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統一教会問題

1NAME:2022/10/12(水) 03:47:15
統一教会問題

元統一協会員の証言<主婦、11年の信仰>
https://六マリアの悲劇.com/%E5%85%83%E7%B5%B1%E4%B8%80%E5%8D%94%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%81%AE%E8%A8%BC%E8%A8%80/ 

カルト宗教解析倶楽部
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.jp/sonomama_da/

2NAME:2022/10/12(水) 03:47:49
前川氏「政治的な力が」下村大臣「圧力ない」旧統一教会 名称変更の真相は[2022/08/05 23:30]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000264165.html

旧統一教会と国会議員との関係をめぐり、野党合同でのヒアリングが初めて行われました。問題となっているのは、旧統一教会の名称変更に“政治的な力”が働いたのかどうかです。

統一教会側が、文化庁に最初に名称変更の相談をした当時、宗教法人を担当する宗務課長だった前川元文部科学事務次官が出席。こう述べました。 前川喜平元文科事務次官:「統一教会側から、名称変更のための規則変更を認証してほしいという相談があったことは記憶している。オウム真理教の事件もあったということもあり、安易な認証はしてはいけないという考えは強く持っていた。宗務課のなかで議論をした結果では、実態が変わっていないのに、名前だけ変えるというのはできない。認証はできないということを申し伝えた」

旧統一教会側は、1997年以降も文化庁と名称変更の相談を重ねてきたと発表しています。そして、2015年、安倍政権下で『世界基督教統一神霊協会』から『世界平和統一家庭連合』への名称変更が認められます。

本来、名称変更は文化部長が決裁権限を持っています。ただ、この件は、当時、文部科学省ナンバー3の審議官だった前川氏にも説明がされていました。
前川喜平元文科事務次官:「私は認証すべきではないと意見を述べたが、その後、結局、認証された。私は、非常に残念だと思ったが、これは何らかの政治的な力が働いているとしか考えられない。私は『ノー』と言った。それを上回るイエスという判断ができた人は誰か。私の上には、事務次官と大臣しかいなかった。事務次官か大臣だと」

当時、次官を務めていた山中伸一氏の関係者によれば、「経緯については何も知らない」と話しているということです。一方、当時、文部科学大臣を務めていた下村博文氏は、事前に報告があったことを認めています。
下村博文元文科大臣:「文化庁の担当者が来て、団体から認証申請が出てきたと。これを受けなければ“不作為”で法的に訴えられたら負ける可能性があるので、申請を受理することにしたいと事前に報告があった。認証の問題は、統一教会だけでなく、書類上の手続きの問題なので、名称変更はすべて受理をしていた。政治的な圧力とか、大臣がそういうふうにしたということは全くない」

宗教法人の名称変更は、法律上“認証”という制度になっています。末松文科大臣は5日、当時の文化部長にも確認をしたとして、こう説明しました。
末松信介文部科学大臣:「宗教法人上、申請書の必要記載事項に不備がなく、必要な書類が添付されるなど、形式上の要件に適合する場合には、受理する必要がある。当時から係争中のこともあり、社会的な注目を集めていたので、念のために報告に行ったということだけであり、下村大臣から何らかの指示とか、そういうものはありませんでした」

ただ、前川氏は、大臣が指示をしていないとは考えられないと強調します。
前川喜平元文科事務次官:「大臣まで話が上がるのは、ただ事実を報告したのではなく、判断を仰いだ、指示を仰いだと同義と私は理解している。話を聞いたとき、当時の下村大臣は、イエスかノーか、意思を表明する機会があったわけで、結果を見ればイエスとしか言ってないはず」

5日、新たに2人の閣僚が旧統一教会の関連団体などと関わりがあったことを認めました。 小林鷹之経済安保担当大臣:「祝電や地元の会合で、あいさつしたことはある。地元の方々からの依頼に対応した。その団体が、現在、指摘されているような問題があることは知らなかった」

山口壮環境大臣:「2、3、祝電を送った。どこでもそうだと思うけど、色々なところから頼まれたら、全部出している。『ここは出さない』『あそこは出さない』わからないから全部出す。よっぽどおかしい団体でなければ、わからないわけ」

次々と明らかになる国会議員と旧統一教会との関わり。多くの議員は、「旧統一教会と関連があるとわからなかった」としたうえで、今後は付き合いをやめると話しています。 旧統一教会側は、これまでに名称変更について「“世間の批判をかわすため”に名称を変えたかのような批判は、事実無根の的外れな憶測、決めつけにすぎません」とコメントしています。

3NAME:2022/10/12(水) 03:48:08
統一教会「名称変更」認証と、警察への「政治の圧力」時期がピタリ一致の不気味
2022.08.16
https://www.mag2.com/p/news/548584

共同通信のアンケートにより、衆参合わせて712人の国会議員中、旧統一教会と何らかの関わりがあった議員が106人に上ることが判明しました。その8割が自民党所属議員であり、改めて同党と旧統一教会の浅からぬ関係性が証明される形となったわけですが、今後この問題はどのような推移をたどることになるのでしょうか。今回のメルマガ『 uttiiジャーナル 』では著者でジャーナリストの内田誠さんが、「広告塔問題」「名称変更問題」を改めて検証しつつ解説。さらに内閣改造及び党役員人事の人選に対する疑問と、この先内閣が「非常な危機」を迎えるとの予測を記しています。

旧統一教会と関係ある議員100名超の衝撃:「デモくらジオ」(8月12日)から

冒頭でお話申し上げたいのは、一つは組閣のことがあるのですが、だいぶ変な感じになっていますね。自民党あるいは政権に詳しいジャーナリストの話も、結果として自民党を中心に100人くらいが旧統一教会との関わりを持っていたのではないかというふうに言われています。100人ですよ。衆参併せて700数十人ですよね。

そのうち100人に旧統一教会ないしその関連団体との関係が具体的にあったのではないかと言われている。これから、国会は衆参で一日ずつになるのですかね、閉会中審査の形でその一部がもしかしたら明らかになるかもしれませんが、ただ、とても不安に感じるのはですね、例えば肝心な質問を野党議員がしても、それに対して政府の方からは「回答を差し控える」とかね、そういう話になっていくのではないかという懸念がありますね。

ポイントはいくつもあって、本当にいくつもありますけれど、一つは議員が祝電を出したり挨拶をしたり、秘書を派遣したり、あるいはただ「名前を貸したり」して…。結局、議員というのは選挙によって選ばれた人たちですから、その人たちの賛同がある、その人たちも同じ方向を向いてくれている、ということになると、例えばその統一教会系の団体が催した何らかの大会とか催し物とか、そういうところに集まってきた人たち、そのなかには統一教会に入信したばかりの人もいるでしょうしベテランのかたもあるかもしれない、あるいはそれとは全然関係なく、統一教会の催しだとは全く知らずに来た人もいるかもしれませんね。その人たちに対して、議員さんはこんなふうに言ってくれているんですよと、まあ、ある種のお墨付きを与える。

最も甚だしいのは亡くなった安倍元総理がUPFという団体の大会のようなところにビデオメッセージを送ると。そこでその、文鮮明さんの奥さんであって、今、平和連合というのですか、UPFという団体の総裁である奥さんに対してですね、大変評価していると、特に団体が家族に高い価値を置いていることを評価するというふうなことを言った。これなどはそこにもし初めて来たような人だったら「すごいなあ」と思うでしょう。加えてトランプ前大統領のコメントもビデオか何かであった。そのような形で使われる。しかし、その団体の、これは語弊があるかもしれませんが、真の姿であるところ統一教会。まあ、関連団体の一つに過ぎないと言われるかもしれませんが、おそらくはその中心的な役割を担っている統一教会の霊感商法とか信じがたいほどの献金であるとか、そのような問題が裏側についている訳ですよね。結局、そういう広告塔の役割を果たしてしまっていたということについての問題がある。

安倍政権下で認められた統一教会の教団名変更

それからもう一つ大きいのは、名称変更を巡るちょっとよく分からない話ですね。そこにはいくつも話の筋があるのだと思いますけれど。当時、文科省の幹部であった前川喜平さんが、自分がノーと言っているものがイエスという結論になったのだとすれば、それは政治の力なくしては考えられないということを仰っている。政治の力で統一教会が望む方向の承認がなされた、名称変更ということについての承認がなされた。それはかなり後になってからになりますが、そもそもその話が最初に出てきたのは97年だそうですね。そのときに相談があってそれに対して「申請をしないでくれ」というふうに…。実態が変わらないのに名前を変えるのはまずいですよということだったんでしょうね。

4NAME:2022/10/12(水) 03:48:25
これって、ピンとくる話がありませんか。

ちょっと前に、テレビ朝日のモーニングショーに有田芳生さんが出演されたときに出た話。ここでも確かご紹介したと思いますけれど。95年にサリン事件があり、オウム真理教が摘発をされるわけですけれど、その少しあとの97年にこの話があるじゃないですか。で、95年のオウム事件の後で有田さんが警察幹部に呼ばれて講演をやった、そのときに「次は統一教会を摘発する」と警察が言っていたけれども、結局、その後摘発は行われなかった。その理由を聞いたら、「政治の圧力」が掛かったので、つまり政治家から摘発、取り締まりを辞めるように圧力が掛かり、警察がやろうとしていたことが出来なかったと。そういう話でしたよね。これ、霊感商法の問題がクローズアップされてきたときに、統一教会が97年に名称を変更しようとした。この動機は単純に、統一教会内部から出たものなのか、あるいは誰かのアドバイスがあったのか分かりませんが、それがずーっと「ノー」と言われてきた。で、安倍政権下でそれが認められた、そのときの文科大臣が下村博文さん、そういう話ですね。

これは何かあるでしょ。

どうして名称変更が認証されたのかについての資料を出させたら、黒塗りだったということですけれど。その部分が分かってくれば具体的にどういうことだったのかハッキリしてくるでしょうし、それがそこに関わった官僚に変なプレッシャーにならなければ良いがと思いますけれど。政治家か官僚の上の方の方、当時の前川喜平さんよりもさらに上の方、こういうところにこれまで拒否していた名称変更に対する事務手続き、それを進めたことについて何らかの理由が見いだされれば、それには非常に大きな政治的な意味を持つのではないでしょうか。

そういうことがあって、これはあの、80%以上の国民が、世論調査の結果ですけれど、80%以上の人たちが解明は十分ではないと考えているようですよね。どうやら。となると、これは発足したばかりの新しい岸田政権。相当なピンチじゃないでしょうか。こういう人を大臣にしたんだねという派手さは今度の内閣にはなくて、野党の批判の仕方が良いかどうか分かりませんけれど、少なくとも統一教会の問題で、統一教会に関わらない人だけで内閣を作るわけにはいかなかった。

ただ、岸田さんは統一教会と少しでも絡んだ人を排除するということではなく、自分の力でどういう関係があったかを明らかにし、それを公開し、公表し、これ以降は関係を絶つということが確約できた人だけで内閣を作ると。一回祝電出したらダメですよ、ではなくて、こういう祝電を出していました、こんな会費を払っていました、こういう選挙応援をしてもらいました、秘書がそういう人でした、そんな話ですよね。全部明らかにした上で、ということですよね。

5NAME:2022/10/12(水) 03:48:44
でもそれって、全く不十分ですよね。

現に、経済再生担当大臣のところでは、留任になった山極大臣は統一教会との関係をハッキリさせず、留任が決まってからこれこれこういう関係がありましたということを、いわば「後出し」で出してきたと。これ、まさに、話が済んでいないのに大臣にしてしまったわけですよね。ですから岸田さんの言っている原則も実は守られていなかったということですよ。どういうことか…。岸田さんは統一教会およびその関連団体との関係を調査し、公表し、二度とそのような関係を結ばないという約束をした人だけで内閣を作ると言ったのだから。山極さんに関しては調査中のまま留任させてしまった。現に、関係はあったわけですよね。これはやっぱり岸田さんがそこをどう考えるかは是非野党の皆さんに追及してほしいところです。

まあ、しかし、一日二日でハッキリするような話ではなさそうですね。政治家との関係もそうですが、これが万が一官僚組織とも関係があったというようなことになってくると、大騒ぎになりますね。そうなったときに国会での追及が、しかもなされないというようなことになると、そのことに対する国民・有権者の不満というものは澱(おり)のように溜まっていってですね、これから3年間(国政)選挙がないと言われていますが、その間に何らかの政治的な危機が招来する可能性だってあるわけですし、さらにいえば新しい資本主義とも、それこそ聞こえの良いことはおっしゃっていましたけれど、それがどうも実現しないということになってきて、物価高が続き…。そのときに内閣は非常な危機を迎えるのではないでしょうか。そんな気がしております。どちらにしても、この統一教会の問題を払拭するということが非常に大きな課題だった今回の組閣および自民党役員人事、これに岸田さんは今のところ成功していない。これはまずいですよね。

言ってしまえば、広告塔の話と名称変更の話、その先にもう一つありますよね。もうSNS上ではその話で持ちきりになっているようですが、「こども家庭庁」の名称の由来。「こども庁」のはずがなぜか「家庭」が入った。そこに自民党の保守派、宗教右派とはいいませんが自民党の保守派、あるいは自民党の外にいる保守派のところから力が加わってそのような名前になったのではないかと。このことはもっと前から言われていたことですけれど、そこにこの統一教会と関連団体の意向がもしかしたら反映された面はあったのか、なかったのか。そういうところについての調査、追及があり得ますね。

それだけではないですよ。国際勝共連合というイデオロギー団体のことから言えば、憲法改正を求め、ジェンダーの問題、選択的夫婦別姓制や同性婚に対する反対を、国際勝共連合などはしているようですけれども、自民党のそうした主張と軌を一にしていることについて何かあるのかないのか、それも知りたくなってきますね。なぜなら、旧統一教会とその関連団体の人たちが自民党の選挙応援をし、自民党の数々の議員から行事の際に祝電をもらい、メッセージをいただき、選挙の時には直接に票を回してもらったという人もいましたね。安倍さんにお願いしたという話。それが今回はもらえないので立候補を断念した人がいましたね。そこまで深く関わっている団体と自民党与党の政策との奇妙な一致があるのかもしれない。そのようなところを考えたくなりますね。

6NAME:2022/10/12(水) 03:49:00
自民・萩生田氏「旧統一教会の信頼高めたと反省」
2022/10/2 12:14
https://www.sankei.com/article/20221002-RGSQD4R2FVI7LE5EY5MSG3PNGY/

自民党の萩生田光一政調会長は2日のNHK番組で、党所属国会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「結果として教団の信頼を高めることに寄与してしまったのではないかと反省している」と述べた。

野党などが求めている安倍晋三元首相の調査については「安倍氏は亡くなっており、反論の機会がない。事実関係を正しく調査するのは限界がある」と述べ、否定的な考えを示した。党を離れている細田博之衆院議長については「必要があれば説明を深めていく」と述べた。

同じ番組に出演した立憲民主党の長妻昭政調会長や共産党の田村智子政策委員長らは3日召集の臨時国会で政府・与党を徹底追及する姿勢を示した。

物価高騰や円安に対応する経済対策、防衛力強化などについても議論があった。萩生田氏は電気代について「家庭で2割上がっている。少なくともこの半分ぐらいまでは戻していく必要がある」と強調。訪日外国人観光客(インバウンド)や海外に流出した企業の国内回帰といった円安のメリットを取り込む政策の必要性にも言及した。

萩生田氏は防衛力については「日本の安全保障を考えれば、この避けてはならない議論を国民の前できちんとやっていくことが必要だ」と述べ、国会で議論する考えを示した。

7NAME:2022/10/14(金) 21:32:19
小林よしのり氏、旧統一教会からの親族奪還に失敗した過去「一般人には太刀打ちできない」
https://www.news-postseven.com/archives/20221012_1800546.html?DETAIL

