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オリキャラメインの小説を綴るスレ

14ミルクレープM―1に挑戦 敗者復活戦:2008/12/28(日) 16:05:28 ID:8pwebr.w
都内にあるとある会場。
この日の夜にこの年の日本一の漫才師が決まる決勝が行われる。
のぞみたちは去年同様に決勝に上がれる最後の一枠を勝ち取る戦いの会場に来ていた。
「彩香ちゃんたち・・・どこまで行けるかなぁ?」

「て言うか・・・,なんで私たちまた敗者復活戦会場に来てるわけ?」
「だってぇ〜,決勝の会場は会員にならないと入れないんだもん!
・・・それに,実春ちゃんやひなたさんたちも敗者復活戦出るみたいだし,みんなのネタも見てみたいなと思って・・・」
「・・・のぞみさん,あなた実春さんに会いたくてここに?」
「・・・」
「なぜ黙るの?
もしかしてこのあと2人でどこか行く予定でもあるの?」
「・・・それはないよ。
だってみんな大会が終わったらすぐ大阪に帰るって言ってたもん。」
(やっぱ連絡取り合ってるんだ・・・)
りん、こまち、かれん、くるみの思考が見事にシンクロした。
のぞみたちのとなりに一人の少女が座った。
その少女は額に「ファイト!長戸朝日名!」と書かれたハチマキをしていた。
異様な姿の少女にのぞみたちが声をかけた。
「あの〜、長戸朝日名を見に来たの?」
「ア、どうもはじめまして。
私、長戸真由といいます。」
「長戸?まさかあなた俊之君の?」
「妹です。
兄をご存知なんですか?」
「以前私たちの知り合いがやっているお店のイベントで踊ってもらったことがあったんだ。」
「そうだったんですか・・・」
いろいろ話しているうちに敗者復活戦がはじまった。
10組くらい終わったあとに、
「戸田川ひなたかなた!」

「はいどうも〜戸田川ひなたかなたでーす。」
「なぁかなたぁ、私な、テニスがしたいんやけど。」
「じゃあここでやってみようか。」
テニスのコントをする2人。中略。
「アンタさっきから全然できてないやん!」
「よーし次はウィンブルドンを狙うで〜!」
「無理や!
やめさしてもらうわ!
どうもありがとうございました!」
終了。
「いや〜、すごかったですねひなたさんたち。」
「姉妹ならではの見事なコンビネーションね。」
「あの人たちは大阪ではちょっと有名なんです。
でもお兄ちゃんたちの方がたぶん面白いですけど・・・」
そして・・・
「長戸朝日名!」
ついに俊之と実春が出てきた。
俊之はいつも通り長門有希のコスプレをしていた。
そして実春はというと、髪はツインテールになっていて、ピンク調のメイドの衣装を着ていた。
「どうも〜、2人とも男の子で〜す♪」
「えぇ〜〜!!?」
客席、騒然。
少女チックな見た目と声でそんなこと言われても信じられないだろう。
しかし彼らはマイペースに眠れない子を寝かしつけるコントに入った。
「なかなか眠れないのね有希ちゃんは。
じゃあお母さんが歌ってあげるわね♪」
実春、『恋のミクル伝説』を歌う。
「ヤメて!
・・・て言うかただソレ歌いたいだけだよね?」
「メンゴメンゴ♪」
中略。
「・・・・・・どう、寝れた?」
「寝れないッ!!
もういいよ!」
「どうもありがとうございました。」
深くお辞儀をしたのちに長戸朝日名、退場。
「いや〜、ビックリですね。」
「関西ならではのノリやテンポのよさと標準語のギャップ。
プロになったら東京でも活躍しそう・・・」
「(お兄ちゃんの長門有希・・・
萌えるわ〜)」
「ア、真由ちゃん、鼻血出てるよ!」
「エ・・・、またやっちゃった・・・」
「・・・」
何組かネタが終わり、そして・・・
「R&M!」
準決勝で涙をのんだアルエムがついに出てきた。
相も変わらずドキュメント番組のネタで勝負していた。
「微妙にシリーズ化してやっているようね・・・」
「今年はこのスタイルを推していってるのね。」

・・・こうして敗者復活を狙う全員の漫才が終了した
のぞみは真由に聞いた。
「真由ちゃんはどうするの?」
「私は兄たちと一緒に来たんで兄たちと一緒に帰ります。
本当は兄と2人で都内のいろんなところまわってから帰りたかったんですが・・・」
果たして、勝ち上がるのは?




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