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人生を自由と読むサイコ男と妖怪女

1脳筋トレ漢72キロ:2011/11/26(土) 23:11:45 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
やあ、皆さま初めまして脳筋です。
小説を書くのは久しぶりなので文章が変になっていたり、矛盾点がある場合があると思います。脳筋ですから(筋)

ですからどうか優しい心で読んでいただけますようにお願いします。
ですが安心してください、小説は幾度と書いたことがありますので内容は変なものばかりで人気があったともいえませんが。
書くのは暇なときだけだと思いますができるだけ早く書こうと思います。

感想・質問・アドバイス・要望などがありましたら気軽にコメントください。

ではでは、人生を自由と読むサイコ男と妖怪女をご愛読ください。

2脳筋トレ漢72キロ:2011/11/27(日) 00:11:02 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
俺は昔から運がなかった。
7歳のころ母が死に、父は俺を親戚に預けてどこかに入ってしまった。親戚に預けられてから俺は親戚の家族全員から迫害とも呼べる仕打ちを受けた。

だからだろうか俺は不良の道を進むことになったのは、中学から悪いことなら何でもやった。
喧嘩、窃盗、万引き、殺人、強盗、違法売買、悪と呼ばれる行為に俺は酔いしれ裏の世界で確かな権限を手に入れた、チーム組み銀行を襲い仲間を裏切り金を独り占めにしたことだってあった。
やがて俺の命を狙うやつらも増え俺は犯罪者という人生に疲れてきた。

俺は顔面の整形手術を受け、顔を別人に替えた。後悔はしていないが母にだった顔を変える決断は時間がかかった。
だが、今の俺は自由だ。だれも俺を止めるものいない、誰も俺を知らない。俺は裏から去り、俺の記憶もみんなの頭から薄れることだろう。向こうでは俺が殺されたことになっている。どこに行こうか、選択肢はいくらでもあるサラリーマンやアルバイトなど色々だ。

でも俺は自由に生きていこう仕事などに縛られるのもはっきり言って嫌だ。
まぁ人生は人それぞれだからな仕事をせずに生きていく自信も俺にはある。だから俺は・・・・・・

「おーーい! 迅騎ーーー!」
「あぁ?」
元気な少女の声にチェアに椅子をかけていた男は振り向いた。手には手紙、まだ書いている途中だった。
花柄の和服をきた少女は男の手紙を取り、書いている内容を読み男に平手打ちを食らわせチェアが一回し男は少女から手紙を取り返した。

「なにしやがる? まだかいてるだろうが。」
「それ仕事の依頼に返す手紙だよね? 何で昔話なんかかいてんの?詳しく教えてもらおうかしら?」
少女の殺意がこもった笑顔に男はビクつき、苦虫を噛み潰した顔で答えた。

「仕事がしたくないから俺の意思はっきりさせとこうとおもってな。文句あっか?」
「大有りよ! 仕事を断り続けて家計が火の車。あんた私を殺す気?」
「あぁ〜・・・・」
手紙を握り潰し男は苛々を我慢して少女と話を続ける。


俺の名前は阪口迅騎(さかぐち としき)本名ではないと謎の多い男を演じている。俺の人生はこのガキにあってから狂い始めた。いや最初からか? だがこいつが主な理由だろう、ぶっちゃけて言うがこいつは人間じゃない神だ。自称最強神のこいつはこんな形でも歳は千を軽く越えている婆だ。
俺はこいつと関わってしまったせいである秘密組織にはいることになった。その組織の活動を簡単に略せば妖怪を退治するだ、他にも何かあった気がするが俺は下っ端なのでよく知りはしない金と引き換えに妖怪を狩るのが今の俺のなりであり人生だろう。
この妖怪女のみんなからマリちゃんと呼ばれている、会った経緯はのちのち話そうかな。

「話し聞いてる? 迅騎がしっかりしないと私も飢えちゃうんだよ」
「分かってますよ」
この軽口は彼の癖ともいえる代名詞であり悪い所だ。たびたび人を怒らせてしまう。
迅騎はチェアから立ち上がり少女の頭をなでなでし、部屋のドアノブを回した。

「どこいくの?」
「仕事がしたいんだろ? 行くんだよ」
「やっと分かってくれたか」
「バカいってんじゃねえよ。ちょっと肉に飢えてんだよ」
迅騎は組織から支給されている黒のロングコートを着込みマリと共に部屋から出って行った。

3脳筋トレ漢72キロ:2011/11/27(日) 00:58:45 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
「書いてたのはこの辺だが・・・?」
二人が来たのは町から遠く離れて山の中にある川のそば。

「おお、迅騎よ。魚が泳いでいるぞ!」
「てめぇは何しにきたんだよぉ?」
「・・・泳ぎにきたのか?」
「ばぁか!」
額にデコピンをしてマリは真後ろに倒れた。こんなまぬけな姿をみても神と言い切れるのだろうか、迅騎は頭を抱えたがマリを起こしてあげた。
そして改めて依頼が書かれた紙を見た、直筆で書かれているのは念のためだろうが字が下手では元も子もない、下っ端の待遇はこんなもんなのだろう。
読める部分で解釈すれば川にいる妖怪を退治しろだ。

