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【個】『学生寮 清月館』

1『星見町案内板』:2016/01/24(日) 23:51:17
月面を連想させる『灰色』のレンガで出来た『洋館』。
親元を離れた子供達だけでなく、一般学生もしばしば遊びに来る。
『自立心』、『向上心』を培う為、多くの『家事』は学生自身で行っている。

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                 ミ三ミz、
        ┌──┐         ミ三ミz、                   【鵺鳴川】
        │    │          ┌─┐ ミ三ミz、                 ││
        │    │    ┌──┘┌┘    ミ三三三三三三三三三【T名高速】三三
        └┐┌┘┌─┘    ┌┘                《          ││
  ┌───┘└┐│      ┌┘                   》     ☆  ││
  └──┐    └┘  ┌─┘┌┐    十         《           ││
        │        ┌┘┌─┘│                 》       ┌┘│
      ┌┘ 【H湖】 │★│┌─┘     【H城】  .///《////    │┌┘
      └─┐      │┌┘│         △       【商店街】      |│
━━━━┓└┐    └┘┌┘               ////《///.┏━━┿┿━━┓
        ┗┓└┐┌──┘    ┏━━━━━━━【星見駅】┛    ││    ┗
          ┗━┿┿━━━━━┛           .: : : :.》.: : :.   ┌┘│
             [_  _]                   【歓楽街】    │┌┘
───────┘└─────┐            .: : : :.》.: :.:   ││
                      └───┐◇      .《.      ││
                【遠州灘】            └───┐  .》       ││      ┌
                                └────┐││┌──┘
                                          └┘└┘
★:『天文台』
☆:『星見スカイモール』
◇:『アリーナ(倉庫街)』
△:『清月館』
十:『アポロン・クリニックモール』
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160今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/07(火) 00:48:29

――――今、『私の部屋』にいるんだ。


          がら
              ん


っとした、何もないフツーの部屋なんだけどね。

引っ越してきた、ばっかりだから。
でもここが今日から私の世界なんだ。
家具とかも、後から届く予定。

友だちにも『ここに来た』ことを連絡した。
だから今は、別に何もせずに、誰かが来るのを待ってるんだ。

161???『???』:2020/04/07(火) 01:10:20
>>160
       〜〜〜♪

その時、外でドアのチャイムが鳴った。
『誰か』が来たようだ。
呼んだ相手かもしれないし、家具が届いたのかもしれない。

162今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/07(火) 01:14:07
>>161

           『ぱち』

私は動き出す。

「はーいっ」

家具かな? 人かな?
どっちだって、嬉しいよね。
どっちも私が呼んだんだ。

だから急いでドアの前に立って、『覗き窓』から外を見た。

163夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/07(火) 01:31:03
>>162

覗き窓から外を見ると、寮の廊下が見えた。
そこには誰もいない。
と――――。

      バ ッ

死角になっていた覗き窓の真下から、『誰か』が立ち上がる。
見覚えのある姿が、覗き窓の向こう側を見返している。
そう!!ワタシだ!!
イズミンがひっこししたんだってよ。
じゃあ、おいわいしにいこうぜ!!ってカンジできたぜ!!

      パクパク

以上の心中を、無音の『口パク』で語る。
イミ?ねーよ!!
これでも伝わるかなと思ったけど、
たぶん伝わらないから開けてもらおう。

164今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/07(火) 01:37:42
>>163

「ああ」

            ガチャ…

「こんにちは、ユメミンっ」
「どうぞどうぞ上がってください〜。我が家に!」

ドアを開けて、出迎える。
ユメミンは一番に連絡した部類だと思うんだ。
そしたら一番に来てくれた。

こういうのが『嬉しさ』ってやつだよね。

「何もないところですけども……」
「ほんとに何もないですよ、まだ」

言葉通り、本当に何もないんだ。
どこにでも座れるし、寝転がれる真っ白な部屋だ。
備え付けの家具とかはあるけどね。

「いや〜、今日はうちに来てくれてありがとうございますっ」

165夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/07(火) 02:24:48
>>164

「――それでは、おジャマいたします」

こういうのはハジメがカンジンだし、さいしょはテイネイにいこう。
イズミンのあたらしいスタートだし。
まあ、はいったあともテイネイをたもてるホショウはないけどな!!

          「うおッ」

       「おおおおおおおおッ」

   「おおおおおおおおおおおおおおお!!」

部屋の中央まで来たところで、室内を見渡しながら一回転する。
絵の描かれていないキャンバスのように、真っ白で何もない部屋。
未来に繋がる部屋。
『これから』に溢れた小さな世界。
こういうのを見ると、何だか無性にワクワクしてくる。

