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1日1個、アイディアを書き溜めよう

1ピラメキ (ワッチョイ):2020/10/01(木) 22:55:05 ID:0uKcDC2M00
1年で365個
あなたの人生を変える発想に、出会えるかもしれない

2フリーザ (ワッチョイ):2020/10/01(木) 23:44:51 ID:0uKcDC2M00
主人公はダンジョンで運搬業務を担当する派遣バイト。
チックス(29歳)
冒険者や魔法使い、才能に恵まれた奴らの影には俺たちのように”ギフト”に恵まれず食っていくために下働きをしている人間もいる。
ダンジョンの中継地点にあるベースに物資を補給したり、新たな中継ポイントに建築資材を運ぶのが仕事だ。
華やかな冒険者たちを横目にただ黙々と運ぶ。
きらびやかな装飾が施されたローブや鎧、高級そうな剣に杖。
よれよれのTシャツに黒く汚れたタオルを首からぶら下げ埃に塗れて働く、恥じる必要はないし、快適なダンジョン攻略のために働いているのだ。
だが、バイト連中は皆こそこそと顔を伏せ、できるだけ目立たないように影に徹する。
社員だけは大声を出して段取りを伝えたり冒険者の人達と挨拶を交わしたり対等に振る舞っているが、所詮この人も”能”無し。
出世したってなにが変わるでもない。
それにしても今回配属された現場、これ大丈夫か…?
一応動線は確保してあるが、灯りが切れていたり、不穏な空気だ。
通常より高日給な仕事だったから二つ返事で首を縦に振ったけど
「命の値段にしちゃ、安すぎたかな…」
チックスは小声でボヤいた。
所々から他のバイト連中の嘆きが聞こえて来る。
トラップ等は対策してあるだろうけど、結局バイトなんて替えのきく駒としか思ってないんだ。
未発見のトラップに俺たちの中の誰かが引っかかったとしても「未然にクレームを防げたな」とエアコンの効いた部屋でコーヒーでもすすりながら笑いのネタにしてるんだろ。
「うぎゃあ!」
突然、前列の方から叫び声が上がった。
声の主を引きずり怒声を発しながら社員が向かってくる。
派遣の群れはモーセのように割れ、徐々に顔を真っ赤にして怒鳴り散らす社員の姿が近づいてきた。
俺もその流れにのまれ押されるようにして壁にもたれかかったときだった。
ガコ
不穏な音と共に、壁がくるっと回転して、俺はさっきまでとは全く違う別の部屋に飛ばされた。
「いてて…なんなんすかこれ…」
さっきまでの喧騒が嘘のように静かな空間が広がる。
恐らく、鉱石か何かをくすねたんだろう。
ダンジョン内にあるものは持ち帰ってはいけなく、換金する際に必ず足がつくし、盗品と知れたら会社の責任問題になるもんな。
「といっても、ここはどこだ?」
事前に受けた説明には無かったし、こんなところ地図にも載ってないよな…。
「あぁ、ちきしょう」
ミイラ取りはミイラになるって言うが、俺はただの派遣バイト。
リスクもリターンも最小な、ただの凡人。
ここに来て特大のリスクだけ背負わされるなんて、通常の日給の1.5倍が俺にとっての大冒険か…。

3フリーザ (ワッチョイ):2020/10/01(木) 23:48:28 ID:0uKcDC2M00
この話、面白くなるかな。
触りだけ思いついた。

4フリーザ (ワッチョイ):2020/10/01(木) 23:51:45 ID:0uKcDC2M00
え、嘘。
この文章書くのに1時間近くかかってるんだが。

5フリーザ (ワッチョイ):2020/10/02(金) 22:48:55 ID:I/eoLPMw00
沖ドキ、ハナハナ1kかに歩き
一列打ったら必ず一台は来る気がする。

