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オリキャラメインの小説を綴るスレ

1ふたりは名無しさん:2008/09/08(月) 13:58:14 ID:5Imt8BHU
ここでは、オリジナルキャラメインでプリキュアのキャラも出てくる小説を書いていけます。
自分の思い描いたオリジナルのストーリーをここで形にしてみませんか?

2ミルクレープ M―1に挑戦 一回戦:2008/09/15(月) 20:37:38 ID:RHkCQFWM
都内にあるとある会場。
のぞみ達が客席にいた。
「彩香ちゃんたち大丈夫かなぁ・・・」
するとすぐ隣に、とある人物が座った。
「あの人どっかで・・・あ、遥(はるか)さん!」
大声を出したのぞみの口をふさぐ遥。
「静かにしてよもう・・・」
「ごめんなさい・・・でも何で遥さんがここに?」
「一応僕らは2回戦からだけど、もしかしたら1回戦から決勝に行くような実力あふれる芸人がいるかもしれないから、今のうちにチェックしとこうと思ってね・・・
ソッチは今日ここに何の用で?」
「ハイ・・・彩香ちゃんとうららが2人で出場するんで応援しに来たんです。」
「マジで?そりゃ見逃せないな・・・あれ?かれんちゃんは?」
「なんかかれんさんも出るらしくて・・・」
「え・・・」
そして、司会者が出てきて本番スタート。
最初に出てきたのはなんとあの健太と宮迫だった。

ネタ省略。
のぞみと遥は言った。
「ボケがサムいね・・・ツッコミはなんか斬新だったけど・・・」
「正直彼らのネタはM―1向きじゃないな・・・スタイルが確立されてるのはいいけど・・・」
隣にいたこまちも
「ナッツさんに一度あのツッコミさんの声マネしてほしいわ〜・・・」
「・・・」
のぞみ&遥、絶句。
そのあとに何組かがネタをやっていき、そしてついに・・・
「可憐なる胡桃です、よろしくお願いしま〜す!」
「エェッ!?」
驚く遥。まあコンビ名から察しがつくと思うが、かれんとくるみのコンビである。
ネタ終了。
プロである遥に意見を求めるのぞみ達。
「う〜ん・・・ネタの着眼点とかは斬新だったけど、個人的に笑えなかったという点では最初に見たコンビと似たり寄ったりなんだよね・・・まぁ面白いからって通過できるとは限らないけどね・・・」
「・・・」
そして・・・!
「ハイどうも〜!ミルクレープでーす!」
まんをじしてうららと彩香が出てきた。
短い時間の中でたくさん笑いを取っていたようである。
終了。

のぞみ達は楽しそうだった・・・
「彩香ちゃん達面白かったね〜!どうでした遥さん?」
遥も込み上げる笑いをおさえて言った。
「うららちゃんははじめてラジオで共演したときにトークで結構笑わせてくれていたんだ・・・そのしゃべりがうまく漫才に活かされてる感じだね・・・それに対して彩香ちゃんのいちいち的をえている関西弁のツッコミ・・・笑いが何倍にもふくれあがっている!
こんなコンビが出てくるなんて・・・、これはひょっとしたらひょっとするかも・・・」
「え?」
そして、その日の出場者全員の漫才が終わり、審査結果が発表された。
健太と宮迫のコンビは今回もダメだったようである・・・
可憐なる胡桃、ミルクレープは2組とも合格した。
こうしてこの日この会場で行われた一回戦は終了した。
遥は席を立って言った。
「じゃあ僕はそろそろ行くね・・・うららちゃん達に会ったら上に行けるように頑張ってって言ったこと伝えといてね、それじゃ!」

これからミルクレープはどこまで行けるか・・・
それはこれからの話を書く私次第である・・・

PS.あのあと遥は会場の外でファンにつかまりサインや握手を求められたようである・・・

続く。

3一回戦を終えて:2008/09/19(金) 10:06:05 ID:Oup/3DeM
一回戦の一部分が終わり、しばらく小康状態が続いていた。
のぞみは実春に電話をかけていた。
「もしもし実春ちゃん、M―1出たんでしょ〜、どうだった?」
「ハイ、8月31日に大阪のとある劇場にて参加しまして同じブロックで戸田川ひなたかなた、長戸朝日名、ハルヒ&キョン、全員一回戦を通過しました!!」
「ん?ハルヒ&キョンって誰?」
「晴彦君とキョンさんのコンビです。」
「へぇ〜、晴彦君ったら彩香ちゃんという人がいながら他の娘とコンビ組むなんて・・・」
「エ?でも彩香さんがけしかけたんだそうですよ。」
「そうなの!?彩香ちゃんそのへん何にも話してくれないから・・・」
「そうですか・・・、まあでも、なんとか行けるところまで行ってみますよ。」
「頑張ってね!そしてまた2人でエッチしようね!」
「・・・ヤらしいですね。」
「ヤらしいやろ〜!(豊川悦司風に)」
こうして通話は終了。