「いやぁ〜〜〜『イイ』!!
 なんか、こう……『ミライがいっぱい』ってカンジ??
 ついついたのしくなってくるね〜〜〜」

「これから『アレ』とか『ソレ』とか、いろんなモノがふえていくワケだ。
 あ!!もちろん『コレ』もわすれちゃいけないな!!」

       ドサッ

そのまま部屋の真ん中に座り込む。
持ってきた荷物は隣に置いておこう。
中身は『コレ』だ。

「きょうはさぁ〜〜〜『おいわい』しようとおもって。
 イズミンに『プレゼント』よういしたんだ〜〜〜」

          キョロ キョロ

「ココって『トケイ』ある??
 まぁ、トケイはいくつあってもこまんないからダイジョーブ!!
 『トキはカネなり』っていうし」

「『ジカンをおしえてくれるトケイはオカネみたいにやくにたつから、
 あればあるほどウレシイ』!!」

「――――ってイミの!!」

           ゴソ ゴソ

「ババン!!これぞ『ハトどけい』!!
 いちじかんおきにでてきてジカンをおしえてくれるカワイイヤツ!!
 よるのあいだは、ハトにねてもらうキノウつき!!」

取り出したのは、シンプルなデザインの『鳩時計』だった。
何がいいか悩んだ結果、選んだのが『時計』だった。
そして時計コーナーを見て回っている時、
ビビッと来たのが『鳩時計』だったのだ。

166今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/07(火) 23:05:45
>>165

私は何もない部屋の真ん中に立つ。
それから、ユメミンが座ったのに合わせて座る。

「プレゼント!」
「わ、なんですか〜」「楽しみですっ」

「時計はないですねえ、スマホありますし」
「あ〜、あと目覚まし時計なら」
「時計のプレゼント、なんですかっ?」

「って」

そして現れた物を見たんだ。
それが何か、ユメミンが言うまで気付かなかった。
だって名前は聞いたことあるけど、見る事あんまりないよ。

「鳩時計」
「え、ほんとに出てくるやつですかっ?」「ハトが」

眺めてみる。

「え〜〜〜どうしよう、これ、『嬉しい』です」
「ありがとうユメミン」

それから持ち上げてみる。

「どこに飾ろうかな……どこにでも飾れちゃいますもんねえ」
「ほんとに、未来がいっぱいで」「きっと楽しいと思いますっ」

「……あ、お菓子とか食べますか? 甘いものしかないですけど」

167夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/07(火) 23:58:16
>>166

「そうそう、『そのハトどけい』。
 ウワサにはきいていたが、ジツザイしていたとは……。
 セカイはひろいな!!」

「――――だいじにしてね!!」

鳩時計をイズミンに手渡した。
喜んでもらえて良かった。
イズミンがうれしいとユメミンもうれしい。

「イズミンのスキなトコにかざってくれ!!
 どんなインテリアにもあうように、シンプルなヤツをえらんだから!!
 おてごろなサイズだから、つくえにもおけるし……」

「あ、そうそう。『ココ』おしたらおためしできるんだった。
 いざ!!『ハトがでてくるボタン』!!」

     ポチッ

鳩時計は、大きすぎず小さすぎない程々の大きさだった。
それから、裏側にあるボタンを押してみる。
モニター機能というやつだ。

  サラサラサラ…………
           
         クルッポー クルッポー
                     
                 パタパタパタパタ

小川のせせらぎが流れ、小窓から出てきた鳩が羽を動かしながら鳴いた。
それを興味しんしんな様子で見つめる。
実は、自分も実際に見るのは初めてだったのだ。

「コレはいやされるな〜〜〜。ジツにイイかいものだった!!
 あ、オカシ??たべるたべる!!メニューはナニかな??」

168今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/08(水) 01:17:18
>>167

「机に置くのもいいですね〜」
「壁に掛けようかなって思ってたけど……」
「お試しを見てから考えようかな」

  サラサラサラ…………
           
         クルッポー クルッポー
                     
                 パタパタパタパタ

「おお〜っ」
「こういう感じなんだ」
「お洒落ですねえ」

本格的な感じだ。
確かに、癒される気がする。
1時間おきに鳴るとしてもびっくりしなさそうだ。

「勉強中に出てきたら時間の意識できそうだし」
「壁よりは机かな〜」
「いやあ、いいものをありがとうございますっ」
「大事に使いますよ!」

         ニコ…

私は笑う。

「あ、お菓子は『クッキー』がたくさんあるんですっ」
「お腹すいたら食べようかなって思って、買いすぎちゃいまして……」

どれくらい食べ物を買ったら良いかとか、難しいんだ。
お腹は減るけど、クッキーしか食べないわけにはいかないし。栄養とかね。

169夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/08(水) 01:39:38
>>168

「おっイイね〜〜〜。クッキーたべよう!!」

「あ、『クッキー』っていったらさぁ…………。
 ちょっとまえ、『バレンタイン』あったじゃん??
 そんで、『イカルガくん』にチョコあげちゃったよ〜〜〜」

「てづくりのヤツ。われながらイイできばえだったな〜〜〜。
 ハジメテにしてはじょうできだった!!」

「せっかくのイベントだし、あげたときのハンノウもみたかったし。
 まぁまぁのリアクションだったかな??」

取り合えず喜んではもらえた。
ただ、彼のナゾを解く手がかりのような反応を期待したところもある。
そういうイミでは、パーフェクトとは言えない。

「まあ、いっか!!きになるモノは、ほかにもイロイロあるし。
 このまえは、こうえんで『カマキリ』みたんだ!!
 こういうカンジのヤツ」

     ササッ

両手を上げて、『カマキリのポーズ』をしてみせる。
そういえば、アイツにはにげられたんだった。
いつかリベンジせねばな!!
とはいえ、みたいものはまだまだある。
たぶんリベンジするのは『2せいきご』くらいになるとおもう。

