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リレーSS 〜きっと萌えは繋がる〜

1Akane</b><font color=#FF0000>(3KGYuvzA)</font><b>:2002/12/09(月) 03:17
葉鍵板別荘でリレーSSをしましょう。

突然の急展開OKです。自由に書いていきましょう。
けれど……話が繋がらないのは、嫌です。

○ひとつだけルール○
宣言した人が続きを書いてください。
ただし宣言の有効期限は24時間です。
多少の引き伸ばしは可とします。

ageでの書きこみ推奨です。

では次あたりから早速始めましょう…

2Akane</b><font color=#FF0000>(3KGYuvzA)</font><b>:2002/12/09(月) 03:18
「浩平」
「どうした茜…急に呼ばれたと思ったらこいつらは……」
「ちょっと訳があって、集まってもらいました。みなさん自己紹介をお願いします」
「俺は相沢祐一」
「私は香里。祐一君は私にメロメロなのよ」
「香里っ」
「……続けて下さい」
「あぁ…。浩之。藤田浩之だ」
「えと、神岸あかりといいます」
「神尾観鈴です」
「いやっほぅ、国崎最高ぅ〜〜!! …つか寒っ!寒いぞ観鈴!!」
「がお…。それは往人さんが…」
「がお言うな〜!(殴」
「がお……」

「というわけです、浩平」
「いや、何がというわけなんだ、茜…」
「ええと…いいでしょうか、みなさん」
「今日集まってもらったのは、みなさんにあることに協力してもらいたかったからです」
「「協力?」」
「もうすぐ今年も終わります……」
そう言って茜は頬に冷たいものを感じた。
「雪…?」
「わっ、浩之ちゃん、雪だよ、雪〜〜」
「雪だよ、往人さんっ」
「どうりで寒いわけだ…」

3makoto@LK</b><font color=#FF0000>(makOP2yQ)</font><b>:2002/12/09(月) 03:29
φ从゚ヮ゚ l[》;《|l 続き書いちゃおっと♪

4makoto@LK</b><font color=#FF0000>(makOP2yQ)</font><b>:2002/12/09(月) 04:49
「雪……そうか、雪か……」
浩平が静静と降り始めた雪を眺めながらぽつりと言った。
「……浩平?」
「雪が降ってるとなるとやることは一つだな」
「……なんですか?」
「雪合戦だ」
頭に?マークを浮かべている茜を尻目に浩平は野郎どもに呼びかけた。
「行くぜ、野郎ども!」
「おうっ!」
浩平と祐一は『雪だ、雪だ』『きゃっほぅ』と叫びながら庭に飛び出していった。
「行くぞ、相沢!」
「おう! どんと来い!」
「喰らえ、必殺タイガーショット」
「おわっ!? やったな〜、折原っ。それならこっちは必殺バーニングショットッ!」
「うわぁ! 雪なのにバーニングかっ! こっちも反撃だ〜、えーいっ」
「のわっ! やったな〜。あははははっ」
「あははっ、あははははー………」
「あはは…………」
「…………」
「…………」
「誰か突っ込んでくれよ……」
「……まだ、全く積もってません。降り始めたばかりですから」
茜がきわめて冷静につっこんだ。
香里は無言のまま、冷ややかな目で二人を見ていた。
「うぅ……寒い……心が寒いぞ……」
「すまん、とてもじゃないが、ついていけなかった……」
「あのノリはちょっと凄いよね」
あかりもちょっと呆れているのか、苦笑いを浮かべていた。
「観鈴、こいつら、アホだろ?」
「が、がお……」
「国崎くらいは『ぃやっほぅ! 初雪最高!』とか言ってついてきてくれると思ったんだがな」
「この服装でそんなことしてたら凍え死ぬわっ」
「そ、そういう問題かなぁ……」
『お互い苦労するね』という感じの観鈴の苦笑いに茜と香里が無言の頷きと溜め息で答えた。
「ところで、茜」
浩平が突然真面目な顔を作って茜の方へ振り向いた。
「……はい」
「協力して欲しいことって何なんだ?」

