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人生を自由と読むサイコ男と妖怪女
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脳筋トレ漢72キロ
:2011/11/27(日) 00:11:02 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
俺は昔から運がなかった。
7歳のころ母が死に、父は俺を親戚に預けてどこかに入ってしまった。親戚に預けられてから俺は親戚の家族全員から迫害とも呼べる仕打ちを受けた。
だからだろうか俺は不良の道を進むことになったのは、中学から悪いことなら何でもやった。
喧嘩、窃盗、万引き、殺人、強盗、違法売買、悪と呼ばれる行為に俺は酔いしれ裏の世界で確かな権限を手に入れた、チーム組み銀行を襲い仲間を裏切り金を独り占めにしたことだってあった。
やがて俺の命を狙うやつらも増え俺は犯罪者という人生に疲れてきた。
俺は顔面の整形手術を受け、顔を別人に替えた。後悔はしていないが母にだった顔を変える決断は時間がかかった。
だが、今の俺は自由だ。だれも俺を止めるものいない、誰も俺を知らない。俺は裏から去り、俺の記憶もみんなの頭から薄れることだろう。向こうでは俺が殺されたことになっている。どこに行こうか、選択肢はいくらでもあるサラリーマンやアルバイトなど色々だ。
でも俺は自由に生きていこう仕事などに縛られるのもはっきり言って嫌だ。
まぁ人生は人それぞれだからな仕事をせずに生きていく自信も俺にはある。だから俺は・・・・・・
「おーーい! 迅騎ーーー!」
「あぁ?」
元気な少女の声にチェアに椅子をかけていた男は振り向いた。手には手紙、まだ書いている途中だった。
花柄の和服をきた少女は男の手紙を取り、書いている内容を読み男に平手打ちを食らわせチェアが一回し男は少女から手紙を取り返した。
「なにしやがる? まだかいてるだろうが。」
「それ仕事の依頼に返す手紙だよね? 何で昔話なんかかいてんの?詳しく教えてもらおうかしら?」
少女の殺意がこもった笑顔に男はビクつき、苦虫を噛み潰した顔で答えた。
「仕事がしたくないから俺の意思はっきりさせとこうとおもってな。文句あっか?」
「大有りよ! 仕事を断り続けて家計が火の車。あんた私を殺す気?」
「あぁ〜・・・・」
手紙を握り潰し男は苛々を我慢して少女と話を続ける。
俺の名前は阪口迅騎(さかぐち としき)本名ではないと謎の多い男を演じている。俺の人生はこのガキにあってから狂い始めた。いや最初からか? だがこいつが主な理由だろう、ぶっちゃけて言うがこいつは人間じゃない神だ。自称最強神のこいつはこんな形でも歳は千を軽く越えている婆だ。
俺はこいつと関わってしまったせいである秘密組織にはいることになった。その組織の活動を簡単に略せば妖怪を退治するだ、他にも何かあった気がするが俺は下っ端なのでよく知りはしない金と引き換えに妖怪を狩るのが今の俺のなりであり人生だろう。
この妖怪女のみんなからマリちゃんと呼ばれている、会った経緯はのちのち話そうかな。
「話し聞いてる? 迅騎がしっかりしないと私も飢えちゃうんだよ」
「分かってますよ」
この軽口は彼の癖ともいえる代名詞であり悪い所だ。たびたび人を怒らせてしまう。
迅騎はチェアから立ち上がり少女の頭をなでなでし、部屋のドアノブを回した。
「どこいくの?」
「仕事がしたいんだろ? 行くんだよ」
「やっと分かってくれたか」
「バカいってんじゃねえよ。ちょっと肉に飢えてんだよ」
迅騎は組織から支給されている黒のロングコートを着込みマリと共に部屋から出って行った。
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