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☆☆ エジプト カイロ観光 総合情報スレ ☆☆

66在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2008/10/20(月) 16:50:48 ID:kikCNLCE
>>65 続き
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/081020/mds0810200810002-n2.htm

「食料や住宅費はうなぎ上りで生活はどんどん苦しくなっている。与党・国民民主党(NDP)の一党支配体制で民主主義が機能していない中、国民は“本物の野党”の出現を求めたというのが実情だろう」
政府系有力紙アハラムのコラムニスト、ファハミ・フダイビー(72)はこう指摘したうえで、ムバラク政権が1980〜90年代を通じて旧社会主義政党など20近い政府公認の少数野党の形骸(けいがい)化に成功した反動で、「国民の怒りの一票」が圧倒的な組織力を誇るムスリム同胞団に吸収されたとの見方を示した。
その集票力の秘密の一端は、アーミルが同胞団の草の根ネットワークを通じて作り上げている生活困窮者の台帳にも見ることができる。合法政党としての活動を許されない同胞団は、傘下の慈善団体を組織し、診療所や保育所、孤児院の運営までさまざまな慈善・社会福祉活動に手を染めている。日本であれば公職選挙法に違反する選挙区での物品や現金の配布も、「貧者救済」を重要な価値観とするイスラム教の社会では違法性がない。そうした風土の中で、宗教的な情熱と使命感を抱く運動員を数多く抱える同胞団は、社会が疲弊すればするほど強みを増す。

今年9月6日、カイロ南東部のムカッタム丘陵にあるドゥウェイカ地区で、切り立ったがけが割れ、石灰岩の巨岩が貧困層の住む多数の家屋を押しつぶした事故があった。100人以上の犠牲者が確認され、政府は現場一帯のスラムの一部の取り壊しに入っている。
同胞団は、事故の被災者支援活動について「同胞団メンバーは政府の治安部隊に阻止され、現場に近づくことができなかった」と主張していた。ところが、事故から約2週間後にインタビューした同胞団幹部の医師、アブドル・ムナイム・アブルフトゥーフ(57)(アラブ医療協会会長)に質問をぶつけてみると、「事故から1時間以内にわれわれのメンバーは現場にいた。ただ、政府を刺激したくないので、メディア向けには否定していたのだ」と言って、にやりと笑った。=敬称略(村上大介)


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