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■【地雷がわかれば】ダイナーマスク2022-2023【優勝もできる】■

1ダイナーマスク:2022/06/05(日) 13:49:36 ID:2Gk9aLAo0
去年はPGP優勝しましたが、内チャレの2名に負けてしまい、真壁刀義のような地味チャンピオンとなりました。でも私の存在価値は地雷馬評価だしまあいいか(←違)。今年はディープ産駒が少なくなりましたが、もともと非ディープで固めてた私には慣れた土俵での勝負。内チャレに勝って完全優勝狙います。

1位 フェイト 牡 [西]矢作芳人 リアルスティール サンタフェチーフ Wiesenpfad ザルデンティゲリン
2位 ラヴェル 牝 [西]矢作芳人 キタサンブラック サンブルエミューズ ダイワメジャー ヴィートマルシェ
3位 インタクト 牡 [西]矢作芳人 ハーツクライ ロードクロサイト Unbridled's Song フォークロア
4位 ルージュベルメール 牝 [西]藤原英昭 エピファネイア レッドファンタジア Unbridled's Song キャットチャット
5位 マラキナイア 牝 [西]吉岡辰弥 ジャスタウェイ カウアイレーン キングカメハメハ シルバーレーン
6位 アルジーヌ 牝 [西]中内田充 ロードカナロア キャトルフィーユ ディープインパクト ワンフォーローズ
7位 ロードマンハイム 牡 [西]友道康夫 ロードカナロア ワイルドココ Shirocco ワイルドサイド
8位 エメイヴェイモン 牝 [西]中竹和也 ハーツクライ ルシュクル サクラバクシンオー アジアンミーティア
9位 ハーツコンチェルト 牡 [東]武井亮 ハーツクライ ナスノシベリウス Unbridled's Song クレイドルソング
10位ドラ1 牡 [西]大根田裕 レッドファルクス レッドガナドーラ Bernardini Zophie

2ダイナーマスク:2022/06/11(土) 09:57:21 ID:2Gk9aLAo0
先週デビューのエルダーサインは評価が間に合わず失礼しました。今週デビューのダノンザタイガーとともに評価しておきます。

1位 大和魂 エルダーサイン 牝 [東]国枝栄 ハーツクライ コンドコマンド Tiz Wonderful イヤーリーリポート
【血統分析】
ハーツクライ×Tiz Wonderfulの配合。全兄コマンドラインとは馬主も厩舎もデビュー時期も同じだが、父と性別が違うとどうなるのか。実は私、1年前のコマンドラインの評価時に、以下のように書いている。

「兄姉2頭を見た上で評価をするならば「牡馬なら安定するが、牝馬だと不安定になる」となる。この血統、米欧のスタミナが豊富すぎるためにテンのダッシュ力が不足しており、後方から進める競馬になりやすい。また牝馬に出ることで必要以上に筋肉がつき、一瞬のキレも失われる。一方、牡馬であれば一定以上の筋肉量は必要だし、1800m以上であれば展開にも左右されない。今回の牡馬変わりは明らかにプラスだろう。」

当馬も血統傾向としては米欧混血のスタミナタイプで、父がハーツクライに変わっても同じことが言えるはず。ダッシュ力の欠如と一瞬のキレのなさは付きまとうはずだ。兄よりも評価としては落とさざるを得ない。

【個体分析】
NFの評価も高い開幕週デビュー馬で、直前の3頭追い切りでは外を回って最先着しているのは明確にプラス。早めの勝ち上がりは出来るはず。一方で展開やコースに左右されやすく、取りこぼしも多くなるタイプと見る。兄よりもキレが落ちそうなので、ベストは兄より短く芝1400-1600m、2歳戦の多頭数、東京や阪神が合う。使うかどうかはわからないが、ファンタジーSで一発ありそうなイメージ。

【結論】
OP級。これだけ動けていれば確実に1勝は計算はできるタイプで、上級条件でどこまで稼げるか。個人的には血統にキズがある以上、1位では無理だった。

3ダイナーマスク:2022/06/11(土) 09:57:42 ID:2Gk9aLAo0
1位 キズナファン ダノンザタイガー 牡 [東]国枝栄 ハーツクライ シーズアタイガー Tale of the Cat シャンドラスマイルズ
【血統分析】
ハーツクライ×Storm Cat系で、母方は完全に米血に寄せている。特にMy BupersとBeyond the Stormがガチガチの米血ニアリークロスで、確実に影響が強くなると予想される。こういうタイプはキレが失われる代わりに、先行してもバテないスタミナが強みとなる。血統としては非常によいのだが、溜めて切れるタイプではないので2〜3歳戦向きじゃない、というのが見立て。

