ってるそれはアイスではありません、な話か
白いけどそれはクリームではありません、とか

503名無しさん:2006/06/18(日) 15:05:24 ID:m4D6a.62
マ「お姉ちゃん、何してるの…ふぇ……ひゃっ!」
蟻「ひーはふぁ、おぇふぇはふひふぁふぁふふぇ! (もごもご…)」
  (※いいから、お姉ちゃんに任せなさい!)
レ「こらアリカ!それは私のアイスよ!!」

舞「…あの糞親子、よくも私より先に筆下ろししたわねぇぇ!!」
魔「は、母者の貌がみるみる鬼に変わっていく…!!」

504名無しさん:2006/06/19(月) 20:46:15 ID:19icjSQU
今月いっぱいでマシロきゅん達ともお別れかあ・・・
今度こそ週間少年漫画誌ともオサラバってことになりそうだなー
と漫画立読み暦28年のオッサンが言ってみる。

505ニナ派:2006/06/20(火) 21:16:59 ID:ydxvYhxM
リハビリ投下します
最終回に向けて、軽く腕ならしって感じなので御了承を

506ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:18:00 ID:/H1hHhLw
『ニナちゃん、愛してるよ…』

あぁ…ついにマシロ様に告白されてしまったわ
どうしましょう…
緩むな頬の筋肉 はしゃぐな私のマイハート

『ボクは君だけのモノだよ…』
「そんな…貴方はご主人様なのですから、私が貴方のモノです……」
『ニナちゃん……』
「あぁん…私、オトメでいられなくなっちゃいます……」
『なら、ボクのお嫁さんになってくれればいい』
「そんな……嬉しい………」

"ちゅっ…"

マシロ様は私に口付けをすると、服を脱がし始めた

「いけ…ません……」
『そんなこと言って…ここはびしょびしょだよ……』

マシロ様は私のあそこをショーツごしになぞり、あふれ出てくる愛液をすくった

「いじわるですね…」
『エッチな子は嫌いじゃないよ』
「……お好きなようになさってください」
『言われなくても』

"くちゅくちゅ…"と私のあそこからいやらしい音が鳴る
マシロ様は執拗に私の秘部を責め立てる

「お上手…ですね……何処でこんなこと…」
『ニナちゃんが可愛いから』
「理由に…なっ、あっ…!」

マシロ様はショーツに手を忍び込ませ私の秘部に指を入れた

「ひゃっ…あんっ!!」
『うわ…凄いね……これなら大丈夫かな?』

マシロ様は指を抜き、ショーツを脱がす
私は今、マシロ様にすべてを曝け出している
そう考えていると、また愛液が溢れだしてきた

507ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:18:42 ID:Ji2GXBtQ
『じゃあ…入れるよ……』
「どうぞ…」
『…………』

マシロ様のが私の中に侵入してくる
ギチギチと狭い道をこじ開けながら進んでくる

「…っ!!」
『もうちょっとだから…』
「は…いっ!」
『あとちょっと…』

マシロ様のアレが私の最後の扉まで入ってきた

「どうぞ……私の初めてを…受け取ってください!!」
『…うん』

"ブチブチ"と破ける音がする

『くっ…!!』

マシロ様は力を込めて最後の一突きを繰り出した

凄まじい激痛と同時に何とも言えない幸福感が湧きだしてくる

痛いのか嬉しいのかわからないけど、涙があふれてきた


"ちゅっ…"


マシロ様は私の涙をキスで拭った

『痛かった?』
「いえ、嬉しいです…」
『そっか、よかった……少し休もうか?』
「いえ…動いても構いませんよ……マシロ様も我慢できないのでは?」
『…そうだね……なら、動くよ』
「どうぞ…」


マシロ様が腰を揺らす
少し痛みがするけれど、あまり気にならない
幸せすぎて、痛みが快感に変わってしまうぐらい

「あっ、んっ、マシロ…さまぁ…」
『ニナちゃん…ニナちゃん…』

マシロ様の大きいのが私の膣で暴れる
膣を掻き回されている

「イイですっ、凄く……はぁんっ!!」




508ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:19:33 ID:ETeSLnJs
『貴方に…すべてを捧げたい……』

ニナちゃんは裸でボクのベッドに入ってくる

「ニナちゃん…君は……」
『いいんです…貴方に純潔を捧げられるなら、オトメなんていつでも辞められますから…』
「ニナちゃん…」
『…お好きなようになさってください』

ニナちゃんはボクの隣に寝転がり、甘えるように体を預けてくる

「ニナちゃんの…みせてくれる……?」
『…喜んで』

ニナちゃんは一度起き上がり、足を大きく広げる

『ここが…女の子の一番大切なところです……』

顔を紅く染めながら、指で自分の割れ目を広げる
ニナちゃんのあそこからエッチな汁が溢れだしてきて、シーツに染み込んでいく

「もっと…近くで見せて……」

ボクはニナちゃんのあそこに顔を近付ける
ボクの吐く息がこそばゆいのか、ニナちゃんは甘い声を洩らす

『ぁ…マシロさま……』
「ニナちゃん……舐めてみてもいいかな…?」
『あの…マシロ様……その前に…仰向けになってください……』
「あ…うん………」


ニナちゃんが言ったとおりボクは仰向けになる
ニナちゃんは、ボクの顔に跨がるように座り…

『失礼します…ちゅぷ……』

ボクのおちんちんを咥えた

「ニナ…ちゃん……」
『ちゅ…ちぅ……はぁ…ま、マシロさまも……ちゅぱ……』
「う、うん……くちゅ……」

ボクも、ニナちゃんのあそこを舐める
綺麗なピンク色のあそこから、ニナちゃんのエッチな汁が飛び散る

『ん…んふぅ……ふぁっ……ちゅっ……ちぅ…』
「ぴちゅ…ちゅく……ふぅ……」

今まで感じたことのない快感が、ボクの体を駆け巡る
自分でするよりも段違いの気持ち良い行為

「ニナちゃん…ボクっ!!」

射精るっ!! と思った瞬間

『ちゅ…ぷっ……んふ…ダメですよ…』

ニナちゃんはボクのおちんちんを口から離す
そして、体をひねりボクの下半身へと動く

509ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:20:16 ID:f6wUigmU
『こちらに…お出しください……』

ニナちゃんは、腰をゆっくりと下ろす
ニナちゃんのあそこに、ボクのおちんちんが埋まっていく

「ニナ…ちゃん……」
『一つになりましょう…マシロさま……』

"じゅぷぷ…"と、水音が響く
奥へと進んでいく途中で抵抗を感じた

『マシロさま…もう引き返せませんよ……』
「うん…いくよ……」

"ぶちぶち…"

『――――――――ッ!!』

ニナちゃんが、顔を引きつらせる
初めては凄く痛いって聞いた…ボクは今にも射精しちゃいそうだけど……

「ニナちゃん…平気?」
『はい…平気です……』

"ちゅ…"

ニナちゃんは、ボクに口付けをした

『ご心配なさらずに』

ニナちゃんは、優しく微笑む
今は、その優しさに甘えよう

ボクは腰を突き上げ始めた





―脱衣所―

「うぅ…またやっちゃった……」

ニナちゃんとエッチする夢
コレで七回目だよ…ごめんね、ニナちゃん
またボクは、ニナちゃんを汚してしまった

「お風呂…入ろう……」

ボクは精液の付いたパンツをカゴのなかに入れて、お風呂に入る




「私は何を考えてるの……」

マシロ様とセックスする夢
コレで27回目です。申し訳ありません
私は、そのような関係を…求めているのかもしれない……

「軽く汗を流そう…」

私は、愛液まみれになったショーツをカゴのなかに入れて、お風呂に入る

510ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:20:53 ID:f6wUigmU
―お風呂―

私が体を流そうとすると、先客がいた

「マシロ様!?」「ニナちゃん!?」

気まずい
あのような夢を見た後だと、マシロ様の顔を見ることが出来ない
勇気を振り絞って、マシロ様に話し掛けようとしたが

「あの!!」「あのね!!」

「「〜〜〜!!」」

お互い顔を見合わせる
顔が紅潮しているマシロ様の顔見て、私も顔が熱くなる

「お背中…流しますね……」
「う、うん…お願い……」

一先ず、いつもの行動を取ろうとした

しかし……

「きゃあっ!!」

床にあった石けんに足を滑らせ引っ繰り返る

「あぶないっ!!」

マシロ様は、引っ繰り返った私を受けとめてくれた
マシロ様を押し倒すような形になり、私とマシロ様の距離はゼロになった

「あ………」「ニナ…ちゃ……」


(今しかない…)


"ちゅ…"



夢の続きを…始めよう……


―マシロくん達の部屋―

「……………」

最悪………

夢の中で、夢を見ていた
内容だって虚しい…

「はぁ…」

頬をつねってみる…痛い。これは、現実だ


「マシロちゃぁ〜ん」「う〜ん」「マシロさまぁ〜」

唸り声が聞こえたので目線を動かす
いつも通り、エルスとアリカはマシロ様にしがみ付いて寝ている

今日は授業は休み
私もマシロ様と一緒に…


もう一度、頬をつねる

「痛い…わよね……」

………やっぱり、三人を起こすことにした

511ニナ派:2006/06/20(火) 21:24:35 ID:StHnhn9A
色々途中書きの物が多いです
未完ばっかで、なんかダメダメです

連載が終わってしまったら頑張りますノ^8d´゚ω゚`ノ8


とりあえず、補足です
ニナニーは、人様の夢を見る能力と夢の中で夢を見る能力を身に付けたのです

512名無しさん:2006/06/20(火) 22:42:54 ID:BZBLo6BY
>>511
ニナ派さん、キテタ〜〜〜〜!!
尊師、乙であります!色々感想を述べさせていただきたいところですが、ただひとつ

>マシロ様とセックスする夢
>コレで27回目です。申し訳ありません

の部分 →272回目です。の間違いでは?
それにしても、こういうリリカル(?)なエピソードもたまには良いものですね。
次の本格的な御降臨をお待ちしております。

513名無しさん:2006/06/21(水) 05:56:08 ID:RntVHkkQ
27回もニナニーしてたのか、ニナニー……

514名無しさん:2006/06/21(水) 13:37:29 ID:ptI3rLTU
むしろ、27回"しか"だと思う…

515名無しさん:2006/06/21(水) 18:31:37 ID:x0F0RkIo
ナオマシまだ〜

516名無しさん:2006/06/23(金) 03:26:54 ID:77Qll0kc
何気にここのネタと本編被ってるな。
ニナ派氏のマシロくん死亡ネタと良い、漏れが前に書いたニナニー浴場奉仕
→ふとマシロくんを刺激→マシロくんに押し倒される、とか。

517名無しさん:2006/06/24(土) 22:15:28 ID:Z.pMYNbo
マシロくんを刺激→マシロくんに押し倒される

二七二→計画通り!(でも邪魔が入る)
蟻の子→天然でプロレスごっこ(痛いほうの)
エロス→ぱお〜〜んッッ!!(大暴走)
にゃお→芸術的な緊縛プレイ(足コキ)
シズル→目が覚めたら女の子に…(第二ラウンド開始!!)

マクロ→攻守逆転、すんごい事に

518名無しさん:2006/06/28(水) 08:46:56 ID:55VReAKo
ほしゅ

519ちょっきん音頭:2006/06/29(木) 21:51:28 ID:.yCRZZQE
鬘を被せて 女装させれば
あまりに 可愛らしゅうて
余計に 悲しくて

ちょーき ちょーき
鋏が 入いりゃ
無駄な 小象が ポロリと取れて
にっこりウチ好み

ちょっきん ちょっきん ちょっきんな
慌てず 騒がず
堪忍な

520名無しさん:2006/06/29(木) 22:29:03 ID:zsaRChpQ
京都弁オトメ乙。

521妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 01:25:06 ID:ICiOcj3E
「じゃ、お別れね」
「はい、サエコさん」
事件が収束した後、タクミ陛下と一緒に生き残った人員を指揮して
破壊されたヴィント市の復旧に当たっていたサエコ大統領だが、
今日、本国からの増援も到着し、エアリーズに帰国する事になった。
「お姉ちゃん……」
「ほら、もう行かないと。アリッサ」
別れを惜しむアリッサちゃんが学園長に抱きつく。
「大丈夫また会えるわよ。ナツキちゃんの面倒よろしくね陛下」
「母さん、面倒みるのは私だってば!」
「こらナツキ、この方はヴィントの王さまなんだから、失礼しちゃ駄目でしょ」
ボクはくすくす笑う。
「また、戴冠式の日に」

サエコ大統領の次にタクミ陛下を航砂船まで見送りに行く。
「女王……いえ、ヴィント王陛下、我々は国へ帰ります。改めて即位式のときに」
「はい」
タクミさんは今回の事件でも無事で、生き残った部下の人を纏めて帰国となった。
オトメのアキラさんのコピーが出てきた時はびっくりしていらっしゃったけど、今はお二人仲睦まじい。
これでタクミ陛下たちともお別れだな。
そのときだった。
「誰か忘れてないかい?」
「ナギさん!!」
ボクは目を見張った。
「やあ……何だか知らないけど生きてたよ」
そう。僕達の前に現れたのは死んだはずのナギさんだった。
服は破けているけど、肌には怪我がない。ボクは彼の下に駆けよる。
「死んだと思ったんだけど。血がついてるし、夢じゃないよね?」
「そうか、真白なる金剛石の力で……良かった」
生きていた。ボクを庇って死んだ人が。涙が溢れてくる。

522妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 01:25:46 ID:ICiOcj3E
「黒焔の金緑石……ニナと契約したんだね」
「はい、すみません」
ボクは指輪のはまった手で涙を拭いながら答える。
「謝ることは無いよ。こうなった以上それは君に上げよう」
「結婚指輪まだだしね」とナギさんがウィンクした。結婚……そうだった。
「ご無事でしたか」
「……これはこれは」
ボクの肩に手を置くナギさんが、隣を向いた。
皮肉っぽく唇を歪めて、声をかけたタクミ陛下の側ににじり寄る。
「だぁれかサンが刺客を放ったお陰で僕死んじゃったよ。やってくれたね。
この御礼は近いうちに百倍の利子つけてオカエシするからよ・ろ・し・く♪」
「…………」
「止めて下さい!!」
ナギさんとタクミ皇帝・アキラさんが睨み合っている。ボクは慌てて割って入った。
「ナギさん、もう戦争は止めて下さい」
「なんだって?」
「カルデアとだけではありません。お願いです。もう侵略戦争はしないで下さい」
ナギさんはびっくりしてこっちを見ている。ボクは構わず続けた。
「今回の事件は人を憎む気持ちから起こりました。戦争が起こればまた憎しみの種が撒き散らされるだけです。
だから……もうやめて下さい」
「…………」
ナギさんは黙り込んでしまった。生意気を言ってしまったかも知れない。ボクの気持ちは通じただろうか?
「分かった」
「え?」
「君の言いたい事は分かったよ。まあオトメもいないし。もう、先制自衛も含めて侵略戦争はしない。少なくとも僕が位についている裡はね」
「ナギさん……」
分かってくれたんだ……。
「それはそうと――結婚式はいつにする?」
「え……?」
「こんな事になって先延ばしになるけど、盛大な式をあげようじゃないか」
「……いや、それは」
ナギさんはボクの腰に手を回すと、ぐいと引き寄せキスをして……って。
「むぐぐぐぐっ!?」
「ナギさまっ!?」
ニナちゃんが悲鳴を上げる。ナギさんはたっぷり一分はキスすると、さっと離れて、
「続きは今度会った時にしよう♪」
そのまま、部下の所へ帰って行った。
「マシロさまの唇を……」
見れば、ニナちゃんが怒りに震えている。もうナギさんの臣下だった事は忘れたみたい。

523妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 01:44:53 ID:ICiOcj3E
「でも、ナギさんが生きていたということは……」
ボクたちは物音に後を振り向いた。物影に誰かが隠れている。
「誰!?」
エルスちゃんが人影を引っ張り出してきた。
「真白姫!?」
「…………」
そう。隠れていたのはあの真白姫だった。
皆がざわめく。
「君も生き返ったんだね、良かった……」
ボクは彼女の前に進み出て安堵の吐息をはいた。
真白姫はエルスちゃんに腕を取られてばつが悪そうに俯いている。
「何で黙ってるの? マシロちゃんと私達に謝りなさいよ!」
「アリカちゃん!」
ボクは真白姫に食って掛かるアリカちゃん達を手で制する。
「でも、この子はマシロちゃんを殺そうとしたんだよ? それに、私達の村をっ……!」
「真白姫は悪意のある人間に操られ、利用されていただけだ。罪は無いよ」
ボクは首を横に振った。
「それに、死んでいた間の事は覚えていないだろうけど、ボクの方こそ本当の妹なのに君を救えなかったんだ。
だから、これからは、一緒にみんなを幸せにしていこう?」
「……そなたなど」
真白姫姫がぼそり呟く。アリカちゃんが眉を吊り上げるが、ボクは宥める。
真白姫はだんだん肩を震わせて、
「ごめんなさい……ごめんなさい、お兄ちゃん……」
ボクは泣きじゃくる真白姫を抱きしめた。

524妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 02:11:04 ID:ICiOcj3E
「これからどうしようか?」
「陛下はヴィントの正統な主権者です。改めて即位式を行った後、玉座にお就き下さい」
「ボクが王様か……でも、風華宮も壊れちゃったし」
「それならば、その間ガルデローべでご勉学をなされば宜しい」
学園長がにっこり微笑む。うう、またあの生活かぁ……とりあえず、男だとバレる心配はなくなったけど。
「あ、でも、いくら王様かてオトメの子に手ェ出されたらチョッキンどすえ?」
「し、シズルさん……」
「えー、そんな。私、マシロさまの子供なら産んでも良いのに」
「え、エルスちゃん、今すごいこと……」

ターン

突然、耳をつんざく轟音が馬鹿騒ぎを破る。
「あくっ!」
手で頬を触ると、血がついていた。銃弾が掠めたらしい。
「マシロさま、大丈夫ですか!?」
「何奴!?」
すぐにオトメの皆が犯人を取り押さえる。犯人は眼鏡をかけた若い男だった。
「君は……確かセルゲイさんの」
「タツヒコ・ザイツェフですよ。大佐の部下だった」
ザイツェフさんは悪びれた様子もなく言う。
「何で、こんなことを?」
「大佐にご恩を受けていたからです。大佐はあんな人ですが、医者になりたかった私を援助して、
軍から奨学金を出してくれた。利用するだけだったかもしれない。それでも私は彼に感謝しています」
「言いたい事はそれだけか?」
「学園長!」
学園長がエレメントを彼のこめかみに宛がう。ボクはその銃身に飛びついた。
「駄目です!」
「こいつはあなたのお命を狙ったんですよ?」
「ボクは王になったばかりで人殺しはしたくない」
「しかし……」
「ここで彼を殺したら、ボクはあの人と同じになってしまう」
「…………」
「行ってください」
ザイツェフさんは放されると、無言で去って行った。

525妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 02:17:58 ID:ICiOcj3E
そう、憎しみは何も生まないんだ。
もしボクが憎しみや悪意に染められてしまったら、きっとセルゲイさんと同じ道を歩んでしまうだろう。
それじゃ、駄目なんだ。
「イジメられていて弱虫だったボクが、あの人のように歪んでしまわずに勇気を持てたのは、みんなのお陰なんです」
ボクはみんなを振り向いて行った。
アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃん、学園長、シズルさん、トモエさん、ミーヤちゃん、イリーナちゃん、
ヤヨイちゃん、リリエちゃん、シホさん、チエさん、アカネさん、ユカリコ先生、ミス・マリア、ミドリさん、ラドさん、みんな――。
そして……その中で、ボクの一番大好きな愛しい人。
この人たちがいたからこそ、ボクは。
「こんなボクだけど、これからも――ボクを支えてくれますか?」
「はい、ご主人様!」
澄み切った青空にみんなの返事は元気良く響いていった。

(終わり)

526名無しさん:2006/06/30(金) 02:33:59 ID:ICiOcj3E
Σしまった、ナオの事忘れてた!
吊ってくる……

527名無しさん:2006/06/30(金) 19:51:07 ID:N.ennPfM
ぐっじょぶ!!
アリガトウ、アリガトウ。
あ〜〜ほんっとに乙終わっちゃったんだな・・・。

マシロくん、アリカ、ニナニー、エルスてん、がくえんちょ
その他すべてのキャラたちよ、また会う日まで。

528名無しさん:2006/07/01(土) 00:53:52 ID:2zlI6S.c
真のエピローグきたー
マシロくんはその優しさで惑星全土を統一するに違いない。
補完SSじょぶですた。

529名無しさん:2006/07/01(土) 19:46:01 ID:xKRt33xA
♂♂のキスシーンはいいねえ

530名無しさん:2006/07/05(水) 01:54:01 ID:moPZXT22
ニナ派氏のオリジナルED小説まだー?
荷拿波雌たん(;´Д`)ハァハァ

531名無しさん:2006/07/05(水) 22:41:59 ID:v2BKg1Tw
マシロきゅうSSまだー?

532名無しさん:2006/07/05(水) 23:36:24 ID:2W7W0KjA
未完SSたちの続きまだー?

533名無しさん:2006/07/06(木) 16:06:34 ID:5QxPF8Yw
あと2週間くらい待て。
それくらいすれば職人さんたちの創作魂にも火が点くはずだ。
今はまだ祭りの後の虚脱状態で力が入らないんだよ、きっと。

534名無しさん:2006/07/08(土) 00:44:41 ID:otKr0No6
ヽニ_v´_ ̄-VL_    
フィィレノ、イイ}_く  私とマシロ様がついに結ばれて
 ノ^8d*゚ ‐゚ノ8   ラブラブになり、優しく愛される
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/    真のED小説(18禁)はまだですか?
  \/     /

535名無しさん:2006/07/09(日) 21:32:11 ID:n0Z0RN0Q
>>534
途中でアリカとエルスが乱入して、マシロくんがさらわれ
ニナは1人寂しくニナニーにシナリオが変更されてるよ。

536名無しさん:2006/07/09(日) 22:52:58 ID:kg845PSQ
ヽニ_v´_ ̄-VL_    
フィィレノ、イイ}_く  マ○コの締まりでは
 ノ^8d*゚ ‐゚ノ8   三馬鹿も入れてこのニナ・ウォンこそが
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/    コーラルNo1です。
  \/     /

537名無しさん:2006/07/09(日) 23:08:15 ID:siedwphQ
二ナニーのし過ぎで二ナちゃんのあそこはガバガバだって有名ですよ

538名無しさん:2006/07/10(月) 03:25:23 ID:UpiuDIM6
   ,r〈`´`ヽ、 
  くイ〈'^ソ从,}  ニナ・ウォン
  ス(ト`,Д´〉'  あなたには三ヶ月間バ○ブの使用を禁止します
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /

539名無しさん:2006/07/13(木) 02:17:29 ID:UHsFN2vg
      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < マシロくんSSまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |

540名無しさん:2006/07/15(土) 02:12:54 ID:0oDEk1ZM
                  ∧        ∧  イライライライラ
                    / ヽ        / ヽ   イライライライラ
                /   ヽ___/   ヽ    イライライライラ
              / ノ(               \
              |  ⌒   ●   /\   ●  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         へ    |           /  \     |< ニナ派たんまだー?
       / \\  \        / ̄ ̄ ̄\  /  \______
     /   /\\  .>             ヽ
カンカンカン//  \\/ i i      _      |
 カンカンカン      i | ‖|    / ̄   ヽ    / __
   カンカンカン Σ [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ        / ̄  /|
   \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ヽ_____ /   /  |
     \回回回回回/                /   |
      \___/                 /     |

541名無しさん:2006/07/16(日) 00:17:46 ID:qa.HjgWs
そんな態度取るから来てくれないんだよ

           ____
        /´ ̄ ̄`ヽ、
        /           ヽ
      {      ,. --‐┴…ー- 、
      ヽ   /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、
         /.:.:.:.!:.:.!:.:.|:.:.:.:.:l:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ
          l:.:.!:|:|l:.:|ヽ:\:.:.:!、:.:.:.:ヽ:.!:.:.:.ヘ
          |:.ハハ!ヽl  \lヽl__\:.:.l:|:.:.:.l:.:l
       _ rヘ!/f,心ヽ   /f心ヽヽリ.:.:./.:ハ
   ,.--く  ,斗-| ヒzソ    ヒzソ }  }:.:/:/ヽハ
   {   `メ、 ヘ._! , ,    '   , ,  /ィく`),.-'┴ァ
   ヽ,r‐、―- 、 ヽ   、__,.     /_/-}―‐!`!__
  /´ ̄`丶r‐┬-\      ,. '´{,. -―-、人_|/ソ
/::::::::::::::::::::::::\  {::` ー--‐ '´:::::/:::::::::::::::::::::::} /
::::::::::::::,. -- 、::::::::`,ニ´-‐'' ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``丶、! }
:::::::://   ヽ∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}'
ヽ::{//    く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/

542名無しさん:2006/07/16(日) 01:23:34 ID:GLO8ViLs
うるせ
蟻は引っ込んでろ!

543魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 01:20:32 ID:E6l69s7g
真の続編が始まる……

物語は前作終了から13年後。
ヴィントは明主マシロくんの統治下平和を謳歌していた。
マシロくんには男の子が一人いた。その名もマシロ二世。
マシロくんそっくりのはなはだ可愛い美少年である。
ところが性格は正反対で残賊無比、暴力的で異常に嗜虐欲が強く、
陰険狡猾で、マシロくんとは似てもにつかぬ凶悪な少年だった。
しかも彼は強い魔力を持っていた。
まるで死んだ妹、マグロ姫の生き写しのように……。
マシロ二世を深く愛していた両親だが、その性質の獰悪な事を憂い、彼を風華宮の一室に幽閉する。
マシロ二世はますます歪み、偶に会いに来て慰めてくれるニナ・ウォン以外には心を閉ざしてしまう。
そんなマシロ二世に近づく少女が一人。その名もマリー・オーギュスト。
あのセルゲイの隠し子であり、亡き父の復讐を企む邪悪な少女だった。
うまく彼の信任を得たマリ−はアルタイと結託、風華宮を襲撃してマシロ二世を解放。
風華宮はマシロ二世の魔力により破壊され、マシロ王と王妃アリカ・ユメミヤは自らの息子の手にかかって殺されるのだった。

544魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 01:21:42 ID:E6l69s7g
登極したマシロ二世はさっそく残忍極まりない独裁政治を開始。逆らう者を次々と処刑していく。
マシロ二世を真っ向から批判したハルカとユキノは無数の兵士達に輪姦された挙句、棍棒で殴り殺されてしまう。
レジスタンス組織を率い抵抗していたミドリは、即位5年目にマシロ二世の姦計にかかって捕らわれ、
見せしめの為衆人環視のもと陵遅刑にかけられた。
エルスティン・ホーはマシロ二世に面白半分に犯された挙句、お腹が大きくなった所を腹を裂かれて殺された。
ニナはマシロ二世の愛人として日々性欲のはけ口にされる。

内では圧政を敷くマシロ二世だが、外では軍備を拡大し盛んに他国に侵略を開始。
ガルデローべを国有化してオトメを独占すると同時に、シュヴァルツが使っていたスレイブジェムを独自に改良、
量産化して軍事力を強化。即位3年目には近隣数カ国を併合。
即位5年目にはアルタイを撃破して領土拡大。即位7年目にはカルデア帝国に勝利。
即位10年目に大ヴィントブルーム帝国皇帝に自ら即位する。
即位12年目、第二次三帝会戦でカルデア帝国に致命的に打撃を与え、タクミ十三世(まだ生きていた)を捕虜にする。
十三世は馬に乗るときの踏み台にされて辱められた挙句、目の前でマイスターのアキラを陵辱され、憤死する。
最終的にヴィントの国土は即位前の10倍に拡大されるのだった。

マシロ二世はただ反対者を処刑するだけでなく、罪もない民衆を楽しみの為に虐殺して喜んだ。
ヴィントの庶民の家に綺麗な生娘がいると、閨房に召しては首を締め殺害。
妊婦がいれば腹を裂き胎児を見て楽しみ、犯罪者は炮烙を抱かせて嬲り殺した。
人々は逆らいたくとも、マシロ二世の強力な魔力に加え、悪知恵に長けたマリーと強力な軍隊が王権を支えているため、
ただ震えて時を過ごすしかなかった。
マシロ二世の残虐さは、彼が唯一人間らしい感情を抱いていたニナが死んだ後、ますます苛烈さを増す。
結局、即位から最期に彼が精神に異常を来たして死ぬまで50年間、全エアルは恐怖の下支配されたのだった。

(以上、サンライズ企画書より概略抜粋)

545魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 02:14:08 ID:E6l69s7g
「お止め下さい、お坊ちゃま!」
ニナは押し倒され、悲鳴を上げた。
強大な魔力を誇り、今や漆黒の金剛石の力まで身に纏った彼に抗するすべはなかった。
例え認証を受けた所で勝てるか分からない。そもそも、ニナには彼を倒そうとする意思などなかった。
「ずっとこうしたかったよ、ニナ」
「…………」
胸に顔を押し当て、秘所をまさぐる二世。
押しのける事は出来なかった。
(マシロさま――)
ふと青春の日々がニナの脳裏に浮かび上がる。
彼はあのとき少女だった自分が恋し心から愛していた少年と瓜二つだった。
そして、性格は真反対だが、その分彼の孤独と苦悩を誰よりも知っている。
その心の闇を。
「もう、誰にも渡さない。お前は僕だけのものだ」
「お坊ちゃま……」
ニナはあがく事をやめ、彼の背中を抱きしめていた。

546魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 02:21:32 ID:E6l69s7g
「さて、父上たちを殺してくるか」
「!」
その言葉を聞き、さっきまで紅潮していたニナの膚が急速に青ざめて行った。
聡明な彼女は全てを悟ったのだ。彼が、なぜ自分を抱いたかを。
「これでお前の契約を破棄できたし、もう父上と母上を生かしておく必要は無い」
「お止め……くださいっ」
必死に縋りつくニナを彼は造作なく振り払う。
「あいつらは前から鬱陶しかったんだ。ボクの創る国には必要がない」
二世はなおもしがみ付くニナを突きとばすと、「それに」と付け加えた。
「お前はもうボクだけのものになったんだ。――もう他の誰かに執着するのは許さない」
その狂気の篭った銀の瞳を見て、ニナはもう動く気力を失った。
すすり泣く。
扉が締まり錠が下ろされる音を聞きながら、ニナはうわ言のように呟いた。
「マシロさま……アリカ……ごめんなさい……」

547魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 02:36:53 ID:E6l69s7g
「首尾はどうなっている、マリー?」
「は、陛下」
黒髪の少女が頷く。
肩まで伸ばした艶やかな髪に、鋭い眼光が人に印象を与える少女だった。
歳の頃はまだ16、7にしか見えない。
「首都及び国内主要都市は全て制圧下にあります。一部地方では叛乱者どもが抵抗を続けておりますが、数日以内に鎮定できるでしょう」
「それから?」
「陛下に反対する思想家、前王に恩恵を受けた忠臣、御政道に口出しする畏れのあるガルデローべ関係者は全て捕らえております」
「まとめて消せ」
「御意」
少女――マリー=オーギュストは恭しく敬礼した。

「王子っ!」
「なんだ貴様?」
兵士達の制止を振り切り、飛び出してきたのはハルカ・アーミテージ元警視総監だった。
傍らにはユキノ・クリサント前国家公安委員長もいる。
「馬鹿な真似はやめなさい! あんた、自分が何をしているか分かっているの!?」
ハルカは怖気づきもせず二世に怒鳴りかかる。
「この無礼者……!」
「よい」
二世は再び拘束されたハルカの前に立った。
「お前は父が抜擢した女だったな。父上もつくづく暗愚だ。こんな下賤の者を取り立てるとは」
「あんた、よくもあんなことっ……あんたのお父さんとお母さんが、どれだけあんたの事を愛していたか知ってるの!?」
「じゃあ、お前はボクが実の父母に幽閉されている間、どんな気持ちで何を考えていたか知ってるか?」
底冷えするような目で、二世はハルカを見据える。
「それは……」
「もうよい、殺せ。――そうだ、こいつらはメスブタのようにズタズタに輪姦してから殺してやれ」
「はっ」
「ハルカちゃん!」
「あんた……地獄に落ちるわよっ!!」
叫び続けるハルカに一顧だにせず、二世は歩み去っていく。
後を続くマリーが引きずられていくハルカをちらっと見ただけだった。
それが人々のハルカとユキノの見納めとなった。

548魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 02:50:18 ID:E6l69s7g
「ミミ、ミミぃぃっ!!」
「はっはっは、そんな娘の首がそんなに大事だったか?」
首だけとなって青白い顔をさらす耳の前で、拘束されたミドリが泣き叫ぶ。
「あんたぁぁ、騙したね! ミミは、ミミは返してくれるって……」
「別にボクはウソをついてはいないぞ。死体にして返してやったまでだ」
二世はけらけらと笑う。
「あ、それとお前らの残党だがな。取引現場に来た時尾行をつけておいたからな。
今頃は隠れ家が分かってマリーが率いる軍が皆殺しにしてるところだろうよ」
「この悪魔……っ」
「連れて行け」
「悪魔――――っ!!」

「畏き御聖旨を読み上げ奉る! シュヴァルツの頭領ミドリ、その手下ヨウコ・ヘレネ、右の者、
共恐れ多くもヴィント王陛下に謀反した大逆の咎により、陵遅三千刀に処す。これを敬え!」
「ヨウコ、ごめん……巻き込んで……」
「もういいわよ……ほんと腐れ縁だったわね。あの世まで一緒なんて」
「マシロ……あんたの事、あたしは信じてた……その結果が、これ……」
「これより刑を執行する!」

549魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:00:51 ID:E6l69s7g
重い鉄の扉を開け、彼が入って来ても、ニナは窓の外を眺め続けるばかりだった。
鉄格子のついた窓の外では晩秋の木の葉が枯れて舞散っている。
「ニナ、また戦争に勝ったよ」
「…………」
「フロリンスの捕虜を三万人得た。一部は奴隷にして、残りは黒曜神への生贄にするつもりだ。
嬉しいだろ? お前はヴィント国民を生贄にするのを嫌がっていたからな」
「もうお止め下さい陛下……いえ、お坊ちゃま」
「何を言う? これからボクの世界を創り上げるんだ――恐怖と絶望に満ちた世界をね」
「ああっ」
二世はニナを押し倒し、胸を揉みしだく。
「愛してるよ、ニナ」
「お坊ちゃま……」
「名前で呼んで」
「マシロ……さま……」

550魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:11:10 ID:E6l69s7g
「陛下、即位式の準備は整いました」
「うん、ご苦労、マリー……おや、あんなところにスラムがあるね」
帝国の威勢に応じて改築され、高層を誇る風華宮の最上階から、二世は己の支配する国を見下ろす。
その一角に、煤けた界隈を見出した。
「はい、失業者や窮乏民どもが市街の一角に固まっているようです。貧民を帝都から追放する布令は、何度も出ているのですが」
「焼き払え」
二世は無感動に命じた。
「ボクの治める都に、あんなウジ虫どもは不要だ。ハレの日の祝典に目障りだからとっとと皆殺しにしろ」
「御意」

――風華宮、大広間――

ヴィントの文武百官、及び属国の元首貴顕達が列をつらね居並ぶ。
その中央、正装した二世は司祭から帝冠を受け取ろうとする。
「……駄目だ」
「は?」
二世は立ち上がると、司祭の手から帝冠を引っ手繰った。
「地球時代の皇帝には、こうやって自分で冠を頂いたものがいるという。他人から授けられるのはボクには似合わない」
そう言うと、自ら帝冠をかぶる。途端に上がる万歳の怒号。
(その話には確か続きがあったっけ。確か皇帝は皇后にも手づから冠をかぶせてやる……)
少し悲しい目で傍らの何もない空間を見た。

551魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:31:17 ID:E6l69s7g
「これはカルデア皇帝陛下、お初にお目にかかります」
「…………」
「聞けば、陛下は随分お体が弱いということでしたが、随分しぶとく長生きしていますね。なんせ、亡父と同じくらいの御歳だとか」
二世はくくと陰惨な笑いを浮かべた。
亡き父と並んでエアル随一の名君と呼ばれた男が、敗戦の屈辱に塗れた姿で自分の前に跪くのは愉快だった。
「父上もつくづく愚かだったよなぁ。あいつはあんたの事をえらく買っていて、
折々にはタクミ陛下は――なんて話したものだったよ。ま、バカだから死んだんだけど」
「マシロ王が愚かなら……貴様はウジ虫だ、偽者め」
瞬間、空気が凍りつく。居並ぶものは皆恐懼のあまり金縛りに遭ったようになった。
「……何だと?」
「マシロ王は他者を思いやり、命を大事にされるお方だった。お前は違う。他者の痛みが分からず、
命あるものを雑草をむしる様に殺す。そんな貴様がこの先いくら功名を建てた所で、貴様の死と同時に白骨と化す」

ドガァッ

タクミの顔面に靴底がめり込んだ。顔を蹴られたタクミは骨を砕かれ、血を噴出しながら吹き飛ぶ。
「陛下ァァッ!!」
マイスターのアキラが、拘束された体をよじり、涙を流して叫んだ。
「このドカスが。下手に出ておれば調子に乗りやがって」
ぺっとタクミの顔に唾を吐きかけると、二世は傍らの腹臣を見やった。
「マリー、そう言えばボクは最近乗馬を始めたんだっけ」
「はい、御健康に宜しいとか」
「で、足踏み台の新しい奴が欲しいって言ってたよな?」
にやりと二世は倒れ伏しピクピク痙攣するタクミを見る。
「こいつの体を加工して使おう。人体家具工場に命じて、特注品に仕上げろ。肢体の切断の仕方には気をつけろよ」
「御意」
恭しく敬礼するマリーをみて満足すると、二世は高笑いを始めた。

552魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:39:18 ID:E6l69s7g
「暇だなぁ……マリー、何か面白い見世物はないか?」
「どうでしょう、先年、恐れ多くも陛下に対し奉り、謀反を企んだオトメがいましたが」
「ああ、とりあえず一ヶ月ぶっつづけで輪姦してやったんだっけ。それからどうなった?」
「ちょうどいいぐらいに腹が膨らんでおります」
マリーは淡々と奏上する。
美貌を誇るその顔にはいつもの如く何らの感情も浮かばない。
「そりゃいいや、早速棍棒を用意して連れて来い」
「裂いた後、お召し上がりにならないのですか?」
「いつもそれじゃ、つまらないだろ。今日はま○こから潰れた胎児がひねり出てくるまで殴った後、それを食べよう」
「御意」
やがて二世の下に棘のついた鉄球をもつ棍棒が捧げられる。
遥か前に殺したハルカ・アーミテージの遺品だった。二世は人を撲殺するとき、これを愛用している。
「助けて……助けて……」
震える栗色の髪にお下げのオトメだった少女を見て、二世は口の端を吊り上げた。
「こいつはいい、母上にそっくりだ……」
この夜も、風華宮に悲鳴が響き渡るのだった

553魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:49:15 ID:E6l69s7g
「ニナ、ニナぁぁっ!!」
重い鉄の扉を蹴り開け、彼女の遺骸にすがりつく。
雪の様に白い体だった。
食べ物を食べなくなり、やせ衰えて行った体は鳥の骨のように軽かった。
その体を彼は抱きしめる。
「どうして、どうして……」
部屋には憚って、誰もいない。臨終を見取った医者も恐れて席を外していた。
彼は一人だった。
「約束したじゃないか、お前だけはいつもボクの側に居てくれるって……
ボクだけのものになってくれるって……父上じゃない、ボクだけを見てくれるって……ずっと……一緒に……」
語りかけつづけても、ニナはもう一言も反応しない。
幼い頃から彼を優しく抱きしめてくれた彼女は、目を瞑り、唖のように永遠に押し黙っていた。
ふとその骨だけの指が目に付く。そこに嵌められた指輪が。
オトメの資格を失ってからも、ニナは欠かさずこの黒焔の金緑石を大切に身につけていた。
まるで、自身の一部のように。
「こんなもの……」
彼は指はを抜き取ると、手の平の中で黒い炎で燃やし尽くした。

554魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:59:26 ID:E6l69s7g
「マリー=オーギュストはボクに対し反逆を企てている! 直ちに捕縛して全ての身分を剥奪し、陵遅刑に処せ!
一族も一人たりと生かしておくな、尽く皆殺しにせよ!」
二世の気違いじみた号令の声に従って、臣僕達が動いて行く。
彼らの顔は皆能面のように無表情だった。
もはや彼の周りには機械のような下僕達しか残って居なかった。
「ふふ……これからだよ……これから、ボクの世界が完成するんだ」
二世の銀色の瞳は以前にもまして狂った光を放っていた。
瞳ばかりでは無い。
この頃彼の出す命令は、以前にもまして狂気そのものだった。
ただ、抵抗するものは粗方殺しつくされたため、今の彼に逆らえるもの等このエアルにはいない。
人々はただ、狂気の荒らしが止むのをじっと身を縮めて待つばかりだった。

(ボクはいつまで生きられる? あと十年? それとも二十年?)

(できるだけ長く生きてやる。そして残りの生命は全て造化に費やす)

(見ててくれよ、ニナ……ボクだけの世界が、いま)

「さあ、胎動の始まりです」

(終わり)

555名無しさん:2006/07/17(月) 18:47:55 ID:snIyQCow
シズル御姉様のお部屋係りになるマシロきゅんのお話キボン。
粗相すると葱や清姫さんでお仕置きされます。

556名無しさん:2006/07/18(火) 00:57:51 ID:BgmIRzdU
何その萎え設定

557ニナ派:2006/07/18(火) 02:41:34 ID:nnGBeyZc
ノ^8d´゚ω゚`ノ8 修羅をやっていたなんて口が裂けても言えない

558おかーさんとのお約束:2006/07/18(火) 02:43:09 ID:waN//GHo
「おかーさん…」

机の上のちっちゃくなったお母さんと顔を向かい合わせる
背中にゼンマイが付いたお母さん
ちょっと違和感があるけど、中身はお母さんに違いないんだ

「今は二人きりですから…マシロって呼んでもいいでしょうか……?」

お母さんは申し訳なさげにボクにたずねる
ボクは王族で、お母さんは王に仕えたオトメ
身分が違うことと、今まで隠していたことに負い目を感じているんだと思う

「うん、ボク達は母子だもん。ダメなわけないよ」
「ありがとう…やっぱりマシロは優しいわね……良い所は昔から何も変わってない…」

「……」

ちっちゃくなっても、お母さんはお母さん
言葉の一つ一つが嬉しくて、本当に嬉しくて…
唇を噛み締めても、視界がぼやけてくる
お母さんが見えなくなっていく中、熱い汗が頬を伝って机に流れ落ちる

「もう…何で泣いちゃうの……」
「だって…嬉しくて……やっと…こうやって話せて……お母さんに…誉めてもらえて…」
「泣き虫さんなんだから…」


ボクが机に顔を伏せて泣いている間、お母さんは小さな手でボクの頭をずっと撫でていてくれた


「ごめんなさい」

ボクはただ謝った
泣き虫な自分に反省しながら

「いいのよ、アリカだって大泣きしてたんだから」
「ははっ…お姉ちゃんも泣いたんだ」
「うふふ…あの子、貴方より凄かったわよ…わんわん泣いちゃって……今まで我慢していたことが全部出てきちゃったのかしらね」
「うん…お姉ちゃん、凄く頑張ってたから……」

お母さんと空に浮かんだ満月を見上げる

「綺麗だね」
「そうね…でも、今の貴方のほうが輝いて見えるわよ…」
「えっ…?」
「すっかり大人になっちゃって…お母さん、ちょっとさびしいな……」

559おかーさんとのお約束:2006/07/18(火) 02:44:01 ID:waN//GHo
お母さんはボクの肩に乗っかり、体をボクに委ねる

「あんなにちっちゃかったマシロが、こんなに立派になっちゃって……」

お母さんはボクを育てられなくて、悔しいって表情をする
拗ねてるお母さんが、ちょっと可愛かった

「でも、ボクの中にはお母さんがずっといたよ…記憶が無くなってるときだってずっと……」
「ありがとう…」

お母さんを持ち上げ、抱き締める

「今はボクのほうが大きいから、ボクがお母さんを抱き締めるほうだね」
「マシロ……」

「お母さんの体…あったかいよ……」

"ぎゅっ…"とお母さんを抱き締める
ほんのりと温かい、人形のお母さん
お母さんの心の温かさがボクの中に入り込んでくる

「まったく…そんなことばっかりしてるから、女の子達とのトラブルが減らないんですよ」

でも、お母さんは、そんなボクを見て少し複雑そうな表情をする

「へっ…?」
「無意識にそんな言動をとるものじゃありません」

普通のことを言って、普通に抱き締めただけなのに、お母さんはボクを叱る

「いつオトメの子達と関係を持ってしまうか心配だわ……」
「だ、大丈夫だよ…」
「貴方が大丈夫でも、あの子達が大丈夫じゃないんですよ!」

お母さんは"メッ!"って、人差し指を立てて怒る

「むぅ……」

確かに、みんなのボクを見る目は少し変わったかもしれない
ニナちゃんやエルスちゃんの視線も以前より感じるようになったし
コーラルの子達やパールの人達からも、話し掛けられることが多くなった

「貴方は姫では無く、王子なのです。そのことを、ガルデローベに通う全ての生徒が知りました」
「うん…」
「なら、わかりますよね? あの子達はマイスターになること以上にメリットが大きいことがあるのです」
「あっ……」
「貴方と結婚できれば、王妃になれる……彼女達の頭にはその考えが浮かび始めています」
「あぅ…」
「既成事実を作られたら困りますでしょう、そうでなくても貴方は無防備なんですから」
「き、既成事実……」

560おかーさんとのお約束:2006/07/18(火) 02:44:46 ID:dDOHEX6g
顔が引きつってしまう
よくよく考えれば、最近はニナちゃんまでもがボクのベッドに潜り込んでくる
お風呂にもアリカちゃん達以外のオトメ達が入ってくることが多くなった

ボクは無意識に危険を察知し、特定のオトメの子と二人きりになることを避けていたような気がする

「貴方は、きっと…迫られたら拒否は出来ないでしょう?」
「う、うん…たぶん……」
「貴方は優しすぎるから……。それに、可愛い子が揃っているものね、目移りしてしまうでしょう」
「あはは……」

言い返せないなぁ…

「でも、それではダメ。貴方が一番大切に想っている人を選びなさい」
「一番大切な人……?」
「そうよ。『みんな大好き』では、納得できない子も出てきます」
「でも…」
「貴方は王になるのです。いつかは決断せざるを得ないときもあるでしょう」
「うん…」
「女性関係ぐらいで狼狽えていては、この先が心配ですよ」

「そうだね…でも、もう少しだけゆっくり考えたいんだ。ボクの選択が本当に正しいのかどうかって…」
「ええ…時間はたっぷりあるのだから、じっくりと考えるといいわ」

お母さんはそう言うと、頭からアンテナを出して、何かと交信し始め
しばらくすると、窓からちっちゃいお母さんが新たに七体現われた

「貴方が決断するまでは、私が貴方の貞操を守ってあげますからね」
「あ、あははは……」

そういえば…お母さんは新祖様だったんだよね……
ガルデローベのことが何でもわかるんだった…

「貴方は国王になるんです。どちらにせよ、子孫を残さなければなりません」
「………」
「後悔だけは、してはなりませんよ。貴方の為にも…あの子達の為にも……」
「はいっ!」


お母さんの言葉がボクの胸の中に残る


ボクが一番大切に想っている人は………

561取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:46:08 ID:tfHwwUjg
「マシロ様、朝ですよ〜」

ゆさゆさと体を揺らされ、目を覚ます
ちょっと間延びした声
この声は…エルスちゃんだ

「おはよう、エルスちゃん」
「おはようございます、マシロ様っ!」

エルスちゃんのとびきりの笑顔
朝一番で見られるのは凄く気分が良い

ん、朝一番……?

窓から外を見てみる
お日様が、あんなに高くにあるよ…

「あのさ…エルスちゃん……」
「はい、なんでしょうか?」
「今…何時?」

ボクがエルスちゃんにたずねると、エルスちゃんはカップにコーヒーを入れながら時間を見る

「えと…十時ですよ」

そう言いながら、エルスちゃんは"コトン…"と机にカップを置く

「授業…は?」
「今日は家政の実技試験でして、私は合格済みなのでお休みです」
「エルスちゃんだけ?」
「はい♪」

一人だけってね…あやしいなぁ……

「あっ…マシロ様ってば、『さぼったな』って顔してますよー」
「だって…いくら何でもおかしいよ」

ボクがそう言うと、エルスちゃんは頬を膨らませながら怒る

「ひどいですよ、マシロ様ぁ…私がコーラルNO.3だってこと忘れていませんかぁ〜」

あ……うん、忘れてた
でも、口に出しては言えないね

「私、家政学はコーラルで一番の成績なんですよ」
「そうだったんだ」
「うぅ〜 ひどいですよ…」
「ごめんごめん…エルスちゃんとニナちゃんは良く出来てるから、お姉ちゃんの成績の悪さが余計に目立っててね、そっちのほうに目がいっちゃって……」

ニナちゃんもエルスちゃんも非常に優秀な成績です
しかし、お姉ちゃんはと言うと…体育以外は目を背けたくなる成績です

「ニナちゃんは裁縫以外は完璧で、トモエちゃんも平均的にかなり良く出来ています。私は体育の成績が少し悪いのでNO.3なんですよ」
「エルスちゃん…体育が苦手なんだっけ? たしか、舞闘の成績は良かったはずだけど…」
「ま、まぁ…そうなんですけど……」

ボクがエルスちゃんに聞き返すと、エルスちゃんは顔を赤くして胸を隠すように腕を交差させる

「水泳や短距離走などでは、邪魔になってしまって…良いタイムが出ないんです……」
「そ、そうなんだ…」
「はい…ニナちゃんぐらいのサイズだと抵抗がまったくありません。こういうときだけは、ニナちゃんが羨ましく思えるんです」
「エルスちゃん、それはちょっと言いすぎ…」
「あ…そうですね。ごめんね、ニナちゃん」

今の会話…ニナちゃんが聞いてたら怒るっていうよりも落ち込むんだろうなぁ……

562取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:46:46 ID:tfHwwUjg
「あっ、そうだマシロ様…」
「ん?」
「お腹…空いていませんか?」
「そうだね…うん、ちょっと空いてるかな」
「そうですかっ! では、今すぐ用意しますね! 何かリクエストはありますか?」
「んー、じゃあフレンチトーストがいいな」
「はい、かしこまりました♪」




ボク達の部屋にはキッチンはありません
ですから、同じフロアにある簡易キッチンで調理をしなければなりません

「マシロ様、出来ました〜」

エルスちゃんは、机にお皿を置く
それと、ホットミルクも用意してくれた

「美味しそうだね、いただきまーす」
「どうぞ、召し上がってください」

ナイフでトーストを切り、フォークで口に運ぶ
口の中でとろけるような感触、ほどよい甘さ

「うん、美味しいよ」
「そうですか、良かったです」

ボクがパクパクと食べている姿を、エルスちゃんはニコニコしながら見ている

「エルスちゃん?」
「……はい?」
「ボクの顔ばかり見てるけど、何かついてるのかな?」
「あ…いえ……」

ボクがエルスちゃんに問い掛けると、エルスちゃんは顔を赤くして俯く

「ん? どうかしたの?」

エルスちゃんは体をもじもじさせながら、両手の人差し指の先を合わせる

「あの…そのですね……何かこうしていると…新婚さんみたいで……」

「ぶーーーッ!!」

「きゃっ! マシロ様ぁ!?」

ボクはつい、飲みかけていたホットミルクを吹き出してしまった




「もう…急に驚きましたよ」

エルスちゃんは笑いながら机を拭く

「だってエルスちゃんがいきなりあんなコト言うから…ボクだって驚いちゃったよ」

563取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:47:29 ID:Q17AosGU
「「ぷっ…くすくすくす……」」

ボク達は顔を向かい合わせて笑う


「マシロ様は…もうすぐ王さまになられるんですよね」
「うん、そうだよ…」
「こうしていられるのも…あと少しですね」
「ガルデローベに居られる時間はあと少しでも、エルスちゃん達とはずっと一緒に居られるよ」
「私は…いえ、私達はマシロ様のオトメですからね」
「国の政治のこととかも考えなくちゃいけないから、今まで通りっていうわけにはいかないけど…」

ボクは窓から見える風華宮を見つめる

「みんなには今まで以上に手助けしてもらうかもしれない……ボクも早く一人前にならなくちゃね」
「……………」
「この前の戦いではたくさんの人が亡くなった…今のボクは彼らの犠牲の下にあるんだ。
 彼らの意志を継ぎ、大儀を成さなければいけない。ボクが、この世界を…みんなが幸せに暮らせる世界に変えてみせる……」

ボクが話していると、いつの間にかエルスちゃんは黙ってしまっていた

「エルスちゃん、どうしたの…?」
「いえ…マシロ様はご立派になられましたねと思ったんです」
「ありがとう…でも、まだまだだよ」
「…御謙遜なさらないで…ください……」

エルスちゃんの声が少しずつ震えるものになる

「エルス…ちゃん……?」

エルスちゃんの俯いていた顔が上がると、目尻には涙が溜まっていた

「マシロ様は、本当にご立派になられました」

一筋の涙を両目から流しながらエルスちゃんは話し続ける

「最初は頼りなくて…ただエッチなだけな人だと思っていました」
「………」
「でも…誰にでも優しくて……私のピンチだって何度も救ってくれました」

ダメだよ…エルスちゃん……

「いつしか、マシロ様の温かさと優しさにひかれはじめている自分がいました…」

「気付けば、いつも頭の片隅にはマシロ様の笑顔がありました」

「私は…この方を本気で好きになっているんだなって……」

ダメだよ……

「だから…あの時も躊躇い無く命を投げ出すことが出来たんです」

ボクがどれだけ鈍感でも、わかってしまうんだ

「後にも先にも、今しかチャンスは無いと思いますから……だから、貴方にちゃんと伝えたいんです…」

だって、今の君の顔は……


「私は貴方を………」


マスターに仕えるオトメの顔なんかじゃない


「愛しています」


一人の恋する乙女の顔になっているんだ

564取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:49:24 ID:jihxoL1c
少しの間、二人の間に静寂の刻が流れた

先に口を開いたのはエルスちゃんだった


「あっ…あははっ……らしくないですね……私、何言って……」

ボクはエルスちゃんを抱き締め、唇を奪った

「っ…!?」

目を見開くエルスちゃん

エルスちゃんの口の中に舌を捻り込み、エルスちゃんの唾液を無理矢理吸い出す

「…ぷはっ……お姉ちゃんにして、ニナちゃんともしたんだから、エルスちゃんにもしないと不公平だよね」

惚けた顔のエルスちゃんに、ボクは最低なことを言う

「ボクには…一番大切な人なんかいないんだ」

そして、自嘲気味に新たな言葉を紡ぐ

「みんな大切なんだ。選ぶことなんて出来ないよ」

―『一番大切に想う人を選びなさい』―

お母さんの言葉
ごめんなさい、ボクには出来ないことです

「最低だよね、ボクはみんなの気持ちに甘えている。今の関係を壊したくないとかそんなことばっかり考えているんだ」

弱虫で優柔不断な情けない奴なんだ

「みんなが大好き、みんなを愛してる。そんな奴が、今の君の気持ちを受け取る資格なんて無いんだ」

ボクはエルスちゃんの体をそっと突き放す
そして、エルスちゃんに背を向ける


「どーせ、ボクは…臆病で卑怯者なんだよ……お姉ちゃんが好き、ニナちゃんが好き……エルスちゃんが…好き……」

565取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:49:48 ID:lDhs3hQs
「そうですね、貴方は臆病で卑怯者です」

「優柔不断で弱虫で、綺麗な女の人にすぐデレデレする浮気者です。しかも、大きな胸が大好きな変態さんです」

「そのくせ誰にでも優しくて、均等に愛を注げるヒドイ人です」


"ぎゅっ……"


「そして…私は、そんな貴方が大好きになってしまった大馬鹿者です」


エルスちゃんは背中越しにボクを抱き締める


「卑怯者は私の方です。アリカちゃんとニナちゃんを差し置いて、貴方に想いを伝えているんですから」

エルスちゃんのボクを抱き締める力が一層強くなる
エルスちゃんの豊かな胸が背中に押しつけられる

「マシロ様…いいですよ……みんなを愛していても……私が一番じゃなくてもいいんです」
「エルスちゃん…」
「もともとそんなもの求めてなんかいませんっ! 私はマシロ様の傍にいられればいいんです…」


ボクはエルスちゃんの腕をそっと外し、エルスちゃんと向かい合った

「じゃあ…エルスちゃん……。一つだけ…エルスちゃんのお願いを聞いてあげる。君は、こんなボクに何を求めているの…?」


エルスちゃんは少しの間、目を閉じて考えていた
そして……


「私は、アリカちゃんみたいに舞闘は強くありません。ニナちゃんみたいに頭も良くありません」

エルスちゃんは、制服を脱ぎ始める

「私は…アリカちゃんやニナちゃんよりも優秀なオトメになれる自信がありません」

下着だけの姿
エルスちゃんの大きな胸が一際目立つ

「ですから…マシロ様には、違う形で奉仕したいんです……」

エルスちゃんはボクの手をつかみ、自らの胸へと導く

「自慢できるもの…人より優れているものは……この体だけなんです」

ボクの手を胸に形が変わってしまうほど強く押しつける

「マシロ様が飽きてしまうまで…どんな風に扱っても構いませんから……だから……」

エルスちゃんは紅潮した顔をボクの顔に寄せる

「抱いてください」

もう一度、ボク達はキスをした

566取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:50:59 ID:BUvwDqd.
「本当にいいの…エルスちゃん……」

"ふにふに"とエルスちゃんの大きな胸を揉みしだきながらボクは言う

「あっ…はっ……何回言わせれば…気が済むんですかぁ……」

「だってさ…しちゃったら、エルスちゃんは……」

強く握ったり優しく握ったり

「だっ、だからですね……オトメ…はっ……三人もいりません…よっ……」

「うーん、言われれば……そうだね…」

「いいんです。マシロ様は…気持ち良くなられれば……」

"きゅっ…"とエルスちゃんの乳首をつねる

「ひゃぁっ!!」

あー、エルスちゃんのおっぱいをいじめるのって凄く楽しい

「うぅ…ヒドイですよぉ〜 なんでおっぱいばっかり触るんですかぁ〜」
「エルスちゃんのおっぱいが大きすぎるから」
「理由になってませっ……きゃっ!」


エルスちゃんをベッドの上に仰向けに寝かせる
そして、マテリアライズしたエレメントをズボンの中から解放する


「あっ…あぁ……」
「驚いた?」
「あ…はい……」


あの日…ボクが真白なる金剛石を手にした日
ボクはみんなの力を借りて、ローブを身に纏った
その後遺症か…ボクのおちんちんは……真白なる金剛棒になってしまったんだ
普段はいつも通りのサイズの小象さんだけど…マテリアライズすると凄いんだ……

「前よりかはマシになられましたね…」
「元がアレだったからね…」

でも、一般的に見ればまだまだ小象さんです

「では、どうなさるんですか?」
「ん…いくよ……」

ボクはエルスちゃんのおへその辺りにまたがり、エレメントをエルスちゃんの谷間に差し込む

「エルスちゃん、横から押さえててくれるかな?」
「はい、わかりました」

"ぎゅっ…"と、エルスちゃんの乳圧がボクのエレメントにかかる
ふにふにとした感触が気持ち良くて、今にも射精してしまいそうだ

「動くよ」
「はい、どうぞ…」

"ぱちょんぱちょんぱちょん…"とボクの股がエルスちゃんのおっぱいに打ち付ける音が部屋に響く

「何だか…おっぱいを犯されているような感じがします」
「うっ…あっ……気持ちいい…」

エルスちゃんが何か言っているけど、聞こえない
今まで味わったことのない快感がボクのエレメントを襲う

「エルスちゃん…もう…射精していい……?」
「いつでもどうぞ…」

エルスちゃんの肩を掴み、一心不乱に腰を動かす
エルスちゃんのおっぱいは形を巧みに変えながら揺れ動き、ボクのエレメントを包み込む


「いっ、いくよ…エルスちゃんっ!!」


"びゅくっ…びゅくっ…"とエルスちゃんのおっぱいを精液で汚す
はみ出してしまった分はエルスちゃんの顔に付着する

567取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:51:44 ID:w6/rPwnY
「いっぱい…出しましたね……」

"ちろ…"

エルスちゃんは自分の胸を舐めて、ボクの精液を舐めとる
顔に付いたものは、指ですくって、ちゅぱちゅぱと舐めている

「あれ…マシロ様……どうかなされましたか?」
「むぅ…」
「あらあら…もうこんなに元気じゃないですか」
「あはは…恥ずかしながらも……」
「今度は私の番ですからね」

エルスちゃんはボクを押し倒す
そして、今さっき使ったばかりのおっぱいで、復活したボクのエレメントを再び包み込む

「えっ、エルスちゃん!?」
「いっぱい…ご奉仕しますね……」

背中を壁にひっつけたボクを押さえ込むようにエルスちゃんは体を密着させる

"たぷんたぷん"と揺れるおっぱい

「よいしょっ……どうですか?」
「凄く気持ちいいよ…」
「えへへ…嬉しいです、マシロ様……」

"にゅぷ…にゅ……にゅち…"
精液で湿ったボクのエレメントとエルスちゃんのおっぱいは、卑猥な水音を奏でる

「もっと気持ち良くなってください…」

"ちゅるるっ…"

エルスちゃんは、おっぱいからはみ出したボクのエレメントを舌で舐める

「ん…ふむん…うぅっ……」

"ぢゅぷ…ぢゅ…ぢゅち……"

「んはぁ…んっん……」

"ちゅ…ちゅく……ぢゅるん…"

「ピクピクしてて…可愛いです……」
「え…エルスちゃん……」
「出したいんですか?」
「うん…」
「じゃあ、頑張りますね…」

"にゅる…にゅ…にゅぷ……ちゅる…"

「んはぁ……うん……」

「うぁぁ…射精るっ!!」


"ビュルッ!"


「あっ!!」



……………
二回もエルスちゃんのおっぱいで射精しちゃった…
二回目は気持ち良すぎて、何も考えられなくなっちゃってて……

568取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:52:25 ID:fc2IUWFE
「あの…マシロさまぁ……」

ボクが余韻に浸っていると、エルスちゃんがボクに話し掛けてくる

「なっ…何かな……?」
「まだ…元気いっぱいです……」

ボクは自分の股間を見て愕然とする
なんだろ…コレ……

「マシロ様…そろそろ……」

エルスちゃんはボクの首に腕を回す

「私の…乙女を奪ってくれませんか……」
「本当に…いいんだね……?」
「はいっ!」

とびきりのエルスちゃんの笑顔
偽りも戸惑いもない

ボクはエルスちゃんを仰向けに寝かす
今度は…エルスちゃんの一番大事なところにエレメントを当てがる


「……エルスちゃん」
「はい…」
「大好きだよ…」


ボクは何も考えずに、一気にエルスちゃんを貫いた
ゆっくり進めると後戻りしてしまいそうだったから

「………っ!!」

エルスちゃんは破瓜の痛みに顔を歪ませる
少しでも、ボクが体をよじるとエルスちゃんは悲鳴を漏らす
さすがに…すぐには出来ないな……


「ちょっとお話しよっか…」
「すみません…」

エルスちゃんの痛みが引くまで、少し待つことにする

「気分はどう?」
「痛いですけど…嬉しいです……」
「そっか…」

エルスちゃんの頬にキスをすると
エルスちゃんはくすぐったそうに微笑む

しばらくの間、ボク達は何も話さずに見つめ合った
十分ぐらいたった後に、エルスちゃんのほうが沈黙を破った

「そろそろ動いても構いませんよ」
「いいの?」
「はいっ…」

ボクはエルスちゃんの手を握る
エルスちゃんもボクの手を握りかえしてくれる

「はっ…はっ……」

ボクは腰を動かす
ギチギチに固い、エルスちゃんの膣
エルスちゃんは痛そうに唇を噛み締めている

ボクは気持ちいいんだけど…エルスちゃんは痛いんだ
今日は…早く終わらしてあげよう……


今日は…?





569取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:53:28 ID:rm/ziVIM
「マシロ様」
「ん、何かな?」

エルスちゃんはプンプンと怒っている

「出来ちゃったら…どうするんですか…」
「大丈夫だよ」

ボクは一度起き上がって、服を着た
でも、エルスちゃんはまだ裸でベッドに寝ています
あそこが痛くて動けないようです

「でも、初めてなのに…こんなにたっぷり膣に射精しちゃうなんて……」

エルスちゃんは、自分の大切な所を…そして、その辺りに飛び散った、赤みが交じった精液を見つめる

「もー、マシロさまぁ〜!」
「あははは……」
「心の準備がまだだったんですよぉ〜!」

ボクは盛大にエルスちゃんの子宮に精液を流し込んでしまった
エルスちゃんがボクをあまりにきつく締め付けるので、我慢が効かなかったんだ

「それよりもさ、シーツ汚れちゃったね」
「そうですね…アリカちゃん達が帰ってくる前に……」



"ガチャリ……"


「たっだいまー」「ただ今戻りました」



………………………




〜エルスティン=ホーの場合〜

570ニナ派:2006/07/18(火) 02:59:10 ID:g40/3kts
ごめんなさい

571蜷派不案:2006/07/18(火) 05:16:48 ID:GqjEw8IU
キタ━( ´∀`)゚∀゚)* ゚ー゚)・ω・) ゚Д゚)´ー`)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)´Д`)`∀´)━!

待ってましたニナ派師!
ちょwwwwwwwww
萌え死ぬwwwwwwwwww
(;´Д`)ハァハァ
えろすてん(;´Д`)ハァハァ
エルスの健気さに萌えました(;´Д`)ハァハァ

・・・でも、この後の修羅場を想像すると((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
勿論、続きはあるんですよね?( ´∀`)

572名無しさん:2006/07/19(水) 05:45:12 ID:Yh7bRnYA
チビレナさん何やってるの?w

573名無しさん:2006/07/23(日) 16:46:43 ID:ZTeykz8E
これだ……舞乙最終回からずっと、こういう甘く幸せで
マシロ君達がキャッキャウフフする展開を待ち望んでいたんだ。
そして( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!

そして最後の一行から察するにシナリオ分岐があると見た。
( ゚∀゚)o彡゜ニナルート!ニナルート!

574名無しさん:2006/07/26(水) 19:24:21 ID:ZnXvVXlg
ニナルートまだー?

575名無しさん:2006/07/26(水) 20:37:49 ID:XwG5h7xg
またれよ

576名無しさん:2006/08/08(火) 10:04:50 ID:aEaj1GGc
ニナ派氏まだー?

5775巻の中表紙を見て突発的に思いついたSS:2006/08/10(木) 21:32:37 ID:aDcxlj2c
マシロくんは自分を愛する三人のオトメから、誰を妃にするか迫られていた。
そこで彼は三人に5000ドルずつ渡し彼女らがその金をどう使うか見ることにした。

アリカは、高価な服と高級な化粧品を買い、最高の美容院に行き、
自分を完璧に見せるためにその金を全て使ってこう言った。
「マシロちゃんのお妃さまには、ヴィントで一番の美人がふさわしいと思うの」

エルスは、マシロくんのために新しいドレスやショーツ、アクセサリを買って、
残らず使いきると、こう言った。
「私にとってはマシロ様が一番大切なんです。いつまでも綺麗な私の女王様でいてください」

ニナは、5000ドルを利殖に回し、倍にしてマシロくんに返した。
「私はマシロ様をとても愛しています。お金は、私が浪費をしない、
賢い女であることをあなたに分かってもらえるように使いました」

マシロくんは大いになやみ、そして……
と、その時、真白なる金剛石がまばゆい輝きを放ち、
死んだはずの真白姫が黄泉路から復活した。

事情を察した真白姫はマシロくんから5000ドルを受け取り、
合法非合法あらゆる手段を用いて四倍に増やすと、
そのお金を使って、自分を着飾り、マシロくんのための衣装を買い、
残額10000ドルをマシロくんに返した。
そして呆然とするオトメたちを見下すように眺めると、
うっすらと笑みを浮かべながら、ふんと鼻を鳴らした。

――どうやらマシロくんの妃は当分決まりそうにない。

578名無しさん:2006/08/11(金) 06:52:28 ID:2L8fBzAw
真白姫×マシロくんも悪くねえな。

579名無しさん:2006/08/13(日) 13:32:18 ID:EOoyERMA
マシロくん×シズルの誘い受けとか

580名無しさん:2006/08/13(日) 18:19:52 ID:EiGRn0XY
死んだはずだよお富さん、っていう言葉が浮かんだ俺は若くないな

581名無しさん:2006/08/14(月) 03:04:46 ID:D.wmFDd.
>>579
それより、シズル×マシロくんの誘い受けの方がしっくりくる

582復活記念:2006/08/17(木) 23:23:17 ID:FSJebXEg
マシロくんはとにかくきゃわいいinエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155824076/l50

583名無しさん:2006/08/19(土) 20:20:03 ID:OlXlfqSk
第5巻の中表紙を見て以来、ガルデローベの制服を着て真白姫に奉仕させられるマシロきゅんの妄想が止まりません。
千歌音ちゃん、わたし、どうしたらいいのかな?……orz

584ニナ派:2006/08/20(日) 00:54:16 ID:HuGClpJo
ノ^8dヽ´ω`ノ8

585狼さん 〜マシロくん〜:2006/08/20(日) 00:56:40 ID:J8BFIZqc
セルゲイとの戦闘が起きる少し前


―図書館―


やっぱり…綺麗だな……
気付けばボクは一人の女性に恋をしていた


無意識に見てしまう、あの人の横顔


あの人…シズルさんはボクの視線に気付く

「うちに何か用でもあるんどすか…?」

笑顔でボクに問い掛ける

「あっ…あの……」

その艶やかさの中に強さが混じっている笑顔に、ボクは口籠もってしまう

「…ん?」

シズルさんはボクの側に寄ってくる
そして、顔を唇が触れ合うギリギリまで近付けてきた

「どうか…したん?」
「あ…あぅ……」

少し顔を動かせば触れてしまう距離……


"ちゅっ…"


「〜〜っ!!」

そんなことを考えていると、シズルさんはボクの頬に軽く口付けをした
心臓が飛び出しそうなほど暴れている
自分の顔が熱くなっているのがわかる


「くすす…初心どすなぁ……。ほんま、かいらしいわぁ……」


シズルさんは微笑みながら、ボクから離れていった

からかわれているってことぐらいは解ってる
でも…今までは冗談でもキスまではしなかった…どうしたんだろう…

ボクも部屋に戻ろう…何か変な気分だ……

586狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 00:57:40 ID:8Cf5uxZc
―ガルデローベ・廊下―

あの日以来、自分の中で何かが変わった
ふと気が付くと…マシロ姫のことを考えてしまっている
初めて感じる気持ち…これは何なんだ?