6フリーザ (ワッチョイ):2020/10/08(木) 12:47:34 ID:0uKcDC2M00
「それじゃ、行ってきまーす!」
今日でここともお別れだ。
村人達の盛大な見送りに僅かな感傷を抱きながらも、足取りは新たな人生の幕開けに高揚していた。
今年で30歳になる俺は、恐らく異例の遅さでの旅立ちになるだろう。
本来なら15歳で旅立つものだ。
だがそれは何の才能もない奴の話。
俺は9歳の時には既に天才と呼ばれ、15歳の時は魔法高等学校へ通い知識を身につけ、その後魔法大学へ行き、魔法院へ。
そして26から4年間は魔法に関する研究を続けながら、村に学校を建てて教育基盤を整える為に奔走していた。
所謂一般的な人間とは違い、冒険者ではなく学者になる道を選んだのだ。
「そして今日から俺は冒険者だ」
子供達に魔法に関する基礎知識を教えながらも、実戦を知らない俺に子供達から向けられる尊敬の眼差し。
いつからか空虚な自分を恥じるようになっていた。
ドン!
「っ!」
突然後ろから強い衝撃を受けた俺は体制を崩しながらも振り返って武器を構えた。
こいつは、スライム?
「なんだ雑魚じゃないか」
スライムはよく実験に使われるから知っている。
細胞を培養し保管するために重宝するモンスターだ。
ふふ、鑑定スキルを持ってる人が院に来て「どうしてこの人達はみんなスライムと仲間なんですか?」と言ったことがあったな。
科学者とは気になった事は確かめないと気が済まない性分のやつらの集まりだ。
独身ばかりの男が集まったら揃いも揃って考えることは一緒かと、妙な一体感を覚えた事を思い出す。
余計な話はここまでにしておこうか。
「白円一閃」
白く輝く刀身が円を描き、刹那スライムを真っ二つに両断する。
「命までは奪いはしない」
不思議そうな顔で自らが切断された事にすら気付いていない様子のスライムが、どこか愛おしく思えた。
その時だった。
『スライムがあなたの仲間になりたそうにこちらを見ています』
『仲間にしますか?』

これはまだ人々が夜の闇を星明かりを頼りに生きていた時の話。
世界中に叡智という名の星灯を散りばめた男の話。

スターネオン「ま、退屈しのぎにはなるか」

答えは、イエスだ。

7ある嘘吐きの童話 (アウアウ):2020/10/08(木) 12:53:24 ID:MhZpnB1ISa
スライムって両断されてもいきてるの?

8フリーザ (ワッチョイ):2020/10/08(木) 12:59:47 ID:0uKcDC2M00
>>7
スタネの剣技は結構レベルが高いから、スライムの分子の隙間を通してあたかも切断したかのように錯覚させた感じ。

9ある嘘吐きの童話 (アウアウ):2020/10/08(木) 13:23:36 ID:MhZpnB1ISa
>>8
それは今後描写する予定だったのかもしれないけど、もう少し説明が必要かな
あとスライムが仲間になりたくなった動機がもっと欲しい
倒して仲間になりたくなるだなんてゲームのシステムの都合なんだからさ

10フリーザ (ワッチョイ):2020/10/08(木) 13:31:20 ID:0uKcDC2M00
めちゃくちゃ男好きなイフリート(雄)が出てくる予定なんだけど、名前どうしようかな。

11フリーザ (ワッチョイ):2020/10/08(木) 13:43:46 ID:0uKcDC2M00
こいつ動機とか説明とかうるさくね?
童貞編集者って感じ。
恋したことなさそう。

12ある嘘吐きの童話 (アウアウ):2020/10/08(木) 13:56:08 ID:MhZpnB1ISa
はぁ?物語作りにおいて的確なアドバイスを出せることと恋愛経験ないことってなにか関係あるの?
てかまともな恋愛してたら動機や説明がどれだけ重要か、わかるでしょ

13フリーザ (ワッチョイ):2020/10/08(木) 14:10:35 ID:0uKcDC2M00
あのさ〜、人を好きになる理由なんて神様にも分からないって1番言われてるんだけど。笑
それに、恋愛経験もない薄っぺらい奴がアドバイスなんかできないよね?
小学生に人生相談しないでしょ。
編集者ごっこ。笑
ガキだね〜、オナニーしてな。笑

14フリーザ (ワッチョイ):2020/10/08(木) 14:17:25 ID:0uKcDC2M00
あのさ、実戦経験がないから自分の言葉が空虚に感じられたスタネの描写とかちゃんと読んだ?
頭でっかちで世の中のことわかった気になって講釈垂れる自らを滑稽に思えよ
メッセージ性ひとつ汲み取れない奴が細かいディテールにこだわって、ADHDの方ですか?
アスペ?
頭大丈夫?