安倍晋三元首相の銃撃事件以降注目されている旧統一教会の問題。信者が行う高額献金ゆえに、その家族にも被害を及ぼす。脱会カウンセラーなどの力を借りながら説得を続け、なかには親族の脱会に成功する家族もいるが、現実には家族の力が及ばないケースが少なくない。

 漫画家の小林よしのり氏の叔母は、1980年代半ばに福岡から一家で上京後に旧統一教会の信者になり、家族の財産を壺や印鑑に注ぎ込んだ。 「叔母は夫の言葉や娘の涙、親戚の説得にも動じず『教会をやめるから500万円ちょうだい』と実家から受け取った大金を朝鮮人参茶480万円分の返済にあてることもあった。 見かねたわしの父が統一教会から引き離す奪還作戦を決行したが、叔母は実家から抜け出して信者の指導員に連絡し、教会に戻っていった」

 小林氏は「奪還は不可能に近い」と訴える。「周りがどれだけ説得しても、本人は『家族を助けるためにやっている』と信じ込み、夫の通帳から娘のバイト代まですべて『神様に返す』と言って教会に渡す。全財産を収奪しようとする統一教会の執念はすさまじく、一般の人が太刀打ちするのはほぼ無理だよ。叔母の家族は完全に一家離散、崩壊してしまった」 安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者の母親は旧統一教会に約1億円の献金をしたが、銃撃事件後、奈良地検の聴取に「教会に申し訳ない」と答えたとされる。息子があれだけの事件を起こしても、教団を離れないことが問題の根の深さを物語る。

 旧統一教会問題を長く追及する紀藤正樹弁護士が、今後の課題を指摘する。 「信者の気持ちを完全に脱会させるには、入会していた期間と同じだけの時間がかかるとされています。脱会後も文鮮明氏の写真を見て教会の活動がフラッシュバックしたり、自分の人生を狂わせた教会に対し、何ともやり切れない感情が湧き上がることがある。こうした人たちへの精神的なケアが欠かせません」

 親族を脱会させた経験を持つITジャーナリストの星暁雄氏が続ける。 「この先、旧統一教会への批判が強まる過程で信者の脱会が相次ぐことが予想されますが、決して一筋縄ではいかない。今の脱会の説得方法では、家族にかかる負担が大きすぎる。社会全体で脱会をサポートする仕組みが求められます」 2発の銃声が明らかにした社会の暗部。乗り越えるべき課題は多い。 ※週刊ポスト2022年10月21日号

8NAME:2022/10/14(金) 21:33:29
紀藤正樹弁護士「統一教会の主張そのもの」太田光の雑誌コメントに「MC芸能人として発言が無責任すぎる」
2022/09/26 18:26
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%B4%80%E8%97%A4%E6%AD%A3%E6%A8%B9%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB-%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AE%E4%B8%BB%E5%BC%B5%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%82%82%E3%81%AE-%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%85%89%E3%81%AE%E9%9B%91%E8%AA%8C%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AB-mc%E8%8A%B8%E8%83%BD%E4%BA%BA%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E7%99%BA%E8%A8%80%E3%81%8C%E7%84%A1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B/ar-AA12ff5K?cvid=1c388df183b14ea9a4280c25c4018fdb

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を長年追及し、被害者救済に取り組む紀藤正樹弁護士が26日、自身のツイッターを更新。お笑いコンビ「爆笑問題」太田光の教団についての番組発言や雑誌記事について「太田さんのコメントは、統一教会の主張そのもの。ギャグ自体が逆に統一教会に対して差別的です。被害者に対する配慮もありません。こういう発言を、地震、天災、原発事故の被害者に向けても言えるでしょうかね。太田さんMC芸能人として、発言が無責任すぎます」と厳しく指摘した。

 紀藤弁護士は25日に前参院議員でジャーナリストの有田芳生さん(70)が、太田が月刊誌のコラムで旧統一教会をネタにした記事を添付し、「統一教会が追い込まれたときの発言そのものです。『サタンに負けない』太田さん。もはや芸能レベルではありません」と憤ったツイートをリツイート。

 太田は、MCを務める25日のTBS系情報バラエティー番組「サンデージャポン」でも教団の信者について「人間の心をどうやって、むりやり動かせるのかっていうのは、本当に難しい問題だと思う」と発言。ジャーナリストの鈴木エイトさんが「マインドコントロールされた人をどう処遇するかという話」との発言を受けて「今までも(信者を取り戻そうとした家族らが)拉致して閉じ込めたりなんかして、いろいろ問題が起きてきて、長い時間かけて、まだ答えが見つかっていない。簡単なものではない」などと発言。鈴木さんに「拉致、監禁とは全く別のこと。保護して説得するということは当然、一定の合理性がある」と“訂正”を受けていた。

9NAME:2022/10/16(日) 22:49:06
「お金集めがすべてに優先される」「狂った組織文化」統一教会元会長の息子が実名告発
https://bunshun.jp/articles/-/57240
2022/09/07 週刊文春 2022年9月15日号

統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の日本本部に約20年間在籍した元幹部が「週刊文春」の取材に応じ、教団の「献金問題」が2009年のコンプライアンス宣言後も続いている実態を告発した。

この元幹部は、信者の家庭や二世教育に関わる要職の家庭教育局副局長を務めた櫻井正上氏(48)。父親は日本教会第5代会長の櫻井設雄氏(故人)、母は原理講師の節子氏という、教団の草創期から活動した大幹部夫妻の長男である。

信徒に献金に対する過度なプレッシャーを与えていたのは事実

櫻井氏が語る。「日本教会が進めてきた献金、集金のやり方は、明らかに社会的モラルに反するものでした。解決すべき課題だという認識は内部にもあったのですが、お金集めが全てに優先される教団の“狂った組織文化”が変わることはありませんでした。そうした教団の方針に異を唱えたところ、組織に対する反逆と見なされた。職を解任され、教団を離れることになったのです」

 櫻井氏は山上徹也容疑者による安倍晋三元首相殺害事件をきっかけに、教団の内情を多くの人々に知ってほしいと手記を執筆した(手記全文は「週刊文春 電子版」で公開)。

信徒に献金に対する過度なプレッシャーを与えていたのは事実

櫻井氏が語る。 「日本教会が進めてきた献金、集金のやり方は、明らかに社会的モラルに反するものでした。解決すべき課題だという認識は内部にもあったのですが、お金集めが全てに優先される教団の“狂った組織文化”が変わることはありませんでした。そうした教団の方針に異を唱えたところ、組織に対する反逆と見なされた。職を解任され、教団を離れることになったのです」

 櫻井氏は山上徹也容疑者による安倍晋三元首相殺害事件をきっかけに、教団の内情を多くの人々に知ってほしいと手記を執筆した(手記全文は「週刊文春 電子版」で公開)。

この手記では、統一教会の田中富広・第14代会長が7月11日の記者会見で「献金のノルマはない」と釈明したことについて、こう反論している。〈本部が全国の「現場教会」に無理なノルマを課していたことは、内部の人間なら、誰もが知る事実でした。また、献金は「個々の意思によるもの」ということですが、献金を「しなければならない」といった空気を作り出し、信徒に過度なプレッシャーを与えていたのも、また事実です〉

「上から献金の指示が容赦なく降ってくる」

 また、田中会長が8月10日の会見で「霊感商法なるものを当法人が行ったことはない」とし、「特に2009年以降、コンプライアンスの徹底に努めている」と述べたことに対しては、〈今回問題となったのは、「外部」に向けられた物販活動ではなく、信徒たち「内部」に向けられた献金圧迫の問題〉と指摘。〈そして、それは2009年以降も、変わらず続いていました〉と述べている。

櫻井氏は信者たちが置かれている状況をこう証言する。

「私自身が二世でもあったし、役職上、二世たちの痛みや苦悩も数多く見聞きしてきました。家庭の平和を守ろうという組織なのに、献金によって家庭が破綻したら本末転倒です。家庭の問題を何とかしようとしても、その原因となる献金の指示が容赦なく上から降ってくるのです」

 統一教会は櫻井氏について「当法人が強制的に解任したという事実はございません」。同氏が明かしている献金の実情については「そのような事実はございません」と回答した。

9月7日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および9月8日(木)発売の「週刊文春」では、韓国の本部からの献金要請に逆らえない教団の体制や、子供の学費や保険を解約してまで献金をする信者たちの苦悩などについて詳報する。また「週刊文春 電子版」では櫻井氏が教団の実態を綴った告発手記の全文を公開する。

10NAME:2022/10/16(日) 23:15:34
「関わったら人生終わり」 元妻が旧統一教会信者 翻弄された30年
毎日新聞 2022/10/12 15:45(最終更新 10/12 15:45)
https://mainichi.jp/articles/20221012/k00/00m/040/133000c

元妻が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者の高知県の橋田達夫さん(64)が12日に開かれた立憲民主党の国対ヒアリングで、約30年にわたって教団に翻弄(ほんろう)されてきたと訴えた。 橋田さんによると、元妻は、約30年前に入信。それ以降、教会に通い詰め、所有していた田んぼを「悪霊がいる」と言われ売却してできた現金や、橋田さんが渡していた給料など、約1億円を献金してきたという。まだ子どもだった長男と次男に1週間分のカレーを作り、韓国に行ってしまうこともあった。

 橋田さんは「あれ(教団)に関わったら人生終わり」と強調。家族よりも教団への関わりを優先した元妻の姿について、安倍晋三元首相銃撃事件の山上徹也容疑者=殺人容疑で送検=の母親と「そっくりだ」と振り返った。 夫婦げんかが毎日続く中、元妻をかばっていた長男は、中学生で不登校になった。成人後も短期の仕事しかできず、2年前に36歳で命を絶った。亡くなった部屋の壁には、周囲への恨み言とともに、教団への恨みの言葉も書かれていたという。 橋田さんはこれまでに何度も警察や弁護士に相談したという。だが、旧統一教会の名前を出した途端、「ちょっとそれは……」と応じてもらえなくなったと説明。「30年前から、誰にも相談できなかった」と振り返った。元妻とは9年前に離婚したという。

 旧統一教会の教会改革推進本部の勅使河原秀行本部長は4日の記者会見で、橋田さんの件について「高知の問題に関しては、私の方で直接対応します」と話した。だが、勅使河原氏から橋田さんへの連絡は、12日時点ではないという。 橋田さんはヒアリング後、記者団から今後、どんな支援を期待するかと聞かれ、「いま、生活に困っている子どもたちをまず、支援してほしい。そういう人になんとか手を伸ばしてあげてほしい」と話した。

11NAME:2022/10/17(月) 11:27:30
旧統一教会元信者が解明「夫と長男が自殺し、次男が元首相を殺害…それでも信者を続ける母親の"頭の中"」 「神の言葉に反したら、神の子になれず、地獄にいく」
https://president.jp/articles/-/59937

山上徹也容疑者(41)の母親はなぜ、旧統一教会への入信を続けているのか。元信者だったジャーナリストの多田文明さんは「夫や長男の自殺といった家族の悲劇や、次男による凶行事件は、母親が宗教にのめりこみさえしなければ避けられたように思います。母親自身もそれを理解しているはずですが、頭の中は完全に教義につかっており、簡単に抜け出せない状態です」という――。

自分のせいで家族が破綻…なのに信者をやめない理由

安倍晋三元首相を綿密な計画で銃撃した山上徹也容疑者(41)。すでに報じられているように、その動機については旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)に入信した母親が約1億円を献金したことで家庭が破綻したこと、また、元首相のことを教団のシンパであると考えたことがあるとされています。

容疑者ファミリーが歩んだ歴史は壮絶なものです。容疑者の父と兄は自殺、本人も自殺未遂。そんななか、母親は宗教にのめりこみ続け、自宅などを売り払ってまで献金。現在も旧統一教会に在籍し、年金から献金しているといった報道もあります。下記は、現在までに報道されている容疑者ファミリーの主な歴史です。

【容疑者のファミリーに起きた出来事】(参考文献『週刊新潮』(7月21日号)ほか)
・父親:京都大学卒で、会社を経営していたが、母親(妻)が別の宗教にのめりこんだことを苦に自殺。
・兄:7年前に病を苦に自殺。
・母親:夫の生命保険、実父から相続した事務所や自宅を処分し、さらに献金
・容疑者本人:自衛隊に入隊していた任期中に自殺未遂事件、奈良県で安倍晋三元首相を銃撃。

家族の悲劇は母親が宗教にのめりこみさえしなければ避けられたものも多いように思われます。 なぜ、自分の大切な家族がつらい目に遭い、息子が自死を選択し、さらに元首相の殺害行為に及んでしまったのにもかかわらず、母親は信仰をやめることをしないのか。不可解に思う読者の方も多いのではないでしょうか。 カルト的な思想を宗教にハマる人の心のメカニズムとはいったいどんなものなのでしょうか。

12NAME:2022/10/17(月) 11:27:47
旧統一教会「献金はご自身の意思で行う」は本当なのか

旧統一教会の恐ろしさは、筆者のように中に入って信者となったものにしかわからないものがあります。 凶弾に倒れた安倍晋三元首相がビデオメッセージを寄せた旧統一教会の関連団体・UPF(天宙平和連合)には、米ドナルド・トランプ前大統領からもメッセージが寄せられていました。政治家や有名人などが賛同するような関連団体は多くあり、一見すると問題があるようには見えないかもしれません。しかし、外側からだけではあの教団の本質は見抜けません。 7月11日に都内で実施した会見で、教団は「(旧統一教会の)行事や企画で献金要請されることはありません」「献金はご自身の意思で行う」と発言しました。

これを聞いて、元信者だった人の中にも「私も、自ら献金をした」と思っている人がいるかもしれません。しかし、それは違っています。献金するように誘導されているのです。 約10年間、「中の人」となり、その後、ジャーナリストとして長年、詐欺や悪質商法を見てきたからわかることですが、だます側はお金を払わせる際、本人に選んでいるように思わせて、実際のところ、その選択肢しかない状況に追い込んでいることがよくあります。 例えば、一時期、被害の多かったものに「買え買え詐欺」があります。旧統一教会とは直接関係ありませんが、その手口としてはきわめて似た要素があります。 詐欺グループはある高齢者宅に、「近くに○○老人ホームが完成予定した」とのお知らせと、その施設への入居権利の申込書を郵送しておきます。そしてそれが届いた頃に、老人ホームとは関係のない業者を装い、電話をかけます。

「○○老人ホームの完成予定のお知らせと入居権の申し込み書が、お宅に届いていませんか?」「ありますよ」「本当ですか? 実はこのホームに入居したい人がいるのですが、それが届いた人しか申し込めないようになっています。代わりに申し込んでもらえませんか?」と懇願してくるのです。 これを聞いた高齢者は次のように思いつきます。「自分が申し込めば、困っている誰かの助けになるかもしれない」 そう思い申し込み、自分の名義を貸して、高額な権利金を払い、結果的にお金をだまし取られてしまうわけです。詐欺犯らは、高齢者らに「自分にしかできないことだ」と思い込ませて、申し込むように仕向けているのです。これと同じようなことが、旧統一教会の献金や霊感商法による物品購入でも行われています。

13NAME:2022/10/17(月) 11:28:07
旧統一教会で勧誘する側にいた著者が語る恐怖の“手口”

筆者自身は、大学4年生の頃、旧統一教会を隠した勧誘にひっかかり、教団に入りました。友人からバレーボールに誘われたのがきっかけでした。その後に自己啓発のサークルに誘われて、勉強をすることになります。私が信者だったのは1987年から10年ほどです。