「そしたら『クロガネくん』が…………。
 イズミン、『クロガネくん』ってしってる??」

170今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/08(水) 11:48:22
>>169

立ち上がって、備え付けの棚からクッキーを取った。
白い箱に入った、丸いクッキー。
真ん中にジャムがついてるやつだ。

「へぇ〜、イカルガ先輩に!」「しかも手作り!!」

イカルガ先輩。
あの人の『秘密』をユメミンは知ってるのかな。

「いいですねえ、バレンタインしててっ」
「私もクラスの男子には配りましたけど」
「フツーに、手作りはしませんでしたし」

どっちにしても、口には出さないようにしないとね。
顔には、出そうと思わなきゃ出ないし。

それにしても手作りチョコなんて、やっぱりユメミンは行動力が凄い。
本命だったりは……しないんだろうな。相手がイカルガ先輩だし。

「バレンタインからカマキリ……あは、落差がありますねっ」
「ユメミン、虫も好きなんでしたっけ」
「私はフツーですけど」

「クロガネ……『剣道部の鉄先輩』ですよねっ?」
「剣道が強いのと〜」「あと」「『女子が苦手』で有名な……?」

「鉄先輩が、カマキリをどうしたんですっ? 竹刀で倒しちゃったとかですか?」

171夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/08(水) 19:57:01
>>170

「そうそう、そのクロガネくん!!」

「ワタシがもりのおばあさんにケーキをとどけようとしてたんだ。
 そしたら、『きょだいカマキリ』があらわれてさぁ〜〜〜。
 ちょうどクロガネくんがやってきて、
 『カマVSしない』のたたかいになったんだ!!」

「ソウゼツなしとうのすえに、イガイなシンジツがあきらかに!!
 ジツはカマキリはオナカがすいてて、
 ケーキのニオイにつられてでてきちゃったんだ。
 それで、ワタシがケーキをわけてあげて、いっけんらくちゃく!!」
 
「――――そんなんだったらオモシロかったんだけどね〜〜〜」

見つけたのは『ただのカマキリ』だった。
それでも、ナマで見たことのなかった自分にとっては大きな発見だった。
しかし、セカイはひろい。
みあげるような『きょだいカマキリ』が、どこかにソンザイするかもしれない!!
たぶん『ジャングルのおくち』とか『ぜんじんみとうのヤマのうえ』とかに。

「ホントはね、
 『カマキリをカンサツしてるユメミンをクロガネくんがカンサツしてた』ってだけ。
 そしたらカマキリがにげちゃったから、かわりにクロガネくんをカンサツするコトにした。
 なかなかたのしかったから、カマキリとイイしょうぶだな!!」

「そういえば、クロガネくんとイカルガくんってトモダチらしいよ。
 なんかイガイ…………でもないか??
 いや、やっぱイガイ??」

172今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/08(水) 23:24:20
>>171

「ええ〜。森のおばあさん?」
「まあ、ケーキはみんな好きですもんねっ」
「おばあさんも」「カマキリも」

前半の話は、笑って頷いておく。

「……あは、やっぱりそういう展開でしたか」

ユメミンのこういうノリには慣れてきたんだ。

「それにしても、鉄先輩が観察ですか」
「それも、ユメミンっていう『女子』を」
「うーん」「何だろ」

もしかして、好きとか?
好きだから見てるってタイプにも思えない。
女子は苦手らしいけど、苦手なりにちゃんと言いそう。

わかんないけどね、人の『こころ』なんて。

「イカルガ先輩と仲良しなのも意外……かも?」
「雰囲気は違うっていうか」「文化系と体育会系?」

「ちなみに、なんで観察してたか言ってましたっ? 鉄先輩は?」

クッキーの缶を開けながら、気になったところを聞いてみるんだ。

173夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/08(水) 23:53:08
>>172

「ん〜〜〜なんでだろね??
 クロガネくん、ナンかいってたっけ??」

思い出してみる。
あのトキは、カマキリをおいかけてて……。
そしたらスマホがなって、ふりむいたらクロガネくんがいたんだっけ??