【個体分析】
6月デビューはいいのだが、ドスローは全然向かないし、距離ももう少しあった方がいいように思う。それに国枝厩舎との相性も微妙で、終いを伸ばす仕上げとは相性がよくないと見ている。もしドスローで取りこぼした場合、放置プレイになるのも怖い。ベストは多頭数の長距離、青葉賞あたりなら一発あるか。

【結論】
1勝級。豊富な米血スタミナを活かせる場面がそう多くないとみる。早期に勝ち上がれないと地雷化する可能性も。個人的には血統を評価しつつも、指名はできないタイプだった。

4ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:43:43 ID:2Gk9aLAo0
では私の指名馬について触れていきます。地雷馬予想の方が需要がありそうなので、サラッと流す感じでいきますが、ドラフト上位3頭は他者評価同様、きっちり書いていきます。

1位 ダイナーマスク フェイト 牡 [西]矢作芳人 リアルスティール サンタフェチーフ Wiesenpfad ザルデンティゲリン

【血統分析】
父リアルスティールはディープインパクト×Storm Cat×Mr. Prospector×Miesqueという血統。ここで「ミスプロ×ミエスク=Kingmambo」なのだから、これを代入するとディープインパクト×Storm Cat×Kingmamboとも読み替えられる。欧州スタミナに米国スピードをかけ合わせた、いわば日本の超主流血統であり、種牡馬としてのポテンシャルは非常に高いと見ている。この血統を活かすには、変に米国スタミナを入れることなく、欧州血統を合わせるのが基本系になりそう。

そこで当馬の母サンタフェチーフを見ると、Wiesendpfad×Tiger Hillという完全な欧州配合。しかもDanehillが入っているのでマイルよりのスピード競馬にも対応できる。相性としては非常によく、リアルスティールを活かせそうな配合になっている。また欧州スタミナを豊富に持つため、距離的には十分持つだろうが、米血有利なダービーよりも皐月賞向きと見る。

【個体分析】
POG本でも「NF空港で最注目の1頭」として上げられており、5月19日にゲート試験合格済。「まだ幼い」とあるのでじっくり行くかもしれないが、そう遅くはならないだろう。気性は素直ということで、中山あたりの立ち回り戦にはかなり強そうなのがプラスポイント。秋デビューからホープフルS、皐月賞あたりがピッタリのイメージ。中距離向けのキレもありそうなので、府中の1800mあたりも十分こなせるだろう。いろんな条件で走れそうで、かなり潰しの効きそうなイメージ。

【結論】
G1級。高速馬場向きのキレもありつつスタミナも豊富なので、不得手な条件があまりなさそう。ベストは1800m-2000mで皐月賞狙い。

5ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:44:24 ID:2Gk9aLAo0
ここでドラフト当時を振り返っておくと、1位はダイヤモンドハンズかフェイトで迷っていた。ダイヤモンドハンズは開幕週の接待競馬が確定しており、いわゆるダービー向きの一発長打タイプ。一方でフェイトは秋デビューだが確実に重賞を取れそうなタイプ。結果としてはフェイトの安定感(安心感)を取った。大和魂さんではないが「ツーベースの延長がスリーベース」の考え方である。(←ホームランはどうした)

ここで消えたのは母アパパネ(アスパルディーコ)、母スカイダイヤモンズ(ドウフォルス)、母ハルーワスウィート(グランヴィノス)。でもこの辺は当然上位で消えるだろうし、想定の範囲内。

6ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:45:21 ID:2Gk9aLAo0
2位 ダイナーマスク ラヴェル 牝 [西]矢作芳人 キタサンブラック サンブルエミューズ ダイワメジャー ヴィートマルシェ

【血統分析】
キタサンブラック×ダイワメジャー×フレンチデピュティの配合。父は欧州スピード・スタミナで固めており、配合としては一貫性があっていいのだが、産駒はみんな日本の高速馬場を連続で使えるような体力がなかった。やはり多少は米血を入れて、体力をつけつつ硬くしていった方がいいのだろう。その点、当馬の母はダイワメジャー×フレンチデピュティ。体力の塊のような配合であり、あのゆるゆるハービンジャー産駒・ナミュールですらクラシックに乗せたほどの完成度を誇る。さらに加えて、母母父にはイクイノックスの母と同様、ダンシングブレーヴがいるのが非常によい。今年のキタサンブラック産駒でナンバーワンの評
価。