【次の人に続く】

5紳士</b><font color=#FF0000>(razel/Qo)</font><b>:2002/12/09(月) 05:10
「…まず、この私の入浴中の写真を見て下さい。」
浩平の前に一枚の写真差し出した。

            【↓次の人、入浴中の茜の絵】

6みっし〜</b><font color=#FF0000>(EozDe2yQ)</font><b>:2002/12/09(月) 06:00
く((レ゚ ‐゚ノァφ 書かせていただきます

7みっし〜</b><font color=#FF0000>(EozDe2yQ)</font><b>:2002/12/09(月) 06:43

._____________
| ===============:       |
| ||     || ||    ::||        |
| ||    [|| ||    ::||        |
| ||    [|| || 〟 ::||        |
| ||     || ||[ ○゚]:||←      |
| ===============:       |
|                 _. |
|               :::\| |
|               ;:::::::::  |
|        , '⌒⌒ヽ. :;;::::::::   |
|        | !ノリ从))::;::::::    |
|        !爻゚ ヮ゚ノjl::::::::   |
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ここを見てください」
全員が茜の指差す先に注目する。
「何々………!こ、これは!!」
「そんな…酷い…」
「ああ、全くだ」
「許せないよこんなの」
「………」
「が、がお…」
「茜…」
「浩平、私…」
「「「「何で首から下が写ってないんだ!!!!」」」」(男性陣の叫び)

       , '⌒⌒ヽ.
    (⌒ 、| !ノリ从))
     \ !爻゚ -゚ノjl
      (mX\/爻\
 し ば ら く お 待 ち く だ さ い
       ( _  (((浩)))
    ミヘ丿\=\(゚Д゚; )
     (ヽ_ノゝ _ノ

「…それで皆さんには犯人を探してほしいのです」
「そういうことなら協力するわ」
「人数は多いほうがいいもんね」
「観鈴ちんも頑張る!」
「ありがとうございます、4人で力を合わせて犯人を捕まえましょう」
「…あの、俺たちは……」
 ドガッ
「ぐはっ」
「それではまず犯行現場であるお風呂に行きましょう」

8Akane</b><font color=#FF0000>(3KGYuvzA)</font><b>:2002/12/10(火) 00:40
!爻゚ ヮ゚ノjl 次行きます

9Akane</b><font color=#FF0000>(3KGYuvzA)</font><b>:2002/12/10(火) 01:05
「おい野郎ども、追い出されちまったぞ…」
「あぁ、俺にいい考えがある」
にやけた祐一は4人を手招きして囁いた。
「いいかお前ら。犯人を捕まえれば首から下の写真も見つかるかもしれないぞ」
「「おぉ!」」
「そうだよな。絶対あるよな。ひゃっほぅ〜!」
「むぅ……。しかし茜は怒ると怖いぞ………」
「なんだ折原、乗り気じゃねぇなぁ。自分の彼女と俺達、どっちが怖いんだ?」
「茜」
「ふぅん…そうか。ならお前はエイエソ逝きだな」
「はぁ?」
「お〜いシュン、浩平が今すぐにエイエソに逝きたいらしいぞ」
「はぁ??」
「ホントに? じゃあ浩平君、今すぐ逝こう♪」
「ぐぁ…。シュン、なんでお前がここに……」
「僕はいつでも君の側にいるよ♪」
「くっ…。わかった。俺も犯人探すよ…」
「ヽ(´ー`)ノ」
「茜にバレても知らないからな……」
「まぁまぁ。犯人を捕まえれば茜ちゃんも喜ぶだろうから」
「御苦労さん、シュン……いや、ポテト♪」
「ぴこーーーー」
「Σ(゚Д゚) なんなんだアレは!? シュンじゃない? 毛玉??」
「まぁまぁ、気にすんな」
「とりあえず茜ちゃんの家のお風呂場をのぞ ぐぁっ!!」
「大丈夫か、浩之!」
「っ…。大丈夫!」
「おぉ、爽やかな笑顔だ」
「と、とにかく、調査に行こう」