「たいしたコトはしてなかったよ。
 ユメミンが『ほふくぜんしん』してたくらいで」

「それで、きづいたらクロガネくんがいたってカンジ。
 クロガネくんとは、まえにもあったんだけど。
 さいしょが『ジンジャ』で、つぎが『ゲーセン』だっけ??」

「イズミンはどこであったの??クロガネくんと」

    ヒョコッ

立ち上がって、缶の中身を覗き込みながら尋ねる。
『ガッコー』かな??
どうでもいいけど、ハトどけいのハトってジツは『カッコー』らしいぞ。

174今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/09(木) 00:04:25
>>173

「な、なるほど〜〜〜」
「何となく分かりましたっ」

ユメミンがフツーじゃない事してたから観察してたんだ。
謎が解けてしまった。やっぱりユメミンはすごい。

「へえ、神社にゲーセンですか」
「ゲーセンはちょっと意外ですねえ」
「でも不思議ではないか」

遊ばない人、ってイメージではない。

「私はフツーに学校で、ですね〜」
「前から知り合いでして」
「そんな面白い出会いとかではないんですけどっ」

ユメミンの程、面白くはない。
でも、初対面のときの鉄先輩はある意味面白かったかも。
そんなこと言ったら失礼なんだけどね。

「そういえば、前に会った時……え-と」
「『烏兎ヶ池神社』? の巫女さんと知り合いとか言ってたかな」
「あの、パワースポット神社のっ」
「って私は行った事ないんですけども」

それに見たこともないけど、『スタンド使いの巫女』らしいんだ。

「ユメミンが会ったのもその神社で、だったりするんですか?」

175夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/09(木) 00:27:31
>>174

「あ〜〜〜!!そうそう、ソレソレ。
 たしか、ソコいったんだよね〜〜〜。
 ちょうどクロガネくんがいてさぁ、
 イロイロとセツメイしてもらっちゃったよ〜〜〜」

あの時は、『漢字』が読めなくて困ってたんだ。
だから、クロガネくんがいてたすかった。
ちいさいコがこまらないように、『フリガナ』ふっとくべきだな。

「でも、『ミコさん』はしらないなぁ。
 ワタシがいったときはいなかったし。
 いや、ジツはいたのか??
 もしかしたら、おくのほうにいたのかも??」

そういわれると、なんだかキョーミがわいてきたぞ。
ナゾにつつまれたセイブツ・『ミコサン』のショウタイをつきとめねばなるまい!!
よていひょうにキチンとかいとかないとな!!

「その『ミコさん』ってどんなヒト??
 クロガネくん、なんかいってなかった??
 シュミとか、スキなたべものとか」

176今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/09(木) 00:45:21
>>175

「ああー、じゃあ鉄先輩の『行きつけ』なんですかね」

あの時は行った事無かったって言ってたけど。

「巫女さんの話……えーと」

「……うーん」

「趣味とかは言ってなかったですね」
「町中で会って、連絡先を交換したってくらいで」
「あー、あと」
「ユメミンになら言っていいかな」

鉄先輩も、フツーに教えてくれたし。
『隠してる』わけじゃないよね、多分。

「『スタンド使い』らしいんですよね〜。巫女さんも」
「たしか、『ヴィルドジャルタ』っていうスタンドで」

「その『名前以外本人にも何も分からない』……とかっ!」
「『スタンドを誰かに貰った』わけでも、ないみたいなんですよね」

不思議な話ではあるよね、スタンドを『最初から持ってる』なんてあるのかな。

177夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/09(木) 01:04:43
>>176

「へー、スミにおけないなぁ」

ああみえて、いがいにプレイボーイだったのか??
ジュンジョウそうにみせて、ケイカイされずにちかづくテクニック……。
あなどれんヤツだ!!

「『スタンドつかい』か〜〜〜。
 あえなかったのがくやまれるな……!!
 もったいない!!」

なんだか、ものすごくミステリアスなスタンドだ。
それをもっている『ミコさん』も、きっとナゾにつつまれた『フシギなソンザイ』にちがいない。
これは、なんとしてもカイメイしなければならないな!!

「『めずらしいスタンド』でおもいだしたケド、こんなコトがあってさ。
 『ユメのなかのハナシ』、チョットまえイズミンにしたよね。
 ジツは、そのまえにも『ベツのユメのセカイ』にいったコトがあって……」

「――――ん??」

そこで気付いた。
クロガネくんは、ミコさんがスタンド使いだって知ってるワケだ。
あれ??

「クロガネくんって『スタンドつかい』だったの??」

いまさら気が付いた。
そういえば、『ゲーセン』でナンかミョーなコトがあったような……。
もしかしてソレ??

178今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/09(木) 01:46:21
>>177

「ねー、意外ですよね。連絡先なんて」

スタンド絡みでも意外だ。
年上の人なら平気だったりするのかな?