【個体分析】
入厩済。早ければ函館デビューとのことで順調。姉・ナミュールにも引けを取らないほどの評判なのは心強い。また血統からはマイル〜中長距離と幅広く使えそうだし、欧州血統が強いので牝馬クラシックのようなタフなレースにも強い。とにかく無事に行ってほしい。

【結論】
G1級。今年の牝馬では最も取りたかった馬。距離は万能、馬場もコースも選ばない、G1にも強い配合。キタサンブラック産駒にありがちな体力不足がどこまで補えているか、がカギになる。

7ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:46:00 ID:2Gk9aLAo0
ここでドラフト当時の振り返り。2位ではダイヤモンドハンズに行く手もあったが、最初からラヴェルに行くつもりだったので初志貫徹。なにせ牝馬のトッププロスペクト、ここで指名できなかったら牝馬の層が薄くなる。結果は無事単独指名。

ここで消えたのは母クイーンズリング(シャザーン)、母メチャコルタ(ダイヤモンドハンズ)。母クイーンズリングはもう少し下位でなら、と考えていたのでやむなし。母メチャコルタは…そりゃ当然取られますよね。3位で行きたかったが仕方ない。

8ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:47:03 ID:2Gk9aLAo0
3位 ダイナーマスク インタクト 牡 [西]矢作芳人 ハーツクライ ロードクロサイト Unbridled's Song フォークロア

3歳上の半兄・コントレイルは言わずとしれた3冠馬。なのに2歳上の半兄・サンセットクラウドたるや、もはや兄の3冠がフリにしか見えないほどの壮絶な地雷源だった。全国のPOGプレイヤーを恐怖のズンドコに陥れた特大地雷の下はどう評価すべきか。

【血統分析】
ハーツクライ×Unbridled's Songの配合。父が持つトニービンと母父が持つCaroによって欧州スタミナを引き出した形になる。その一方で、父が持つMy Bupersの強烈な米血スタミナを活性化させてしまうと、米欧スタミナが主張しあってズブズブの馬になってしまうのでこれは避けたい。そこで当馬だが、母母Folkloreこそ完全な米血ではあるが、直接ハーツクライのアメリカ血統を呼び覚ますような血統は少ない(実際には6代〜7代前に存在するが)。ベストの配合ではないが、ギリギリ大丈夫ではないか、というのが血統の見立てになる。

【個体分析】
未入厩で9月目標とのことだが、適条件は秋競馬以降なので焦る必要はない。「兄弟で一番良い」「体つきは見栄えする」など牧場の期待は高い。馬体もサンセットクラウドよりは全然良く見せるし、今回は地雷っぽい当たりと見る。欧州スタミナ、特にトニービン主導なので、とにかく長い脚を使えるタイプ。多頭数混戦向きで、逆にスローの少頭数は合わない。東京と阪神外回りの1800mが最も合いそう。

【結論】
重賞級。多頭数混戦向きでスローの競馬は合わない。東京・阪神の1800mがベストと見る。

9ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:48:36 ID:2Gk9aLAo0
ここでドラフト当時の振り返り。上位3頭を矢作厩舎で固めたが、これは単なる偶然。ただ2位ラヴェル、3位インタクトは結構早い段階で決めていたので、1位フェイトと合わせて想定通りにドラフトは進んでいた。なんと珍しい。。。なお3位で消えたのは母チェッキーノ(ノッキングポイント)、母バウンスシャッセ(レヴォルタード)、母ローザフェリーチェ(ヤングローゼス)。特にエピファネイアの2頭はどっちか欲しかったので、一気に2枚抜きされて頭を抱えた。もっと下位で取れると思ったが甘かったか。。。

そして次の4位辺りからホロ酔いがガチ酔いに変わり、指名がおかしくなっていくのは例年通りの様式美。こればっかりはどうしようもない。諦めて試合終了ですよ。

10ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:48:57 ID:2Gk9aLAo0
ここからは下位指名なので簡単に。

4位 ダイナーマスク ルージュベルメール 牝 [西]藤原英昭 エピファネイア レッドファンタジア Unbridled's Song キャットチャット
ここでは当初の目論見通り、母フリーティングスピリット(シュバルツガイスト)に行ったが無念の抽選負け。ここで本来なら臨機応変に対応すべきところ、酔っぱらいの仕上がりが良すぎてメダパニがかかってしまう。そしてメダパニ状態で選んだのは、当初の指名予定に全くなかった母レッドファンタジア。この馬、実は一口で持っていて期待馬なのは間違いないのだが、わざわざ一口所有馬をPOG指名する必要はない(指名しなくても十分楽しいから)と思っていた。なのになぜ指名してるんだこの酔っぱらいは。枠1つ無駄になった。指名してから気づいて、「ああ〜」となってさらに酒量が増えたことはしっかりと申し添えておく。