一方、大阪での予選が終わった夜、俊之の自宅。
俊之は一人自室でボーッとしていた。すると、何者かがドアをノックした。
「お兄ちゃ〜ん、入るよ〜!」
入ってきたのは妹の真由だった。
「一回戦通過できてよかったね♪よかったよお兄ちゃんの長門有希のコスプレ。」
「見に来てたのかい?
ったく・・・」
「去年は似てるって言われてたこと気にしてたのに今じゃ武器になっちゃってるんだからすごいよね〜・・・」
「まあ、こんな見た目だから晴彦たちとも知り合えたし・・・」
「だいたい、似てるって言われるの嫌だったら髪の色を変えるとかいろいろ方法もあったのにしなかったのはその顔が気に入ってるからだよね?もしかして似てるって言われてまんざらでもないんじゃないの〜?」
「・・・」
「図星なんだ。これからも張ってね、応援してるから!」
「ありがとう。て言うか用件はそれだけかい?」
「あ、そうそうコレ・・・」
そう言って真由が取り出したのは最近売ってるかどうかも不明な「とろーりクリームONプリン」だった。
「お疲れ様、とろ〜り、する?」
ちょっと前にCMで使われてたフレーズを言ってみる真由。それに対して俊之は
「・・・する♪」
その時部屋の中にはほほえましく見える光景があったそうな・・・

後日、晴彦達が普通に登校すると、さっそく新聞部による取材が行われた。
「M―1一回戦通過おめでとうございます!二回戦への意気込みを一言お願いします!」
声の主は晴彦達の学校の部員が10人くらいいる新聞部の部長である「増目ディア(マスメディア)」だった・・・」
・戸田川ひなたかなた
「一応プロの端くれなんで、今回はええところまで行きたいと思いますぅ。」
・長戸朝日名
「漫才を楽しんで、それが結果につながって上に行けるといいなと思ってます・・・」
・ハルヒ&キョン
「目指すは決勝!アマチュア初の優勝を狙います!」

いろんなコメントが出てきた・・・
果たしてこの3組やミルクレープ達は今回どこまで行けるのか・・・

TO BE CONTINUED・・・

4とある夏休み 上:2008/10/05(日) 20:23:39 ID:OS3RWGa6
実春の家のチャイムを押す一人の少女。
中から実春の母の義実(よしみ)が出てきた。
「あらご無沙汰ね美砂(みさ)ちゃん。実春ちゃんなら数分前に駅の方に走っていったわよ。」
「そうですか、わかりました。駅の方に行ってみます。」
そう言って美砂と呼ばれる少女は駅に向かって走っていった。

駅につくと即座に実春らしき人物を発見した美砂。
声をかけようとしたが、なんとこの場で見るはずのない人物と接触していたのを見てしまい隠れてしまった。
その時の実春たちの会話
「実春ちゃ〜ん、お久だね、元気だった?」
「ハイ、おかげさまで!・・・て言うかなんでみなさんもついてきてるんですか?」
そう、実春と話してたのぞみのうしろには、りん、うらら、こまち、かれんがしっかりとついてきてたのである。
「急にのぞみが『今度大阪に行く』なんて言い出すもんだから問いつめてみたら・・・」
「2人だけで楽しもうなんてズルいじゃないですか!」
「私たちはなんでも思い出を共有しなくちゃいけないわ・・・」
「抜け駆けなんて許さないわよ。それとも2人きりじゃないといけない事情でもあるのかしら?」
「・・・ありません。」
歩き出す一行。
美砂はしばらく驚いていたが、気を取り直して実春たちを追うことにした。
「(なんで実春と夢原さんたちが一緒に?これは何かあるわね・・・)」