恋…?


ふん…馬鹿馬鹿しい
私はオトメなんだ、女であることを捨てたんだ
それに相手は、あのマシロ姫ではないか
幼すぎる。ただ、弟みたいに思えてきただけだ
これはアリッサを愛する気持ちと変わらない、ただの姉妹愛だ


などと、考えているうちにマシロ姫の部屋まで来てしまった

まったく…私は何を考えているんだ……

アリカ達は舞闘の授業のはずだ、少し様子を見てみるか……


そう思っていると、ドアが少し開いていることに気付いた
いけないことだとはわかってはいるが、理性は好奇心には勝てない

ドアの隙間から覗いてみる

最初にマシロ姫の声が聞こえた
目線を動かすとマシロ姫はベッドに横になっていた


「なっ…!?」


「シズルさん…シズルさん……」


聞き覚えがある名前…マシロ姫はシズルの写真を眺めながら自慰をしていた


「シズルさん…好き……です……」



見なければ良かった、知らなければ良かった

私は頬に熱いものを感じ、走りだしていた

587狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 00:58:32 ID:WuvtUR0E
―学園長室―

胸が苦しい
喉がカラカラする

顔を洗おうと洗面所に行くと、不様な顔が鏡に映っていた


「本当にどうしてしまったんだ…私は……」


鏡にマシロ姫の顔が映ったような気がした

何も出来なくて、何の役にも立たない
本物のマシロ姫とそっくりの顔でなければ、存在価値の無い男だ

だが、彼の目は…よくわからないが光のようなものが見える
私は何人ものオトメを見てきた、その中に彼以上の光を秘めた瞳があっただろうか…?
彼には人を引き付ける何かがあるんだ、私もその何かに捉われているだけなんだ…


「ふっ…くだらないな……」


それは、ただ適当に理由を付けているだけだ


認めたくはないが、私は彼に好意を抱いているのだろう


弟のような存在として? それとも、一人の男として?
まあ、どっちでもいい


私は、あの屈託の無い笑顔を守りたいと思っている

彼がやってきてから、生徒達の雰囲気が変わった
未来のご主人様になるかもしれない人物が目の前にいる、それだけで刺激になる
その上、彼自身の温かさに引き付けられるモノがあるのだろう

ガルデローベを逃げ出したかと思ったが、彼はシュバルツの侵攻で傷ついた国民を見捨てれず、女王として戦った
プリズナーNO.17が脱走したときも、アリカ達と協力しアリッサやミユを始め、観客達を守った
抜け出したアリカを追いシュバルツの本拠地・黒い谷に行き、我らの天敵であるシュバルツを味方に付けて帰ってきた

彼の独断行動には呆れるばかりだが、その都度、彼は成長していった
身と心に傷を刻み、彼は守られるだけの存在だったのが、守る側になった


誰からも愛され、誰にでも等しく愛を注いでいる
彼が本物の王族だったならば、世界を善い方に向けることもできるだろう
甘っちょろいところもあるが、それは我々オトメが補えばいい


「そもそも、彼は替え玉なのだから、そんなことを考えても意味は無いな…それに、彼なら私よりもシズルを選ぶだろう」

私に出来ることはシズルにだって出来る


「彼はシズルに惚れているではないか、私などどうでもいいんだ」


口に出して自嘲する
本当に馬鹿馬鹿しい

シズルの名前を呟きながら自慰をしていたんだ
彼はシズルに憧れているのだろう
そうだろうな、私なんかよりシズルのほうが魅力的だ
机に立て掛けられている写真立てを手に取る

「女の私から見ても魅力的なんだ…男の目から見れば、たまらないんだろうな……」

シズルの容姿と私の容姿を見比べ、ため息をつく

「ふぅ……くだらないことを考えるのはやめよう…」

私には仕事があるんだ
彼のことなんか考えている暇は無い、私はガルデローベの学園長なんだ
くだらない事を考えていないで、うら若きオトメ達の為に働かないといけないんだ


そう、自分に言い聞かせる

写真立てを裏返し、目に入らないようにして……

588狼さん 〜マシロくん〜:2006/08/20(日) 00:59:23 ID:zcPd5jHM
―???―

『はぁぁ…ええ具合どす……気持ちえぇわぁ…』
「シズルさん…シズルさぁん……」

シズルさんの気持ち良さそうな顔を見て、ボクはますます興奮する
あのシズルさんを、後ろから犯している
シズルさんは長く綺麗な栗色の髪を振り乱し、善がり声をあげる
ボクにあわせて、腰をうねらせ快感を貪っている

『もっと…もっと、激しくしてぇっ!!』
「は…い……っ!」

シズルさんのあそこは、ボクのおちんちんに絡み付いてきて凄く気持ちがいい

「し、シズルさん…ボクっ!!」

ボクは射精感を感じ、シズルさんのお尻を掴み、一心不乱に腰を打ち付け、ラストスパートに入る

『あかんっ、あかんよっ! 外にっ、外にやで!!』

シズルさんは、外に出すようにボクにお願いする
でも、ボクはシズルさんの言うことは聞かない

「シズルさん…ボクの赤ちゃんを産んでくださいっ!!」

『あっ、あかんっ、あぁぁあぁぁぁぁあああっ!!』


"ドクンッドクンッ…"とシズルさんの子宮に精液を流し込む
自分でも信じられない精液の量
シズルさんの子宮に入りきらなかった分だけ、結合部分から溢れだしてくる
その様子を見て、ボクはシズルさんを妊娠させたと確信した

シズルさんは困った顔をしてから、そんなボクに微笑む

『仕方…あらへん子やなぁ……』
「えへへ…」
『あんさんの赤ちゃんなら…喜んで産みますさかい…』
「シズルさん…」
『うちのこと…幸せにしてな……』
「もちろんです…」
『あぁ…うれしいわぁ……愛してますぇ…』
「ボクも、シズルさんのこと愛してます…」


ティッシュに付着した精液を見て現実に戻る

「うぅ…またシズルさんを汚しちゃったよぉ……」

あ、あんなことされたら誰だって我慢できないよ!!


それにしても…生のシズルさんに会ってから妄想がリアルになってきた……
シズルさんと本当に一回でもやれるなら…ボクはおちんちんを切られてもいい

ダメだ、やる前に切られちゃうや


「むぅ…」


ボクの妄想の中のシズルさんは、優しくてエッチな年下好きで家族想いなお姉さん
弟のボクが好きで好きでたまらない、ちょっと困った人


うわー、むなしいなぁー


でも…さっきのシズルさん、どうしちゃったのかなぁ?

いつものシズルさんなら、絶対にあんなことしない
学園長やオトメの子達ならよくしてたけど、いままでボクには一度もしていない

「ま、まさか…」


『ちょっきん警告ッッ!!!??』


やだやだいやだっ!
まだボクは男を捨てたくないよっ!!
うぅ…シズルさん……

589狼さん 〜シズル〜:2006/08/20(日) 01:00:27 ID:1.QCoEXI
―シズルの部屋―

薄々は気付いていた
あの子…マシロ姫が、うちに気があることを
最初は著名人に憧れている…という感じやったんけど、徐々にその気持ちが異質なものになっていくのが感じられた

姉、あるいは母に対する思慕の情?
そうならば、都合がえぇ。うちもあの子のことは手のかかる弟のように思っているんやし、かいらしい子は嫌いやない

でも…もしも、うちのことを一人の女として見ているんなら…
嫌いなわけやない、むしろ好意を持っているほうや


先刻、軽くあの子にかまを掛けてみた
あの子ぐらいの年頃なら、直接触れ合ったりしたら、すぐ顔に出ると思ったから軽くキスをしてみた
効果は覿面で、あの子は惚けた表情で自室に帰っていった
先回りして外からあの子の様子を見ていると、あの子は…うちをネタに自慰を始めた


あの子がうちを性欲のはけ口にしとることに、少しかなしゅうなった

しばらく見とると、あの子の顔がほんのりと紅く染まっていることに気付いた
はだけた服からは真っ白な肌が見えていて、オトメの子達よりも可憐な容姿に胸が高鳴った


「この子は…ええ声で鳴くんやろなぁ」

男の子なんが本当に残念やと思った…
オトメが男性と関係を持つことは禁じられていますから

「女の子やったら…可愛がってあげることもできはったのになぁ……」


そんなことを考えていると、部屋の中を覗いている人影が見えた

「…ナツキ?」

ナツキは、あの子がうちの名前を呟き、かいらしい一物をなぶっている様を見て目尻に涙を溜め走り去っていった


ナツキの様子が少し前からおかしかったことには気づいとった
呼び掛けても上の空な様に、うちは戸惑っていた
それが今…理解できた

「そういうことどすか」

ナツキは…あの子に気があるんやな
そう言えば最近は、よく学園長室に呼び出しとったなぁ…
戯れでやったことで、気掛かりが一つ減ったのは意外なことやった


「もう少し…様子を見てみるのもええかな……」


ナツキがあの子に気があることに関しては、何も心配はなかった
ナツキのあの子に対しての気持ちは、うちがあの子に対する気持ちと同じやと思う


せやけど、ナツキがあの子のことを本気で好いてしまうんなら……
うちは、その憂いを断つために…あの子の心を繋ぎ止めることにした


うち自身も、何がしたいのかようわからんのやけどね…

590狼さん 〜本編〜:2006/08/20(日) 01:01:41 ID:RWzQT/Bg
セルゲイさんとの戦闘が起きてから、一年ほど経ちました
パール生の人達は卒業して、マイスターになった人、結婚してしまった人…多種多様です
あっ、あと…ナオさんはガルデローベに残っています……マイスターのオファーを全部蹴っちゃったんです


そして、再び卒業の季節がやってきました

パール生のアリカちゃん達はそろそろ卒業
アリカちゃん達三人は行き先はヴィント…ボクのオトメになることが決まっている

オトメになってしまったら、長い間遊びに行けれなくなるという理由を付けて三人で旅行に行ってもらった
ボクにも付いてきてほしいと言われたけど、三人で楽しんできてほしいと懇願したらあっさりと了承してくれた


「お母さん」

アリカちゃん達のいない部屋
部屋の中にはボクと小さいお母さん

「もう…あと一ヵ月しかないですよ?」
「うん、わかってる。だから…今日こそ伝えるよ……」
「わざわざ、アリカ達を追い払ったんですから、しっかり決めないと駄目ですからね」
「う〜ん…負けちゃいそうだよ……」
「相手が相手ですからね…でも、ストックは他にもあるから気にしないの」
「ストックって…おかーさん……」
「うふふ…ごめんなさい」

そうなんだ
ボクは今日、一世一代の大決戦


一人のオトメにプロポーズをしにいくのだ


―中庭―

「来てくれるかな…」

『大事なお話があるので、夜の八時半に中庭に来てください  マシロ』

現時刻、八時
三十分前に来てしまった
冬の寒い時期だから、体が冷えてしまいそう

「………待とう」




「うぅ〜」

三時間が経ちました
辛いです寒いです悲しいです
断ってくれるなら断ってくれるで、早く来てくればいいのに……

と、思っていると後ろから誰かが近づいてきた


振り返ると、そこには……
栗色の綺麗な長い髪、整った誰が見ても美人と口を並べて言ってしまいそうな顔だち…
無駄の無い抜群のプロポーション…母性を感じさせる大きな胸

全世界の男性の憧れの人が目の前にいる
そんな人にボクは……


「堪忍な、書類をまとめとったんやけど、なかなかキリがつかんかったさかい…」
「いえ…いいですよ。ちゃんと来てくれたんですし」
「ほんま堪忍…で、大事な話ってなんなん?」

591狼さん:2006/08/20(日) 01:02:23 ID:OEaBhq2I
そうだ…シズルさんが来てくれただけじゃ駄目なんだ
きっと玉砕しちゃうけど…この半年間、ずっとアプローチしてきたんだ
だから、勇気を出して…言うんだ


「しっ、シズルさんっ!!」
「はい」


「ぼっ、ボクとっ……け、結婚してくださいっ!!」


言っちゃった…言っちゃったよ……
ひねりも無いストレートなプロポーズ
最後の辺り、声が裏返っていたけどね…
返事がどうであれ、シズルさんに気持ちを伝えられた
もう、それだけで満足なんだ


「困りましたなぁ…」
「へっ?」


即座に断られると思っていたので、シズルさんの困惑した表情に驚いてしまう


「こんな時間まで待っててくれるんやもん、うちのこと…本気なんよね?」
「本気です」
「はぁ…まさか、あんたがうちをねぇ……」

シズルさんは考え込んでしまう
なんか、イメージしていたのと違うぞ…

「こんなん言ったら怒るかもしれへんけど、実はな…ヨウコはんと賭け事してたんどす」
「賭け事…ですか?」
「あんたが誰をお嫁に選ぶかってな」
「……むぅ」
「うちはニナさんを選ぶと思っとったんやけど…まさか、うちとはなぁ……」

別にボクが賭けの対象にされるぐらい、どってことないけど…

「シズルさん」

そんなことよりも、ボクはシズルさんの返事か聞きたい

「ほんまに本気なんやね……」
「はい」

やれやれ…と言うような顔つきでシズルさんはため息を吐く

「今日まで色々と頑張ってきたし、言い付け通りオトメの子に手を出さへんかった」
「………」
「ご褒美の一つや二つあげへんと、うちらにバチが当たるかもしれへんな」
「それじゃあ…」

「ええよ、あんさんのプロポーズを受けます。いつかはうちもオトメをやめへんといかん…それが、今回になったってことや……」

その言葉を聞いて、ボクは嬉しくて涙が出てしまった
緊張から解放された反動か、力が入らなくなってしまって腰が抜けてしまった

「うっ、ぐすっ、ひっく……嬉しいよぉ……」
「なんや、あんた…泣いてはるん?」
「だって…だってぇ……ずっと…大好きだったん…ですから……」

シズルさんは腰をおろして、ボクと同じ目線にくる

「ほんま、おなごはんみたいにかいらしいなぁ…」

そして、ボクを抱き締めて髪を撫でてくれる

「シズルさん…」
「こんなに体…冷えてはる……お部屋に戻りましょか?」
「はい……」


部屋に戻る…シズルさんの言葉に少し違和感を感じつつも、ボクの心は幸せで満たされていた

592狼さん:2006/08/20(日) 01:03:09 ID:G4ny6DBo
―マシロくん達の部屋―

「うちも…嬉しかったんよ……」

二人きりの部屋で、シズルさんの入れてくれたホットコーヒーを飲みながら話をする

「うちな…これまでも、たくさんの男性にプロポーズをされてきたんよ」
「…そうでしょうね」
「せやけど、その人達は…権力を利用してうちをモノにしようとした」
「…………」
「もし、あんたがヴィントブルームの王子として、うちにプロポーズをしたら、断るつもりやった」

シズルさんはボクの瞳を覗き込み、そして…微笑んだ
その笑顔はとても自然で優しかったので、ボクはドキドキしてしまう

「あんたは違った…一人の男の子……ただの、うちの生徒として接してくれた」
「シズルさん…」
「あんたがうちに気があったってことなんて、火を見るよりあきらかやったもん」
「うぅ…そうですよね……」
「あんたのその隠そうともしない正直な好意…うちは、それが少しだけ心地よかった」
「………」
「うちに近づいてくる男性はみんな、うちの体ばかり求めているような気がしてきてな…せやから、うちは……」
「ボクだって…シズルさんとエッチなことしたいですよ……」
「あんたからのは嫌らしさを感じられへん…なんと言うか、安心感があるんよ」

シズルさんは隣に座っているボクの手を包み込むように握った
シズルさんの温かさが伝わってくるような気がする
シズルさんの一言一言が心に響いて、体が火照っていく

「あんたは…うちに何を求めてはるん?」
「一緒に居たいだけですよ…シズルさんが傍にいてくれるだけで嬉しい」
「それだけなん?」
「今まで雲の上の存在でしたんですよ。欲張ったりしたらバチが当たりますよ」
「そんなこと言いはって…体は正直どすえ?」

「はっ!?」

気付くとボクのエレメントはマテリアライズ済みです

「えーんよ、あんたかて男の子やもんね」
「すみません…」
「うちの気が変わらんうちに…あんたのこれで、うちを貫きよし……」
「えっ……」

シズルさんは床に正座をして、深く御辞儀をする

「ほな…不束者やけど、あんじょう頼みます」

そして、ボクのベッドの上に腰掛けた
シズルさんの顔は、ほんのりと火照って、ピンクに染まっていた




593狼さん:2006/08/20(日) 01:04:13 ID:o5ziCUPM
「なんだか…夢みたいです……」

目の前にシズルさんがいる…
しかも…ベッドの上に……

「くすっ…そんなに感激してもらうなんて光栄どす」

シズルさんはいつも通りの余裕を持った表情
ボクはドキドキして死んじゃいそうなのに、なんかずるい

「そんなに緊張せんでええんよ…」
「…ぅ……」
「初々しくてかいらしいと言えば、そうなんやけどね」

もう、声が声にならなかった
喉から心臓が飛び出てしまいそうなほど緊張している

「緊張で声もだせぇへんの…?」

シズルさんは、ボクの心を読んでいるかのように指摘する
その返事に、ボクは大きく首を振って頷く

「ほんま、かいらしい子やなぁ…せやけど、これはなんやろね…?」

シズルさんは口元を怪しく歪ませ、ボクの体に手を伸ばす

「この不粋なモンは…?」

その手の向かう先…そこはテントの出来たボクの股間

"さすっ…"

シズルさんが、ボクのおちんちんを軽く撫でる

「あっ…ダメっ、シズルさんっ!!」
「なにが駄目なんどす?」
「あっ、あっ、やっ、でちゃっ…!!」


"ビュクッ…ビュクッ……"


緊張のあまり、シズルさんに軽く撫でられただけで、ボクのおちんちんはイってしまった
精液がボクのズボンをパンツごしに湿らせる

「なんや…これだけでイってしもうたんか?」
「…っ!」

恥ずかしくて涙が出る
そんな顔を見られたくないから、横に顔を背けてしまう

「早漏は恥ずかしいことやありませんえ」
「………」
「不能よりかはよっぽどましや」

シズルさんは、そっぽを向いているボクを優しくベッドに寝かせてくれる

「お洋服、汚れてしもうたね…」
「あっ…」
「汚れた衣服は脱がなあかんよ…」

するすると慣れた手つきでシズルさんはボクの服を脱がせ、あっという間にボクの下半身はさらけ出されてしまった

「ふぅ……今出したばっかやのに…もうこんなになっとる……」
「………」

シズルさんはボクのお世辞にも大きいとは言えないおちんちんをまじまじと見つめている
一度出しちゃったのに、瞬時に大きくなってしまったボクのエレメント


「はぁ……元気いっぱいどすなぁ…ほーんま、節操が無いきかん棒やこと…」
「シズル…さん……」
「…ん?」
「こんな…ボク……嫌いで…すか?」

シズルさんが呆れている…
恥ずかしさと情けなさから、涙が溢れだしてくる
こんな姿なんて…シズルさん、幻滅するだろうな……

"ちゅっ…"

シズルさんはボクの涙を指で拭って、軽く頬にキスしてくれる

「嫌いになんてなるわけあらへん…それに、好きじゃなかったらこんなことせえへんやろ?」
「シズルさん…」
「あんたこそ…本当にうちなんかでええの?」
「ぁ……」
「うちは…あんたが好きやけど……一番やあらへん。今までも…そして、これからも……」
「………」
「そんな中途半端な気持ちの女なんて抱いて満足できるん?」

594狼さん:2006/08/20(日) 01:05:10 ID:bXzzKyXU
ボクだって馬鹿じゃない、そんなのわかっている
シズルさんの一番大切な人が学園長だってことぐらいボクにだってわかる

「ボクはシズルさんのことが、世界で一番好き…でも、一方的な想いでもいいんです……今までもそうでしたから」
「………」
「ここに来る前からシズルさんには憧れていました…。美人だから…格好良いから……ただそれだけの理由でした」
「………」
「でも、現実のシズルさんは、写真なんかよりずっと素敵でした…実際に会って触れ合わないとわからないシズルさんの内面……」

いつしか、シズルさんはボクの隣に横たわっていた
そして、ボクを包み込むように抱き締めてくれる

「シズルさん…」
「あんた…さっきから、うちのこと買い被りすぎや……」
「そんなこと…」
「ナツキが忙しくて構ってくれへん時は、こんなふうに生徒にちょっかいをかけている…そんな女なんよ、うち……」
「そういうところも…好きなんです……」
「変な子やねぇ…」

耳元にシズルさんのため息が聞こえる
何だか呆れられちゃったみたいだ

「ただの憧れが…本気の好きになっちゃったんですから、仕方ないですよ」

ボクの話を優しく微笑みながら聞いてくれるシズルさん

「シズルさんの長所も、ちょっとした短所も…全部ひっくるめて、全部好きなんです」

ボクが話し終わると、シズルさんは…

「さっきから…好き、好き、好き……」

ボクの顔にシズルさん自身の顔を近付ける

「そんなに好きって言われたら…うちも恥ずかしゅうなってしまうわ……」

"ちゅっ…"

そして、シズルさんはボクの唇にキスをする

「あっ…んっ……んちゅ…………ぷはぁ…」

シズルさんに唇を吸われて、ポーッと頭が真っ白になってしまう

「こっち…きよし……」
「はい…」

ボクは壁にもたれかかったシズルさんの膝の上に座らせてもらう
そして、シズルさんは、綺麗な指でボクのおちんちんを包む

「あんたが…うちでしか感じられへんように教育してあげますさかい…覚悟しよし……」
「ボク…シズルさん以外の人とこんなことしませんよ」
「あんたが気が無くても、相手のおなごはんは……心当たりとかあるやろ…?」

ボクは無言でその問いに頷く

「わかったんなら…続きしましょか……」
「はい……」

595狼さん:2006/08/20(日) 01:06:46 ID:WuvtUR0E
シズルさんは右手でボクのおちんちんを擦りながら、左手でボクの体を撫でる

「こっち…向きよし……」

シズルさんに促されて、首を回す
すると、シズルさんはボクにもう一度キスをす…

「んっ!?」

るだけではなく、舌を入れてくる
急なシズルさんの行為にボクは驚いてしまう
シズルさんは、そんなボクの表情を楽しんでいる

「ん…んちゅ……んっ……」

「ふわっ……ん……ぅん…ちゅっ………」

ボクはキスだけで手いっぱいなのに、シズルさんはボクの乳首とおちんちんを責め立てる
三ヶ所の責めに…ボクは、もうっ……!!


「んんっ!!」


"びゅるっ…びゅるる……"

精液がボクの体とシズルさんの指を汚す

「ん……また、イってもうたんか……」
「はぁっ…はぁっ……はい……」

キスから解放されたけど、何も考えられない…
シズルさん…凄く上手……

「まだまだ始まったばかりなんよ…うちに、もっとええ表情を見せて……」

シズルさんは惚けているボクを寝かすと、今度は……

「ビクンビクンって、脈打ってはる…うちに挿れたい挿れたいって喚いてるみたいやわ」

ボクの股間に顔を寄せ……

「さっきよりも大きゅうなっとるわ……ん…んんぅ……ちゅぱ……」

ボクのおちんちんを咥えた

「うぁ…シズル……さん」
「ちゅぷ……ちゅく……ちゅぅぅ……ちゅ……」

シズルさんは髪を掻き上げながら、ボクのおちんちんを丹念に舐めてくれる

「んっ…んふっ……んっ…ちゅっち………」
「し、シズルさんっ…!」
「んっ、んはぁっ、んんっ……ちゅく…ちゅっ……」

部屋の中は、シズルさんの口とボクのおちんちんが擦れる水音が響く
ボク…また、イっちゃ……

「んっ…ん……ちゅぽっ……」
「えっ…!? あの……」

ボクがイきそうなのに、シズルさんは口を離してしまう

「ちょっと待ってな…すぐに服を脱ぎますさかい……」

シズルさんは礼服を脱ぎ始める、その中からは大人っぽい黒い下着が現われた

「綺麗…」
「ふふっ…おおきに」

ボクは頭に浮かんだことを、つい口に出してしまっていた
無駄な肉が付いていない体
そのくせ、少しアンバランスな大きな胸

「あんさんは…これが好きなんやろ?」

ボクが胸を凝視していると、シズルさんは強調するかのように腕を組む

596狼さん:2006/08/20(日) 01:08:29 ID:nCPRMXjI
「こっちでイかせたる…覚悟せえな……」


"にゅ…"


シズルさんは大きな胸で、ボクのおちんちんを挟む
ブラジャーを付けたままなので、いい具合に圧迫されている

「どうや…気持ちええやろ……」
「は、はいっ……」
「これなら…少しは我慢できるやろ……じっくり楽しみよし」


"ぬぷん…にゅる……"


「ぅあ…凄い……」
「はぁっ…はあっ……ええんやな……」

上目遣いでボクを見上げるシズルさん
その姿を見ているだけで、興奮してしまう

「もっと気持ち良くさせたる…」

"ちゅく…"

「ぁん……」
「先っぽだけ舐められるのもええもんやろ」

シズルさんは大きな胸をゆさゆさと揺らせながら、ボクのおちんちんの先を舐める

「あっ、やっ…凄過ぎです…」
「いつでも出してもええんよ…うちが受けとめたる……」
「あっ、はいっ……出ちゃうっ!!」


"ドッ…ドクッ!! びゅっ、びゅる…びゅくっ!!"

「ん…たくさん出はっとる……」


一度お預けを食らっていたせいか、さっきの三倍ぐらいの量の精液が吹き出した
その精液は、シズルさんの顔や胸にかかり、白く汚してしまう


「ほんま…凄い量……鯨はんみたいやね……くすすっ…」
「恥ずかしい限りです…」
「えーんよ、かいらしい顔と一物やのにって、びっくりしただけや」


シズルさんは汚れたブラジャーとショーツを脱ぎ捨てる
ボクも…上着を脱いで裸になる……

そして、シズルさんは足を広げ、大事な所をボクに見せ付ける
シズルさんがあそこを指で開くと、中から透明な汁が溢れだしてきて、シーツに染みを作る

597狼さん:2006/08/20(日) 01:08:46 ID:/T13b/uA
「うちのここ…こないになってしもうた……」

その姿が凄くエッチで、ボクのエレメントは、またマテリアライズしてしまう

「シーツが汚れちゃいますね…ボクが飲んじゃいます」

ボクは誘われるようにシズルさんのあそこに顔を近付ける
そして、ピンク色のあそこを舌で舐める


「あんっ…」


ボクの舌があそこに触れると、シズルさんは気持ち良さそうに身をよじらす

「ちゅく…ちゅ………」
「はっ…はぁ……んっ…ええ……」

シズルさんが気持ち良さそうなのを見て、ますます頑張りたくなる

「そっ…そこや……いい…どすえ……」
「んっ…ちゅく……ぢゅ…」
「もう少し…強く……舌を中に入れて……」

初めて見るシズルさんの感じてる姿
ボクは言われた通りに、思いっきりシズルさんのあそこを吸う

「ひゃあんっ! あかんっ、強すぎやっ!!」
「じゅるる…ちゅぱっ……ちぅぅぅぅ……」
「あっ、あかんっ、あかんわっ!! いっ、イクっ……!!」
「ちゅぅぅぅぅぅぅっ!!」


「イクぅぅぅぅぅっっっっ!!」


"ぴゅっ…"

シズルさんのあそこから出る水飛沫が、ボクの顔にかかる

「はぁっ…はぁっ……」
「気持ち良かった…ですか?」

ボクが聞くとシズルさんはにっこりと笑ってくれた

「よくできましたなぁ……ほな、ご褒美や…」


シズルさんはボクを押し倒し、馬乗りになる


「はぁっ…はぁっ…いきますぇ……」
「はいっ……」

今から、ボクは…シズルさんのオトメの資格を奪うんだ
あの嬌艶の紫水晶・マイスターシズル=ヴィオーラのオトメの資格を…

「本当に…うちでええんやな……」
「はい…!」


ボクの返事を聞くと、シズルさんは少し困った顔をする
でも、それは…すぐ笑顔に変わり……シズルさんは思い切り腰を下ろした

598狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:09:50 ID:1.QCoEXI
「はぁ…なんで私は……」

もうすぐ、パール生が卒業してしまう
そうすると、彼もいなくなってしまう……

「また、悩み事?」

私が書類を眺めていると、主任…ヨウコがコーヒーをいれてくれていた

「なんだか、最近仕事に力が入らなくてな…そろそろ潮時かもしれない」

私がそう言うと、ヨウコはニヤニヤしだす

「ただの恋煩いだから、すぐに良くなるわ」
「なっ…!?」
「マシロ姫でしょ…ううん、マシロくんって言ったほうが、学園長にはしっくりくるわね」

ヨウコは、図星を付かれてあたふたする私の耳元で囁く

「マシロくんの短小包茎ちんちんで欲情して手を出しちゃう、ロリショタ変態痴女学園長さん」
「うっ、うるさっ…黙れっ!!」
「いいのよ、私だって味見したくなっちゃったこと何度だってあったんだし…あなたのことなんて誰も責めないわ」
「ぬぅ……」


そうなんだ、私は彼…マシロ姫……いや、マシロ王子にいかがわしい行為をしたのだ
彼が体調不良で倒れてしまい、動けなかったときに…
あの時は興味本位でやったことなのだが…
そもそもあの時は本当に王族なんて知らなかったんだぞ…


「マシロくんも反則よね…来たときと比べて内面は男らしくなったのに、外見は女の子のままなんだもん」
「………」
「学園長の好みにストライクっ! って感じじゃない?」
「はぁ…なぜそうなる……」
「だって、"ナツキさん"って少女趣味で可愛いもの大好きじゃない」

599狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:10:47 ID:J8BFIZqc
ヨウコが私の呼び名を変える
どうやら、公的な話を止め、完全に私的な話をするつもりみたいだ

「確かに可愛いものは好きだがな…」
「もぅ…何年一緒に仕事してきてると思ってんのよ……あなたの好みなんてちゃーんと把握してるんだから」
「あんまり茶化すな、ヨウコ…」


「好きなんでしょ…マシロくんのこと……結構本気で」


ヨウコは自然体で話す…一人の私の友人として


「そんなこと………」


無いとは言いきれないが、好きだと断定もしきれない

「私は…彼のことは弟のように見ているんだ……だから、恋愛感情とかそういうモノは……」

私は…嘘ではないが本当のことでもない微妙な返答をした


「そう…わかったわ……。じゃあ、私は仕事あるから…ここで失礼するわ、学園長……」
「あ、あぁ……」


ヨウコはそう言って、部屋から出ていく


「嘘ばっかり…」


ヨウコは何か言ったが、私は聞こえないふりをした






ヨウコがいなくなって、二十分ほど経った…
仕事がまったく手が付かない
頭のなかに…彼のことばかり浮かんでしまう


私はシズルやガルデローベの者達と同じぐらい…時としてそれ以上に家族が大切だ
その中でも、妹のアリッサは特にな
純粋に私を姉として慕ってくれる
いつもは強気だが、本当に困ったときは私を求める
大切な人に頼られる…私はその瞬間が心地よくて好きなのだ

だから、もし…私の過剰な保護欲を駆り立てるような人物が現われたら……


そのような人物が現われてしまったのだ
しかも…その人物は男性……と言えないような容姿をしている子供


最初はどうとも思わない、ただの厄介者だと思っていた
しかし、日を重ね…彼は事件が起きるたびに強くなった
しかし、その強さは不安定なもので…支えてあげる、守ってあげる者がいなくてはならないだろう…そう思い始めていた

600狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:11:34 ID:w6l5f2rU
ちょうどその時か…私が彼のことを想い始めるようになったのは

あと…あのことがあったのも……


それからは、彼との接する時間も増え、彼の内面も理解できるようになった

思えば…その時点で彼を男として見ていて、惚れていたのかもしれない


でも、彼は…シズルに憧れていたのだ
辛かったが…別に引きずることでも無かった


しかし…セルゲイ=オーギュストの件を経て、彼は王となる器となった


その一件で私の気持ちは疑いの無いものに変わってしまった…


私はマシロ姫に…いや、マシロ陛下に恋をしてしまったのだ


それから…一年……
私は…何をやっていたんだろう……

彼とシズルが仲良くしているところを眺めているばかりの日々

相思相愛と言っても良いだろうか、というぐらいに二人は仲睦まじくて…


それが…悔しかった


唯一無二の友人と、私の惚れている相手
どうすることも出来ない私は…ただ……


「んっ……あぁ………」

自分を慰めるだけ……

「ぅ……んっ………」

ショーツに手を差し込み、割れ目をなぞる
その手が彼の手だと思い込むようにいじると、凄く良く感じる

「はっ……ぁ……ん……んっ……」

欲しい…彼が欲しい……

「……ぁっ…やぁっ……」

割れ目から愛液が滴る頃には、声を押し殺すことは出来なくなっていた

「あっ…くっ……だっ、ダメなのにっ………」

もう片方の手で胸を揉む
これも彼の手だと妄想する

「やっ…ダメっ……マシロ…さ…まっ……」

名前を口に出していってしまう
もう…ダメだ……


陰核…私の一番感じるところを思い切りつねる


「んんっ!!!」


自分を無理矢理絶頂に達せさせる
長引かせると切なくて心が壊れてしまいそうだから


「はぁ…はぁ……」


机に身を伏せる
足がガクガクして立ち上がることも出来ない

「椅子…また汚してしまったな……」

少し湿った椅子を触りながら目を閉じる



だれか…見ていたような気配がしたが……まあ、いいだろう………

601狼さん:2006/08/20(日) 01:12:32 ID:U0h5Eg/o
ボクだって経験はないけど、少しぐらいは知識はある
女の人って初めての時は痛いものだって聞いていた

でも、この人は…やっぱり特別なんだ……


「あっ、あぁっ……あたるっ…うちの奥にズンズン当たっとるっっ!」


シズルさんは破瓜の痛みなんてモノともせず、ボクの上で体を上下に揺すっている

「シズルさんっ…ボクまたイっちゃうよぉっ!」
「ええんよっ…! うちの膣にいっぱい注いでええんよっ!!」


「しっ、シズルさんっ…!!」


"ビュクッ…ビュクンッ!!"