馬の話をしていないw 藤原厩舎でトップ評価だし、クラブの報告も超絶いいし、6月生まれということを除けば問題ないと思う。6月生まれが問題なんだけども。

ここで消えたのは母メジャーエンブレム(スワッグチェーン)。関東のトラックマンが軒並み高評価していたし、姉のホーリーエンブレムも指名してたし、「どうぞどうぞ」とされるものだと思っていた。甘かった(当たり前)。

11ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:49:44 ID:2Gk9aLAo0
5位 ダイナーマスク マラキナイア 牝 [西]吉岡辰弥 ジャスタウェイ カウアイレーン キングカメハメハ シルバーレーン
速攻系からはこの馬を指名。父ジャスタウェイは重い欧州血統なのだが、唯一キンカメとの相性は非常にいい。米欧混血でやや重い血統だが、牝馬マイルより短ければこのタフさが活きると見ての指名。

この5位は無風だったが、実はメダパニにより致命的なミスを犯している。マラキナイアより速攻系としての評価が高かったはずのモリアーナを4位で指名したと勘違いし、そのまま10位まで指名漏れで突き進んでしまった。朝起きて指名馬一覧見て愕然とし、モリアーナが新馬戦を楽勝してさらに愕然。もしかすると、母レッドファンタジアと母モリアーナを間違えたのかもしれない。。。(同じエピファ産駒だからか?)

12ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:50:04 ID:2Gk9aLAo0
6位 ダイナーマスク アルジーヌ 牝 [西]中内田充 ロードカナロア キャトルフィーユ ディープインパクト ワンフォーローズ
母キャトルフィーユを指名して抽選勝ち。この母の産駒はいつも評価が高いのだが、いつもデビューが遅い。ただ今年は入厩済で、牧場側も「この馬で重賞を勝つ」と意気込んでいるので、もう一回騙されてみようと考えて指名。「この馬で重賞(中山牝馬S)を勝つ」とかじゃないことを祈ろう。

13ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:50:21 ID:2Gk9aLAo0
7位 ダイナーマスク ロードマンハイム 牡 [西]友道康夫 ロードカナロア ワイルドココ Shirocco ワイルドサイド
もう1頭ロードから。ロードは同じ千葉の有力者であるダノン野田氏に有力馬を渡しているが、1頭くらいは当たりがいるだろう。この馬はロードカナロア×欧州血統で距離は持つし、長距離に実績のある友道師とも相性がいい。ゲートも済んでいるので、夏の新潟要員として指名。

14ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:50:41 ID:2Gk9aLAo0
8位 ダイナーマスク エメイヴェイモン 牝 [西]中竹和也 ハーツクライ ルシュクル サクラバクシンオー アジアンミーティア
ノースヒルズからはこの馬を指名。どの媒体を見ても「スピードはトップクラス」「気性はいい」という文字が並ぶ。欧州ナスルーラ血統で固めた良質スプリンター、目指せ葵S。

15ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:50:59 ID:2Gk9aLAo0
9位 ダイナーマスク ハーツコンチェルト 牡 [東]武井亮 ハーツクライ ナスノシベリウス Unbridled's Song クレイドルソング
橋本牧場からはマイ血統を指名。ハーツクライ×Unbridled's Songは3位のインタクトと同じだが、配合評価はこちらの方が高い。牧場の期待度も相当高く、秋の王道路線狙い。

16ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:51:17 ID:2Gk9aLAo0
10位ダイナーマスク ドラ1 牡 [西]大根田裕 レッドファルクス レッドガナドーラ Bernardini Zophie
ドラフト10位でドラ1を指名。別に囲い込んではいない、誰も指名しないのでドラ1を行っただけのことである。ドラフト外指名の星である秋山幸二になってほしいが、現実は育成ドラ1であることは十分にわかっている。血統は米血で固めた、わかりやすいスプリンター。夏〜秋に出てくれば堅実に稼げるとは思うので、とにかく早く出てきてほしい。

17ダイナーマスク:2022/06/12(日) 16:57:33 ID:2Gk9aLAo0
以上で指名馬の紹介は終了。

今年は牡馬:牝馬=5:5のバランス布陣で、ノーザンファーム生産は3頭と相変わらずの少なさ。モリアーナの指名漏れにより速攻系が1頭になってしまったのは想定外だが、ゲート済の馬も多いのでそこは気楽に考えておこう。