『続きお願いなの』

10千紗ちぃ:2002/12/10(火) 08:13
>|」.TヮTノゞφえぅー、罰なので書かせてもらいます〜

11千紗ちぃ:2002/12/10(火) 08:16
一方、女性陣は現場に到着したところだった…

「…ここが現場のお風呂です」
「ふーん…至って普通よね。」
香里がぼそっと言う
「なにか痕跡はのこってないのかな?」
あかりが辺りを見まわしていると
「あっ!」と観鈴ちんが声を上げた
「どうしました?観鈴さん。」
「なにかあったの?」
一同、観鈴ちんを見る
「あひるさんみーっけ、にはは、かわいい…」
がくっ…一同呆気に取られる
「ふぅ、一瞬でも期待した私が馬鹿だったわ…」
香里が呆れた顔で溜息を吐いた
「??どういう意味ですか?」
「…言葉通りよ」
観鈴ちんの頭には「?」が飛びまわっている
「それより茜さん」
切り替える様に香里が問いかける
「…はい、なんでしょうか?」
「お風呂に入るっていうのに、窓の鍵閉めないなんて無用心なんじゃない?」
「あ…あの…それは…」
「それは?」
「わ…私がお風呂入っていると、そ…その…」
「その?」
あかりが珍しく積極的に先を促している
「こ…浩平がそこから、いつもお風呂に入りに来るものですから…その」
消え入りそうな声でぽそぽそと茜が説明する
「……………………」
香里とあかり完全に真っ白になっている、当然観鈴ちんはあひるさんに夢中だ
「だ…だって、浩平が開けておけっていうものですから…」
「あのさ、犯人って、折原君なんじゃないの?」
やっと我に返った香里が呆れ顔で言う、あかりはまだ別世界のようだ
「それは有り得ません」
きっぱりとした口調で茜が言い切る
「どうしてわかるんですか?」
やっと帰ってきたあかりが問いただす
「その日、浩平は家で詩子と一緒にお酒を飲んでいましたから」
「ふぅ、だらしない彼氏ね、彼女が盗撮されているっていうのに呑気にお酒煽ってるなんて…」
「…あまり浩平の事を悪く言わないで下さい」
明かに怒った口調で反論する茜
「気を悪くしたらごめんなさい」
香里がすまなそうに謝る
「でも…」
あかりが神妙な顔で茜に質問する
「さっきの写真は誰が撮ったのですか?」
「……………!!」
茜が顔が強張った
「そういえば…一体誰が…」
「まず、そいつを探す事から始めましょうか。もしかしたら犯人の顔見ているかもしれないしね」
香里がみんなを促す
「…そうですね、そうしましょう」
一向はまず室内から撮影した人物を探す事となった

観鈴「あひるさん♪あひるさん♪にはは、かわいいっ♪」

にゃあ〜、続きお願いしますですよ、お姉さん。

12千紗ちぃ:2002/12/10(火) 08:21
>|」.TヮTノゞえぅー、「茜が顔が強張った」は「茜の顔が強張った」の間違いですぅ〜

13makoto@LK</b><font color=#FF0000>(makOP2yQ)</font><b>:2002/12/11(水) 19:33
l[》'《|l ゚ヮ゚ノl あぅー、面白い展開にっ♪
φ从゚ヮ゚ l[》;《|l じゃあ、真琴が続きを書くわよぅっ♪

