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リレーSS 〜きっと萌えは繋がる〜

4makoto@LK</b><font color=#FF0000>(makOP2yQ)</font><b>:2002/12/09(月) 04:49
「雪……そうか、雪か……」
浩平が静静と降り始めた雪を眺めながらぽつりと言った。
「……浩平?」
「雪が降ってるとなるとやることは一つだな」
「……なんですか?」
「雪合戦だ」
頭に?マークを浮かべている茜を尻目に浩平は野郎どもに呼びかけた。
「行くぜ、野郎ども!」
「おうっ!」
浩平と祐一は『雪だ、雪だ』『きゃっほぅ』と叫びながら庭に飛び出していった。
「行くぞ、相沢!」
「おう! どんと来い!」
「喰らえ、必殺タイガーショット」
「おわっ!? やったな〜、折原っ。それならこっちは必殺バーニングショットッ!」
「うわぁ! 雪なのにバーニングかっ! こっちも反撃だ〜、えーいっ」
「のわっ! やったな〜。あははははっ」
「あははっ、あははははー………」
「あはは…………」
「…………」
「…………」
「誰か突っ込んでくれよ……」
「……まだ、全く積もってません。降り始めたばかりですから」
茜がきわめて冷静につっこんだ。
香里は無言のまま、冷ややかな目で二人を見ていた。
「うぅ……寒い……心が寒いぞ……」
「すまん、とてもじゃないが、ついていけなかった……」
「あのノリはちょっと凄いよね」
あかりもちょっと呆れているのか、苦笑いを浮かべていた。
「観鈴、こいつら、アホだろ?」
「が、がお……」
「国崎くらいは『ぃやっほぅ! 初雪最高!』とか言ってついてきてくれると思ったんだがな」
「この服装でそんなことしてたら凍え死ぬわっ」
「そ、そういう問題かなぁ……」
『お互い苦労するね』という感じの観鈴の苦笑いに茜と香里が無言の頷きと溜め息で答えた。
「ところで、茜」
浩平が突然真面目な顔を作って茜の方へ振り向いた。
「……はい」
「協力して欲しいことって何なんだ?」

【次の人に続く】


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