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【個】『学生寮 清月館』

190夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/11(土) 23:40:57
>>189

「あ〜〜〜、ソレはある!!
 じゃあさ、ひとつのナベでつくれるメニューとかよさそうじゃない??
 『カレー』とかテイバンだな!!ガッシュクっぽい!!」

「キライなヒトは、そうそういないし、『シゲキ』がたりなかったら、
 たべるときに『タバスコ』でもかけときゃイイし!!」

「わたしはたべるのトクイだから、ダレよりも『した』をふるうぞ!!
 でも、てつだうくらいはできるな!!
 なきながらタマネギをきざむとか!!」

思いつくままに喋っていると、ドンドン『夢』が膨らんでいく。
『闇の中』から『光の世界』に渡り、『夢』を手に入れた。
大げさかもしれないけど、わたしにとっては大事なコトだ。

                  ゴトン

「――――おん??」

その時、遠くで『音』が聞こえた。
『超聴覚』だから聞こえた音。
大きな何かを下ろした音みたいだった。

「イズミン、なんかたのんでた??
 いりぐちのほうから、ダレかちかづいてきてるから。
 おおきな『ニモツ』もってきてるっぽいよ」

音は少しずつ近付いてくる。
向かってるのは、多分この部屋だろう。
ここで、めいたんていユメミンはひらめいてしまった!!

「まっしろなヘヤに、おおにもつ…………。
 はッは〜〜〜ん、このジケンのナゾがとけたぞ。
 きっと『カグヤ』だな!!
 『ツキ』にいかないほうの」

「『せっち』とか『くみたて』とか、そういうのない??
 てつだうから、チャチャッとかたづけちゃおう」

「『ヒトリ』より『フタリ』のほうがてっとりばやいから!!」

       ニコッ

そう言って、明るく笑ってみせる。
まもなく、外でチャイムの音が鳴った。
真っ白の部屋を彩る『色』が届いた合図――心の中で、そんな風に思った。


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