「かっぱでも居んのかよ?」
「河太郎がどうかしたのか?」
河太郎はかっぱの別名である、地方によって呼び方が違う場合のある。

「河太郎だぁ?」
「うむ。かっぱの友達ならたくさんいるぞ」
聞いてもいない事を言われ迅騎の苛々は溜まり始める。簡単にきれる男はもてない、男性の皆さまは気をつけたほうがいいだろう。
迅騎は懐から拳銃を取り出し安全装置を解除し川を見渡した。
とても静かだ。さすがは山だと感心したくなった。都会で生活する迅騎はコンビニに行くのにも銃を持っていくサイコ野郎なのでうるさい都会で銃を乱射しかけることも多々ある。ここはそんなことが起きないであろう。

「迅騎。ねぇ迅騎」
「なんだ? 俺は今大自然との親睦を深めようと」
「河太郎だよ」
「あぁ?」
マリの指差す方向にはかっぱと言わずになんというか、体格は子供のようで、全身が緑色、頭頂部に皿、口は短い嘴で、背中には亀のような甲羅が、手足には水掻きがある。まさに、[河童]
そして遠くからでも生臭さが鼻に効く。マリは慣れているのか、かっぱに手を振っている。

「あいつか?」
「そうなんじゃないの? 妖怪だし、悪いかっぱなのかも」
そういえば組織のおっさんにかっぱは両腕は体内で繋がってから片方の腕を引っ張るともう片方の腕が縮み、そのまま抜けてしまうって聞いたことがあったな。抜いた手で殴ってやろうかと迅騎はたくらんだ。
かっぱは頭の皿に川の水をかけている、こちらを警戒しているのかしていないのか分からないがとりあえず銃口を向けてみた。
特に反応をしない、恐怖を知らないのか無知なのか馬鹿なのか知らないがこれも仕事なので迅騎にためらいなどなかった。

「へへへへ・・・」
笑みを浮かべて迅騎は引き金に指をかけた。

4:2011/11/27(日) 13:10:36 HOST:zaq7a66c1fa.zaq.ne.jp
こんです。

此処では2つの小説を書いてます燐です。

タメおkなので宜しくお願いします!!

5脳筋トレ漢72キロ:2011/11/27(日) 13:21:12 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
燐さんこんにちわ。
挨拶ありがとう、脳筋でやがります。

書くのは遅いですが宜しくお願いしゃす!

6脳筋トレ漢72キロ:2011/11/27(日) 13:46:01 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
(読み返してみたら誤字がいくつかありました。恥ずかしい、書くのも面倒なので(脳筋ですから)そのへんは皆さんで解釈しておいてください。すみません)


かっぱは何かを感じ取ったのだろう、川に跳び込んだ。ちゃぽんと小さなしぶきをあげて水中に身を隠した。
迅騎は慌ててかっぱが跳び込んだ水面を覗き込んだ。
それは川とは言い切れないほど深く、そこも濁って見える。迅騎は水面に石を投げて悔しがった。

「くそ! 逃げられた!! 皿野郎がっ!!」
かっぱに変なあだ名つけて叫び、迅騎は手をぶらぶらさせてマリに言う。
「もう終了だ」
「えっ?!」

川辺に座り込みすでに彼はやる気をなくしてしまっている。マリはまたいつもの事だが今回では許す気にはなれなかった。
迅騎に歩み寄り頭を叩く。
ちょうど座り込んだ迅騎の座高と同じぐらいのマリの身長、ちいさな女の子に叩かれても痛くも痒くもない。

「河太郎を退治しないとお金もらえないんだよ!」
「わかってますよ。逃げられたなんて報告すりゃあ俺の首もあぶねえからな」
その時だった。
ベチョリと川にのびた迅騎の足を濡れた手が掴んだ。水掻きがついているその手はまぎれもなくかっぱの手だった。

「おっ?」
その手は迅騎を川に引きずり込もうとした。
マリは咄嗟に迅騎のコート掴んだが抵抗もできずに迅騎は悲鳴もたてずに川に引き込まれた。

7脳筋トレ漢72キロ:2011/11/28(月) 22:50:19 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
「ゴボォ?!」
突如視界が暗くなり迅騎はもがき苦しんだ。
足をつかむ手を離そうと足をばたつかせるが迅騎は水底に引っ張られていった。底から見える不気味に光る二つの目玉、かっぱの仕業に違いないのは明らかだった。

「ゴボゴボォ!!」
水中では言葉にならない罵声がかっぱに向けられる。
迅騎は状況を打破するべく、かっぱの手を掴み力いっぱい引っ張った。するとどうだろう迅騎の考えたとおりにかっぱの手は抜けた。
少しビックリした様子の迅騎だったが水面目指して泳ぎだした。

「迅騎・・・大丈夫かな?」
川原ではマリが心配そうに水面に顔を近づけていた。
すると、突然顔が飛び出してきてマリに頭突きをかまして吹き飛ばした。

「いったー!?」
「邪魔だぞマリ!」
転がるように川から出てきたのは迅騎だった。かっぱの手を掴んだままのずぶ濡れの迅騎は手を叩きつけた。
両手のつながったかっぱの手は実に奇妙な物だった、グロテスクともいえないその手にはどこか愛着するわき部屋の壁に飾りたくなるようなものだった。
マリはそのかっぱの手を川に投げ捨てた。

「なんで投げんだ? 部屋に飾ろうと思ったのによ」
「かっぱに返さないと可愛そうよ」
まったくかみ合わない二人の前に手をはめ込んだのだろう、腕の長さが少しずれたかっぱが川から這い出てきた。


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