シズルさんと一つになってから、6回目の射精

「あぁぁぁ……うちの子宮に流れこんどるわぁ………」

その都度、シズルさんはボクに膣に出させることを強要させる
こんなに出しちゃったら、シズルさん妊娠しちゃうよ……


「あはぁ……また、うちの膣で大きゅうなっとる……ほーんま、やぁらしい肉棒やこと……」


"ぐちゅっ…ぐちゅっ……"

シズルさんが、また動きだす
シズルさんのあそことボクのおちんちんが擦れて、膣に溜まった精液が溢れだしている
最初は精液にシズルさんの血が混じっていたけど、ボクの度重なる射精で、赤い濁りは無くなっていた


「あんたの小さな肉棒…うちの膣にぴったりなんよ……せやから、最高に気持ちええんよ……」


いやらしい言葉で、ボクの性欲は煽られ、おちんちんはたちまち大きくなってしまう


「あはっ…んっ……また…うちの膣で大きゅうなったわぁっ……!」


シズルさんは腰を円を描くように動かす
ボクはシズルさんの膣がおちんちんをぎゅうぎゅう締め付けることで快感を感じ
シズルさんは腰を回すことによって出来たおちんちんのうねりが元に戻る反動が気持ち良いみたい


「シズルさぁん…気持ち良よすぎるよぉ……」
「あっ、あはっ……うちも…最高……やぁんっ!」
「ボクっ、また出ちゃいますっ…!」
「あっ、はぁっ…あぁんっ……今度は…うちもイけそうやっ…!」
「じゃっ、じゃあ……一緒に…一緒にイきましょうっ…!」
「ふっ、ふぁぁっ!」


おちんちんを通して、シズルさんの膣がピクピク痙攣しているのがわかる

ボクはシズルさんの腰を掴んで思い切り突き上げる


「シズルさっ、シズルさぁんっ!」


"ぱんっ…ぱんっ……"

ボクの腰とシズルさんのお尻がぶつかる音が部屋に響く

「あかんっ、それあかんっ!!」

シズルさんの体全体がガクガク震えだす


「イクっ、イ…っ! はぁぁぁぁぁっっっっ!!」

602狼さん:2006/08/20(日) 01:13:19 ID:8Cf5uxZc
シズルさんの初めての絶頂
痙攣した膣はボクのおちんちんに絡み付いて離そうとしない
それどころか、信じられないほど強い力でボクのおちんちんを締め上げる


「ぼっ、ボクもっ!!」


"ドクッ! ドクッ! ドクッ!"


また、シズルさんの膣に射精する
でも…様子がおかしかった……


「なっ、なんやこれっ!?」

ボクのおちんちんは爆発しそうなぐらい凄い勢いで射精する
玉がポンプのように激しく律動し、竿のほうはシズルさんの膣で暴れ回っている
シズルさんの子宮に納まり切らない精液は、ボク達の結合部分からゴプゴプと音をたて、流れるように漏れてくる


「しっ、シズルさんっ!? 射精が止まんないよぉっ!!」


"ドクンッドクンッドクンッ"


「離してっ、シズルさん抜いてっ!!」

ボクはシズルさんを押し上げ、おちんちんを抜こうとするが

「あかんっ、あかんわっ…! うちの膣があんたのに絡み付いて離れっ……はぁんっ!!」

全然離してくれそうもない
それどころか、シズルさんの中を精液が激流のように流れる
シズルさんは、イった直後に新たな快感が駆け巡っているようで、感じすぎているのか目が虚ろになり始めていた


「はぁっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁ………」


シズルさんはボクから目線を離す
そして、机に乗っかっていたリボンをボクの手首に巻き付け拘束する


「えっ…シズルさん?」
「今から…あんたのもん、ぜーんぶ絞り尽くしてさしあげますさかい……もう、逃がさへん」


シズルさんは気が狂ったかのように激しく腰を振る
大きな胸が引き千切れそうなほどブルンブルン暴れ回っている

先程から止まらない精液は結合部分からジュプンジュプンと溢れだし、ボクのお腹に飛び散る

「ああっ! はぁっ! ああああぁぁぁぁあああっ!!」

シズルさんはイキ続けているのか獣のように大きな声で嬌声をあげながら快感を貪っている

ボクも…絶頂から逃れなくて……壊れてしまいそうになっていた……


すると…ドアが空く音がした


「なっ、何を………はっ!?」


視界が薄れていく中…乾いた音がした……




603狼さん:2006/08/20(日) 01:13:56 ID:yovL3bis
……ボクは目を覚ます
鼻をつく匂い…ボクの精液の匂いだ

隣には…


「うぐっ…ひっぐ……」


泣いているシズルさんがいた
顔を手で覆っている

でも、隠しきれない部分があった


「シズルさん…その頬の腫れは……?」
「っ……なっ、なんや…目ぇ…覚ましたんか……」


シズルさんは精一杯の笑顔を作るが、先程とは全然違う悲愴感が漂っている表情

「どう…したんです……」
「ふふっ…ナツキに嫌われてもーたわ……」
「えっ…!?」
「欲張ったうちがあかんかったん…自業自得やね……」

すると、シズルさんは立ち上がりふらふらと部屋から出ていく

「今日のことは忘れよし…うちも忘れるさかい……」
「シズルさん……」

今まで見たことのないシズルさんの弱々しい背中には、ボクは何も聞けなかった

明日…ちゃんと話を聞こう
ボクはニナちゃんのベッドに横になった





翌日、朝食は食堂でとった
アリカちゃん達がいないので、トモエちゃん達と食べることにした

楽しく食事をとっているなか、普段なら仲良く話しているはずの学園長とシズルさんは無言で…しかも、学園長はシズルさんを睨めつけながら、朝食をとっていた

まわりの生徒からは疑問の声があがる


たぶん…ボクが原因なんだろうな……


朝食が済んだあと、ボクは食堂から出て、学園長室に向かった




604狼さん:2006/08/20(日) 01:15:18 ID:IFZPt3eE
「出ていけっ!!」

学園長室の前、学園長の怒声が聞こえる

「どうせお前も面白半分で私をからかっていたんだろう…違うかっ!?」
「そんなことないわっ! 私はっ!!」
「知っていたんだろ……二人のこと」
「………」
「もういい…お前とも話したくない……」


……………

茫然としていると学園長室から、ヨウコ先生が出てきた

「あっ、マシロく……いえ、マシロ様」
「ヨウコ先生……」
「聞いていたの…?」
「途中から…」
「そう…場所を変えて話しましょうか」
「はい…」


―マシロくん達の部屋―

「体調…平気?」

ヨウコ先生はボクの部屋に入って、最初にそう言う

「えっ?」
「顔…真っ赤よ? それに体も火照ってる感じ」
「そう言えば…」

昨日から、体が燃えるように熱い
特におちんちんなんて……

「ねぇ…このコーヒーは、誰がいれたの?」

ふと、ヨウコ先生はテーブルの上にあるカップを手に取る

「シズルさんです…」
「……ふぅ…シズルさんも無茶するんだから…」

ヨウコ先生は舌でペロリとコーヒーを舐める

「やっぱり…研究室から無くなってたから」
「研究室から…?」
「ええ…速効性の媚薬よ。劇薬だから、少し舐めただけで体が燃えるように疼いてくるの」


だから…昨日のボクの体はおかしかったのか……
そう言えば、シズルさんの様子もおかしかった


「自分で作っといて言うのも何だけど…こんなの使っちゃ駄目なのに……」
「何が駄目なんですか?」
「体が覚えちゃうの、この薬を使えば快楽が生まれる。薬を使わないと我慢できない…そうね、麻薬みたいなものよ」
「………」
「これ、自分用に作ったのよね…処女のオトメが使っていい代物じゃないの」

はぁ…とヨウコ先生はため息をつく

「まさか、シズルさんがね…そんなに思い詰めてたんだ」

ヨウコ先生はベッドに腰をかける
ベッドのスプリングが少し軋む
その音は、昨日の音と同じ音

「ねぇ…マシロくん…」
「はい…」
「今から言うこと…信じられないかもしれないけど、しっかりと聞いてほしいの」
「はい…」

605狼さん:2006/08/20(日) 01:15:34 ID:HL/1Qe..
「まずは、ナツキさんとシズルさんのことなんだけどね……」

ヨウコ先生は一呼吸置く

「あのね…二人は同じ人……うん、君のことが好きになってしまったの」
「ええっ!?」

信じられない、あの二人がボクを…?

「今までこんなことなんて無かったから、私自身もどうしたらいいかわからないの」

ヨウコ先生は両手をあげて、降参って表現する

「でも、それだけならいいの」
「それだけなら?」
「シズルさんは君と同じぐらい…いえ、それ以上にナツキさんのことが好きなの」
「…それは……知っています」
「それならいいわ……。それで、ナツキさんと君。二人とも自分のモノにしたかったみたいなの」

なるほど……

「元から君はシズルさんに憧れていた。そんな男の子なら、体を使えばすぐに虜にできる…」
「………」
「ナツキさんとは、もともとそういう関係に近かったから、これで完璧だとシズルさんは思っていたんだと思う」

「でも、ナツキさんは…シズルさんが思っていた以上に君のことを好きになっていた」
「学園長が…」
「君とシズルさんが交わっているところを見て、かなりのショックを受けたんだと思う…」

ヨウコ先生はボクの部屋の写真立てを手に取る

「ここ最近、君とシズルさんは仲が良かったもの…ナツキさんはそれを見ていて辛かったでしょうね」

その写真立ての中身は、ボクとシズルさんのツーショットの写真だった

「だから、ナツキさんはシズルさんを避けているの…どんなことがあっても仲の良かった二人なのに……」
「ヨウコ先生……ボクは…何が出来ますか…?」
「今は何もしないほうがいいかもしれない……時間が解決することもあるだろうしね」
「そう…ですか……」

606狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:16:32 ID:WuvtUR0E
―夜・学園長室―

「うぐっ…くっ……くそっ……」

涙が止まらない

昨日のあの部屋のことが頭から離れない

シズルがマシロ様に跨がり、性交していたあの風景

「あんまり…あんまりじゃないかっ!!」

ベッドのシーツを握り締める
悔しさというよりも、この気持ちがなんなのかわからない
何を考えれば良いのかわからない

「私は…何がしたいんだろうか……」


「少しいいかしら?」


後ろから声がしたので振り返るが、誰もいない
目線を落とすと、そこには小さな新祖様がいた


「新祖様?」
「はい。でも、今はレナ=セイヤーズとして話がしたいの、ナツキさん」




「どうぞ…」

二人分のコーヒーをいれる

「ありがとう」

レナお姉様は、それを両手でかかげて飲み始める
人形でもコーヒーを飲めるのかと疑問に思ってしまう

「さて…早速だけど……」
「はい」
「貴方はマシロ様のことをどう思っているのかしら?」

早速…過ぎますよ……
私は少し考えてから、口を開いた

607狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:17:13 ID:6bhu4eOI
「一人の男の子として…マシロ様が好きです……」
「そう…ですか……。なら、あの子のどんなところが好きか聞いても良いかしら?」
「彼の良いところは沢山ありますが、何よりも優しいこと…そこに私はひかれたんだと思います」

私がそう答えると、レナお姉様はため息をつく

「優し…過ぎるんですよね、あの子は……」
「はい…その優しさは誰にでも均等に分け与えられるんです。だから、私は……」
「まったく…やっかいな子に育ってしまいましたね」

レナお姉様は呆れた顔…でも、嬉しそうな表情で笑う

「だからこそ…心配なのです……王としては甘過ぎる」
「レナお姉様……」
「だから、私は貴方にあの子を支えてもらいたかったのです」
「え…?」

レナお姉様の思いがけない言葉に私は驚いてしまう

「ガルデローベの学園長である貴方ならば…と思っていたのですが、予想外でした。シズルさんがあの子のプロポーズを受けてしまうなんて……」

レナお姉様の言葉を聞いて、嬉しく思ったが…

「シズルなら、私の代わりぐらい出来ますよ…」

そうなのだ、私に出来ることならばシズルにも出来るのだ

「ナツキさん…!」

"ポコッ!"

「あてっ!」

レナお姉様は飛び跳ねて私のおでこに頭突きをする

「シズルさんは貴方がいないと何もやりません、それぐらいわかっているでしょう!」
「は、はぁ…」
「シズルさんの原動力は貴方の存在なのです、あの子のためだけに動くとお思いですか?」

なんだか、話が逸れてしまっている
レナお姉様は何が言いたいのだろうか?

「レナお姉様…?」
「……私が一番言いたいことはですね」

608狼さん 〜シズル〜:2006/08/20(日) 01:17:59 ID:bXzzKyXU
―夜・シズルの部屋―

「ナツキ……」


ナツキに嫌われてしまった
マシロ姫にも会わす顔が無い
わかっていたことや…あんなことをしたら嫌われてしまうことぐらい
それでも、うちは二人の仲に割り込みたかった
だって…二人とも大好きなんやもん……

マシロ姫はナツキに似とるんや
ちょっぴりドジで間抜けたところがあって、危なっかしい…
一人では解決できないくせに、悩みを抱え込んだりするところも
あと、愛でると子犬みたいに懐いてくれるところもよう似とる…

そして、一番似ているのは…その優しさ
自分よりも他人のことを考える
他人を想いすぎて、自分のことが疎かになってしまう
そんな子は…支えてあげる人が必要になる

うちは二人のそんな人になりたかった…
欲張りすぎたんやね…
二兎追うものは一兎も得ず…
ほんま…みじめやわ……


椅子に腰掛けながら、そう思っていると、自分の体の異変に気付く


「うっ…くぁ………」


体が疼く

昨夜、うちが勝手に使ったヨウコはんの媚薬は、思っていた以上の効き目やった
自分の股間をどれだけ慰めても、収まり切らない情欲
一度味わってしまった男の味に、うちの中の『女』が目覚めてしまったみたいや
あの子の肉棒が欲しくて欲しくて堪らなくなってしまう
昨夜みたいに快楽の渦に身を委ねたい
あの子と天に昇るような想いがもう一度したい


そこに…ナツキがいてくれるならば、うちは他に何も望まへん……


「いいかしら、シズルさん…?」

うちが惚けていると、可愛らしい訪問者がやってきはった

「新祖…様?」
「早速だけど、ついてきてほしいところがあるの」


うちはレナお姉様に連れられて、部屋を出た

609狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:18:43 ID:w6l5f2rU
―ガルデローベ・廊下―

「シズル…?」
「ナツキ……」

レナお姉様に連れられた場所にはシズルがいた

「二人にお願いしたいことがあるの」

私達を横に、レナお姉様が話しだす

「なんでしょうか…?」

私は聞き返し、シズルは静かに答えを待つ


「んっ、こほんっ……ナツキ=クルーガーさん、シズル=ヴィオーラさん」

「「はい」」

「貴方達二人には、マシロ女王へい……じゃなくて、国王陛下を公私共々、支えてもらいたいの」

「「えっ…?」」

私とシズルの声が被る
驚く二人を無視して、レナお姉様は話し続ける

「貴方達は一人ずつより、二人を併せた方がより大きな力となります。お互いに信じあっているでしょうしね。
 ですから、私は貴方達の片方ではなく両方にマシロ様の妃になってもらいたいのです」


私とシズルは顔を見合わせる
そして……


「「レナお姉様……」」


レナお姉様に非難の視線を浴びせる


しかし、相手はあのアリカの母親
私達の威圧を無視してしまう


「あの子は足りないところばかりです、アリカ達だけでは到底補い切れません。ですから、貴方達のような経験のあるオトメにも任せたいのです」

そう言って、レナお姉様は私達から離れていく

「あの子…きっと、悩んでいると思います。早く貴方達の顔を見せてあげてくださいね」


レナお姉様の姿を見送りながら、私はシズルに話し掛ける

610狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:19:26 ID:8Cf5uxZc
「シズル……」
「なんえ、ナツキ?」
「レナお姉様は全部わかっていたのだろうか」
「せやね……きっと、わかってたんやろ。うちらがどうなるかってことも」
「ははっ…まんまとあの人に謀れたってわけか……」
「なんだか、腹が立ってきたわ」
「奇遇だな、私もだ」


私とシズルは再び顔を合わせ、微笑み合う


"ちゅっ…"


そして、私はシズルの唇に軽く口付けをする


「これは…仲直りのキスだ。お前に嫉妬してしまってすまなかった……」
「うちも…あんたに見せびらかすようにあの子と接していた……これでお相子や」


シズルの手を握り締めると、シズルも握り返してくれる


「では、私達の王子様に御挨拶でもしに行こうか」
「王子様って言うよりも、お姫様やけどね」
「ふっ…どっちでもいいか、マシロ様であることには変わるまい」
「せやね、今日からはうちら二人であの子を愛してあげるんや」


足取り軽く私達はマシロ様の部屋へと向かった



………………が



「あはっ、マシロくんのおちんちんすごいよぉっ!!」
「ヨウコせんせぇのあそこも絡み付いてきてっ、ボクもうっ!!」
「いいよっ、私のおまんこに出していいよっ、マシロくんのせーし、いっぱい出してぇっ!!」


"ギシンッギシンッ"っと、ベッドのスプリングが軋んでいる
ヨウコがマシロ様に跨がり、ロデオのように激しく腰を振っている


「なあ、シズル…」
「あの子は自分からこんなこと出来へん、ヨウコはんが押し倒したんやろ…」


入り口で"ぽかーん"としていると、ヨウコが私達に気付き、手招きする

「あはっ、ナツキさんもシズルさんもおいでよっ!!」

ヨウコの秘部には、マシロ様の一物が出たり入ったり
挿入してから長い時間が経過しているのか、ヨウコの秘部からは白い液体が流れるように滴れていて
部屋全体にその液体と、二人の肉が擦れ合う水音が響く

明らかに普通じゃない様子のヨウコに私は疑問を持つ

611狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:20:16 ID:e28YB1tE
「なんだ、ヨウコの様子がいつもと違うぞ?」
「ヨウコはんも…あの薬つこうたんか……」
「シズル…?」
「ナツキの初めては、四人ですることになりそうやなぁ」


すると、シズルは器用に私と自分自身の服を脱がせる


「シズルっ!?」
「ほな、今日はナツキを可愛がったろうな」


「あっ、シズルさん……と、学園長?」





ヨウコをマシロ様から引き剥がして、落ち着かせる


まずは、マシロ様に今までの経緯を伝える
部屋に充満する強烈な精液の匂いが気になって仕方がないことは、置いておこう

「と言うことは、学園長もボクのお嫁さんになるんですか…?」
「そういうことだ」
「そう…なんですか……」

マシロ様は申し訳ないという表情をする

「私は君が好きなんだ。だから、構わない」
「うぅ…」

今度はシズルを見る

「あんたが嫌やなかったら、うちはそれでええんよ」
「でも…」

すると、ヨウコがマシロ様に抱きつく

「ヨウコ先生っ!?」
「じゃあ、私は三号さんになっちゃおうかなー」
「ええっ!?」
「マシロくんは王様なんだから、側室がいることなんて当たり前よ」
「そっ、そんな……」


マシロ様は困った顔をする

「私達じゃ…ダメなんですか?」

ここいらでトドメを刺すことにする
泣きそうな顔で私はそう言った

「悲しいわぁ…うちらこんなに好きなのに……」
「どーせ、私みたいなおばさんは性欲処理にしか使えないわよね……」

シズルもヨウコもマシロ様の扱い方を心得ているようで


「うっ、うぅ……」


「シズル…想いが通じないなら……」
「共に逝きましょか…」
「私もついていきます」


リボンを縄のようにくびに巻き付ける真似をすると、マシロ様は立ち上がる


「ちっ、違うんですっ! こんな素敵な女の人達をボクが独り占めしちゃっていいのか分からなかったんです!!」

待ち望んでいた、マシロ様の本音


「いいに決まっているではないか」
「たっぷりと可愛がってあげますえ」
「ふふっ…可愛いんだから……」


こうして、私もオトメを卒業することになったのだ

612狼さん:2006/08/20(日) 01:21:22 ID:yovL3bis
「これがナツキの処女膜やね」
「うわ…凄い……」
「はっ、恥ずかしいからあまり見るな……」
「ふふっ、はようナツキを女にしてやりよし」
「はいっ!」
「ナツキさんが可愛いからって、あんまり激しくしちゃ駄目よ」




「うぁ…気持ち良い……」
「うちらの胸に挟まれて、こーんなに善がりはっとる」
「君は本当に変態だな」
「ナツキかて、あそこをぐちょぐちょにさせてはるくせに…二人ともやーらしいこと…くすすっ……」
「笑うなっ…って、うわぁっ!!」
「射精ちゃいました…あはは……」




「君は私の弟なんだ…思いっきり甘えて良いんだぞ」
「お姉ちゃん……」
「んっ……ふふっ、私に挿れたいのか?」
「うん…」
「じゃあ、お姉ちゃんがいっぱい気持ち良くさせてあげるからな……仰向けになるんだ」
「はーい」




「ヨウコ…んちゅっ……ちゅぱっ…せんせぇ……」
「あぁんっ……もう…毎日毎日エッチばっかりしてるから上達しちゃって……」
「ぷはっ……今日はお口だけでイカせてあげますからね」
「うん、お願いね」




「シズルさんのおっぱい、ふにふに〜」
「あんたはまるで大きな赤ちゃんやね……」
「んちゅ…シズルさんのおっぱい美味しい……」
「やぁらしい舌使いして…はぁぁ……困った赤ちゃんやこと……」




「あぁっ、ふわぁあっ!!」「ええわぁっ、それええっ!!」
「シズルさんっ、ナツキさんっ!!」
「擦れるっ、擦れてるぅ〜っ! シズルのあそこと、マシロ様のおちんちんと私のあそこが擦れてるっ!!」
「あかんっ、うちイキそうやっ!!」
「一緒にっ、三人で一緒にイキましょうっ!!」
「「「うああああぁぁぁぁぁぁっっ!!」」」




「ちゅぱっ…ちゅぅぅ……」
「んむっ…んむっ……」
「ちろ…んちゅっ……マシロくんのタマ美味しいよ………」
「そっ、そんな三人同時におちんちん舐められちゃったら……ボクっ!!」




「なんや…お尻に指入れられて善がりはってからに」
「足でされちゃうのも良いのかな…?」
「君は胸で窒息したいのか…変態なのだな……」
「んあっ…ボクそんなりされちゃったら……もうっ!」




アリカちゃん達が帰ってくるまでの間、ボク達は時間が空いたらエッチをする…そんな性活が続いた

三人の素敵なお姉さんの前では、ボクの理性なんて働かず、欲望のままに交わっていた

時には三人で、時には四人でエッチばっかりしていたんだ





613狼さん:2006/08/20(日) 01:23:17 ID:nCPRMXjI
アリカちゃん達が帰ってくる日

ボクはナツキさんと……


「んっ、ナツキさんっ!!」

"スパンっスパンっ"と、ナツキさんに腰を打ち付ける

「あっ、あぁっ、はあぁぁっ! イイっ、イイぃぃっ!!」

ナツキさんは足をボクの腰に絡めさせる
体が密着してさらなる快感を得る、ナツキさんはイキそうになるといつもこうする

「んちゅっ、んふっ、んんっ、ちゅっ、ちぅ…」

そして、舌を絡め合うキスをするとナツキさんは嬉しそうにする

「ぷはっ……君のっ、君のおちんちんが私の子宮にまで届いてるっ…ぐりぐりって入り口に捻り込んでくる……」
「ナツキさんの膣…気持ち良すぎて……もう…出していいですか…?」
「いいぞっ…私の子宮にたくさん子種を注ぐんだ……」

ナツキさんは両腕をボクの首に回し、抱きついてくる
ボクの動きに合わせて、ナツキさんも動いてくれる


「イキますよっ、ナツキさんっ!!」
「あっ、あぁっ、来いっ!!」


"きゅううん"とナツキさんの膣はボクのおちんちんを締め付ける


「ナツキさんっ!!」


"びゅくっ…びゅくっ……"


ボクは絶頂に達し、ナツキさんの子宮に精液を注ぎ込む

「あっ、あぁぁぁ……出てる…たくさん………」






「ナツキさん……」
「なんだ?」
「アリカちゃん達が帰ってきちゃいますよ」
「だから何だ?」

ナツキさんはボクを抱き締めて、放してくれない
裸でベッドの上で抱き合ってなんかいたら、一発でバレちゃうよ……

「うっ、うぅ……」
「涙目で見つめられてもわからんな」
「だっ、だから……」


「二人だけでしてるなんて、ずるいどすなぁ……うちも混ぜてほしいんやけど」
「シズルさんっ!?」


シズルさんが来ると、ナツキさんは掛け布団を上げて招こうとする


「早く来い、シズル」
「おおきに」
「なっ、ナツキさんっ!」


"ぎゅっ…"


ナツキさんは再びマテリアライズしたボクのエレメントを握る

「まだまだ元気ではないか」
「で、でも〜!!」
「我慢はいけませんえ?」
「シズルさんまで〜!」


話しているうちにシズルさんは服を脱いでいて
下着をずらして、下の口でボクのおちんちんを咥えこむ

614狼さん:2006/08/20(日) 01:24:57 ID:zcPd5jHM
「あんっ……ほら、こんなに元気いっぱいやないの……」
「あっ…くぅ……シズルさん………」
「やはり、君は善がっている時の顔が一番いい表情だな。本当の女の子よりも可愛いぞ」


"ちゅっ…ちぅ……"


おちんちんをシズルさんに、口の中をナツキさんに犯される


今、アリカちゃん達が帰ってきたら取り返しがつかないけど…
ずっと憧れていた人達とこういう関係になれたのは…凄く嬉しいんだ


ボクはシズルさんの腿を掴み、腰を突き上げ、ナツキさんの舌の動きに合わせて舌を絡ませる


いつか、アリカちゃん達ともこんな関係になるのかな……


「んふっ…シズル……」
「……せやね」

シズルさんとナツキさんはボクから離れ、そしてボクを抱えあげる

「えっ?」
「アリカ達が帰ってきそうだからな、私の部屋にいこう」
「うちらのことはレナお姉様がゆっくり説明してくれるそうやさかい」
「わかりました」






案の定、三人は暴れました
この件はお母さんが全部仕組んでいたみたいです
お母さんはボクが"年上のお姉さんに可愛がられたい"と言う願望を持っていることに気付いていた
だから、今回みたいなことをしたんだそうです
ナツキさんとシズルさんを仲違いさせるのも、お互いの理解を深め合うとかなんとか


それと、アリカちゃん達ですが、相手が新祖様なので、三人は迂闊に手を出すことも出来ないので悶々としているようです





615狼さん:2006/08/20(日) 01:25:39 ID:NWJW0LoY
―半年後―

「ナツキさん、エアリーズとの会談についてなんだけど…」
「うん、今年の予算はシズルさんに任せます。大臣さん達の力を借りなくても出来ますよね?」


ボクは国王になりました
やることが沢山あって大変ですが、二人のおかげで随分と楽になっています


「頑張ってるわねー」
「あっ、ヨウコさん」


ヨウコさんは、ガルデローベで研究を続けています
風華宮にも研究室はあるのですが、ヨウコさんはオトメの子を近くで見たいと言ったので、そうなっているんです


「ナツキさんやシズルさんと仲がいいことは良いことだけど、アリカさん達のことも構ってあげなさいよ」
「はい、わかっていますよ」
「なら良いけどね」


ガルデローベはナツキさんが辞めたことによって新しい学園長を決めなくてはなりません

「ナオさんは頑張っていますか?」
「ええ、ナツキさんの人を見る目は一級品ね」

ナツキさんの代わりの、次期学園長は…ナオさんに任されたのです
面倒見の良さから適任だと、ナツキさんに抜擢された
最初は面倒臭いと言っていたようですが、ナオさんは優しいのですぐに馴染むとボクは思っていました


「新しいオトメの子も中々良い粒が揃っているし、ガルデローベも安泰ね」
「良かったです」
「君がいた時が一番波乱続きだったわね」
「すみません」

穏やかな日々が流れる
その日々をボクは守らないといけない

616狼さん:2006/08/20(日) 01:26:17 ID:NWJW0LoY
その前に…穏やかでない日常が目の前にありました


「あー、ヨウコ先生だー。年増のオバサンが何のようですかー?」


始まった…始まってしまった……
あの日以降、アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃんの三人は特定の人物だけに悪態をつくようになりました


「知ってますよー、また研究資金が追加されたんですってね」
「また枕ですか、ヨウコ先生」


三人は本気でナツキさんとシズルさん、ヨウコさんを恨んでいるようです
侍女の皆さんに聞いてみたら、所謂"寝取り"と言うものらしいです

だから、ボクは……


「喧嘩しちゃ駄目だよ!!」


こうやってなだめるんです

「だったら、私にもエッチなことしてよっ!!」
「私だって、マシロ様を愛しているんですよっ!!」
「シズルお姉様よりも、私のほうが大きくなりますよ、育ち盛りなんですよっ!!」


大臣さんと侍女の皆さんにこう言われたんです

『オトメの三人に襲われないように、常に誰かと行動しなさい』


シズルさんに想いが通じたうえに、ナツキさんとヨウコさんまで手に入れられたボクですが

お母さん、お姉ちゃんが仕事をしなくなりました
どうしてくれるんですか?