14makoto@LK</b><font color=#FF0000>(makOP2yQ)</font><b>:2002/12/11(水) 21:06
「そう言えばさ」
調査を始めようと歩き始めたところで、祐一がやる気の欠片もなさそうに三人の後
をとぼとぼ歩いていた浩平の方へ振り向いた。
「その日…えっと、里村さんが盗み撮りされた日だけど、折原はなにしてたんだ?」
「ん? 俺? 俺は、その日は飲んでた」
「飲んでた?」
浩之が怪訝な顔をする。
「ああ、茜の家で、柚木と澪と4人でな。いや、最初は澪の『演劇出演おつかれさま
パーティー』ってことで、茜の家に集まってジュースとお菓子でかんぱーいって予定
だったんだけど、柚木が酒買って来たもんだから」
「そうか……。柚木さんと上月さん、二人の証言が取れたら折原は除外か……」
「って、もしかして、俺、疑われてた? なんで俺が茜を盗撮……」
「お前ならやりかねん」
「な、なんで、相沢にそんなこと言われなきゃいけないんだ?」
「里村さんや長森さんの話を名雪や香里を通して聞いてるからな」
「くっ……。だが、俺は風呂の盗み撮りなんかしないぞ。大体、それなら女の子の
入ってる風呂にずかずかと入り込んでいく相沢の方がよっぽど……」
「なにっ? お前そんなことしてたのか?」
往人が目を丸くして祐一の方を見た。
「うっ……な、なんでそのことを……? いや、あ、あれは、なかなか心を開かない
同居人と親睦を図ろうとしてだな──」
祐一が慌てて説明(言い訳)を始めようとしたそのとき……。
「にくまん〜、にっくま〜ん♪ ぽっかぽかの肉まん〜♪」
「あっ!」
祐一たちの前方の曲がり角から一人の女の子が上機嫌に歌いながら出てきた。
「あぅー、蒸したての肉まん、おいしそうだなー。あぅー、でも、家に着くころにはちょっと
冷めちゃうかなー……。あぅー、やっぱり、あったかい方がおいしいわよね……」
そう言いながら、その女の子は、祐一たちに気付いた様子もなく、祐一たちに背を向けて
歩いていく。
「ちょうどいいところに……」
「あぅー……一つくらい……大丈夫よね……」
「おーい、真琴ーっ!」
「あぅっ!? こ、この声は……」
祐一が声をかけるとその女の子はびくっと肩を震わせ、恐る恐ると言った様子で振り返った。
「ゆ、祐一っ!?」

15makoto@LK</b><font color=#FF0000>(makOP2yQ)</font><b>:2002/12/11(水) 21:06
「にははっ♪」
「大体、その写真はいつ、どこで、どうやって手に入れたの?」
香里が茜に尋ねた。
「お風呂から上がってすぐです。私の机の上に置いてありました」
「あひるさん♪」
「上がってすぐ?」
「はい。みんながいる部屋に戻ったら、上月さんが何も被らずにソファーで眠っていたので毛布
を取りに行ったんです」
「二匹いる〜♪ つがい、つがい〜♪」
「あの……なんで、里村さんはみんなで飲んでる最中にお風呂に入ってたの?」
あかりが不思議そうな顔で尋ねた。
「服にお酒が掛かってしまったんです」
「お酒が?」
「はい。上月さんがつまづいてしまって、ちょうど私の方へ……」
「が、がお……大変だったんだね」
観鈴が両手にあひるを持ったまま気の毒そうな顔を茜に向けた。
「私はそうでもなかったんですけど、上月さんが恐縮してしまって……」
茜はその時のことを思い出しているのか、優しげな微笑を浮かべて続けた。
「何度も頭を下げて謝ってくれました」
「なるほど……。茜さんのが戻ってきた時、折原君と柚木さんは二人で飲みつづけていた。上月さん
は同じ部屋のソファーで眠っていた……」
「あ……」
茜が何かを思い出したように小さな声をあげた。
「どうしたの、茜さん?」
「私が戻ってきた時、詩子はいませんでした」
「え?」
「とりあえず、毛布を持って上月さんの所に戻ったすぐ後に詩子も戻ってきました。詩子も上月さんの
毛布を探していたみたいです」
「部屋で写真を見つけたすぐ後?」
「はい。そのときは、みんなに話すことではないと思って、写真のことは黙っていましたけど」