なお業務連絡です。本日、noteとtwitterを始めました。

note :https://note.com/dynarmask
twitter:https://twitter.com/DynarMask

PGPの1位指名馬はこちらの掲示板に書いていきますが、それ以外の馬のレビューはnoteの方に書いていこうと思ってます。twitterは。。。まだ慣れてないからちょいちょいやりますw どうぞお気軽に覗いてやってください。

18ダイナーマスク:2022/06/23(木) 21:30:11 ID:2Gk9aLAo0
1位 ストロング小林 ドゥラエレーデ 牡 [西]池添学 ドゥラメンテ マルケッサ オルフェーヴル マルペンサ

【血統分析】
ドゥラメンテ×オルフェーヴル×Orpenの配合。まず母マルケッサだが、兄弟はG1勝ったり、セレクトセールで高額落札されて3連勝したり(故障引退)という超良血家族なのに、この馬だけが5戦0勝。宝箱に1つだけ混入したミミックのような特大地雷だった。この馬が地雷だったのはやはり配合にある。父オルフェーヴルは重厚な欧州血統、対して母は米国血統のため、米欧混血の重さをモロに出し、中距離向きのキレを備えていなかった。ではこの特大地雷・マルケッサの仔はどう見るか。まずサンデーの3×4でスピードを引き出しているのは単純にいい。また母父オルフェーヴルはトニービンとの相性がよく、欧州スタミナが増幅できている点もプラス。さらに母が凝縮しているHalo×Northern Dancerの形を父も持っており、父母の相性はかなりよさそうだ。米欧混血のズブさは残るものの、牡馬に出たならスタミナとして活かす場面も出てくるので期待はできる。

【個体分析】
早々に6月阪神芝1800mを明言しており動きも上々。スタミナ血統が強いので距離はあった方がよく、1800m以上は欲しい。高速上がり勝負はあまり向かないので、少頭数よりも多頭数の方が安定はしそう。気性次第ではあるが、中山、阪神内回り、小倉あたりが最も向く。北海道シリーズも合う。冬場の洋芝も合うので、ホープフルSや皐月賞にチャンスありそう。ただ東京のようなキレを要求される舞台はそこまで合わない。

【結論】
重賞級。母が特大地雷だったが、好配合によりスタミナ豊富な牡馬に変貌している。中山のG1なら好勝負できる。期待大。

19ダイナーマスク:2022/06/23(木) 21:31:26 ID:2Gk9aLAo0
1位 マッチ ブラストウェーブ 牡 [東]大竹正博 ハービンジャー ツルマルワンピース キングカメハメハ ツルマルグラマー

【血統分析】
ハービンジャー×キンカメ×フジキセキの配合。母ツルマルワンピースはTry My Best×El Gran Senorの全兄弟クロスを持つが、この配合は米欧混血でズブズブに出る。結果的に短距離で3勝したが、日本では重すぎてギアチェンジができなかっただけで、元々は芝の中距離血統である。当馬は欧州血統のハービンジャーとの配合で、より欧州寄りに、より中距離向きにシフトしているのはよいが、根っこにあるギアチェンジの遅さはそのまま残るはず。欧州のような広いコースでタフな流れがベスト。

【個体分析】
ブラストワンピースの全弟だが、さらに馬体は巨大化している。「パワフルかつ不器用な走り」で、欧州的な広いコースや重馬場には強いだろう。一方で不利に弱く、小回りや高速馬場などは全く合わないので、取りこぼしも多く発生するとみる。巨体で冬場に絞れないことや、数を使ってくれない大竹厩舎もマイナス要素。12月までに稼ぎきりたいが、こなせるのは3〜4戦、しかも半分は取りこぼすと読めば、リターンよりもリスクの方が気になる。東京、新潟ならやや安定はするので、早めに勝ち上がりたいところ。

【結論】
1勝+α級。兄は3連勝で重賞勝ちしたが、これは相当なレアケースとみる。戦績が不安定なタイプ、かつ数を使わないとなるとリスクは高い。初戦は多頭数競馬になりそうだが、ここで取りこぼすと未勝利のリスクがグンと高まる。※除外になったようです

20ダイナーマスク:2022/07/02(土) 19:35:53 ID:2Gk9aLAo0
1位 デュランダル池添 ダノントルネード 牡 [西]中内田充正 ハーツクライ シーウィルレイン Manhattan Rain Courgette

