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オリキャラメインの小説を綴るスレ

221七夕の誓い:2012/08/06(月) 12:21:37 ID:sOTYpF5YO
キャンディを追ってポップとともにメルヘンランドにやって来たみゆきたち。
そこにジョーカーがまたあらわれた。
変身し戦った。
「プリキュア・ハッピーシャワー!
サニーファイヤー!
ピースサンダー!
マーチシュート!
ビューティーブリザード!
プラチナムフォトンエッジ!」
渾身の必殺技をはなつも全部軽くあしらわれてしまう。
ジョーカーの圧倒的な強さの前に敗北と絶望をイッキに味わったキュアハッピーたち。
消えたジョーカー。
一時戦いを終えて,
みゆきたちは考えていた。
雅大も何かをくわえながら話に参加していた。
あかねが「マー君こんな時に何タバコ吸っとんねん?」
「タバコじゃねえよ,ココアシガレットだよ。」
やよいも言った。
「よくそんな古いお菓子持ってたね…」
「修学旅行前に行った駄菓子屋に売ってたんだよ。
なんか状況が状況なだけに何か口に入れてないと落ち着かねぇんだ…!」
そして,戦うことにおいていろいろ迷いが出てきた。
無言になった雅大。
そして,重い腰をあげて立ち上がった。
「どうしたのマー君?」
「ちょっと時間がほしい…」
「え…?」
「ちょっと頭を冷やして行くか下がるか答えを出すつもりだ。
さだめとあれば 心を決める そっとしておいてくれ…
行くぞ真理子。」
「んっ…うん。」
真理子の手を引いて行ってしまう雅大。
みゆきたちもそれぞれバラバラになって考えていた。
雅大と真理子も2人で大きな石の上で座っている。
その時の雅大は上はそでなしのシルバーのシャツ一枚だった。
横にいる真理子が自分が着ていた半袖のジャケットを雅大にかけてやった。
「普通逆だよな…!」
「そうだよね…
て言うかこの国も夜は冷えるんだね…
…,久々に2人っきりだね…
ねぇ,久々にしてみる…?」
「いや…気分が乗らねぇ。」
「そうだよね…
そういう場合じゃないよね…
私ってホント不謹慎だなぁ…!」
「まぁお前のそういうところ嫌いじゃねえけどな。」
「マー君…」
「ん…?
(ポケットをさぐって)
キャンディの書いた短冊だ。
2枚ある。」
「どれどれ…
『まさひろのつくったふれんちとーすとをまたたべたいくる』…?
いつ作ったの?」
「父の日パーティーが終わった数日後に。」
「そうだったんだ…!
それと2枚目が…
『もっとさうざんどさんのまんざいがみたいくる』
…,キャンディ…!」
「俺らを必要としてくれるやつがいるんなら…
どんな逆境でも戦い抜いて…そして,みんなのところへ生きて帰ろうじゃないか…!
どれかを選ぶのではなく,みんな守ってみせる。
それが俺の答えだ。」
「マー君」
そして雅大は新しいココアシガレットを口にくわえた。
「真理子,これが俺とお前の今の距離だ。
俺と一緒に行く覚悟があるなら近づいてみてくれ。」
「私ももう答えは出てるよ…!」
おもむろにココアシガレットを噛み砕いていく真理子。
そして,雅大と真理子の唇がふれ合った。
数分間そのまま止まっていた。
そして,2人は手をつなぎ集合場所へと歩みを進める。
来たらみんなすでに来ていた。
「遅いよマー君たち。
まさか,2人で何かよからぬことでもしてたの?」
「こんなところでできるかよ…!」
「そうだよ…
やってもシガレットゲームくらいだよ。」
「何そのポッキーゲームみたいなニュアンスは。」
「とにかく乗りかかった船だ。
俺たちも見たくなったんだよ…
プリキュアのなれの果てを…!」
「言い方が悪いよ。」
「わりぃ。
まぁとにかく,キャンディを取り返して,みんなで生きて元の世界に帰ろう!」
「うん!」

バッドエンド王国に向かう。




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