大阪城、通天閣、京セラドームといろんな名所をまわり、6人はとある喫茶店に入った。美砂も遅れて入店した。
すると、実春たちのところにとある人物が近づいてきた。
「どうもみなさん、ごきげんよう〜!」
「増目さん!?」
のぞみたちは彼女からインタビューを受けていろいろなことを聞かれた。
そして彼女は去っていった・・・
「なんだったのあの人は?」
実春は答えた。
「彼女は私たちが行っている学校の新聞部の部長さんで『増目ディア(マスメディア)っていいます。
増目が名字でディアが名前です。
うちの新聞部は部員が10人くらいいまして、彼女を筆頭に常に生徒のみなさんに正しい情報を届けようと日夜奔走してらっしゃいます・・・
ちなみに部員のみなさんは未来のジャーナリスト志望の人たちばかりです。」
のぞみたちは実春に増子美香の存在、彼女が作っている新聞のことや部員に逃げられひとりで頑張っていることなどを話した。
「へ〜、そんな人もいるんですね〜・・・でも本当に新聞作りをしたいんなら、たとえ上にいる人間が間違っていても最後までいるべきだと思います・・・これはあくまで個人の考えですけど・・・」
「・・・」
しばらく沈黙が続いた。
そのあと7人は店を出た。
次に行ったのは定番のカラオケ。
みんないろいろ歌ったのちに、実春がマイクを持った。
「最近、ちょっとモノマネを覚えまして・・・では行きます。」
実春、チャンス!、ラムタラ、パパンケーキを熱唱。
一同、唖然。
「すごいね実春ちゃん・・・」
「目の前に、本物の久住小春さんが見えたような気がします・・・」
美砂は実春たちが出てくるのを外でずっと待っていた・・・
そして・・・「楽しかったね〜♪、今度は晴彦君たちとも一緒に行きたいね〜。」
「今度みんなにも声かけてみますよ。あれ?」
実春に見つかった美砂。
ビックリするのぞみ達。
「久しぶりだね実春♪あと夢原さん達もお元気そうで。」
「美砂ちゃん、のぞみさん達と知り合いなの?」
かれんとこまちが口を開いた。
「美砂はサンクルミエール学園の生徒で・・・」
「私たちと同じクラスなのよ。」
「エエッ!?そう言えば学校の話とかほとんどしてなかったな・・・美砂ちゃんは僕のお母さんのお姉さんの娘なんです・・・」
「従姉(いとこ)?」
「ハイ、そういうわけだからもう帰るわよ実春!じゃあさようなら。」
実春を引っ張って行ってしまう美砂。
気まずい空気がその場を漂った・・・

5とある夏休み 下:2008/10/05(日) 20:30:27 ID:Hc3exNbk
家に着いて、実春を問い詰める美砂。
「ハッキリ答えなさいよ!あの人達とどこで知り合ったの?」
「・・・共通の知人の紹介でお知り合いになって・・・」
「じゃあ夢原さんとはどんな関係なの?」
「(のぞみさんの事か・・・)
男女の関係だよ・・・
何度か2人で体も重ねあってるし・・・」
「実春、あなた汚されちゃったのね・・・」
「別にそんなことは・・・」
そう言った矢先に美砂は実春の唇をうばった。
そして、その勢いで実春をベッドに押し倒した。
「だ、駄目だよ美砂ちゃんこんなの・・・!」
実春は美砂にいろんなところをまさぐられながら思い返していた・・・美砂の想いをはじめて聞いた時の事を・・・
それは、100歳まで生きた曾祖父の葬儀のために親戚が大勢集まっていた7年前だった・・・
大人たちがいろいろ話をしている間、実春は一人外で遊んでいた。すると、
ギュッ!
背後からいきなり何者かが抱きついてきた。
美砂だった。
「どうしたの〜、美砂ちゃん?」
しばしの沈黙のあと、美砂は口を開いた。
「ねぇ実春ぅ、大きくなったら、私たち、結婚しよ・・・」
「え!?何を言ってるの?だめだよいとこ同士でそんなの・・・」
「知らないの?今の日本の法律上、いとこ同士だったら結婚できるんだよ。
私ね、はじめて見たときからずっと実春のことが好きだったの・・・
寝ても覚めても実春のことが頭から離れなかった・・・
何度か会ううちにさらに気持ちは高まっていった・・・
次に会うときはそんな気持ちをちゃんと伝えようと今日の日を待っていたんだよ・・・
ねぇ、実春ぅ・・・」
「イ、イヤァーーーー!!!」
美砂の両手を振りほどいて逃げ去る実春。
幼かった実春には美砂の大人な気持ちは重すぎたのである・・・
それ以来、実春は美砂を避けるようになった・・・
中学に上がってからは一切会っていない・・・
回想、戻る。
すると実春も美砂もすでに一糸まとわぬ状態になっていた・・・
美砂は一心不乱に実春のモノを口にくわえていた。
「み、美砂ちゃん・・・!」
そうしているうちに実春のモノの先端から白濁した液体が勢いよく飛び出し,美砂の顔面にマトモにかかった・・・
「だいぶ元気いいみたいだね・・・それじゃあ・・・」
勃ち上がった実春のモノを自らのソコにあてがう美砂。
そして激しく腰を動かす。
「アァッアァッアァッアァッアァッ!!・・・」
2人のつながっている部分を見ると美砂のソコから血が少々流れ出していた。
「美砂ちゃん,大丈夫!?」
「実春と一緒だから・・・全然平気ッ!!」
そして2人は同時に果てた・・・
落ち着いたあと,実春は美砂に聞いた。
「美砂ちゃん,初めてだったの?」
「だって私,小,中と女子校なんだもん・・・」
「よく今まで誰にも奪われることなくいられたね・・・」
「・・・,とにかく私のファーストキスと処女,大事にしてね。
これで準備はととのったわ!
私,夢原さんには絶対負けないから!!」
服を着たのちに窓際で意気込む美砂。
実春はしばらくぐったりしていた・・・
そして夜になって美砂は帰っていった。
そうして夏が終わり実春も美砂も新学期をむかえそれぞれの学校に行った・・・

美砂はのぞみに対して静かに闘争心を燃やしていた・・・

・・・END.

