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統一教会問題

32NAME:2022/12/03(土) 22:41:00
■保険金と不動産で「1億円」…内訳は

5人家族の二男として暮らしていた山上容疑者。伯父によると、1984年に父親が自殺した後、母親は1991年に教団に入会。すぐに多額の献金が始まりました。

山上容疑者の伯父 「入会とほぼ同時に2000万円献金。さらにすぐ3000万円。その後、3年後くらいに現金で1000万円。合計6000万円ですね。その原資は(山上容疑者の父親の)保険金です」 「会社の事務所の土地を相続して、それの処分が2000万円。自宅の処分が2000万円。これが総計1億円です。保険金と不動産でね」 教団への献金は膨らんでいき、母親は2002年に破産しました。

■献金「破産前」に…「真っ赤なウソ」

教団は「破産後は献金を受けていない」と主張。田中会長は会見で「おそらく(破産前の)1990年(代)後半あたりの献金では」と述べていましたが、伯父は「真っ赤なウソ」「本人(母親)に聞いたら、今でも頑張って(献金を)やってます」と明かします。

――教団の信者の中でも多く献金?

山上容疑者の伯父 「トップクラス。優良信者ちゃいます? 金額見たら分かります。破産後も行き続けているというのは本人から聞いてますよ。『献金もしてるのか』って聞いたら、『あまり稼ぎがないので額的には…』『多額はできません』と言っている」 破産した後も、教団への献金を続けていたといいます。

■5000万円は…「返金嫌だった」

教団側と合意した5000万円の返金について、伯父は「(教団側に)破産の内容を全部知らせ、と。それと献金の一覧全部出せ、と。そしたら“統一教会”の方が『5000万円で勘弁してください』って言ってきて。私もしゃあないなと印鑑押しただけですからね」と言います。 伯父は、「自分のところ(教団側)が優先的に返したというニュアンスを言っているわけですよ。(5000万円の再度の献金は)分からん。可能性としてはあるな、という感じ。形の上は本人(母親)の意思に反しますよ。返してもらうの、嫌だったから」と続けました。

――なぜ、それだけの大金を献金?

山上容疑者の伯父 「“霊を慰めるため”でしょ。…と、“統一教会”は言っているわけです。『お金を納めたら霊が喜びます』と」 母親から献金の話を持ち掛けられたことがあるといい、「平成13(2001)年であることは間違いないです。『自分で(献金)しな』言うんです。入信じゃない。お金だけ。霊4代かな、4代前までの霊。これをおさめるのが1回40万円と聞いています」

■海自から「自殺未遂」の連絡…背景は

警察の調べに、山上容疑者は『母親が教団に多額の寄付をするなどして家庭がめちゃくちゃになった』と供述しています。以前、伯父に対しても「教会が自分の人生をぐちゃぐちゃにしたんや」と漏らしたといいます。 伯父によると、山上容疑者は海上自衛隊員だった2005年に、自ら命を絶とうとしていました。「海自から私のところへ自殺未遂の連絡があって。海自の方が本人に聞いたら、『兄貴と妹が人生に困ってるから、それで保険金払う』と(言っていた)」と振り返ります。

山上容疑者の伯父 「教会によって、兄貴と妹が生活困窮しているわけです。そこへ自分の死亡保険金を渡す(つもりだった)」 「ギリギリの生活かな。母親もほとんど韓国行ったりしている。“40日業”とか“120日業”とかあるんですよ。(自殺未遂を受けて母親に)すぐ連絡したけど、所在が分からなかった。“統一教会”に連絡したら、“40日業”とかで韓国にいましたけどね」

山上容疑者が教団への恨みを日に日に募らせ、“統一教会”と政治家との関係が事件の発端になったとみられます。 教団の信者によると、山上容疑者の母親は事件について謝罪した上で、教団への批判はなかったということです。 (7月15日『news zero』より)


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