旧統一教会ではその人の持つ悩みや不安に付け入ろうとしてきます。当時の筆者は就職への不安を抱えていました。「ここで学ぶことで視野を広げて、願う企業に就職したい」と思うなかで、自己啓発の勉強に自分で申し込みをしたつもりでいました。その先には、ライフトレーニングなど、信者にさせるためのステップが続きますが、これらもまた自分で選んでいたつもりでした。 しかし、後に組織の内情を知るうちにそうではなく「選ばされていた」ことに気づきます。

筆者は教会内で「講師」と呼ばれる肩書を与えられて、長く務めました。 90年代当時の教会の勧誘手法はシステム化されていて、そのレールに乗せることで、新しい信者を量産していきました。勧誘をする者は、とにかく入口の自己啓発サークルに誘い入れれば良いので、必死になって多くの人に声をかけます。

仮に、会社に勤務しているA子さん(貯金500万円)が勧誘されるケースでお話します。 街頭では「自己啓発の勉強をしてみませんか?」「姓名判断を受けてみませんか?」というだけで、統一教会であることは告げずに、勧誘場所に誘い込みます。自分の人生をよりよくするために、自分は今、何をすべきか。そんな思いや悩みを抱く若者は少なくありません。「自己啓発」というフレーズが刺さるケースもあるに違いありません。

A子さんが声をかけられて自己啓発サークルに入会すると、ビデオでの勉強を口実に、教義を徐々に植え付けていきます。筆者の時にも「聖書の勉強をしている」と思わせながら、実際には、統一教会の教義を教えられました。 数カ月して、教義がある程度、頭にすり込まれたところで、2日間の泊まり込みの「セミナー」に参加させます。ここでは受講生の心に訴えるような講義がなされますが、実はこの「お泊り」が大事で、教団では信者になると、ホームと呼ばれるところで四六時中、共同生活をすることになりますので、その第一歩として2日間のセミナーを経験させます。

セミナーを終えたA子さんには不思議な高揚感があり、教団側はすかさず次のステップである、2週間の泊まり込みが基本の「ライフトレーニング」への誘いをしてきます。A子さんは会社に通いながら、夜には講義をして泊り、会社に行くということになるでしょう。 ライフトレーニングの最終日近くで、ようやく「統一教会」であることを告げられます。そして次のステップである、「4日間セミナー(4Days)」に参加することになり、その後も延々とトレーニングは続き、信者となっていきます。

おそらく多くの人は、A子さんは自ら選んで先に進んでいると思うかもしれません。しかし、そうではないのです。すでに教義が心に刷り込まれている状況では、霊界の実在や神様の存在も信じさせられています。神様の言葉を守った行動を取らなければ「不幸になる」「地獄にいく」とも思わされていますので、先に進まざるをえない状況なのです。 特に筆者は長くライフトレーニングの講師を担当しました。ここでは、最終日近くに「統一教会である」ということを告げることになります。

14NAME:2022/10/17(月) 11:28:52
ある時、こんなことがありました。
統一教会に嫌悪を抱いたのに、自ら飛び込む信者

1992年8月に3万組の合同結婚式がありましたが、それを前にテレビのどのチャンネルも統一教会に関する話題ばかりでした。ライフトレーニングの受講生たち(6〜7人)とテーブルを囲んでお昼を食べていました。テレビから流れる合同結婚式の映像に受講生らは「気持ち悪いね」「誰がこんな宗教に入るんだろう」「信じられない」などと言っています。 午後の講義が始まります。そして最後に「さて、皆さんが学んできた講義内容は誰が解明されたかというと」と言い、黒板に「世界基督教統一神霊協会」と書きます。

「先ほど、皆さんがテレビで見ていた、統一教会の文鮮明先生が解き明かされた内容です」 すると、受講者たちは一瞬、絶句し、その後、「えっ」「うぇ〜」という悲鳴にも似たような声を出します。それはそうでしょうさっきまで、悪口を言っていた団体なのですから。

さて、その後はどうなるか。 このときは全員、次のステップである4Daysに参加しました。そしてその次のトレーニングにもほとんどの人が参加して、信者としての道を歩み始めます。 ここがこの勧誘システムの恐ろしいところです。あんなに合同結婚式を行う統一教会に嫌悪感を抱いていても、次の瞬間、受け入れてしまう状況に追い込まれるのです。 ここにはカラクリがあります。実は受講生はそれまでに受けたビデオによる勉強会などで感想文を書き、その時に話をした内容はカウンセラーの所見として報告され、本人の悩みを含めてストックされていて、個人情報は組織内ですべて共有されています。

当時、筆者の上には教育部門をつかさどる長がいました。その人を中心に、毎日のように、「どうやって信者にしていくのか」という会議が行われます。「統一原理は受け入れているか」「本人は何を動機にして、統一教会の教えを聞いているのか」「霊界の存在はどのくらい信じているか?」「お金はどのくらいもっているか?」などです。

一人ひとりの受講生の状況が報告され、講師やトレーニングのスタッフがどう接するべきかの指示がなされます。 さらに、「統一教会という名を明かした時にどういう態度をとるか」「拒否した時には、どういう対応をとればよいのか」など事細かに指示されて、対策が打たれています。そして、相手が断るだろう言葉はすべて封じておくのです。

仮にA子さんが「だまして教えたのですか! 統一教会の悪評は知っています!」と、言ってくることが想定される時には「マスコミはすべての真実は話してくれません。今まで接してきた人たちがそんな悪い人たちに思えますか?」と切り返します。 さらに「もう少し先に進んで、真実を確かめても良いのではないですか? イエス・キリストのように、真実を話すものは言われなき誹謗中傷を受けるものです」と諭すのも常套手段でした。 統一教会と言われて、相当反発することが予想される人には、個別の部屋を用意して、他の人への悪影響を及ばさないようにさせることもあります。すべての否定的要素は封じておくのです。

15NAME:2022/10/17(月) 11:29:06
受講生らは心が教義に染まっている状況である上に、このような万全の対策を取っています。そこで「4daysはどうする?」とわざと聞きます。しかし、彼らはすでに「先に進みます」というしかない状況に追い込まれています。 自分で選んだように思わせて、先に進ませる。これが手なのです。

つまり、旧統一教会内ではその人の個人情報は丸裸になっており、組織的個人という完全アウエーの状況で、受講生らを信者への道を歩ませます。 しかしこれは信者教育だけに限ったことではありません。献金や物品購入においても同じです。もしA子さんが500万円の貯金があったとします。すると、そのことが会議のなかで取り上げられます。 「霊界、因縁は信じているか?」「救われた実感を持っているか?」などの話がなされています。特に「神の言葉に反したら、神の子になれず、地獄にいく」「不幸な人生になってしまう」「家族、親族が悲惨な状況になる」などの恐怖心を感じているかが、大事なポイントになっていたように思います。

こうした入念な打ち合わせが行われた後に「先祖の悪因縁があるということで、100万円の印鑑を買わせなさい」と指示がなされます。 さらに「4Daysで、統一教会のことを受け入れたら、次のトレーニングで、お父様(文鮮明氏)の神の国をつくるため、残りの400万円を献金させるようにしなさい」という方針が決められて、後日、A子さんに実行されます。 すでにA子さんは、統一教会の教えに染まっているので、手のひらで転がされるように全額を統一教会に払ってしまうわけです。 なんで統一教会に入信してしまい、多額の献金をしてしまうのだろうと思う方は多いと思います。この「自発的に入信した」「自分から、神の国実現のために献金した」と誘導させる手口こそが恐ろしいのです。

夫と長男を失い次男が逮捕でも信者続ける母の「頭の中」

山上容疑者の母親も、自らの旧統一教会への入信が家庭崩壊のきっかけになり、息子が安倍元首相を銃弾で打った動機になったかもしれないことは、頭の中ではよくわかっていると思います。しかし、それでも信者をやめられない。 その理由は、教団をやめたら「事故や病気になり、不幸になる」「サタンの側になってしまい、地獄にいく」という恐怖心が大きいはずです。しかしそれだけではなく、教義を知ることで心が救われた実感を持っていることもあると考えられます。

筆者のいた旧統一教会では、これを「救われた実感」という呼び方をしていました。 これまで述べてきたように、旧統一教会の教えが入った人物に多額の献金をさせるか、させないかは上層部との会議のなかで決められて、そこでたてられたストーリーのなかで、本人に「救われた」という思い(救われた実感)を持たせて、お金を出させています。 入信も同じで「自分が選んで入った」のではなく、実際は「(教団側の言葉に)思いつかされて、その道を選ばされた」のですが、このことに気づくには、旧統一教会の内部事情を知り、信者時代の自分の行動を振り返る必要があり、容易ではありません。

自分の行動を振り返り……例えば、霊感商法の商品を買った際、自分から「買います」と言ったのはなぜか、と心の中を見つめ直し、実は「買います」と言わされていたという現実に気づけるか。自分の心に旧統一教会がくくりつけた偽りの糸を一つひとつ外していかなければなりません。 信者にとってこうした作業はしんどいものです。なぜなら、長年信じていたものを手放すことは、これまでの自分の人生への否定にもなるからです。

容疑者の母親は20年以上の信者といわれています。当時の記憶をたどりながら、だまされていたという現実に気づくには、おそろしく長い時間がかかるでしょう。母親が今も、統一教会を信じ続けたい思いは、元信者としてはよくわかりますが、教え込まれたマインドコントロールを解くためには、絶対に向き合わなければならないことなのです。

16NAME:2022/10/22(土) 03:09:37
「私は焼身自殺した男性と同じ境遇」旧統一教会への献金額が"藪の中"な母親に無心され続けた40代娘の苦悩 入信に激高した父に内緒で母は印鑑・高麗人参茶・宝飾品・サウナを購入
https://president.jp/articles/-/62755

旧統一教会に入信した母親は、印鑑・高麗人参茶・宝飾品・サウナなどを購入するだけでなく、カードローンなどで繰り返し借金。献金総額は“藪の中”で、借金限度額に達すると娘にも無心した。そんな母親に翻弄され続け、宗教2世として生きてきた女性の苦悩とは。かつて旧統一教会信者だったルポライターの多田文明さんがインタビューした――。

「焼身自殺で亡くなった男性と私は同じだと感じた」

柴田さん(仮名・40代女性)の母親が旧統一教会に入信したのは1980年代のこと。父親は入信に反対しており、そのはざまで宗教2世として大きな苦労をしてきました。 「先日、高知県在住の男性が、野党合同ヒアリングに出席しました。その場で、信者として約1億円もの献金をした元妻(離婚)とともに暮らしていた息子さん(36歳)が焼身自殺し、『旧統一教会をなくしてほしい』と涙ながらに訴えました。それを聞きながら、亡くなった息子さんの立場が自分と同じように感じられて、とてもつらい気持ちになりました」(柴田さん)

柴田さんの家では、母親の旧統一教会への入信を知った父親が激高したといいます。

「もともと私の家は父がワンマンで、母はとても苦労していました。その悩みをうまくつかれて、教団に誘われ入信したのではないかと思います。父から反対されて以来、母は教団の信者であることを隠して、教会に通っていました。その陰で、私は幼い頃から、教会の関連施設に連れて行かれました。父の性格をわかっていたので、母のことは言ってはいけないと子供心に思っていました。

家には白い壺がありました。後でわかったことですが、母は父には内緒で、印鑑、高麗人参茶、宝飾品など、ありとあらゆるものを、教団の関連会社から買って隠していました。その中にはサウナもあります」

家庭用サウナには、かつて旧統一教会信者だった筆者自身も記憶があります。1980年後半、有名ゴルファーも使っているサウナだと宣伝して、それを販売するようにと教団から指示がありました。とても高額だったはずです。

「40万円以上だと思います」(柴田さん)

筆者から見て、母親は、当時教団が販売した商品をほぼコンプリートしており、かなりのお金を使ったと思われます。それだけマインドコントロールされていたことが分かります。「母親から教団の関連施設であるビデオセンターにも行くようにいわれました。そこで私は勉強することになりました。そしてセミナーにも参加しました」

しかし柴田さんはセミナーに参加したものの深入りせず、次のトレーニングには進みませんでした。なぜ、次のステップに進むことを拒むことができたのだろうか。その理由について、柴田さんはこう話す。

17NAME:2022/10/22(土) 03:13:58
「自分のためにお金を使うのはサタン的な堕落した考え」

「当時、私は自立するためにお金を貯めていました。ところが、ビデオセンターの担当者が、『そのお金は神のために使うべきだ』と言うのです。私は反発しました。その後、その上の立場の女性信者との面談もありましたが、彼女からも『自分のためにお金を使うことは、サタン的な堕落した考えだ』とこっぴどく叱責されました」

これは教団がよく使う手口で、個人的面談を通じて、相手の資産を吐き出させようとします。彼女は女性信者の言葉を頑なに拒み続けたため、幸い親元を離れて一人暮らしすることができました。

しかし、母親が旧統一教会という恐ろしい沼にはまっている柴田さんの本当の苦労はここから始まります。 「母は、献金するために多額のお金を借り続けました。当時は、統一教会の聖地である、韓国の清平で行われた、先祖解怨(先祖の罪を清め、呪いを解く)のための修練会があり、母もたびたび訪れて献金をしていたようです。

借りては返すという生活を何度も続けていくうちに、借金できる限度額がきてしまったようです。それでも母親は献金などのノルマを果たそうとしたのでしょう。ある時、私に信者からお金を借りたので、『そのお金を返さなければいけない、生活費が足りないので、お金を貸してほしい』と言うのです。そこで、私はカードローンでお金を借りて数万円を貸しました」

その後も、母親の無心は続き、気づけば彼女は100万円ほどの借金を背負うことになっていました。 これは2009年以降の出来事で、教団のいうところの「コンプライアンスの徹底がなされた」後のことです。教団はこの9月の会見で「信者への献金奨励や勧誘行為はあくまでも信者本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、信者の経済状態に比して過度な献金とならないよう、十分に配慮しなければならない」として再度、これを徹底するといっていましたが、これが当時、機能しておらず、いかに絵にかいた餅であったかがわかります。

母親が献金ノルマに追い込まれて、個人的に借りたことも考えられますが、筆者は、教団の上の指示もあって借金した面もあるはずだと見ています。 なぜなら、昔から教団では献金ノルマのために、カードローンでお金を借りては返すことが日常茶飯だったからです。

18NAME:2022/10/22(土) 03:18:40
旧統一教会経理担当「私のATMの後ろには行列ができる」

ある時、教団の会計担当者に、たくさんの信者らのカードを見せてもらったことがあります。担当者は「こんなにうち(教団の支部)には信者のカードがあるのよね」と、どこか得意げに言っていました。それは神様から与えられた責任(教団内では「み旨」と呼ぶ)を全うしているという喜びもあったからでしょう。

「返済の支払い期限が近づくと、大変なのよね。これだけの人の返済の入金をしなければならないから。私のATMの後ろには、いつも行列ができるわ。そして全員の返済をしたら、また借りられる枠ができるから、そこからお金を借りて回す。もう忙しいのよね」 このようにカードローンで借金をさせて、献金ノルマを達成する行為は組織ぐるみで日常的に行われていたことです。

そんな柴田さん母娘に2012年、転機が訪れます。この年に文鮮明教祖が他界したのです。 「(これを機に)母は教団から離れました。教団からの執拗な献金要求に耐えられなくなったためです」 現在は、母に貸した100万円は完済しています。

こうやって柴田さん母娘は旧統一教会との関係を断ち切ることができました。ただし、「母は教団から離れているとはいえ、旧統一教会の批判的なニュースをあまり見ないようにしています」と柴田さん。 こうした心理を持つのは1世信者に多いのですが、教団を批判する側の言葉は、「サタンの言葉」として長年、教え込まれており、サタンと心を通じてはいけないという思いから、批判的なニュースを無意識に目にしなようにしてしまうのです。 母親にはそうした思考がまだ残っており、ふとしたことで教団に心が戻ってしまう可能性もあり、今後も注意が必要なため、柴田さんは今も心配しているのです。