【次の人に続く】

16Akane</b><font color=#FF0000>(3KGYuvzA)</font><b>:2002/12/16(月) 23:12
#男性陣

「あぅーーーーーーーーっ!!」
振り向いた真琴が突然肩を震わせ声をあげたので、祐一は後ずさってしまった。
「お、おい真琴…」
「ゆ…ゆ…祐一ぃ……」
真琴は息をすぅと吸いこみ
「許さないんだからぁ!!」
と叫ぶと同時に祐一を急襲。不意をつかれた祐一は不覚にも地面に倒れてしまった。
「お、おい真琴っ!」
祐一の声などおかまいなしの真琴は倒れた祐一に乗っかってぽかぽか叩き始めた。いわゆるマウントポジションというやつである。
「祐一は絶対ゆ〜る〜さ〜な〜い〜〜〜!」

              _  _ _   _
        丶    [》'《|l   ヽl|
       ヽ\\ヽっ○ lノノリノ)))〉っ○//
         \ っ○ヽl#゚ ヮ゚ノl|/っ○/   あうーっ!
           っ○\っ○ヽ))○/
            く/_|∩○` ;)   ?!
            (ヽ_ノゝ __ノ    

「ま、真琴!おい、説明しろ!!」
「あぅー!!」(ぽかぽか
「お、おい、誰かコイツを止めろって!」
「痴話げんかはなんとやらっていうしなぁ…」
「あぅーー!!」(ぽかぽか
「お、おい、お前らーー! 真琴やめろ〜!」
「あぅーーー!!」(ぽかぽか

………
……


「あぅ……」
飽きたのか疲れたのか、ようやく真琴は叩くのをやめたようだ。
「お疲れ、真琴ちゃん。一体どうしたんだ?」
浩之は手を差し出し、真琴を立ちあがらせてこう言った。
「あぅ…。にくまん……」
「肉まん?」
「祐一がいきなり声かけてきたからにくまんが…」
「お?」
みなが振りかえると確かにそこに肉まんが落ちていた。
「そりゃ相沢が悪いな」
「おい相沢、そろそろ起きて謝れよ」
「………」
「ほれ、相沢!」
「………」
「お前なぁ…拗ねてたってしょうがないだろ」
「………」
「………? 相沢?」

――――――――――
続きお願いします
.。oO(気軽に書けるように短いのを書こうとしたのですが、書いているうちに長くなってしまいましたw)

17元某最萌SS書き:2002/12/18(水) 12:02
これから書きますー

どうなるかは秘密w

18元某最萌SS書き:2002/12/18(水) 12:50
―――――――――――――――

  所変わって


「…あぅー」
「…って事は、肉まんを駄目にされたから撲殺した、と」
「だってぇー、あれ位で祐一が死ぬなんて思わなかったから…」
「そうは言っても実際に頭蓋骨粉砕骨折してるし、脳出血もすごかったんだよ。
これで死ななかったら、奇跡的だよ。君はね、それ位の事をやったんだよ。」
「あぅー…祐一…」


「柳川君、どうだね。」
「あ、長瀬さん。やっぱり、目撃者の証言どおりです。
本当に、肉まんの恨みだけのようです。」
「うーん、それだけで恋人を殺すかねぇ。最近の若い者は…」
「…いや、普通は殺さないですよ。
何か、他に理由があるんじゃないでしょうか?」
「柳川君もそう思うか。僕も、あの娘が被害者を殺す様にはとても見えないんだよ。」
…………
「そこで、だ!」
「(嫌な予感がする…)な、何でしょうか?」
「この事件には、巨大な組織が絡んでいると見た。
我が署で一番優秀な君に全てを任せようと思う、どうだ、やってくれるね。」
「(何がやってくれるね、だ。面倒な仕事を俺に押し付けて…)」
「ん、何か言ったかね?」
「い、いえ何も。(変な所で感は冴えるし…)」
「じゃ、この事件は全てを柳川君に任せたから。あ、そうだ、言い忘れたけど。
うちの甥っ子が刑事の仕事を見てみたいって言うんで、面倒を見てくれ。」
「ハァ?? 何言ってるんですか??? そんな事が許される訳無いでしょう。」
「大丈夫、大丈夫。じゃ、よろしく頼むよ。ほら、祐介、入ってきて自己紹介しなさい。」
「は、はい。おじさん… こ、こんにちは、長瀬祐介と言います。
これからよろしくお願いします…」
「(…可愛い……)あ、あぁ、こちらこそよろしく。」