「じゃあ、全員とやっちゃいなさい」
「それをすると、シズルさんに嫌われちゃうよ」
「あらあら…」
「あらあらじゃないよっ!!」


〜シズル=ヴィオーラ、ナツキ=クルーガー、ヨウコ=ヘレネの場合〜

617ニナ派:2006/08/20(日) 01:31:24 ID:NWJW0LoY
ノ^8dヽ´ω`ノ8お久しぶりです

言い訳と反省
・最初はシズルとの激甘を考えていた
・シズルはナツキが好きというだけで、路線変更がいけなかった
・かといってもベタ惚れじゃ三馬鹿と変わんないしなぁ……
・蛇足につぐ蛇足で、時間がかかったうえにやたら長い文
・昔のをリサイクルするための無理矢理な話の繋げ方



もっと頑張ります

618名無しさん:2006/08/20(日) 03:52:21 ID:U8.PwHug
マシロきゅんのご都合主義すぎて萎え

619名無しさん:2006/08/20(日) 04:40:00 ID:W0IDt.yY
大作お疲れさん。
個人的にシズルに憧れるマシロ君は好きなんで、1対1も見てみたいんだが、
ナツキとの兼ね合いを考えると難しいよね。
しかし、本当にヨウコ先生好きなのな。

620ニナ派:2006/08/22(火) 04:04:28 ID:8YxZTLzc
ノ^8d´゚ω゚`ノ8やっぱり、ニナが好きです

621『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:06:20 ID:3cbozc3E
夢…みたい……

「んっ…くちゅ……ちゅ……」

私を…選んでくれた……


「ちゅ……んふっ………」


『ボクが辛い時、君はいつも隣にいてくれた。いつだって笑顔でボクを励ましてくれた……』
『ボクは…君が必要なんだ、誰よりも』
『だから、これからもボクの傍に……ううん、これからはもっと近くにいてほしい』


十数分前に聞いた告白が何度も頭の中で繰り返される
それからずっと、私達は抱き合いキスを続けている
前にした唇に触れ合うだけのキスではなく、舌を絡め合う深いキス


愛しい人と口付けをしているだけで、体が火照ってくる
そして、それ以上の行為を求めてしまう

私は髪止めを外し、髪を下ろす
長く伸びた自慢の黒髪
余談ですが、アルタイの女性は髪が美しいとのことで有名なんです


"ぽふっ…"


私はベッドに背を向けて倒れる
スプリングで少し体が跳ねた


「どうぞ…」
「うん…触るね……」

マシロ様はぎこちない手つきで私の胸を撫でる

「小さいのは…お嫌いですよね……」
「ボクにとっては、ニナちゃんのが一番だよ」

マシロ様は私の目を見て、優しく言ってくれる
嬉しくて目頭が熱くなってくる

「ニナちゃんの裸…見たいな」
「わかりました」

礼服に手をかける
マシロ様に見られているので、恥ずかしくて中々うまく脱ぐことが出来ない

数分かかって…私は下着だけの姿になる


「…お待たせしました」
「ニナちゃん…綺麗だよ」

マシロ様はそう言うと、再び私の胸を撫で始めた
ブラをずらして、直接肌に触れる

622『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:07:15 ID:K/Kl6nTA
「あんっ…マシロ様……」
「ニナちゃんが感じてる顔、凄く可愛い」
「そんなっ、そんなこと…はぁっ……言わない……でください…」

乳房を撫でて、時には乳首をつねる
常に優しく、壊れ物を扱うような手つきでマシロ様は私を感じさせてくれる

「小さいほうが敏感だって本当だったんだね」
「マシロさ…まぁ……」
「だってさ…ほら、こっちは……」

片手で私の胸をいじりつつ、もう片方の手を私のショーツに忍び込ませる

「ニナちゃんのここ…大洪水だよ……」
「はっ、はずかしいです…」

マシロ様は、指を巧みに動かす
私の秘部を、わざと音を立ててかき回す

「あっ、やっ…ダメ……マシロさま…」

"くちゅっ…くちゅっ……"

「ダメって…何がダメなの? ニナちゃんはこんなに濡れてるのに」

私が身をよじらせ、後ろに体を退けても、マシロ様は距離を詰め私を追い詰める

「んんっ…はぁ…あっ、あ……」

マシロ様の優しくも激しい指使いに私は感じてしまう
自分でするときとは比べものにならないほどドキドキする

「下着汚れちゃうね、脱がしてあげるよ」
「えっ!?」

快感のあまり浮いてしまった腰
マシロ様は、その隙間をうまく利用して私の下着を脱がす

「やっ…ダメです……見ちゃダメ……」

恥ずかしさのあまり、マシロ様の顔を手で押さえてしまう

「ニナちゃんのここ…綺麗だね」

それでも、マシロ様は強引に顔を私の股間に寄せる
シャワーを浴びてはいたものの、これまでの行為で汗をかいた
きっと匂いが凄いのに…

「ちゅぷ……ちゅっ…」
「ひあっ!」

電流が体を流れる
ビクッと体をよじらせ、マシロ様を見ると…

「んちゅっ…ニナちゃんのエッチな匂い……ちゅっ……」
「そんなとこ、汚いですよっ!?」
「ニナちゃんは、イキそうなんだ……ここ、ひくひくしてるよ…」

生暖かい感触が私の秘部を襲う

「はぁん…あっ!」

623『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:08:44 ID:o6CFGPCk
マシロ様の舌が私のあそこの中に…入ってる……

「あんまりいじめるのも可哀相だね」
「えっ、あっ、マシロ様?」
「イカせてあげるよ」

マシロ様は微笑んで、指を私の陰核へと持っていき

「マシロ様っ、そこは本当にっ!!」
「えいっ!」


「ダメぇぇぇぇえええっっ!!」


少し強く摘んだ
それだけでも、私には十分すぎる刺激だった
絶頂に達した私の秘部からは、愛液が飛び散る
その愛液はマシロ様の腕や顔にかかってしまう


「はぁっ…はぁっ……」
「イっちゃったね、ニナちゃん」
「はぁっ…今日の……マシロ様はいじわるです……」
「嫌だった?」
「はぁっ…嫌です……いつもの…お優しいマシロ様が私は…好きです……」


私がそう答えると、マシロ様は俯く

「…ごめんね。じゃあ、ニナちゃんはどんな風にしたい…?」
「もっと…くっつき合ったり、キスしたりしてイチャイチャしたいです……」
「うん、わかった。そうしよう」

マシロ様も服を脱ぎ、もぞもぞと掛け布団のなかに入る
私が続いてお布団のなかに入ると、マシロ様は私を抱き寄せる

「ニナちゃんの体って…柔らかいね」
「マシロ様の体も、とても柔らかいですよ」
「あははっ…筋肉は全然無いからね」
「私のほうがあるかもしれませんね」
「うぅ…それは言いすぎだよぉ……」
「くすっ…ごめんなさい……」


会話が止まると、マシロ様は私にキスを求めてくる
それに答えて、私はマシロ様の唇にキスをして、口の中に舌を忍ばせる
マシロ様の舌と私の舌が絡み合い、陰猥な音を立てる
お互いの肩に腕を回し、体を密着させ、吐息を…鼓動を…感じあわせる


「ニナちゃん…ニナちゃ…んっ……」
「マシロ様…んちゅっ……マシロさまぁ……」


お互いの唾液を貪り合っていると、お腹に硬いモノがあたっていることに気付く

「マシロ様…どうなさりますか……?」

右手で皮の被ったマシロ様の一物を触り、次の行動を聞く

「そろそろ…したいな……」
「はい、わかりました…」

マシロ様は起き上がり、私に被さるような体勢になる
私は、マシロ様が挿れやすいように足を広げる
そして、マシロ様は手で自身の一物を握り、私の秘部に当てがる


「入れるよ」


その問い掛けに、私は無言で頷く

624『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:09:32 ID:VZpVHRfc
"ぐちゅっ…"と水の音がして、ズブズブと私のなかに異物が侵入してくる


痛い…


「ニナちゃん…大丈夫?」

マシロ様はそんな私を気に掛け、心配してくれる


マシロ様…
私の優しいマシロ様…
私の大好きなマシロ様…


「平気です。全然痛くありません」


私の嘘はすぐにばれてしまう
マシロ様は人の痛みをすぐにわかってしまうから


「ニナちゃ……」
「本当に平気です…だって、貴方が気持ち良いと私も嬉しいですから……動いてください……」


だから、マシロ様の言葉を遮る
今ぐらいはマシロ様は自分勝手になってほしいから


「…ありがとう」

"ずっ…ズブ……ちゅっ…くちゅっ……"

「ふっ…あぁ……んっ……」

動きにあわせて無理矢理喘ぎ声を出す

「ニナちゃんの膣…凄く気持ち良いよ……」

無理している私を気付かってか、マシロ様は感想を述べる

「マシロ様のも堅くて太くて…凄く熱い……」

私も素直な感想を述べる。痛いとは一言も言わない

でも、やっぱり…マシロ様は優しい御方です
私の顔を見て、動くのを止めてしまう

「ニナちゃん…やっぱり痛いんだよね?」
「ダメですね…やっぱりバレてしまいましたか……」
「今日はもうやめようか…?」
「いえ、マシロ様に気持ち良くなってもらうまでは続けないといけません」
「ニナちゃん……」

私はマシロ様を押し倒し、仰向けにさせる
不満そうにそびえ立つマシロ様の陰茎に、秘部を押し当て咥えこむ

「あっ…これならあまり痛くありませんよっ……」
「本当に?」
「はい、本当ですよ。なら、私から動いてみましょうか?」
「うっ、うん…やってみて…。無理だったらちゃんと言うんだよ」


"ギシギシ…"とベッドが軋む


マシロ様に乗り、体を揺らしている
先程までの体の芯を突き刺すような痛みは無く、代わりにマシロ様の温かさを感じるようになる

「んふっ…あっ……あぁっ…」

繋がった秘部を見ると、赤い筋が見えた
私は…マシロ様と繋がっている……マシロ様と一つになっている

625『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:10:28 ID:ycYitZ0M
「あっあ……あはぁ…あんっ!」

気持ち良い…

「やっ、はぁっ、あんっ、あぁっ!」

気持ち良すぎて……力が入らなくなる
体が傾き、マシロ様に寄り掛かる形になる
そんな私をマシロ様は優しく抱き抱えてくれる

「マシロ様…もう……」
「うん、後は任せて…」




マシロ様は私を四つんばいにさせ、後ろから私を貫く

「こ…こんな格好恥ずかしい……」
「ニナちゃん可愛い…」


"ずりゅずりゅ…""パンッパンッ…" 二つのいやらしい音が私達の寝室に響く


「あっ、んふぅっ……あぁっあっ…あひぃっ…ふぁぁっ!!」


秘部を貫くマシロ様の一物と、私の二つの乳房を責める指
三ヶ所の快感に私は限界を感じ始めている


「ニナちゃん…ニナちゃん……大好き…ううん、愛してる……」
「わ、私も…マシロ様を愛しています……貴方の傍にずっと居たい…!!」


マシロ様は私をひっくり返し、最初の体位にもっていく
この体勢が一番密着できるからなのでしょうか?


「ニナちゃん…出していい…」
「どうぞ…貴方の全てを感じたい……私の全てを…捧げたいから……」


私の言葉を聞いて、マシロ様は動きを激しくさせる
私の中を…マシロ様が激しくかき回す


「あっ、はぁっ! マシロ様っ、マシロ様ぁっ!!」
「いくよっ、ニナちゃんっ!!」


マシロ様は最後に一番強い一突きを私の膣に打ち込む


「はっ、あんっ!!!」


私は絶頂に達し、マシロ様の一物を締めあげる
マシロ様もそれを感じたのか


"ドクッ…ドプン……"

精液を私の子宮に流し込む

"ゴプッ…ゴプッ……"

入り切らなかった精液が音を立てて、流れ出る…


「あったかい……」
「ニナちゃん……」


マシロ様に抱きつくと、優しく抱き返してくれる
あまり大きくない胸板…と呼べるかわからない胸に顔を埋め、マシロ様を堪能する

626『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:14:04 ID:xfaWeBBw
マシロ様は私の髪を撫でて…

「ずっと…一緒だよ……」

キスをしてくれる
その言葉と、その行為が嬉しくて……


「泣いて…るの……?」
「はい……幸せすぎて…涙が溢れてしまうんです…」
「そんなぐらいで泣いてちゃ駄目だよ」
「えっ?」

マシロ様は目尻にキスをして、涙を吸い上げる


そして……


「これからもっと、ボクが君を幸せにするんだから。これぐらいで泣いていたら、ニナちゃんはしなびれちゃうよ」



「―――――っ!!」



だめ…
だめダメ…
だめダメ駄目…



幸せすぎて死んじゃう……


「うっ…ひっく……」
「えっ…ニナちゃん……?」
「これ以上…幸せなことなんてありませんっ!!」
「ニナ…ちゃん……」
「大好き…大好きです……」


「うん…ボクも……」


マシロ様は泣き付く私の頭を優しく撫でてくれる


「愛してるよ…ニナちゃん……」



偽りのない真白な言葉



私は偽りの中で暮らしてきた
誰からも必要とされなかった
誰も必要としなかった



そんな私をこの世界に誘ってくれたナギ大公…

私を仲間と認めてくれたガルデローベの仲間達…
出来の悪い妹を優しく見守ってくれたナオお姉様…
本当の親友と呼べる二人、アリカとエルス…


そして…私を優しく抱いてくれて、私を愛してくれる人…マシロ様……



みんなに…こう言いたい……



『ありがとう』



〜ニナ=ウォンの場合〜

627ニナ派:2006/08/22(火) 04:20:18 ID:8YxZTLzc
言い訳と反省
・描写の足りない過程は漫画で補ってください。ニナがマシロくんを落とすフラグは立っているはずです
・死ぬほど激甘でありきたりな締め方ですが、前回がアレすぎたので勘弁してください


やっぱりニナが一番書きやすいです

628名無しさん:2006/08/22(火) 13:58:46 ID:pyTZ1.eI
ニナ派さん・・・
うれしいけど追いつかないよ・・・
ともあれ、GJGJ!!

629ニナ派:2006/08/22(火) 15:09:50 ID:voYZB0Cs
ノ^8dヽ´ω`ノ8三馬鹿で書き始めるとノリまくります

630血は争えない:2006/08/22(火) 15:11:20 ID:zCgBtxtY
恥ずかしい…
ボク達はベッドの上で正座しながら見つめ合っている

「あっ、う……」
「うん、うぅ……」

お互いに話を切り出せない
たぶん、ボク達が義理とはいえ姉弟だから

「あっ、あの…お姉ちゃん……」

勇気を出して口を開く
すると、お姉ちゃんは指をボクの口に当てる

「だっ、ダメだよ…いまからすることは姉弟でしちゃダメなことなんだから……アリカって呼んで……」

真っ赤な顔でアリカちゃんは言う
最後の辺りは消え入りそうな小さな声

「ボクも…そっちのほうがやりやすいかな……アリカちゃん…」
「うん、マシロちゃん……」

ボクはベッドの柵にもたれ掛かる

「おいで…アリカちゃん……」
「……うん」

アリカちゃんを抱え込むように後ろから抱き締め
アリカちゃんの胸を揉み解す

「アリカちゃんって、結構胸大きいね」
「そっ、そうかな…」
「うん、ちょうどいい大きさだよ。手にすっぽりと入って揉みやすい」
「なんだか…んっ……マシロちゃん、いやらしいよ……」
「いやらしいことしてるからね」

アリカちゃんは胸が弱いのか、くてん…と、力が抜けてボクに寄り掛かってくる
普段はニナちゃんや、エルスちゃんにちょっかいかけてるけれど、自分がされるのは慣れてないみたい

「ひどいよ…マシロちゃん……」
「ニナちゃんの気持ちが分かった?」
「ううん……友達にされるのと、大好きな男の子にされるのじゃ、全然違う」
「そうなんだ」
「うん、そうなんだよ…」

自然に唇と唇が重なり合う

「ちゅ…ちぅ……ちゅぱっ……」


舌は入れずに、唇だけでキスをする
ゆっくりと吸い上げて、お互いの唇の味を楽しむ


「ぷはっ……マシロちゃん、エッチだよ…」
「アリカちゃんが可愛いから」
「もう…マシロちゃんってば……」
「それに、エッチなのはボクだけじゃないよ」

ボクはそう言って、アリカちゃんのスカートに手を忍ばせ、ショーツの中をまさぐる

「マシロちゃん、ダメっ……まだ、早いよ……心の準備が出来てない……」
「うわ…おもらししてるみたい……」
「やだやだっ…恥ずかしいよ……」
「心の準備はまだでも、体の準備は出来てるね」
「そんなこと…言わないでよ……」

ボクが言葉と指先でいじめると、アリカちゃんは両手で顔を覆い隠してしまう
その様子が、凄く可愛くて……

631血は争えない:2006/08/22(火) 15:12:10 ID:Hv9cTiyE
「ねぇ、アリカちゃん…」
「なっ、今度はなに……」
「アリカちゃんの裸見たいな」
「あっ………うん、わかった…でも、マシロちゃんも一緒に脱いでほしいな」
「わかったよ」

ボク達は立ち上がり、お互い背を向けながら服を脱ぐ
"するり…"二人の衣擦れの音だけが、月明かりの入る静寂な部屋に響く

「いいよ、マシロちゃん…」

下着も脱いで、ソックスだけ履いているアリカちゃん
月明かりで照らされて、とても綺麗だ

「むぅ〜」

そう思っていると、アリカちゃんは急に頬を膨らませる

「アリカちゃん?」
「マシロちゃんが綺麗すぎて、何だか女の子として自信が無くなってきちゃったな…」

月明かりに照らされてるのはアリカちゃんだけではなく、ボクも
ボクの髪の毛の色は月明かりで映えるから、綺麗に見えるんだと思う

「アリカちゃん…」

ボクはアリカちゃんの手を取り、胸へと導く

「わかる? ドキドキしてるんだよ…アリカちゃんの裸を見て、ボク凄くドキドキしてる」
「わっ、ホントだ…」

すると、アリカちゃんも同じように

「私も…ドキドキしてるよ……」
「うん、わかるよ」

アリカちゃんの胸のぽっちりが気になっちゃったけど、しっかりと鼓動を感じた

「マシロちゃんのあそこも…ドキドキしてるのかな……?」
「うん、アリカちゃんで興奮しているんだ」
「ホント…?」
「うん、本当だよ」
「てへへ…嬉しいな……」
「続き…しよっか……」
「……うん」


ボクは仰向けに横になる
アリカちゃんを反対向きに、ボクを跨ぐように膝をつかせる


「恥ずかしいよ…この格好……」
「ボクも恥ずかしい…」
「じゃあ、やめよ…普通にしようよ……」
「だーめ」

アリカちゃんのお願いを無視して、ボクはアリカちゃんの割れ目を舐める

「ひゃうんっ!!」
「ぷっ…アリカちゃん、可愛い……」
「むぅ〜 私、怒ったからね!」

"ちゅぷっ…くちゅ……"

おちんちんに温かいものが触れる
アリカちゃんの舌だ

「あっ…気持ちいい……」
「れろっ……ホント?」
「うん…出来れば、咥えて欲しいな……」
「うっ、うん…頑張る……」


「ちゅっ…ちゅぷっ……くぷっ……」

アリカちゃんがボクのおちんちんを咥える音

「ぢゅっ…ちゅっ……ぢゅぷっ……ぢゅぅぅ……」

ボクがアリカちゃんのあそこを吸い上げる音


気付けば、どっちの音が大きく出せるか競争していた
ボクもアリカちゃんも一心不乱に相手に奉仕する


「ふぅっ…ん…ちゅっ……んんっ…ぢゅる…あぁんっ…ちゃぷっ……」
「…んっ……ちゅぅ…ちゅぱっ……」

632血は争えない:2006/08/22(火) 15:12:53 ID:K/Kl6nTA
しばらくすると、アリカちゃんのあそこが、ボクを誘うように痙攣しだす
アリカちゃんもボクも限界が来てるみたいだ

「んふっ…マシロちゃん……」

アリカちゃんが切羽詰まった顔で振り向く

「アリカちゃん、なに…?」

アリカちゃんの潤んだ目は、ボクに訴えかける
"言わなくてもわかるでしょ?"
ボクにはそう聞こえた

「…どうしよっか?」
「私が上になる…いいよね……?」
「うん、お願い…」

お互いの性器から口を離し、アリカちゃんはボクのお腹に手を添え、ボクのおちんちんを受け入れる体勢となる

「マシロちゃん……私たちって…何なんだろう……」

アリカちゃんの問い、ボクはその真意がすぐにわかった
だから、こう答える


「姉弟で…しかも、恋人だよ……」


その言葉を聞くと、アリカちゃんは嬉しそうに笑う

「てへっ…それって最強だね……私達の間に割り込める隙なんてどこにもないもん」
「あははっ…そうだね……」

少しの間、笑い合う
そして、アリカちゃんは真剣な顔で…

「じゃあ…いくよ……」
「うん…」
「一緒に大人になろ……」
「うん…」


"ちゅぷり…"と音を立てて、ボクのおちんちんはアリカちゃんのあそこに入っていく


「大丈夫…?」
「うん…まだ痛くないよ……」


そう言うアリカちゃんの顔は苦悶の表情で満ちていた
アリカちゃんの膣は凄くきつくて…明らかに痛そう……
そして…一つの壁にぶつかる


「これ破られるのって…凄く痛いんだよね?」
「平気…だよ……だって、マシロちゃんだもん……」「ゆっくりでいいから…アリカちゃんが痛くないようにね……」
「へーきへーき……だから、一気に…いくよっ!」


無理ばっかりする、ボクのアリカちゃん
ボクの心配を余所に、腰を突き落とす―――っ!!


「かっ、はっ、いったぁいっ!!」


"ぶちっ…"と膜が破ける感触と同時に、アリカちゃんは涙を流しながら苦痛の叫びを発する


「アリカちゃんっ!!」
「痛い…痛いよぉ……」
「無理…するから……」
「うぐっ…すんっ……ごめんね…言うこと聞かなくてごめんね……」


ボクはぐすぐすと泣くアリカちゃんを抱き締め、髪を撫でる

「ジンジンが止まったら…私頑張るから……」
「無理はしちゃダメだよ……」
「うん…ちゃんとマシロちゃんの言うこと聞くから……」
「約束だよ」
「うん、約束する…」




633血は争えない:2006/08/22(火) 15:14:14 ID:5wip4J.2
しばらくの間、キスしたり、アリカちゃんの胸やお尻を触ったりして、アリカちゃんのあそこを休ましていた


「もう、大丈夫かも…」
「無理は……」
「今度は、ホントに大丈夫だよ」
「アリカちゃん…」


アリカちゃんは体を起こし、さっきの体勢になる

まだ痛みはあるようだけど、さっきよりかは全然楽みたい


「マシロちゃん…気持ちいい……?」


"じゅぷっ…じゅぷっ……"と音を立てながら、アリカちゃんはボクの上で踊る


「うん、凄く気持ちいいよ」

ぎちぎちとしたきつい締めあげでは無く、優しく包み込んでくれる

「良かった………んっ……あれ……?」

アリカちゃんの顔が少しづつ朱に染まる

「あれっ…ぁっ……なに…これ……っ……」

"じゅくじゅく"とアリカちゃんのあそこから、エッチな汁が流れ出し始める
大量の汁で赤い血も洗い流される

「はぁんっ……やだっ、なにこれ……」

アリカちゃんの腰の動きが段々と激しくなる

「しらないよっ…私、こんなのしらないっ!!」


"じゅぷんじゅぷん…"と、水音が更に激しくなる
前かがみに乗っかっていたアリカちゃんは体を後ろに反らす


「やだっ…気持ち良い……これ、凄く気持ち……いいっ!!」


アリカちゃんはボクの足を掴み、おちんちんを出し入れする
先端ギリギリまで抜いて、根元まで突き刺す


「あはっ、やだっ、あたしっ、あたしぃっ!!」


アリカちゃんは弓なりに背を反らす、口からはだらしなく涎を垂らしている
こんなアリカちゃん…初めて見るよ……


そうしていると、いつの間にかアリカちゃんの二つのお下げの三つ編みが解け、髪が下がっていた

軽くウェーブのかかった長い茶髪

ボクはその髪型の人をよく知っている


アリカちゃん…お母さんみたいだ……


長い茶髪を振り乱し、ボクの知らないアリカちゃんは嬌声をあげる

「やぁっ、やぁんっ、好きっ…! マシロちゃん、大好きぃっ!!」
「う…ぁ……アリカちゃん……」
「初めてなのに…あたし、初めてなのにっ、マシロちゃんのおちんちん大好きになっちゃってるっ!!」


"ぷしゅんっ…ぷしゅんっ……"とアリカちゃんのあそこから、泡立った液体が飛び散る

634血は争えない:2006/08/22(火) 15:15:01 ID:6u9.PPVI
「アリカちゃっ…そんなに激しくしたらっ!!」
「マシロちゃんっ、マシロちゃんっ、マシロちゃんっっ!!」
「イっちゃう…ボクもうイっちゃうよっ……」
「一緒にイこ…一緒にイこうよ……ねぇ、いっしょにイこうよっ!!」


アリカちゃんは上下の運動だけでなく、横や縦に腰をうねらす


「うわ…すごっ……アリカちゃんっ、それヤバいっ……」
「あはぁっ…いいよっ、しゃせーしていいよっ、あたしの膣にしゃせーしてぇっ!!」
「ダメっ…だよっ、赤ちゃん出来ちゃうよっ……」
「いいんだよっ、お姉ちゃんをじゅせーさせていいんだよっ、マシロちゃんの赤ちゃん欲しいよぉっ!!」

ボクが余計なことを言ったせいで、アリカちゃんは更に腰の動きを激しくさせる

「あっ、あぁっ、はぁんっ、マシロちゃんっ、マシロちゃぁぁっんっっ!!!!」
「アリカちゃんっ、ボク本当に出ちゃうっ!!」


"ドクンッ!ドクンッ!"


「あっあぁぁぁああ――――っ!!」


二人で絶頂に達する
ボクはアリカちゃんの一番奥に…出しちゃった……


「えっ…!?」

"じゅぷんじゅぷんじゅぷん…"

ボクが放心していると、膣の中の精液をかき回すように、アリカちゃんは再び腰を動かし始める

「ねっ、マシロちゃん…もっと…気持ち良くなろうよ……」



ボクは今のを含めて、四回もアリカちゃんの膣に大量に射精してしまった





「うん…あっ、マシロ…ちゃん…」
「起きた?」
「うん…私、寝ちゃってたんだ……」


目を覚ますとアリカちゃんはいつも通りに戻っていた
エッチしてる時…性格変わってたよね……


「なんか…あそこがドロドロしてて気持ち悪いよ……」
「じゃあ、お風呂入ってきたらどうかな…?」
「そうだね、じゃあ一緒に入って、洗いっこしようよ!」
「それは、ダメ。またしたくなっちゃうでしょ?」
「あ…う、うん……じゃあ、今日は順番に入ろうね」

635血は争えない:2006/08/22(火) 15:16:17 ID:yG1aH0ow



汗と精液を流してから、ボク達は再び布団の中で抱き合う

「ホントに赤ちゃん出来ちゃったらどうしよう…」
「その時はその時だよ」
「うん、そうだね……。あっ……」


アリカちゃんは手を耳に寄せ、蒼天の青玉を指で触る

「アリカちゃん、どうしたの?」
「私…マシロちゃんとしちゃったから、もうオトメじゃなくなっちゃったね…マシロちゃんを守れないや……」

ボクが問い掛けると、少し悲しそうにアリカちゃんは言う
そんなアリカちゃんに、ボクは……


「これからは…ボクがアリカちゃんを守ってあげる。だって、ボクはアリカちゃんの弟で恋人なんだから」


そう言うと…アリカちゃんは涙を浮かべて


「うんっ、ありがとう……大好きだよ、マシロちゃん……」
「ボクも大好きだよ、アリカちゃん」


口付けを交わす


ボクは一番近くて、一番大切な人…アリカちゃんを守り続ける


ボクは今日、この場所で誓った……



〜アリカ=ユメミヤの場合〜

636ニナ派:2006/08/22(火) 15:24:15 ID:RxKX8jYI
シズルやナツキみたいなお姉さんに責められるシチュが大好きですが、やっぱり同年代同士のほうが書きやすいです


長いのより短い方が粗も少なく、話を纏めやすい
シズルとナツキは、たぶん書き直します

637名無しさん:2006/08/23(水) 11:23:14 ID:t8SOSttI
は・・・恥ずかちぃ〜〜っ、アリカとのマジえっちって
読んでてこんなにも恥ずかしいものだったとは〜〜。
お姉ちゃんサイコォ〜〜!!

638名無しさん:2006/08/23(水) 19:26:37 ID:AojnGmW6
ニナ派氏いつも乙です。
ところでそろそろニナニーにも活躍の場を・・・

639638:2006/08/23(水) 19:34:59 ID:AojnGmW6
と思ったらリロードしてなかっただけで新作キテター
やはり、マシロくんとコーラルの初々しいHは良いものだ。

640名無しさん:2006/08/23(水) 20:48:06 ID:gwVwVUhE
アリカは潜在的淫乱ですか、そうですか

641名無しさん:2006/08/25(金) 01:24:32 ID:.0zaTXg.
しかしまあ、書き込みが少ないこと
本スレ見るかぎり結構見てる人多そうなんだけどなぁ

642名無しさん:2006/08/26(土) 14:37:42 ID:LO5UhIWI
マシロきゅんの攻めばかりだな

643名無しさん:2006/08/31(木) 23:28:02 ID:20YoaIa6
>>636
シズルはもう出さないでほしいんだが。
最萌対策スレのついでにここを見た信者が怒って荒らしそうだし。

644名無しさん:2006/09/01(金) 00:58:37 ID:0NU72css
なぁに、あの人達は散々アニメと漫画は別物だと言っているからいいのですよ

あー、そう言えば修羅発表時のゲームスレへの爆撃はひどかったな



まあ、今だに書いてくれてるのはニナ派氏だけだから、自由に書いてくれればいいと思う
荒れる荒れない以前に過疎なんだし

645名無しさん:2006/09/01(金) 03:57:04 ID:npriKl9Q
>>636

646名無しさん:2006/09/01(金) 04:01:59 ID:npriKl9Q
>>644
多少言い争いや武田厨の出現はあったが爆撃なんてものは無かったと思う。
被害妄想強すぎじゃね?

647名無しさん:2006/09/01(金) 08:06:50 ID:2bRsnmvg
いや、どう考えても>>643がおかしいと思うんだがね
アニメ版シズルファンは他のスレの、他のメディアのSSに文句付けるような人達ですから、書かないでくださいって言ってるようなものじゃん
シズルファンにもニナ派氏にも失礼だろ


そんなに嫌なら、まさに見なけりゃいいって感じだな

648名無しさん:2006/09/02(土) 11:07:29 ID:cXFgAW2.
この人の書くエロって特徴がないな。
マシロきゅんらしさが出てなくて、ただひたすらヤリまくってる感じ。

649名無しさん:2006/09/02(土) 11:29:49 ID:4.zOmd/w
それ以上に、投下間隔が短いのが災いになったのかマンネリ感がする
書いてる人が一人しかいないってのも原因かもしれないが

650名無しさん:2006/09/03(日) 01:46:07 ID:ay7lxBV2
普通にきもいですから
もう少し推敲してから投下しろよ

651名無しさん:2006/09/03(日) 02:49:36 ID:A2XurBr6
便乗叩きが一番うざい

652名無しさん:2006/09/04(月) 08:38:49 ID:ve3xH8tk
ワンパターンで抑揚のない文体で、正直飽き飽きというのも現実ということを認識したほうがいい。
精進すべし。

653名無しさん:2006/09/04(月) 16:10:33 ID:W24rp37Q
投下がひとりだけだけだから
スレを独占して神気取りになっちゃって
調子こいてんじゃね?
謙虚さを忘れたら終わりだなこいつ
馬鹿じゃねぇの?

654名無しさん:2006/09/04(月) 17:38:46 ID:jbCxayvs
>>653
つまり俺も投下してやる、ということかな?

655名無しさん:2006/09/04(月) 19:19:29 ID:MkSTRDFQ
>>653
こういうのが一番いらん
まさに口だけって奴だな

656名無しさん:2006/09/04(月) 22:43:00 ID:SArMNE7Q
まあまあ、ほっといてニナ派氏降臨を待とうぜ。

657名無しさん:2006/09/04(月) 23:17:31 ID:2XUWgc2E
マシロきゅんの受けが読みたい。
ヨウコの薬でラリったりとか男そのままだったりとかばかりだし。
女装少年の可愛らしさと萌え分が足りない。

658名無しさん:2006/09/04(月) 23:48:59 ID:ysHOnxNA
>>657
待て!
マシロくん責めのやつってどれだ!?

659名無しさん:2006/09/05(火) 01:16:20 ID:BdGFIQu2
最近のは、とりあえずエロばっか書いてるって感じ。
ニナルートとか書いてた時のクオリティを取り戻してほしい

いつも思うんだけど、ニナ派氏は非エロの方が向いてると思う

660名無しさん:2006/09/05(火) 02:29:04 ID:ah3e7pI.
ぶっちゃけ微妙な感情の機微の描写というか、そういう繊細なエロの才能ないと思う
そこらのスポーツ紙のエロ小説と同レベル
もっとぶっちゃけるとマジうざい

661名無しさん:2006/09/05(火) 02:39:15 ID:aq0xzicI
で、>>569の続きの修羅場ハーレムルートはまだなのか

662名無しさん:2006/09/05(火) 05:12:41 ID:Ju1ptaV6
結局シズナツが荒れた原因か。相手役にはニナとかアリカとかいるんだから
シズナツなんて出さなくていいのに余計なことするからこうなる・・・。

663名無しさん:2006/09/05(火) 09:14:23 ID:MpMf/85g
基本的には何を書こうが本人の自由なんだがね


そうそう、毎度毎度お疲れさまっす。常駐なさってたんですね
エロパロ板が事実上死んだら、次は避難所をターゲットにしたんですか、本当に暇なんですね

664名無しさん:2006/09/05(火) 10:20:43 ID:CQLhtYFs
んじゃ、次はタケダ×マシロでぜひ。

665名無しさん:2006/09/05(火) 10:31:39 ID:/a/eD8gU
>>663
マシロきゅんで書くなら心理描写もしっかり書いて欲しい。
最近のただ穴に突っ込んでハァハァしてるだけのエロばかりだと萎える。

666名無しさん:2006/09/05(火) 13:59:54 ID:/qXXUXWw
まったくだな
ぜんぜん判ってねぇよこいつ
なんというか、読者の声に耳を傾けるという謙虚な姿勢が全然見られない
投下しただけで、すべてに賞賛のレスがつくと思ったら大間違いなんだよ
少しは自重しろ

667名無しさん:2006/09/05(火) 16:04:06 ID:ACii7ytg
>>666
突っ込んだら負けかなと思った。

668名無しさん:2006/09/05(火) 21:03:05 ID:CUCTPCRQ
>>665
エルス物で一度は持ちかえしたとは思ったんだけどね
ここ三つは、やる気が無いような文章だったのは確か
沢山書くのは良いことだけど、適当なのはいけないと思う


>>666
丸尾くん「また的が外れた叩きっすかwwwwほんと飽きないっすねwwwwwwあっ、他にやることがないんすかwwwwwwwサーセンwwwwwww」

669名無しさん:2006/09/06(水) 00:00:33 ID:dgCoVMpE
せっかくの貴重な書き手がまた去ってしまったか
ここも終わったな

670名無しさん:2006/09/06(水) 00:36:36 ID:QEn1tM2s
スレの質の低下を招く書き手はもはや老害以外の何者でもないでしょ?
正直もう必要ないと思う。
まったりと雑談しながら新しい神の降臨を待ちましょう。

671名無しさん:2006/09/06(水) 00:41:30 ID:NChKJnfs
>>670
うわ…他力本願とかありえないな
老害って、まさにお前みたいな奴のことを言うのだがね


自己主張の強い乞食と口ばかりの馬鹿が常駐しているせいで、舞‐HiME関連のエロパロスレが栄えることはもう無いわな

672名無しさん:2006/09/06(水) 01:06:20 ID:k/Wmr0Ds
とりあえず、急がなくていいからもっと丁寧に書いて欲しい。

673名無しさん:2006/09/06(水) 21:14:48 ID:36Ot5H8o
いや、
もういい

674名無しさん:2006/09/06(水) 23:59:59 ID:QEn1tM2s
なんつぅか作者の思考というか嗜好がきもい
いやマジで
正気を疑うわ

675名無しさん:2006/09/07(木) 00:18:57 ID:eb4qbopU
毎日毎日飽きないね


あっ、他にやることなかったっすかwwwwwwwwサーセンwwwwwwww

676名無しさん:2006/09/09(土) 20:43:05 ID:IPmk8fXk
SS職人が帰ってくるのをいつまでも待ちますよ

677名無しさん:2006/09/09(土) 23:47:58 ID:d0OfXGr2
新規は歓迎だが、いつもの奴はもういらんから来なくていいよ
もううざいだけ

678名無しさん:2006/09/10(日) 20:06:29 ID:h0GK5yyU
もうニナ派氏も来ないだろ
一部の馬鹿が暴れたせいでな
ここも終わったな

679名無しさん:2006/09/10(日) 21:54:34 ID:GacN8a4w
これでまた来たら正気を疑うなw

680名無しさん:2006/09/10(日) 22:08:33 ID:zd/Imc8U
ならお前書けや責任とってな

681名無しさん:2006/09/11(月) 05:28:57 ID:2xYaFBN6
エロSS職人なんてそれこそ掃いて捨てるくらいいるし
心配せんでもそのうち誰か来るでしょ。
それまでは雑談推奨で投下しやすい環境を作りましょう。

682名無しさん:2006/09/11(月) 17:29:30 ID:5C8Bkgwg
雑談なら漫画キャラ板でする。

683名無しさん:2006/09/11(月) 22:06:31 ID:JsM6VkLE
と言うよりも荒らして荒廃させるのがコイツらの目的だろ
やだねぇ、シズルの話題が出てから急に荒れ果てた

684名無しさん:2006/09/11(月) 22:32:40 ID:ZlaP6lP.
マシロ×エルスの陵辱同人描いてる奴と似てる。
住人が求める物とは見当違いのSSばかり投下してるし、
キャラの性格が破綻してたり、あれだけ書けるなら推敲していいのを書いて欲しい。

685名無しさん:2006/09/12(火) 12:00:19 ID:dAnuDoHg
>>684
誰のこと言ってるんだ?

686名無しさん:2006/09/13(水) 01:19:27 ID:DpUy.ubQ
漫画板のほうは最初の頃と違って、腐女子を許容したせいで
取り返しがつかないほど臭いスレになりはてたしな
なんだあいつらは

687名無しさん:2006/09/13(水) 17:50:31 ID:LEa6tMNA
>>686
>>1をよく読め。
マシロくん本スレに文句あるならそっちで書け。

688名無しさん:2006/09/13(水) 18:56:40 ID:7KxLQ7xo
本スレの腐敗はもう手遅れだろ・・・・だからあれほど言ったのにな。
同様にここの荒廃も確定したしな。
ここももうおしまいだな。

689名無しさん:2006/09/13(水) 21:27:04 ID:oVFKnrGs
ニナ派以外誰も書きゃあせんからな

690名無しさん:2006/09/14(木) 01:17:45 ID:waxoFB3E
ニナ派のくせにニナを蔑ろにしすぎ

691名無しさん:2006/09/14(木) 17:05:18 ID:X11vS7pI
>>690
おまwwそれ難癖すぎwww

692名無しさん:2006/09/14(木) 23:02:25 ID:75fqOuYw
むしろ、姉派だな

694名無しさん:2006/09/17(日) 09:21:45 ID:lsH05R/A
どうでもいい

695名無しさん:2006/09/17(日) 17:10:10 ID:r5nDrzdk
692 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/09/14(木) 23:02:25 [ 75fqOuYw ]
むしろ、姉派だな

694 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/09/17(日) 09:21:45 [ lsH05R/A ]
どうでもいい


693のレス、何処に行ったか知りませんか?(´・ω・`)

696名無しさん:2006/09/18(月) 11:11:38 ID:CFJNRfUo
はじめからなかったんじゃない?