【血統分析】
ハーツクライ×Manhattan Rain×Charge Forwardの血統。母の血統は馴染みが薄いが、要するにオーストラリア血統であり、早熟、短距離が得意分野。実際に母シーウィルレインも1000〜1200mしか走っていない。血統を見ると、Fairy King、Nijinsky、Red Ransomをはじめとする米欧スタミナ血統マシマシで、ズブくて重くていかにも短距離な構成。とても日本の芝中距離を走れる血統ではない。これに米欧混血ハーツクライをつけたことで、さらに重さに拍車がかかっている。またスピード血統が少ないので、芝で走れても短距離の特殊条件、恐らく主戦場はダート中距離になるだろう。

【個体分析】
早生まれで順調に進められており、6月に入厩済。夏デビューが見えているのはいい。ただあまりにも血統にキズがあるため、動きによっぽどの裏付けがないと芝では厳しいと見る。また中内田厩舎に触れておくと、基本的には芝向きの馬を集めて、ダートはあまり使わないため相性も微妙。ちなみに黄本を見た方、NF空港場長のコメントに違和感を感じなかっただろうか。「このお母さんということもあり"2歳チャンピオン"を目指します」の部分だが、不自然に"2歳チャンピオン"とカッコ書きになっている。牧場側はダート馬と知りながら、オーナーに配慮して伏せた結果が"2歳チャンピオン"になったのではなかろうか。

【結論】
特大地雷と予想。芝では重くて走れない。ダート未勝利に行ってどこまで。

21ダイナーマスク:2022/07/02(土) 19:36:46 ID:2Gk9aLAo0
1位 おーすけ ネアセリーニ 牡 [西]高野友和 ハーツクライ スウィートリーズン ストリートセンス リヴァーモアレスリー

【血統分析】
ハーツクライ×Street Sense×Mt.Livermoreの血統。まず有権者に訴えたいのは「Street Senseの特異性」である。Street Senseはケンタッキーダービーを勝った米国馬だが、父Street Cryはアイルランド産であり、欧州血統×米国牝系の配合となっている。米欧のスタミナが重厚すぎて、芝の中距離を走るキレが失われている配合なのだ。実際、Street Senseを血統内に持った馬は、日本ではキレの要らない条件、即ち長距離かダートでしか走っていない。当馬にも2頭の半兄がおり、いずれもPOG人気していたが、ディアスティマは芝の中距離で勝ちきれず期間内1勝止まり(現在は長距離に転戦)、ディーコンセンサスも2000〜2600mを使われて未勝利引退。当馬は父がハーツクライに変わって、さらに長距離寄りの配合になっている。中距離向きのチェンジオブペースへの対応は難しいと見る。

【個体分析】
4月入厩済み。牧場側は「素晴らしい馬体」「エンジンがすごい」と評価。早々に動ける体なのはよいが、血統面からはキレる脚が期待できず、短距離戦の多い夏デビューはそこまでプラスではない。中長距離を先行して粘り込む競馬が合うので、距離は1800m以上、夏の小倉、阪神内回り、中山が合う。3歳長距離戦はメンバーが手薄なため、水仙賞やすみれSで着を拾えればソコソコ稼げそうだが、期間内で重賞には手が届かないのでは。

【結論】
1勝+αと予想。中長距離を先行していけば1勝はできそうだが、上級条件で勝ち切るには展開や馬場の助けが必要。期間内ならすみれSあたりは合いそうだが、活躍の場は古馬になってからと見る。

22ダイナーマスク:2022/07/13(水) 21:13:00 ID:2Gk9aLAo0
noteとtwitterを始めたのはいいんですが、PGPの1位分析が疎かになってました。急ぎアップしていきます。

1位 びりー アスパルディーコ 牝 [東]蛯名正義 ブラックタイド アパパネ キングカメハメハ ソルティビッド

【血統分析】
ブラックタイド×キングカメハメハ×Salt Lakeの配合。母アパパネは米血スピードの先行力と、欧州スタミナのキレを併せ持つタイプで、緩い流れを気持ちよく先行して粘るパターンが最も得意。父はディープからブラックタイドに変わったが、欧州スタミナを増幅させつつ、サンデーサイレンスのスピードを入れているのは同じなので、配合としてはまったく問題ない。タフな競馬はあまり強くないので、牡馬よりも牝馬の方がクラシック向きに出やすいのもプラス。テンが速くなりにくい東京や阪神外回りベター。距離は幅広くこなすが気性にもよる。