旧統一教会を信じる母と反対する父との板挟みの人生

筆者との会話の中で、柴田さんは宗教2世として育った苦しい胸の内を明かします。 「教団に批判的な父親と、嘘をついて隠れて教団へ通う母との板挟みのなかで、私は育ちました。子供のころから、ずっと本当のことが誰にも言えない日々を送りました」 難を逃れた形だが、柴田さんは冒頭で述べた、1億円を献金した信者の母親を持つ息子が焼身自殺したことに、自身の体験を重ね合わせます。

「私は社会人になり一人暮らしをすることで、教団からの献金の要請からも逃れることができ、完全に離れることができました。しかし、亡くなれた息子さんはずっと家にいることで、教団や信者である母親の影響を受けて、誰にどのように相談すればよいのか、わからなかったのかもしれません。私も、反対される母のことを思うと、父には真実を話せませんでした。息子さんも本当のことを口にできない苦しい葛藤があって悩み続けたのかもしれません。そう思うと、とても心が痛くなります」

親の言いつけに従うような優しい子ほど、相手の気持ちを慮りすぎて、身動きがとれなくなってしまうのかもしれません。 「母はいまだに実際に教団に献金した総額がどの位になるのか、教えてくれません。というより、過去を見つめたくない思いがあるようです。それを知られると、父に隠れて教会に通っていたことがバレてしまうという、怖い気持ちもあるのでしょうね」

さらに柴田さんは話を続けます。 「もちろん、教団への献金や物品購入したお金はすべて返してほしい思いです。ですが、母親が正直にすべてを話す日まで待ちます」

家族は信者の心が元に戻るまで、慌てずに待つしかありません。それは何年かかるかわかりません。家族は、こうした「待つ」というつらい時間を長く過ごしています。教団によって家庭崩壊しただけでなく、それを修復するまで長い長い時間を過ごす。それは筆舌に尽くしがたい精神的苦痛です。旧統一教会はこうした責任もとるべきです。 柴田さんの母親が完全に教団を離れる日は、すべてを家族に正直に話し、本当に自分の心に折り合いをつけることができたときです。

19NAME:2022/10/22(土) 03:31:30
安倍晋三元首相は「畳の上では俺は死ねないからな」と、日頃から自らの最期を予感していた。岸信介により自民党と因縁深い「統一教会」への遺恨の凶弾に倒れたことは、自民党の行く末を暗示しているともいえる。

発行者:板垣英憲(政治評論家) 価格:1,048円/月(税込)
2022/07/13 23:03 配信の記事

https://foomii.com/00018/2022071323033396963

◆〔特別情報1〕
 これは自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。
 自民党の選挙は、自民党のスタッフというよりは、実質、統一教会が仕切っているといっていい。動員をかけた分、しっかりカネも動いている。安倍元首相は統一教会の裏組織の重役であり、党本部から当然、カネを回してきた。裏組織だから、会員でもなければ顧問でもないと、平然とウソをつく。それが統一教会だ。いまや統一教会は占拠した自民党本部を足掛かりに、世界中に入り込んでしまっている。
 自民党の議員はほとんどが、統一教会に応援してもらっている。実際にそれは酷い状態であり、それも安倍晋三たち幹部がやってきたことだった。地元山口の選挙は昔から、統一教会の人が何百人と動員されてきている。ポスター貼りから何から、統一教会が手伝ってきていた。

 トランプが大統領に就任した直後、訪米した安倍との会談を手配したのは、米国の統一教会だったことは、2014年の新潮45でジャーナリストの時任兼作氏に暴かれている。
統一教会には、「勝共推進議員名簿」というのが存在している。大阪では、中山正暉の選挙も統一教会の応援だった。
 安倍の弔問には、多数の一般人が列を連ね、また多くの人が沿道で見送っていた。しかし、これも統一教会が動員をかけた可能性がある。弔問者を誘導するスタッフにも、統一教会が動員されていただろう。

20NAME:2022/10/22(土) 04:55:43
自民・萩生田氏「旧統一教会の信頼高めたと反省」
2022/10/2 12:14
https://www.sankei.com/article/20221002-RGSQD4R2FVI7LE5EY5MSG3PNGY/

自民党の萩生田光一政調会長は2日のNHK番組で、党所属国会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「結果として教団の信頼を高めることに寄与してしまったのではないかと反省している」と述べた。

野党などが求めている安倍晋三元首相の調査については「安倍氏は亡くなっており、反論の機会がない。事実関係を正しく調査するのは限界がある」と述べ、否定的な考えを示した。党を離れている細田博之衆院議長については「必要があれば説明を深めていく」と述べた。

同じ番組に出演した立憲民主党の長妻昭政調会長や共産党の田村智子政策委員長らは3日召集の臨時国会で政府・与党を徹底追及する姿勢を示した。

物価高騰や円安に対応する経済対策、防衛力強化などについても議論があった。萩生田氏は電気代について「家庭で2割上がっている。少なくともこの半分ぐらいまでは戻していく必要がある」と強調。訪日外国人観光客(インバウンド)や海外に流出した企業の国内回帰といった円安のメリットを取り込む政策の必要性にも言及した。

萩生田氏は防衛力については「日本の安全保障を考えれば、この避けてはならない議論を国民の前できちんとやっていくことが必要だ」と述べ、国会で議論する考えを示した。

21NAME:2022/10/22(土) 05:26:41
【旧統一教会】「両親がバイト代没収」元2世信者 岸田総理“答弁変更”は
テレ朝news
2022/10/19 19:51
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%97%A7%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A-%E4%B8%A1%E8%A6%AA%E3%81%8C%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88%E4%BB%A3%E6%B2%A1%E5%8F%8E-%E5%85%832%E4%B8%96%E4%BF%A1%E8%80%85-%E5%B2%B8%E7%94%B0%E7%B7%8F%E7%90%86-%E7%AD%94%E5%BC%81%E5%A4%89%E6%9B%B4-%E3%81%AF/ar-AA138xpZ?cvid=c198e7cd6a4a4f61ab654b6353870e1f

旧統一教会への解散命令請求が認められる要件を巡り、岸田総理大臣は18日の答弁を一転し、「民法の不法行為も入り得る」と述べました。今週から教団の解散を求める署名活動を始めた元2世信者は、国会でのやり取りをどのような思いで見ているのでしょうか。

 “旧統一教会”元2世信者・小川さゆりさん(仮名):「今この瞬間にも子どもたちの未来がつぶされてしまう。時間をかければかけるほど、どんどん増えていってしまう。(旧統一教会が)間違っていると気付いたころには大人になっていた」

 元2世信者・小川さゆりさんは旧統一教会の解散を強く願っています。 “旧統一教会”元2世信者・小川さゆりさん(仮名):「被害者を救済するためにも、宗教法人のお墨付きを外すためにも署名に協力してほしい」 小川さんらは17日からオンライン上で旧統一教会の“解散”を求める署名活動を始めました。2日ほどで12万人以上の賛同が得られています。 そんな小川さんが不安な想いを抱えながら見守っているのが旧統一教会の解散を巡る国会の議論です。

 19日の岸田総理の答弁は18日の説明を修正するものでした。 岸田文雄総理大臣:「個別事案それぞれに応じて検討するべきであり、結果としてご指摘のように民法の不法行為も該当する。このように政府としては考え方、整理をさせて頂きました」 立憲民主党・小西洋之議員:「私は12年間、国会議員やっていますけど朝令暮改にもほどがある」 朝令暮改と指摘された岸田総理の答弁。焦点となっているのは解散命令について定めた宗教法人法第81条にある「法令違反」をどのように解釈するのかについてです。

 紛糾した18日の国会では…。 岸田文雄総理大臣:「民法の不法行為、これは入らないという解釈であります」 民事裁判の判決では法令違反の根拠にならず、刑事事件に問われる必要があるという認識を示していました。

 立憲民主党・長妻昭議員:「民法は入らないということだと結局、何年かかるんだって話。警察が捜査して、起訴して裁判で争えば最高裁までいく。(刑事事件の)確定判決が出て初めてってことになる。民法を認めないと何年かかる、3年、4年、5年かかりますよ。これ」

 それから一夜明け、岸田総理は説明を一転。 立憲民主党・小西洋之議員:「宗教法人法の解釈命令の要件に不法行為責任等の民法違反は該当しないという政府答弁を撤回、修正する考えはありますか?」

 岸田文雄総理大臣:「宗教法人法の要件に該当すると認められる場合、民法の不法行為にも入り得る、こういう考え方を整理をした」 刑事事件だけではなく、「民法の不法行為」も法令違反の要件になり得ると説明したのです。

 “旧統一教会”元2世信者は、できるだけ早い決着を望んでいます。 “旧統一教会”元2世信者・小川さゆりさん(仮名):「急がないといけないと思う。解散できるとなっても、いつからどのように調査を解散に向けてするか明確に」 両親が合同結婚式で結婚したという小川さゆりさん。小さいころから多額の献金で生活は困窮し、いじめも受けていたそうです。

 18日から一転した岸田総理の答弁はどう映ったのでしょうか。 “旧統一教会”元2世信者・小川さゆりさん(仮名)「実際に国会でも動きが見られて胸が熱い。色んなものがこみ上げてきそう。率直にすごくありがたい…。これは大きな発言だと思います。解散の要件に民法上の違法行為も入ると明言して頂いたので私も信じるし、そのように判断した岸田総理を当事者の立場から応援したい」

 “旧統一教会”2世のなかには答弁の変化に懐疑的な見方もあります。 “旧統一教会2世”・高橋みゆきさん(仮名):「岸田総理の動きを見ていると怒られないとやらないのかなと、正直感じられた。事なかれ主義に近い、言い過ぎかもしれないがそう感じた。岸田総理の今後の発言、かじ取りを期待したいのでぜひ主体的に進めてもらえると幸いです」 旧統一教会は「政府として公正な判断に基づいたご対応をお願いします」とコメント。20日午後2時から勅使河原本部長の会見を予定しています。

22NAME:2022/11/13(日) 00:04:05
「家族を救ってあげたい」旧統一教会の被害を訴える男性の思い
10/27(木) 19:26配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/30fbcab89c0bc7b67d07fa4f62fb093914898f6f

元妻による旧統一教会への高額献金などが原因で家庭が崩壊したなどと訴える高知県南国市の橋田達夫さん。さまざまなメディアを通じて実名でその思いを訴えています。「30年以上闘ってきた」と話す橋田さんのいまを、からふるが取材しました。

(橋田達夫さん) 「長男が自殺するときの気持ち考えてあげてください。教団は顔隠して正体隠してやってるじゃないですか、間違ってます」 南国市の橋田達夫さん。元妻による旧統一教会への高額献金などが原因で家庭が崩壊し、長男が自殺するなどしたと、メディアを通じて、実名で訴えています。

(橋田達夫さん) 「まぁつらかった、ほんとに。けど教団つぶしても僕の心は直るわけやないきね。やっぱり長男を返してほしいという気持ちがありますよ」 元妻が施設に通い始めたのは32年前。それ以来、橋田さんは「宗教問題に詳しい弁護士がいる」と聞くたびに何度も県外に出向き、相談を繰り返してきました。しかし話を聞くだけで終わったり、「教団が怖いから引き受けられない」と断られたりと、取り合ってもらえなかったといいます。橋田さんは元妻をなんとか脱会させようと、自ら専門書を読むなど、長い時間を費やしてきました。

(橋田達夫さん) 「これが教団についての古い本。自分の知恵ではいかんと、いろいろやったけどね、これでもいかんかった。僕は(旧統一教会の)“原理”も読みました、こんな厚いやつ。聖書も両方読んで。一年ばぁ、夜も2、3時間しか寝てなかった。間違っているということを教えてあげないかんと」 高額献金などが原因で10年ほど前に離婚。元妻と同居していた長男はおととし5月、自宅で焼身自殺しました。現在、元妻は次男と暮らしています。メディアを通じて被害を訴える橋田さんに対し、教団は今月20日、元妻の反論映像を公開します。

(橋田達夫さん) 「彼女をあそこまで引っ張り出して勅使河原、高知の本部、教会、後の生活どうするんですか。僕は覚悟できてますよ。彼女、次男を彼らが生活の面倒みるべきですよ、あそこまでやったら。買い物にも行けない、(外に)出ることもできない、具合も悪い。どうするんでしょうね。一生ついてまわりますよ、勅使河原のやったことは」 今月24日には衆議院予算委員会で岸田総理が旧統一教会による多額の献金被害などを訴えている人たちと直接面会することを明言。被害実態の聴き取りを行う方向で調査を進めていることを明らかにしました。

(橋田達夫さん) 「それは大歓迎です。きちんと困っているということを伝えたい。本当に。統一教会じゃなくて被害者を先に救わないかん」 30年以上にわたり、教団と対峙してきた橋田さん。何度も心が折れそうになりながらも諦めず続けてきたのは、家族に対する深い思いからでした。 (橋田達夫さん) やっぱり救ってあげないかんと思ってます。僕が救わんかったらだれも救わん」

橋田さんは、今後について「教団側と直接交渉し、元妻による献金を返してほしい。同じ立場の人が返金を受ける道筋を作りたい」とも話していました。今月25日には被害者救済の法案などについて与野党の実務者による初めての本格的な協議が行われたほか、政府は宗教法人法に基づく「質問権」を行使し、旧統一教会への調査を年内にも実施したい考えです。

23NAME:2022/12/03(土) 21:27:41
弁護士だった山上容疑者のおじ、統一教会とどう対峙したのか 最後の仕事を語る
2022年09月01日 10時11分
https://www.bengo4.com/c_1009/n_14939/

「血は水よりも濃い。(手助けすることは)本能です」。そう語るのは、安倍晋三元首相を銃撃したとされる山上徹也容疑者のおじだ。事件直後は自宅で山上容疑者の母と妹を保護していた。

迅速な行動に移せたのは、彼が元弁護士だからだ。母も妹も、重要な参考人。証拠を保全することが最優先だと考えた。そして、自宅にはこれまで世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と交渉した記録や、山上容疑者が自殺未遂した際の海上自衛隊の書類も、すべて書面で残っている。

最後の仕事は、本来子どもたちに渡るはずだったお金を旧統一教会から取り戻すこと。マスコミ対応も一手に引き受け、企業法務に携わってきた知見も入れながら新たな闘いに挑んでいる。

●証拠保全が第一、書類は分厚いファイルに

久しぶりに顔を合わせた山上容疑者の母親は、ホームレスのようだった。やせていたし、ろくに食べていなかったように見えた。宅配でなんでも買っていいと言うと、食べ物や衣服を注文していたという。 取り調べや取材で、山上家に起きたことを時系列で語っていると、事実が整理されていった。そうした回顧の中で、改めて気づいたのは、山上容疑者にとって最もつらかった出来事は2004年だっただろうということだ。

「母親は2002年に自己破産し、サラ金にも手を出し始めていた。2004年に徹也の兄からSOSがあって、家に行くと冷蔵庫は空っぽ。電気代も家賃も滞納しており、当座として10万円を渡した。妻と持参した寿司と缶詰にかぶりつくように食べていた」 翌年、海上自衛隊に所属していた山上容疑者は広島で自殺未遂する。 「徹也は時折実家には帰っていたから、困窮ぶりを妹から聞いたんだろう。自分が死んで兄と妹に保険金を残したかったと海自にも説明したようだ」

当時、海自から渡された報告書がある。自殺未遂を図った理由について海自が本人から聞き取ったもので、電話で連絡を受けた際に「書面にして送ってくれ」と頼んだのだという。 