697名無しさん:2006/09/18(月) 11:57:53 ID:5JX8/pLA
エロパロ初投稿。読みにくかったら申し訳ない。

698『ゆめのかたち 過去1』:2006/09/18(月) 11:58:28 ID:5JX8/pLA
 少女は夢を見ていた。
 凍える大気の下、絶え間なく襲い来る空腹感と、周囲に満ちあふれる剣呑な死の気配に包まれた世界の真っ直中で。

 もう顔も思い出せない両親への思慕に、頬を熱く濡らしながら。
 ほんの僅かな暖を求めて、肌のひび割れた手足を動かしながら。
 喉の渇きを潤すべく、油の混じった泥水を必死にすすりながら。
 決して死すまいと、生存本能のささやきに突き動かされながら。

 この地獄から抜け出し、生命を脅かされずに暮らせる日々を。
 見知った者が夜半に息絶えることなく、生きて朝を迎えられる環境を。
 子供達がこのような悲惨な境遇に甘んずることなく、安心して過ごせる世界を。

 痩せこけた小さな身体を抱えて、ずっと夢見ていた。

699『ゆめのかたち 未来1』:2006/09/18(月) 11:59:48 ID:5JX8/pLA
 ぎゅっと抱き締められたまま、少女はベッドに横たえられた。
 全身に伝わるものは、少女の身体を包むように沈み込んだ寝具の柔らかな感触と、彼女を
抱擁する少年の体温。緊張しているのか、彼の身体はほんのりと熱い。
 室内の照明は灯されておらず、カーテン越しに投げかけられる月の輝きだけが、見つめ合う
男女の姿をおぼろげに浮かび上がらせる。
 互いの吐息が頬にかかる程の至近距離で、二人の視線が重なった。深緑色と茶褐色の双眸は
合わせ鏡となり、恋人達の胸中に宿る想いを写し出す。
 少年は女の子のようにたおやかな繊手を伸ばし、少女の頬から首筋に至るラインをそっと
撫でる。少女への慈しみと愛情に溢れた動作で、掌全体を使って彼女を感じる。優しく舞い降りた
心地よさに、あえかな声が少女の口から漏れた。

 黒髪がさらりと流れる。一切の染料を用いず、少女が常日頃から手入れを怠らない艶やかな
髪は、彼女が有する貴石そのままの美しい黒。陽光を受けて煌めく様が素敵だと、以前に少年が
褒めてくれた、彼女にとって自慢の髪。プロポーション面での女性らしさで、親友たちに
及ばないと自覚している少女だが、この一点だけは負けていないと内心で誇っている。
 対する少年は、夜明け前に白く染まる空を切り取ったような、透き通る銀蒼色。市販の
シャンプーで洗っているだけとは信じられない程、きめ細かく柔らかな髪質は、級友達のみならず
少女にとっても羨望の対象である。当人のほっそりした顔立ちと相成って、知らぬ者から見れば
麗しい女性としか思えない美貌を醸し出している。これで男性だというのだから、彼はきっと
美女好きな神様の寵愛を一身に受けて誕生したのだろうと、よく冗談を交わしたものだった。

 少女の腰に回された腕に力が入り、少年の元へ静かに抱き寄せられる。更に近付く二人の距離。
鼓動が一段高まり、頬に朱が散る。互いの吐息が甘美な香りとなって、恋人達の身体に
燠火のような熱気を吹き込んだ。
 無言のまま、二人は口付けを交わす。桜色の小さな唇を触れ合わせるだけの、小鳥のような
幼い接吻は、しかし身をとろけさせるに充分な天上の悦楽をもたらした。呼吸さえ忘れ、
全知覚を唇に集中させて、互いの感触に酔いしれる。
 もっと深く感じ合いたくて、相手の身体を強く抱き締め、足を絡ませ、全身で想い人を
確かめ合う。主とマイスターの契約を超え、本当の意味で身も心も一つになりたい――陶然と
なりながら、恋人達の思いが溶け合う。

 瞬間、かちっと無機質な音が鳴る。キスにのめり込むあまり、二人の歯が軽くぶつかったのだ。
この種の技巧については、双方とも経験が致命的に不足している故の失態。互いの未熟さに、
どちらともなく破顔する。
 しばし笑い合った後、少年は傍らの人に確認の言葉を送る。少女は消え入りそうな程
恥ずかしげな、そして幸福に満ちた面持ちで小さく頷くと、体中の力を抜いて少年に我が身を
委ねた。少年は少女の衣服に手をかけ、一枚ずつ丁寧に剥ぎ取っていく。

 外気に触れる面積が少しずつ増え、生まれたままの姿に近付く中、少女は紅潮したまま、
自身の鼓動と衣擦れの音をじっと聞いていた。

700『ゆめのかたち 過去2』:2006/09/18(月) 12:01:02 ID:5JX8/pLA
 地獄からの脱出は、少女にとって予想もしない形で訪れた。
 薄汚れた不潔な界隈に似つかわしくない、豪華な身なりをした白髪の童子が、何の前触れもなく
少女の前に現れたのである。当時の少女に家族や友人は無く、他人は全て強盗や強姦魔の
類縁であったため、当然の帰結として、少女は我が身を護るべく童子に牙を剥いた。
 しかし、少女の戦闘は一秒とかからず終了した。童子の近辺に立つ屈強な男達に取り押さえられ、
少女は何一つ出来ないまま無力化される。地面に倒され土にまみれた瞬間、少女は貧民街における
敗者の末路に思いを馳せ、避けようのない死を覚悟した。
 だが、死神の抱擁が少女を包み込む事はなかった。
 国内視察の目的でスラム区域を訪れた白髪の童子――ナギ・ダイ・アルタイが、一体どのような
気紛れか、少女を自分の手元に置く事を選んだのである。北方を治めるアルタイ公国の
大公殿下たる自分に噛みつこうとした少女に興味を持ったのか、這いつくばる惨めな姿を滑稽に
感じたためか、あるいは少女の内に何らかの資質を見出したのか。実のところ、ナギ本人にも
判然としていなかった。
 ともあれ、少女は住まいを大公城「黒曜宮」の一室に移すことになり、日々の食事に
不自由しない住環境を、全くの偶然から手に入れる運びとなった。

 無論、絶対神の恩寵を受ける身分ではない少女には、生活の質向上に見合うだけの試練が
用意されていた。即ち、ナギの従者として必要な技術と振る舞いを身に付け、生涯を
大公殿下ひいてはアルタイ公国に捧げるという道。まともな教育を受けた覚えのない少女に
とっては、教育課程での過労死すら冗談に聞こえない程の、過酷で厳しい日々の始まりであった。
 もっとも、少女はこの状況に不満を感じてなどいなかった。ナギに拾われなければ、
あの貧民街で遠からず命を落としていた確率が極めて高く、生命の危険に晒されない場所で
暮らせるなら、不平など生まれるはずもなかったのである。黒曜宮での暮らしに慣れてからも、
その考えは変わらなかった。

 その代わり、少女の中で変化した事が一つ。教育を受け、世界のあらましと人々の生活水準を
知るにつれて、少女はかつての自分と同じ境遇にある子供達が、アルタイ国内で想像以上に
多く存在する事実を痛ましく思うようになっていった。
 大公殿下に拾われるなど奇跡に等しい確率であり、そんな幸運に巡り会えなかった幼子が、
貧しい生活から抜け出せないまま、今も何処かで息絶えている。この現状が、ただ日々を
生きていた頃には無かった、鋭い胸の痛みを少女に宿す。痛みはやがて、少女を勉学に邁進させる
起爆剤として作用し始めた。

 有能な従者として腕を奮い、国のために力を尽くすことで、昔の自分のような生活を
強いられる子供達を、一人でも減らせるかもしれない。少女は眠る間も惜しんで、自身を
高める事に没頭した。
 あの苦しみを、もう誰にも味わって欲しくない。その思いが、少女の唯一最大の原動力であった。

701『ゆめのかたち 未来2』:2006/09/18(月) 12:01:58 ID:5JX8/pLA
 少女の肌は白く、柔らかな弾力を伴って全身を覆い、肩から腰にかけてのゆるやかな曲線を
描き出す。胸の高鳴りが少女の身体を薄桃色に染め上げ、胸元の果実の頂には、肌以上に紅く
淡い色合いが蕾のように咲いている。
 少年は神聖な存在に触れるかのように、細心の注意を払いながら、少女の胸を掌で包み込む。
同年代と比べて小振りな膨らみは、しかし少年の手にぴったりの大きさで、どことなく真珠貝の
重なりを想起させた。
 痛くないように、傷付けないように、だけと気持ちよくなってくれるように――手が
攣りそうな程ガチガチに緊張しながら、少年はゆっくりと少女の膨らみを揉む。ぴくんと少女が
反応する様を、手で感じ取りながら、しっとりと温かい感触を堪能する。指先で押した分だけ、
内側からの弾力で跳ね返る様子が愉しくて、少年の動作は少しずつ大胆になっていった。

 やがて手の平の中心部分に、固い突点が生まれる。手を動かす度にそれが掌に擦れ、連動して
少女の頤が微かに上がる。正体を何となく察しながら少年は手をずらし、少女の先端に目を遣る。
予想した通り、紅色の突起が愛撫を求めるように屹立していた。
 少年は力加減に注意しつつ、少女の頂を指でそっと摘まむ。はあっ、と漏れる吐息。芽吹く
直前の花に似た初々しい突点に再び指を伸ばし、胸を揉みしだきながら愛撫を続ける。赤子を
あやす要領で、小さな萌芽を優しくこね回し転がすにつれて、少女の呼吸が段々と荒くなっていく。
 次第に指だけでは物足りなくなって、少年は少女の胸元に顔を近付け、突端に唇で触れた。
直後、少女の躰がびくんと揺れる。反応に幾ばくかの自信を得ると、少年は胸中を灼く想いの
全てを言葉以外の方法で伝えんとばかりに、愛撫を続けたままで蕾を口に含み、舌先で慎重に
転がす。少女の背筋を断続的に奔る甘い痺れが、その間隔を徐々に狭めていく。

 いつしか二人の呼気が揃って乱れ始めた頃、少女の膨らみを揉みながら、少年は万感の思いを
込めて紅色の蕾を甘噛みした。刹那、普段の少女からは考えられないほど、艶めかしく官能的な
喘ぎ声が室内に響く。理性を離れて飛び出した声音に含まれる悦びの色に、少女は首筋まで
紅く染め上げ、羞恥に顔を伏せる。無意識に漏れただけに、少女自身が驚くほど、はっきりと
「女」を感じさせる声だった。

702『ゆめのかたち 過去3』:2006/09/18(月) 12:03:03 ID:5JX8/pLA
 少女が自らに課した勉学の日々は、その密度にふさわしい成果を少女にもたらし、気が付けば
ナギに仕える従者の中で、彼女ほど優秀な人材は見当たらないまでに成長を遂げていた。
マナー全般は元より、数多の学問への精通、芸術各種の嗜み、そして格闘術に至るまで、
およそ考えつく全ジャンルにおいて少女は優れた成績を見せつけていた。
 その秀でた能力は、少女に更なる機会を与えた。即ち、アルタイの南方に位置する
ヴィントブルーム王国内のビューネ自治区に居を構える、乙HiME養成機関『ガルデローベ学園』
への入学。全世界の女性にとって憧れの職業であるマイスター乙HiMEへの道が開かれるなど、
少女は夢想だにしていなかった。

 少女を推薦したナギに言わせれば、アルタイに仕える主要軍事兵力を増産するにあたって、
ガルデローベへの入学資格をクリアしている資質ある者であり、且つ戦闘で死亡しようが
痛くも痒くもない人材が、たまたま少女だけだったに過ぎない。しかし少女にとって、
裏の事情などどうでも良かった。それ以前にマイスター乙HiMEへの憧憬すら、大して
持ち合わせてなどいなかった。
 少女には、自分を育ててくれたアルタイへの恩返しを、彼女が想定していた以上の規模で
行えるかもしれない、という喜びが全てであった。胸中に今も広がる、冷たく荒んだ貧民街の
光景を、現実の地平から消し去る可能性が高まるなら、職種など何でも構わない。

 ともあれ、開かれた道が乙HiMEに通じているのなら、そこを目指して突き進むのみ。
アルタイの援助を受けてガルデローベに入学した少女は、ここでも多大なる勤勉さと学習能力の
高さを示し、コーラルと呼ばれる予科生の中で主席を維持し続ける事に成功した。全ては
アルタイの為、自分を拾ってくれたナギに報いるため。
 この基本姿勢は、学生寮で同室となったアリカ・ユメミヤ及びエルスティン・ホーとの
親交を深めて以降も、決して揺らぐ事は無かった。友人と楽しく過ごす日々においても
気を緩めず、常に自らを磨き続ける事を念頭に置いた結果、少女は傍目から見ると、
表情の変化に乏しい無個性な人格に育つ事となった。優秀な成績へのやっかみから、
冷たいエリート様と受け取られがちになっても、少女は意に介さず歩みを止めようとしない。

 多感な心を内側にしまい込み、真っ直ぐ目標を見据えて進み続ける――これが自分に与えられ、
そして自分で決めた生き方なんだろうと、少女は漠然と感じていた。恐らく一生、
このスタイルを崩すことなく生きていくのだと、信じて疑わなかった。


 あの日、一人の少年と出会うまでは。

703『ゆめのかたち 未来3』:2006/09/18(月) 12:04:35 ID:5JX8/pLA
 偽らざる心中を吐露することが恥ずかしくて、少女は自分の指を噛み、漏れ出る声を懸命に
抑えようとする。そうでもしなければ、少年に与えられる刺激がもたらす愉悦と、彼に愛される
歓びに、我を忘れてはしたない姿を晒しかねない。
 そんな涙ぐましい努力を続ける少女の姿は、世の男性全てがぞくりとする程、淫靡で
いじらしいものだった。勿論、間近で見つめる少年が例外に属するはずもなく、全身が
燃え出すような熱気が体内に宿る様を、呆と感じている。

 少年は身を灼く情感に突き動かされるかの如く、愛撫する場所を少女の上半身から下方へと
移動させた。張りのある白い太股をそっと撫で、すべすべの感触に酔いしれる。更に
もう片方の手で少女の背筋をなぞり、日焼けしていない首もとに口付けすると、少女の躰は
所有者の意思を離れて大きく仰け反った。
 室内を包み込むのは、恋人達の肌が触れ合う音色と両者の吐息。そして二人の身体から
発せられる、本能を揺さぶる芳醇な香り。鼓動と体温が跳ね上がり、全身がどろどろに溶けて
混じり合う錯覚に見舞われながら、若い男女は身体を重ねる。

 少年の手が更に下部へ伸びる。少女の桃色に張る膨らみをつるりと走り、膝下を通り、
牝鹿のように細く力強い脚元にかけて、洗礼の御手をかざす聖職者に似た動作で駆ける。
緊張で強張る肢体を解きほぐす気持ちで手を動かす度に、少女の口元から声にならない呼気が
零れ落ち、小さな身体は弛緩の度合いを強めていく。今や少女は、自分の意志で満足に
手足を動かせない程、脱力しきっていた。
 少年の手が両足の内側に差し掛かった時、二の腕が一瞬だけ、少女のうっすらした茂みを
かすめた。冷たい感触が走る。汗ではない何かが、少女を潤わせていた。大好きな人を
悦ばせてあげられた感動が少年の胸に溢れ、下腹部の奥底にどくんと火が点る。

 少年は少女の膝下を優しく持ち上げ、緩やかに左右へと開いていく。半ば惚けていた少女は、
自分が何をされているのかに気付いて、一気に理性を取り戻すが、少年の動きを止めることは
出来なかった。もはや足を閉じる力さえ無く、されるがままの少女には、微かな拒絶の声を
挙げるしかない。
 少女は緊張と羞恥で死にそうになりながら、女の全てを少年にさらけ出す。むっとする程に
濃密な香りを醸し出す園は、蜂蜜を浴びせたみたいに甘く濡れていた。
 つうっと指先で入口をなぞる。微かに触れるだけの弱々しい愛撫は、しかし少女に最大級の
衝撃をもたらした。何とか閉じようとしていた口が大きく開き、懸命に抑えていた喘ぎが
一気に溢れ出し、意志と無関係に背筋が反り返って足が伸びる。今まで少女を悩ませていた
刺激が、取るに足らない幼稚なものに思えてくる程、この愉悦は段違いだった。

 少女の瞳から流れ落ちる、熱い雫が一筋。頭の中が白く染まり、理性が消し飛びそうに
なりながら、潤んだ少女の双眸は真っ直ぐ少年に向けられる。少年だけを見つめ、求めている。
二人の視線が交錯した時、言葉など不要だった。
 少年は傍らの恋人を強く抱き締め、唇を重ね、熱い蜜が流れ出る秘所を懸命に愛撫する。
まるで指人形のように、少年の僅かな指の動きが、少女の身体を幾度となく揺さぶり、くねらせる。
少女は声を抑える事を忘れ去ったかの如く、重ね合った口の中に、喜悦の全てを吐き出していた。

 こんこんと湧き出る蜜が、少年の手をべったりと濡らし、シーツに深い染みを作る。
だが少女はそんな事を気にかける余裕も無い。自らを抱き締めてくれる最愛の人の体温と、
身体をわななかせる少年の感触だけが、少女に感じられる全てだった。

704『ゆめのかたち 過去4』:2006/09/18(月) 12:06:01 ID:5JX8/pLA
 引っ込み思案で頼りなく、人の上に立つ品位と自覚に乏しいお姫様――少年に対して少女が
抱いた率直な第一印象がこれである。少年に対して『お姫様』というのも奇妙な話だが、
当時の少年は暗殺された姫君の影武者として女装しており、しかも驚異的に様になっていたため、
少女を含むガルデローベ生徒の誰一人として、普段の生活から真実を察する事は出来なかった。
 社会的身分の差から、少女は少年に対し礼節をもって接していたが、それはあくまで
乙HiME候補生としての義務感に基づいており、個人的な親愛とは程遠い。王族と一般人の間に
馴れ合いなどもってのほか、と考える少女からすれば、多少の緊張感を孕む関係こそ
最善と呼ぶにふさわしい。

 そういう考え方に揺らぎが生まれたのは、万能型の少女が唯一不得手とする被服学の課題に、
夜遅くまで取り組んでいた時のこと。何度やっても慣れない針仕事で怪我した指に、少年は
そっと手当を施し、純粋な行為から課題を手伝ってくれた。いずれ乙HiMEの主となるべき者として
失格と言う他ない、己の立場を弁えない愚行。だというのに、少年が向けた笑顔と、
肩にかけてくれた上着の温かさは、少女の中にあった冷たい壁を知らぬ内に溶かし始めていた。

 やがてガルデローベにナギが訪れた際、様々な紆余曲折を経て、少女はヴィントブルーム国の
姫君に隠された真実を知った。まさにその日、迫り来るテロリストの脅威と死の危険に
晒されながら、名も知らぬ誰かを懸命に護ろうとする少年の姿を、少女は間近で目撃したのである。
 黒科学を信奉するシュヴァルツに操られたスレイブの圧倒的な力に、少年は対抗手段など
何一つ持っていなかった。それどころか、界隈のチンピラ程度ですら、少年が喧嘩で勝利する
確率はかなり低い。最低限の護身すらままならぬ、完膚無き弱者に過ぎない少年が、
しかし街を焼き払うに足る熱線の照射口を前に一歩も退かず、市民を救う為に傷付いた身体で
立ち上がってみせたのだ。

 少年に秀でた才能は無い。明晰な判断力を備えているとは言えず、緊急事態に動ぜぬ
鋼の精神力もなく、相対する者を跪かせる威厳も身に付けていない。せいぜい姫君という
偽りの身分を振りかざして、多少の政治力を行使するだけで精一杯。張り子の虎を演ずるまでが
限界のはずだった。
 しかし、それは間違いだった。
 少年には、誰もが認めざるを得ない美点があった。他人を自らの半身であるかのように慈しみ、
いつしか敵味方の垣根すら越えて人々を惹き付けて止まない愛情の深さと、他者を護るために
自身が傷付く事を恐れず立ち向かう勇気。人が人として生きていく上で何より大切な心を、
少年は確かに持っていた。

 少女が掃き溜めのような環境でがむしゃらに生きていた頃に絶えず夢想してきた、そして
成長してからは自らもかくあるべきと望み続けた、弱者を助け救い出すために戦う
誰かの姿――決意の言葉と共に戦い抜こうとする少年の背中に、少女は追い求めたものを
はっきりと見出した。
 その姿を美しいと思った。
 その心の在り方を誇り高いと感じた。
 その優しさを、何より尊きものだと確信した。

 この時、少年が見せた魂の輝きへの感動こそ、少女にとって生まれて初めての恋と――純粋な
愛の始まりだった。

705『ゆめのかたち 未来4』:2006/09/18(月) 12:07:00 ID:5JX8/pLA
 互いの手を取り合い、身体の大部分を密着させたまま、少年が少女の中に入り込んでいく。
濡れそぼった秘所は男性を受け入れる準備こそ出来ていたものの、未だ穢れを知らぬ無垢な躰は、
侵入を拒むかのように狭い。少年は、とにかく少女を苦しませぬよう、ゆっくり時間をかけて
腰を進める。
 やがて、何かを突き破る感触と共に、恋人達は最深部で繋がった。みっちりと、きつきつで、
息苦しいぐらいに。

 赤い血潮が流れ出る。痛がれば少年が悲しむと解っていたから、少女は必死の思いで苦悶を
表に出すまいとしていたが、やはり限界があった。抉り取るかのような激痛は、そのまま
少女の面持ちを歪め、悲鳴を漏らしてしまう。けれど、生まれて初めて体験する苦しみを
受けて尚、少女に後悔など微塵も無かった。
 胸中を満たすのは、自らが女になったという感慨と、身も心も少年と一つになれた事への喜び。
肺腑に異物が突き刺さる痛みさえ、何人にも消し去れぬ聖なる証なのだと、
愛おしく思えてならない。

 繋がったまま、両者とも動かない。少年は自身を締め付ける感触の心地よさに陶然としながらも、
下手に動けば少女を苦しめると知っていたため、腰を前後させようとしない。少女の髪を撫で、
身体中に口付けし、苦悶が和らぐのを忍耐強く待ち続ける。
 少女の体内から痛みが弱まり、打ち付けられた楔の熱い質感を冷静に見つめられるように
なるまで、およそ十分弱。恋人達は、まるで一つの生物であるかのように、呼吸を合わせ、
鼓動を重ねていた。

 やがて少女はにっこりと微笑み、少年に対して小さく頷く。これを合図に、少年はゆっくりと
律動を開始した。
 身体の最深部で互いの熱が混じり、溶け合って、次第に全身を灼く炎に変わる。最初こそ
ぎこちなかった動作は、次第に滑らかになり、内側から溢れ出る快楽に包まれて段々と激しくなる。
対となる半身を得た肉体が、持ち主の制御を離れて、本能に直接働きかけているようだった。

 二人の声音に甘美の色が混じる。結合部が擦れ合い、潤いを増すにつれて、恋人達の理性が
薄れていく。全身の細胞を驚喜させる悦楽と、止まらない愛おしさに背を押され、二人は
無我夢中で互いを感じる事に専心する。
 動き続けたまま唇を重ね、舌を絡ませると、また新たな快楽が生まれた。抱き合っただけ、
触れ合っただけ、無数の歓びが一組の男女を包み込み、止むことなく走り続ける。
 心も身体も、肌を重ねる恋人で一杯だというのに、魂さえも溶け合うかのよう。
 気持ち良くて。良すぎて。こんなにも、とろけていってしまう。

706『ゆめのかたち 過去5』:2006/09/18(月) 12:08:21 ID:5JX8/pLA
 なるだけ感情を表に出さないよう過ごしてきた少女は、胸中に一片の想いを宿した後、
内心の動きを面持ちに乗せる事が多くなっていった。しかし、笑顔ばかりとは限らない。
特に少女の場合、沈みがちな顔を見せる機会の方が、ずっと増えていた。

 少女は常に少年の傍に居た。短いながらも密度の濃い時を過ごす内に、少女は少年が持つ
愛情の形を、よく理解するようになる。彼の慈愛は、特定の個人だけに注がれる類のものではなく、
世界中の他者全般に捧げられる父性的なものだった。それ自体には何ら落ち度は無く、誰からも
非難される謂われのないものである。男女間の恋愛感情が芽吹いていない事が、彼の愛し方の
形成に影響している点は否めないが、少女に不満などあろうはずもない。
 ないのだが――少年の気持ちはともかく、対外的に見て少女が少年の一番になれていない事を
示す出来事が、立て続けに起こった事は、決して喜ばしいものではなかった。

 少女の親友であるアリカ・ユメミヤが、母親がシュヴァルツの本拠地「黒い谷」で生きていると
聞いて飛び出した時、少年は危険を承知でアリカを追う事を選んだ。そして黒い谷を襲撃する
カルデア帝国軍との戦闘中、少年はアリカと正式な契約を結んだのだ。王とマイスター乙HiMEの、
生命を共有する誓いと共に。
 その後更に、もう一人の親友エルスティン・ホーが少年の正体を知り、想いを真正面から
伝えるようになった事で、社会的な立場でも、秘密の共有においても、
少女は特別な位置に立つ身ではなくなっていた。

 追い打ちをかけたのは、ナギから突然連絡された、マイスター乙HiMEとしての帰還命令。
この命令があと一年早かったなら、少女は何の憂いもなく、喜びをもってアルタイに
戻っていただろう。けれどあの時、念願であったアルタイのマイスター乙HiMEへの就任を
確約されながら、少女に嬉しさはなかった。胸を刺すのは、冷たい空虚を注ぎ込む寂寥感。
 アルタイへの帰還は、そのまま少年との別れを意味する。かつて人生を賭して追い求めていた
マイスターへの道を躊躇させる程、少女は少年を愛してしまっていた。不幸な子供達をこれ以上
生まないために尽力するという少女の夢は、いつの間にか、少年と共に尽力する夢へと
変わっていた。
 静かに降りしきる雪の下、王族として人々のために尽くす道を選んだ少年を前に、少女は
想いを伝えようとするも、最後の一言を口にする事はなかった。少年の崇高な決意を阻みかねない
告白をするまでに、少女は我が儘になりきれなかったから。
 遠ざかる背中を前にして泣き出さずに済んだ事は、殆ど奇跡に等しかった。

 こうして迎えた別離の瞬間。しかし急転直下する運命は、悲嘆に暮れた日々さえも濁流の藻屑に
変えてしまう。
 真白姫の胎動と真祖の敵対、セルゲイ・オーギュスト宰相の暗躍、そしてナギの死。迫る
危機的状況の最中、力と絶望による支配を目論む暴君に宣戦布告する少年の姿に、少女は
運命に選ばれし王の御姿を確かに捉えた。力を貸して欲しいと、差し出された少年の手が、
少女に一歩踏み出す勇気を与える。
 ナギから託された貴石で少年と契約を交わす時、頬をつたった涙の熱さを、
少女は未来永劫に至るまで鮮明に思い出せるだろう。

707『ゆめのかたち 未来5』:2006/09/18(月) 12:09:19 ID:5JX8/pLA
 少年に内奥を埋め尽くされ、少女は官能の火にあぶられて、ただ喘ぐ。少年が入ってくることで、
全身がわななき、むせび泣き、喜悦の声を震え出してしまう。
 燃え出すように身体が熱い。自分が熱いのか、それとも少年が熱いのか、それすら判らない。
ただ、この熱さは少女を蕩けさせ、愛し合う喜びに浸らせるだけ。

 律動がまた一つ。頭の中を純白に染め上げる快感が、少女を反り返らせる。少女が自分の意志で
出来る事など、もはや首から上を左右に動かすだけ。手足や腰元は、とっくに彼女の制御を離れ、
勝手に動き回って言うことを聞かない。髪を振り乱し、声を挙げることが、彼女に許された
意思表示の全てだった。
 二人の呼吸が重なる。すぐにズレて、喘ぎが漏れる。そしてまた重なる。痺れにも似た快感。
 下腹部の心地よさが全身に広がり、熱を帯び、どんどん臨界点目掛けて高まっていく。
身体がばらばらになり、心までも消し飛ぶような、圧倒的な衝撃が威力を増す。このまま
精神が砕け散ってしまいそうな恐怖が脳裏を過ぎり、力が入らない手足を懸命に動かして、
少年に精一杯しがみつく。

 少女にはもう外界の様子など何も解らない。伝わるのは少年の感触だけ、胸を満たすのは
少年への想いだけ。両手で抱き締めても、両足を絡ませても、唇でついばんでも、
愛しさが内側から溢れて零れ落ちてしまう。
 あまりにも強すぎるから。
 少年がどんどん少女の中に入ってきてしまうから。
 空虚だった少女の中に、何時の間にか入り込んで、一杯に満たしてしまったから。
 もう彼のいない世界を考えられない程に。離れては生きていけないと確信させる程に。
 こんなにも、愛してしまったから。

 びくんと、身体が揺れる。限界が近いと本能が告げている。最後の瞬間が迫っている。
 少女だけでなく、少年もまた、極限を迎えようとしていた。乱れきった呼吸を合わせ、
互いの手を握り締め、頂点を目指して駆ける。喉の奥からせり上がる声は言葉にならず、
しかし情感の全てを音色に含有したまま、室内に響き渡る。
 水気を伴ってぶつかりあう二人の身体。貫かれる度に声が跳ね上がり、粘度を増し、
何かが高まっていく。両者とも切迫した気配に支配され、後戻りすることも出来ない。
ただ真っ直ぐ、視界に広がる光の中へ走り抜けるだけ。
 そして最後の一突き。魂の深奥で未知の閃光が奔り、一気に爆発して全てを呑み込んでいく。
二人は同時にこの瞬間を迎え、悲鳴に近い絶叫と共に、決定的な何かへ到達した事を知る。
無重力空間へ投げ出されたような浮遊感の中、全身が硬直し、痙攣を繰り返す。
 数秒間、身体がガクガクと揺れ動いた後、脱力した身体がベッドに倒れ込んだ。
少女は心地良い疲労感と、繋がったまま覆い被さる少年の重みに包まれ、忘我の境地を
緩やかにたゆたう。心と躰の奥底に、生涯忘れ得ぬ聖痕が刻まれた事を、はっきりと感じながら。

708『ゆめのかたち 過去6』:2006/09/18(月) 12:10:12 ID:5JX8/pLA
 少年に戦士の力量は無かった。少年は戦う術を持たぬ存在だった。彼の本分は戦闘から
離れた場所にあり、その点を責める事は全くの見当違いである。だが危険な戦場に立つ事の
多い少年が、後ろで護られねば生き抜けない弱者である事は、動かし難い事実であった。
 まして、マイスター乙HiMEにも並ぶ戦闘力を持つ太古のHiME達と、かつて世界を焼き払った
伝説のチャイルド、そして敵側に回った真祖という絶望的な戦力を相手取らねばならなくなった時、
少年は戦士達にとって単なる足枷にしかならない。
 けれどあの時、少年は後ろで護られるだけの存在ではなくなった。

 閉じこめられた幻想世界の中で過去の自分に戻され、過酷な境遇に絶望しそうになりながらも、
少年は自らの意志で立ち上がり、戦ってみせた。己が何者であろうと、あるがままの自分を
受け入れ、前に進む事を誓った少年の前に、現れたのは純白に輝く一振り。
 真白なる金剛石――全てのGEMを統べる、王者の証たる貴石を柄に収めた剣を手に、
少年は封じられた世界を砕き、少女達の元へ帰ってきた。
 王者として振るわれた一閃は、巨大な暗黒竜とHiMEを、そして闇に捕らわれた真祖を断った。
セルゲイの不意打ちで一度は斃れるも、決して砕けぬ輝きと共に蘇り、乙HiME達の力を受けた
白き闘衣を纏って、惑星を破壊せんとする黒い意志を斬ってみせた。

 その過程を、少女は、すぐ間近で見つめていた。どれだけ苦痛に苛まれようと、
どれだけ深い絶望に見舞われようとも、かけがえのない人々の為に何度でも立ち上がろうとする、
気高い王の横顔を。
 我欲に乏しく、他者への思いやりがもっとも強い行動原理になる点において、少年と少女は
似た者同士と言える。同じ方角を向き、歩いていこうとする魂の在り方こそ、
少女が惹かれたきっかけだったのかもしれない。

 戦いが終わり、顔を涙でくしゃくしゃにして少年に抱き付きながら、少女はそこに至るまでの
日々を噛み締めつつ強く思った。この人を好きになれて、本当に良かったと。

709『ゆめのかたち 未来6』:2006/09/18(月) 12:11:03 ID:5JX8/pLA
 静寂の中、どのぐらい呆としていただろうか。少女が大儀そうに頭を動かし、双眸を
見開いたところで、少年と目が合う。どちらとも、疲労を漂わせながら満ち足りた表情で、
小さく破顔した。自分達が遂に一線を越えた事を実感し、気恥ずかしさと誇らしさが胸一杯に
広がる。
 今や触れ合っていないと我慢できなくて、恋人達は身体を寄せ合い、何をするでもなく
時の流れに身を任せる。この瞬間が永遠に続けばいい、このまま時が止まってしまえばいい――
そんな事を思ったのは、果たしてどちらだったか。
 月は天宙高く、煌々と優しい光を下界に投げかける。闇夜の涼風がカーテンを揺らし、
熱気のこもった部屋に心地良い冷気を吹き込む。耳鳴りを覚える程の静けさは、
天が二人に贈ったささやかな祝福の一時か。

 寄り添ったまま、しばしの語らいを経た後、彼等は再び互いを求め合った。
 少年の手が改めて少女の身体に触れ、眠れる官能を掘り返す。初回と違い、彼女の反応する箇所が
飲み込めた為、少年の動きはより的確になっていた。たちまち少女は燃え上がり、積極的に
身体を絡ませ、少年の腕の中で艶めかしい女の舞いを踊る。
 共に在ることを義務付けられた一振りの剣と鞘の如く、
惹かれ合わずにいられなかった魂たちは、肉体の垣根を越えて一つに溶け、混じり合っていく。