6ミルクレープ M―1に挑戦 2回戦 上:2008/11/06(木) 22:30:41 ID:DRKSdt0o
約2ヶ月におよぶ1回戦が終わり2回戦に突入した。
大勢いた参加者も大部分消えていった・・・
そして2回戦が行われるとある会場にミルクレープ達がいた。
控え室にて,また顔馴染みの面々と再会した。
「どうも〜,圭太郎さん320(ミツオ)さんご無沙汰してます〜♪競介さんたちもお久ですね〜。」
去年決勝まで行った圭3(けいスリー)やストーム・ファンタジーらに声をかける彩香。
圭太郎たちは彩香に聞いた。
「なぁ彩香,あの少年(晴彦)は一緒じゃないのか?」
「アイツは今年,大阪で違う相方と出るみたいなんです。
それで,それぞれ,別々に出てどっちがいいところまで行けるか競争しようってなったんです・・・」
それで新しく組んだ相方があの娘ってことか・・・」
はなれたところにいるうららを見ながら,320が言った・・・
彩香は聞いた。
「あれ,そう言えばジェンダーフリーさんは?
今回はこの会場から参加するそうですが,姿が見えませんなぁ・・・」
「2人でジュースを買いに行ったよ・・・」
ストーム・ファンタジー,圭3,ジェンダーフリーはみな同じ事務所に属しているのである・・・
くるみが彩香に声をかけた。
「大丈夫なの?そんなにくだけた感じで。」
「大丈夫だよ,ジェンダーフリー以外はアウトオブ眼中だから。」
「ってオイ!!」
よくテレビで見るような若手芸人的なリアクションでキレる競介の相方淳史。
競介が聞いた。
「彩香,その娘は?」
「同じ学校のヤツでして,先輩とコンビ組んで一緒に一回戦を通過したんです・・・」
「そうかぁ〜今年の素人の参加者もあなどれないなぁ〜・・・」

一方,客席の方にはいつものようにのぞみたちがいた。
すると,すぐ隣に2人の女性が座った。
こまちが2人に声をかけた。
「あの〜,すみません,女優の荒城結衣(あらきゆい)さんと小寺美香(こでらみか)さんですよね?」
「ハイ,そうですけど・・・」
「大丈夫ですですかこんなところに来てて・・・」
「平気よ・・・
私たちが誰を見に来たかなんて多くの人はわかってるから・・・」
「・・・」

7ミルクレープ M―1に挑戦 2回戦 下:2008/11/06(木) 22:39:09 ID:zbdRthEI
そして,2回戦がはじまった。
多数の芸人たちが漫才をしていた・・・
そして・・・
「どうも〜,ジェンダーフリーで〜す!」
ついに去年決勝まで行ったジェンダーフリーがまんをじして登場した。
この時の遥(♂)はなんと白のロリータファッションで登場した。
一方,明(♀)は革ジャンに革ズボン,サングラスをしていた・・・
ネタ省略。
のぞみたちは驚いていた・・・
「2人ともすごい格好してたね・・・」
結衣と美香が言った。
「あの子たち今回も燃えているわね・・・」
「今年はすごい笑いを起こしそうですね・・・
あ,あとジェンダーフリーは同じ学校の後輩でもあるのよ。」
「知ってます,雑誌で読みました。」
いろいろ話してるうちにジェンダーフリーの出番が終わった。そして次に
「どうも〜可憐なる胡桃でーす。」
ついにかれんとくるみが出てきた。
美香がこまちたちに聞いた。
「あの娘たちと知り合いなの?」
「2人とも同じ学校なんですよ・・・もう一組出てるんですけど。」
そのあとに圭3,ストーム・ファンタジーが漫才をした。
ストーム・ファンタジーを見るときの結衣と美香の表情がどこか違っていた。
そして・・・
「どうも〜ミルクレープでーす!よろしくお願いしまーす!」
うららと彩香が元気よく出てきた。
ネタ省略。