自殺未遂以降、おじは旧統一教会に献金の内訳を明らかにするよう求めるファクスを送付した。すべては証拠を残すため、書面でのやりとりにこだわった。これをきっかけに返金が始まり、2009年には教会側から提示された「5000万円」を受け入れる形となった。 この返金が2013年に終わると、翌年には妹の薄給を頼りにした暮らしが再び困窮し始める。兄の病状も悪化し、2015年に自殺する。おじも当時は病気を患っており、葬儀にも行くことができなかったが、親族から山上容疑者が棺にすがって泣いたと聞いた。 こうして集めた書類が入った分厚いファイルは、検察に提出する重要な証拠となっている。

●「弁護は奈良の方に任せる。適切な量刑判断を」

おじはゼネコンに勤めながら司法試験を受け、弁護士になった。大阪で企業法務を中心に扱う法律事務所を経営した。50社もの顧問を抱えたことも。判例データベースを調べると、複数の判例に名前が出てくる。

多忙を極めた仕事のかたわらで、山上家のことが頭から消えることはなかった。子どもが小さいころは2家族で海に行ったり、スケートに行ったりした。徐々に、家庭が困窮し始めてからは進学費用など総額2000万円は援助した。それも通帳に記録を残している。 かねてから65歳で仕事は引退し、悠々自適に過ごすと決めていた。70代後半となった今、自宅に飛来する野鳥をめでたり、音楽を楽しんだりしていた日々に、事件は突如として起きた。マスコミが押し寄せ、対応を一手に引き受けている。

法律家として、おじとして、量刑に何を思うのか問うと、きっぱりとこう答えた。 「事件の解明に興味はありますよ。ただ、弁護は奈良の方に任せる。法曹3者で客観的に事実を評価し、適切に量刑を判断してほしい。お涙ちょうだいは要らない」

24NAME:2022/12/03(土) 21:28:00
●母に怒った妹「一度もお兄ちゃんに謝ったことなかったのに」

検察の調べは終わった。ただ一つ、残された仕事は、これから生きていく妹のためにお金を取り戻すことだ。息子しかいないおじにとっては、娘のような存在という。 「(教会に寄付されたうちの)少なくとも父の遺産6000万円のうち、3人の子どもには1000万円ずつの権利があるはずだ。それを教会が母親とともに横領したとして、返金を求める内容証明を送っている」

旧統一教会松濤本部に配達されたことは確認できている。回答期限は到着してから1週間。無視されたとしても、求め続けると話す。 「脱会は考えていません、勝手にしてほしい。私は子どもたちが少しでも生きていけるように(教会側に渡った)お金のことを取り返したいだけ」

「ただね、母親が統一教会に謝りたいと言った時、妹が見たこともないくらい怒ったんですよ。『今までお兄ちゃんにも私にも謝ったことないのに』と。彼女にとっては、徹也は父親代わりのようなものだったと思う。今は母親と切れたことで安定していますよ」 おじの語り口は法律家らしく、論理的で冷静だ。しかし、長きにわたり支援してきた甥や姪への思いには強く熱いものを感じた。

25NAME:2022/12/03(土) 21:33:22
銃撃事件 容疑者の伯父“父親死亡後 母親入信し1億円献金”
07月15日 13時04分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220715/2000063777.html

安倍元総理大臣が奈良市で演説中に銃撃されて死亡した事件で、逮捕された容疑者の伯父が取材に応じ、容疑者の父親が死亡したあと母親が宗教団体に入信し、あわせて1億円を献金していたと証言しました。
容疑者は宗教団体に恨みを募らせた末、安倍元総理大臣が近しい関係にあったと思い込んで事件を起こしたとみられています。

今月8日、奈良市内の駅前で演説中の安倍元総理大臣が銃で撃たれて死亡し、警察は、奈良市の無職、山上徹也容疑者(41)を逮捕し、殺人の疑いで捜査を進めています。

山上容疑者を幼いころから知る元弁護士の伯父が15日午前、報道陣の取材に応じました。 伯父の証言によりますと、容疑者の母親は平成3年に宗教団体に入信しました。 父親はその7年前に死亡しています。 母親は入信と同時に父親の生命保険金から2000万円を献金し、そのあとも不動産を売却するなどして、これまでにあわせて1億円を献金したということです。

容疑者は高校卒業後、大学へは進学せず、公務員を目指す専門学校に通い、学費は伯父が支援しました。 消防の採用試験を受けましたが、不合格になり、そのあと、海上自衛隊に入隊しました。 伯父によりますと、容疑者は海上自衛隊に在籍していた平成17年に自殺未遂をしたということです。

自殺未遂の理由について、「宗教団体によって人生がめちゃくちゃになった」「きょうだいが人生に困っているから自分の生命保険金を渡そうと思った」と話していると海上自衛隊から説明を受けたということです。 自衛隊から連絡を受けた伯父が母親に連絡を取ろうとしましたが、母親は海外で行われていた宗教の行事に参加していて、その行事が終わるまで帰ってこなかったということです。

警察のこれまでの調べによりますと、山上容疑者は宗教団体に恨みを募らせた末、安倍元総理大臣が近しい関係にあったと思い込んで事件を起こしたとみられています。 母親は事件の直後から伯父の自宅に身を寄せていて、伯父によりますと疲れ切った様子で、ほとんどを寝た状態で過ごしているということです。

【教会のコメント“5000万返金”】一方、山上容疑者の母親が入信している宗教団体の「世界平和統一家庭連合」、旧統一教会は、母親から献金された正確な年月日、金額にはいまだにたどりついていないとしたうえで、「2009年に信徒代表との間で正式な合意が交わされ、2014年までのおよそ10年間にわたり毎月30万円から40万円の返金を続け、総計5000万円が返金された。その返金された5000万円について、母親から当法人に、さらに献金していただいた事実はありません」などとコメントしています。

26NAME:2022/12/03(土) 21:50:17
統一教会からの「返金終了」が山上家貧窮の決定打 兄の自死が再起を図る徹也の希望を打ち砕いた
https://toyokeizai.net/articles/-/616938
山上徹也容疑者の妹は母親に対して、「てっちゃんと私には一度も謝ってないんちゃうか」と怒ったという(写真:共同通信)

安倍晋三元首相の襲撃事件から2カ月が過ぎた。事件前から献金を巡り、世界平和統一家庭連合(旧・統一教会、以下、統一教会)と対峙してきたのが、元弁護士である山上徹也容疑者の伯父だ。 「徹也の兄が死を選んだ背景に、返金が終了し、収入が途絶えたことが影響しているような気がしてならない」。2015年に山上徹也の兄が自死した背景について、伯父はそう語る。

献金額の全容を明らかにしない統一教会

――伯父さんは統一教会に、A子さん(山上容疑者の母親)の献金額を明らかにするよう求めているとか。 

徹也の兄から「何日も食べていない」という連絡を受けた後、私は奈良の統一教会に「A子の献金の全容を明らかにせよ」と求めるFAXを送った。2004年末のことだ。返答してきたのは奈良の元教会長。徹也が自殺未遂をした時、私が連絡を入れた人物だ。 元教会長の返答は「献金の内訳等は、ただいま検討しています。しばらくお待ちください」というものだった。

後になって少しずつ知ることになるのだが、徹也が自殺未遂をした後、山上家と統一教会は返金に関する協議をしていて、毎月30万円から40万円ずつ返金していくことで合意していた。統一教会側の窓口になっていたのが元教会長で、徹也はこの元教会長とはコミュニケーションがあり、将来のことについても話をしていたようだ。 2009年、私は奈良の統一教会に2度目のFAXを送った。献金の全額を明らかにせよと。統一教会側は、山上家と結んだ「合意書」を示してきた。合計5000万円を分割返済していくというもので、2009年までに約2000万円を返済していると。残り3000万円を返済していくという内容だった。

――統一教会は返金を求める信者、元信者とは「合意書」を結ぶとされています。一定額の返金を約束したうえで、それ以外の請求は一切しないことを確約するものだとか。

生活が苦しい徹也たちは、5000万円だけでも返金してもらえるのならば、と合意書にサインしたのかもしれないが、私は納得がいかない。そもそもA子がいくら献金をしたのか、全容がわからないのに、どうして5000万円のみの返金で合意させようとするのか。

私が何度求めても、統一教会は献金の全額を明らかにしようとしない。今、報道ではA子の献金額は合計約1億円とされている。仮に1億円だったとしても残り5000万円は返金されないままだが、もしA子の献金額が1億円を大きく上回っていたら、どうなる。

27NAME:2022/12/03(土) 21:50:38
統一教会からの返金が生活費に

ーーもっと大きな額を献金していた可能性があると。

現金での献金は1億円でも、A子が住んでいた家にはいくつもの壺や多宝塔があった。あれらはいくらで購入したのか。亡くなった夫と結婚する「霊肉界祝福」の費用や、韓国での40日修練、先祖の霊を慰めるという「先祖解怨式」など、献金以外にも多額の金がA子から統一教会に流れている。全額を明らかにしなければ「5000万円」の返金額が妥当だったのかの検証はできない。統一教会はなぜ全容を明らかにしようとしないのか。

私がA子の献金額を明らかにせよと統一教会に求める理由はいくつかある。1つは2013年、「合意書」に基づいて山上家への分割返済が終了したことが、山上家にとって大きな転機となっていると思えるからだ。

2005年の徹也の自殺未遂後、元教会長は毎月30万円から40万円の現金を持ってきていた。合意書作成後の支払い方法はわからないが、統一教会からの返金がA子や徹也の兄たちの生活費、医療費になっていた。ところが2013年に返金が終了することで、山上家の収入は実質的に途絶えたんだ。

徹也の兄が自殺したのは、返金終了から2年後の2015年11月のこと。その頃には病状がかなり悪化していた。前年には光熱費や家賃を補てんしていた妹B子も家を出ていて、A子と兄の2人だけで暮らしている状態だった。医療費も生活費もままならない生活は悲惨だったはずだ。徹也の兄が死を選んだ背景に、返金が終了し、収入が途絶えたことが影響しているような気がしてならない。

――医療費も生活費もままならず、将来を悲観してしまったと。

実は、兄が自殺する少し前、私は電話をもらっている。神戸大学の病院に入院したいから一緒に来てもらえないかという相談だった。その意味は、私に「医療費を負担してもらえないか」ということなんです。母親のA子にそんな資力はないから。

今となっては悔やまれるのだが、私は当時、食道がんを患っていて、一緒についていってやることができなかった。兄の葬儀の時、徹也は大泣きしていた。なんで死んだんやと。親戚の中には「せめて家(売却した実家)だけでも残っていたら、 何とかなったんちゃうか」という人もいた。

2013年で統一教会からの返金が終了していなければ、という思いが私の中にはある。

――2005年に海自を退官した後の徹也さんは、測量士補や宅地建物取引士の資格、ファイナンシャルプランナー(2級)、フォークリフトなどの資格を取得していきます。人生を立て直そうとする意志が感じられます。

立ち直そうとしていたんだろうな。でも兄の自殺によって、徹也は希望を持ち続けることすらできなくなったんじゃないか。2013年の返金終了が山上家にとって、あるいは徹也にとって大きな転機になった。徹也が犯行に及んだ理由を考えると、2013〜2015年に起きたことが強く影響しているんじゃないかと私は思うわけだ。

28NAME:2022/12/03(土) 21:50:51
「記者会見を開いて世間様にお詫びをしたい」

――事件後、母親A子さんと徹也さんの妹B子さんは伯父さん宅でしばらく暮らしていました。2人が来たとき、どのような状態でしたか。

A子はホームレスのような姿で顔色も悪かった。猫も一緒に連れてきて、(伯父の)息子名義のクレジットカードで、猫のものもたくさん買うていた。今まで買いたかったものを買えたんやろうな。

――その後、A子さんが伯父さん宅を出ていった経緯を教えてください。

8月7日、A子は突然私のところに来て「記者会見を開いて世間様にお詫びをしたい」と言い出した。その3日くらい前、奈良の元教会長からA子に電話があった。おそらく、会見を開くという話は元教会長から出た話だろう。 会見を開くと聞いて私は「どうぞご自由に。その代わり、うちを出ていってくれ」と言った。するとA子は「すぐに出ていきます」と、その日の夕方6時頃に出ていった。

――A子さんが出ていった時、妹のB子さんは?

妹のB子は自分の家に戻る途中だったが、母A子が(伯父宅を)出ていったと聞いて引き返してきた。それからB子は、夜12時頃までA子に何度も電話、メールをしたけど返信がない。

翌朝、B子は台所で目を腫らして泣いていた。明け方、A子から電話があり「元教会長の便宜でホテルに泊まっている」と語ったそうだ。A子が「世間に謝りたい」と言うので、B子は「てっちゃんと私には一度も謝ってないんちゃうか」と怒ったそうです。A子は「ごめん」と答えるだけだったそうだが、B子は「今さら空々しい」と突き放した。

B子がA子にそんなことを言ったのは初めてだったと思う。それまでは私がどんなに関係を切れと言っても、「お母さんだから」とかばい続けていたんだ。 A子が出ていった翌々日、B子のもとにはA子から「猫を預かってもらえないか」という電話がかかってきた。ここでB子は完全にキレた。電話口で泣き崩れていました。

――B子さんの気持ちは母親から離れたのでしょうか。

吹っ切れたと思う。今はね。ただ、A子が統一教会から見放されたら、どうなるかわからない。

「洗脳が解けたら逆にかわいそう」

――A子さんは自らの献金が家族を壊し、子どもたちを苦しめたとは思っていないのでしょうか。

まったく思っていない。検事の事情聴取の時、「この事件をどう思いますか」と検事が聞いたわけですよ。A子は「統一教会に申し訳ない」。これだけ。

――徹也さんに申し訳ないという気持ちは?