 深まる夜の中、恋人達は再び熱く潤っていく。

710『ゆめのかたち 過去7』:2006/09/18(月) 12:11:32 ID:5JX8/pLA
 再び平穏な日常が戻ってきた時、少女の新しい日々が始まった。
 尊敬する先輩方、屈託無く笑い合える友人達、そして誰よりも大切な人と共に、
賑やかで心躍る日常が繰り返されていく。
 夢の追求に関してはこれまでと変わらなかったけれど、たった一人の孤独なレースではない。
 傍で支えてくれる人がいる。
 共に進んでゆきたい人がいる。
 それだけで、世界はこんなにも彩りを豊かにしてくれた。

 少女と同じく、少年に心惹かれる者が居る。少女が先行している部分は特に無かったけれど
、要は新たなスタートラインに立ったということ。心を満たす温かな想いを受け止めた今なら、
多少の事で憂い顔になったりしない。笑顔を絶やさず、前を向いて進んでいける。
 だから、少女に微笑みは絶えない。宿った気持ちを大切に抱き締めて、
移ろいゆく毎日を懸命に生きていく。

 そしてあの日――爽やかな風が頬を撫でる晴天の下で、少女の想いは、遂に彼の元へ届いた。

711『ゆめのかたち 未来7』:2006/09/18(月) 12:12:40 ID:5JX8/pLA
 目蓋越しに降り注ぐ、窓から差し込む柔らかな陽光がきっかけとなって、少女はゆっくりと
覚醒した。外の明るさから見て、普段ならとっくに起きている時間である。休日であろうと
早起きするのが信条である少女にとって、これほどの寝坊は珍しい。
 起き上がろうとして、全身を包む倦怠感を覚え、元の位置に横たわる。身体が鉛のように
重いだけでなく、節々に痛みまで感じる。ハードな運動なんてしたかしら、と、
未だ睡魔の抱擁から抜け出しきらない頭で、ぼんやりと考える。
 ここまで寝起きが悪いのは、きっと暖かな陽気のせいだ、と思う。身体を包み込む布団は
こんなにも温かく、眠気を誘って止まない。枕だって内側から熱を発しながら、頭部を心地良く
受け止めているのだ。おまけに、くびれた腰のラインにあてがわれた布地は、
少女が楽な姿勢になるよう支えてくれているのだし、これで眠くならない方がおかしい。

 なんだか酷く心地良い。今日は休日だし、もうしばらく寝てしまおうか。
偶にはこういう贅沢な時間を過ごしても、罰は当たらないだろう。
 少女がそう考え始めた時、

「おはよう、ニナちゃん」

 耳朶を打つ、優しい声。一度は沈みかけた意識が、急速に鮮明さを増してゆく。この声の主を、
少女が聞き間違えるはずがない。
 瞳の焦点が揃い、眼前の光景を伝えてくる。一瞬ピントが合わない程の近距離に、少女を静かに
見つめる顔貌が一つ。彼女がただ一人愛する男性が、至近で寄り添っていた。
 少年の顔を見ただけで、とくんと胸が高鳴る。頬が紅潮し、全身の感覚が瞬時に鋭敏となって、
そこでようやく少女は、自分の置かれた状況を理解した。

 少女は布団を被って横たわっている。だが、身体に触れるのは布団だけではない。
布地と思われたのは、腰に回された少年の手。枕だとばかり思っていたものは、少女の重みを
柔らかく受け止める、少年の二の腕だった。
 そして、少女は寝間着を身に付けていない。下着すら付けていない。少女は一糸纏わぬ姿で、
少年に抱き締められたまま、ずっと眠っていたのだ。
 頭の中で欠けていたピースがはまり、前後の記憶が思い起こされたところで、
少女は自分達が明け方にかけて何度も愛し合った事実に気が付く。

 刹那、リトマス試験紙のように全身がかあっと紅く染まる。恥ずかしくてまともに視線を
合わせられず、うつむくこと十数秒。上目遣いで恐る恐る少年を見上げ、

「はい、おはようございます」

 精一杯の勇気を振り絞って、小さな声で挨拶を交わした。

712『ゆめのかたち 未来8』:2006/09/18(月) 12:13:57 ID:5JX8/pLA
 少年の笑顔が深まる。変な顔をせず応えられた事に安堵し、肩の力を抜いたところで、
少女はある事実に気付いた。彼女が目覚めた時、先に彼の方から声をかけられた。つまり、
少女が起きる瞬間を捉えていた訳であり、それはつまり――

「あの、ひょっとして、私の寝顔ずっと見てました?」
「うん。三〇分ぐらいかな」

 単純明快な返答。少女は顔を下ろし、布団の中に潜り込んでしまう。目元だけ隙間から覗かせ、
どこか恨めしげに少年を見遣る。

「あれ、どうしたの?」
「……ずるいです。不公平です」
「へ?」
「私ばっかり見られちゃうなんて」
「普段はニナちゃんの方が早起きなんだから、僕の寝顔いつも見てるでしょ」
「それとこれとは別です。その……ああいう事をした後の顔だなんて」

 理不尽な物言いと分かっていたが、今はそう答えるしかなかった。情事の後、蕩けきった
無防備な表情をつぶさに観察されるなど、考えるだけで消え入りたくなってしまう。
 ふと見れば、少年が小さく苦笑している。決死の告白を軽く流されたようで、少しかちんときた。

「もう、聞いていますか?」
「うん、ちゃんと」

 屈託のない笑顔を見ていると、なんだかそれだけで、怒りの炎がみるみる鎮火して
しまいそうになり、少女は再び顔を伏せた。

「でも、きっと不公平にはならないよ」

 声と共に舞い降りる、そっと髪を撫でられる感触。顔を出すと、半身を起こした少年が向ける
眼差しと目が合う。深い緑を湛えた瞳は静かに輝き、力強い生命の息吹に満ちていた。

「だって、こういう時間はこれから何度でも過ごせるんだから。今度は僕が見られる番に
なるかもしれない」

 穏やかな言の葉。少年は少女の肩に手を遣り、抱き起こして視線の高さを合わせる。
胸元を晒しそうになった少女は、慌てて毛布を引っ張って前を隠しつつも、少年から顔を
背けようとしない。
 両肩に置かれた少年の手から、じんわりと温もりが伝わる。少年は幾ばくか呼吸を整えると、
やや上気した面持ちで、はっきりと想いを口にした。

「ずっと僕の傍にいてほしい。ニナちゃんと一緒に生きてゆきたい。
その事を、許してくれますか?」

713『ゆめのかたち 未来9』:2006/09/18(月) 12:14:52 ID:5JX8/pLA
 胸の奥に、すとんと言葉が落ちていく。瞬間、少女の視界が突然ぼやけ、少年の顔がまともに
見えなくなる。僅かに訝しんだ後、少女は自分が泣き出している事を知った。理性より先に
感情が反応し、息つく暇もなく涙腺にひびを入れてしまう。
 聞きたかった言葉。ずっと待ち焦がれていた告白。何度も夢見た光景を現実で体感した時、
心の奥から溢れて止まらない感情の爆発に、少女は翻弄されるしかなかった。喉がひりつき、
鼻の奥に熱いものが絡みつき、まともな言葉が紡げない。目元を手で覆っても、後からどんどん
零れ落ちる涙が、指の隙間を伝って流れてゆく。
 精一杯の努力で、なんとか口を動かし、

「はい……はいっ、私も一緒にいたいです。貴方と共に、ずっと、生きて……」

 それ以上は、もう言葉にならなかった。少女をふわりと包み込む抱擁の温もりと、優しい笑顔に
見つめられて、少女の涙腺は完全に決壊した。少年の胸元に顔をすり寄せ、ただ嗚咽する。
こみ上げるのは歓喜の雫。この世に生誕した事への感謝に溢れた祝福の雨。
 しばしの後、ようやく顔を上げた少女の目元を、少年の指先が拭う。滴を湛え、赤く染まった
瞳のまま、少女は美しく微笑んだ。世界中で彼だけにしか向けられない、最高の笑顔を。
 少女の手からシーツが落ち、そのまま少年の首に腕が回される。少年もまた少女の背に
手を遣って抱き締めると、二人は同時に瞳を閉じ、顔を近付ける。
 木漏れ日に照らされた部屋の中で、恋人達は永遠を誓うように、熱いキスを交わした。




 少女は夢を見ていた。
 幼い日に焦がれた、優しい世界が到来する日を。
 成長した後の出逢いが抱かせた、彼女自身が幸福を掴み取れる瞬間を。
 毎日を懸命に生きながら、ずっと夢見ていた。

 今、此処に在る世界は夢ではない。
 少女が遂に巡り会い、得ることの出来た幸せは、決して夢ではない。


   Fin.

714698:2006/09/18(月) 12:15:18 ID:5JX8/pLA
ついカッとなって書いた。
甘々でらぶらぶなエロを書けるなら何でも良かった。
今は反省している。

715名無しさん:2006/09/18(月) 14:10:55 ID:JCKfp40A
good job!
すばらしいです

716名無しさん:2006/09/18(月) 18:08:52 ID:0N.mK9ss
このタイミングの投下はずるい

717名無しさん:2006/09/19(火) 00:00:58 ID:vuQ.9xBg
マジGJ!
かなり楽しめました。

718名無しさん:2006/09/19(火) 08:40:22 ID:E58ruZpM
>>716
嫉妬したニナ派氏?

719名無しさん:2006/09/20(水) 07:03:23 ID:ZCXWRoaY
一気に読まされた。GJ。

720名無しさん:2006/09/20(水) 16:29:23 ID:gJ3huah6
文字が詰めすぎでかなり読みにくいんで読む気が失せるのが難点だと思う
次回はそのあたりをきっちり推敲して欲しい
とりあえずGJ

721名無しさん:2006/09/26(火) 21:06:43 ID:Rf/40sVs
保守
サトケン版ニナのフィギュア出来いいよね

722名無しさん:2006/09/26(火) 21:32:00 ID:cKGJStr2
マシロくんはとにかくきゃわいいinエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155824076/l50


このスレは糞です。なんとかしてください。

723名無しさん:2006/09/27(水) 00:13:47 ID:qHY76xVY
>722
へたに構うと付け上がります
無視が一番

724名無しさん:2006/09/28(木) 00:20:07 ID:O4bxbAsA
>>722
こっちに来ないで下さい。

725名無しさん:2006/09/28(木) 00:38:27 ID:ihqb5tQU
>>722
そんないやらしい目でみないで下さい

726名無しさん:2006/09/29(金) 01:05:56 ID:lkQuqW2g
先日読んだちょっと昔の小説でなかなかのシチュエーションがあり、
舞乙のキャラにやらせたら面白そうと思い立って、拝借しました。
その1〜その4まで。マシロくんが来る前のガルデローベの話です。

727ユメミヤ式記憶術 その1:2006/09/29(金) 01:09:56 ID:lkQuqW2g
 1学期の期末試験が終わったガルデローベ。アリカ、ニナ、エルスの部屋ではパールの
ジュリエット・ナオ・チャンの指導のもと、期末試験の反省会が行われていた。

「それにしても、アリカちゃんの舞闘の実技試験はすごかったね」

 お茶の用意をしながらエルスが言った。ガルデローベ予科生であるコーラルの履修も
基礎の段階を終え、内容も応用編に入ったところである。
 歴史、法律、数学、炊事――ほとんどの科目で低空飛行のアリカであったが、
本科生を相手にした舞闘の試験で、「トリアス」と呼ばれる本科生トップ3の一人シホ・
ユイットに勝利したことにより、オトメハートを1つ獲得して、なんとか退学を免れた。

「えへへ。ありがとう、エルスちゃん。今日の舞闘は、先週の講義で教わった経絡の位置を
意識して戦ってみたんだけど、予想以上にうまくいっちゃった」

 照れながら、アリカが言った。

「経絡って、アリカ、あなた、もうあれを憶えたの?」

 驚いたようにニナが訊いた。
 経絡の流れに基づく人体の部分に対応した急所の名称が約四十、およびその効能など、
確かに先週の講義で教わったことである。
 しかし、その名称は地球時代の古語を用いたものでエアルではなじみが薄く、実戦知識と
いうよりはどちらかというと古典教養の類であり、難解なことこの上ない。幸い今回の
試験範囲からははずれたものの、コーラルの生徒たちはみな憶えづらいと嘆いていた。
 その暗記に閉口しているのはニナも同じであった。ただ、他のコーラルのように
口には出さないだけである。
 お茶の用意を終えたエルスは、ベッドに腰掛けてのんびり書見しているナオに訊いた。

「パールのお姉様方もあれを憶えるのは苦労したんですか?」

「シホあたりは苦労していたみたいだけど、私はそうでもなかったわ。実践で憶えれば
案外簡単よ」

 普段はなかなか先輩らしい振る舞いをしないナオも、今日は珍しく機嫌よさげに応えた。

「実践…… といいますと?」

「ほら、私ってよくガルデローベを抜け出してヴィントの街をうろつくじゃない?
そこでちょっと治安の悪いところに……」

「お、お姉様!!」

 世話係であるニナが、ナオをたしなめる。校外に出て街で何をしているかと思えば、
そんなことをしていたのか。
 一種の治安活動を兼ねてね、とうそぶくナオだが、各国に対して中立公正を謳う
ガルデローベのオトメとして、それはかなりきわどい行為である。
 そうした素行不良さえなければ、トリアスの一人に選ばれてもおかしくない実力の
持ち主なのに、どうしてそれを正そうとしないのか。
 世話係として日頃ナオの人柄に触れ、外面に現れているほど性格の歪んだ人ではない、
と知っているニナには、ナオのこうした偽悪的な態度が歯がゆくてならない。

728ユメミヤ式記憶術 その2:2006/09/29(金) 01:13:14 ID:lkQuqW2g
 またいつものお説教か。ナオは興味を失ったようにそれには返事をせずに
書物に目を落とした。
 傍らを見れば、アリカはもう話に飽きたのか、ベッドに腰掛けながらうつらうつらと
している。いつもは講義中に睡眠時間を取っているアリカでも、さすがに試験期間中は
眠るわけにはいかず、ここ数日は寝不足のようであった。
 とはいえ、仮にも試験の反省会を行っているのだから、そのまま寝かせるわけにも
いかない。エルスが軽く肩を揺すると、身体を一瞬びくりとさせてアリカが
目を覚ました。ようやく話を戻せる、と、ニナが内心ため息をつきながら訊いた。

「それで、あなたはもうあれを憶えたの?」

 アリカは寝ぼけたような目をうなずかせた。

「いつの間に!」

 ニナとエルスは顔を見合わせながら言った。舞闘以外の試験、特に学科が
壊滅的だったアリカが、あんな難解なものをほんの四、五日で憶えられるとは、
にわかには信じがたい。

「そんなに難しくないよ。昔ばっちゃに教わった憶え方があってね。よかったら
ニナちゃんとエルスちゃんも試してみる?」

 あまりに屈託のない物言いに、ニナは思わず苦笑した。マイスターを目指すライバル同士
なのに、なんでこの子はこうまであけっぴろげに出来るのだろう。
 天性の不器用さと粗忽さを誇るアリカと同じ部屋ということで、いろいろと面倒なことが
起こることも多いが、その度に自然とフォローしてあげたくなるのはこうした人徳の故か。
 マイスターにならなければという使命感が強すぎるが故の、自分の余裕のなさを自覚する
ニナにとって、アリカの天真爛漫な姿は時に癒しになり、時にまぶしくすらある。

「それじゃ、せっかくだから教えてもらうわ」

 記憶術をアリカに教わるのは若干不安なところがあるが、こと舞闘に関する限り
アリカの実力は本物である。そのアリカが実戦で役に立ったと言うのだから、
少なくともきちんと憶えることはきちんと憶えた上でのことなのだろう。

「私もお願いしちゃおうかな」

 エルスも同じ思考過程をたどったのか、話に乗ってきた。

「それじゃまず筆を用意して」

「筆って、習字の講義で使うあの筆?」

 そうその筆、とアリカが言ったのでニナが用意した。

「このやり方は二人でやった方がやりやすいかも」

 どういうことだろう、と二人が疑問を浮かべる間もなく、アリカはエルスの方を向くと

「脱いで」

 と指示した。

「ええっ。脱ぐの? 服を? 私が」

 エルスが訊き返してもアリカはうんとうなずくのみである。

729ユメミヤ式記憶術 その3:2006/09/29(金) 01:16:06 ID:lkQuqW2g
「で、でも……」

 寝食を共にするもの同士、着替えや浴場では裸を見せ合ったりもするが、いつも生活や
勉強をしている部屋で裸になるのはまた話が違う。内気なエルスではなおさらであろう。

「私では駄目なの?」

 ニナが助け船を出そうとするが、アリカは首を振る。

「エルスちゃんの方がいいかな」

「なんで?」

「なんでって、それは…… えっと、別に…」

「言いなさいよ」

 急に口ごもるアリカだが、反省会の時間を無駄にするわけにはいかない。
ニナが促すとアリカはなぜか目をそらしながら言った。

「その、エルスちゃんの方が、身体の部分のメリハリがはっきりしているというか……」

 なるほど、確かに経絡の図は成人女性の身体をもとに描かれている。エルスはニナと
同い年だったはずだが、各所は美しい曲線を描いて突き出して、よく発達している。
 そして、何ヶ月も共同生活をしていれば、ニナが自分の幼い身体にひとかたならぬ
コンプレックスを抱いているのもうすうす気がつく。
 アリカなりに友人に対して気を遣おうとしたのだろう。だが、そうした優しさは時として、
かえって人を傷つけるものである。

「……ふーん。そう」

「ひっ」

 ニナの見せた冷たく無機質な瞳に、アリカとエルスの二人は思わず身を寄せ合った。
普段は優等生然としているニナだが、怒らせた時の怖さは半端ではない。これも
共同生活の中で二人が学んだことである。

「そ、そういうことなら仕方ないね。わた、私脱ぐから。ほらほら、ニナちゃん?
早くアリカちゃんに教えてもらおうよ」

 出来るだけさりげなさを装いつつ、必死でエルスは話を戻そうとする。こうなったら
もう恥ずかしがっている場合ではない。
 ニナはしばらく無言だったが、気を取り直してうなずいた。祖母直伝というアリカの
記憶術を教わるのが先決問題だったからだ。
 エルスは脱ぐとなると大胆に脱いだ。羞恥心のせいか、エルスの見事な肌が、朱を
吹いたように赤くなった。
 ニナは少し感動した。いつか自分もこんな姿になれるのだろうか。
 アリカは実にアリカらしく、何事もなかったかのように言った。

「からだに書けばいいんだよ」

 そういう法か、とニナはうなずいた。

「じゃ、やるわよ」

 ニナは筆に墨を含ませて、横たわったエルスに近付けていった。まず乳房に古語で
「雁下」と書き込んだ。地球時代に使われていた象形文字で、やたらと複雑な形を
している。
 筆先が触れるとエルスはびくりとして

「ぞ、ぞっとするね」

と言った。

730ユメミヤ式記憶術 その4:2006/09/29(金) 01:19:20 ID:lkQuqW2g
 ニナは次々にエルスの身体の部分にそこに該当する用語を書き込んでいった。
こうすれば、ニナは手を動かして部分に直接書くことで、言葉を覚えることが出来る。
エルスはその冷たくてくすぐったい感触と身体にしばらく残るであろう筆跡によって
記憶を強化することが出来る。
 心理学的に見ても合理的な方法であろう。心理学はべつにしても、アリカは二人で
やるならば最良の方法だと思っている。
 しかし、誤算はあるものである。文字が増えるにつれ、エルスは息が荒くなってきた。
時折、身をよじったりする。

「ちょっと。動いちゃ駄目じゃない」

 ニナはそう言いながら背中に「活殺」と書き込む。

「お願い。す、少し休ませて……」

 エルスは息も絶え絶えに、目元を赤く染めて、小さな声で言った。

「気分が悪いならやめてもいいわよ」

 とニナが言った。

「や、やめることはないよ。もう少しで、終わるんだよね……」

 しかし、終わりまで続けることが出来なかった。上半身の部分はあらかた終わり、
下半身の部分に名前を書き入れようとすると、エルスがついには声を上げて
身もだえるので、字にならない。ニナがやめようとすると、エルスが続けてというし、
続けようとするとエルスは身体をくねらせて書くことをできなくする。
 最後にエルスは「あっ」とひと声あげると、朦朧とした表情になり、前後不覚の状態に
陥ってしまった。
 見ようによっては幸福そうな顔で眠っているエルスを見て、ニナはやっと思い当たった。

「も、もしかして、これって……」

 アリカは不思議そうな顔をしている。

「変だなあ」

 そして、裾をくるくると巻いてニナに自分の足を見せた。一人でこの方法を使っていた
らしく、アリカの足にはうっすらと筆跡が残っている。

「あたしは平気だったのに」

 とアリカはぽつりと言った。くっくっと笑いを堪える声がしたので振り向くと、
ナオが椅子の上で身をよじっている。

「あんたたちって本当にバカねえ」

 そう言って声を上げて笑った。それはいつもの皮肉めいた笑いではなく、
ニナはそうして屈託無く笑うナオを、初めて見たことに気がついたのだった。

731名無しさん:2006/09/29(金) 01:26:36 ID:lkQuqW2g
以上、「ユメミヤ式記憶術」でした。

原文7割付け足し3割、アリカはいつどうやって初めてのオトメハートを獲得したのか?
ニナがニナニーになったきっかけは? エルスがニナを好きになっちゃったのはなんで?
ナオはコーラルにどんな指導をしているのか?
などなど、漫画版舞乙で描かれなかった部分をいろいろと妄想しながら書いてみました。

732名無しさん:2006/09/29(金) 07:14:10 ID:HaFK.p0E
>>731
よい物を有難うございました。面白かったです。

733名無しさん:2006/09/29(金) 08:22:08 ID:Fdsi2OPE
ニナ派氏のマシナオが、また見たい
最初から最後までイチャイチャするのでも

734<削除>:<削除>
<削除>

735名無しさん:2006/09/29(金) 23:29:45 ID:hFaujSFU
>>731
GJ!

736722:2006/09/30(土) 23:03:17 ID:dzCum6rU
あ・・・・・・・・・!(もうこの先は言わずもがな)

737名無しさん:2006/10/06(金) 00:22:27 ID:iJeQXVSk
ニナ派氏の復活マダー?

738名無しさん:2006/10/17(火) 16:32:45 ID:.pSvfRwk
ニナ派がいなくなってからますます廃れたなwww

739名無しさん:2006/10/18(水) 23:11:32 ID:8QZY5ZS6
気長に待つさ。

740名無しさん:2006/10/22(日) 22:49:20 ID:vNDcumqo
保守

741名無しさん:2006/10/24(火) 22:22:51 ID:n05QkD.Y
何だかんだいってニナ派氏の存在は大きかったな

742名無しさん:2006/10/25(水) 21:13:20 ID:KCf3DxWY
過去形かよ・・・

743燃料投下:2006/10/30(月) 14:17:07 ID:ptoPVZak
「本当に私でいいんですよね……」
「当たり前だよニナちゃん、何度も言ってるじゃないか」

私は今風華宮内のベッドの上に押し倒されていた。マシロ様に――

「みんな好きじゃずるいですよ」

その言葉に押され、ご卒業をされたマシロ様は私を選んでくださった。
アリカとエルスを差し置いて。
二人は涙しながらも私のことを応援してくれた。ヴィントの后として。
そして、マシロさまと私は……

744燃料投下:2006/10/30(月) 14:22:11 ID:ptoPVZak
「ん、いくよ……」
「は、はい」
初夜の緊張はお互い一緒だった。一糸まとわぬ二人。
恥ずかしさがこみ上げてくる。

ぺろ

「あん!」
マシロ様が……私の乳首を吸っている。私は目を瞑っているからその様子は分からない。
その分体は過敏に反応して子宮の奥が熱くなってくる。
「おいしいよ、ニナちゃんの乳首」
舐めながら仰るマシロ様。
「次は……」
「あっ」

745燃料投下:2006/10/30(月) 14:26:19 ID:ptoPVZak
マシロ様が……私の秘所を見ている!
恥ずかしい……。秘所にマシロ様の鼻息を感じて体が震えてくる。

ぺろ

「あはぁ!!」
マシロ様が私の秘所を……舐めた!
「はうっ、あはぅ!!」
「くすくす、感じやすいんだね、ニナちゃんは」
「そんな…はう!」
マシロ様の舌は私のヴァギナを丹念に舐め上げるけど、
その上の真珠には触れない。私は気が変になりそうだった。

746燃料投下:2006/10/30(月) 14:30:26 ID:ptoPVZak
「マシロさま、そこを……」
「くすくす、そこってどこ?」
「…………!」
こんな意地悪ができる方だったなんて!
「冗談だよ、それに僕だってほんとはすごく緊張しているんだ……」
そう言うとマシロ様は私の真珠――クリトリスにキスをして……。

「あはあっ!!」

私はのけぞってびくびく痙攣した。絶頂を迎えたのだ。
「気持ち良いの、ニナちゃん?」
「はい、すごく……」
自慰で絶頂を覚えたことは何度かあるが、こんな強烈な快楽は初めてだった。

747燃料投下:2006/10/30(月) 14:37:32 ID:ptoPVZak
「それじゃ、そろそろいくよ……」
「んっ」
マシロ様のかわいい……その、ぱおーんは、
もう猛々しくなっていて、イメージよりずっと大きい。
それが今私の陰門に鍵穴を空けようとしている。
「くぅっ!!」
「痛いのニナちゃん!?」
「大丈夫、続けて……」
破瓜の苦しみは思ったより強かった。でも、私は早くマシロ様と一緒になりたかった。
「あっ」
「入ったよ……」
そして今私たちは本当にひとつになっていた。
「ニナちゃん!?」
「ううん、違うの……」
私の涙の原因を誤解されるマシロ様。こういうお優しい方だから私は好きになった。
そして今ようやくそのマシロ様と結ばれた。涙がこぼれて収まらない。

748燃料投下:2006/10/30(月) 14:44:01 ID:lcSUMyYU
「動くよ……」
「はい……あっ」
彼が腰を動かすとまた子宮から熱いしずくがこぼれてくる。
それが潤滑油となって二人の愛を奏でやすくする。
「ニナちゃん、ニナちゃん!!」
「愛しています……愛しています、マシロさま!!」
そして、二人は叫びながら絶頂を迎え。
「いく、いくよニナちゃん!!」
「はい、私も……一緒に」

「あ、ああああああああああああああああっ!!」


ベッドの上で、マシロ様に抱いていただきながら。
「ねえ、どうして私を選んでくださったんですか」
「それはね、ニナちゃんが一番エッチそうだったからだよ」
「!」

私はこんな冗談まで言えるようにまで成長されたこの方の言葉に赤面するのみだった。

(終わり)

749燃料投下:2006/10/30(月) 14:50:05 ID:lcSUMyYU
寂れてるので即興で書いてみた。
マシロくん攻めなのは御容赦いただきたいorz

750名無しさん:2006/10/30(月) 21:26:27 ID:2TQmqvY6
いやいやGJ
ニナ相手の時だけは攻めがいいね、マシロ君は

751名無しさん:2006/11/03(金) 02:05:38 ID:kZuoSFSI
とりあえず乙です
感想は特にありません

752名無しさん:2006/11/10(金) 11:35:43 ID:T48wuUXQ
保守

753名無しさん:2006/11/10(金) 14:45:46 ID:jczgZ3Dk
ニナ派師、戻ってきてくれえええ!!
ニナ派分欠乏症だ

754名無しさん:2006/11/10(金) 22:18:48 ID:dWT4AkUo
ニナ派氏はマシナオが凄くいい
敷居を広げすぎないでナオお姉様をガリガリ書いてほしい


ニナちゃんもね

755名無しさん:2006/11/17(金) 13:52:39 ID:K4lkk6Es
ニナ派師のナオマシまだぁー?

756名無しさん:2006/11/17(金) 23:46:14 ID:bpJ6N15s
ここまで執拗だとニナ派自身の自演なのでは?
と勘ぐってしまうなw

757名無しさん:2006/11/18(土) 10:52:38 ID:eWlkwrZo
このスレの大半はニナ派が書いていたから仕方ない
キグルイの人も全然見なくなったし、復活の可能性があるのはニナ派ぐらいだもんなぁ…

758名無しさん:2006/11/19(日) 11:45:45 ID:j0W84Y/M
ラブコメ系のやつ、まだぁー?

759名無しさん:2006/11/19(日) 15:25:25 ID:ZHXbHVb6
マシロきゅん×ナツキきぼん

760名無しさん:2006/11/19(日) 20:16:39 ID:Hs/OLwXA
ギャグ系希望

761名無しさん:2006/11/19(日) 20:17:47 ID:Hs/OLwXA
ギャグ系のやつ希望

762名無しさん:2006/11/19(日) 20:22:23 ID:Hs/OLwXA
誤爆

763名無し三等陸士@F世界:2006/11/20(月) 10:33:14 ID:O5.SMSyQ
まあみんな落ち着いて。
これまで投下されたのを読みながら気長に待とう。
漫画版の続編も近々出るらしいし。

764名無しさん:2006/11/20(月) 10:35:52 ID:O5.SMSyQ
763だが名前の部分はミスだ。
速やかに無視してくれ。
無駄にレスを使ってしまってすまない。

765名無しさん:2006/12/04(月) 12:38:27 ID:O9kVLH8E
保守

766マシロ君研究日記(ナオ編):2006/12/11(月) 22:00:11 ID:YiCS5zKk
●月□日
街であてもなくぶらぶらし、何となく路地に目をやると落ちてたボロ布が動いたような気がしたので
近づいて覗いてみる。そうするとボロ布ではなく、傷だらけのマシロだった。そのまま放置するのも
寝覚めが悪いのでガルデローベへ戻りヨウコ保険医に見せると、急に表情を一変させ至急治療カプセル
へ運ばれた。ヨウコに話を聞くと度重なる虐待を受け、まともな食事さえ与えられず死なずにいたのが
奇跡的で回復するかはマシロ次第だと聞かされる。運ぶときにはそれほど気にならなく
見ていなかったため興味本位で覗いてみるが直ぐに後悔した。
見るからに痛々しくココまでの仕打ちをした飼い主に憤りを感じてる自分に驚いた。
●月▽日
数日後の放課後ヨウコに呼ばれ保険室へ行くと、マシロが一命を取り留め回復に向かいあとは
意識が戻るのを待つだけだと言われ、不覚にも安心してしまう。そしてマシロをどうするか聞かれた。
意味がよく分からず聞き返すと、「元の飼育者へ帰す」か、「虐待を受けたマシロは人に危害を加えるので処分する」かと、
それを聞いた私は気が付くと声を荒げヨウコの胸元を掴んでいた。
そうするとヨウコは「なら貴女が面倒を見るのね」と笑顔でマシロの眠っているケージを渡された。
他の選択肢よりマシなので自分の部屋へ連れて帰る。そうすると部屋にマシロ用のフード、飼育方法の本等の
必要な一式が置かれていた。どうやらヨウコにハメられた様だ。ケージを机に置き荷物を整理していると
マシロが目を覚まし、見知らぬ場所のためか周りを見回している。私が覗き込むと驚きケージの隅へ逃げ
こちらを睨み付けつつ威嚇音をたてる。初めから予想はついていたがココまであからさまだと少し腹が立つ。
命の恩人にたいしてコイツって言ってもコイツは意識が無かったので当然かと思い専用フードを
ケージの中にいれる途中、ケージへ手を入れられ恐怖したのかマシロが噛み付いてきたが
衰弱していたためか噛まれた場所に痛を感じず、震えてるいるのが分かる。私はマシロを引き剥がし、
マシロをケージへ戻すが、私が覗いてるためかフードに近づこうとしないためケージの死角へと移動する。
そうすると微かにだがフードを食べる音が聞こえるので一先ず安心する。そろそろ消灯時間のため
電気を消すと、いきなりマシロが暴れだし叫びだす。暗い事で恐い思いをしていたのかパニックに陥ってる。
私は迷わずマシロを抱き留め噛み付いてくるマシロの頭を撫でつつ安心するよう語り掛け続けた。
私のとった行動が正しかったのは分からないが気が付くとマシロは私の服を握り締めながら寝息をたてていた
我ながら熱血してたなと恥ずかしくなるが、マシロが落ち着いて眠りに付いたのでよしとする。


間違って本スレに書いたSSの違うバージョン一応ゲイ・フミが育成しているマシロ君とは違うマシロ君(両方マシロ君♂)

767マシロ君研究日記(ナオ編2):2006/12/12(火) 21:27:15 ID:EVRqPhRo
●月▼日
マシロを引き取って二日目の朝珍しく朝早く起床する。まだ寝呆けながらマシロを見るとまだ服を握ったまま寝ていた。
結構可愛いところがあると眺めていたらマシロも目を覚まし私を見るなり、いきなり逃げ出した。
前言撤回やっぱり可愛くない。まぁ昨日の今日で変わると思ってないのでベットの隅でシーツを使い丸まり
隠れたつもりでいるマシロをケージへ入れて朝食を取る。マシロにも朝食を入れると今日は噛み付かず、
私が覗き込んでも警戒しながらだが食べ、昨日と比べると大きな前進だ。登校時間が近付き気分が乗らないが、
ミス・マリアが最近ウザいので授業を受けにいく。出かける前にマシロのフードを少し追加しておく。
登校早々ミス・マリアに呼ばれ普段の生活での小言を言われ朝から気分が悪くなった矢先ドリルが絡んできた。
あいにく今はコイツと戯れ合ってるほどの元気はないので適当に流しさっさと離れることにする。
後ろでドリルが奇声を上げているが知ったことではない。だるい授業も終え、さっさと部屋へ戻り
ケージを覗くと一瞬マシロが笑顔になるが相変わらず隅へ逃げる。今朝追加したフードは減ってないが、
ケージの内側に若干血痕がありマシロを見ると手を庇うように隠すのでマシロをケージから出し手を見ると、
血だらけだったので応急手当てをしてヨウコの所へ連れていく。検査の結果骨に異常はなく一人が嫌で、
無理矢理ケージを開けようとして怪我をしたらしい。結果を聞き安心する私へ両手にガーゼを巻き付けたマシロを渡し、
含み笑いをしているしているヨウコに少し腹が立つがマシロの事で反論できず薬をもらいマシロを
制服のポケットに入れさっさと保険室を後にする。部屋につきマシロがおとなしい事に気付き覗き込むと眠っていた。
マシロを起こさないように、そっとポケットからマシロをケージに移し適当な課題を終わらせていき、
数時間後ケージから物音がするので覗き込むとマシロがケージから出ようとして色々試しているが、
私に気付くと急におとなしくなり少し震えだした。怯えたマシロを膝の上に乗せ頭を撫でてやると
震えてが止まり不思議そうな顔で私を見上げ、その時マシロのお腹が微かに鳴っり少し可笑しくなる。
マシロに砕いて食べやすくしたフードの欠片を食べさせようとするが嫌がって抵抗するも空腹に勝てないのか、
渋々口食べ始めフードが残り半分くらいになると自分から口をあけ催促しはじめ食事を済ませてたマシロを
ケージに移そうとするが嫌がるので目の届く範囲に置き自分の食事をする。
食事中からマシロは常に私を不思議そうな顔を見つめていた。
そして消灯時間になり昨夜と同じようにマシロをベットへ連れてきて寝ることにする。