15フリーザ (ワッチョイ):2020/10/08(木) 14:30:48 ID:0uKcDC2M00
決まったレールの上を歩いてきた、情報過多な現代、新たな世界へ踏み出して成長していく。
そういう物語を描きたいわけ。
君ね、見えてない。
肝心な部分がね。

16ある嘘吐きの童話 (アウアウ):2020/10/08(木) 18:35:28 ID:MhZpnB1ISa
君が聞く耳を持たないならそれでもいいよ。
恋愛経験豊富な偉大な編集者様に訂正してもらうまで大恥を晒していけばいい。

17フリーザ (ワッチョイ):2020/10/08(木) 19:05:45 ID:0uKcDC2M00
いや、わかってくれてよかった。
恥をかき続ける?ってのはよく分からないが。
書けって言われたのは初めてだな。
一応感謝しとく。

18フリーザ (ワッチョイ):2020/10/09(金) 17:58:45 ID:0uKcDC2M00
「こらイー君!また喧嘩してきたの!?」

少女は声を荒げて詰め寄る。
美しい黒髪に透き通るような白い肌。
ほんのりと顔を紅葉させているのは今日の日差しのせいではない。

「仮に喧嘩していたとしても君に説明する義務はないよね」

服についた泥をパタパタと払いながら少年は呟く。

「あーもうこんなに怪我して、こっち来て!」

少女は少年の手を引いて半ば引きずるようにしながら歩き始めた。

「毎度のことだけど、君の動機が理解できないよ、もう僕に構わないでほしいな」

「またすぐそんなこと言う!怪我してる人を見たら治してあげたいと思うのが普通の人なの!」

いつものように噛み合わないチグハグの会話をしながらも、面倒見の良さと頑固さを併せ持つ少女のペースに思わず引っ張られてしまう。

「到着!ちょっと待ってて!」

「いや、もう治った。帰る。」

「ダーメ!」

ドタバタと騒がしい音を立てて救急箱を持った少女が戻ってきた。

「はい、手出して」

「ん」

顔や体に傷はない。
ただ少年の拳には痛々しい傷がついていた。

「今日は一体、誰と喧嘩したの?」

「誰と言ってもね、ただ偉そうに踏ん反り返ってる貴族がいきなり殴られた時の護衛の反応が見たいだけだから」

「はぁ…頭の方が重症ね…」

少女はてきぱきと処置を施し、よし!と手を叩いた。

「はいこれで応急処置完了です!」

無邪気に微笑みかけながらも少女は少年の顔色や発汗、呼吸や動悸に異常がないか静かに最終チェックをする。

「んー、少し顔が赤いかな?」

首を傾げて少年の手を優しく握った。

「いや、もういいよ」

日差しのせいではない。

「良くないよ!傷口からバイキンが入ったら熱が出ちゃうんだよ!?」

「これは、その、君がベタベタくっつくから暑いんだよ」

「な、なによその言い草〜!もう知らない!」

顔を真っ赤にした少女は動揺を隠すように大声を張り上げて「もう喧嘩しても診てあげないんだから!」等々言い放ち少年からプイと顔を背けて家に戻っていった。

「…言えるわけないだろ、可愛すぎるからなんて」

しばらく少女の温もりを抱きしめるようにして胸の前でギュッと手を組み、立ち尽くす少年の頬に汗が流れる。
不純な動機で少女と接点を持ちたがる自分。
激しく脈打つ動悸、説明しきれないけど。

きっとこの汗は日差しのせい。

イフックス「…ちかね」

ちかね「イー君…」

19フリーザ (ワッチョイ):2020/10/09(金) 19:06:40 ID:0uKcDC2M00
「逃げろー!」
「イヤァーーーー!!」
「誰か助けて!!」

「どうなってるのこれ…!?」

「ちかね!怪我人を運ぶから手伝ってくれ!」

「お父さん!一体どうなって」

「説明は後だ!!とにかく私達にできる限りの人を救うぞ!!」

「わ、わかったわ!」

あちこちから立ち昇る黒煙、崩壊した家々、逃げ惑う人々、地鳴りのような音と共に大地が激しく震えた!

