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☆☆ エジプト カイロ観光 総合情報スレ ☆☆

65在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2008/10/20(月) 16:47:43 ID:kikCNLCE
【ナイルの風 中東のまつりごと】(5)拡大するイスラム宗教勢力 (1/3ページ)
2008.10.20 08:09
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/081020/mds0810200810002-n1.htm

社会の疲弊が組織強めた

 イスラム教の聖なる月、ラマダン(断食月)だった9月末のある夜、エジプトの首都カイロの西郊、ギザ県ワッラークを訪れると、あるビルの入り口付近に30人近い人たちが集まり、何かを待っていた。2階の一室にはさらに20人ほどいて、順番に名前を呼ばれると、小麦粉や食用油などが入ったポリ袋と生活補助金が入った封筒を受け取り、どことなく安堵(あんど)の表情を浮かべて去っていった。
 一人一人に袋を手渡していたのは、地元選出の国会議員、マフムード・アーミル(54)。イスラム原理主義組織、ムスリム同胞団に所属し、2005年11月の人民議会(下院に相当)選挙で初当選した。
 イスラム教徒にとって、ラマダン中の日の出から日没までの断食が義務であるとともに、この月は貧者への施しを普段にも増して行うことが求められている。この夜、食料品の配布が行われていたのは、アーミルの地元事務所のひとつだった。
 ボランティアで手伝っていた衣料品店経営のムハンマド・シャズリー(48)は「働き手の父親を失った母子家庭や政府の無策で貧困から抜け出せない人々への手助けは普段から行っているが、ラマダン月には慈善活動を強化している」と説明する。
 資金は経済的にゆとりのあるイスラム教徒の喜捨でまかなわれ、地域に張り巡らされたムスリム同胞団のネットワークが洗い出した「生活困窮者」の台帳に基づき、同胞団の側から接触するケースが多いのだという。配布が終わった午後9時過ぎ、アーミルとシャズリーは奥の一室で分厚い台帳を開いて、次の配布対象者について確認作業を続けていた。

市民団体や選挙監督にあたった判事らによって多くの不正が告発された05年の総選挙だったが、ムバラク政権は明らかに“選挙結果”への干渉をこれまでより弱め、そのすき間を突いて政府が最も警戒する宗教勢力、ムスリム同胞団が88議席(改選前15議席)へと大幅に議席を伸ばした。正式には「非合法組織」である同胞団は、各選挙区に「独立候補」を立て、政権側もその勢いを止めることはできなかったのだ。


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