美香と結衣は驚きを隠せなかった。
「うららちゃん,スゴくイキイキとしてましたね・・・」
「意外な才能を見た感じね・・・」

そして,全員のネタが終わり,結果発表。
「・・・,ジェンダーフリー!,圭3,ストーム・ファンタジー!,・・・ミルクレープ!・・・」
合格者の名前が次々呼ばれた。どうやらかれんとくるみは落ちたようである・・・
結果を聞いてすぐに美香と結衣は帰っていった・・・
会場をあとにするかれんとくるみ。
遥が声をかける。
「かれんちゃん・・・」
「やっと肩の荷がおりました・・・
頑張ってくださいね,応援してますから!」
「・・・,ありがとう。」
わだかまっていたものが解けた遥。
次回は3回戦。
果たして,決勝に上がるのは誰か・・・

続く。

8のぞみはるの会話:2008/11/11(火) 21:01:54 ID:GBgd9yF.
久々に実春の家にのぞみから電話がかかってきた。
「実春ちゃ〜ん♪元気ィ?」
「のぞみさん・・・先日はお騒がせしてすみませんでした。あとそっちでなんか変わったことはありませんか?」
「うーんとね・・・特にないよ。ただ、遠くの方からあやしい視線を感じたり、誰かに階段から突き落とされそうになったり、サンクルミエール通信に私関連のゴシップ記事が載ったりしたくらいだよ〜。」
「(多分美砂ちゃんの仕業だ・・・)
メンタル強いですね・・・」
「うん、いちいち悩むの面倒だから!」
「(前向きだなぁ、そこがのぞみさんのいいところだけど・・・)
て言うか何か他に用はありますか?」
「あぁそうそう、実春ちゃんたちM―1出てるよね?
大阪の方で今年決勝に行けそうな芸人さんって誰がいるかなぁ?」
「そうですねぇ・・・
私たちもなんとか2回戦も通過しましたが、3回戦、準決勝はわかんないですけど、今年行きそうなのは去年敗者復活から決勝に行ったクール・モンブランとか、コブトリあたりかと思われます。」
「コブトリ・・・?
なんかメンバー2人とも太ってるみたいな名前だね・・・」
「いやそういう意味じゃなくて、あのコブクロみたいに、メンバー2人の名前をかけあわせて作られたコンビ名なんですよ。
ボケ担当の人がかなりの長身なんですよ・・・」
「どれくらい大きいんだろう?」
「直立で顔を見ようとしたら首が痛くなるくらいですよ。
あとクール・モンブランは今年がラストチャンスらしいので、かなり気合いが入ってるみたいです・・・
なんでも去年からずっと全国漫才ツアーなることをしているという情報が入ってるんです・・・
今年の優勝の大本命らしいですから要チェックですよ。」
「ハトがなんか落としてったよ。
フーン。」
「そんな細かいボケはさまなくてもいいですから。
あと、普段東京で活動してるコンビで2回戦を大阪で戦っていたのがいるんですよ。
片方は侍のような格好をしていて、もう片方の人はスーツ姿でさっき紹介したコブトリのでかい人ほどじゃないけれど背が高い人だったんですよ・・・
コンビ名はちょっと思い出せないんですけど。」
「スゴいね・・・
背の高い人たちがどんどん決勝来たらいろんな意味で盛り上がりそうだよね・・・」
「多分さっき言ったコンビは3回戦あたり東京で見れるんじゃないだろうかと思います。
一応、戸田川ひなたかなた、長戸朝日名、ハルヒ&キョン現在まだ残ってますからなんとか準決勝まで行けるよう頑張ってみます。」
「そっかぁ〜、頑張ってね。
あと〜、実春ちゃん、私が今どこにいるかわかる?」
「ハ?家からかけてるんじゃないんですか?」
すると、
ピンポーン!
家のチャイムが鳴った。
ドアを開けると、前にのぞみが立っていた。
「のぞみさん・・・、なんで?」
のぞみは片手に携帯電話を持っていた。
「実春ちゃんともっとお話ししたいなと思って買ったんだ。
あとここまでシロップに乗せてきたもらったの。」
外に出てあたりを見回す実春。
「大丈夫だよ。今日は私一人だから。」
「エ?もしかしてずっと外で通話してたんですか?
寒かったでしょうに・・・
どうぞ中に入ってください。」
「でも、お父さんお母さんいるんじゃないの?」
「こっちも大丈夫ですよ。
今日明日両親とも家にいませんから。」
「そうなんだ、じゃあおじゃましま〜す!」
その日、実春はのぞみと2人で互いの近況や夢のことなどいろんな話に花を咲かせていたという・・・

エ?その日の2人は最終的にヤったかって?

・・・それは、ひ・み・し。(氷見市)

END.