「…ん」

イフックスは町外れの森の中で目を覚ました。

「なんか今、揺れた?」

窓を開けて大きく伸びをしながら新鮮な空気を取り込む

「今日は鳥達の声が聞こえないな…」

妙だな…静かすぎる。

「街の方から、煙?」

気づいた時には駆け出していた。

「えっと、今日はなんて理由作ろうか、腹が減ったは一昨日使ったな」

そうだ、別にいつも通りさ。
適当な理由を見繕って自然に振る舞うだけ。
大好きなちかねの笑顔に会いに行くだけ。

「なんだよ、これ…」

崩れ落ちた家屋、黒煙が立ち上り、地面はひび割れ、チリチリと焚き火のような音が響く。

「あれ俺、道間違えたかな?」

「だってここには小道具屋があって…そう看板が…」

焼け焦げた家屋。

「こっちには畑が」

ひび割れた大地に、踏み荒らされぐちゃぐちゃになった野菜。

「ちかね…?」

「ちかね…ちかね…!」

足が動かない…俺は今ちゃんと立ってるのか?
ふわふわして転びそうだ。
大丈夫そこの角を曲がったら黄色い屋根が見えてきて、それでいつものように俺を見つけて。

それで、それで。

「ぁ…っ…あ」

「ちかねえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

もう…また喧嘩したの!?
どうして山の中で1人で暮らしてるのよ!
これ、べ、別に余ったから捨てちゃうのももったいないし!
イー君!

「…ぁ…ィ…グン…」

「ちかね…ちかね…!」

「泣…ぃて…の…?」

「なんで…グス…俺が泣くんだよ…!」

「そ…だね…」

「そうだ…ッ…今日裏庭でカエル見つけたんだ…お前これ…好きだろ…!」

「バ…カ…ぁたし…が…にが…て…」

「後でお前の好きな花持ってくるから…ッ…それで許せよ…!」

「ほん…と…?ぁの…ォ…花…ダ…スキ…」

「そうだよ…!去年にうちの庭に種撒いたろ…ッ…論理的に考えて…咲きすぎってくらい…!」

「だからさ、見にこいよ…ッ…いっぱい…!」

「いっぱ…い…咲いた…から…」

「…」

「うわああああぁぁぁぁぁああああ!!!!」

20ある嘘吐きの童話 (スプー):2020/10/09(金) 21:38:43 ID:.JQIRiUkSd
イフックスって名前使うのやめてほしいな。
今はある嘘つきの童話だから。
名前は大事にしてほしい。一応親がつけてくれたものだから

21フリーザ (ワッチョイ):2020/10/09(金) 23:08:56 ID:0uKcDC2M00
親いねえだろ!

22フリーザ (ワッチョイ):2020/10/10(土) 00:07:43 ID:0uKcDC2M00
「また…!また俺はちかねを…!」

また…?
ズキン…

「グアアアアアア!!」

頭が割れる、何かが流れ込んでくる!
これは記憶…!?
俺の…記憶…!!

ーーーーースキル解除要項を満たしました

ーーーーースキルを解除します

ーーーーー”時間遡行”(”Re”Troy)

ーーーーーコードエラー

ーーーーー7563回目の回帰を確認

ーーーーーカウントダウン開始

ーーーーー5

ーーーーー4

頭に響くカウントダウンの音を聞きながら俺は思い出した。

俺に授けられたスキルは”時間遡行”
リトロイ。
記憶や経験は持ち越せないが、目的を達成するまで過去に戻り続ける。
俺は何度も同じ絶望を味わい、何度も戻ってきていた。
そして何度も同じ失敗を繰り返し、永久に抜けられないループに閉じ込められていたんだ!

ーーーーー2

ちくしょう!ちくしょうちくしょうちくしょう!何も変わらない、変えられない!
こんなスキル、一体何の役に立つんだよ!

ーーーーー1

意識が…薄れて…

ーーーーー0

ーーーーースキル熟練度が一定に達しました。
ーーーーーEndfloppyを解放します。

「ん、ふぁ〜よく寝たー!」

ーーーーー7564回目

開始

23フリーザ (ワッチョイ):2020/10/22(木) 03:30:49 ID:0uKcDC2M00
転生した世界に自分が沢山いる。
ドロロと同じ。
自分自身を倒して記憶と能力を引き継いでいく。
みんなそれぞれに人生があり、中にはありえないほど強い加護を持ってたり、倒さずに仲間になるやつとか、美少女もいる。
器は違うけど、魂は同じ。
いわゆる、ツインレイという観念。

24フリーザ (ワッチョイ):2020/10/22(木) 03:34:01 ID:0uKcDC2M00
大賢者と呼ばれるレジェンドみたいな存在も自分。
実はテストプレイでこの世界の始まりから何度もループして生きてきた自分だと知る。
自分を殺せる自分を待っていた。


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