「あれっ……あー、鉄先輩ユメミンには言ってなかったんだ!」
「勝手に言っちゃった」「悪い事しちゃった」
「え〜〜〜とっ」

「あのー、そうなんです」
「能力とかは知らないんですけどっ」
「実は、鉄先輩もなんですよね」

「あ、ちなみに先輩も」

             シュルル

           『今泉サン、クッキー ノ タベスギデスヨ』
           『ソレニ 勝手ニ 人ノ 個人情報ヲ……』

「先生の能力までは知らないですね」
「本当に話の流れで知った感じだったので」

「こんにちは先生、すみませんフツーに口が滑りました」

           『コンニチハ 今泉サン 夢見ヶ先サン』

              ペコリ          

「それで……話の腰折っちゃってすみませんけども」
「『別の夢の世界』っていうの、興味ありますっ。どんなユメなんですか?」

179夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/09(木) 02:10:57
>>178

「ハナシのナガレってコトは、いまみたいなカンジだったんだ??
 まぁ、よくあるよくある。
 ワタシだって、ベツにダレにもいうなとかいってないし」

街中で大音量の宣伝とかされたら、さすがに困る。
でも、信頼できる友達とかなら許容範囲だ。
たぶん、クロガネくんも同じような感覚なんじゃないかと思う。

「お〜〜〜!!『アイちゃんセンセー』ひさしぶり!!
 ゲンキだった??」

        ドシュンッ

『ドクター』を出して挨拶する。
特にイミはないけど、スタンド同士だし、その方がイイかなって。
『ドクター』は『センセー』みたいにコミュ力ないけど。

「で、なんだっけ??そうそう、『ユメ』だ『ユメ』。
 アレはねぇ……。とにかく『ヘンなユメ』でさぁ〜〜〜」

「『しあい』したんだよね。もうひとりのスタンドつかいと。
 で、そのときワタシがつかったのが『ドクター』じゃなかったんだよ。
 だそうとしたんだけど、でてこなくて。
 かわりに『ベツのヤツ』がでてきちゃったんだよねぇ〜〜〜」

「なんていうか……『マシンガン』??のスタンドでさぁ。
 バババババッ!!てうつと、
 『ヒ』とか『カゼ』とか『ミズ』とかの『ヨーセイ』がでてくんの。
 フシギなカンジのスタンドだったな〜〜〜」

あの出来事は、今でもよく分からない。
ただ、体験したのは確かだし、ただのユメでもなかった。
あの場所で見た女とは、『現実の世界』でも会っているのだから。

180今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/10(金) 02:24:50
>>179

「そうですねえ、だいたいこういう感じです」
「鉄先輩の方から気付いたみたいでしたけどもっ」
「私自身も、特に隠しては無いんで」
「気付いたなら教えちゃおうかな、と」

そういえば、鉄先輩はどこで気づいたんだろう。
はっきりとコレ、ってわけじゃなかったのかな。

              『ハイ オ久シブリ デス』
              『先生ハ イツデモ 元気 デスヨ』

「先生、病気とかないですしねっ」
「疲れたりはするんでしたっけ?」

              『ズット 補修ヲ 続ケレバ アルイハ』『デスガ』
              『ソノマエニ 今泉サンガ 疲レテシマイマス』
              『試スノハ 先生 オススメ シマセンヨ』

「そうなんだ、そうかも」「じゃあ試すのはナシで」

「それで……そう、夢です夢!」
「戦う夢、ですか〜。『違うスタンドがいる』なんて、確かにフツーじゃないですね」

「それも、私が『ドクター』を出すとかユメミンが『先生』を出すとか」
「『知り合いと入れ替わってる』なら、なんとなく分かりそうですけども」
「『知らないスタンド使い』と『お互い知らないスタンド』で戦うなんて」

「私あんまり、夢とか見ないので、分からないですけどっ」
「何かの暗示だったりするのかも」「『新しいスタンド使いとの出会い』とか!?」

それにしても、スタンド使いってよくいる。お互い『引き合ってる』みたいに、見つかるよね。

181夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/10(金) 04:35:41
>>180

「そうそう、めずらしいユメだったよ〜〜〜。
 でも、その『あんじ』ってヤツ??もしかしたらあたってるかも」

「『ユメでみたヤツ』と『ねてないとき』にであっちゃってさ。
 すごいグーゼンっていうか、よくできたサプライズっていうか」

「そのヘンは、まだよくわかんないんだけど」

いつか分かるのかもしれないし、分からないのかもしれない。
だけど、気にしない。
『アリス』には、一つのものに縛られている暇なんてないんだから。

「でも、『いれかわる』っていうのはナイスアイディア!!
 ソレたのしそう!!
 ユメミンが『センセー』で、イズミンが『ドクター』で……。
 たとえば、こんなカンジ??」

     サッ
            ササッ

自分は『先生』の隣に立ち、『ドクター』をイズミンの隣に立たせる。
それから、その場で軽くポーズを取ってみたりしよう。
ワルくないな!!

「くそッ……てごわいヤツめ……。
 コウゲキされてケガをしてしまった……!!
 『センセー』おねがい!!」

「――――みたいな??
 『オシャベリ』できるって、なんかシンセンなカンジ」

「かんがえてみたら、ちょくちょくケガしてるし。
 そういうときに『センセー』がいてくれたら、
 おおだすかりなんだけどな〜〜〜。
 『ナニかこわしちゃったとき』とかも!!」

「『イチニチだけコウタイ』とかできたらイイのにね〜〜〜」

入れ替わるなんて、そうそうあるコトじゃないと思う。
まぁスタンドってフシギだし、もしかしたらありえるのかもしれない。
実際、自分も『ドクターじゃないスタンド』で戦ったし。
『ユメの中』だけど。
どっちにしても、考えるのはタダだし面白い。

