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電力・発電・原子力スレ
4272
:
とはずがたり
:2017/04/12(水) 18:02:58
2017.3.16 19:57
関電が和歌山・海南火力発電所を休止 電力需要の減少受けて1〜3号機、コストを削減
http://www.sankei.com/west/news/170316/wst1703160062-n1.html
関西電力は16日、運転開始から40年超が経過する石油火力の海南発電所1〜3号機(和歌山県海南市)を停止すると発表した。節電や省エネが進み、電力小売り全面自由化で他社との競争が激化する中、石油火力は石炭や液化天然ガス(LNG)火力に比べて発電コストが2〜3倍高く、点検にかかる費用を抑える狙いで停止を決定した。廃止するかどうかは今後検討する。
海南発電所は関電の石油火力で最も古い。昭和45年に運転開始した海南1、2号機(各出力45万キロワット)は今年4月、同49年に運転開始した同3号機(出力60万キロワット)は6月に停止する。いずれも定期検査時期が迫っていた。同48年運転開始の4号機(同)は定期検査時期が平成31年5月のため、今回は停止としなかった。関電は「今後、需給動向などをみて判断する」(広報)としている。
海南2号機はコスト削減を図るため、平成13年4月から長期計画停止に入っていたが、東日本大震災後の原発停止を受けた電力不足の不安から24年7月に運転を再開。海南1、3号機もコスト高から13〜14年以降に長期計画停止に入っていた時期がある。
昨年4月に電力小売り全面自由化が始まり、新規参入の「新電力」との競争が激化する中、関電の販売電力量は減少傾向にある。発電コストの高い発電所を多く抱えれば電気料金にも響く。関電はLNG火力を増やすほか、発電コストの安い原発を再稼働して価格競争力を強化する考えだ。
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