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鉄鋼・非鉄金属スレッド

34荷主研究者:2004/03/17(水) 01:18

【高炉大手5社の04年3月期見通し】
http://www.business-i.jp/news/ene/art-20040304204219-JVQIAPWPIQ.nwc
FujiSankei Business i. 2004/3/5
高炉大手5社の04年3月期見通し、原料高吸収し経常増益

 新日本製鉄など高炉大手5社が4日発表した2004年3月期連結業績予想によると、主力の鉄鋼事業が国内需要、中国・アジア向け輸出ともに堅調だったことに加え、合理化効果が奏功したことで、新日鉄とJFEホールディングスが経常利益を約2倍に伸ばすなど全社が大幅な経常増益となる見通しだ。原材料費高騰の影響を製品への価格転嫁で補い、2004年度も堅調に推移しそうだ。

 国内の鉄鋼需要は建設業向けの低迷が続くものの自動車、造船、産業機械など製造業全般が堅調に推移。中国の需要急増に引っ張られる格好で輸出も堅調で、上期は増加傾向にあった在庫も改善。今期業績を押し上げる。

 売上高はステンレス事業を分離した住友金属を除く4社が増収。合理化効果によって新日鉄とJFEの経常益が約2倍に拡大、日新製鋼も4倍近くに伸ばす。その結果、前期最終損失が516億円の新日鉄と同11億円の日新製鉄がともに黒字転換。

 今期の国内粗鋼生産量は前期比微増の1億1000万トン前後の高水準を維持する見通し。高炉などの上流工程部門を分社した住友金属と高炉を改修した日新製鋼が減産となる以外は増産基調が続く見込み。5社の生産合計は7803万トン(前期比0.1%増)と横ばいだが、来期も堅調な需要が続くと予想され、生産は高水準で推移しそうだ。

 中国の輸入急増による鉄鉱石や石炭などの原材料価格、船運賃の高騰の影響は、新日鉄が630億円、JFEが300億円、住友金属が150億円、神戸製鋼が140億円に達する見通しだが、生産量拡大やコスト削減で吸収する見通し。

 しかし、「鉄鉱石や石炭に天井感がみえたものの合金類は今も上がっている」(宮崎徹夫JFEホールディングス副社長)状況で、来期は新日鉄が一千数百億円、JFEが1000億円強のコスト高になるとみている。需要家との価格交渉の成否が業績を左右することになりそうだ。


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