したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

ADSL

151とはずがたり(2/3):2004/08/21(土) 21:55

○AOL

買収を重ねて現在の規模になったAOLが、今年一月のタイムワーナーとの合併のニュースには興奮させられた。最近はこの興奮も冷め、冷静な分析を始めたマスコミのニュースも流れ始めている。

(ネットスケープ買収)
1998年にAOLはネットスケープを買収したが、この買収はうまくいったのだろうか?
・買収後ネットスケープ2200人の社員のうち、現在までに約半数が転職していった。
・未だに発表されないNetscapeバージョン5.0など、この買収はネットスケープにとって明らかに失敗だったが、AOLにしてみれば、最新のインターネットテクノロジーを買収により獲得でき、AOLサイトに転用採用し、AOLの新規会員を獲得につながったようだ。

(タイムワーナー買収)
買収発表時、独占禁止法適用の心配や、純粋なインターネット企業(AOL)が伝統的な企業(タイムワーナー)と統合することによる、戦略停滞への懸念があったが、タイムワーナーの保有するケーブルTV網、映画や雑誌のコンテンツとAOL戦略の融合への評価が高くなってきた。


最近のInter@ctive誌によれば、AOL CEO スティーブ・ケースの戦略はきわめて単純で、AOL会員獲得のため必要があればどんどん買収していく。ネットスケープやタイムワーナー買収もその一環と捕らえればその戦略は理解できるし、現在まで会員は順調に伸びている。最近では、インターネット(IP電話))電話技術のNet2Phone社の買収をAT&Tと競っている。

(私の意見)
スティーブ・ケースは、戦略と行動力に大変優れた経営者だと思います。AOLの新規会員は、ほとんどが新規インターネットユーザーであるものの、AOLサイトの人気は相変わらず高く、買収によりそのコンテンツの充実度は他ISPを大きくリードしているのは言うまでもありません。唯一のライバルYahooだけです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板