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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

1410とはずがたり:2014/08/25(月) 10:04:17
アベノミクスは碌な結果をもたらさんなぁ。。

<マクドナルド・ハウス>資材高騰 開設遅れる
毎日新聞社 2014年8月25日 01時16分 (2014年8月25日 07時18分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140825/Mainichi_20140825k0000m040126000c.html

 ◇九州初、付き添い家族向け宿泊施設

 11月開院予定の新しい福岡市立こども病院(同市東区)に併設される入院患者の付き添い家族向け宿泊施設の開設が5カ月近く遅れ、来年3月下旬にずれ込むことが分かった。東日本大震災の復興需要などによる資材高騰や作業員不足が原因。同病院は九州一円などから重い病気の子供が入院している。宿泊施設は付き添い家族の経済的、精神的負担の軽減につながると期待され、早期の開設を望む声が上がっている。【下原知広】

 同病院は現在、福岡市中央区にあり、神戸市より西で唯一の小児専門の高度医療機関。九州、中国、四国などから年延べ約5万1000人が入院している。11月1日に東区に移転、開業する予定。

 新病院の敷地内に、公益財団法人「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」(東京)と福岡市立病院機構(同市博多区)が、九州初となる家族向け宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス ふくおか」を計4億円で建設する。鉄骨2階建て約1500平方メートルで16室(1泊1000円の予定)を備え、新病院の開院に合わせて開設する計画だった。

 しかし病院機構によると、工事を受注した建設会社から、東日本大震災の復興需要などに伴い、建設用の資機材の調達や作業員の確保が難しくなったと連絡が入り、開設が来年3月下旬に遅れる。膨らむ建設費は材料費や調度品の見直しで対応する。近隣に宿泊施設がないため、開設までの間、民間企業の研修用施設5室を家族用に提供する。

 城後勝浩・新病院整備課長は「病院の開院と同時にオープンするのが望ましいが、入院する子供や家族に不便をかけないよう努力したい」と話す。福岡県内の病院関係者は「手術後はリスクもあるので子供の容体が変われば家族にすぐ来てもらわないといけない。病院の中で待つことはできるが、何日も待つのは無理だ。九州一円から患者を受け入れるのであれば5室は少ないと思う」と指摘している。

 ◇行政の予算にも影響

 東日本大震災の復興需要などに伴う建設資材費の高騰や人手不足は、行政の予算編成にも影響が出ている。九州の計5自治体は6月議会で値上がりを理由とした予算の増額補正を余儀なくされた。高騰は一時的なものとの見方がある一方、2020年の東京五輪に向けて地方の建設作業員不足などに拍車がかかるとの懸念もある。

 大分県は6月県議会で約2億2300万円の一般会計補正予算案が可決された。

県立美術館建設事業費や県庁舎の耐震改修工事費が人件費や資材費の値上がりで当初予算の見通しを上回ったためだ。担当者は「財政が厳しい中、頭が痛い」と語る。

 宮崎県も6月県議会で人手不足に伴う労務単価の値上がりに対応し、トンネル工事2件で計4500万円増の補正予算を可決した。将来の支出を約束する債務負担行為を含め、長崎、福岡、北九州の3市も増額補正した。

 大分県は「県内は2年前の豪雨災害復旧工事もあって人手不足になった。今後は落ち着いてくると思う」、宮崎県も「アベノミクスによる財政出動がいつまでも続くものではなく、高騰状態は数年も続かないのではないか」と期待する。

 しかし、長く続いた公共事業費削減のあおりで、建設業界は倒産が相次ぎ、合理化によって建設作業員も減少している。震災復興やアベノミクスの財政出動で仕事が急増しても、すぐに対応できない問題がある。福岡県の建設業関係者は「東京五輪の準備が今後本格化すれば、大型事業が東京に一極集中し、地方の職人は東京へ向かう。地方は五輪の経済効果があまりないうえ、人手不足や賃金高騰のあおりだけを受けかねない」と長期化を危惧する。【佐野優、門田陽介、中山裕司】


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