「もしイズミンが『ドクター』をだせたらさぁ。
 どんなカンジになるとおもう??」

182今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/10(金) 23:46:11
>>181

「へえ〜〜〜っ。それは『フツーじゃない』ですね」
「知らないスタンドだけなら、まだしも」
「『知らない人』が夢に出てきて!」
「しかもその人が『ほんとにいた』なんて」

「謎が深いですね〜」

ユメミンが『よくわからない』って言っている。
つまり『フツーの人と偶然あった』だけじゃなさそうだ。
何かあったのかな。深追いはしないけど。

            『オヤ 夢見ヶ崎サン ガ 生徒デスカ』
            『カシコマリマシタ、補修ヲ 開始シマス』

                スッスッ

先生が『能力を使う真似』をする。もちろん何も起きない。

「先生ノリいいですねえ」
「うーん、『ドクター』を私が使えたら」

隣に立ってる『それ』を見た。
ユメミンの『こころ』から出て来たスタンド。
勿論私には動かせないけど。

「……」

「うーん」
「フツーに、『美味しいもの』を食べるとか?」
「『ドクター』の味覚があれば、『超味覚』ですもんねっ」

前にやった事あるね。喫茶店だったかな。違ったかも。

「それか、そうですねえ」「難しいなあ」
「私には、勝手に動いてくれる、先生が向いてるのかも?」

            『褒メテモ 甘クハ シマセンヨ』
            『クッキー ハ ホドホドニ シテオキマショウネ』

「あはは、そうしておきます。『ドクター』なら私、美味しくなってなんでも食べ過ぎちゃうかも」

183夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/11(土) 00:39:45
>>182

「おっ、イイね〜〜〜。さすが『センセー』、わかってる!!」

『先生』は『イズミンのスタンド』だけど、イズミンと『先生』は違う。
フシギなコトだ。
だけど、ゼンゼンちがうってワケでもない。
やさしいトコロとか。
そういうブブンをみると、なんとなくナットクできるようなきもする。

「そういえばさぁ、やったコトあったよね。
 『グルメ』になれるウラワザ!!
 これさえあれば、『ウマさ100ばい』!!
 でも、『マズいモノ』はゼッタイたべたらダメだよ。
 このまえ、シッパイしたリョウリを『アジミ』してみたら、
 マジでヤバかったしな!!」

  シ ュ バ ッ

  「――――『クッキー』ならヨシ!!」

                    サ ク ッ

自分に『超味覚』を移植して、クッキーをかじる。
それぞれの素材が持つ『味』が鮮やかに感じられ、
ハッキリしたイメージとなって頭の中に浮かんでくる。
フムフム、なるほど…………!!

「バター・さとう・ミルク・タマゴ・アーモンドパウダー……。
 あ、フウミづけに『バニラビーンズ』はいってる??」

「ジブンでいうのもなんだけど、
 『ドクター』がでてきてからベンリになったな〜〜〜。
 とおくのオトもきこえるし、よわいニオイもきづけるし、
 ハダのカンカクで、いまの『シツド』もわかる!!」

「ん〜〜〜??きょうはチョット『かんそう』してるっぽい」

「もし『ドクター』がなかったら、こまるな〜〜〜。
 『ジョーホーシューシュー』しづらくなるし。
 『アリス』は、いろんなばしょにいかなきゃいけないから!!」

「イズミンには『センセー』があってるし、そういうのかんがえると、
 やっぱ『このまま』がイチバンってカンジするよね〜〜〜」

184今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/11(土) 01:03:24
>>183

「さすが『ドクター』! 相変わらず結構なお手前で」
「えーっと、材料はそんな感じみたいです」
「試食のプロになれますよ、ユメミン」
「香水のテイスティングとかもプロになれそうだし」
「それに、それなら天気予報も出来ちゃうじゃないですか!」

「ユメミンが『使いこなしてる』のもあるでしょうけど」
「『ドクター』は、ほんとユメミンに合ってるんでしょうねっ」

旅をするにはみちしるべがいる。
しるべがあるから、歩くことが出来るんだ。
ドクターはユメミンには最高のしるべなんだろう。
私には、きっと違う。能力が違うように、人それぞれだ。