そんなん全然ない。申し訳ないと思う相手は統一教会だけや。 私が献金額を明らかにするよう統一教会に求めるもう1つの理由は、徹也とB子に何かしてやりたいという気持ちがあるからや。何十年後か、徹也が刑務所を出てきた時、一銭もないのはかわいそうや。

――A子さんは今どこにいるのでしょうか。

私の知る限りでは、大阪の統一教会の信者宅です。

――A子さんが統一教会を脱会する日はくるのでしょうか。

それはないやろう。それに、洗脳が解けたら逆にかわいそうや。生きていくうえでの拠り所を失うことになるから。70歳になる人間の拠り所を奪うようなことは、せんほうがいい。

29NAME:2022/12/03(土) 22:21:45
山上容疑者の伯父 NHKインタビュー「徹也は非情さ感じ怒りで」
2022年9月9日 18時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220909/k10013809921000.html

安倍元総理大臣の銃撃事件から2か月。この事件で殺人の疑いで捜査が進められている山上徹也容疑者(41)は、母親が多額の献金をしていた旧統一教会に恨みを募らせ、団体と近しい関係にあると思った安倍元総理大臣を狙ったとみられています。その背景が、容疑者の伯父や関係者の証言からさらに明らかになってきました。

伯父 NHKのインタビューで語ったことは

奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が銃で撃たれて死亡した事件から2か月となるのを前に、逮捕された山上容疑者の伯父が自宅でNHKのインタビューに応じました。

(記者)「山上容疑者を知る立場として、なぜこの事件は起きたと考えますか」

(伯父)「兄の葬式の時に徹也が遺体に覆いかぶさって大泣きしたと親戚から聞いている。これが今回の事件の1番のおおもとだと思う」

(記者)「容疑者の兄が亡くなったことが、事件につながるというのはどういうことですか?」

(伯父)「旧統一教会は母親の多額の献金によって結果的に、生活ができないほど困窮状態に追い込んだでしょ。旧統一教会がそれを知っていたのに手を差し伸べなかった。兄貴をそこまで追い詰めた非情さ。徹也は非情さを感じて怒りを募らせたと思う」

(記者)「容疑者の家庭はどれくらい困窮していたんでしょうか」

(伯父)「平成16年に(容疑者の)兄から私のところへ電話があったんです。SOSのね。母親が信仰のために韓国に行って帰ってこないと。食べ物が尽きたと。電気代も払っていないと。こういう電話があったんですね。私と妻がおすしと缶詰と10万円を持ってとんでいったら、確かに冷蔵庫も空っぽやし、台所は洗い物が積んであるしと、そんな状況やったんです」

(記者)「容疑者もその状況は知っているか?」

(伯父)「当時は、離れて暮らしていたけれど、その年度の正月に知ったんだと思います。兄貴とか妹も生活ができないんで、(容疑者が)自分の生命保険金によって、助けてやりたいなと。こういうことですよね。わざわざ生命保険金の受け取りを兄貴と妹に変えてね。それで平成17年に自殺を図ったと。兄は病気だったし、徹也は妹の父親みたいだったからね」

伯父「献金の全貌が明らかにならない」

(記者)「旧統一教会から、母親の献金について、返金もあったようですが」

(伯父)「私が旧統一教会に「献金の内容を明らかにしたい」というファックスを送ったわけですよ。「献金については検討しておりますから」とこう言われたね。その後にボーンと30万円とか40万円持って来たわけですよ。平成17年から平成21年までに合計2000万円。そこから平成25年までに合計3000万円。「一応、合計5000万円返したので、これで終わりです」というようなことを言っていたんですよね。向こうが5000万円で勘弁してくださいと言うたんで、献金の全貌が明らかにならんわけですよ」

30NAME:2022/12/03(土) 22:21:58
(記者)「ただ、その後に容疑者の兄は自殺してしまったということですね?」

(伯父)「妹も仕事で家を出たので、(教会からの)返金が終わったら、そのあと家の収入はなくなるわけですよ。それで平成27年に兄から「病院に行きたいからついてきてくれ」と電話があったんです。これはお金がないから頼ってきたんだとすぐにわかった。でもその時、私も病気の治療のあとで寝込んでいたから勘弁してくれと言った。兄の病状がかなり悪化したんですよ。もうどうしようもなくて平成27年に飛び降りたんですよ」

(記者)「いま容疑者は刑事責任能力を調べる精神鑑定が行われていますが、こういった背景を考慮するよう求めるのか?」

(伯父)「徹也は精神的にもしっかりして考えを持っていると思う。刑を軽くしてほしいとかは思わないが、司法の判断に任せたい」

旧統一教会の元幹部も証言

容疑者の母親が通っていた旧統一教会の奈良市内の教会で、平成17年まで教会長を務めていた男性が事件から2か月になるのを前に、NHKの取材に応じました。

この元幹部は現在も教会の信者で、山上容疑者やその家族と20年以上にわたって関わっていて、事件後は、容疑者の母親や妹の代理人を務めているとしています。 この元幹部によりますと、事件の1年余り前の2021年5月、山上容疑者から、旧統一教会への恨みなどが書かれたメールが届いたということです。

(元幹部)「直接的に書いているわけではないが、統一教会を恨んでいるのなら、一緒に恨みを晴らしましょうと感じさせる内容だった」

容疑者が投稿していたとみられるSNSには、この直後に、元幹部に宛てたとみられる投稿があり、「今回連絡してみようと思ったのは、あなたも統一教会を憎んでいるだろうと思ったからです。憎んでいるならさぞかし深く深く憎んでおられるだろうと。統一教会を許せないという気持ちがあるならどうか連絡してください」などと書かれていました。 しかし、元幹部がメールに気がついたのは事件のあとだったということです。

(元幹部)「そのときに気づいていれば自分なりに対応できたかもしれない。そうすれば今回のような事件は起きなかっただろう。申し訳ない気持ちでいっぱいだ」

元幹部などによりますと、容疑者の母親は平成3年に旧統一教会に入信し、父親の死亡保険金のほか、祖父から相続された会社事務所の土地、当時の自宅の土地を売却してあわせて1億円を教会に献金したということです。 容疑者は平成14年から3年間、海上自衛隊に勤務しましたが、平成17年に自殺を図っていて、元幹部によりますと容疑者は当時、困窮していた兄と妹に自分の死亡保険金を渡そうと思ったなどと、話していたということです。 

元幹部は、一家の窮状を見かねて平成21年に教会に掛け合い、献金した1億円のうち、あわせて5000万円を返金することで合意したということです。 しかし、その後の平成27年には容疑者の兄が自殺したといいます。

元幹部は「生い立ちを考えると、容疑者は旧統一教会が社会悪だということを心底信じて、自分の人生をかけてそれを成敗するために悩んでいたのではないか。教会が悪いということをどこかで確信したのだろう。『なぜ自分がこれほど苦しめられないといけないのか』という思いを募らせていたのではないか」と話しました。

元幹部は警察と検察の事情聴取に応じ、容疑者とのメールのやり取りや母親の献金額、それに献金のいきさつなどについて説明したということです。

31NAME:2022/12/03(土) 22:40:45
※山上容疑者、自殺未遂も――「保険金を兄貴と妹に」 伯父が証言…母親は1億献金、“破産”後も 「統一教会は真っ赤なウソ」
社会
2022年7月16日 12:01
https://news.ntv.co.jp/category/society/a34c9954d78b45188d93bc67ca7c80d6
https://www.youtube.com/watch?v=nR8VN6v1XAg
山上徹也 叔父 5000万 返金
5000万円で勘弁してください

安倍元首相が銃弾に倒れてから1週間となった15日。午前9時すぎ、事件現場の奈良市では多くの人が手を合わせていました。「あんな形で亡くなってしまったことが、とても悔しくて…」という声が聞かれました。

午後5時ごろ、東京・永田町の自民党本部には雨の中、献花に訪れる人で長い列ができていました。訪れた人は「まだ信じがたいところがあります」「ずっと胸が苦しい状態で過ごしていました」と話しました。

■容疑者の母親は「申し訳ない」

殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)は、母親が入信する宗教団体とつながりがあると思い込み、犯行に及んだとみられます。 母親は教団の信者に、涙ながらに「原因をつくったのは自分であって、申し訳ない」「安倍さんや家族、SPの方にも申し訳ない」と語っているといいます。

■教団の説明は…伯父「笑うほど違う」

そんな中、山上容疑者の伯父が15日、取材に応じました。

――母親はどんな様子で捜査に応じている?

山上容疑者の伯父 「疲労困ぱい。警察官、心配してる。『大丈夫ですか? 大丈夫ですか?』って。(母親は)立っていられなかった。布団をしきました。1日ぐらい寝ていた」 さらに伯父が証言したのは、「世界平和統一家庭連合」いわゆる“統一教会”と母親の関係です。そこには食い違いがありました。

入信時期について、“統一教会”の田中富広会長は11日の会見で「母親が(教団と)関わり始めたのが1990年代後半」と説明していましたが、伯父は「(入信は)平成3(1991)年です。本人から(聞いた)」と言います。

“統一教会”側は平成10(1998年)と明らかにしていますが、伯父は「違いますって」と否定。「これまで“統一教会”が弁明しておられることは、笑ってしまうほど違うんです」と強調しました。

32NAME:2022/12/03(土) 22:41:00
■保険金と不動産で「1億円」…内訳は

5人家族の二男として暮らしていた山上容疑者。伯父によると、1984年に父親が自殺した後、母親は1991年に教団に入会。すぐに多額の献金が始まりました。

山上容疑者の伯父 「入会とほぼ同時に2000万円献金。さらにすぐ3000万円。その後、3年後くらいに現金で1000万円。合計6000万円ですね。その原資は(山上容疑者の父親の)保険金です」 「会社の事務所の土地を相続して、それの処分が2000万円。自宅の処分が2000万円。これが総計1億円です。保険金と不動産でね」 教団への献金は膨らんでいき、母親は2002年に破産しました。

■献金「破産前」に…「真っ赤なウソ」

教団は「破産後は献金を受けていない」と主張。田中会長は会見で「おそらく(破産前の)1990年(代)後半あたりの献金では」と述べていましたが、伯父は「真っ赤なウソ」「本人(母親)に聞いたら、今でも頑張って(献金を)やってます」と明かします。

――教団の信者の中でも多く献金?

山上容疑者の伯父 「トップクラス。優良信者ちゃいます? 金額見たら分かります。破産後も行き続けているというのは本人から聞いてますよ。『献金もしてるのか』って聞いたら、『あまり稼ぎがないので額的には…』『多額はできません』と言っている」 破産した後も、教団への献金を続けていたといいます。

■5000万円は…「返金嫌だった」

教団側と合意した5000万円の返金について、伯父は「(教団側に)破産の内容を全部知らせ、と。それと献金の一覧全部出せ、と。そしたら“統一教会”の方が『5000万円で勘弁してください』って言ってきて。私もしゃあないなと印鑑押しただけですからね」と言います。 伯父は、「自分のところ(教団側)が優先的に返したというニュアンスを言っているわけですよ。(5000万円の再度の献金は)分からん。可能性としてはあるな、という感じ。形の上は本人(母親)の意思に反しますよ。返してもらうの、嫌だったから」と続けました。

――なぜ、それだけの大金を献金?

山上容疑者の伯父 「“霊を慰めるため”でしょ。…と、“統一教会”は言っているわけです。『お金を納めたら霊が喜びます』と」 母親から献金の話を持ち掛けられたことがあるといい、「平成13(2001)年であることは間違いないです。『自分で(献金)しな』言うんです。入信じゃない。お金だけ。霊4代かな、4代前までの霊。これをおさめるのが1回40万円と聞いています」

■海自から「自殺未遂」の連絡…背景は

警察の調べに、山上容疑者は『母親が教団に多額の寄付をするなどして家庭がめちゃくちゃになった』と供述しています。以前、伯父に対しても「教会が自分の人生をぐちゃぐちゃにしたんや」と漏らしたといいます。 伯父によると、山上容疑者は海上自衛隊員だった2005年に、自ら命を絶とうとしていました。「海自から私のところへ自殺未遂の連絡があって。海自の方が本人に聞いたら、『兄貴と妹が人生に困ってるから、それで保険金払う』と(言っていた)」と振り返ります。

山上容疑者の伯父 「教会によって、兄貴と妹が生活困窮しているわけです。そこへ自分の死亡保険金を渡す(つもりだった)」 「ギリギリの生活かな。母親もほとんど韓国行ったりしている。“40日業”とか“120日業”とかあるんですよ。(自殺未遂を受けて母親に)すぐ連絡したけど、所在が分からなかった。“統一教会”に連絡したら、“40日業”とかで韓国にいましたけどね」

山上容疑者が教団への恨みを日に日に募らせ、“統一教会”と政治家との関係が事件の発端になったとみられます。 教団の信者によると、山上容疑者の母親は事件について謝罪した上で、教団への批判はなかったということです。 (7月15日『news zero』より)

33NAME:2022/12/14(水) 23:48:23
「被害拡大の張本人が動かず、声あげた」 小川さゆりさん、陳述全文
小泉浩樹 2022年12月9日 18時47分
https://www.asahi.com/articles/ASQD96333QD9UTFL01B.html?_requesturl=articles%2FASQD96333QD9UTFL01B.html&pn=15

「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の元2世信者で、宗教2世の子どもの窮状などを訴えている小川さゆりさん(仮名)が9日、被害者救済新法案を審議している参院消費者問題特別委員会に参考人として出席し、宗教2世の救済を訴えた。

 小川さんは「今回の法案の最大の積み残しの課題は、子どもの被害が現実的には全く救済できないということ」と指摘。その上で、宗教2世の子どもの被害防止・救済のために、「来年の国会で宗教的な児童虐待を防止する法案を与野党で協力して成立させるようにお願いしたい」と訴えた。

 小川さんら被害者が自ら公の場に出て被害を訴えている現状にも触れ、「自分の経験を話すだけでも深く傷つき、体調を崩しながらも訴え続けてきた。それは被害拡大の張本人の与党側に(積極的な)動きが見られないから、被害者がそこまでやるしかなかったという事実を忘れないでいただきたい。今後は積極的な政府の被害救済に期待いたします」と述べた。

◇小川さんの意見陳述は以下の通り。

 旧統一教会の元2世信者の小川さゆりと申します。本日はよろしくお願いいたします。まだ幼い子どもと家庭がありますので、小川さゆりという名前が実名ではないことをお許しください。

 今回、短期間で新法を作り上げてくださった政府、与野党、官僚の皆様に心から感謝いたします。まずは恐縮ですが、私のことについてお話しさせていただきたく思います。 私の両親は20歳前後の頃、旧統一教会に入信し、合同結婚式で結婚しました。父は元教会長、母は政治面でも教会から出馬した議員の選挙活動を手伝ったり、ウグイス嬢をしたりと、双方がとても熱心な信者でした。私はそこから生まれた2世信者で、現在は脱会しております。

 次に両親が信者であったために私が受けてきた被害についてお話しいたします。 幼少期から学生時代にかけて、貧しい暮らしを強いられ、親戚からのおこづかい、お年玉をもらっても没収され、親からも当然ありませんでした。誕生日、クリスマスプレゼント、小学校の卒業アルバムなどはお金がないため、買ってもらえませんでした。 服はお下がりで、美容院等へは行かせてもらえず、小学校1年生の頃から見た目のまずさからいじめに遭いました。20歳の成人式にいたっては興味がないと言われ、してもらえませんでした。

 両親が親戚中を勧誘したり、お金を要求したり、そのことで怒られているところも見てきました。また、高校生から始めた5年間のアルバイト代200万円ほどの給与も没収され、一度も返ってきませんでした。 両親はこのような生活状況にもかかわらず、私たちきょうだいに一切相談なく、教会への高額な献金を繰り返してきました。そういった献金につながる教育は幼少期から強制的に行われていきます。 献金の歌を毎週歌わされまし…

34NAME:2022/12/30(金) 22:05:05
旧・統一協会 元信者が証言「本質は変わっていない」 セブンスデー・アドベンチスト教団牧師 花田憲彦さん 2022年8月11日
http://www.kirishin.com/2022/08/09/55624/

安倍晋三元首相の銃撃を受けて、政治と宗教との癒着、「宗教2世」の問題が改めて取りざたされる中、統一協会(現・世界平和統一家庭連合)をエホバの証人、モルモン教とともに「異端」として遠ざけてきた日本のキリスト教諸教会は、いかに他人事とせず、当事者意識を持って受け止めているだろうか。学生時代に3年間、統一協会で活動しながら、救出活動を行う「エクレシア会」の和賀眞也さん(セブンスデー・アドベンチスト教団名誉牧師)との出会いで脱会を果たし、後に牧師となった花田憲彦さん(セブンスデー・アドベンチスト教団立川キリスト教会主任牧師)に、今回の事件から考えるべきことについて話を聞いた。

〝キリスト教会の責任は大きい〟「原理研究会」での極貧生活を振り返る

 事件直後、「特定の宗教団体」と名前を伏せて報じられていた7月11日、自ら名乗り出て会見した田中富広会長の話を聞いて花田さんは、「結局、本質は変わっていない。平気な顔で話しているが、すべて嘘」と断言する。会見の終盤には、記者の質問に答えて収入の10分の1をささげる「10分の1献金」についての説明もあったが、実態はすべてをささげさせる「10分の10」だという。田中会長の隣に座っていたのは、かつての上司にあたる澤田拓也総務局長だった。

 花田さんが入信したのは大学2年の終わりごろ。先輩から誘われて行ってみたサークルが統一協会の学生組織「原理研究会」だった。当時、霊感商法や合同結婚式がすでに社会問題となっていたが、出会ったメンバーは皆生き生きと輝いており、表面的には楽しい学生生活を送りながらも、生きる意味や目的を見失い、空しさを募らせていた花田さんには魅力的に映った。「神に造られた命にはすべて意味がある」という聖書の思想に衝撃を受け、「道を見つけた」と確信した。