―――――――――――――――
こんなので良かったかなぁ
まぁ、この先どうなっても(・ε・)キニシナイw

19(〓^・∀・^〓)</b><font color=#FF0000>(//J8pwEs)</font><b>:2003/01/16(木) 20:44
スレストw

20一書き手:2003/01/22(水) 05:06
 中空を漂っていた。
 大気は凍てつく風に揺れている。
 吐息さえ氷晶に変えてしまいそうな冷気が、容赦なく吹き付けていた。
 街を行き交う人の姿は普段よりも少ない。
 誰もこんな日に好んで外に出ようとは思わないのだ。

 その光景を、俺は公園の時計、その上から見下ろしていた。

「さて…あっさりと殺されてしまった訳だが(ノД`)」

 これからどうしようかと、思考を巡らせる。
 割と突然に命を絶たれたにしては、意外と落ち着いていた。
 他人の命に関してはあれだけうろたえたのに、自分の事となるとこれだった。
 我ながら、自分というものがよく理解できない。

「まあ、それは置いておくとしてだ」

 思考を元に戻す。考えるべきは、今後の身の振り方だ。
 里村女史の盗撮について調査を進めていた訳だが…。
 …いや、待て。俺って死んだんだよな。
 普通の奴には見えないんだから、つまるところ、これって…。



「いつでもどこでもなんでも調べちゃって(゚∀゚)イイ??」



 とんでもない特典だった。命の代価に見合うのかは別として。

21一書き手:2003/01/22(水) 05:06
 そうと判れば、さっそく行動を開始しよう。
 まずは犯行現場に戻る事だろうか。
 さっきは女性陣に叩き出されてしまったが、人目につかないこの状態なら…。

「あ。こんにちは、祐一さん」

「Σ(゚Д゚;)思いっきり見えてるしっ!」

 がくりとずっこけた。
 その拍子に時計の上から落下してしまう。
 ――が、そこは死んだ者の強み。
 空中でふわりと静止して声を掛けてきた者の姿を確認する。

「…ああ、栞か」

 中空に浮かぶ彼女は、いつものように笑顔だった。
 胸の前でストールを握り、空いた方の手をこちらへ向けて振っている。
 何の事はない、普段どおりの栞だ。
 ただ、死んだ人間を見る事が出来るというのは、俺も知らなかった――

「――というか、何で”中空に浮かぶ彼女”なんて描写を用いねばならんのだ…」

 あまりにも自然にそこにいたので、危うく流すところだった。
 普通の人間が宙に浮くはずがない。

「私も死にましたからヽ(´▽`)ノ」

「身も蓋もない理由だな、オイ」

「祐一さん一人じゃネタが続かないだろうって、さっき作者の人に頃さ――」

「皆まで言うな…(;´Д`)」





 女性陣による第一の捜査線、男性人による第二の捜査線、柳川刑事・長瀬少年による第三の捜査線。
 そして今、第4の捜査線が祐一・栞によって構築された。
 それぞれがほつれた糸を解きに掛かる。
 最後に真実の糸を手繰り寄せるのは、果たして誰なのだろうか…。

 彼らの戦いは、まだ始まったばかりだ。

22名無しさんだよもん:2003/01/23(木) 12:24
ヽ(´▽`)ノ


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