「…………もし」

「もし」「このままがよくなくっても」
「変えられないこともありますしねっ」
「『このまま』を『一番にする』のが、大事なのかも、しれませんね」

              『…………』

「あっ! 先生が良くないって意味じゃないですよ!」
「『機嫌』悪くしないでくださいねっ……!」

              『ワカッテイマスヨ 今泉サン』
              『先生ハ 怒ッタリ シマセンヨ』

「ならいいんですけど……あはは」

「たとえば〜。テストの次の範囲が苦手な所でも」
「向こうを変えてもらうわけにはいかないから、勉強をしなきゃですし?」

185夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/11(土) 01:35:13
>>184

「あ〜〜〜『テスト』……『テスト』か……。
 ソレだと、あんまりやくにたたないんだよな〜〜〜。
 ソコはユメミンががんばらなきゃいけないトコだもんな〜〜〜」

得意な分野があれば苦手な分野もある。
それはヒトでもスタンドでも一緒だ。
でも、やらなきゃいけないときがあるのがツライところだ。

「でもさ、イズミンには『センセー』がにあってるとおもう。
 ピッタリっていうか、しっくりくるっていうか……」

「だから――『ソレ』でイイんじゃないかなぁ」

イズミンのコトをゼンブわかってるワケじゃない。
だけど、『トモダチ』だし。
だから、なんとなく『ダイジョーブ』っていいたくなったんだとおもう。

「もし、『このままがよくないな』ってコトがあってさ。
 でも、『かえるのがムズかしい』っておもったら――」

「そういうときは、てつだうから。
 『ヒトリ』だとムリでも、『フタリ』ならできるかもしれないし」

イズミンは『トモダチ』だ。
トモダチがこまってたら、たすける。
それは、ワタシでもわかるくらい『フツー』のコトだ。

「あ!!テストまえとかさぁ、いっしょにベンキョーしない??
 『ココ』で。『イズミンち』で。『おとまりかい』とかしてみたいし!!
 タノシソーじゃない??」

トモダチの家に泊まる。
一度やってみたかったコトの一つだ。
勉強の方が疎かになるかもしれないけど。

186夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/11(土) 01:35:34
>>184

「あ〜〜〜『テスト』……『テスト』か……。
 ソレだと、あんまりやくにたたないんだよな〜〜〜。
 ソコはユメミンががんばらなきゃいけないトコだもんな〜〜〜」

得意な分野があれば苦手な分野もある。
それはヒトでもスタンドでも一緒だ。
でも、やらなきゃいけないときがあるのがツライところだ。

「でもさ、イズミンには『センセー』がにあってるとおもう。
 ピッタリっていうか、しっくりくるっていうか……」

「だから――『ソレ』でイイんじゃないかなぁ」

イズミンのコトをゼンブわかってるワケじゃない。
だけど、『トモダチ』だし。
だから、なんとなく『ダイジョーブ』っていいたくなったんだとおもう。

「もし、『このままがよくないな』ってコトがあってさ。
 でも、『かえるのがムズかしい』っておもったら――」

「そういうときは、てつだうから。
 『ヒトリ』だとムリでも、『フタリ』ならできるかもしれないし」

イズミンは『トモダチ』だ。
トモダチがこまってたら、たすける。
それは、ワタシでもわかるくらい『フツー』のコトだ。

「あ!!テストまえとかさぁ、いっしょにベンキョーしない??
 『ココ』で。『イズミンち』で。『おとまりかい』とかしてみたいし!!
 タノシソーじゃない??」

トモダチの家に泊まる。
一度やってみたかったコトの一つだ。
勉強の方が疎かになるかもしれないけど。

187今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/11(土) 02:50:00
>>186

「『ドクター』でも『超記憶力』とか『超頭脳』とか〜」
「あとは……『超直観』!とかは、身につきませんしねえ」
「まあ、そこは『先生』でも同じですけど」

                 『塾ノ 先生デハ アリマセンノデ』
                 『テスト対策ハ 日々ノ勉強デ シテオキマショウ』

「ですよねえ。ドクターも『お医者さん』ですし」
「『先生違い』ってところですね」

お互いにはお互いの先生が似合ってるってことだ。
それがちょうどいいよね。違っても変えられないんだし。

「……あはは」「もし……もし、私が変わるとしたら」
「その時は、ユメミンのおかげになると思いますよ!」

『変わる』。   

「そんな気が、きっとします」

          ニコ

「でも」

私は『フツー』以外になれるんだろうか?
あるいは『フツーのまま』でいられるんだろうか?
『何か』――――になれるんだろうか?
ユメミンなら、その『しるべ』をくれるだろうか?

「今はとりあえずっ! まずはテストの点を変えなくちゃですね」
「いいですねえお泊り会、勉強会!」
「私、数学なら得意なんですよっ」
「えーと、ユメミンは得意教科なんでしたっけ?」

私にはできない事がこの友達にはできる。
それは間違いないんだ。私も、そうあり続けたいと思う。

「もし得意教科が被ってても……せっかくお部屋があるんですし、ぜひやりましょう!」

188夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/11(土) 19:49:26
>>187

わたしは変わった。
『闇の世界』から『光の世界』にやってきて、
今まで見えなかったものが見えるようになった。
それは幸せなことだと思う。
変わるコトが必ずハッピーになるとは限らない。
だけど、変わっても変わらなくても、
イズミンには幸せでいて欲しいと思う。

「ユメミンは――――『ビジュツ』とかトクイかな!!
 『ゲイジュツカンショウ』とかスキだし!!」

やっぱり『視覚』に訴えてくるものにココロ惹かれる。
どんな作者のどんな作品も、そのゼンブが新鮮だ。
どれを見ても、刺激があってオモシロい。

    サッ

「ババン!!『ムンク』!!にてる??」

両手で耳の辺りを押さえて、口を大きく開けてみる。
有名な『あの顔』だ。
ところで、ビジュツってテストあったっけ??