 これまでの世俗的な価値観を捨てるため、お酒や友人関係を一切断ち切り、バイト代を貯めて買った二十数万円のコンポも大好きなCDや車、そして過去の写真もすべて処分し、住んでいたアパートも引き払って、25人ほどが寝泊まりしていた寮に「裸一貫」で転がり込んだ。

 「統一協会に入りやすい人の傾向」として花田さんは、「基本的に真面目な人」「キリスト教や聖書に興味はあるものの、しっかり学んだことがない人」の2点を挙げた。自身はまさに両方を兼ね備えていた。

わずか3年の在籍期間だったが、その生活は過酷を極めた。毎朝5時に起床。祈祷会後に寮の掃除、朝食後に登校。途中でアンケートを口実にした伝道活動(信者獲得活動)を行い、形式的に授業へ出席するものの、睡眠時間が4時間以下と短いのでほぼ寝て過ごす。昼休みに昼食を食べて伝道。授業終了後には、17時から伝道出発式を経て2時間ほど訪問伝道。夕食後、夕礼拝の後に行う反省会では、2、3人ずつの班に分かれ「アベル」と呼ばれる先輩から指導を受ける。その日の勧誘目標を達成できていなければ、さらに21時から23時まで訪問伝道に出かける日々。

 週1回の食事当番で用意される昼食代は1人50円、夕食代でも100円という貧しさ。九州大学の原理研究会(現CARP)は、飲食店の裏口から、期限切れの廃棄物を調達していたと聞いたことがある。

 長期の休みには「万物復帰」と呼ばれる販売活動を行う。教義では、サタンに奪われたお金を取り返し、自らを成長させるという修行の一環でもあった。地域ごとに7、8人単位のキャラバン隊を何チームも結成し、40〜50日の間、公園に野宿しながら、500円原価の黒檀の箸や脱臭シートなどの雑貨を2000円で売り回る。全国の学生組織がひと夏だけで数十億円の資金を稼ぎ、韓国に送金していたと考えられる。

 後半の2年間は大学の非公認サークルである原理系学生新聞の編集に携わった。卒業生名簿を使ってOBに電話をかけ、「大学の新聞部」を名乗り、協賛広告、年間購読を確約してもらい、およそ300万円を稼いだ。当時の「全国学生新聞会連合」(統一協会傘下の学生新聞の全国組織)で指導的立場にあったのが、現総務局長の澤田氏(会見右隣)だった。

政治とのつながりは当時から耳にしていた。花田さんの先輩学生信者たちは、選挙活動に専念するため全員留年を余儀なくされた。当時、応援する議員として名前が挙がっていたのは小沢一郎、安倍晋太郎、高村正彦の3人。公安警察とも内通しており、学内の過激派組織に関する情報をリークしたこともあるという。

 「目的を達成するためにはいかなる手段も辞さないという考えが教義にある。長くいればいるほど良心が麻痺していく。私は3年だったのでまだ傷が浅かった。長くいればいるほど脱会は難しくなる」と、花田さんは振り返る。

35NAME:2022/12/30(金) 22:05:18
 脱会のチャンスを一度だけ棒に振ったことがある。統一協会内では悪名高い「反対牧師」として知られていた和賀さんに、両親の説得で会うことになった。「統一協会の正しさを徹底的に証明してやる」と意気込んで臨んだものの、話し合えば話し合うほど、これまでの信仰が揺らぐことを察し、3日目の夜、暗い嵐の中を逃げ出してしまったのだ。和賀さんは、強引な救出活動として問題視されていた拉致監禁の手法は取らなかった。あくまで「信仰をやめさせるためではなく、真理を伝えるため」というスタンスを貫いた。統一協会を脱会後に、聖書を学びたいと言っても止めないという親の同意も得るようにしていた。

 その1年後、再び和賀さんと「対決」することになり、今度は約1カ月にわたって統一協会の経典である『原理講論』と聖書を読み比べながら、検証を続けた結果、ついに「偽りの宗教組織」であることを認めるに至る。

 「それまでの議論は延々と平行線でしたが、話し合いの土俵を聖書に据えてから、過ちに気づくまでは速かったと思います。イエスが旧約聖書を引用して誘惑してくるサタンを撃退したように、み言葉の力は偉大です」

 脱会後は、信じていたものに裏切られ、傷つき、すべてを失った敗残兵のように惨めな思いを抱きながら最も帰りたくなかった親元に戻り、布団の中で枕を濡らす引きこもりのような生活が続いた。入信に猛反対していた両親から責められることを覚悟していたが、何も言わず温かく迎え入れてくれた。元信者の多くは、「家族の理解がなければ脱会は難しい。やめた後に、帰る場所としての家庭の存在は欠かせない」と証言している。

 すがる思いで久々に聖書を開くと、3度も裏切ったイエスから「あなたはわたしを愛するか」と語りかけられたペトロと自分の境遇が重なった。神が愛の存在であるなら、もう一度だけ賭けてみたい。純粋に聖書を学ぼうと奮い立ち、ある大学の神学部への進学を決意した。

 大学在学中、悩める花田さんを熱心に訪問してくれたのは、クリスチャンではなく、統一協会の学生だった。「統一協会が恐れているのは、マスコミや警察よりも、み言葉を盾に立ち向かってくるクリスチャンです。日本人は本物(聖書)を知らないからこそ騙(だま)されやすい。内にこもって伝道しなくなったキリスト教会の責任は大きい。統一協会の被害をめぐって弁護士が熱心に活動されていますが、法律の問題しか解決できません。心の問題を解決できるのは、聖書を土台にする教会の役割。沈黙は許されません」と花田さん。

 安倍元首相の銃撃事件の後、久々に再会した和賀さんと、「山上徹也容疑者も、『エクレシア会』と出会っていれば、事件を起こさずに済んだかもしれない」と悔恨の言葉を交わした。急きょ作成したトラクトのテーマは、「宗教に頼らない生き方」。いくら献金しても、組織に貢献しても、神との人格的なつながりがなければ救いはないと、改めて確信を深めている。

36NAME:2023/08/13(日) 04:31:20
安倍元首相と旧統一教会は「大昔から関係が深い」 細田氏が認識示す
https://www.asahi.com/articles/ASR1S6QBBR1SUTFK010.html
松山紫乃2023年1月24日 21時26分

細田博之衆院議長は24日、議長公邸で与野党の代表者と面会し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自身との関係をめぐり、国政選挙での教団票の差配について「一切ない」と否定した。一方、安倍晋三元首相と教団については「大昔から関係が深い」との認識を示した。面会は非公開で行われ、野党が求めていた記者会見には「議長の立場でふさわしくない」との理由で応じなかった。

細田氏は2021年11月、安倍氏に自民党最大派閥・清和会(現安倍派)の会長を引き継いだ。議長就任に伴い、自民会派を離脱している。安倍氏に近い要職の経験者が、安倍氏と教団の近さを国会に認めたのは初めて。面会は懇談形式で約1時間行われ、1分間の冒頭撮影のみ記者団に公開された。その後、衆院議院運営委員会の各会派の代表者6人がそれぞれ数分間質問し、細田氏が説明する形で進められた。

 面会後、取材に応じた野党側の出席者らによると、細田氏は19年10月、教団の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁が出席した会合で「会の内容を安倍総理にさっそく報告したい」と述べた動画がインターネット上で拡散していることについて説明。「(教団が)安倍総理と近い団体と知っていたので、リップサービスとして言った」と認めた。実際には、安倍氏には報告しなかったとした。
安倍氏と教団の関係を「長い間に実感していた」

 教団との関係で、派閥として…

37NAME:2023/10/04(水) 13:49:06
母親は旧統一教会に「破産後も献金続けていた」…山上容疑者の伯父が証言
2022/07/15 12:02
安倍元首相銃撃
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220715-OYT1T50139/

安倍晋三・元首相(67)が銃撃されて死亡した事件で、山上徹也容疑者(41)の伯父(77)が15日、報道各社の取材に応じた。母親が宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の活動を始めたのは山上容疑者が小学生の頃で、伯父は「破産後も献金を続けていた」と証言した。母親は事件直後から伯父の自宅に身を寄せているが、事件の話はしていないという。

同連合は、母親の入信時期を「1998年頃」としていた。しかし、伯父の説明では、母親が活動を始めたのは91年頃。母親は直後に2000万円を統一教会に献金し、まもなくさらに3000万円を献金した。

 原資には山上容疑者が4歳だった頃に自殺した父親の生命保険金のほか、98年に死去した母親の実父から相続した自宅や会社の土地などを売却した金も充てた。2002年に破産宣告を受けるまでの献金総額は1億円に上ったとしている。 伯父は、母親が活動を始めた背景について「夫の自殺のほか、(山上容疑者の1歳上の)兄が小児がんを患っていたことで悩んでいた」と話す。また、母親の実弟が交通事故で亡くなり、母親の実母が1982年頃に亡くなったことにもショックを受けていたという。

伯父は母親の家を経済的に援助していたが、母親が献金するため、94年頃にやめた。山上容疑者の兄から「食べるものがない」と連絡が来ることもあり、缶詰を送っていたという。母親は献金を理由にたびたび金を無心し、伯父は「お茶をぶっかけて追い返したこともあった」と語った。 山上容疑者は大学への進学を希望していたが、経済的な理由で断念し、消防士を目指して専門学校に進んだ。その入学金は伯父が援助したという。

 生活に余裕がなくなる中、母親は統一教会の本部がある韓国を度々訪れていた。山上容疑者は2002〜05年に海上自衛隊に入隊していたが、05年1月に自殺未遂騒動を起こした。母親はその時も韓国におり、伯父が連絡したが、帰国しなかったという。

 母親は事件のあった8日午後、奈良市内の自宅からタクシーで移動し、伯父の自宅に身を寄せた。疲れ切った様子で、事件のニュースを見ているが、反応を示していないという。伯父は「事件については話をしていない。何か思うことがあるのだったら、すでに(旧統一教会から)脱会してるだろう」としている。

 同連合は11日に開いた記者会見で「破産した人にさらに献金を求めることはない」としていたが、伯父によると、母親は破産した後も少額だが献金を続けていたという。 伯父は「統一教会によって、(一家は)生活できなくなっていた」と話した。

38NAME:2023/10/05(木) 22:28:19
長男が「なぜ、死んだのか」をずっと考えてきました。旧統一教会元信者、被害家族による第二次の集団交渉
多田文明 詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト
2023 4/6(木) 10:53
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/577def4137425e4e0ca8e4dee4a0d6723bd2f635

「毎日、そして今も東京に向かいながら、長男が『なぜ、死んだのか』をずっと考えてきました。当事者である長男は、苦しかったんだろうと思う」 4月5日、立憲民主党を中心とする「統一教会国対ヒアリング」が行われて、家族として被害を受けた橋田達夫さんは涙をこらえながら話します。

橋田さんの元妻は30年以上前に、旧統一教会に入信し、田んぼを売り献金をするなどして、被害は1億円にも上っています。橋田さんは、元妻の入信をめぐって離婚して家族と離れます。しかし3年ほど前、元妻とともに暮らしていた、30代の息子さんが突然、自ら命を絶ちました。橋田さんは金銭的被害だけでなく、家族として精神的に辛い被害を受けています。 「34年間、一人で統一教会と闘ってきました。妻は教会に行きっぱなしで『やめてほしいといっても、聞かなかった』本当に苦しいです」(橋田さん)

教団に対して第二次の集団交渉の申し入れ

全国統一教会(世界平和統一家庭連合)被害対策弁護団の阿部克臣弁護士から、教団に対して、第二次の集団交渉の申し入れが行われたことが発表されまた。橋田さんも今回の集団交渉に参加している一人です。 「第二次の請求金額は約3億1400万円で、通知人は19名になります。このうち財産的損害は約2億6100万円、慰謝料は約5200万円になります」

一次と二次の集団交渉を合わせると67名、請求金額は約19億2千万円です。 「第一次の時には、被害者本人の献金といった財産的損害に関する請求でしたが、今回の特徴としては、特に悲惨な事案として被害を受けた(元信者や)家族への慰謝料を増額したものが2件あります。その1件が橋田さんになります。橋田さんの請求金額は4000万円となり、そのうち2000万円が慰謝料の請求です」(阿部弁護士)

家庭が破壊されたことへの慰謝料

橋田さんの元妻は教会の活動に没頭して、子供を放っておく形になり、長男は中学生の頃に不登校になり、成人後はアルバイトも長くは続かなかったと言います。 「36歳で長男が亡くなり、橋田さんは奥さんと離婚することになり、家庭が破壊されました。そこで2000万円の慰謝料を請求しています。財産の損害は、橋田さんの持つ不動産を高知県が収用した時に、そのお金を(県が)誤って橋田さんの元奥さんの口座に振り込んでしまいました。その中から奥さんは統一教会に2000万円を献金しています。その金額も請求しています」(同弁護士)

橋田さんは「僕の名前で勝手に銀行からお金を借りることもあった。今回の2000万円も自分のお金だといって、元妻は勝手に献金しました。悪霊がいるから土地を売るなどといったことを30年以上も繰り返してきました。そして長男は3年ほど前に自ら命を絶ちました。7月に(安倍首相を銃撃した)山上徹也君の事件が起こって、自分の子供と同じだと思いました。山上君は外に向けて出た(刃を向けた)。しかしうちの息子は自分(内)に向けて出てしまった」と話して、その形の違いだけに過ぎないと、悔しそうに話します。

なぜ息子が亡くならなければならなかったのか。

橋田さんは、なぜ息子が亡くならなければならなかったのか。調査をしようと信者の家を回ったこともあったそうです。しかし信者からは「知りません」「わかりません。帰って下さい」と言われるだけだったと言います。 「教団は逃げている。その繰り返しで調査もできない。被害を訴えても無視される。警察や弁護士、市町村に話をしても、誰もかかわってくれなかった。これが現実です。2000万円の返金を求めて、教団に何度も行きました。しかし『奥さんが勝手にやったことなので、帰って下さい』と言われた。本当に悔しくて悔しくて…。毎日、そして今も東京に向かいながら、長男が『なぜ、死んだのか』をずっと考えてきました。当事者である長男は、苦しかったんだろうと思う」と涙をこらえて気丈に話されます。そして「早く解散命令の請求を一日でも早く出してほしい」と訴えます。

39NAME:2023/10/05(木) 22:28:51
「信徒会ではなく、教団として交渉に応じるべき」の指摘

鈴木エイト氏は、第二次の通知書にある「被通知人(旧統一教会)は、あくまで『信徒会』と担当弁護士との個別交渉にこだわり、未だに教団として責任を持って対応されようとされません。このような態度は、これまで被通知人が表明してきた『誠実な対応』とは相反するもの」とした点に触れて「教団は信徒会があるかのよう言っていますが、そんなものはありません。組織ぐるみで(正体隠しの勧誘で)リクルートして、財産を収奪してきたことについて、教団本部は関係ないという。信徒会というワンクッションをおいて、信者らが自主的に経済活動をやっている形をとる。組織的なものではないという流れのなかで(教団本部が)集団交渉に応じず、信徒会が応じるとしているところに、欺瞞性がある」と話します。

阿部弁護士も、先日の報道の取材に答えた(旧統一教会の)田中富広会長の言葉は、最新の統一教会の代表の考え方を示しているとしたうえで、「高額献金について『家庭に対する配慮が足りていない部分があったと認めて、恐怖心をあおって求めたとの指摘には、事実だとすれば申し訳ない。改革しなければならない』と語っていますが、本当に配慮が足りず『申し訳ない』と思っているのならば、過去の罪に真摯に向き合い、被害者に謝罪してしかるべき賠償をするのは当然であると思う。口では述べているけれども、集団交渉には教団として応じていない。欺瞞性は明らかです。信徒会ではなく、教団として交渉に応じるべき」と言います。 両者の意見に、筆者もまったくの同意見です。

