したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

34千葉9区:2008/12/02(火) 00:11:41
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=6578&mode=0&classId=0&blockId=1113108&newsMode=article
問われる地域医療【下】 政争の影 (08年11月22日)
移譲賛否で対立再燃
 「党としての意思統一を欠く行動だ」。市長辞職が決まった21日午後、市議会会派室で開かれた自民党武雄市支部総務会。武雄市民病院の民間移譲に賛成する市長派議員の怒号が響いた。矛先は革新系市議とともに共闘する移譲反対派に向けられていた。


 同じ自民党内でも賛否が分かれた民営化問題。反対する市議は「市民病院を存続させたいという思いは同じ。党派は関係ない」。共産や社民の市議らと超党派で署名活動や住民監査請求などの運動に参加する理由を訴えた。
 議会内で最大勢力を誇る自民の「党内分裂」。その背景に、純粋な病院問題だけではない「政争の影」を見る向きも多い。

■反主流派が反旗

 武雄市はかつて大坪健一郎、山下徳夫、愛野興一郎という3人の代議士を中心に、保守が激しい争いを繰り広げた。その流れを受ける形で、市長選も市を二分する戦いが多い。

 前回の市長選。樋渡啓祐氏は当時現職で大坪の流れをくむ古庄健介氏を破って初当選を果たした。反主流派となった「古庄派」とされる市議の多くは今回、移譲反対の立場を掲げ、市長に反旗を翻した。

 加えて1年半後に迫った市議選も問題を複雑にする。ある議員は「地盤が競合する市議の中には、自分の選挙での損得を天秤(てんびん)にかけ判断しているケースもある」と指摘する。

 21日の自民総務会で「市民病院は守るべき。他党と共闘してはいけないという党則はないはずだ」と激しく反論した移譲反対派。声高に主張する病院の経営形態に対する根本的な考え方の違いに加え、見え隠れする政治的な思惑も複雑に絡み合う。

 こうした党派や議員個人の利害関係といった側面もある今回の混乱。ただ、年末に控える市長選で問われるのは、あくまで政策だ。

■政治手法を審判

 樋渡市長は21日の辞職会見で「今回の選挙は私の2年7カ月の信任投票の意味合いもある」。市政運営への批判を強める市民グループを意識した言葉を口にし、医療問題に重点は置くものの、自らの政治手法への審判を受ける決意も示した。

 一方、市民グループ側も、市民病院を守るという部分は共通するが、その他、市政全般の政策については共通認識が持てるのかという課題を抱える。

 市民が望むのは病院問題をめぐる政争ではない。今回の混乱を意味あるものとするためにも両者に課せられた課題は多い。

【写真】臨時議会で21日付の辞職が同意され、閉会後にあいさつする樋渡市長(中央)=武雄市議会議場


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板