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鉄鋼・非鉄金属スレッド

402やおよろず:2007/07/27(金) 16:17:35
探していた記事が見つかりました

新日鉄:松下やJRと持ち合い拡大 ミタルの買収攻勢警戒
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/archive/news/2007/06/28/20070628ddm008020087000c.html

 新日本製鉄が、製品の開発や販売先として関係の深い松下電器産業や三菱重工業、JR東日本、JR東海と株式の持ち合いを増やしていることが27日分かった。鉄鋼業界では、06年に合併・買収(M&A)で世界最大となったアルセロール・ミタル(ルクセンブルク)の誕生を契機に再編機運が高まっている。新日鉄は国内有力企業と株式を持ち合う「安定株主づくり」で、警戒しているミタルからの買収攻勢に備える狙いがある。

 06年度の新日鉄の株式保有者の比率を05年度と比較すると、金融機関や外国人、個人株主が微減となる中で、一般企業は9%から13%に増えた。

 新日鉄の有価証券報告書によると、新日鉄は昨年度に新たに、松下電器の発行済み株式の0・3%にあたる約800万株を約190億円で取得した。一方、松下電器もほぼ同等額分の新日鉄株を取得した。

 松下電器株の取得について、新日鉄は「放熱効果の高い鋼板を家電製品用に開発して、松下に供給している。家電メーカーとの関係強化は不可欠だ」と説明する。松下電器も「安定した調達や開発協力などで、戦略的に重要な企業と同程度の株を持ち合う。今後、ある程度まで持ち株比率を高めていく」(同社幹部)と説明している。

 また、新日鉄と三菱重工業は昨年、大型コンテナ船に用いる高強度の鋼板を共同開発するなど、協力関係を深めた。JR東日本も昨年度、新たに新日鉄株を取得した。「レールの調達で重要な取引関係にある」と説明している。

 新日鉄は昨年、事前警告型の買収防衛策を導入した。これに加えて、「製品開発や安定的な製品供給を目的にした」と説明する有力企業との株式持ち合いも、有力な買収防衛策になる。それだけに、ミタルの積極的なM&A戦略を「脅威」とみている国内の鉄鋼業界で、同様な動きが広がる可能性もある。【小島昇、前川雅俊】

毎日新聞 2007年6月28日 東京朝刊


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