高額献金「家庭に配慮足りず」旧統一教会の田中会長(共同通信)

不当寄付勧誘防止法(被害者救済法)の行政措置や罰則の規定が本格施行

4月1日から不当寄付勧誘防止法(被害者救済法)の行政措置や罰則の規定が本格的に施行されました。消費者庁の松本室長から説明がありました。 「何より情報収集が必要だと考えています。4月1日からウェブサイト『法人等による寄附の不当な勧誘と考えられる行為に関する情報提供フォーム』で受け付けています。消費者センターや、法テラスに寄せられたトラブル相談の情報も集めて、しっかりと運用をしていきたい」 今後、組織的な不当寄付勧誘による被害を絶対に生みだしてはいけませんので、ぜひとも多くの方からの情報提供が必要です。

40NAME:2023/10/05(木) 22:29:05
宗教2世の被害を二度と生み出さないために

Zoomで参加した小川さゆりさん(仮名)から「先日も2世信者を救済するための記者会見を行いましたが、被害に遭った人が2次被害に遭わないように法整備をしてほしい」との訴えもありました。 まさに、今回の橋田さんの長男は、山上徹也被告と同じように信仰2世として育てられたなかで、亡くなられました。こうした2次被害というべきものをいかに防ぐのか。そのための法整備が何より急務です。

立憲民主党の山井和則議員からの「10月4日の記者会見で、“統一教会”教会改革推進本部・勅使河原秀行本部長が『高知の問題に関しては私のほうで直接対応いたします。基本的には教会が話も聞かないということはあってはならないことでありますから、何が起きたかということに真摯に耳を傾けて、私どもが改めるべき点は改め、もし返金が必要であれば、それに応じる』とおっしゃっていますが、その通りになっているでしょうか」との質問に対して、橋田さんは「まったくなっていません。高知の教会に5回くらい留守番電話をいれました。彼らは電話に出ません。連絡も何もありません」と答えます。

それを受けて山井議員は「被害者救済法を政府与野党、役所をあげて、必死な思いで成立させました。それにより教団が集団交渉に応じたり、橋田さんの被害に対しても、誠実な対応をするかと思ったらしていません。この不誠実な対応により、被害者が何十年も出続けています」と指摘します。
家族を地獄に突き落としておいて、天国を作れるわけがない

「自分たちが悪かったと思えば、被害者に謝罪すべきです。勅使河原氏は『調査をします』といっておきながら、一切連絡なし。(旧統一教会からも)謝罪は何もありません。僕は(旧統一教会は)カルトであり、反社会団体と言いたい。被害があれば、寄り添いますよね。それが一切ありませんよ。これが宗教かと。田中会長も勅使河原氏も、被害者を回って謝罪して、補償するべきではないですか。悔しい。家族を地獄に突き落としておいて、天国を作れるわけがないじゃないですか!これが本当の気持ちです!」(橋田さん)

筆者も教団を辞める時に、自分が長年、教団に入り続けることでいかに家族が苦しんできたかを知りました。それは教団が唱える地上天国とはまったく違っている、まるで地獄のような姿でした。 地上天国を作るための犠牲はやむを得ない。家庭を破壊して被害者が生まれても仕方がない。そんな考えでの天国は存在しません。

教団は、これまでにどれだけの多くの人に被害と悲しみを与えてきたのか。今、目の前で起きている現実を直視する必要があります。被害を口にする人たちを、サタン(悪魔)とみて敵視、攻撃するのではなく、彼らの言葉こそが教団が過去に犯してきた罪を見つめさせる真実の声として、しっかりと耳を傾けなければなりません。

41NAME:2023/10/11(水) 19:44:16
母親が自己破産、兄を救うために自殺未遂…統一教会に人生を破壊された山上徹也の過酷すぎる生涯 自分の死亡保険金を渡して助けたかった
https://president.jp/articles/-/71557?page=1

安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也被告は、どのような人生を歩んできたのだろうか。ジャーナリストの鈴木エイトさんは「2002年に山上徹也の母親が自己破産して以降、厳しい人生を余儀なくされた。2005年には自殺未遂事件を起こし、『兄の生活が困窮しているので自分の死亡保険金を渡して助けてやりたかった』と語っている」という――。

安倍元首相銃撃事件に至る「山上徹也の足跡」

2022年7月8日午前11時31分、奈良県内、近鉄大和西大寺駅前において参院選応援演説中の安倍晋三元首相を背後から銃撃――。 日本中をこのニュースが駆け巡った「あの瞬間」につながる、山上徹也という人物の来歴を追ってみたい。事件の背景が明らかになるにつれ、彼の生い立ちやその後の人生に日本中の注目が集まった。 山上徹也と安倍晋三、それに私(鈴木エイト)のトピックも交え、事件発生までを追ってみよう。並べることで、山上徹也の足跡がよりはっきり見えてくるだろう(文中敬称略)。

2002年に山上徹也の母親は自己破産

前提として私「鈴木エイト」についても記しておきたい。私は1968年、滋賀県で生まれた。18歳で大学入学のために郷里を後にし、静岡で1年過ごした後、19歳から東京で暮らしている。日本大学を卒業後、就職せず音楽活動を行っていた。ミュージシャンになることを断念したあとも、定職には就かずアルバイトや契約社員として様々な職業を経験した。 カルト問題との関わりは2002年、契約社員として都内の会社で働いていた時期に渋谷で旧統一教会(世界平和統一家庭連合、以下「統一教会」)による偽装勧誘の現場に遭遇し、介入したことに始まる。 私が統一教会の問題に関わり始めた2002年、山上徹也の母親は教団への過度な献金などによって自己破産する。

自衛隊の佐世保教育隊に入隊

・2002年の〈山上徹也〉

8月 父方の祖母の勧めにより、長崎・佐世保の祖母のいとこの紹介で自衛隊の佐世保教育隊に入隊。

12月 広島・呉の海上自衛隊に任期制自衛官として入隊、砲雷科に勤務。母親が統一教会への高額献金によって自己破産。
・2002年の〈鈴木エイト〉

統一教会による組織的な偽装勧誘の阻止活動を始める。

「偽装勧誘の阻止活動」について補足しておこう。 仕事帰りの夕刻、渋谷駅周辺で横行していた統一教会信者による組織的な偽装伝道の現場に遭遇したことから、私はカルト問題への介入を始める。

「ビデオセンター」の受講者はマインドコントロールされる

「手相の勉強をしています」「意識調査アンケートにご協力お願いします」「額に気になる相が出ています」などと声をかけられて統一教会の教化施設「ビデオセンター」へ連れていかれそうになっている勧誘対象者を救出する活動を日々続けていた。 「ビデオセンター」の受講者は次第にマインドコントロールされ、「ツーデイ」「フォーデイ」と呼ばれる合宿を経て、人生すべてを教団に捧げる従順な信者へと思考の枠組みを変容させられる。

その過程では多額の献金や霊感商法など教団関連の商品の購入もさせられる。 そうして信者になった被害者が次の被害者を生む。 こういったカルト問題の深刻な構造を知った私は、以後カルト勧誘阻止活動を続けていくことになる。 単に偽装伝道を阻止するだけで終わりではない。勧誘対象者を救出した後は、勧誘員とコミュニケーションを取ることに努めた。勧誘員もまた偽装勧誘を入り口にマインドコントロールされた被害者でもあるからだ。

42NAME:2023/10/11(水) 19:46:43
自分の死亡保険金を渡して助けてやりたかった

・2003年の〈山上徹也〉

4月 広島・江田島の第一術科学校所属の練習船に配属。

・2004年の〈山上徹也〉

秋に兄の生活が困窮し伯父夫妻が援助。母親はたびたび韓国へ行ったきり帰ってこない。伯父が献金額について明らかにせよと統一教会奈良教会に照会。

5月 「統一協会被害者家族の会」ホームページの相談メールフォームへメール送信。

・2005年の〈山上徹也〉

2月 消費者金融で約100万円を借金し、飲み歩いた末、ベンジンとアルコールを摂取し自殺を図る。自殺未遂で救急搬送(海上自衛隊の報告書にはこう記述されている。「統一教会によって人生を滅茶苦茶にされた。兄の生活が困窮しているので自分の死亡保険金を渡して助けてやりたかった」)。佐世保の病院に入院。母親は韓国での教団の40日修練会に参加中で、修練会が終わるまで帰国しなかった。

山上徹也の自殺未遂に教団は驚いた

徹也の自殺未遂に教団は驚き、生活援助金という名目で月に30万〜40万円を奈良教会長が毎回持参。この教会長は子ども3人の様子を心配し金銭的な問題を批判したため、後に統一教会の本体から外された。 山上家と教団が協議、合意書により教団が毎月30万〜40万円を返金することになった。2009年までに計2000万円が返金される。

5月 伊丹の自衛隊阪神病院へ転院。伯父の妻が会いに行き、伯父の家で暮らす相談をする。

8月 任期満了により自衛隊退官。

9月 奈良で測量会社のアルバイトに就く。

・2013年の〈山上徹也〉

2月 住宅設備メーカーでフォークリフトの搬送作業に従事。1年4カ月で退職。

教団が5000万円の返金を終えたと主張、伯父は金額が合わないと反論。合意書には一時金としてまとまったお金を250万円ずつ3回払うとあった。

・2013年の〈安倍晋三〉

4月 桜を見る会に『世界戦略総合研究所』の事務局次長を招待(2016年まで継続招待)。

7月 参院選で祖父・岸信介元首相の恩人北村サヨ(天照皇大神宮教の教祖)の孫である北村経夫(現参院議員)への組織票支援を統一教会に直接依頼。

・2013年の〈鈴木エイト〉

参院選で北村経夫候補への組織票支援を安倍晋三首相(当時)が統一教会に依頼したことを示す教団内部資料を入手。菅義偉官房長官(当時)の「仕切り」によって北村を統一教会地区教会2カ所に派遣していたことを突き止める。首相官邸が統一教会と裏取引をしていた証拠をつかみ、自民党の有力国会議員への追及を開始。

統一教会からの返金が止まり、生活が困窮する。

・2014年の〈山上徹也〉

9月 統一教会からの返金が止まる。

11月 奈良県内の会社で鋼材仕分けやフォークリフト作業に従事。

実家は兄と母親の2人暮らしに。生活が困窮する。

・2014年の〈安倍晋三〉

4月 桜を見る会に『世界戦略総合研究所』事務局次長を招待。

10月 統一教会西多摩地区が八王子の市民ホールで開いた大規模集会に、安倍の側近・萩生田光一(現衆院議員)が中川雅治とともに来賓出席し祝辞を述べる。

・2014年の〈鈴木エイト〉

4月 『週刊朝日』掲載記事「安倍帝国VS.宗教 創価学会票が離反」の一部を担当。前年の参院選における安倍政権と統一教会の関係を記述。

11月 前月の萩生田光一らの来賓挨拶について『週刊朝日』に「安倍首相側近らが続々と統一教会詣での“怪”」を寄稿。

43NAME:2023/10/11(水) 19:49:03
「お兄ちゃん、なんで死んだんや」

・2015年の〈山上徹也〉

3月 派遣会社を退職。

11月 倉庫でのフォークリフト業務に従事。兄の病院についてきてほしいと伯父にSOSを送る。生活がかなり困窮。

12月 兄が自殺。葬儀で「お兄ちゃん、なんで死んだんや」と泣き崩れる。

分水嶺となった「安倍晋三のビデオメッセージ」

2022年7月8日の銃撃事件へと帰結していく流れの中で、いくつか大きなトピックがある。

中でも2021年9月12日の「神統一韓国のためのTHINK TANK 2022 希望前進大会」において、安倍晋三がビデオメッセージによってリモート登壇し、韓鶴子総裁を礼賛した映像が全世界へ向けて配信された“事件”が、「分水嶺」となったと感じる。

あのビデオメッセージに私は驚愕し、山上徹也は“絶望”した。その感覚は、数少ない報道やネット上でそのトピックに触れた世間の人々と、同じではないはずだ。 加えて、おそらく私と山上徹也は、同じポイントに衝撃を受け、驚愕あるいは絶望したと思っている。 同じポイントとは、安倍晋三が、もはや統一教会との関係を隠すつもりがなくなったということだ。

「きっと大手メディアは報じないだろう」と高を括った

厳密に言うと、安倍は当該シーンを全面的に公開することに応じたわけではない。 あのビデオメッセージ自体はネット配信中継時のみ公開を許可し、アーカイブは残さないという取り決めがあって世に出たものだ。安倍が教団サイドの広告塔になることを了承したわけではなかった。 だが、このネット社会において映像が全世界に中継される以上、韓鶴子を礼賛する自分の発言が拡散することは、安倍も想定していたはずだ。 にもかかわらず、安倍は映像の公開を許可した。

恐らく、「公開したところでその影響は大したことはない。第2次安倍政権後の各メディアの動きを見ても、きっと大手メディアは報じないだろう。自分の選挙、自民党の選挙、自身の政治生命には何の影響もないはずだ」と高を括ったのだろう。 その点にこそ、私と山上は衝撃を受けたのだ。

大手メディアは完全に無視

実際、元首相であり、政界のキングメーカーとしても君臨しつつあった安倍の“読み”は的中した。新聞各紙やテレビ局など大手メディアはこのトピックを完全に無視する。 報じたのは『しんぶん赤旗』『週刊ポスト』『FRIDAY』『実話BUNKA超タブー』の4媒体のみだった。 安倍晋三という政治家のメディア分析は、その時点においては的確であり正鵠を射ていた。

だが、その安倍の「高の括り方」及び、全国弁連が郵送した公開抗議文を受け取り拒否するような「開き直り」こそ、山上徹也を“絶望”させ、トリガーを引かせることになった「最後の一線」だったと感じる。 そしてあの日を迎える。

44NAME:2023/11/05(日) 22:26:51
自民と旧統一教会「ウィンウィンだった」と元閣僚 今後の関係は
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%81%A8%E6%97%A7%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F-%E3%81%A8%E5%85%83%E9%96%A3%E5%83%9A-%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AF/ar-AA1jiMlf?ocid=msedgdhp&pc=NMTS&cvid=83542716234044a6b50ae9a4b1a5210d&ei=8

自民の元議員はかつての選挙支援を「感謝している」と言ってはばからない。自民党と教団との関係は、解散命令請求で清算されることになるのか。

「今まで家族のようにしてきた人たちが、反社会団体に協力したように扱われている。正常な国家の在り方なのか」。政府による解散命令請求から1週間後の10月20日、福岡市博多区で、教団の信者らによる集会が開かれた。会場には約150人が集まり、壇上の2世信者や弁護士らが解散命令請求の不当性を口々に訴えた。主催団体の幹部は「支援を受けておきながら、事件が起きたらほおかむりの議員をたくさん知っている。散々応援したのに」とこぼす。

自民党は安倍元首相の銃撃事件後の22年9月に点検結果を公表し、所属する衆参両院議員379人のうち180人が教団などと何らかの接点があったと明らかにした。党本部はその後、都道府県連に「関係遮断」を求める通知を出したが、追跡調査などの予定はない。

 一方、毎日新聞が23年10月に実施した世論調査では、自民党が教団との過去の関係を十分に説明したと思うかとの質問に85%が「説明は不十分だ」と回答し、「十分に説明した」の6%、「どちらとも言えない」の9%を大きく上回った。「不十分だ」との回答は自民支持層でも66%に上った。

政治家が信者を都合のいい選挙活動の人手として、教団が政治家を権威付けの広告塔として利用してきた長年の関係性が浮かび上がる。見解を尋ねると、原田氏は「ウィンウィンの関係だった」と表現した。


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