【個体分析】
ゲートは早々にクリアしており「筋肉量は十分」「完成度は姉よりも上」とのコメントが出ている。配合も問題ないし、先行力がある血統は2歳戦では強みになるのもいい。このように馬個体はかなり期待が持てそうな一方で、リスクがあるとすれば新鋭・蛯名師の方。騎手上がりの調教師が、開業当初から重賞ウイナーを出すことは非常に稀というか、私は見た記憶がない。また藤沢厩舎時代の助手を多く受け入れているのだが、蛯名師としては任さざるを得ず、仕上げもローテも「藤沢流」になることが十分に予想される。過去のPOGで地雷を量産した「藤沢流」にアレルギーがある方にはオススメできない。

【結論】
OP級と予想。配合はいいし、牝馬に出たのもよい。一方で蛯名師が初っ端から重賞を勝つイメージも湧きづらく、能力は高いが重賞勝ちまでは届かないとみた。それでも十分な賞金は稼げそうだし、「藤沢流」という言葉に抵抗がないのであれば積極的に指名したい。

ちなみに私も3位くらいで考えてました。1位でいかれたら仕方ない。

23ダイナーマスク:2022/07/13(水) 21:15:32 ID:2Gk9aLAo0
1位 たられば丼 プレドミナル 牡 [西]藤原英昭 エピファネイア クルミナル ディープインパクト クルソラ

【血統分析】
エピファネイア×ディープインパクト×Candy Stripesの配合。母クルミナルはエルフィンSを勝ち、桜花賞でも2着と活躍したが、クルミナルの兄弟・姉妹は実はダート馬も多い。これは母が内包するBlushing Groomが主張強めの米国スタミナ血統のためだろう。そしてこのBlushing Groomはシンボリクリスエスの母Tee Kayと相似のため、シンボリクリスエスの色が出やすい配合と見る。芝もこなせるだろうがどちらかというとダート向き。パワー型なので芝ではあまり距離は持たない、恐らくマイル近辺がベスト。ダートなら距離はあっても問題ないだろう。

【個体分析】
成長が遅めで未入厩とのこと。遅めなことは仕方ないとしても、他に問題がいくつかある。まず適性距離がマイルっぽいこと。秋の1800-2000mを使うと取りこぼしやすいし、マイル戦に行ったとしても秋口以降の牡馬マイル路線はかなり渋滞するので、能力が抜けていないと勝ち上がりにくい。また藤原英厩舎も合わない。管理頭数も多く、晩成傾向にあるクラブ馬を急いで使う理由がない。1〜2戦して勝ち上がれず放置プレー、という地雷路線を歩む気がしてならない。

【結論】
特大地雷と予想。いくら能力があっても、晩成っぽい馬であれば急いで使う必要がないからだ。血統的には芝マイル近辺、もしくはダート向きと見る。

24ダイナーマスク:2022/07/14(木) 22:03:39 ID:2Gk9aLAo0
1位 十具 ドウフォルス 牡 [西]友道康夫 ハーツクライ スカイダイヤモンズ First Dude Exonerated

【血統分析】
ハーツクライ×First Dude×Johannesburgの配合。ハーツクライは自身が米欧混血のため、母は米血か欧血のどちらかに寄せた配合がよいが、母スカイダイヤモンズは米血に固めているのが良い。A.P.IndyやAffirmedなどから良質な米国スタミナ、Storm Catなどから良質な米国スピードを取り入れており、全体的にスッキリと米血に寄せている。先行力があるので前が止まらない馬場や野芝向き、距離は1800m以上なら安定するがマイルも問題なくこなす。逆に冬場や重馬場はあまり合わない。

【個体分析】
早々にゲートを済ませて小倉デビューを予定。牧場、クラブの期待も大きく、ドウデュースと同じく友道師に預けた事実も重い。馬個体としてはとにかく順調、「落ち着いている」とのコメントもあり、長距離得意な友道師と相まって、2000m前後の重賞路線を賑わせる素養は十分にある。6月時点で動きのコメントがあまりないのがリスクになるが、逆に言えば動きの裏付けさえ取れれば出世は約束されたようなもの。2歳秋の重賞は十分にチャンスあるし、3歳春だと青葉賞、京都新聞杯、ダービーあたりも向いている。一方でホープフルS、皐月賞などの欧州スタミナを要求される舞台はあまり合わない。

【結論】
重賞級。2歳秋の重賞が最も合う。また3歳春の高速馬場も合っている。使い方次第でG1にも手が届くだろう。

25ダイナーマスク:2022/07/14(木) 22:06:33 ID:2Gk9aLAo0
1位 おっぺけ グランヴィノス 牡 [西]友道康夫 キタサンブラック ハルーワスウィート Machiavellian ハルーワソング