9ミルクレープ M―1に挑戦 3回戦:2008/12/05(金) 11:13:49 ID:aaTTZVhQ
いよいよM―1も佳境に入ってきて、だいぶいた参加者もかなり消えていった。
そして勝ち残った参加者はさらに燃えていた。
そんな感じで3回戦の会場であるルミネTHEよしもと。
ミルクレープたちは控え室にいた。
うららが彩香に言った。
「彩香さん,あそこに侍風の男性がいますよ。」
「そんなのいちいち,気にしない。
うん,やっぱりブライトジェネレーションズの火野栄治だ。」
すると侍風の男に近づくスーツ姿で髪をうしろでまとめた長身な男。
「彩香さん,私あの人たちを前にどこかで見たような気がするんですけど・・・」
「去年の敗者復活戦で彩晴の前にネタやってた人たちだよ。」
本番スタート。
のぞみ達はいつものように客席で彩香達の出番を待っていた・・・
2回戦で落ちたかれんやくるみも一緒に見ていた。
3回戦ともなると参加者の漫才のレベルも格段に上がってくる。
そんな中,
「R&M!」
去年も出ていたコンビの登場である。
「いや〜,俺ね,ドキュメント番組やってみたいんやって〜。」
福井弁で話すメガネのツッコミ正和。
その一言のあとコントに入る。
終了。
「今年は大丈夫かなあの人たち?」
そのあと,
「ブライトジェネレーションズ!」
さっき彩香達が控え室で見た2人組がまんをじして登場。
「世の中,侍魂のある人間が減ってきたなぁ。」
「時代が変わってきたからな・・・」
のぞみは思った。
(あの人達が実春ちゃんが言っていたコンビかなぁ?)
限られた時間の中大きな笑いがおきていた。
彼らの出番が終わったあとみんな話していた。
「あのツッコミの背の高い人,私たちの知ってる誰かに声が似てなかった?」
「確かにぃ・・・」
そのときみんなの脳裏に浮かんだのは普段,敵として自分達の前に立ちはだかるあの金髪のオッサンだった。
「あいつも若い頃はあんな感じのしゃべり方だったのかな?」
「・・・」
しばしの沈黙。
そして,また圭3とストーム・ファンタジーも登場した。
そのあとに,
「ジェンダーフリー!」
今日の2人の衣装は遥がメイド,明が美容師だった。
ネタ省略。
こまちが言った。
「本当にネタも衣装も気合いが入ってたわね・・・」
りんも言った。
「気合い入れてるからってメイドって・・・」
かれんは,
「まさに『ジェンダーフリー』ね・・・」

それから,
「ミルクレープ!」
ついにまんをじしてうららと彩香の登場である・・・
「今日は彩香さんとラクロスをしてみたいです♪」
ラクロスのコントを演じる2人。
中略。
「もう,ええわ。
どうもありがとうございました!」
深くお辞儀をしたのちに退場。
こうして全員の漫才が終了。
運命の結果発表。
「・・・,R&M!,ブライトジェネレーションズ!,圭3!,ストーム・ファンタジー!,ジェンダーフリー!,ミルクレープ!」
さっき名前が出てきたグループは全員合格したようである・・・

3回戦が終わり彩香とうららを待っているのぞみたち。
すると、ブライトジェネレーションズが出てきた。
彼らを引き止めてこまちが言った。
「すみません、これをちょっと大声で読んでいただけますか?」
渡された紙に書かれたセリフを声高にさけぶ勝(まさる)。
「ハッハッハ、プリキュアよ、ローズパクトを渡してもらおうか!
・・・なんだコリャ?」
「もう行くぞ、勝。」
「わかったよ・・・そんじゃ。」
栄治と勝はさっさと行ってしまった・・・
そして、彩香たちがあとからやって来た。
「あんたたちいったい何してたわけ?」
「さっきちょっと面白いことがあったんだよ彩香ちゃ〜ん♪」
「キモっ!
また明日聞くから・・・」

こうして彩香たちは家路についた。

次はいよいよ準決勝。
果たして、最後に笑うのは誰なのか・・・?

準決勝に続く。

10ミルクレープ M―1に挑戦 準決勝 上:2008/12/14(日) 21:25:04 ID:lftbr9iU
ついに多くの芸人の運命を決めるM―1の準決勝が行われた・・・
東京と大阪、2つの会場で、2日間にわたって開催されている。
控え室、彩香とうららが話していた。
「彩香さん・・・
ついに来てしまいましたねこの時が・・・」
「ああ・・・
ハルたちも大阪の方で準決勝まで残ったらしいから、まだまだ油断はできないよ・・・
今日も・・・勝つよ!」
「・・・ハイ!」
気合いを入れ直す2人。