「『スウガク』はトクイじゃないから、
 『イズミンセンセー』におしえてもらおっかな!!
 『リカ』も、『ジッケン』とかはスキなんだけどな〜〜〜」

「あ!!『レキシ』はトクイかも!!
 まえのテストで、わりとイイてんとってたから!!
 『ユメミンセンセー』とよんでもイイぞ!!」

歴史も結構、視覚的な要素が多い。
だから、興味はある方だ。
絵とか写真を見てると、意外に覚えられたりする。

「せっかくだし、そのときはゴハンつくったりしたいな〜〜〜。
 アジミはまかせろ!!なんてったって『グルメ』だし!!」

189今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/11(土) 22:52:07
>>188

「美術ですか! 私は苦手な方ですねえ」
「絵の課題とか出たら手伝ってもらおうかな」
「って、そんなことしたらバレちゃいますか」

ユメミンの描いた絵、どんななんだろう。
私はあんまり得意じゃないんだよね。
インスピレーションとかそういうの。

「あはっ」

「芸術性高いです、その物まね」
「あの絵を描いたのがムンクだって覚えられました!」

テストには出ないかもしれない。
いや、多分出ない気がする。
けど、わざわざ言う事も無いよね。

「とりあえず歴史と数学で交換、うーん」
「そうなると現文とか英語とかが難敵ですねえ」
「他に、そういうのが得意な人も探すべきかな」

「でも、人数増えたら大変ですかね、『ご飯』作るにしても」
「量もですし」「好き嫌いとか」「好みの味付けとか?」
「私はちょっとだけ料理出来るから、その時は腕を振るいますけどね!」

ちょっととは言うけど、料理はフツーにできると思うんだ。
美味しいっていうのがフツーに分かるから、変なアレンジとかしないし。

190夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/11(土) 23:40:57
>>189

「あ〜〜〜、ソレはある!!
 じゃあさ、ひとつのナベでつくれるメニューとかよさそうじゃない??
 『カレー』とかテイバンだな!!ガッシュクっぽい!!」

「キライなヒトは、そうそういないし、『シゲキ』がたりなかったら、
 たべるときに『タバスコ』でもかけときゃイイし!!」

「わたしはたべるのトクイだから、ダレよりも『した』をふるうぞ!!
 でも、てつだうくらいはできるな!!
 なきながらタマネギをきざむとか!!」

思いつくままに喋っていると、ドンドン『夢』が膨らんでいく。
『闇の中』から『光の世界』に渡り、『夢』を手に入れた。
大げさかもしれないけど、わたしにとっては大事なコトだ。

                  ゴトン

「――――おん??」

その時、遠くで『音』が聞こえた。
『超聴覚』だから聞こえた音。
大きな何かを下ろした音みたいだった。

「イズミン、なんかたのんでた??
 いりぐちのほうから、ダレかちかづいてきてるから。
 おおきな『ニモツ』もってきてるっぽいよ」

音は少しずつ近付いてくる。
向かってるのは、多分この部屋だろう。
ここで、めいたんていユメミンはひらめいてしまった!!

「まっしろなヘヤに、おおにもつ…………。
 はッは〜〜〜ん、このジケンのナゾがとけたぞ。
 きっと『カグヤ』だな!!
 『ツキ』にいかないほうの」

「『せっち』とか『くみたて』とか、そういうのない??
 てつだうから、チャチャッとかたづけちゃおう」

「『ヒトリ』より『フタリ』のほうがてっとりばやいから!!」

       ニコッ

そう言って、明るく笑ってみせる。
まもなく、外でチャイムの音が鳴った。
真っ白の部屋を彩る『色』が届いた合図――心の中で、そんな風に思った。

191今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/04/12(日) 02:11:54
>>190

「カレー、良いですね!」
「食べる量も自分で調節できますしっ」
「余ったら次の日食べられますし」

「勉強会、兼カレー会。楽しみにしておきますねっ!」

きっと、それは楽しいんだと思う。
いつになるかとかはいいんだ。
そういう『予定』があるのが、楽しいと思うんだ。

「わっ、何か聞こえました?」

「荷物……」「きっと家具ですね」
「正解です、ユメミン」「お姫様じゃないほうですね」

「それで、設置とか……あるんですよね〜〜〜」
「『先生』に手伝ってもらおうかと思ってたんですけど」

              『モチロン 少シハ 手伝イマスガ』
              『今泉サンガ 一番 ガンバッテ クダサイネ』

「わかってますって、先生」「って」
「ユメミンも手伝ってくれるんですかっ!? ありがとうございます〜」

「それじゃあ……よろしくお願いしますねっ」

               ニコ…

私の『白い部屋』に届いたのは、いろんな色の家具だった。
ユメミンや先生に手伝ってもらって出来上がった、色とりどりの部屋。
その真ん中に座っている私には、どんな色があるんだろう。

分かる事は、ユメミンっていう友達がいる事が、私にすごく大事な事だって、それだけ。


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