768マシロ君研究日記:2006/12/12(火) 22:31:05 ID:P7flCsig
訂正
本スレと書きましたが、マシロ君のキャラスレと間違えました
あとこのマシロ君は身長10cm前後の小動物という設定です

769名無しさん:2006/12/12(火) 23:36:48 ID:nNKunTn2
>>768
ぐっじょぶ!ですじゃ・゚・(ノД`)・゚・
ゲイフミバージョンも良かったが、やはりナオ×マシははまるな。

770名無しさん:2006/12/13(水) 21:12:03 ID:bGcahYD2
>>766
早速乙。
俺はセルゲイ版の方が好きかな。
ナオのも面白いんだが、どうもパッと見舞乙のSSなのかどうかわからん。

771マシロ君研究日記(ナオ編3):2006/12/14(木) 01:04:51 ID:g7BQ36w.
●月※日
今日もだるい授業を受ける。昼休みの午後の授業を受けるか、サボるか本気で悩みながら歩いていると
販売機の前に人集りが出来ているので何となく話を聞くと、どうやらマシロがいるらしく
捕まえようとしても人に懐かず直ぐ逃げるため捕まえられず、今自販機の裏に隠れているらしい。
話を聞いたとたん嫌な予感がしたので人を掻き分け進むと予想道理、
自販機に半分以上隠し怯えながら威嚇しているマシロと手を差し伸べマシロを呼んでるてるドリルがいた。
マシロの恐怖が限界にきたのか、不用意にドリルが更に近付いたせいか、遂にマシロがドリルの指に噛み付いた。
腐ってもトリアスのドリルは間一髪で手を引き噛まれずに済むが、
マシロの行動でキレてマシロを叩こうとする所で止めることが出来た。
私に気付いたマシロは私の足元に隠れ、ソレを見たドリルが私を睨み付け因縁をつけてくるが
再度マシロに注意が行く前に不服だが謝る。
私が素直に謝罪した事で拍子抜けしたドリルが気持ち悪そうにその場を去っていく。
ドリルの態度にムカついたが私は汚れたマシロを抱き上げを軽く埃を落とすとマシロが私にしがみ付く。
それで堰を切ったかのように周囲で見ていた乙女達が一気に言い寄ってきたが、
マシロがまた怯えだしたので適当な言い訳をしてその場を離れ人気がないのを確認し、
まだ恐いのか震えてるマシロをあやすように頭を撫でる。
落ち着きを取り戻したマシロを見ると軽く払った程度では汚れは取れずまだ汚れているので、
売店でソープとハンドタオルを買い調理室で汚れたマシロをお湯で湿らせたハンカチで体を拭き、
来る途中に拝借してきた霧吹きで髪を洗いハンドタオルを体に巻かせ汚れた服をソープで洗い
弱火のコンロの傍に干すが、マシロが思わぬ抵抗したのでかなり時間が掛かった。
マシロが綺麗になり、服を着せる頃には午後の授業は終わっていた。
その後昼休みの騒ぎを聞きつけたミス・マリアに呼ばれ今回のことで説教されるが、
途中からいきなりマシロが制服のポケットから抜け出しまるで私を庇うかのように私の前に立ち、
ミス・マリアを睨み付け威嚇しだした。
最初はミス・マリアも驚くが、目線をマシロに向け正面から威圧すると
マシロは軽く怯み震えるもミス・マリアから顔を背けず必死に睨み威嚇し続けた。
そして数分後ミス・マリアが根負けしたのか威圧を止めるとマシロはその場に座り込んでしまい、
それを見た私とミス・マリアはつい笑ってしまう。
そしてマシロの頭を撫でつつ、「この子に免じて私はこれ以上言いませんが、
この事は一応学園長と新祖様に判断を仰いでもらいます」 と穏やかに告げ去っていった。
私はこれからまだ長くなりそうな一日にウンザリしつつ、この人もこんな顔できるんじゃんと思いながら
ミス・マリアの背中を眺めていた…。

772マシロ君研究日記(ゲイ・フミ編5):2006/12/14(木) 14:20:59 ID:gg6zfBEo
○月§日午前一時
(ゲイ視点)
昨日フミに「盗撮に来たら殺す」と言われたがマシロの寝顔を堪能できるなら、そんな脅しなど問題ではなく、
私は自室からロイヤルハウンドの装備を付け部屋を出た瞬間フミに感心した。
私の行動が予測済みなのかゴーグルを通して見える世界は一面トラップのオンパレードだ。
しかし私のマシロへの愛の前ではこの程度障害ですらなく少しずつトラップを潜り抜けフミの部屋へ近づいていく。
フミの部屋へ近づく度トラップの難易度、種類も多くなるが遂にフミの部屋へ辿り着き
扉にトラップが無い事を確認し私はフミの部屋へ侵入しカメラを構えベットを覗き込む
その瞬間私の視界を白い闇が包み、背後から悪魔の声が聞こえてきた。
「やはり来ましたか。けど私は言いましたよね?盗撮にきたら息の根を止めるって」
そう穏やかに言い終わると同時に私の記憶は途絶える。
その後私の服が引っ張られている事に気付きうっすらと目を向けるとマシロが私の服を引っ張り起していた。
手元にカメラが無いのが残念だが必死に私をマシロが起すのを堪能し数分後マシロが軽く泣きだしそうなので
慌てて今起きたかのような演技をし、マシロの頭を撫でつつ挨拶と礼をする。
マシロも嬉しそうにお辞儀で返すと私を引っ張り部屋の外を指差すのでマシロを抱き上げ食堂へ向う。

(フミの視点)ゲイが意識を失った直後
本当に止めを刺すわけにもいかないので手加減した彗星乱舞×究極傷心掌波を叩き込む。
まったくマシロ様が来てからのセルゲイ様には困ったものだ。予想出来ていたとはいえ本当に来るとは…
この調子ではマシロ様にお嫁様なんて絶対出来ないだろう。
「私のマシロを婿に出す必要無いだろう。子供なら人工授精で十分だ」
と、頭が痛くなるが本気で言いかねないので考えなかったことにする。
セルゲイ様を寝室へ運び客室で寝かせていたマシロ様がまだ寝ている事を確認して今日は客室で眠ることにした。
日が上り朝食の準備中にマシロ様へセルゲイ様を起すのをお願いするとマシロ様は頷きセルゲイ様の寝室へ走っていく。
それから十数分後セルゲイ様がマシロと一緒に入ってきた。
今日もマシロ様が私も席に着かないと食べようとしないので一緒に食事をするが、セルゲイ様はマシロ様を常に
カメラで撮影し続け、そのせいかマシロ様が食べ辛そうだったので行儀が悪いがナイフをカメラに投げ刺し、
軽くセルゲイ様を睨み付ける。
私がカメラを壊した事が嬉しかったのか自分の果物を私に食べさせるマシロ様に同じように返す私を見た、
セルゲイ様がわざとらしくマシロ様に合図を送るが外方を向かれ項垂れる。
私はマシロ様に果物を持たせお願いすると、マシロ様も遣り過ぎたと思ったのか果物を持ってセルゲイ様へ食べさせる。
マシロ様にしてもらえたのが嬉しかったのか涙を流しながら味わい、マシロ様に私と同じように返すセルゲイ様。
その後出勤時間までマシロ様と遊ばれる。

773:2006/12/16(土) 14:46:40 ID:eL5PFXs2
夕方から降り始めた雨はいよいよ激しくなり、嵐となっていた

マシロ様、アリカ、エルスはとっくに眠っているのに私は眠れずにいる。

窓を打つ雨の音、風の音、雷鳴によってスラム街にいた頃の嫌な思い出が思い出される仲の良かった友人を皆洪水で失ってしまった

あの時から成長し、強くなってと思っていたがやはり嵐が来ると体が震えてしまう。


「?」  肩を揺すられ、布団から顔を出す

「マシロ様・・・ 何でしょうか?」

「起こしちゃってゴメンネ、二ナちゃん。あの・・・・、怖くて眠れないから一緒に寝てくれないかな?」

「は、はい」

マシロ様の顔に怯えてる様子は全くなかった。布団の中で丸くなり、怯えてる私に気づいていたのだろう

774:2006/12/16(土) 15:00:38 ID:eL5PFXs2
マシロ様は布団に潜り込み、恥ずかしそうに私の肩を抱く

「おやすみ。二ナちゃん」

「おやすみなさい、マシロさま」






(「マシロ様が私を・・・マシロ様が私を・・・マシロ様が・・・」)

恐怖心は和らいだが、今度は興奮してしまい眠れない。一方マシロ様はいつのまにか寝息をたてている

マシロ様は私のことを女として意識してないのだろうか?それが悔しかった。

が、とても男性とは思えない可愛らしい寝顔を見るとどうでもよくなった

775マシロ君研究日記(ナオ編4):2006/12/16(土) 23:48:17 ID:ntwyCUaY
ミス・マリアの説教から数十分後私は学園長に呼ばれた。
部屋に入り向かいのソファーに座るように言われ座ると学園長に今回の騒動、
またマシロを飼育している事を確認され素直に答える。
確認が済むと急に真剣な顔で騒動の原因となったマシロを見せろと言われ見せると一瞬学園長の顔が崩れた。
その後触ってもいいか?と聞かれ嫌な予感がしたので速答で断るが食い下がる学園長が数日間の
欠席日数の保障、次のテスト又は課題を免除を条件にしてきたのでマシロには悪いが30分だけ許可をだす。
そうすると学園長の目つきが変わり、息遣いが荒くなり手を奮わせながらマシロに近づく
学園長の明らかに不振な態度にマシロも警戒し奮える手に噛み付くが、学園長はそれに怯まず
噛まれていない手で撫でようとするが、もう片方の手に気付いたマシロが素早く私のポケットに隠れ
学園長に唸り声を上げる。
マシロの反応に学園長はカナリショックを受けたのかイジケはじめ、このままでは後味が悪いのでマシロに
謝るように言うとマシロは悪い事をしたと自覚しているのか、警戒しながら少しづつ学園長に近付き自分が
噛み付いた指を撫ではじめる。
それに気付いた学園長が戸惑いながらマシロを撫でるとマシロが微笑み返し、学園長がお菓子を持って来る。
どうやらミス・マリアの報告後急いで買ってきたらしい。
マシロはまるで「食べていい?」と聞いてるように私を見つめ私はマシロの頭を撫でながら適当に選んだ
奴の封を切りマシロに渡すと嬉しそうに食べはじめる。
ソレをみて更にテンションが上がる学園長。
そしてシズルお姉様が戻ってくると、私とマシロが学園長室にいるのを不思議に思ったのか
学園長に事情を聞き学園長が説教を終えるとマシロを抱き上げ可愛がりマシロも優しく微笑むシズルお姉様は
安心できると思ったのかおとなしくしている。
その後シズルお姉様は何を思ったのか急にマシロを自分の胸に押し込むように抱き締め、
十秒後マシロが苦しいのか藻掻きだし、一分後には動かなくなった。
慌ててマシロを引き剥がし様子を見ると気を失っただけなので安心する。
一方シズルお姉様は学園長に、なぜあんな事をしたのか問い詰めるられていたがシズルお姉様は
「噂以上に可愛らしぃ子やし、胸に入れたら本当におとなしゅうなるか、試してみとうなったんどす」
と笑顔で言っていた。

776マシロ君研究日記(ナオ編5):2006/12/19(火) 18:14:36 ID:rvd56FK.
数分後マシロの意識が戻ったので学園長室を後にする。
学園長は今回の騒動を気にしてないみたいだけど、新祖様の反応次第ではマシロと
一緒には生活できなくなるかもしれない…そう考えると少し憂欝になる。
知らないうちに私の中でマシロの存在が大きくなってる事に気付き、何気なくマシロを見ると私の様子から
何かを感じたのか変に思ったのかマシロがマシロが私を見上げていた。
マシロを見てると自分らしくない事を考えてる自分が馬鹿らしくなる。
ダメだったら、その時はその時で別の方法を考えればいい。
そう思い直しマシロの頭を撫で新祖様の元へ向う。
新祖様の元へ着くと生身に戻っていた新祖様が私の制服のポケットから顔を出すマシロを撫でながら、
いきなり今回の事を不問にすると言ってきた。
話はミス・マリアから聞いているはずなのに事情も聞かずに不問にされたことに戸惑ってると、
私の反応が分かっていたのか新祖様は
「こんな可愛い子に責任を取らせるのは可哀相でしょ?それに貴方がこの子を保護して、どれほど大切に
思っていたかヨウコさんから聞いて分かってましたし、この子も貴方を大切に思っているか分かりましたから
それに今回の件は私にも責任は在りますからね。
部屋で寂しそうにしていたのでケージから出すと一目散に貴方を捜しに行きましたから。
これ以上この子に寂しい思いをさせたら駄目ですよ」
と、とんでもないことを言いだした。
今回の騒動の元凶は新祖様で、マシロの事はとっくに知っていたようだ。
それを聞いて疲れが押し寄せてくるのを感じ、とりあえず(?)話が無事に済みカリキュラム中は全てマシロを
連れていいと新祖様の許可も下りたので今日起きた事は、
さっさと忘れることにして自分の部屋へ帰ることにした。
自室に戻ると確かにケージの入り口が開けられていて、私は閉めるのも面倒に感じたので
そのままマシロと一緒にベットで横になると扉の戸がノックされたので扉を開けるとニナとアリカそして、
もう一人のルームメイト、確かアカネの世話役だったと思われるコーラルの子が訪ねてきた。

最近忙しくて続きを書けず書くのが遅れました
(・・;)

777マシロ君研究日記(ナオ編6):2007/01/08(月) 17:02:13 ID:jreuh8.2
どうやら、今回の騒動を聞き世話役な事が幸いと様子を見にきたのだろう。
今日は色々ありすぎて疲れていたので追い返すそうと考えてると、いつのまにかアリカが部屋の中に入り
眠っているマシロを見付け大ハシャギする。
それを見たニナとルームメイトのエルスと名乗った子が謝りだす。
このまま追い返すのも面倒になってきたので一旦部屋に入れることにした。
私が許可を出すも遠慮がちに入室し、二人もマシロの寝顔を見ると顔が緩む。
そしてベットで寝ていたマシロが目を醒まし、睡眠を妨害されたせいか機嫌が悪そうだったが、
三人は気付いていないようでアリカがマシロに触れようとして、私が止めようとする前にマシロがアリカに噛み付いた。
幸いマシロが威嚇程度に噛み付いたことが幸いしてアリカの指に軽い歯形が出来る程度ですみ安心する。
私はマシロがアリカに噛み付いた事を叱ると、マシロは悲しそうな顔をしているのを見ていた、ニナが
「寝ているその子のそばで騒ぎ、起こしてした上に初対面の人間が寝起の状態で触ろうとしたら驚きますから、
アリカの自業自得です。
それにちゃんと加減しましたからナオお姉様もあまり叱らないで上げてください」
と、マシロを庇うので、アリカに私が謝るとマシロも一緒に謝りだす。
アリカも「私なら大丈夫ですし気にして無いですよ」と言うので礼を言うとマシロが私を不安そうに見ているので、私は穏やかな声で許すとマシロは嬉しそうに抱きついてきた。
その後丁度夕食時なの三人も一緒に食事を取り、三人を部屋の外まで見送り、部屋に戻るとマシロは眠っていたので私はマシロを起こさないように気を付けながら食事のあと片付けをし、一緒に床に就くことにした。


年末年始一ヵ月近く間を開けて申し訳ないですが、、続きを書いてもよろしいですか?

778名無しさん:2007/01/11(木) 09:22:50 ID:XHK8w.co
>>777
続き、期待乙

779名無しさん:2007/01/21(日) 12:37:25 ID:0qdGSco.
保守

780名無しさん:2007/01/30(火) 22:08:54 ID:QP.8xZjE
ニナ派氏のエルス物の続きが見たい
アレは凄く良かった。ニナ派氏の可能性を見出だせた

781名無しさん:2007/02/01(木) 11:40:28 ID:OjNLG3v.
二七派師戻手来皆御前尾松手居疎

782初のマシ×ニナ:2007/02/17(土) 20:55:09 ID:jaDZaXUE
ニナ「熱っでもこの程度で怯んではいられませんわ。明日になれば…」
マシロ君(なんて素敵なチョコなんだ。ニナちゃんにこんなに思われてるなんて僕は幸せ者だよ)
ニナ(そんな…私にはそのお言葉は勿体ないです)
マシロ君(そんな事ないよ。ニナちゃんは凄く魅力的だよ…だから乙女じゃなく僕だけのモノにして良いかな?)
ニナ「フフ…ウフフフフフフ」
マシロ君「あれ?ニナちゃん、こんな所でどうし…って酷い火傷じゃないか!直ぐに手当てしないと」
ニナ「…っ冷た!え?マシロ様!?イイ何時からソコに!?」
マシロ君「あ、ゴメン驚かせちゃった?僕は今来たんだ。調理場から物音がしたから覗いてみたら
ニナちゃんがボーッと立ってて火傷したのモノ気付いていない見たいだったから、
手当てしようと思ったんだけど、結果的に料理を邪魔しちゃう形になっちゃってゴメンネ」
ニナ「そんな、謝らないで下さい。私の不注意が原因なのですから」
マシロ君「ありがとう。けど珍しいねニナちゃんが料理中に火傷するなんて。何か悩み事?僕で良ければ相談に乗るよ」
ニナ「私なら大丈夫ですから、お気にならさないで下さい」
ニナ(あんなフシダラな事考えてたなんて言えない)
マシロ君「そう?ニナちゃんは普段から頑張りすぎる所があるから、たまには気を緩めないとダメだよ?
ハイ、手当ても終わったしお料理を再開しようか。その怪我じゃ大変だと思うから僕も手伝うよ」
ニナ「ありがとうございますマシロ様。しかしコレは私一人でやらないと意味がありませんから、
お気持ちだけ受け取っておきますね」
マシロ君「わかったよ、それじゃ僕は行くね。けど、あまり無理しちゃダメだよ?」
ニナ(私が愚かでした…あんな不順な気持ちでマシロ様に不様な姿を晒してなのに、マシロ様は
こんな私にお心を砕いてくださる…もうあんな事がないようにしないと。マシロ様、貴方は私の気持ちを
喜んでくますか?)
マシロ君に手当てされた片手を胸元で抱き締めるような形でマシロ君の背中を見つめ
気持ちを切り替え真心を込めチョコ作りに励むニナであった
マシロ君研究日記のデムパとは違ったデムパを受信したので書いてみる
日にちが遅れたのが残念だけど

783なんか今日見た夢を書いてみる:2007/03/03(土) 10:19:46 ID:UO8JHmk2
ナオとデートし夜もふけ、夕食の話になり
ナオ「夕食ドコでとる?なんか希望あるならあわせるわよ?」
マシロ君「ナオさんの料理が食べたいです」と言うマシロ君。
ナオ「はぁ!?なんでアンタは面倒な事を望むのよ…ま、まぁ私が希望に合わせるって言った訳だし
しょうがないから作ってあげるけど特別に今回だけよ」嫌そうに言いつつ傍からテレてるのがバレバレなナオ
二人で買い出しをし、ナオの部屋でナオの料理姿を嬉しそうに眺めるマシロ君と少しギクシャクするナオ
マシロ君「こうしていると、まるで新婚みたいですよね」と、マシロ君が言うと軽く指を切るナオ
マシロ君「大丈夫ですか?ナオさんにも可愛い一面もあるんですね」と絆創膏を貼るマシロ君
すると顔を赤らめマシロ君の両頬をつねるナオ
マシロ君「いひゃい、なひふゆんへふか、ナホひゃん」(痛い、なにするんですかナオさん)
ナオ(コイツは〜!誰の製で指を切ったと思ってんのよ。マシロがいきなり「新婚みたいですよね」って言うからでしょうが!その上可愛いなんて…)
ナオ「うるさい!アンタが余計なこと言うからでしょ。ソレに「可愛い一面も」って
普段の私は可愛げが無くて悪かったわね。アンタの目から私がどう写ってるのかぜひ聞きたいわ」
マシロ君「誤解ですよ。ナオさん普段どんな時も失敗しないように見えて、可愛いより綺麗な感じですから」
ナオ「そ、そう。けどアンタがこれ以上うるさくするなら料理は作らないから大人しくしてなさい」
とキッチンへ逃げるように移動するナオ。その後完成した料理を食べ、あと片付けを二人でした後
二人でソファーに座っているとナオがマシロ君の膝に頭を置いて横になり、慌てるマシロ君
ナオ「うるさい。夕食のリクエストに答えてあげたんだから、これ位の代金は貰うわよ」
と、マシロ君の膝枕でくつろぎ、マシロ君の頭を自分に引き寄せチゥをするナオ

もちろん夢だから多分続きはない

784名無しさん:2007/03/17(土) 03:12:03 ID:Z4MenzI2
きもい

785名無しさん:2007/03/30(金) 10:29:06 ID:OTcqYUH.
嵐期待age

786名無しさん:2007/04/01(日) 21:23:51 ID:lRAqBpqc
夢の続き希望

787名無しさん:2007/05/19(土) 02:54:00 ID:VGG4TrMQ
嵐も完結したしそろそろ新作来ないかなー

788セルゲイ=オーギュスト機密文書:2007/06/19(火) 21:16:36 ID:GRRR05IY
午前5時 オトメ共の起床時間。マシロ君はまだ眠っている、彼が参加するのは8時の通常授業からだ。
       彼のオトメ、アリカ=ユメミヤも未だ睡眠中。同室のニナ=ウォンに叩き起こされる。
       いつ見ても無様な女だ。だがこの女は忌々しい事にマシロ君との添い寝を許されている…
午前6時 マシロ君は未だ睡眠中、何と言う愛らしい寝顔なのだろう…至福の一時だ
午前7時 マシロ君起床、着替えと洗顔を済まし寝ぼけ眼で食堂へと向かう。勿論お着替えシーンは
       しっかり記録。ああ何をしても愛らしい…
七時半  マシロ君朝ごはん、朝の修身を済ませたオトメ共と合流。マシロ君の隣を巡ってオトメ共が醜い
       争いを開始。年長者であるトリアスの二人は止めるどころか、この争奪戦に参戦する有様…
       結局シズル=ヴィオーラの仲裁により、アリカ=ユメミヤと牛女エルスティン=ホーが両脇
       を占有する…。牛女はいつものごとくマシロ君に醜い脂肪の塊を押し当てる…許せん!
午前8時 授業開始。マシロ君は自ら努力とニナ=ウォンの下心丸出しの個人教授により、授業についてい
       けるようになった、今でも成績は上り調子だ。この分なら上位陣にも食い込めるだろう
       あのミスマリアも「貴方が女の子なら立派なオトメになれたでしょうに」と言うほどだ。
       だが、シズルヴィオーラの前でそう言った下手なことは言わないで欲しい…
午前10時 アリカ=ユメミヤ就寝→廊下へ、無様な女だ…
午前11時 舞闘の時間、マシロ君は見学。今日の一番はトリアスのドリル女とアリカ=ユメミヤの試合。
       いつ見ても醜い争いだ…たまりかねて止めに入ったミスマリアを二人してどつく。これで
       説教部屋逝き確定だ…。気づいたらシズル=ヴィオーラがマシロ君を膝の上に乗せていた…
正午   マシロ君ランチタイム、いつもの面子と私服でレストランへ。途中シュバルツの暗殺者が現れる。
       いつもの勢いで三馬鹿突っ込んでいく。馬鹿があれは陽動だ!本命は狙撃型スレイブを持つ
       あの角刈りだというのに…。俺は不本意ながら暗殺者をバックスタッブする、使えん奴らだ。

マシロ君監視日誌 午前の部報告終了、午後の部は追って報告する。  記録者アールダー

789名無しさん:2007/06/25(月) 20:36:00 ID:oBUWXpVw
>>788
ゲイかと思ったらアールダーなのかw

790名無しさん:2008/01/21(月) 23:30:42 ID:Lulgns3I
男の子なの?

791fusianasan:2009/01/17(土) 08:51:41 ID:HvL78vyw
誰もいない

792名無しさん:2009/04/01(水) 17:42:15 ID:UbCPY/Po
オワタ

793名無しさん:2009/04/03(金) 01:02:18 ID:us0c8SS2
ハジマタ

794名無しさん:2009/07/26(日) 23:02:57 ID:KTKFxDLA
しかし、地球にある、舞‐HIME‐DISTINYの舞台の風華学園に。
アリカ・ユメミヤ、ニナ・ウォン、マシロ・ヴィントブルーム姫君(本物女)
が惑星エアルから行けた技術がありそうなら。
マシロ君(男)アラシちゃん(女)の嫁后婿殿方の候補は地球にいって平行世界のキャラ(舞-HIME、舞-HIME-DISTNY)から選んだらいいと思います。
提案はマシロ君、アラシちゃんを地球の舞-HIME-DISTNYの舞台に移動させて見ましょうか。

ナツキ学園長!
舞-HIMEのHIME
舞-乙HIMEの乙HIME
舞-HIME-DISTNYのMIKO
の中では乙HIMEが一番貞操や条件が厳しいし。
地球の他作品から嫁を探しすのもやむを得ないです、ガルデローペ学園のオトメの貞操を守るためにも。

北海道の星之宮風華学院の学生でヒロインの。
神楽真夜×天王寺しおん×風花真白(舞-HIME-DISTNY)
×マシロ君はどうでしょうか。
後でマシロ・ヴィントブルーム姫(本物)の護衛で来る、アリカ、ニナ、エルスティン、ラウラ、イリーナには上手く弁解すれば何とかなりそうだし。

あ、地球の世界の星之宮風華学院に、夢宮ありか、春妹、がいたら留学生マシロ君の后候補にしたらどうでしょう
アラシちゃんも地球に立派な婿殿方候補を星之宮風華学園に留学生の間探して下さい

795鴇羽舞衣:2009/07/26(日) 23:06:44 ID:JDiChgW.
思い切ってみました、漫画版乙HiME未登場の
伝説のマイスター乙HiMEの
乙HiMEの鴇羽舞衣がマシロ君やアラシちゃんと出合った場合どうなるか予想したいのだが。
マシロ君が男(殿方)でパオーンが舞衣にばれたり、アラシちゃんが女の子が舞衣にばれた場合。果たして。

もちろん鴇羽舞衣もマテリアライズするし。
アリカより舞衣が強そうなお姉さんだし。
正体がばれたマシロ君が縛られて鴇羽舞衣と一緒にガルデローペに帰還とか。
乙HiME舞衣対黒HiME舞衣のバトルとか。

796名無しさん:2009/07/27(月) 19:43:33 ID:ZU1GfuqY
同人で、白スク水のマシロ君がアニメの黒スク水のマシロ姫と同衾する話が
あったんだがスゴイ破壊力だった。

797名無しさん:2009/07/27(月) 19:45:03 ID:ZU1GfuqY
支援投下です。鬱系注意

「はっ、ナギ様……っ」
ぴちゃぴちゃと、厭らしい音が響く。
私は机に寄り掛かり必死に息を殺していた。
「もう、こんなに濡らしたのか。お前はやはり淫乱だなニナ」
ナギ様の指が後から私の粘膜をなぶる。
そこはもうしとどに濡れて、淫液でふやけた貝のようになっていた。
――今日も、私はナギ様に犯されていた。
「ああっ、ナギ様っ、もっと……もっと掻き回してぇっ!!」
私はあられもなく叫ぶ。
「くくく、初めはあんなに嫌がっていたのに、今ではこのざまか。このビッチめ!」
「あうっ!!」
初めてナギ様に犯されたのは十歳のときだった。
いきなり下半身を剥かれ、指で排泄孔の辺りをいじくられ、私はおぞましさと痛みに震えた。
私はナギ様に拾われ、ゴミ溜めから救っていただいた。
食べるものもなく、着るものもない私に、見たことのないような食事と服を与えてくださった。 だから、逆らうことはできない。私はただ耐えていた。それから三年経った。
「どうだ、気持ちいいか、このブタ!!」
「あうっ、あああああっ!!」
鞭がビュンビュン風を切って鳴る。
それは私の臀部に弾けて、赤い傷跡を次々と刻んでいく。
「ナギ様ぁっ……くああっ!!」
さっきまで私を溶かしていた快楽が、今度は激しい痛みとなって脳天を突き抜ける。
私はその落差に酔いしれ、ただ涙を流して手をきゅっと握る他ない。
「はぁ、はぁ……」
鞭が止んで、ナギ様が私のお尻に手をおかれる。
「くく、やはりますます濡らしているな。この変態が! まったくお前は呆れるほどのメス豚だよ」
そう口を歪めて私を嬲ると、ナギ様はキュロットのチャックを下ろされる。
その中から黒光りする男根が天を衝いて飛び出てきた。
「入れるぞ」
「あぁ……」
ナギ様が入ってくる……

798名無しさん:2009/07/27(月) 19:46:17 ID:ZU1GfuqY
「ちっ、もうガバガバだな」
「んっ」
やがて私に挿入したナギ様が腰を私の臀部に打ちつける。
私は喘ぎ、ひたすらテーブルのクロースを握りしめ、耐えていた。
将来、私はアルタイのオトメになるため、あのガルデローベに入れられるという。
オトメになれば、もう男女の交わりはできない。
それまでの間私の体を弄び、飽きたら捨てるも同然にガルデローベに放り込もうというのだ。
それでも、私は……
「ああ、いいっ!! お願いもっと、もっとぉ!!」
「メスブタが、そんなに感じているのか!」
ナギ様が片手で私の服をつかんで腰を突き込みながら、片手で鞭を手にする。
「あうっ!!」
「もっと泣け、ブタァ!!」
ビシビシと鞭が風を切って私のお尻に傷をつける。
痛みが脳内で弾け、快楽といっしょくたになって、溶けていく。
私は、限界を迎えていた。
「あたし、あたし……っ!」
「出すぞ、中にだすぞ!!」
「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

それから月日が流れ。
私はマシロ様のオトメになった。
でも。
本当にいいんですか?こんな汚れた私で?
思い返す度に涙が溢れる。
あれからナギ様は亡くなられ、私は私が一番望むこの方のオトメになることができた。
でも胸に浮かぶのは、罪悪感ばかりで。
マシロ様は何も知らず、私の体が清いままだと思っている。
汚れなど何も知らない体だと。
でも、私は本当はもう処女(おとめ)じゃない。
そして、どうしようもないくらい淫らで。

799名無しさん:2009/07/27(月) 19:47:35 ID:ZU1GfuqY
「んっ……」
私は秘所に手を伸ばし、自分で自分の女性をねぶる。
ナギ様に調教された体は、すっかりメスとして目覚め、オトメとなり男を受け入れられぬ身となった今も、
激しく欲情する。
こんな私が、マシロ様の……
「マシロ、さま……ぁ……」
くちゃくちゃと音を立て、私の女性からは淫らな液体が溢れかえってくる。
マシロ様を思うだけで、あの凛々しい表情(かお)を思うだけで、私はどうしようもなく濡れて来る。
私は人目を避け夜毎のようにこうして自分を慰めていた。
「マシロ様、二ナを、二ナを犯してぇ」
自分で中に指を入れる。膣壁をこする度に快楽が脳天に突き抜ける。
一度覚えた男根の感覚が恋しくて、何度も突き込む。
「だから私は、私は、あなたが……あなたが……」
あなたの優しい笑顔が、温かい言葉が、私を守ってくださる背中が……
「二ナは、もうイクわ……マシロ様のでイキます……イク、イクッ!!」
私の女性が急激に収縮する。私は背を仰け反らせ、絶頂を迎えていた。

「待って、二ナちゃん!!」
後ろから、荷を背負う私の肩を掴む手。
マシロ様はガルデローベから慌てて私を追い飛び出してきたようだった。
「どういうこと、急に学園を辞めるなんて!!」
「――私は……」
私は、言った、
「私は、ナギ様をお守りできませんでした。不甲斐ないオトメなんです。マシロ様のお傍に置いていただく資格はありません」
「そんな、誰もそんなこと気にしてないよ! あれは二ナちゃんのせいじゃないんだし」
「いいえ、あなたをお守りできた段階で、私の役目は終わったんです……あなたには、アリカやエルスがいますから」
そう、汚れを知らない真のオトメが。
「違う、二ナちゃんだってボクの大切な……」
「ううん、いいの」
私は首をすこし振って
「さようなら、マシロ様」
猶も手を伸ばすマシロ様を振り切って、私は駆ける。
涙が、見えないように振り向かず。
これでいいんだ。こんな私、真白なあなたに相応しくない。
私はやがて歩速を緩める。
行くあてはない。でもそれは生まれついてのことだ。
マシロ様どうかお元気で。
ナギ様もうすぐ会えるかも知れません。
さようなら。
私は一人、果てしなく伸びる道を歩んでいた。
どこまでも。

(終わり)

800名無しさん:2009/07/27(月) 19:48:34 ID:4TyvgTro
漫画版のマシロ君とマシロ姫の、エアル中の王侯貴族の前での公開近親相姦ショー。
ヴィンドの国家財政建て直しの条件として、エアル各国に突きつけられた条件は
世にも美しいふたりの近親相姦の公開。オドオドして煮え切らないマシロ君を
マシロ姫がムリヤリ押し倒して、終始責めまくり。

「実の妹の未成熟な性器を貫いた感想はどんなものじゃ、兄上?」と破瓜の血
を滴らせながら上ずった声で聞いてくるマシロ姫と、あまりの羞恥に顔隠しな
がらもパオーンは硬くなるドMなマシロ君。

そしてそれを見て血涙流しながらニナニーするオトメが一人…

801名無しさん:2009/07/27(月) 19:49:13 ID:4TyvgTro
>そしてそれを見て血涙流しながらニナニーするオトメが一人…

でも、なんだかんだで、しっかり濡れてるんだよな

話は変わって、レナママに「種ぇっ!!」と言われ、ニナの前に放り出されるマシロくん。
アリカとニナのいずれを婿に選ぶかが議題になっていた。
「真祖さまは、この場でマシロさまと私が男女(なんにょ)の契りをせよと申して居られるようです」
「男女の契り……お痛ましうございます!」
逃げようとするが、ガル校の生徒に抑え込まれるマシロくん。
王家の子女にとって純潔は宝のようなもの。それを実の母が踏みにじろうというのだ。
(舌を噛んでしのう……)
しかし、ニナがレナを説得して公開セックスは取りやめ。赤子のように泣きじゃくるマシロくん。

だが、ニナはマシロくん共有ソフトNinanyを開発していたことがばれ、レナママに秘剣流れ星で両目を潰されてしまう。

802名無しさん:2010/09/30(木) 16:12:30 ID:/1AI3z6E
一部のバカつーか、便乗厨のふりして意図的に叩いてるカスがほぼ一匹ってとこだったとみた。
今さらだけど

読み流せばいいんだけど、書き手さんは思うより傷つくんだよ
シ○ルというと粘着が湧くから困ったもんだ


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