そして、本選がスタート。
3回戦を東京で戦っていたブライトジェネレーションズは今回仕事などの都合で準決勝は大阪での参加となった。
トップバッターはR&M。
また今回もドキュメントのネタのようである・・・
そのあとに、圭3、ストーム・ファンタジーがネタをやっていった。
何組かが出番を終え、ついにジェンダーフリーが登場。
客席は騒然とした。
なぜなら、いつも衣装にもこだわりのあった2人だったのに、
今回はジャケットの下に♂と♀のマークを組み合わせたような記号のプリントされたTシャツを着ていたのである・・・
終了。
客席にいたのぞみたちはちょっとビックリしていた。
「しゃべりのキレがすごかった・・・」
(もしかしたら優勝かも・・・)
そして、いよいよまんをじしてミルクレープの出番が来たようである・・・

11ミルクレープM―1に挑戦 中:2008/12/14(日) 21:30:21 ID:lftbr9iU
「ハイどうも〜、ミルクレープで〜すよろしくお願いしま〜す!
そんじゃ自己紹介しましょう!」
「ハイ、私の名前が春日野うららで相方さんの名前はネタの最後に発表しますよろしくお願いしま〜す!」
「なんでそうなんの?
まあエエわ、まあ最近アタシ旅行行きたいなと思うとるんやけどさ。」
「それだったら私の知り合いに旅行代理店やってる人がいますから行ってみたらどうですか?」
「お前は顔広いなぁ・・・
よし、ココか・・・
ウィーン!」
「いらっしゃいま〜〜〜〜〜セッ!」
「イントネーションおかしいな・・・」
「どうも〜、旅は道連れあの世まででおなじみの春日野旅行で〜す!」
「ソレやばいやないか・・・」
「じゃあ今から旅行の係呼びますね。」
「お前なんやねん?」
「旅行の係ー!
おーい、大西ぃ、大西賢示!」
「それはるな愛の本名や!」
「中村ァ、中村有里!」
「それ椿姫彩菜!」
「平原ぁ、平原徹男!」
「カルーセル麻紀や!
なんでお前んとこ元男性やったタレントと同じ名前のヤツばっかおんねん!?」
「・・・偶然ですよ!」
「何かこっちモヤモヤするわ・・・」
「すみません・・・
今呼んだ全員ちょっと出てるみたいなんで・・・
私が対応させていただきます。」
「はなっからそうしてぇな・・・」
「ご予算はどのくらいですか?」
「せっかくの旅行なんで一応10万くらい用意したんですけど・・・」
「海外旅行は難しいですねぇ・・・
国内旅行とかいかがでしょう?」
「例えばどんなのがあります?」
「奈良公園で
鹿せんべい食べ放題ツアー!」
「そんなん食いたない!」
「湘南の海、
大雨の中サーフィンツアー!」
「波に飲まれて死んでまうわ!」
「じゃあこれなんかいかがでしょう?
大きな車でご自宅までお迎えに上がります。」
「おお〜、何かエエなぁソレ。」
「その際お客様には白い服をお召しになってもらい、横になってお乗りいただきます。」
「???」
「そしてお客様には最終的に燃え上がるような熱い場所に行っていただきます。」
「・・・、ちょっと待てぇ!
ソレ霊柩車やないか!」
「あ〜〜〜、バレちゃいましたぁ!?」
「2つのキーワードでわかってもうたわ!」
「それでは先程紹介したツアーすべてでちょうど10万円になりますがいかがなさいますか?」
「全部イヤや!
鹿せんべい食って、
大雨の日に波にのまれて、
最終的に火葬場やなんて・・・
ホンマにあの世までなんやな!
もうさっきからムチャクチャや、こんな店2度と来るか!」
「・・・、わかりました。
じゃあ最後に一言言わせてください。」
「なんやねん?」
「相方の名前は高野彩香さんです!」
「最後に言うんかい!
どうもありがとうございました!」

深くお辞儀をしたのちに退場。

こうして、東京での準決勝は終了したのであった。

12ミルクレープ M―1に挑戦 準決勝 下:2008/12/18(木) 19:50:43 ID:1bAu1Ufg
大阪でも準決勝が行われ、
その一日後、ついに結果発表が行われた。
東京大阪2つの会場ロビーにて参加者たちが結果を待っていた。
うららもマネージャーと一緒に会場にいた。
彩香はというと歌のライブで都内のライブハウスに来ていた。
結果が出たら電話で連絡が来る手はずとなっている。
そしてついに結果を発表する人がやって来た。
「それでは・・・
M―1グランプリの決勝進出者を、エントリーナンバー順に発表していきます。
・・・まずは、エントリーナンバー2929、クール・モンブラン!」
「よっしゃあ!」
「やったで!」
歓喜の声をあげる2人。
「2971、コブトリ!
・・・3000、圭3!
・・・3325、ストーム・ファンタジー!」
「(よし・・・次は俺たちか?)」
ドキドキしているR&Mのロック。
ちなみにR&Mのナンバーは「3326」である。
「・・・、3330、ジェンダーフリー!」
その場でズッコケるロックと正和。
「3661、ブライトジェネレーションズ!」
静かにガッツポーズをする栄治と勝。
「・・・、3690、ミルクレープ!」
「エ・・・!?」
驚きを隠せないうらら。