【血統分析】
キタサンブラック×Machiavellian×Nureyevの配合。父は欧州スピード、スタミナで固めているので、母は欧州系を中心にしつつ、少し硬くなるよう米血を入れていくのが配合のポイントだろう。そこで当馬の母ハルーワスウィートを見ると、母父Machivellianは欧州系ミスプロで相性がいいし、母母ハルーワソング内のNureyevも相性がいい。米血という点もHaloクロスを持っておりクリアしていおり、配合的な評価はかなり高い。唯一気になるのは母が19歳のBBAという点。体質が弱い可能性は否定できず数は使えないかもしれないが、個人的には「能力の上限値は配合で決まる」と考えており、期待値が高いことは間違いない。距離は1800m以上がベター、高速すぎずタフすぎない日本的な上がり4F競馬が最も合う。特に東京・阪神の1800mがピッタリ。重馬場もこなせる。

【個体分析】
ゲート済で順調に進めている。牧場サイドも褒め言葉しか出てこないので、普通に出てくれば普通に走ってくるはず。あとは体質の弱さをどこまで織り込むかだが、友道厩舎は「やりすぎて壊す」というイメージはなく、この馬には合っている。数は使えないかもしれないが。

【結論】
重賞級。ベストは東京・阪神の1800mの4F競馬。個人的なイメージは「あまり順調に使えないが、毎日杯あたりをサクッと持っていく」という感じ。

26ダイナーマスク:2022/07/18(月) 06:21:29 ID:2Gk9aLAo0
1位 がくじん テンペスト 牝 [東]国枝栄 ロードカナロア シーザリオ スペシャルウィーク キロフプリミエール

【血統分析】
ロードカナロア×スペシャルウィーク×Sadler's Wellsの配合。全兄・サートゥルナーリアをはじめ、G1勝ち馬は牡馬ばかりであり、牝馬にでた時点で地雷扱いしている方も多いだろう。実際、母シーザリオは欧州的な重厚さを持っており、その産駒が牡馬に出れば「スタミナ」というプラス扱い、牝馬に出ると「素軽さ不足」というマイナス扱いになる。しかし当馬に関してはこの指摘は当たらないはずだ。父・ロードカナロアは米血スピードを足しながら、母の欧州血統も活かす血統も多く持っているため、シーザリオ牝馬に素軽さを加え、牝馬クラシック向きのスタミナを持ったマイラーになれる素養がある。実は全兄・サートゥルナーリアよりも個人的なPOG的な配合評価は高い。

【個体分析】
5月末時点で未入厩、秋デビュー予定。この一族は早く仕上がるタイプではないので、秋デビュー自体は問題ない。牝馬の国枝厩舎に入れており、期待値が低いわけもない。血統は極上なため、秋デビューできれば当然重賞級。日本向きのキレがあり、これを活かすためにも距離はマイル以上はほしい。一瞬のキレがあるので多頭数混戦もこなせるし、東京・阪神ベターだが中山・中京でも走れる。キレを活かすため良馬場の方がよいが、重馬場もこなせる。母がBBAなので、どこまで数を使っていけるかだけが課題。

【結論】
G1級。動きのコメントが全くないので指名を憚られるところだが、潜在能力はどう考えてもG1クラス。桜花賞に間に合えば当然本命候補。

なおこの馬はドラフト1位ではいけなかったが、ドラフト中位では当然狙っていた。1位で行かれてしまっては仕方ないし、がくじんさんの勇気を称えたい。PGPでリオンディーズとルペルカーリアを指名していた者として、この馬は全力で応援したい。

27ダイナーマスク:2022/07/18(月) 06:21:50 ID:2Gk9aLAo0
これにてPGP1位指名の評価は終了。他のPOG人気馬についてはnoteとtwitterに載せておりますので、こちらもご贔屓に。いまは多少時間に余裕があるので、1週間に2頭を目処に書いてます。今週はシュバルツガイストとスワッグチェーンでも斬ってみようかな。

note :https://note.com/dynarmask
twitter:https://twitter.com/DynarMask

PGPの近況ですが、ラヴェルとマラキナイアが新馬勝ちしており、エメイヴェイモンが7/31(日)新潟芝1400mデビュー予定。ノーザンファーム産が少ないのでみんな遅めですが、秋になればぼちぼち走ってくれるでしょう。

ではまた。


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