そして・・・
「え〜最後に・・・、3900、ハルヒ&キョン!」
晴彦とキョンも動揺していた。

・・・こうしてついに決勝を戦う8組が決定したのだった・・・
うららは気持ちを落ち着かせて彩香に電話をかけた。
「彩香さん彩香さん!
私たち・・・決勝進出決定しちゃいました!!」
「マジでか!?ヨッシャ〜・・・!」
「ア・・・、あと晴彦さんたちのコンビって『ハルヒ&キョン』って言いましたよね?」
「そうだけど・・・何?」
「・・・その人たちも合格してたんです。」
「マジで!?
・・・決着は決勝にもつれ込んだってワケか・・・」

果たして・・・優勝は誰の手に?

・・・続く。

13ミルクレープM―1に挑戦 抽選会:2008/12/21(日) 15:10:38 ID:wwbqZdhI
決勝に進出する8組が決まり、その8組がテレビ局に集まった。
まずはエントリーナンバー順に挨拶が行われた。
・クール・モンブラン(藤崎真治・田川義範)
「どうも〜クール・モンブランの藤崎です。
田川です。
今年で最後なんで絶対勝ちたいと思います!」
・コブトリ(古淵健之進・鳥野俊太)
「古淵です。
鳥野です。
コブトリですよろしくお願いします!
僕らは今年で結成6年目ですが、ここで勝って飛ぶ鳥を落とす勢いをつけたいと思ってます・・・!」
・圭3(松宮圭太郎・320)
「どうも〜圭3で〜す!
僕らのネタはハイテンションに動きまわるのが多いんですけど、決勝の舞台でも思いっきり暴れたいと思いま〜す!」
・ストーム・ファンタジー(新條淳史・高見競介)
「どうも〜、ストーム・ファンタジー、略してストファンで〜す!
俺らは今年で結成5年目なんですが区切りのいいこの時に優勝したいと思います・・・!」
・ジェンダーフリー(小宮山遥・谷川明)
「どうもジェンダーフリーです。
去年はいいところまで行きながら惜しくも優勝をのがしてるので,今年こそは狙いたいです!」
・ブライトジェネレーションズ
「どうも,
関東時代劇愛好会会長の火野栄治です。
プロデュース会社『勝組』(まさるぐみ)社長の陣内勝です。
自分たちをプロデュースする目的でコンビを組んで漫才をやってますが,今回初めて決勝に行けたので,全国にアピールできるよう頑張りたいと思います!」
・ミルクレープ(春日野うらら・高野彩香)
「どうもはじめましてミルクレープといいます。
私らはコンビを組んでまだ一年もたってないんで正直こんな大きな舞台に立てるなんておこがましいような気もしますがなんとか他の挑戦者のみなさんに呑まれないように頑張ってみたいと思います・・・」
そして最後に,
・ハルヒ&キョン(坂本晴彦・茂村今日子)
「どうも〜,大阪からやって来た普通の中学生で〜す!
アマチュア枠で来れた決勝。
なんとか先程あいさつしたミルクレープより上に行きたいと思いますぅ・・・」
しかし,このときの晴彦は涼宮ハルヒのコスプレをしていた。
それを見て,会場にいた他の出場者,およびマスコミはこう思った。
(どこが普通の中学生だ!?)
そして,司会とのトークありでいよいよ緊迫の抽選会。
まずは今年で最後のクール・モンブラン。
背の高いボケの藤崎がボールを取った。
「・・・
よっしゃ!」
次に,コブトリ。
身長193cmのボケの鳥野が引く。
「・・・,」
3番目はジェンダーフリー。
ボケの遥が引いた。
「・・・,!」
次はミルクレープ。
引いたのはうらら。
「・・・,うわぁ・・・」
ストーム・ファンタジー。
「・・・,オオ・・・!」
圭3。
「・・・,よしッ!」
ハルヒ&キョン。涼宮ハルヒ姿の晴彦が引いた。
「・・・,ああ〜・・・!」
他の全員が引き終えた時点でブライトジェネレーションズの出順は決まった。
抽選の結果,決勝の登場順は以下のように決定した。
1・ミルクレープ
2・コブトリ
3・圭3
4・ハルヒ&キョン
5・ストーム・ファンタジー
6・ジェンダーフリー
7・クール・モンブラン
8・ブライトジェネレーションズ
9・敗者復活戦勝者


果たして・・・この年日本一の漫才師の称号を手にするのはいったい誰だ!

・・・決勝に続く。




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